JPH10187400A - ネットワークシステムおよびネットワークシステムのデータ処理方法およびコンピュータが読出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

ネットワークシステムおよびネットワークシステムのデータ処理方法およびコンピュータが読出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JPH10187400A
JPH10187400A JP8340838A JP34083896A JPH10187400A JP H10187400 A JPH10187400 A JP H10187400A JP 8340838 A JP8340838 A JP 8340838A JP 34083896 A JP34083896 A JP 34083896A JP H10187400 A JPH10187400 A JP H10187400A
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input
output device
computer
printer
network system
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Jiyunichi Shishizuka
順一 宍塚
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータと各入出力デバイスとの物理的
距離をユーザに視覚的に明示することである。 【解決手段】 ホストコンピュータ101,102の入
力手段から前記ホストコンピュータ101からの距離に
基づいて各プリンタ103〜106を選択するための優
先順位が設定されてRAM等に記憶され、該記憶された
優先順位に基づいてホストコンピュータ101,102
のCPUがホストコンピュータと各入出力デバイスとの
距離の程度を表示部に遠近表示させる構成を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して複数のコンピュータと複数の入出力デバイスとが
通信して、所定のデータ処理を行うネットワークシステ
ムおよびネットワークシステムのデータ処理方法および
コンピュータが読出し可能なプログラムを格納した記憶
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のネットワーク環境で複数のコンピ
ュータと複数の入出力デバイスとが通信可能なネットワ
ークシステムにおいては、ネットワークに接続された、
入出力デバイスとしての各装置(プリンタ,スキャナ
等)と、それを操作するためのコンピュータの物理的な
位置、また距離は考慮されていなかった。また、ネット
ワーク回線上の距離は、コンピュータから装置に対し
て、ブロードキャストのメッセージを発信して、その応
答時間により、そのコンピュータからの距離を推測して
いた。
【0003】さらに、コンピュータとプリンタに限る
と、ネットワークに多数のプリンタが接続された環境
で、コンピュータからデータをプリンタに送信し、文書
を出力する場合に、従来はユーザが特定のプリンタを明
示的に指定していた。その際、特定のプリンタを指定す
るのではなく、最も印刷速度の速いプリンタ、最もユー
ザから近いプリンタ、最も印刷品位の高いプリンタ等と
いうような、機能別にプリンタを指定する方法は行われ
ていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
例ではネットワーク回線上の近さと物理的な近さとは対
応していないため、以下のような問題点があった。
【0005】図11は、この種のネットワークシステム
を構成する各機器のレイアウトを説明する平面図であ
り、例えばオフィスのディスクにネットワークシステム
がレイアウトされた状態に対応する。
【0006】図において、201〜203はコンピュー
タで、所定のネットワークを介して接続されるネットワ
ークプリンタ204〜207から所望の出力情報を出力
させることが可能に構成されている。
【0007】図において、これらの装置、すなわち、コ
ンピュータ201〜203およびネットワークプリンタ
204〜207はネットワークに接続されているが、物
理的な接続は不明であるため、コンピュータ201にと
って、最も近いプリンタが最短距離のプリンタ205で
あるとは限らない。すなわち、回線上で最も近いプリン
タを検出する手段があり、ユーザがその手段を用いて、
最も近いプリンタを特定しても、所望のプリンタである
プリンタ205に出力されずに、プリンタ207に出力
されることも考えられる。
【0008】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第8の発明
の目的は、ホストコンピュータからの距離に基づく優先
順位に従って各入出力デバイスをコンピュータとの距離
感をイメージ可能に識別表示するとともに、該表示され
た各入出力デバイスの入れ替え指示に基づいて表示位置
を変更することにより、コンピュータと各入出力デバイ
スとの物理的距離をユーザに視覚的に明示することがで
きるとともに、コンピュータからの各入出力デバイス選
択環境を容易に変更できるユーザフレンドリーなネット
ワークシステムおよびネットワークシステムのデータ処
理方法およびコンピュータが読出し可能なプログラムを
格納した記憶媒体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体を介してコンピュータと複数の入出
力デバイスとが通信して、所定のデータ処理を行うネッ
トワークシステムにおいて、前記ホストコンピュータか
らの伝送距離に基づいて各入出力デバイスを選択するた
めの優先順位をそれぞれ設定する設定手段と、前記設定
手段により設定された前記優先順位を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された前記優先順位に基づいて
前記ホストコンピュータと各入出力デバイスとの距離の
程度を表示部に遠近表示させる制御手段とを有するもの
である。
【0010】本発明に係る第2の発明は、前記表示手段
に遠近表示された各入出力デバイスの優先順位の入れ替
えを指示する指示手段と、前記指示手段の入れ替え指示
に基づいて前記記憶手段に記憶された異なる複数の種別
毎に各入出力デバイスを選択するための前記優先順位を
更新登録する変更手段とを有するものである。
【0011】本発明に係る第3の発明は、前記制御手段
は、前記記憶手段に記憶された各入出力デバイスを選択
するための優先順位に基づいて前記ホストコンピュータ
に対して入出力デバイス別のアイコンで前記表示部に遠
近表示させるものである。
【0012】本発明に係る第4の発明は、前記変更手段
は前記指示手段による前記表示部に遠近表示されたアイ
コンの移動指示に基づいて前記記憶手段に記憶された各
入出力デバイスを選択するための優先順位を更新登録す
るものである。
【0013】本発明に係る第5の発明は、所定の通信媒
体を介してコンピュータと複数の入出力デバイスとが通
信して、所定のデータ処理を行うネットワークシステム
のデータ処理方法において、前記記憶手段に記憶された
前記優先順位に基づいて前記ホストコンピュータと各入
出力デバイスとの距離の程度を表示部に遠近表示させる
表示工程と、前記表示部に表示される各入出力デバイス
の入れ替えを指示する指示工程と、該指示に基づいて各
入出力デバイスを選択するための優先順位を更新する更
新工程とを有するものである。
【0014】本発明に係る第6の発明は、前記指示工程
は、前記表示部に表示される各入出力デバイスを選択す
るための前記優先順位の入れ替えを各入出力デバイス別
のアイコンの移動により指示するものである。
【0015】本発明に係る第7の発明は、所定の通信媒
体を介してコンピュータと複数の入出力デバイスとが通
信して、所定のデータ処理を行うネットワークシステム
を制御するコンピュータが読出し可能なプログラムを格
納した記憶媒体であって、前記記憶手段に記憶された前
記優先順位に基づいて前記ホストコンピュータと各入出
力デバイスとの距離の程度を表示部に遠近表示させる表
示工程と、前記表示部に表示される各入出力デバイスの
入れ替えを指示する指示工程と、該指示に基づいて各入
出力デバイスを選択するための優先順位を更新する更新
工程とを含む、コンピュータが読み出し可能なプログラ
ムを記憶媒体に格納したものである。
【0016】本発明に係る第8の発明は、前記指示工程
は、前記表示部に表示される各入出力デバイスを選択す
るための前記優先順位の入れ替えを各入出力デバイス別
のアイコンの移動により指示するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実施形態を示す
ネットワークシステムを適用可能な印刷システムの構成
を説明する図であり、所定のネットワークを介して複数
のコンピュータと複数のプリンタとから構成されている
場合に対応する。
【0018】図において、101,102は所定のOS
に基づきデータ処理を行うコンピュータで、それぞれ表
示装置,入力装置,外部記憶装置等を備えている。
【0019】103〜106はプリンタで、プリンタ1
03はコンピュータ102に接続され、プリンタ104
〜106はネットワーク107を介してコンピュータ1
01,102に接続される。
【0020】図2は、本発明に係るネットワークシステ
ムの制御構成を説明するブロック図であり、図1と同一
のものには同一の符号を付してある。なお、本発明の機
能が実行されるのであれば、単体の機器であっても、複
数の機器からなるシステムであっても、LAN等のネッ
トワークを介して処理が行われるシステムであっても本
発明を適用できることは言うまでもない。
【0021】図において、3000はホストコンピュー
タで、ROM3のプログラム用ROMに記憶された文書
処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,表
(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するC
PU1を備え、システムバス4に接続される各デバイス
をCPU1が総括的に制御する。
【0022】また、このROM3のプログラム用ROM
(プログラムROM)には、後述する図6〜図8に示す
フローチャートの手順に対応するCPU1が実行する制
御プログラム等を記憶し、ROM3のフォント用ROM
(フォントROM)には上記文書処理の際に使用するフ
ォントデータ等を記憶し、ROM3のデータ用ROM
(データROM)は上記文書処理等を行う際に使用する
各種データ(例えば、印刷情報初期値,エラーメッセー
ジ等)を記憶している。
【0023】2はRAMで、拡張可能なDRAMで構成
され、CPU1の主メモリ,ワークエリア等として機能
する。5はキーボードコントローラ(KBC)で、キー
ボード9(KB)や図示しないポインティングデバイス
からのキー入力を制御する。6はCRTコントローラ
(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)10の
表示を制御する。7はメモリコントローラ(MC)で、
ブートプログラム,種々のアプリケーション,フォント
データ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶するハ
ードディスク(HD),フロッピーディスク(FD)等
の外部メモリ11とのアクセスを制御する。
【0024】8はプリンタコントローラ(PRTC)
で、所定の双方向性インタフェース(インタフェース)
21を介してプリンタ1000に接続されて、プリンタ
1000との通信制御処理を実行する。なお、CPU1
は、例えばRAM2上に設定された表示情報RAMへの
アウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実
行し、CRT10上でのWYSISWYGを可能として
いる。また、CPU1は、CRT10上の図示しないマ
ウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録さ
れた種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行
する。
【0025】プリンタ1000において、12はプリン
タCPU(CPU)で、ROM13のプログラム用RO
M(プログラムROM)に記憶された制御プログラム等
或は外部メモリ14に記憶された制御プログラム等に基
づいてシステムバス15に接続された各種のデバイスと
のアクセスを総括的に制御し、印刷部インタフェース1
6を介して接続される印刷部(プリンタエンジン)17
に出力情報としての画像信号を出力する。また、このR
OMのプログラム用ROMには、後述する図6〜図8に
示すフローチャートの手順に従ってCPU12が実行す
る制御プログラム等を記憶している。さらに、ROM1
3のフォント用ROM(フォントROM)には上記出力
情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記憶
し、ROM13のデータ用ROM(データROM)には
ハードディスク等の外部メモリ14が無いプリンタの場
合には、ホストコンピュータ3000上で利用される情
報等を記憶している。
【0026】CPU12は入力部18を介してホストコ
ンピュータ3000と通信処理が可能となっており、プ
リンタ1000内の情報等をホストコンピュータ300
0に通知可能に構成されている。19はRAMで、CP
U12の主メモリ,ワークエリア等として機能し、図示
しない増設ポートに接続されるオプションRAMにより
メモリ容量を拡張することができるように構成されてい
る。なお、RAM19は、出力情報展開領域,環境デー
タ格納領域,NVRAM等に用いられる。前述したハー
ドディスク(HD),ICカード等の外部メモリ14
は、メモリコントローラ(MC)20によりアクセスが
制御される。外部メモリ14は、オプションとして接続
され、フォントデータ,エミュレーションプログラム,
フォームデータ等を記憶する。
【0027】また、前述した外部メモリは1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションカード,言語系の異なるプリンタ制御言語を解
釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続でき
るように構成されていてもよい。さらに、図示しないN
VRAMを有し、操作パネル(操作部)1012からの
プリンタモード設定情報を記憶するようにしてもよい。
【0028】以下、本実施形態と第1〜第4の発明の各
手段との対応及びその作用について図1等を参照して説
明する。
【0029】第1の発明は、所定の通信媒体(ネットワ
ーク107)を介してコンピュータと複数の入出力デバ
イス(本実施形態ではプリンタ103〜106)とが通
信して、所定のデータ処理を行うネットワークシステム
において、前記ホストコンピュータからの伝送距離に基
づいて各入出力デバイスを選択するための優先順位をそ
れぞれ設定する設定手段(ホストコンピュータ101,
102の各入力手段)と、前記設定手段により設定され
た前記優先順位を記憶する記憶手段(ホストコンピュー
タ101,102の各メモリ資源(RAM等))と、前
記記憶手段に記憶された前記優先順位に基づいて前記ホ
ストコンピュータと各入出力デバイスとの距離の程度を
表示部に遠近表示させる制御手段(ホストコンピュータ
101,102の各メモリ資源(ROM等)に記憶され
た制御プログラムを実行して表示制御する)とを有し、
ホストコンピュータ101,102の入力手段から前記
ホストコンピュータ101からの伝送距離に基づいて各
プリンタ103〜106を選択するための優先順位が設
定されてRAM等に記憶され、該記憶された優先順位に
基づいてホストコンピュータ101,102のCPUが
ホストコンピュータと各入出力デバイスとの距離の程度
を表示部に遠近表示させるので、所定の通信媒体を介し
て接続されている各入出力デバイスとコンピュータとの
物理的な距離を容易に把握できるようにユーザに明示す
ることができる。
【0030】第2の発明は、前記表示手段に遠近表示さ
れた各入出力デバイスの優先順位の入れ替えを指示する
指示手段(ホストコンピュータ101,102の各入力
手段)と、前記指示手段の入れ替え指示に基づいて前記
記憶手段に記憶された異なる複数の種別毎に各入出力デ
バイスを選択するための前記優先順位を更新登録する変
更手段(ホストコンピュータ101,102の各メモリ
資源(ROM等)に記憶された制御プログラムを実行し
て変更する)とを有し、指示手段により前記表示手段に
遠近表示された各入出力デバイスの優先順位の入れ替え
が指示されると、該入れ替え指示に基づいて変更手段が
前記記憶手段に記憶された異なる複数の種別毎に各入出
力デバイスを選択するための前記優先順位を更新登録す
るので、一度設定した各入出力デバイスの配置を変更し
た場合にも、簡単な操作で所定の通信媒体を介して接続
されている各入出力デバイスとコンピュータとの物理的
な距離関係を容易に変更することができる。
【0031】第3の発明は、ホストコンピュータ10
1,102のCPUは、前記記憶手段に記憶された各入
出力デバイスを選択するための優先順位に基づいて前記
ホストコンピュータに対して入出力デバイス別のアイコ
ンで前記表示部に遠近表示させるもので、所定の通信媒
体を介して接続されている各入出力デバイスとコンピュ
ータとの物理的な距離をより視覚的に把握できるように
ユーザに明示することができる。
【0032】第4の発明は、ホストコンピュータ10
1,102のCPUはポインティングデバイスによる前
記表示部に遠近表示されたアイコンの移動指示に基づい
てRAMに記憶された各入出力デバイスを選択するため
の優先順位(図4参照)を更新登録するので、所定の通
信媒体を介して接続されている各入出力デバイスとコン
ピュータとの物理的な距離をより視覚的に把握しながら
誤りなく変更指示できる。
【0033】図3は、図1に示したコンピュータ101
の表示装置に表示されるプリンタ設定画面の一例を示す
図であり、コンピュータ101からネットワークまたは
コンピュータに接続されたプリンタに文書を出力する際
に用いられるプリンタ設定画面に対応する。
【0034】特に、図3に示すようなプリンタ設定画面
は、コンピュータ101で動作している、ワードプロセ
ッサ・プログラム等のアプリケーション・プログラムか
ら印刷機能を指定したときに、コンピュータ101のデ
ィスプレイに表示される。
【0035】図において、301は表示設定画面を表
し、302はプリンタを、どの優先順位で選択するかを
指定するメニューである。このメニューには、4つのボ
タンがあり、ユーザがマウス等のポインティングデバイ
スにより、4つのボタン(品位,速度,物理的距離,条
件無しに対応するボタン)の中から指定することが可能
である。
【0036】4つのボタンのうちの、308は品位(Q
uality)優先とするボタンであり、このボタンを
指定すると、プリンタの中から最も印刷品位の高いもの
を自動的に選択する。ここで、印刷品位が高いとは、例
えば、印刷解像度が高い等のある物理的尺度で規定でき
るものとする。自動的に選択する手段は、あらかじめユ
ーザが、このプリンタ設定画面301に印刷品位が高い
プリンタを登録しておく方法か、このプリンタ設定画面
プログラムが、出力可能なプリンタに印刷品位に関する
能力を問い合わせて、その返答により判断する方法が考
えられる。
【0037】また、スピードの速いプリンタを自動的に
選択するボタンは、速度(Speed)優先とするボタ
ン309であり、このボタンを指定すると、プリンタの
中から最も印刷速度の高いものを自動的に選択する。自
動的に選択する手段は、あらかじめユーザが、このプリ
ンタ設定画面301に印刷速度が高いプリンタを登録し
ておく方法か、このプリンタ設定画面プログラムが、出
力可能なプリンタに印刷速度に関する能力を問い合わせ
て、その返答により判断する方法が考えられる。
【0038】さらに、物理的距離、すなわち、データ伝
送距離でプリンタを自動的に選択するボタンは、距離
(Distance)優先とするボタン310であり、
このボタンを指定すると、ユーザがあらかじめ指定して
ある最も近いプリンタに出力することができる。なお、
311は条件指定なし(None)ボタンであり、プリ
ンタを機能,特性,設置場所により選択せずに、プリン
タ名で所望のプリンタを指定する場所に用いられる。
【0039】303は紙サイズを指定するメニューであ
り、現在指定されている紙サイズを表示する表示部31
2およびプルダウンメニューを表示するためのボタン3
13を備えており、このボタン313により各種紙サイ
ズを指定することが可能になる。
【0040】304は紙の出力方向を指定するメニュー
で、ポートレート(Portrait)形式、すなわ
ち、縦長を指定するためのボタン314と、ランドスケ
ープ(Landscape)形式、すなわち、横長を指
定するためのボタン315を備えており、現在ランドス
ケープが選択指示された場合に対応する。
【0041】305はプリンタの物理的な距離をユーザ
が指定するためのメニューである。該メニュー305に
おいて、316は図1に示したコンピュータ101を表
すアイコンである。プリンタのアイコンはそれぞれ、プ
リンタアイコン317がプリンタ103、プリンタアイ
コン318がプリンタ104、プリンタアイコン319
がプリンタ105、プリンタアイコン320がプリンタ
106にそれぞれ対応している。
【0042】このメニュー305では、プリンタアイコ
ン317がコンピュータアイコン316の隣に配置され
ており、これはコンピュータ101とプリンタ103が
最も距離が近いことを表している。
【0043】ユーザがメニュー302で、ボタン310
を指定し、OKボタン307を押下すると、ユーザの出
力する文書はプリンタ103に出力される。306は取
消し(Cancel)ボタンであり、ユーザが設定画面
301で行った設定を取り消すときに使用するものであ
る。
【0044】図4は、図1に示したコンピュータ101
のメモリ資源に記憶されるプリンタ選択優先度テーブル
の一例を示す図である。なお、他のコンピュータについ
ても同様のプリンタ選択優先度テーブルを記憶するもの
とする。
【0045】図において、401はプリンタ優先度テー
ブルで、コンピュータ101内部のメモリ資源に保持さ
れる。このテーブルに従い、プリンタ103〜106の
いずれのプリンタに出力すべきかを決定制御する。40
2はプリンタ名で、選択可能なプリンタ名が登録され
る。403は距離パラメータで、ホストコンピュータ1
01と物理的距離が近い順に「1」〜「4」の値が設定
される。すなわち、「1」が最も距離が近いものを表
し、数が大きくなるにつれて距離が遠ざかるものとす
る。404は速度パラメータで、印刷スピードが速い順
に「1」〜「4」の値が設定される。405は品位パラ
メータで、印刷品位が高い順に「1」〜「4」の値が設
定される。
【0046】なお、一度設定されたテーブルは、使用環
境に伴ってホストコンピュータやプリンタの配置の変更
に柔軟に対処するため、後述する画面に表示されるプリ
ンタアイコンを移動指示に基づいてパラメータを自動変
更(優先順位の変更)可能に構成されている。
【0047】図5は、図1に示したコンピュータ101
の表示装置に表示されるプリンタ設定変更画面の一例を
示す図であり、コンピュータ101からネットワークま
たはコンピュータに接続されたプリンタに文書を出力す
る際に用いられるプリンタ設定変更画面に対応する。こ
の際、ユーザは図示しないマウス等のポインティング・
デバイスを使って、プリンタアイコン504をプリンタ
アイコン503の位置までドラッグ&ドロップする操作
を行うものとする。
【0048】図において、501はマウスの動作に伴っ
て動くカーソルで、502はドラッグ中のプリンタアイ
コンを示している。
【0049】以下、図6,図7のフローチャートを使っ
てプリンタ設定変更処理動作について説明する。
【0050】図6,図7は、本発明に係るデータ処理シ
ステムの第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャ
ートであり、ホストコンピュータ101のメモリに登録
されたプリンタ選択優先度テーブルの変更処理手順に対
応する。なお、(1)〜(11)は各ステップを示す。
【0051】プリンタの設置距離に関する優先順位を変
更する処理を開始すると、ステップ(1)でプリンタ設
定画面301を表示する前に現在の設定パラメータを待
避させておく、これは、ユーザが取消しボタン306を
押下したときに、設定したパラメータを破棄し、以前の
設定に戻すために行う。
【0052】次に、ステップ(2)で、プリンタアイコ
ンをコンピュータ101から近い順番で表示するため
に、図4に示したプリンタ優先度テーブル401の距離
パラメータ403を参照して、該参照結果に基づいてプ
リンタ設定画面301を表示する。そして、プリンタ設
定プログラムは、画面の表示が終わると、ユーザによる
イベントが発生するのを待つためにステップ(3)に進
み、イベントが発生するまで、ステップ(3)を繰り返
す。
【0053】そして、例えば「マウスが動かされる」、
「ボタンが押される」、「アイコンのドラッグ&ドロッ
プが発生する」等のイベントが発生すると、ステップ
(4)に進み、イベントの種別がプリンタアイコンのド
ラッグ&ドロップであるかどうかを判定して、プリンタ
アイコンのドラッグ&ドロップであると判定した場合に
はステップ(5)に進む。ドラッグされたプリンタアイ
コンの種類とそのアイコンが離された(ドロップされ
た)位置から、アイコンの並び替えを行う。
【0054】これにより、図5に示す例に従えば、プリ
ンタアイコン504とプリンタアイコン503が並べ替
えられる。これにより、プリンタ104がプリンタ10
3よりもホストコンピュータ101に近く位置するよう
に変更されることを意味する。
【0055】次に、ステップ(6)で、距離パラメータ
403のプリンタ103,104とのパラメータの値を
「1」は「2」に、「2」は「1」に変更して更新し、
ステップ(3)へ戻り、イベント発生待ちとなる。
【0056】一方、ステップ(4)で、アイコンのドラ
ッグ&ドロップが発生する以外のイベントが発生したと
判定した場合には、該イベントの種別が出力用紙サイズ
等の設定処理であるかどうかを判定して(7)、YES
ならば当該設定処理を実行して(8)、ステップ(3)
へ戻る。
【0057】一方、ステップ(7)でNOならば、ユー
ザが取消しボタン306を押下しているかどうかを判定
して(9)、YESの場合、すなわち、設定を取り消す
場合には、ステップ(10)で、設定した情報を破棄
し、この設定プログラムが起動される前の状態に戻す処
理を行い、設定処理を終了する。これにより、プリンタ
優先度テーブル401も以前の設定に戻される。
【0058】一方、ステップ(9)でNOと判定された
場合には、ステップ(11)でユーザがOKボタン30
7を押下しているかどうかを判定して、NOの場合はス
テップ(3)へ戻り、YESの場合には、設定処理を終
了する。
【0059】以下、本実施形態と第5〜第8の発明の各
工程との対応及びその作用について図6,図7等に基づ
いて説明する。
【0060】第5の発明は、所定の通信媒体(ネットワ
ーク)を介してコンピュータと複数の入出力デバイス
(本実施形態ではプリンタ103〜106)とが通信し
て、所定のデータ処理を行うネットワークシステムのデ
ータ処理方法において、前記記憶手段(コンピュータ1
01,102の各メモリ資源)に記憶された前記優先順
位に基づいて前記ホストコンピュータと各入出力デバイ
スとの距離の程度を表示部に遠近表示させる表示工程
(図6のステップ(2))と、前記表示部に表示される
各入出力デバイスの入れ替えを指示する指示工程(図6
のステップ(4))と、該指示に基づいて各入出力デバ
イスを選択するための優先順位を更新する更新工程(図
6のステップ(5),(6))とを図1に示した各ホス
トコンピュータ101,102のCPUが図示しないR
OM等の記憶された制御プログラムを実行して、所定の
通信媒体を介して接続されている各入出力デバイスとコ
ンピュータとの物理的な距離を容易に把握できるように
ユーザに明示することができる。
【0061】第6の発明は、前記指示工程(図6のステ
ップ(4))は、前記表示部に表示される各入出力デバ
イスを選択するための前記優先順位の入れ替えを各入出
力デバイス別のアイコンの移動により指示して、一度設
定した各入出力デバイスの配置を変更した場合にも、簡
単な操作で所定の通信媒体を介して接続されている各入
出力デバイスとコンピュータとの物理的な距離関係を容
易に変更することができる。
【0062】第7の発明は、所定の通信媒体を介してコ
ンピュータと複数の入出力デバイスとが通信して、所定
のデータ処理を行うネットワークシステムを制御するコ
ンピュータが読出し可能なプログラムを格納した記憶媒
体であって、前記記憶手段(コンピュータ101,10
2の各メモリ資源)に記憶された前記優先順位に基づい
て前記ホストコンピュータと各入出力デバイスとの距離
の程度を表示部に遠近表示させる表示工程(図6のステ
ップ(2))と、前記表示部に表示される各入出力デバ
イスの入れ替えを指示する指示工程(図6のステップ
(4))と、該指示に基づいて各入出力デバイスを選択
するための優先順位を更新する更新工程(図6のステッ
プ(5),(6))とを含む、コンピュータが読み出し
可能なプログラムを記憶媒体に格納したものである。す
なわち、後述する外部記憶媒体または内部の記憶資源に
図6,図7に示す工程に対応するプログラムコードを記
憶させ、該プログラムコードを記憶した記憶媒体からコ
ンピュータ101,102のCPU1が読み出して実行
する形態も本発明の実施形態に含まれるものである。
【0063】第8の発明は、前記指示工程は、前記表示
部に表示される各入出力デバイスを選択するための前記
優先順位の入れ替えを各入出力デバイス別のアイコンの
移動により指示する。すなわち、後述する外部記憶媒体
または内部の記憶資源に図6,図7に示す工程に対応す
るプログラムコードを記憶させ、該プログラムコードを
記憶した記憶媒体からコンピュータ101,102が読
み出して実行する形態も本発明の実施形態に含まれるも
のである。
【0064】次に、図8に示すフローチャートを参照し
て、本発明に係るデータ処理システムの印刷処理手順に
ついて説明する。
【0065】図8は、本発明に係るデータ処理システム
の第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
あり、印刷処理手順に対応する。なお、(1)〜(9)
は各ステップを示す。
【0066】ユーザが印刷の処理を何等かの形で起動す
ると、該印刷処理が開始され、ステップ(1)で、印刷
品位の高いプリンタか、印刷速度の速いプリンタか、そ
れともコンピュータから最も近いプリンタから出力する
のかを示すプリンタ優先度変数であるところのパラメー
タPの値がD(距離優先)を指示しているかどうかを判
定する。なお、メニュー302において、品位ボタン3
08が選択されると、P=Qになり、同様に速度ボタン
309が選択されると、P=S、距離ボタン310のと
きは、P=D、Noneボタン311のときはP=Nに
なる。
【0067】ステップ(2)で、P=Dと判定された場
合には、プリンタ優先度テーブル401を参照し、パラ
メータ403の値が「1」のプリンタを選択する。これ
により、図4の場合には、そのプリンタの名前は「Pr
inter1」になる。つまり、コンピュータ101か
ら最も近いプリンタはプリンタ103であると判断され
ることになる。
【0068】次に、ステップ(8)へ進み、ステップ
(3)で選択されたプリンタ(この場合Printer
1)のプリンタドライバをロードする。そして、ステッ
プ(9)で、ロードしたプリンタドライバに対して、プ
リントデータを出力する。そして、処理を終了する。
【0069】一方、ステップ(2)で、NOと判定され
た場合にはステップ(4)で、P=Sかどうか、すなわ
ち、速度優先かどうかを判定して、YESならばテーブ
ル401のパラメータ404の値が「1」のプリンタを
出力プリンタに選択して(5)、ステップ(8)へ進
む。これにより、図4の例では、最も印刷速度の速いプ
リンタはプリンタ104であると判断されることにな
り、選択されたプリンタ(この場合Printer2)
のプリンタドライバをロードする。
【0070】一方、ステップ(4)で、NOと判定され
た場合には、ステップ(6)で、P=Qかどうか、すな
わち、品位優先かどうかを判定して、YESならばテー
ブル401のパラメータ405の値が「1」のプリンタ
を出力プリンタに選択して(7)、ステップ(8)へ進
む。これにより、図4の例では、最も高品位のプリンタ
はプリンタ106であると判断されることになり、選択
されたプリンタ(この場合Printer4)のプリン
タドライバをロードする。
【0071】なお、もし、P=Nの場合には、ユーザが
プリンタを明示的に指定したプリンタに出力することに
なる。
【0072】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
メニュー302で指示されている優先項目に従って優先
順位の高いプリンタアイコンを表示してユーザに明示す
る場合について説明したが、異なる方法で優先度を指定
可能とする、すなわち、品位ボタン,距離ボタン,速度
ボタン等をプリンタ設定メニュー画面に表示し、該品位
ボタン,距離ボタン,速度ボタンに応じてそれぞれの優
先順位に応じたプリンタ名を上位からリスト表示してユ
ーザに明示するように構成してもよい。以下、その実施
形態について説明する。
【0073】図9は、本発明の第2実施形態を示すデー
タ処理システムのプリンタ設定画面の一例を示す図であ
り、(a)はメイン画面を示し、(b),(c)はプリ
ンタ優先順位を変更する際の画面に対応する。なお、メ
ニューは第1実施形態と同じ部分もあるので、その差分
のみを説明する。
【0074】図9において、801はプリンタ設定画面
を表す。802は現在選択されているメニューを示す。
803は品位(Quality)ボタンを示し、ユーザ
が明示的にプリンタの印刷品位の順序付けを行い、印刷
品位の高いプリンタを指定する画面を表示するためのも
のである。804は距離ボタン、805は速度ボタンで
あり、プリンタの性質をユーザが指定するためのボタン
として機能する。
【0075】Distanceボタン804を押下する
と、設定画面806がコンピュータ101の表示装置の
画面に表示される。807はコンピュータ101とプリ
ンタの距離を表すメニューであり、プリンタ名「Pri
nter1」が最も近く、プリンタ名「Printer
4」が最も遠いことを示している。また、808,80
9はメニュー807のプリンタの順序を変えるためのボ
タンである。810は設定を取り消すための取消し(C
ancel)ボタン、811はこのメニューを終了し、
設定を変更するためのOKボタンである。
【0076】ここで、コンピュータ101から、最も近
いプリンタをプリンタ名「Printer1」からプリ
ンタ名「Printer2」に変更する方法を説明す
る。
【0077】まず、ユーザがキーボード、またはマウス
等の操作手段を用いて、メニュー807の中から、プリ
ンタ名「Printer2」を選択する。そして、ボタ
ン808を押下すると、812のようにメニュー807
のプリンタの順序が変わる。また、ボタン809によっ
ても、順序を変更させることができる。この例による
と、最も近いプリンタがプリンタ名「Printer
1」からプリンタ名「Printer2」に変わったこ
とになる。
【0078】本発明はネットワークに接続される機器な
らすべて適用することができ、上記プリンタ装置に限定
されるものではなく、スキャナ装置,外部記憶装置,ビ
デオユニット,電子カメラ等の種々の装置に適用するこ
とができる。
【0079】以下、図10に示すメモリマップを参照し
て本発明に係るデータ処理システムで読み出し可能なデ
ータ処理プログラムの構成について説明する。
【0080】図10は、本発明に係るデータ処理システ
ムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納す
る記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0081】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0082】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0083】本実施形態における図6〜図8に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0084】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0085】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0086】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0087】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0088】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、設定手段により設定された前記優先順
位を記憶手段に記憶し、該記憶された前記優先順位に基
づいて制御手段が前記ホストコンピュータと各入出力デ
バイスとの距離の程度を表示部に遠近表示させるので、
所定の通信媒体を介して接続されている各入出力デバイ
スとコンピュータとの物理的な距離を容易に把握できる
ようにユーザに明示することができる。
【0090】第2の発明によれば、指示手段により前記
表示手段に遠近表示された各入出力デバイスの優先順位
の入れ替えが指示されると、該入れ替え指示に基づいて
変更手段が前記記憶手段に記憶された異なる複数の種別
毎に各入出力デバイスを選択するための前記優先順位を
更新登録するので、一度設定した各入出力デバイスの配
置を変更した場合にも、簡単な操作で所定の通信媒体を
介して接続されている各入出力デバイスとコンピュータ
との物理的な距離関係を容易に変更することができる。
【0091】第3の発明によれば、前記制御手段は、前
記記憶手段に記憶された各入出力デバイスを選択するた
めの優先順位に基づいて前記ホストコンピュータに対し
て入出力デバイス別のアイコンで前記表示部に遠近表示
させるので、所定の通信媒体を介して接続されている各
入出力デバイスとコンピュータとの物理的な距離をより
視覚的に把握できるようにユーザに明示することができ
る。
【0092】第4の発明によれば、前記変更手段は前記
指示手段による前記表示部に遠近表示されたアイコンの
移動指示に基づいて前記記憶手段に記憶された各入出力
デバイスを選択するための優先順位を更新登録するの
で、所定の通信媒体を介して接続されている各入出力デ
バイスとコンピュータとの物理的な距離をより視覚的に
把握しながら誤りなく変更指示できる。
【0093】第5,第7のの発明によれば、前記記憶手
段に記憶された前記優先順位に基づいて前記ホストコン
ピュータと各入出力デバイスとの距離の程度を表示部に
遠近表示させ、前記表示部に表示される各入出力デバイ
スの入れ替えを指示し、該指示に基づいて各入出力デバ
イスを選択するための優先順位を更新するので、所定の
通信媒体を介して接続されている各入出力デバイスとコ
ンピュータとの物理的な距離を容易に把握できるように
ユーザに明示することができる。
【0094】第6,第8の発明によれば、前記指示工程
は、前記表示部に表示される各入出力デバイスを選択す
るための前記優先順位の入れ替えを各入出力デバイス別
のアイコンの移動により指示するので、一度設定した各
入出力デバイスの配置を変更した場合にも、簡単な操作
で所定の通信媒体を介して接続されている各入出力デバ
イスとコンピュータとの物理的な距離関係を容易に変更
することができる。
【0095】従って、コンピュータと各入出力デバイス
との物理的距離をユーザに視覚的に明示することができ
るとともに、コンピュータからの各入出力デバイス選択
環境を容易に変更できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すネットワークシス
テムを適用可能な印刷システムの構成を説明する図であ
る。
【図2】本発明に係るネットワークシステムの制御構成
を説明するブロック図である。
【図3】図1に示したコンピュータの表示装置に表示さ
れるプリンタ設定画面の一例を示す図である。
【図4】図1に示したコンピュータのメモリ資源に記憶
されるプリンタ選択優先度テーブルの一例を示す図であ
る。
【図5】図1に示したコンピュータの表示装置に表示さ
れるプリンタ設定変更画面の一例を示す図である。
【図6】本発明に係るデータ処理システムの第1のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係るデータ処理システムの第1のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係るデータ処理システムの第2のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2実施形態を示すデータ処理システ
ムのプリンタ設定画面の一例を示す図である。
【図10】本発明に係るデータ処理システムで読み出し
可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体の
メモリマップを説明する図である。
【図11】この種のネットワークシステムを構成する各
機器のレイアウトを説明する平面図である。
【符号の説明】 101 コンピュータ 102 コンピュータ 103 プリンタ 104 プリンタ 105 プリンタ 106 プリンタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介してコンピュータと
    複数の入出力デバイスとが通信して、所定のデータ処理
    を行うネットワークシステムにおいて、 前記ホストコンピュータからの伝送距離に基づいて各入
    出力デバイスを選択するための優先順位をそれぞれ設定
    する設定手段と、 前記設定手段により設定された前記優先順位を記憶する
    記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記優先順位に基づいて前記
    ホストコンピュータと各入出力デバイスとの距離の程度
    を表示部に遠近表示させる制御手段と、を有することを
    特徴とするネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記表示手段に遠近表示された各入出力
    デバイスの優先順位の入れ替えを指示する指示手段と、 前記指示手段の入れ替え指示に基づいて前記記憶手段に
    記憶された異なる複数の種別毎に各入出力デバイスを選
    択するための前記優先順位を更新登録する変更手段とを
    有することを特徴とする請求項1記載のネットワークシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶さ
    れた各入出力デバイスを選択するための優先順位に基づ
    いて前記ホストコンピュータに対して入出力デバイス別
    のアイコンで前記表示部に遠近表示させることを特徴と
    する請求項1記載のネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 前記変更手段は前記指示手段による前記
    表示部に遠近表示されたアイコンの移動指示に基づいて
    前記記憶手段に記憶された各入出力デバイスを選択する
    ための優先順位を更新登録することを特徴とする請求項
    1記載のネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 所定の通信媒体を介してコンピュータと
    複数の入出力デバイスとが通信して、所定のデータ処理
    を行うネットワークシステムのデータ処理方法におい
    て、 前記記憶手段に記憶された前記優先順位に基づいて前記
    ホストコンピュータと各入出力デバイスとの距離の程度
    を表示部に遠近表示させる表示工程と、 前記表示部に表示される各入出力デバイスの入れ替えを
    指示する指示工程と、 該指示に基づいて各入出力デバイスを選択するための優
    先順位を更新する更新工程とを有することを特徴とする
    ネットワークシステムのデータ処理方法。
  6. 【請求項6】 前記指示工程は、前記表示部に表示され
    る各入出力デバイスを選択するための前記優先順位の入
    れ替えを各入出力デバイス別のアイコンの移動により指
    示することを特徴とする請求項5記載のネットワークシ
    ステムのデータ処理方法。
  7. 【請求項7】 所定の通信媒体を介してコンピュータと
    複数の入出力デバイスとが通信して、所定のデータ処理
    を行うネットワークシステムを制御するコンピュータが
    読出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 前記記憶手段に記憶された前記優先順位に基づいて前記
    ホストコンピュータと各入出力デバイスとの距離の程度
    を表示部に遠近表示させる表示工程と、 前記表示部に表示される各入出力デバイスの入れ替えを
    指示する指示工程と、 該指示に基づいて各入出力デバイスを選択するための優
    先順位を更新する更新工程と、を含む、コンピュータが
    読み出し可能なプログラムを格納したことを特徴とする
    記憶媒体。
  8. 【請求項8】 前記指示工程は、前記表示部に表示され
    る各入出力デバイスを選択するための前記優先順位の入
    れ替えを各入出力デバイス別のアイコンの移動により指
    示することを特徴とする請求項7記載のコンピュータが
    読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
JP8340838A 1996-12-20 1996-12-20 ネットワークシステムおよびネットワークシステムのデータ処理方法およびコンピュータが読出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 Pending JPH10187400A (ja)

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