JPH10187339A - キーボード機能付スライドパッド - Google Patents
キーボード機能付スライドパッドInfo
- Publication number
- JPH10187339A JPH10187339A JP34548896A JP34548896A JPH10187339A JP H10187339 A JPH10187339 A JP H10187339A JP 34548896 A JP34548896 A JP 34548896A JP 34548896 A JP34548896 A JP 34548896A JP H10187339 A JPH10187339 A JP H10187339A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide pad
- contact
- cursor
- movement amount
- key input
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】文字・数字・記号等のキー入力機能とカーソル
移動機能を１つの入力装置上で実現する。 【解決手段】スライドパッドに指が触れたとき、その接
触時間Ｔを検出。接触時間Ｔとしきい値ｔを比較し、Ｔ
＞ｔ（連続的に接触）ならばその移動量・方向を検出
し、カーソルを移動させる。また、Ｔ＜＝ｔ（瞬間的に
接触）ならばその位置を検出し、その位置にセットされ
た文字・数字・記号等を入力する。
移動機能を１つの入力装置上で実現する。 【解決手段】スライドパッドに指が触れたとき、その接
触時間Ｔを検出。接触時間Ｔとしきい値ｔを比較し、Ｔ
＞ｔ（連続的に接触）ならばその移動量・方向を検出
し、カーソルを移動させる。また、Ｔ＜＝ｔ（瞬間的に
接触）ならばその位置を検出し、その位置にセットされ
た文字・数字・記号等を入力する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーボード機能付
スライドパッドに関し、特にコンピュータ装置のキーボ
ード機能付スライドパッドに関する。
スライドパッドに関し、特にコンピュータ装置のキーボ
ード機能付スライドパッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンピュータ装置の入力装置に
は、文字を入力する装置とカーソルを移動させる装置は
独立した構成、あるいは文字を入力する機能とカーソル
を移動させる機能を切り換える操作を必要とした。
は、文字を入力する装置とカーソルを移動させる装置は
独立した構成、あるいは文字を入力する機能とカーソル
を移動させる機能を切り換える操作を必要とした。
【０００３】たとえば、特開平８−６５５３９公報は、
機能を切り換えるための接触位置にまで移動する操作を
要する技術を記載している。
機能を切り換えるための接触位置にまで移動する操作を
要する技術を記載している。
【０００４】また、特開昭６２−７８６２１公報は、機
能を切り換えるモード切換キーを設けた技術を記載して
いる。
能を切り換えるモード切換キーを設けた技術を記載して
いる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術では、
文字入力装置とカーソルを移動させる装置が独立した構
成となっている。このため、文字入力をする時とカーソ
ル移動をする時で、それぞれ別の入力装置を操作しなけ
ればならないことになる。文字入力をした後カーソルを
移動させるには、文字を入力する装置からカーソルを移
動させる装置へ手，指を移動させなければならない。
文字入力装置とカーソルを移動させる装置が独立した構
成となっている。このため、文字入力をする時とカーソ
ル移動をする時で、それぞれ別の入力装置を操作しなけ
ればならないことになる。文字入力をした後カーソルを
移動させるには、文字を入力する装置からカーソルを移
動させる装置へ手，指を移動させなければならない。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のキーボード機能
付スライドパッドでは、１つスライドパッド上でキー入
力機能とカーソル移動機能を実現している。具体的に
は、指とスライドパッドの接触時間Ｔを検出し、その長
さをしきい値ｔと比較し、キー入力かカーソル移動か判
別している。
付スライドパッドでは、１つスライドパッド上でキー入
力機能とカーソル移動機能を実現している。具体的に
は、指とスライドパッドの接触時間Ｔを検出し、その長
さをしきい値ｔと比較し、キー入力かカーソル移動か判
別している。
【０００７】この発明では、キー入力とカーソル移動を
１つの入力装置上で操作することができる。このため、
キー入力とカーソル移動を別の入力装置で操作する必要
がない。さらに、複数の入力装置を必要としないので、
入力装置が小型化できる。
１つの入力装置上で操作することができる。このため、
キー入力とカーソル移動を別の入力装置で操作する必要
がない。さらに、複数の入力装置を必要としないので、
入力装置が小型化できる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて詳細に説明する。
を用いて詳細に説明する。
【０００９】本発明の原理について、図３により概略を
説明する。
説明する。
【００１０】まず、スライドパッドに指が触れる。この
とき、スライドパッドと指の接触時間Ｔを検出する。こ
の接触時間Ｔとあるしきい値ｔを比較し、Ｔ＞ｔならば
指の移動方向，量を検出し、カーソルを移動させる。そ
うでない場合には、その指の位置を検出し、その位置に
セットされた文字，数字，記号等を入力する。
とき、スライドパッドと指の接触時間Ｔを検出する。こ
の接触時間Ｔとあるしきい値ｔを比較し、Ｔ＞ｔならば
指の移動方向，量を検出し、カーソルを移動させる。そ
うでない場合には、その指の位置を検出し、その位置に
セットされた文字，数字，記号等を入力する。
【００１１】図２は、本発明の実施形態の外観を示した
ものである。
ものである。
【００１２】タッチパネル表面１にはキーボードと同様
のキー位置が印刷されている。
のキー位置が印刷されている。
【００１３】図３は、本発明の一実施形態のキーボード
機能付スライドパッドの構成を示すためのものである。
機能付スライドパッドの構成を示すためのものである。
【００１４】本入力装置は、スライドパッド１，接触時
間Ｔ検出部３，位置（Ｘ，Ｙ）移動量方向検出部４，比
較部５，キー入力信号出力部６，移動量方向信号出力部
７で構成される。キー入力信号出力部６と移動量方向信
号出力部７はＴ：ｔ比較部５からの制御信号がなければ
動作しない。
間Ｔ検出部３，位置（Ｘ，Ｙ）移動量方向検出部４，比
較部５，キー入力信号出力部６，移動量方向信号出力部
７で構成される。キー入力信号出力部６と移動量方向信
号出力部７はＴ：ｔ比較部５からの制御信号がなければ
動作しない。
【００１５】次に、実際の動作について説明する。
【００１６】カーソル移動をするときの動作を図１，図
４を参照して説明する。
４を参照して説明する。
【００１７】まず、スライドパッド１に指が触れる。指
を時間ｔ以上接触させたまま指をカーソル移動させたい
方向へ移動する。指とスライドパッド１の接触時間Ｔを
接触時間検出部３が検出、指の移動量を位置・移動量方
向検出部４が検出する。次に、接触時間Ｔのデータを比
較部５に送る。Ｔ＞ｔなので、比較部５は移動量方向信
号出力部７へのみ制御信号を送る。したがって、キー入
力信号出力部６は動作しない。位置・移動量方向検出部
４は移動量方向信号出力部７へ位置（Ｘ，Ｙ）のデータ
を送り続ける。移動量方向信号出力部７で移動量方向を
計算し、コンピュータ本体へカーソル移動信号を送る。
このカーソル移動動作は指がタッチパネルより外れると
解除される。
を時間ｔ以上接触させたまま指をカーソル移動させたい
方向へ移動する。指とスライドパッド１の接触時間Ｔを
接触時間検出部３が検出、指の移動量を位置・移動量方
向検出部４が検出する。次に、接触時間Ｔのデータを比
較部５に送る。Ｔ＞ｔなので、比較部５は移動量方向信
号出力部７へのみ制御信号を送る。したがって、キー入
力信号出力部６は動作しない。位置・移動量方向検出部
４は移動量方向信号出力部７へ位置（Ｘ，Ｙ）のデータ
を送り続ける。移動量方向信号出力部７で移動量方向を
計算し、コンピュータ本体へカーソル移動信号を送る。
このカーソル移動動作は指がタッチパネルより外れると
解除される。
【００１８】次に、キー入力をするときの動作を図１，
図５を参照して説明する。
図５を参照して説明する。
【００１９】まず、スライドパッド１に指が触れる。指
を時間ｔ以内に持ち上げ、スライドパッドから離す。指
とスライドパッドの接触時間Ｔを接触時間検出部３が検
出、指の位置を位置・移動量方向検出部４が検出する。
次に、接触時間Ｔのデータを比較部５に送る。Ｔはｔ以
下なのでＴ：ｔ比較部５はキー入力信号部７へのみ制御
信号を送る。したがって、移動量方向信号出力部７は動
作しない。位置・移動量方向検出部４はキー入力信号出
力部６へ位置（Ｘ，Ｙ）のデータを送り続ける。キー入
力信号出力部７であらかじめセットされた各文字の位置
データと位置・移動量方向検出部４から送られてきた位
置データを比較し、一致したものの文字データをキー入
力信号としてコンピュータ本体へ送る。
を時間ｔ以内に持ち上げ、スライドパッドから離す。指
とスライドパッドの接触時間Ｔを接触時間検出部３が検
出、指の位置を位置・移動量方向検出部４が検出する。
次に、接触時間Ｔのデータを比較部５に送る。Ｔはｔ以
下なのでＴ：ｔ比較部５はキー入力信号部７へのみ制御
信号を送る。したがって、移動量方向信号出力部７は動
作しない。位置・移動量方向検出部４はキー入力信号出
力部６へ位置（Ｘ，Ｙ）のデータを送り続ける。キー入
力信号出力部７であらかじめセットされた各文字の位置
データと位置・移動量方向検出部４から送られてきた位
置データを比較し、一致したものの文字データをキー入
力信号としてコンピュータ本体へ送る。
【００２０】なお、カーソル移動動作、キー入力動作を
判別するためのしきい値は一秒程度に設定される。
判別するためのしきい値は一秒程度に設定される。
【００２１】また、本発明では、大文字，小文字を区別
して入力するための便宜などのため、シフトキーなどの
コントロールキーについては、時間ｔ以上おされていて
も、カーソル移動動作と認定しないようにすることが好
ましい。この構成については、以上の説明から明らかで
あるので、詳細は省略する。
して入力するための便宜などのため、シフトキーなどの
コントロールキーについては、時間ｔ以上おされていて
も、カーソル移動動作と認定しないようにすることが好
ましい。この構成については、以上の説明から明らかで
あるので、詳細は省略する。
【００２２】
【発明の効果】第１の効果は、キー入力とカーソル移動
をそれぞれ別の入力装置の操作を必要としないことであ
る。
をそれぞれ別の入力装置の操作を必要としないことであ
る。
【００２３】その理由は、１つのスライドパッド上でキ
ー入力とカーソル移動を制御しているためである。
ー入力とカーソル移動を制御しているためである。
【００２４】第２の効果は、入力装置を小型化できるこ
とである。
とである。
【００２５】その理由は、１つのスライドパッド上でキ
ー入力とカーソル移動を制御しているためである。
ー入力とカーソル移動を制御しているためである。
【図１】本発明の構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の外観を示す図である。
【図３】本発明の「キー入力」と「カーソル移動」の判
別方法を示すフローチャートである。
別方法を示すフローチャートである。
【図４】本発明のカーソル移動操作を説明するための図
である。
である。
【図５】本発明のキー入力動作を説明するための図であ
る。
る。
１ スライドパッドタッチ面 ２ 文字・記号・数字等の印刷 ３ 接触時間Ｔ検出部 ４ 位置・移動量方向検出部 ５ Ｔ・ｔ比較部 ６ キー入力信号出力部 ７ 移動量方向信号出力部
Claims (3)
- 【請求項１】 タッチパネル上にキー入力情報が印刷さ
れたキーボード機能付スライドパッドであり、 前記タッチパネルに接触している物体のこのタッチパネ
ル上の移動量を検出する移動量検出手段と、 前記タッチパネルと前記物体との接触位置を検出する手
段と、 前記タッチパネルと前記物体との接触時間を検出する手
段と、 前記接触時間と前もって定められたしきい値とを比較
し、前者の方が大であれば、移動量出力制御信号を出力
し、そうでない場合には位置出力制御信号を出力する比
較手段と、 前記移動量出力制御信号が供給されたときに、前記移動
量を出力する移動量信号出力手段と、 前記位置出力制御信号が供給されたときに、前記接触位
置を出力する位置信号出力手段とを備えたキーボード機
能付スライドパッド。 - 【請求項２】 前記しきい値は、１秒であることを特徴
とする請求項１に記載のキーボード機能付スライドパッ
ド。 - 【請求項３】 前記比較手段は、前記物体が前もって定
められたキーに接触しているときは、前記位置出力制御
信号を出力しつづけることを特徴とする請求項１に記載
のキーボード機能付スライドパッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34548896A JPH10187339A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | キーボード機能付スライドパッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34548896A JPH10187339A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | キーボード機能付スライドパッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10187339A true JPH10187339A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18376929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34548896A Pending JPH10187339A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | キーボード機能付スライドパッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10187339A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1645949A2 (en) | 2004-10-06 | 2006-04-12 | Nintendo Co., Limited | Information processing apparatus and information input program |
| KR100645239B1 (ko) | 2004-01-30 | 2006-11-15 | 가부시키가이샤 엔티티 도코모 | 입력 키 및 입력 장치 |
| JP2007082020A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Ricoh Co Ltd | 情報表示装置、情報表示方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、および画像形成装置 |
| KR101013219B1 (ko) | 2010-02-11 | 2011-02-14 | 라오넥스(주) | 터치 방식을 이용한 입력 제어 방법 및 시스템 |
| KR101042285B1 (ko) | 2010-10-28 | 2011-06-17 | 주식회사 위젯 | 마우스와 멀티터치 기능을 가진 터치패드가 키 캡에 통합된 키보드 |
| JP2011204282A (ja) * | 2000-11-10 | 2011-10-13 | Microsoft Corp | ハイレベルアクティブペンマトリックス |
| US8750937B2 (en) | 2005-09-16 | 2014-06-10 | Ntt Docomo, Inc. | Mobile terminal device and program used in mobile terminal device |
| JP2018081553A (ja) * | 2016-11-17 | 2018-05-24 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 入力装置、情報処理装置、及び入力操作補助シート |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP34548896A patent/JPH10187339A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011204282A (ja) * | 2000-11-10 | 2011-10-13 | Microsoft Corp | ハイレベルアクティブペンマトリックス |
| KR100645239B1 (ko) | 2004-01-30 | 2006-11-15 | 가부시키가이샤 엔티티 도코모 | 입력 키 및 입력 장치 |
| EP1645949A2 (en) | 2004-10-06 | 2006-04-12 | Nintendo Co., Limited | Information processing apparatus and information input program |
| US8552987B2 (en) | 2004-10-06 | 2013-10-08 | Nintendo Co., Ltd. | System and/or method for displaying graphic to input information |
| JP2007082020A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Ricoh Co Ltd | 情報表示装置、情報表示方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、および画像形成装置 |
| US8750937B2 (en) | 2005-09-16 | 2014-06-10 | Ntt Docomo, Inc. | Mobile terminal device and program used in mobile terminal device |
| KR101013219B1 (ko) | 2010-02-11 | 2011-02-14 | 라오넥스(주) | 터치 방식을 이용한 입력 제어 방법 및 시스템 |
| KR101042285B1 (ko) | 2010-10-28 | 2011-06-17 | 주식회사 위젯 | 마우스와 멀티터치 기능을 가진 터치패드가 키 캡에 통합된 키보드 |
| JP2018081553A (ja) * | 2016-11-17 | 2018-05-24 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 入力装置、情報処理装置、及び入力操作補助シート |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000404 |