JPH10187137A - 文書処理装置及び方法 - Google Patents

文書処理装置及び方法

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JPH10187137A
JPH10187137A JP9334651A JP33465197A JPH10187137A JP H10187137 A JPH10187137 A JP H10187137A JP 9334651 A JP9334651 A JP 9334651A JP 33465197 A JP33465197 A JP 33465197A JP H10187137 A JPH10187137 A JP H10187137A
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Yoji Furuya
陽二 古谷
Tadashi Inoue
直史 井上
Masanao Yasuda
雅直 安田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字の大きさに基づいてスクロール表示する
ので、違和感のない文書表示が可能となる。 【解決手段】 カーソル72が例えば画面右端にあっ
て、画面外におけるその右隣の文字にカーソル72を移
動指示した場合、移動指示する以前の文字とその隣の文
字の間隔と、その右隣にある文字幅に規定される量だけ
スクロールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文書処理装置及び方
法、詳しくは文書を編集・作成する文書処理装置及び方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の文書処理装置における編集中に使
用できる文字種は、全角文字を始めとする横倍角、縦倍
角、更には縦横倍角文字等が挙げられる。
【0003】通常、これらの文字は全角文字パターンを
基準にして、そのパターン中の1ドツトを縦或いは横に
2ドツトに展開することにより発生していた。従つて、
文書編集画面において、例えば横倍角の文字を入力した
ときには、表示画面中の文字入力枠を2つ分を占ること
になる。
【0004】ところで、現在では、表示画面に1ページ
に相当する枠(以下、ページ枠という)を表示するのが
主流である。この枠の大きさは初期設定処理で設定され
た行数及び列数に基づくことが多く、当然、表示画面を
越える大きさを設定する場合もある。特に、表示画面自
体が40×20文字程度の場合には往々にして良くあ
る。
【0005】そこで、表示画面から外れた文書の訂正等
を操作するために、その訂正しようとする箇所を表示す
る必要がある。このとき、良く用いる常套手段がスクロ
ールである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した縦
或いは横倍角等の文字等と全角文字とを混在した文書を
スクロール表示しようとすると以下に示す様な問題が発
生する。
【0007】図14(a)は文書情報100と表示画面
の表示エリア101との関係を概念的に示す図であり、
表示画面からは外れた位置に縦横倍角文字と全角文字と
で構成された文字列がある状態を示している。
【0008】今、カーソル102が図示の位置(表示画
面最下位)にあるとき、その下の行を見ようとしてキー
ボード等に備えられたカーソルの下方向に移動させるキ
ーを押下したとする。すると、従来でのスクロールは全
角文字の大きさを単位としていたため、図14(b)に
示す様な表示画面103が表示されることになる。
【0009】これではオペレータの意図した“次行を見
たい”という要求を満たしたことにはならない。
【0010】そして、この問題は上下スクロールにのみ
発生するものではない。すなわち、説明は省略するが、
横倍角文字が混在した文書の横方向のスクロールでも同
様の問題が発生する。
【0011】本発明はかかる問題に鑑みなされたもので
あり、簡単な操作でもつて使用者の要求を見たす文書ス
クロールを可能とした文書処理装置及び方法を提供しよ
うとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するた
め、例えば本発明の文書処理装置は以下の構成を備え
る。すなわち、複数行により構成され、1行において複
数の大きさの文字を混在した文書を表示画面に表示して
編集或いは作成する文書処理装置であって、少なくとも
前記表示画面に表示された所望の文字の位置を指定する
ために表示される文字指定手段と、前記文字指定手段の
移動を指示する移動指示手段と、前記移動指示手段によ
り前記文字指定手段を1つ隣の文字に移動する場合であ
って、前記隣の文字が前記表示画面の左または右枠を越
える位置にあるとき、前記隣の文字の横幅に基づいた移
動量にて表示画面を左または右方向にスクロールし、前
記移動指示手段により前記文字指定手段を1つ隣の行の
文字に移動する場合であって、前記隣の行の文字が前記
表示画面の上または下枠を越える位置にあるとき、前記
隣の行の文字を含む行中の文字の高さに基づいた移動量
にて表示画面を上または下方向にスクロールするスクロ
ール手段とを備える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従つて本発明に
係る実施形態を詳細に説明する。
【0014】<装置の概略構成の説明(図1)>図1に
実施形態における文書処理装置の構成概略を示す。
【0015】図中、1は装置全体を制御するCPUであ
つて、メモリ2内のプログラムエリア2a内に格納され
たプログラムに従つて動作するものである。尚、プログ
ラムエリア2aには図2、3、9〜13のフローチヤー
トに係るプログラムが格納されている。また、メモリ2
内の文書エリア2bには編集中の文書情報が展開され
る。3はVRAMであつて、ここに展開されたイメージ
データは表示装置の1つであるCRT4に表示される。
5は複数種類の文字パターンを発生することが可能な文
字パターン発生器であつて、例えば文書エリア2b内の
文字コードに対応した文字パターンをVRAM3に展開
するとき等に使用する。尚、この文字パターン発生器5
から発生する文字種は、全角文字、全角文字の1.5倍
等の文字等(その文字パターンを予め保持していれば達
成できる)を発生する。6はCRT4の表示画面の前面
に位置する透明な感圧式のタツチパネルであつて、オペ
レータの指先が触れた位置情報はCPU1に取り込まれ
る。7は各種情報を入力するキーボードであり、ジヨイ
ステイツク7aを備えている。8は複数の文書情報を記
憶可能な外部記憶部(例えば磁気デイスク装置)であ
る。また、9は印刷部である。
【0016】<文書編集処理の説明(図2、3)>先
ず、実施形態における文書処理装置の処理概要を説明す
る。尚、実施形態における各種情報の入力はキーボード
7の他にCRT4の表示画面に表示された各種アイコン
に対応するタツチパネル6上の面を指等で指定すること
により、選択するものである。また、以下の説明の“…
ボタン”は表示画面に表示された各種処理に対応するア
イコンであり、そのボタンに対応するタツチパネル6の
位置をタツチする動作を単に“タツチする”という。
【0017】さて、電源が投入され、文書作成に係るメ
ニユーを選択すると、ステツプS1でCRT4の表示画
面には文書作成に係る複数行の文書を表示可能なエリア
を確保されるが、これ以外に各種操作ボタン群が表示さ
れる。
【0018】さて、ステツプS2では、編集終了ボタン
をタツチしたか否かを判断する。この判断が“YES”
のときには、編集処理を終了し、この一連のフローチヤ
ートに入る以前の処理に戻る。
【0019】ステツプS3でキーボード7から文字入力
があると判断した場合には、ステツプS4に移つて、カ
ナ漢字変換したカナ混りの文を編集画面に組み込む処理
を実行する。尚、このとき、ステツプS6で設定された
文字の大きさで文字パターンをVRAM3に展開する
が、その詳細は後述する。
【0020】また、ステツプS5でオペレータの文字種
設定ボタンへのタツチを検出した場合には、ステツプS
6に移つて、編集画面の表示モード(行桁数等)、和文
入力か英文入力か、更には文字の大きさ等の設定の処理
を実行する。
【0021】ステツプS7で文字種変更ボタンがタツチ
されたと判断したときには、ステツプS8に移つて、文
字種を設定し、且つ既に表示されている文書中の範囲を
指定し、その指定された範囲内の文字列を設定した文字
種に変更する処理をする。
【0022】また、ステツプS9で編集ボタンへのタツ
チを検出した場合には、ステツプS10に移つて、所望
とする文字列の左寄せ、右寄せ、或いはセンタリング等
の編集行為を選択し、実行する。
【0023】更に、ステツプS11で読み出し・保存の
ボタンがタツチされたと判断したら、ステツプS12で
編集中の文書を保存するか或いは新たに文書を読み出す
かを選択し、それぞれの選択内容に基づいて処理を実行
する。
【0024】ステツプS13で表・絵ボタンがタツチさ
れたことを検出した場合には、ステツプS14に移つて
どちらかを選択するかを指定し、その選択内容によつて
夫々のサブルーチンを読み出し、編集画面に対話的に表
或いは絵を作成していく。
【0025】更には、ステツプS15で書式・印刷ボタ
ンをタツチしたときには、ステツプS16に移つて、書
式変更やそれに基づくレイアウト表示を行ない、必要な
ら印刷を実行する。
【0026】この様にして順次キーボード7或いはタツ
チパネル6からの情報を基にして各種処理を実行する
が、実施形態では、この間、キーボード7に設けられた
ジヨイステイツク7aを操作することにより、表示画面
上に表示されたカーソルを移動する様にした。勿論、広
く使用されているカーソル移動に係るキーでもつて操作
しても良い。
【0027】<文字記号の展開の説明(図4)>以下、
実施形態における文字パターンの展開処理を説明する。
【0028】図4は実施形態における縦横倍角文字30
と全角文字(基準文字)31とを混在して展開した一例
を示す図である。
【0029】図中の如く縦横倍角文字30と全角文字3
1との文字ピツチ及び行ピツチを見るとわかる様に、こ
れらはその文字種(文字の大きさ)によつて異なる。
【0030】従つて、文字を入力したときにおけるカー
ソル位置は、入力された文字種に応じた文字ピツチに従
つて順次、右方向に更新して行けば良いことになる。こ
のとき、カーソルがページ枠(右マージン)を越えると
判断した場合には、全角文字の行ピツチ(基準行ピツチ
L0)で次行の先頭位置にその位置を移す。
【0031】尚、カーソルが行の先頭に位置して、例え
ば縦横倍角を入力したとすると、行間隔が全くない、或
いは直前の行中の文字が消去されるといつた事態が発生
するので、その行ピツチを変更しなければならない。
【0032】そこで、実施形態では、注目行中の最大文
字高さよりも大きい文字(例えば縦倍角文字や全角文字
の1.5倍等の文字)が入力されたときには、その注目
行の行ピツチLを以下の式で更新する様にした。
【0033】L=入力文字の高さと基準文字(全角文
字)との差+基準行ピツチ 図示の場合には、 L=△L+基準行ピツチL0 となる。
【0034】尚、例えば図4において縦横倍角の文字列
“全体会議”が削除された場合には、行ピツチLは基準
行ピツチに変更されることになる。この処理は、削除文
字列があつたときに、その削除される文字でもつて、そ
の行中の最大高さが変化するときにのみ上述した処理を
実行すれば良い。
【0035】<スクロールの説明(図5〜13)>次に
上述した処理によつて文書を作成したとき、或いは作成
中における文書画面のスクロールについて説明する。
【0036】上スクロールの説明(図5) 図5(a)は文書情報40と表示画面41との関係を示
した図である。
【0037】今、カーソル42が図示の位置(表示画面
の最下行)にあつて、その下の行を見ようとするときに
はジヨイステイツク7aをその方向に倒す操作をする。
【0038】CPU1はこの操作を検出すると、先ず、
これから表示すようとする行中の文字列中の最大縦幅に
基づく行ピツチを検出する。そして、画面全体をその検
出された行ピツチ分、上方向にスクロールさせ、画面最
下行に該当する行の文字列を展開する。
【0039】これによつて図5(b)に示す様に、縦横
倍角の文字列“全体会議”と全角文字“に…”から構成
される行が表示されることになる。
【0040】下スクロールの説明(図6) 図6(a)は文書情報50と表示画面51との関係を示
した一例であり、カーソル54が表示画面最上段位置に
ある場合を示している。また、ここでは全角文字52及
び縦横倍角文字53は夫々説明を簡単にするために拡大
して示している。
【0041】さて、この様な状況下において、画面から
外れた上の行を表示しようとしてジヨイステイツク7a
を操作すると、CPU1は以下の処理を実行して下スク
ロールを実現する。
【0042】すなわち、カーソルのある行からその上の
行までの行ピツチLを検出(カーソルの位置する行中の
最大文字高さ+αで決定される)し、表示しようとする
行中の最大文字高さ“H”を検出する。次に、求められ
た“L”と“H”との和から、カーソルが位置する行中
の最大文字高さを引いた値をスクロールする量とする。
【0043】この算出結果得られた量に基づいて下スク
ロールすることにより図6(b)に示す表示が可能とな
る。
【0044】右スクロールの説明(図7) 次に右スクロールについて説明する。
【0045】実施形態で用いる文字種は様々な大きさ
(横幅が全角文字の例えば1.3倍等)なので、横方向
文字ピツチは各々の行単位(しかも、1文字毎に)に異
なる。そこで、右スクロールについては、カーソルの左
側に存在(表示画面からは外れている)する文字種の文
字ピツチに基づいて右スクロールする様にした。
【0046】図7(a)は文書情報60と表示画面61
との関係を示した一例であり、カーソル62が表示画面
最左位置にある場合を示している。
【0047】さて、このとき、現在表示されたカーソル
62の位置の左隣の文字を表示させようとする場合、ジ
ヨイステイツク7aをその方向に基づいた操作をする。
【0048】CPU1はこの操作を検出すると、先ず、
カーソル62の位置する左隣の文字種に基づく文字ピツ
チを検出する。そして、この検出された文字ピツチ分を
右スクロールすることで図7(b)に示す様な表示画面
を得ることが可能となる。
【0049】左スクロールの説明(図8) 次に左スクロールについて説明する。
【0050】図8(a)は文書情報70と表示画面71
との関係を示した一例であり、カーソル72が表示画面
最右端位置にある場合を示している。
【0051】さて、この様な状況下において、画面から
外れた右の文字を表示しようとしてジヨイステイツク7
aを操作すると、CPU1は以下の処理を実行して右ス
クロールを実現する。
【0052】すなわち、カーソルのある位置からその右
の文字までの文字ピツチLを検出(カーソルの位置する
文字の種類によつて決定される)し、表示しようとする
右隣の文字幅“W”を検出する。
【0053】次に、求められた“L”と“W”との和か
らカーソルがある文字の文字幅を引いた値を左スクロー
ルする量とする。
【0054】この算出して得られた量に基づいて左スク
ロールすることにより図8(b)に示す表示が可能とな
る。
【0055】処理手順の説明(図9〜13) 上述したカーソル移動に係る処理を達成する一例として
は、図9のフローチヤートを処理すれば良い。
【0056】先ず、ステツプS80でカーソル移動に係
る操作があつたか否かを判断する。この判断で、例えば
カーソル移動以外の操作、例えば文書を保存する等の操
作があつた場合にはステツプS81に移り、その指定さ
れた情報に基づく処理を実行する。
【0057】また、カーソル移動に基づく操作が指定さ
れてと判断した場合には、ステツプS82〜S85の判
断で、指定されたカーソル移動に基づく処理(ステツプ
S86〜S89)の1つに分岐する。
【0058】以下、各々のカーソル移動に基づくCPU
1の処理手順を説明する。
【0059】−1.カーソル上移動の説明(図10) さて、図10のフローチヤートにおいては、先ずステツ
プS91で現在のカーソル位置が表示画面の最上行にあ
るか否かを判断する。この判断で、それ以外の位置にあ
ると判断した場合には、ステツプS92に移り、そのと
きのカーソル位置の直前の行中の文字位置にカーソルを
移す操作を実行する。
【0060】また、画面最上行にカーソルが位置してい
ると判断した場合には、ステツプS93に移り、その行
が編集文書の最初の行であるか否かを判断する。編集中
の文書の最初の行以前には文書がないわけであるあか
ら、この判別結果が“YES”のときには何も実行せず
図9のフローチヤートに復帰する。
【0061】さて、カーソルが表示画面最上行にあつ
て、その行が編集文書中の途中の行であると判断した場
合には、ステツプS94以下を処理して下スクロール表
示を実行する。
【0062】先ず、ステツプS94で画面外の上の行ま
での行ピツチを変数A(メモリ2内の設けられている)
に代入し、ステツプS95で画面外の行中の最大文字高
さを変数B(変数Aと同様にメモリ2内に設けられてい
る)に代入する。次にステツプS96でこれら変数A,
Bの内容を加算し、その結果からカーソルのある行中の
最大文字高さを引いた値を変数C(変数A,Bと同様)
に代入する。この変数Cの値が下スクロール量となる。
【0063】さて、このスクロール量が得られたら、今
度は画面全体を下スクロール(下方向に、“C”だけ移
動)させ(ステツプS97)、表示画面最上行に該当す
る行中の文字パターンを展開する(ステツプS98)。
そうして、ステツプS99でカーソルを表示画面最上行
に移す。
【0064】−2.カーソル下移動の説明(図11) さて、図11のフローチヤートにおいては、先ずステツ
プS100で現在のカーソル位置が表示画面の最下行に
あるか否かを判断する。この判断で、それ以外の位置に
あると判断した場合には、ステツプS101に移り、そ
のときのカーソル位置の直後の行中の文字位置にカーソ
ルを移す操作を実行する。
【0065】また、画面最下行にカーソルが位置してい
ると判断した場合には、ステツプS102に移り、その
行が編集文書の最後の行であるか否かを判断する。編集
中の文書の最後の行以降には文書がないわけであるあか
ら、この判別結果が“YES”のときには何も実行せず
図9のフローチヤートに復帰する。
【0066】さて、カーソルが表示画面最下行にあつ
て、その行が編集文書中の途中の行であると判断した場
合には、ステツプS103で次の行までの行ピツチを検
出する。尚、この行ピツチは先に説明した様に次の行中
の文字列群の最大高さに基づいた行ピツチとなる。
【0067】次のステツプS104では、画面全体を下
スクロール(上方向に、得られた行ピツチ分だけ移動)
させ、表示画面最下行に該当する行中の文字パターンを
展開する(ステツプS105)。そうして、ステツプS
106でカーソルを表示画面最下行に移す。
【0068】−3.カーソル右移動の説明(図12) さて、図12のフローチヤートにおいては、先ずステツ
プS110で現在のカーソル位置が表示画面の最右端に
あるか否かを判断する。この判断で、それ以外の位置に
あると判断した場合には、ステツプS111に移り、そ
のときのカーソル位置の右隣の文字位置にカーソルを移
す操作を実行する。
【0069】また、画面最右端にカーソルが位置してい
ると判断した場合には、ステツプS112に移り、その
カーソルが編集文書の最右端(右マージン)に位置して
いるか否かを判断する。カーソルが編集中の文書の最右
端位置にあると判断したときには、少なくともその位置
より右側には文字が存在しないことになるから、何も実
行せず図9のフローチヤートに復帰する。
【0070】さて、カーソルが表示画面最右端にあつ
て、そのカーソル位置が編集文書の途中にあると判断し
た場合には、ステツプS113以下を処理して左スクロ
ール表示を実行する。
【0071】先ず、ステツプS113で画面外の文字ま
での文字ピツチを変数Aに代入し、ステツプS114で
画面外のその文字の文字幅を変数Bに代入する。次にス
テツプS115でこれら変数A,Bの内容を加算し、そ
の結果からカーソルのある文字幅を引いた値を変数Cに
代入する。この変数Cの値が左スクロール量となる。
【0072】さて、このスクロール量が得られたら、今
度は画面全体を左スクロール(左方向に、“C”だけ移
動)させ(ステツプS116)、表示画面最右端に、少
なくとも注目文字の全パターンを含む列を表示する(ス
テツプS117)。そうして、ステツプS118でカー
ソルを表示画面の最右端に表示された注目文字位置に移
す。
【0073】−4.カーソル左移動の説明(図13) さて、図13のフローチヤートにおいては、先ずステツ
プS120で現在のカーソル位置が表示画面の最左端に
あるか否かを判断する。この判断で、それ以外の位置に
あると判断した場合には、ステツプS121に移り、そ
のときのカーソを左隣の文字に移す操作を実行する。
【0074】また、画面最下行にカーソルが位置してい
ると判断した場合には、ステツプS122に移り、カー
ソルが編集文書の行頭にあるかを判断する。行頭にカー
ソルがある場合には、少なくともカーソルの左側に文字
が存在しないことになるから、何も実行せず図9のフロ
ーチヤートに復帰する。
【0075】さて、カーソルが表示画面最左端にあつ
て、その文字が編集文書の途中にあると判断した場合に
は、ステツプS123でカーソルの左隣までの文字種に
基づいた文字ピツチを検出する。
【0076】次のステツプS124では、画面全体を右
スクロール(右方向に、得られた文字ピツチ分だけ移
動)させ、表示画面最左位置に、少なくとも注目文字の
全パターンを含む列を表示する(ステツプS125)。
そうして、ステツプS126でカーソルを表示画面の最
左端に表示された注目文字位置に移す。
【0077】以上説明した様に本実施形態によれば、表
示画面のスクロールを文字の大きさに基づいて行全体或
いは文字を表示することが可能となり、その操作性は格
段に向上することになる。
【0078】尚、実施形態ではカーソル移動をキーボー
ドに備えられたジヨイステイツクでもつて操作したが、
これに限定されるものではない。例えばキーボード上に
設けられたカーソル移動に係るキーを操作しても勿論上
述した効果を達成できるからである。
【0079】また、実施形態では文字の大きさが多数存
在した場合について説明したが、従来の様に全角文字を
基準とする縦或いは(及び)横倍角の文字のみで編集処
理する場合にも、そのまま本実施形態の原理を応用する
ことが可能となる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、文
字の大きさに基づいてスクロール表示するので、違和感
のない文書表示が可能となる。
【0081】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の文書処理装置のブロツク構成図であ
る。
【図2】実施形態の文書処理装置の処理概要を説明する
ためのフローチヤートである。
【図3】実施形態の文書処理装置の処理概要を説明する
ためのフローチヤートである。
【図4】実施形態における文字記号の展開位置設定を説
明するための図である。
【図5】実施形態の上スクロールを説明するための図で
ある。
【図6】実施形態の下スクロールを説明するための図で
ある。
【図7】実施形態の右スクロールを説明するための図で
ある。
【図8】実施形態の左スクロールを説明するための図で
ある。
【図9】実施形態におけるカーソル制御に係る主要処理
手順を説明するためのフローチヤートである。
【図10】カーソル上移動における処理を示すフローチ
ャートである。
【図11】カーソル下移動における処理を示すフローチ
ャートである。
【図12】カーソル右移動における処理を示すフローチ
ャートである。
【図13】カーソル左移動における処理を示すフローチ
ャートである。
【図14】従来のスクロール処理を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 CPU 2 メモリ 2a プログラムエリア 2b 文書エリア 3 VRAM 4 CRT 5 文字パターン発生器 6 タツチパネル 7 キーボード 7a ジヨイステイツク 8 外部記憶部 9 印刷部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数行により構成され、1行において複
    数の大きさの文字を混在した文書を表示画面に表示して
    編集或いは作成する文書処理装置であって、 少なくとも前記表示画面に表示された所望の文字の位置
    を指定するために表示される文字指定手段と、 前記文字指定手段の移動を指示する移動指示手段と、 前記移動指示手段により前記文字指定手段を1つ隣の文
    字に移動する場合であって、前記隣の文字が前記表示画
    面の左または右枠を越える位置にあるとき、前記隣の文
    字の横幅に基づいた移動量にて表示画面を左または右方
    向にスクロールし、 前記移動指示手段により前記文字指定手段を1つ隣の行
    の文字に移動する場合であって、前記隣の行の文字が前
    記表示画面の上または下枠を越える位置にあるとき、前
    記隣の行の文字を含む行中の文字の高さに基づいた移動
    量にて表示画面を上または下方向にスクロールするスク
    ロール手段とを備えることを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記移動指示手段により前記文字指定手
    段を1つ隣の行の文字に移動する場合の前記移動量は、
    前記隣の行の文字を含む行中の最も高い文字の高さに基
    づいた移動量であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の文書処理装置。
  3. 【請求項3】 前記移動指示手段により前記文字指定手
    段を1つ隣の文字に移動する場合であって、前記文字指
    定手段の右への移動が指示されたときの前記移動量は、
    移動指示前に前記文字指定手段が指定していた文字と前
    記隣の文字との文字間隔及び前記隣の文字の大きさによ
    り求めることを特徴とす特許請求の範囲第1項に記載の
    文書処理装置。
  4. 【請求項4】 前記移動指示手段により前記文字指定手
    段を1つ隣の文字に移動する場合であって、前記文字指
    定手段の左への移動が指示されたときの前記移動量は、
    移動指示前に前記文字指定手段が指定していた文字と前
    記隣の文字との文字間隔により求めることを特徴とす特
    許請求の範囲第1項に記載の文書処理装置。
  5. 【請求項5】 複数行により構成され、1行において複
    数の大きさの文字を混在した文書を表示画面に表示して
    編集或いは作成する文書処理方法であって、少なくとも
    前記表示画面に表示された所望の文字の位置を、表示さ
    れた文字指定手段により指定し、 前記文字指定手段の移動を指示し、 前記指示により前記文字指定手段を1つ隣の文字に移動
    する場合であって、前記隣の文字が前記表示画面の左ま
    たは右枠を越える位置にあるとき、前記隣の文字の横幅
    に基づいた移動量にて表示画面を左または右方向にスク
    ロールし、 前記指示により前記文字指定手段を1つ隣の行の文字に
    移動する場合であって、前記隣の行の文字が前記表示画
    面の上または下枠を越える位置にあるとき、前記隣の行
    の文字を含む行中の文字の高さに基づいた移動量にて表
    示画面を上または下方向にスクロールすることを特徴と
    する文書処理方法。
  6. 【請求項6】 前記指示により前記文字指定手段を1つ
    隣の行の文字に移動する場合の前記移動量は、前記隣の
    行の文字を含む行中の最も高い文字の高さに基づいた移
    動量であることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記
    載の文書処理方法。
  7. 【請求項7】 前記指示により前記文字指定手段を1つ
    隣の文字に移動する場合であって、前記文字指定手段の
    右への移動が指示されたときの前記移動量は、移動指示
    前に前記文字指定手段が指定していた文字と前記隣の文
    字との文字間隔及び前記隣の文字の大きさにより求める
    ことを特徴とす特許請求の範囲第5項に記載の文書処理
    方法。
  8. 【請求項8】 前記指示により前記文字指定手段を1つ
    隣の文字に移動する場合であって、前記文字指定手段の
    左への移動が指示されたときの前記移動量は、移動指示
    前に前記文字指定手段が指定していた文字と前記隣の文
    字との文字間隔により求めることを特徴とす特許請求の
    範囲第5項に記載の文書処理方法。
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