JPH1018594A - 鋼管柱コンクリート送り込み装置と鋼管柱コンクリートの送り込み方法 - Google Patents

鋼管柱コンクリート送り込み装置と鋼管柱コンクリートの送り込み方法

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JPH1018594A
JPH1018594A JP16959796A JP16959796A JPH1018594A JP H1018594 A JPH1018594 A JP H1018594A JP 16959796 A JP16959796 A JP 16959796A JP 16959796 A JP16959796 A JP 16959796A JP H1018594 A JPH1018594 A JP H1018594A
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JP
Japan
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concrete
steel pipe
branch
pipe column
press
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JP16959796A
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Yasuo Kajioka
保夫 梶岡
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鋼管柱の取付孔から上記圧入口金物が簡単に取
り外せるようにするとともに、コンクリート送出管の盛
り換え作業を無くし、鋼管柱に対するコンクリート圧入
の後の補修が容易にして複数本の鋼管柱に対する打設が
簡単に行えるようにする。 【解決手段】鋼管柱に開口した取付孔2に臨むようにし
て鋼管柱の内部に埋め込み管16を配置し、その埋め込
み管16に、圧入口金物15の一端を鋼管柱1の外側か
ら取付孔2を通して螺着し、埋め込み管16と圧入口金
物15で取付孔周縁を挟み付けて取付孔2に圧入口金物
15を着脱可能に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼管柱にコンクリ
ートを送り込む装置とその装置を用いてコンクリートを
鋼管柱に送り込む方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼管柱の内部側にコンクリートを
送り込む場合には、図11に示すごとく鋼管柱1に開口
した取付孔2に圧入口金物3を取り付けて固定してこの
圧入口金物3により鋼管柱1の内側と外側とを連通さ
せ、これにピンバルブなどを介してコンクリート送出管
4の筒先ホース5を取り付けていた(図12)。前記圧
入口金物3としては図11(イ)に示すように先端のエ
ルボ部を鋼管柱1の内側に位置させるとともに接続部分
を鋼管柱1の外側に位置させ、周囲に溶着したフランジ
6を取付孔2の廻りに溶着して固定したり、また、図1
1(ロ)に示すように前記フランジ6に設けたボルト7
を、取付孔2の廻りに溶着した補強部材8にネジ付けて
固定するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の圧入口金物3とその取付方法では、鋼管柱の外部に
圧入口金物の接続部分や補強部材が大きく突出した状態
で固定されているため、コンクリート圧入後の鋼管柱の
外部を平坦にする補修に多大な手間を要するという問題
がある。また、立設された複数本の鋼管柱にコンクリー
トを送り込んで圧入する場合(図1参照)、鋼管柱それ
ぞれに上記圧入口金物を取り付けておき、一本の鋼管柱
に対する圧入が終了するごとに、筒先ホースを外して次
の鋼管柱側に付け換えるようにしている。このため、付
け換えのためのコンクリート送出休止時間を多く要し
て、コンクリート送出管側でのコンクリート閉塞などの
トラブルが生じ易いものとなっており、5本から10本
程度の鋼管柱に対するコンクリートの打設をまとめて群
管理して施工するには、時間のロスが多くなるという不
都合が生じていた。
【0004】そこで本発明は上記事情に鑑み、鋼管柱の
取付孔から上記圧入口金物が簡単に取り外せるようにす
るとともに、コンクリート送出管の盛り換え作業を無く
すようにすることを課題とし、鋼管柱に対するコンクリ
ート圧入の後の補修を容易にし、複数本の鋼管柱に対す
る打設が簡単に行えるようにすることを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、鋼管柱の内部にコンクリートを送
り込む装置において、コンクリート送出管に接続されて
コンクリートの送出方向を吐出口側と分岐口側との二方
の内一方に切り換えできる分岐手段と、前記分岐手段の
分岐口に着脱可能に取り付けられた圧入ホースと、前記
圧入ホースの排出口側に着脱可能に取り付けられたピン
バルブと、前記鋼管柱に開口した取付孔に臨むようにし
て鋼管柱の内部に配置された埋め込み管に一端を鋼管柱
の外側から取付孔を通して螺着し、該埋め込み管とで取
付孔周縁を挟み付けて取付孔に着脱可能に取り付けら
れ、かつ、他端を前記ピンバルブの排出口側に着脱可能
に取り付けた圧入口金物とを備え、前記分岐手段の分岐
口から前記圧入ホースとピンバルブと圧入口金物と埋め
込み管とを経て鋼管柱内に達するコンクリートの分岐送
出路が、前記ピンバルブで開閉可能に設けられているこ
とを特徴とする鋼管柱コンクリート送り込み装置を提供
して、上記課題を解消するものである。
【0006】また、もう一つの発明は、上記鋼管柱コン
クリート送り込み装置を、立設された複数本の鋼管柱ご
とに設け、かつ、前記鋼管柱コンクリート送り込み装置
それぞれの分岐手段をコンクリート送出管を介して順に
連結し、上記分岐手段の切り換えにより分岐送出路から
鋼管柱内にコンクリートを送り込んで所定量のコンクリ
ートを圧入した後、上記ピンバルブで分岐送出路を閉鎖
するとともに分岐手段を切り換えて分岐口側を閉鎖し、
上記圧入ホースを取り外してピンバルブの一端に、分岐
送出路内形状に対応して分岐送出路内に移動可能なプラ
ンジャを有する押し込み具を連結し、ピンバルブを開い
て前記押し込み具によりプランジャを取付孔対応位置ま
で押し出し、コンクリートが凝結するまで取付孔対応位
置に停止させることを特徴とする鋼管柱コンクリートの
送り込み方法であり、この鋼管柱コンクリートの送り込
み方法により上記課題を解消するものである。
【0007】
【作用】本発明の鋼管柱コンクリート送り込み装置にお
いて、圧入口金物が鋼管柱の取付孔に対し、取付孔周縁
を埋め込み管とで挟み付けるようにして着脱可能となっ
ているため、圧入口金物を固定させるための部材を鋼管
柱の外部側に設けておく必要がなく、圧入口金物の取り
外した後に取付孔廻りは平坦になる。また、本発明の鋼
管柱コンクリートの送り込み方法においては、分岐手段
でコンクリートの送出方向を分岐送出路側から分岐手段
の吐出口側に切り換えることで、分岐送出路へのコンク
リートの送り込みが停止してつぎの鋼管柱コンクリート
送出装置側にコンクリートを送り出せるようになる。そ
して、ピンバルブを閉じた送り込み装置では、圧入ホー
スを押し込み具に交換し、ピンバルブを開いてプランジ
ャを押し出して取付孔に対応する部分に位置させること
で、ピンバルブまでにあったコンクリートを取付孔に対
応する位置まで押し込むようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1から図10に
示す実施例に基づいて詳細に説明する。図1は立設され
た5本の鋼管柱1(NO.1からNO.5)のN階より
上方の部分を群管理してコンクリートを送り込み圧入す
る例を示していて、各鋼管柱1には予め鋼管柱コンクリ
ート送り込み装置9が設けられ、これら鋼管柱コンクリ
ート送り込み装置9は後述するようにコンクリート送出
管10を介して順に連結されており、NO.1の鋼管柱
1に設けられた送り込み装置9からNO.5の鋼管柱に
設けられた送り込み装置9にかけてコンクリート送出経
路が順に枝分かれ状に形成されている。そして、ポンプ
11から送り出されるコンクリートを、まず、NO.1
の鋼管柱の送り込み装置9の切り換え操作(後述)でN
O.1の鋼管柱1内に送り込んで圧入し、圧入完了後に
NO.1とNO.2の鋼管柱の送り込み装置9の切り換
え操作でそのNO.2の鋼管柱1にコンクリートを送り
込んで圧入しており、このように順次コンクリートの送
り込み先を変えて複数本の鋼管柱1に対してコンクリー
トの送り込みを行うようにしている。
【0009】さて、上述の送出方向を変えてコンクリー
トを送り込み圧入する際に用いられる上記送り込み装置
9が図2に示されている。この送り込み装置9は図示さ
れているように、コンクリート送出管10が連結される
分岐手段12、圧入ホース13、ピンバルブ14、圧入
口金物15、埋め込み管16とからなるものである。前
記分岐手段12は直管の入口17側と吐出口18側とに
コンクリート送出管10が連結され、もう一つのコンク
リート送出口とされた分岐口19が直管の側方に開口さ
れており、この分岐口19に前記圧入ホース13が着脱
可能に取り付けられている。そしてこの分岐手段12は
図3に示すように中央の分岐部分に回動可能な分岐弁2
0が配置され、この分岐弁20の軸芯に外側のレバー2
1が連結されていて、レバー21の回動操作によって分
岐弁20が回動するように設けられており、分岐弁20
が分岐口19側を閉鎖した状態で入口17側から吐出口
18側へのコンクリートの送出路を開放し、また、分岐
弁20が吐出口側に起こされた状態では分岐口側を開放
して入口側から分岐口側へとコンクリートが送り込まれ
るようにしている。即ち、この分岐手段12ではコンク
リートの送出方向を、分岐弁20の回動操作によって分
岐口側と吐出口側との二方向の内一方に切り換えること
ができるように設けられているものである。
【0010】上記ピンバルブ14は圧入ホース13の排
出口22に着脱可能にして連結されていて、この送り込
み装置9によって鋼管柱まで形成されたコンクリートの
分岐送出路を開閉できるものである。図4はそのピンバ
ルブ14の一例を示していて管体14aに対してその管
体14aの径方向に複数のピン体14bを出し入れでき
るようにしたものとされ、各ピン体14bが上昇してい
るときは開とされ、降下させて管体内に進入していると
きが閉となる。ピン体14b同士の間には隙間が存在し
ているが、この隙間を有した状態でもコンクリートの管
内流動を止めることができる。そして、ピンバルブ14
の排出口23は上記圧入口金物15に着脱可能に取り付
けられている。
【0011】ピンバルブ14が着脱可能に取り付けられ
ているこの圧入口金物15は、図2に示すように鋼管柱
1の外部に突出した状態にして取付孔2に着脱可能に取
り付けられているものであり、鋼管柱1の内部に位置す
る埋め込み管16に連通している。その取付の一例が図
5と図6に示されている。鋼管柱1の内部側に設けられ
る埋め込み管16は一端側を湾曲させるとともに他端側
にフランジ状の反力受け24を有していて、その反力受
けを有する端部側が取付孔2に臨むようにして配置され
ている。そして、取付孔2を通して前記圧入口金物15
の一端が外周の雄ねじ25によって前記埋め込み管16
に螺着され、さらに圧入口金物15の外周に設けられて
前記雄ねじ25に螺合する押えリング26を締め付ける
ことにより、前記反力受け24と押えリング26とで取
付孔の周縁を挟み持つようになり、これによって圧入口
金物15が取付孔2に対して着脱可能に取り付けられて
いる。なお、埋め込み管16は予め鋼管柱1に対して点
付け溶接にて仮固定されている。また、隙間をよりよく
無くすようにするためには、押えリング26と取付孔周
縁との間にパッキン27を介在させ、さらに取付孔2の
内周に沿ってグリスやスペーサなどの充填物28を詰め
るようにする。
【0012】圧入口金物15の取付方は図5と図6のほ
かに図7と図8に示すように、上記押えリングに換えて
圧入口金物15の外周に押しボルト29を螺着させたフ
ランジ30を設けるようにし、一端を埋め込み管16に
螺着させた後に前記押しボルト29の締め付けで取付孔
周縁を挟み込むようにしてもよい。31はリングであっ
て、フランジ30と取付孔2の周縁との間にパッキン2
7とともに介在させ、前記押しボルト29を当接させる
ようにするものである。
【0013】送り込み装置1は上述した構造となってお
り、分岐口19から埋め込み管16にわたる分岐送出路
を、上述の分岐手段12の切り換え操作の結果コンクリ
ートが通るようになり、所定量のコンクリートが鋼管柱
1側に送り出され圧入されると、前記分岐手段12の切
り換えが行われてコンクリート送出方向が吐出口側、即
ち、つぎの送り込み装置側へと切り換えられる。この分
岐手段12の切り換えで分岐口19側が閉鎖され、ピン
バルブ14による分岐送出路の閉鎖を行った後に圧入ホ
ース13を取り外す。圧入ホース13が取り外されたピ
ンバルブ14に対して図2に示す押し込み具32を取り
付ける。この押し込み具32はピンバルブ14と圧入口
金物15における分岐送出路の内部形状に対応した円柱
状のプランジャ33を有しており、押し込み具本体の押
し出し操作でこのプランジャ33がピンバルブ14と圧
入口金物15の内部を通過するように設けられている。
この押し込み具32を取り付けた後にピンバルブ14の
操作で分岐送出路を開き、プランジャ33を押し出して
その先端が取付孔2に対応する位置まで移動させる。前
記プランジャ33の押し込みでピンバルブ14まで達し
ていたコンクリートが鋼管柱1の取付孔2に対応する位
置まで押し込まれることになる。この後、プランジャ3
3を圧入口金物15にボルト止めなどの各種の手段を用
いて固定し、ピンバルブ14と押し込み具32の本体を
撤去する。そして、鋼管柱1のコンクリートの圧縮強度
が5Kg/cm2程度に進んだ段階で圧入口金物15と
プランジャ33とを取り外す。
【0014】圧入口金物15とプランジャ33を取り外
した状態が図9に示されており、コンクリートが取付孔
2の位置で平坦に硬化している。この圧入口金物15と
プランジャ33を取り外した後、必要な場合には取付孔
から表出したコンクリート面などを補修してふさぎ板材
34を溶接して(図10)一つの鋼管柱1に対するコン
クリートの打設作業が終了することになり、コンクリー
ト送出方向が切り換えられた送り込み装置9ごとに上述
の作業を行って順に鋼管柱1に対するコンクリート打設
を終了させる。なお、図1に示した末端側のNO.5の
鋼管柱1に取り付けた送り込み装置9における分岐手段
にあっては、その吐出口側が予めふさぎ板にて閉鎖され
ている。また、この分岐手段そのものを曲管とし、コン
クリートの圧送停止後にピンバルブを閉じるようにして
もよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の鋼管柱コ
ンクリート送り込み装置では、鋼管柱の内部に配置され
た埋め込み管と鋼管柱の外部側に配置した圧入口金物と
を螺着させ、埋め込み管とその圧入口金物による取付孔
周縁の挟み込みで圧入口金物を取付孔に着脱可能に取り
付けたので、鋼管柱の取付孔廻りに補強部材などを設け
る必要がなく、圧入口金物と取り外した後の補修作業が
極めて簡単になる。また、本発明のコンクリートの送り
込み方法では、分岐送出路からコンクリートの送出方向
を切り換えてつぎの送り込み装置側へコンクリートを送
り出すようにし、切り換えられた分岐送出路で押し込み
具によるコンクリートの押し込みを行うようにしている
ため、一つの送り込み装置へのコンクリート送出中に、
他の送り込み装置での押し込み具によるコンクリート押
し込み作業が行えるようになり、複数本の鋼管柱に対す
るコンクリート打設を群管理して行う場合、効率のよい
打設作業となるなど、実用性に優れた効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンクリートの送り込み方法における
複数本の鋼管柱に対するコンクリートの送り込み順序を
示す説明図である。
【図2】本発明に係る鋼管柱コンクリート送り込み装置
の一実施例を示す説明図である。
【図3】鋼管柱コンクリート送り込み装置の分岐手段を
示すもので、(イ)は一方側面側から示す説明図、
(ロ)は他方の側面側から示す説明図である。
【図4】ピンバルブを示す説明図である。
【図5】圧入口金物と埋め込み管の取付孔に対する取付
状態を示す説明図である。
【図6】圧入口金物と埋め込み管を示す説明図である。
【図7】圧入口金物の取付孔に対する他の取付状態を示
す説明図である。
【図8】圧入口金物の他の例を示す説明図である。
【図9】圧入口金物とプランジャを取り外した状態を示
す説明図である。
【図10】取付孔を閉じた状態を示す説明図である。
【図11】従来の圧入口金物の取付状態を示すもので、
(イ)はフランジを取付孔廻りに溶接した例を示す説明
図、(ロ)は取付孔廻りに溶接された補強部材にフラン
ジをボルト止めした例を示す説明図である。
【図12】従来の圧入口金物側接続される筒先ホースを
示す説明図である。
【符号の説明】
1…鋼管柱 2…取付孔 9…鋼管柱コンクリート送り込み装置 10…コンクリート送出管 12…分岐手段 13…圧入ホース 14…ピンバルブ 15…圧入口金物 16…埋め込み管 20…分岐弁 32…押し込み具 33…プランジャ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼管柱の内部にコンクリートを送り込む装
    置において、 コンクリート送出管に接続されてコンクリートの送出方
    向を吐出口側と分岐口側との二方の内一方に切り換えで
    きる分岐手段と、 前記分岐手段の分岐口に着脱可能に取り付けられた圧入
    ホースと、 前記圧入ホースの排出口側に着脱可能に取り付けられた
    ピンバルブと、 前記鋼管柱に開口した取付孔に臨むようにして鋼管柱の
    内部に配置された埋め込み管に一端を鋼管柱の外側から
    取付孔を通して螺着し、該埋め込み管とで取付孔周縁を
    挟み付けて取付孔に着脱可能に取り付けられ、かつ、他
    端を前記ピンバルブの排出口側に着脱可能に取り付けた
    圧入口金物とを備え、 前記分岐手段の分岐口から前記圧入ホースとピンバルブ
    と圧入口金物と埋め込み管とを経て鋼管柱内に達するコ
    ンクリートの分岐送出路が、前記ピンバルブで開閉可能
    に設けられていることを特徴とする鋼管柱コンクリート
    送り込み装置。
  2. 【請求項2】請求項1の鋼管柱コンクリート送り込み装
    置を、立設された複数本の鋼管柱ごとに設け、かつ、前
    記鋼管柱コンクリート送り込み装置それぞれの分岐手段
    をコンクリート送出管を介して順に連結し、 上記分岐手段の切り換えにより分岐送出路から鋼管柱内
    にコンクリートを送り込んで所定量のコンクリートを圧
    入した後、上記ピンバルブで分岐送出路を閉鎖するとと
    もに分岐手段を切り換えて分岐口側を閉鎖し、 上記圧入ホースを取り外してピンバルブの一端に、分岐
    送出路内形状に対応して分岐送出路内に移動可能なプラ
    ンジャを有する押し込み具を連結し、 ピンバルブを開いて前記押し込み具によりプランジャを
    取付孔対応位置まで押し出し、コンクリートが凝結する
    まで取付孔対応位置に停止させることを特徴とする鋼管
    柱コンクリートの送り込み方法。
JP16959796A 1996-06-28 1996-06-28 鋼管柱コンクリート送り込み装置と鋼管柱コンクリートの送り込み方法 Pending JPH1018594A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102619337A (zh) * 2012-05-02 2012-08-01 中国新兴建设开发总公司 混凝土顶升回流系统及其施工方法
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CN104895330A (zh) * 2015-04-02 2015-09-09 广州市第四建筑工程有限公司 高层建筑砂浆泵送及余灰回收装置和方法
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