JPH10185559A - 被検出物体の過傾斜検出装置 - Google Patents

被検出物体の過傾斜検出装置

Info

Publication number
JPH10185559A
JPH10185559A JP35722896A JP35722896A JPH10185559A JP H10185559 A JPH10185559 A JP H10185559A JP 35722896 A JP35722896 A JP 35722896A JP 35722896 A JP35722896 A JP 35722896A JP H10185559 A JPH10185559 A JP H10185559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
casing
sensor
detected
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35722896A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunei Kajimura
俊英 梶村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Kogyo Co Ltd filed Critical Taiyo Kogyo Co Ltd
Priority to JP35722896A priority Critical patent/JPH10185559A/ja
Publication of JPH10185559A publication Critical patent/JPH10185559A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検出物体がある姿勢から大きく傾斜し、そ
の傾斜角が所定値を越えて「過傾斜」となったときに検
出信号を出力する被検出物体の過傾斜検出装置を提供す
る。上記「過傾斜」でない状態で、上記過傾斜検出装置
に振動が与えられたときは、上記検出信号が誤って出力
されないようにする。 【解決手段】 被検出物体1に対し取り付け可能とされ
るケーシング3と、このケーシング3内に収容される球
状重り15と、この重り15を載置させて軸心17がほ
ぼ垂直な倒立円錐形の載置面16と、この載置面16の
中央部20からその径方向の外方に重り15が所定寸法
以上に離脱したとき検出信号を出力するセンサー21
と、上記ケーシング3内に収容されて上記重り15の周
りに存在する液体29とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の壁等の被
検出物体が、地震等により、通常の姿勢から大きく傾斜
して、その傾斜角が所定値を越えたとき、検出信号を出
力するようにした被検出物体の過傾斜検出装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】地震が発生すると、地面からの振動によ
り木造家屋等の建築物や構造物が通常の姿勢から大きく
傾斜したり、この傾斜が更に進んで倒壊することともな
る。このように、建築物等が大きく傾斜したり、倒壊し
たりするときには、この傾斜時の建築物等と、この建築
物等の中にいる人とが互いに衝突して、人が無用に傷付
けられるおそれがある。
【0003】そこで、例えば、上記建築物等の壁の傾斜
角が所定値以上になったとき(以下、これを「過傾斜」
という)、検出信号を出力する過傾斜検出装置と、上記
壁に取り付けられて、上記検出信号を入力して作動する
エアバッグ装置とを設け、このエアバッグ装置により、
人の保護を図ることが考えられる。
【0004】上記エアバッグ装置は、従来より公知のも
ので、上記過傾斜検出装置の検出信号を入力して瞬間的
にガスを発生するガス発生器と、このガスを受け入れる
ことにより瞬間的に膨張して上記壁と人とが互いに直接
的に衝突することを防止するバッグとを備えたようなも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記過傾斜
検出装置に、従来より多用されている重りを用いた角度
(傾斜)センサーを利用することが考えられる。しか
し、このような角度センサーは、これに振動が与えられ
てその重りに慣性力が生じると、これにより、誤って
「過傾斜」の検出信号を出力するおそれがある。
【0006】このため、地震が発生したとき、壁が大き
くは傾斜していないにもかかわらず、上記角度センサー
が上記振動により検出信号を出力し、もって、上記エア
バッグ装置が無用に作動してしまうという問題がある。
【0007】また、上記過傾斜検出装置は、これに対す
る保守、点検作業が容易にできるようにすることが望ま
しく、また、構成が簡単であると共に、この過傾斜検出
装置が不作動のままで長期間が経過した後でも、「過傾
斜」になった時には検出信号が確実に出力されるように
することも望まれる。
【0008】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、被検出物体が、通常の姿勢などある姿勢
から大きく傾斜し、その傾斜角が所定値を越えて「過傾
斜」となったときに検出信号を出力する被検出物体の過
傾斜検出装置の提供を課題とし、かつ、上記「過傾斜」
でない状態で、上記過傾斜検出装置に振動が与えられた
ときは、上記検出信号が誤って出力されないようにする
ことを課題とする。
【0009】また、上記過傾斜検出装置に対する保守、
点検作業が容易にできるようにするなど、前記諸要求を
満足させるようにすることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の被検出物体の過傾斜検出装置は、次の如くで
ある。
【0011】請求項1の発明は、被検出物体1に対し取
り付け可能とされるケーシング3と、このケーシング3
内に収容される球状重り15と、この重り15を載置さ
せて軸心17がほぼ垂直な倒立円錐形の載置面16と、
この載置面16の中央部20からその径方向の外方に重
り15が所定寸法以上に離脱したとき検出信号を出力す
るセンサー21と、上記ケーシング3内に収容されて上
記重り15の周りに存在する液体29とを備えたもので
ある。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、上記載置面16の軸心17とほぼ同じ軸心上で、上
記ケーシング3に摺動孔25を形成すると共に、この摺
動孔25にその軸方向に摺動自在に摺動軸26を嵌入
し、この摺動軸26の一端部を上記重り15に係脱自在
に係合させる一方、他端部を上記センサー21に係合さ
せたものである。
【0013】請求項3の発明は、被検出物体1に対し取
り付け可能とされるケーシング3と、このケーシング3
内に収容される重り15と、この重り15を上記ケーシ
ング3に対し揺動自在となるよう吊下させる吊下具37
と、この吊下具37により吊下された重り15の通常位
置からこの重り15が所定寸法以上に離脱したとき検出
信号を出力するセンサー21と、上記ケーシング3内に
収容されて上記重り15の周りに存在する液体29とを
備えたものである。
【0014】請求項4の発明は、請求項1から3のうち
いずれか1つの発明に加えて、上記ケーシング3の外部
に上記センサー21を設けると共に、このセンサー21
を上記ケーシング3に取り付けたものである。
【0015】請求項5の発明は、請求項1から3のうち
いずれか1つの発明に加えて、上記ケーシング3内に上
記センサー21を収容させ、このセンサー21の周りに
上記液体29を存在させると共に、この液体29を油と
したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0017】(第1の実施の形態)
【0018】図1、2は、本発明の第1の実施の形態を
示している。
【0019】図中符号1は被検出物体であり、2は過傾
斜検出装置である。
【0020】上記被検出物体1は、木造家屋、ビル等の
建築物や、プラント、ダム、橋梁等の構造物や、機械類
等であって、より具体的には、例えばその壁(縦壁、天
井、床を含む概念)、柱、梁等である。
【0021】上記過傾斜検出装置2は、上記被検出物体
1に接着剤や締結具等により取り付け可能とされる透明
な樹脂製のケーシング3を備えている。このケーシング
3のケーシング本体4は、軸心6がほぼ垂直な円筒体7
と、この円筒体7の下部開口を閉じる底板8とで構成さ
れている。上記円筒体7の上部には上記ケーシング本体
4の内外を連通させる開口9が形成されている。この開
口9を開閉自在に閉じる蓋体10が設けられ、上記ケー
シング本体4の開口9の開口縁と上記蓋体10との間に
はOリングであるシール材11が介設され、これによ
り、上記ケーシング3の内部は密閉された空間12とさ
れている。
【0022】上記ケーシング3内の空間12に球状の鋼
製の重り15が収容されている。上記ケーシング3内の
底板8の上面は、上記重り15を載置させる載置面16
とされ、この載置面16は上記軸心6とほぼ同じ軸心1
7上に位置して倒立円錐形をなしている。この載置面1
6の頂角は154〜164°とされ、つまり、図1で示
す側面視断面で、上記載置面16の半径方向の各面が水
平面に対してなす勾配角αは例えば8〜13°とされて
いる。
【0023】上記したように、載置面16は倒立円錐形
をなしているため、上記重り15はその自重で上記載置
面16を転動して、この載置面16の軸心17上に位置
する中央部20に転がり込み、そこで静止した状態を保
っている。
【0024】上記重り15が、上記載置面16の中央部
20から上記載置面16に沿ってその径方向外方に所定
寸法以上に離脱したとき、この離脱を検出して検出信号
を出力するセンサー21が設けられている。
【0025】上記センサー21はリミットスイッチであ
って、上記ケーシング3の外部に設けられスイッチを内
有するセンサー本体22と、このセンサー本体22に上
下に揺動自在に枢支された入力アーム23とで構成され
ている。上記センサー本体22は、上記ケーシング3の
蓋体10の上面に締結具により着脱自在に締結されてい
る。また、上記入力アーム23は下方(一方向)に向う
ようばねで付勢されており、このように下方に揺動した
状態で、上記センサー本体22のスイッチがオン(閉)
されるようになっている。また、この状態から、上記ば
ねに抗して上記入力アーム23を上方(他方向)へ揺動
させると、上記スイッチがオフ(開)されるようになっ
ている。
【0026】ほぼ上記軸心17上で、上記ケーシング3
の蓋体10に上記空間12の内外を連通させる断面円形
の摺動孔25が貫設され、この摺動孔25にその軸方向
に摺動自在に断面円形の摺動軸26が嵌入されている。
この摺動軸26の下端部(一端部)の端面が上記中央部
20に位置した上記重り15の頂面に係脱自在に係合
(接合)している。一方、上記摺動軸26の上端部(他
端部)は上記センサー21の入力部である入力アーム2
3の揺動端に係合(接合)させられている。
【0027】上記の場合、図1中実線で示すように、上
記入力アーム23は前記ばねの付勢力で上記摺動軸26
の上端部の端面に圧接している。この場合、上記入力ア
ーム23は、上記重り15の頂面に接した上記摺動軸2
6に押し上げられて、上方に揺動させられた状態とさ
れ、これにより、上記センサー本体22のスイッチがオ
フにされている。センサー本体22のスイッチには、電
池やバッテリ等の電源が接続されると共に、従来の技術
で説明した公知のエアバッグ装置27が電気的に接続さ
れている。
【0028】図1、2中一点、もしくは二点鎖線で示す
ように、地震などにより、上記被検出物体1が傾斜し
て、水平面に対する傾斜角βが上記勾配角αを越え、つ
まり、「過傾斜」である10〜15°以上となったと
き、同上図中一点、もしくは二点鎖線で示すように、上
記重り15はその自重で、上記載置面16上を転動し
て、上記中央部20からその径方向の外方に離脱するこ
ととなる。
【0029】そして、上記中央部20に位置させられた
重り15が、上記中央部20から所定寸法離脱したと
き、同上図中一点、もしくは、二点鎖線で示すように、
上記摺動軸26の下端部は、上記重り15の頂面から側
方に偏位した部分に接合することとなり、その分、上記
摺動軸26は下降させられる。
【0030】すると、同上図中一点、もしくは、二点鎖
線で示すように、上記摺動軸26の上端部に接合してい
た上記入力アーム23が下方に揺動し、上記センサー本
体22のスイッチがオンされて、被検出物体1や過傾斜
検出装置2の「過傾斜」が検出され、かつ、このセンサ
ー本体22のスイッチのオンで、上記センサー21から
エアバッグ装置27に対し上記電源の電力が供給され、
つまり、検出信号が出力され、この検出信号に基づき、
上記エアバッグ装置27が作動させられる。
【0031】なお、上記したように、重り15が中央部
20から所定寸法離脱したとき、上記重り15は上記ケ
ーシング3の円筒体7の内面に当接して、それ以上に離
脱するということは防止され、これにより、上記重り1
5の上面側に対する上記摺動軸26の下端部の接合状態
が保たれるようになっている。
【0032】上記被検出物体1と過傾斜検出装置2が、
図中実線の元の通常姿勢に戻るときには、上記重り15
が上記中央部20に転がり込むときの力の分力で、上記
ばねに抗し摺動軸26の下端部が押し上げられて上昇さ
せられる。すると、この摺動軸26の上昇により、上記
入力アーム23が押されて上方に揺動させられ、上記セ
ンサー本体22のスイッチが再びオフされ、上記過傾斜
検出装置2が元の状態に戻る。
【0033】上記ケーシング3内の空間12には液体2
9が満杯状に収容され、この液体29は粘性の高いシリ
コーンオイルとされている。この液体29は、上記重り
15、摺動軸26の下端部、およびこれら重り15と摺
動軸26との接合部の周りに存在して、これらをこの液
体29に沈めさせている。
【0034】ところで、上記被検出物体1と過傾斜検出
装置2とが「過傾斜」に達する以前の状態で、上記過傾
斜検出装置2に振動が与えられると、その重り15には
慣性力が生じ、このため、上記過傾斜検出装置2の傾斜
角βが所定値を越えていないにもかかわらず、上記重り
15は、上記載置面16の中央部20から離脱し、この
載置面16の傾斜面に沿って転動しようとする。
【0035】しかし、前記したように、重り15の周り
には液体29が存在しているため、上記重り15が上記
載置面16の中央部20から離脱しようとすることは、
上記液体29の粘性による抵抗で、抑制される。
【0036】よって、上記過傾斜検出装置2に振動が与
えられたとしても、これに基づく重り15の慣性力で、
上記センサー21が誤って「過傾斜」の検出信号を出力
する、ということは防止され、つまり、上記過傾斜検出
装置2によれば、振動の影響を受けることなく、実際の
「過傾斜」が、より確実に検出されることとなる。
【0037】このため、特に、建築物である被検出物体
1に上記過傾斜検出装置2を取り付けこの過傾斜検出装
置2の検出信号で作動するエアバッグ装置27を設けた
場合で、地震が発生したときには、単なる振動では上記
過傾斜検出装置2は検出信号を出力せず、実際に「過傾
斜」になったときに始めて、検出信号を出力して上記エ
アバッグ装置27を作動させることとなり、もって、上
記エアバッグ装置27の無用な作動が防止される。
【0038】前記したように、載置面16の軸心17と
ほぼ同じ軸心上で、上記ケーシング3に摺動孔25が形
成されると共に、この摺動孔25にその軸方向に摺動自
在に摺動軸26が嵌入され、この摺動軸26の一端部が
上記重り15に係脱自在に係合させられる一方、他端部
が上記センサー21に係合させられている。
【0039】このため、上記摺動軸26の径寸法をある
程度大きくしておけば、仮に、上記過傾斜検出装置2に
振動が与えられて、その重り15に生じる慣性力でこの
重り15が上記載置面16の中央部20からある程度大
きく離脱したとしても、この重り15に対する上記摺動
軸26との係合状態が維持されて、上記センサー21が
誤って検出信号を出力することは抑制される。
【0040】よって、上記過傾斜検出装置2に振動が与
えられても、これに基づき、検出信号が出力されるとい
うことは防止される。つまり、上記振動の影響を受ける
ことなく、実際の「過傾斜」が、より確実に検出され
る。
【0041】なお、30はブリーザ孔である。
【0042】また、前記したように、センサー21は上
記ケーシング3の外部に設けられ、かつ、このケーシン
グ3に取り付けられている。
【0043】このため、上記センサー21に対する保
守、点検作業は上記ケーシング3を開閉させることなく
でき、よって、上記過傾斜検出装置2に対する上記作業
が容易にできることとなる。
【0044】また、上記液体29は油であるため、この
液体29により、上記重り15と摺動軸26の発錆が防
止されると共に、上記重り15と摺動軸26の接合部
や、上記摺動孔25の内周面と上記摺動軸26との間が
潤滑されて、上記過傾斜検出装置2の耐候性が向上させ
られる。
【0045】よって、上記過傾斜検出装置2が不作動の
ままで長期間が経過した後でも、「過傾斜」時には、上
記センサー21が確実に作動して、その検出信号が確実
に出力される。
【0046】以下の各図は、第2、3の実施の形態を示
している。これら各実施の形態は、前記第1の実施の形
態と構成、作用において多くの点で共通している。そこ
で、これら共通するものについては、図面に共通の符号
を付してその重複した説明を省略し、異なる点につき主
に説明する。
【0047】(第2の実施の形態)
【0048】図3、4は、本発明の第2の実施の形態を
示している。
【0049】これによれば、ケーシング3は、このケー
シング3内の空間12を上下に仕切る仕切板33を有
し、この仕切板33はケーシング本体4の円筒体7に固
着されている。そして、上記仕切板33の上面が載置面
16とされている。
【0050】また、上記仕切板33に摺動孔25が形成
されると共に、この摺動孔25に摺動軸26が摺動自在
に嵌入され、上記仕切板33の下側の空間12にセンサ
ー21が収容されている。このセンサー21の周りに液
体29が存在し、この液体29に上記センサー21が沈
められている。
【0051】上記摺動軸26の上端部(一端部)の端面
が上記中央部20に位置した上記重り15の最下面に係
脱自在に係合(接合)している。一方、上記摺動軸26
の下端部(他端部)が上記センサー21の入力アーム2
3の揺動端に係合(接合)させられている。
【0052】上記の場合、重り15と、摺動軸26の各
自重が上記センサー21のばねに抗して上記入力アーム
23を下方に揺動させており、これにより、上記センサ
ー本体22のスイッチがオフにされている。
【0053】図3、4中一点、もしくは二点鎖線で示す
ように、上記被検出物体1が傾斜して、傾斜角βが勾配
角αを越え、つまり「過傾斜」になったとき、同上図中
一点、もしくは二点鎖線で示すように、上記重り15は
その自重で上記載置面16上を転動して、中央部20か
らその径方向の外方に離脱することとなる。
【0054】そして、上記したように、重り15が中央
部20から離脱すると、上記摺動軸26の上端部に対す
る重り15の係合が解除されるため、上記入力アーム2
3はばねの付勢力で、上記摺動軸26を押し上げて上方
に揺動し、これにより、上記センサー本体22のスイッ
チがオンされる。
【0055】上記被検出物体1と過傾斜検出装置2が、
図3、4中実線の元の通常姿勢に戻るときには、上記重
り15が上記中央部20に転がり込み、そのときの上記
重り15の自重で、上記ばねに抗して上記摺動軸26が
押し下げられて下降させられる。すると、この摺動軸2
6の下降により、上記入力アーム23が押されて下方に
揺動させられ、上記センサー本体22のスイッチが再び
オフされ、上記過傾斜検出装置2が元の状態に戻る。
【0056】前記したように、センサー21はケーシン
グ3内に収容されており、このため、上記センサー21
はケーシング3によって、保護されることから、上記セ
ンサー21がケーシング3の外部の何らかの物体と衝突
して破損させられるということは防止される。
【0057】また、上記センサー21は油である液体2
9によって油浴されており、このため、上記センサー2
1が酸化腐食させられることは、上記油により防止され
て、耐候性が向上する。
【0058】よって、上記過傾斜検出装置2が不作動の
ままで長期間が経過した後でも、「過傾斜」時には、上
記センサー21が確実に作動して、その検出信号が確実
に出力される。
【0059】(第3の実施の形態)
【0060】図5は、本発明の第3の実施の形態を示し
ている。
【0061】これによれば、重り15は軸心が垂直な円
柱形をなしている。ケーシング3内に収容された上記重
り15を、上記ケーシング3の蓋体10に吊下させる吊
下具37が設けられている。この吊下具37は、上記蓋
体10に支持されたボール式の自在継手38と、この自
在継手38に吊下されて、その下端が水平な各方向に揺
動自在とされる揺動端39とで構成されている。
【0062】図5中実線で示す過傾斜検出装置2の通常
状態では、上記ケーシング3のほぼ軸心6上に上記重り
15、自在継手38、および揺動端39の各軸心が位置
し、これが、上記重り15の通常位置となっている。
【0063】図5中一点、もしくは二点鎖線で示すよう
に、上記重り15の通常位置からこの重り15が所定寸
法以上に離脱したとき、この離脱を検出するセンサー2
1が設けられている。
【0064】上記センサー21につき説明する。上記揺
動端39の上端40は、上記ケーシング3の蓋体10の
上方に突出しており、上記揺動端39の上端40を上方
から覆うキャップ42が上記蓋体10の上面に締結具4
3により着脱自在に締結されている。
【0065】上記軸心6上で、上記キャップ42に貫通
してねじ付けられるボルト体46と、このボルト体46
を所望の上下位置で上記キャップ42を介しケーシング
3に着脱自在に固着させるロックナット47とが設けら
れている。
【0066】上記ボルト体46の下端面には、下方に向
って開く凹所48が形成され、この凹所48の内周面
は、上記軸心6上に位置した円錐台面とされ、上記凹所
48内に上記吊下具37の上端40が嵌入されている。
【0067】上記揺動端39が揺動すれば、その上端4
0が上記凹所48の内周面に接離自在とされている。上
記揺動端39は上記自在継手38と電線49とを介して
エアバッグ装置27に接続され、上記ボルト体46は他
の電線50を介して同上エアバッグ装置27に接続され
ている。つまり、上記揺動端39とボルト体46はスイ
ッチ51を構成している。
【0068】図5中実線で示す過傾斜検出装置2の通常
状態では、上記揺動端39と凹所48とは上記軸心6上
に位置して、上記揺動端39の上端40は上記凹所48
の内周面から離れ、つまり、上記スイッチ51がオフと
されている。
【0069】図5中二点鎖線で示すように、上記被検出
物体1が傾斜して、傾斜角βが勾配角αを越え、つま
り、「過傾斜」になったとき、同上二点鎖線で示すよう
に、上記重り15がその通常の位置から所定寸法以上に
離脱して、これと共に上記揺動端39を揺動させる。す
ると、この揺動端39の上端40が上記ボルト体46の
凹所48の内周面に当接して、上記スイッチ51がオン
される。
【0070】上記被検出物体1と過傾斜検出装置2が、
図5中実線の元の姿勢に戻るときには、上記重り15が
その自重で、上記軸心6に戻り、これに伴い、上記揺動
端39の上端40が上記ボルト体46の凹所48の内周
面から離反して、上記スイッチ51が再びオフされる。
【0071】ところで、上記被検出物体1と過傾斜検出
装置2とが「過傾斜」に達する以前の状態で、上記過傾
斜検出装置2に振動が与えられると、その重り15には
慣性力が生じ、このため、上記過傾斜検出装置2の傾斜
角βが所定値を越えていないにもかかわらず、上記重り
15は、上記ケーシング3の軸心6上の通常位置から離
脱しようとする。
【0072】しかし、前記したように、重り15の周り
には液体29が存在しているため、上記重り15が上記
通常位置から離脱しようとすることは、上記液体29の
粘性による抵抗で、抑制される。
【0073】よって、上記過傾斜検出装置2に振動が与
えられたとしても、これに基づく重り15の慣性力で、
上記センサー21が誤って「過傾斜」の検出信号を出力
する、ということは防止され、つまり、上記過傾斜検出
装置2によれば、振動の影響を受けることなく、実際の
「過傾斜」が、より確実に検出されることとなる。
【0074】上記の場合、図5中一点鎖線で示すよう
に、ボルト体46とロックナット47とを操作して、上
記凹所48を上記揺動端39の上端40から離れさせれ
ば、同上一点鎖線で示すように過傾斜検出装置2が「過
傾斜」となるときの角度をより大きくでき、つまり、
「過傾斜」の角度が調整自在とされている。
【0075】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0076】請求項1の発明は、被検出物体に対し取り
付け可能とされるケーシングと、このケーシング内に収
容される球状重りと、この重りを載置させて軸心がほぼ
垂直な倒立円錐形の載置面と、この載置面の中央部から
その径方向の外方に重りが所定寸法以上に離脱したとき
検出信号を出力するセンサーと、上記ケーシング内に収
容されて上記重りの周りに存在する液体とを備えてあ
る。
【0077】このため、上記被検出物体に上記過傾斜検
出装置のケーシングが取り付けられていて、上記被検出
物体がある姿勢をとっているときには、上記重りはその
自重により上記載置面の中央部に転がり込むことにより
静止した状態を保っている。
【0078】そして、上記被検出物体が上記したある姿
勢から大きく傾斜することに伴い、上記過傾斜検出装置
も傾斜して、上記重りが上記載置面上で転動し、上記載
置面の中央部から所定寸法以上に離脱したとき、つま
り、上記被検出物体の傾斜角が所定値を越えて「過傾
斜」したとき、上記センサーが検出信号を出力する。
【0079】ところで、上記被検出物体と過傾斜検出装
置とが「過傾斜」に達する以前の状態で、上記過傾斜検
出装置に振動が与えられると、その重りには慣性力が生
じ、このため、上記過傾斜検出装置の傾斜角が所定値を
越えていないにもかかわらず、上記重りは、上記載置面
の中央部から離脱しようとする。
【0080】しかし、前記したように、重りの周りには
液体が存在しているため、上記重りが上記載置面の中央
部から離脱しようとすることは、上記液体の粘性による
抵抗で、抑制される。
【0081】よって、上記過傾斜検出装置に振動が与え
られたとしても、これに基づく重りの慣性力で、上記セ
ンサーが誤って「過傾斜」の検出信号を出力する、とい
うことは防止され、つまり、上記過傾斜検出装置によれ
ば、振動の影響を受けることなく上記「過傾斜」が、よ
り確実に検出されることとなる。
【0082】このため、特に、建築物である被検出物体
に上記過傾斜検出装置を取り付け、この過傾斜検出装置
の検出信号で作動するエアバッグ装置を設けた場合で、
地震が発生したときには、単なる振動では上記過傾斜検
出装置は検出信号を出力せず、実際に「過傾斜」になっ
たときに始めて、検出信号を出力して上記エアバッグ装
置を作動させることとなり、もって、上記エアバッグ装
置の無用な作動が防止される。
【0083】請求項2の発明は、上記載置面の軸心とほ
ぼ同じ軸心上で、上記ケーシングに摺動孔を形成すると
共に、この摺動孔にその軸方向に摺動自在に摺動軸を嵌
入し、この摺動軸の一端部を上記重りに係脱自在に係合
させる一方、他端部を上記センサーに係合させてある。
【0084】このため、上記摺動軸の径寸法をある程度
大きくしておけば、上記過傾斜検出装置に振動が与えら
れて、その重りに生じる慣性力でこの重りが上記載置面
の中央部からある程度大きく離脱したとしても、この重
りに対する上記摺動軸との係合状態が維持されて、上記
センサーが誤って検出信号を出力することは抑制され
る。
【0085】よって、上記過傾斜検出装置に振動が与え
られても、これに基づき、検出信号が出力されるという
ことは防止される。つまり、上記振動の影響を受けるこ
となく、実際の「過傾斜」が、より確実に検出される。
【0086】そして、上記した「過傾斜」の確実な検出
は、上記摺動軸の径寸法を大きくするという簡単な構成
で達成されるのであり、その分、上記過傾斜検出装置が
簡単な構成とされて好ましい。
【0087】請求項3の発明は、被検出物体に対し取り
付け可能とされるケーシングと、このケーシング内に収
容される重りと、この重りを上記ケーシングに対し揺動
自在となるよう吊下させる吊下具と、この吊下具により
吊下された重りの通常位置からこの重りが所定寸法以上
に離脱したとき検出信号を出力するセンサーと、上記ケ
ーシング内に収容されて上記重りの周りに存在する液体
とを備えてある。
【0088】このため、上記被検出物体に上記過傾斜検
出装置のケーシングが取り付けられていて、上記被検出
物体がある姿勢をとっているときには、上記重りはその
自重により上記吊下具により吊下されて通常の位置に位
置している。
【0089】そして、上記被検出物体が上記したある姿
勢から大きく傾斜することに伴い、上記ケーシングも傾
斜して、上記重りがその通常の位置から所定寸法以上に
離脱したとき、つまり、上記被検出物体の傾斜角が所定
値を越えて「過傾斜」したとき、上記センサーが検出信
号を出力する。
【0090】ところで、上記被検出物体と過傾斜検出装
置とが「過傾斜」に達する以前の状態で、上記過傾斜検
出装置に振動が与えられると、その重りには慣性力が生
じ、このため、上記過傾斜検出装置の傾斜角が所定値を
越えていないにもかかわらず、上記重りは、上記通常位
置から離脱しようとする。
【0091】しかし、前記したように、重りの周りには
液体が存在しているため、上記重りが上記通常位置から
離脱しようとすることは、上記液体の粘性による抵抗
で、抑制される。
【0092】よって、上記過傾斜検出装置に振動が与え
られたとしても、これに基づく重りの慣性力で、誤って
「過傾斜」の検出信号を出力する、ということは防止さ
れ、つまり、上記過傾斜検出装置によれば、振動の影響
を受けることなく実際の「過傾斜」が、より確実に検出
されることとなる。
【0093】請求項4の発明は、上記ケーシングの外部
に上記センサーを設けると共に、このセンサーを上記ケ
ーシングに取り付けてある。
【0094】このため、上記センサーに対する保守、点
検作業は上記ケーシングを開閉させることなくでき、よ
って、上記過傾斜検出装置に対する上記作業が容易にで
きることとなる。
【0095】請求項5の発明は、上記ケーシング内に上
記センサーを収容させ、このセンサーの周りに上記液体
を存在させると共に、この液体を油としてある。
【0096】このため、上記センサーはケーシングによ
って、保護されることから、上記センサーがケーシング
の外部の何らかの物体と衝突して破損させられるという
ことは防止される。
【0097】また、上記センサーは油である液体によっ
て油浴されており、このため、上記センサーが酸化腐食
させられることは、上記油により防止されて、耐候性が
向上する。
【0098】よって、上記過傾斜検出装置が不作動のま
まで長期間が経過した後でも、「過傾斜」時には、上記
センサーが確実に作動して、その検出信号が確実に出力
される。
【0099】このため、上記過傾斜検出装置は、不作動
のままで極めて長期間にわたり放置される可能性が高い
地震用のものとして、極めて有益である。
【0100】しかも、上記センサーの耐候性を向上させ
るものは、振動により上記「過傾斜」の検出信号が誤っ
て出力されないようにするための液体が利用されたので
あり、よって、その分、過傾斜検出装置の構成が簡単に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態で、側面断面図である。
【図2】第1の実施の形態で、図1の2‐2線矢視断面
図である。
【図3】第2の実施の形態で、側面断面図である。
【図4】第2の実施の形態で、図3の4‐4線矢視断面
図である。
【図5】第3の実施の形態で、側面断面図である。
【符号の説明】
1 被検出物体 2 過傾斜検出装置 3 ケーシング 6 軸心 12 空間 15 重り 16 載置面 17 軸心 20 中央部 21 センサー 22 センサー本体 23 入力アーム 25 摺動孔 26 摺動軸 27 エアバッグ装置 29 液体 33 仕切板 37 吊下具

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出物体に対し取り付け可能とされる
    ケーシングと、このケーシング内に収容される球状重り
    と、この重りを載置させて軸心がほぼ垂直な倒立円錐形
    の載置面と、この載置面の中央部からその径方向の外方
    に重りが所定寸法以上に離脱したとき検出信号を出力す
    るセンサーと、上記ケーシング内に収容されて上記重り
    の周りに存在する液体とを備えた被検出物体の過傾斜検
    出装置。
  2. 【請求項2】 上記載置面の軸心とほぼ同じ軸心上で、
    上記ケーシングに摺動孔を形成すると共に、この摺動孔
    にその軸方向に摺動自在に摺動軸を嵌入し、この摺動軸
    の一端部を上記重りに係脱自在に係合させる一方、他端
    部を上記センサーに係合させた請求項1に記載の被検出
    物体の過傾斜検出装置。
  3. 【請求項3】 被検出物体に対し取り付け可能とされる
    ケーシングと、このケーシング内に収容される重りと、
    この重りを上記ケーシングに対し揺動自在となるよう吊
    下させる吊下具と、この吊下具により吊下された重りの
    通常位置からこの重りが所定寸法以上に離脱したとき検
    出信号を出力するセンサーと、上記ケーシング内に収容
    されて上記重りの周りに存在する液体とを備えた被検出
    物体の過傾斜検出装置。
  4. 【請求項4】 上記ケーシングの外部に上記センサーを
    設けると共に、このセンサーを上記ケーシングに取り付
    けた請求項1から3のうちいずれか1つに記載の被検出
    物体の過傾斜検出装置。
  5. 【請求項5】 上記ケーシング内に上記センサーを収容
    させ、このセンサーの周りに上記液体を存在させると共
    に、この液体を油とした請求項1から3のうちいずれか
    1つに記載の被検出物体の過傾斜検出装置。
JP35722896A 1996-12-25 1996-12-25 被検出物体の過傾斜検出装置 Pending JPH10185559A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35722896A JPH10185559A (ja) 1996-12-25 1996-12-25 被検出物体の過傾斜検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35722896A JPH10185559A (ja) 1996-12-25 1996-12-25 被検出物体の過傾斜検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10185559A true JPH10185559A (ja) 1998-07-14

Family

ID=18453044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35722896A Pending JPH10185559A (ja) 1996-12-25 1996-12-25 被検出物体の過傾斜検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10185559A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101093746B1 (ko) 2011-07-22 2011-12-19 주식회사 모빌텍 수평 감지센서가 구비된 통신장비용 랙
CN105136119A (zh) * 2015-04-29 2015-12-09 韦政鸿 一种电子秤倾斜报警装置
CN110459037A (zh) * 2019-09-12 2019-11-15 西南石油大学 一种滑坡体监测设备及仪器实效性测试系统及方法
CN111613026A (zh) * 2020-06-03 2020-09-01 陈亚 一种云计算桥梁摆动预警设备
CN114705551A (zh) * 2022-04-22 2022-07-05 青岛德泰建设工程有限公司 一种针对临时性建筑房屋的安全检测装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101093746B1 (ko) 2011-07-22 2011-12-19 주식회사 모빌텍 수평 감지센서가 구비된 통신장비용 랙
CN105136119A (zh) * 2015-04-29 2015-12-09 韦政鸿 一种电子秤倾斜报警装置
CN110459037A (zh) * 2019-09-12 2019-11-15 西南石油大学 一种滑坡体监测设备及仪器实效性测试系统及方法
CN111613026A (zh) * 2020-06-03 2020-09-01 陈亚 一种云计算桥梁摆动预警设备
CN111613026B (zh) * 2020-06-03 2022-01-14 贵州恒创建设工程有限公司 一种云计算桥梁摆动预警设备
CN114705551A (zh) * 2022-04-22 2022-07-05 青岛德泰建设工程有限公司 一种针对临时性建筑房屋的安全检测装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4185507A (en) Acceleration responsive tripping mechanism
US6198396B1 (en) Motion sensor
JPH10185559A (ja) 被検出物体の過傾斜検出装置
JPH07198739A (ja) 多方向ショックセンサ
KR101958187B1 (ko) 접이식 자동 완강기 지지대 및 이를 이용한 완강기 지지대 자동 설치 방법
ES2964041T3 (es) Dispositivo de protección durante una caída y procedimiento
JP5418292B2 (ja) タンク用計測装置
JP2001255246A (ja) 遠心力実験装置
JPH11161344A (ja) 機器制御装置
JP2003057030A (ja) 作業機械の傾斜検知装置
CN217774395U (zh) 防护装置
JPH055461Y2 (ja)
JPH0414830Y2 (ja)
JP3375870B2 (ja) 耐震遮断弁
JPS61105427A (ja) 地震感知装置
JPH0678934B2 (ja) 感震装置
JP2861109B2 (ja) 感震装置
JPH0439628Y2 (ja)
JP4926733B2 (ja) 免震建造物の風揺れ防止装置
JPH043237Y2 (ja)
JPH07103812A (ja) 加速度応動スイッチ
JPH04286922A (ja) 感震器
JP2004333313A (ja) 加速度センサー
JPH081010Y2 (ja) 遠心分離機の安全装置
JPH0710145Y2 (ja) 地震時ガス自動停止装置