JPH1018494A - 屋根パネル間接続構造 - Google Patents

屋根パネル間接続構造

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Publication number
JPH1018494A
JPH1018494A JP8169564A JP16956496A JPH1018494A JP H1018494 A JPH1018494 A JP H1018494A JP 8169564 A JP8169564 A JP 8169564A JP 16956496 A JP16956496 A JP 16956496A JP H1018494 A JPH1018494 A JP H1018494A
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JP
Japan
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flat plate
fixed
pair
adjacent
mounting pieces
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8169564A
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English (en)
Inventor
Hideki Moriwaki
秀城 森脇
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】段差が生じない屋根パネル間接続構造を提供す
ること。 【解決手段】隣接して平行に傾斜する一対一組の流れ梁
14,14が設けられ、隣接する屋根パネル13,13
の隣接縁部13a,13aが一対の流れ梁14,14の
上にそれぞれ取り付けられていると共に、隣接する流れ
梁14,14同士が梁接続手段18で接続固定されるよ
うにした屋根パネル間接続構造において、梁接続手段1
8は平板19と平板19の中間部上に平行に一体に突設
した一対の取付片20b,20bとを備え、隣接する流
れ梁14,14は一対の取付片20b,20bにそれぞ
れ固定されていると共に平板19の両端部上にそれぞれ
固定されている屋根パネル間接続構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、隣接する屋根パネル
の隣接縁部同士を互いに接続するための屋根パネル間接
続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の屋根パネル間接続構造として
は、例えば図3,図4(実公平7−52826号公報参
照)に示した様なものがある。
【0003】この図3の屋根パネル間接続構造では、建
物1の側壁2上に傾斜梁3を設け、この傾斜梁3の側面
に側面形状がL字状のパネル受け金物4,4を固定し、
このパネル受け金具4,4に対応して傾斜梁3の上にL
型の止め金物5を溶接固定している。また、この屋根パ
ネル間接続構造では、傾斜梁3の両側に屋根パネル6,
6の隣接縁部6a,6aを配設し、この隣接縁部6a,
6aに固定した断面コ字状のパネルフレーム7,7をパ
ネル受け金物4,4の上取付片4a,4a上にボルト8
a,ナット8bで固定することにより、隣接する屋根パ
ネル6,6の隣接縁部同士を接続固定するようにしてい
る。
【0004】また、図4のものでは、傾斜梁3の上にチ
ャンネル状の屋根パネル固定金物8を溶接固定し、この
屋根パネル固定金物8の両側面にパネルフレーム7,7
をボルト9a,ナット9bで固定することにより、隣接
する屋根パネル6,6の隣接縁部同士を接続固定するよ
うにしている。尚、ナット9bは屋根パネル固定金物8
に溶接固定されている。
【0005】ところで、この様な複数の屋根パネル6の
上には防水シート(ルーフィングライナー等のシート状
部材)が敷設され、この防水シートの上に屋根瓦等が取
り付けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この図3のものでは、
パネル受け金物4,4の上取付片4a,4aを同一平面
上に配置するのが難しく、この上取付片4a,4aの高
さがずれた場合には、上取付片4a,4a上に取り付け
られる屋根パネル6,6の上面が同一平面とならずに上
下にズレて、段差が生じることになる。
【0007】また、図4のものでは、屋根パネル固定金
物8の幅が傾斜梁3の幅と略同じに形成されているため
に、屋根パネル6,6を傾斜梁3の上で支持することは
難しく、その取付状態によっては屋根パネル6,6の上
面が同一平面とならずに上下にズレて、段差が生じるこ
とも考えられる。
【0008】この様なズレが発生した場合には、屋根瓦
と屋根パネル6との間に介装したシート状部材すなわち
防水シート(ルーフィング)に亀裂が発生し、雨洩れが
生じたり、瓦の上下方向へのズレが生じたりし、好まし
いものではなかった。
【0009】そこで、この発明は、この様な段差が生じ
ない屋根パネル間接続構造を提供することを目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1の発明は、隣接して平行に傾斜する一対一
組の流れ梁が設けられ、隣接する屋根パネルの隣接縁部
が前記一対の流れ梁の上にそれぞれ取り付けられている
と共に、前記隣接する流れ梁同士が梁接続手段で接続固
定されるようにした屋根パネル間接続構造において、前
記梁接続手段は平板と前記平板の中間部上に平行に一体
に突設した一対の取付片とを備え、前記隣接する流れ梁
は前記一対の取付片にそれぞれ固定されていると共に前
記平板の両端部上にそれぞれ固定されている屋根パネル
間接続構造としたことを特徴とするものである。
【0011】また、請求項2の発明は、前記各流れ梁は
断面が上下方向に伸びる連設部と該連設部の上下縁部に
沿って垂直に設けられた上ウエブ及び下ウエブとからコ
字状に形成され、前記連設部が前記取付片に固定され、
前記下ウエブが前記平板の端部に固定されていることを
特徴とする。
【0012】更に、請求項3の発明は、連設部の両側に
取付片を垂直に連設した側面形状がコ字状部材を設け
て、該コ字状部材の側面を前記平板の中間部上に一体に
溶接固定することにより、前記平板の中間部上に一対の
取付片が一体に設けられていることを特徴とする。
【0013】
【作用】この様な請求項1の発明によれば、梁接続手段
の平板の両端部が隣接する流れ梁を同一平面上に支持す
ることになるので、隣接する流れ梁同士が上下方向にず
れるようなことはなくなる。また、梁接続手段の取付片
は、流れ梁の側部に固定されて、流れ梁の側部を補強す
ることになる。
【0014】さらに、請求項2の発明によれば、流れ梁
が断面コ字状に形成されていても、流れ梁の上下のウエ
ブを連設する連設部が取付片に固定されるので、梁接続
手段の取付片が流れ梁の取付部を補強することになる。
【0015】更に、請求項3の発明によれば、取付片に
板面に垂直な方向の外力が作用しても、一対の取付片を
連設する連設部が取付片の倒れを阻止することになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1,2に基づいて説明する。
【0017】図1(d)において、10,11はユニット
家屋(ユニット建物)の外壁、12はユニット家屋の頂
部に沿って延びるくの字状の頂部屋根パネル、13は頂
部屋根パネル12の下方に配設された屋根パネルであ
る。
【0018】この屋根パネル13は頂部屋根パネル12
に沿って複数配設されている。そして、隣接する屋根パ
ネル13,13の隣接する周縁部13a,13aの下方
には、図1(a)に示した様な、隣接して平行に傾斜する
一対一組の流れ梁14,14がそれぞれ配設されてい
る。この流れ梁14,14は外壁11上に配設され且つ
図示しないフレームに支持され、この流れ梁14,14
の上には屋根パネル13,13の周縁部13a,13a
がスペーサ15,15を介して取り付けられている。
【0019】この流れ梁14は、上下方向に伸びる連設
部14aと、連設部14aの上下縁部に沿って垂直に設
けられた上ウエブ14b及び下ウエブ14cとからコ字
状に形成されている。この連設部14a及び下ウエブ1
4cにはボルト挿通孔16,17がそれぞれ形成されて
いる。また、隣接する流れ梁14,14は、ウエブ14
b,14b及び14c,14c同士が互いに反対方向に
延びていると共に、図1(a),(b),図2に示した様な梁
接続手段18で背面側が互いに接続固定されている。
【0020】この梁接続手段18は、平板19と、この
平板19の中間部上に側面を一体に溶接固定したコ字状
部材20を有する。このコ字状部材20は、図1(b),
(c),図2に示した様に、連設部20aの両側に取付片
20b,20bを垂直に連設することにより形成したも
のである。これにより、取付片20b,20bが互いに
平行に平板19上に突設された状態となっている。そし
て、平板19の両端部及び取付片20bにはボルト挿通
孔21,21及び22,22がそれぞれ形成されてい
る。
【0021】また、この平板19の両端部上に流れ梁1
4,14が配設されている。しかも、ワッシャ23に挿
通したボルト24をボルト挿通孔22,16,ワッシャ
25,スプリングワッシャ26に順に挿通して、このボ
ルト24にナット27を螺着することにより、流れ梁1
4の連設部14aは梁接続手段18の取付片20bに固
定されている。
【0022】更に、ワッシャ28に挿通したボルト29
をボルト挿通孔17,21,ワッシャ30,スプリング
ワッシャ31に順に挿通して、このボルト24にナット
32を螺着することにより、流れ梁14の下ウエブ14
cは梁接続手段18の平板19の両端部に固定されてい
る。
【0023】この様な構成によれば、梁接続手段18の
平板19の両端部が隣接する流れ梁14,14を同一平
面上に支持することになるので、隣接する流れ梁14,
14同士が上下方向にずれるようなことはなくなる。ま
た、流れ梁14が断面コ字状に形成されていても、梁接
続手段18の取付片20bは流れ梁14の側部すなわち
連設部14aに固定されて、流れ梁14の連設部14a
(側部すなわち流れ梁14の取付部(接続部))を補強
することになる。
【0024】更に、取付片20bに板面に垂直な方向の
外力が作用しても、一対の取付片20b,20bを連設
する連設部20aが取付片20b,20bの倒れを阻止
することになる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、隣接して平行に傾斜する一対一組の流れ梁が設けら
れ、隣接する屋根パネルの隣接縁部が前記一対の流れ梁
の上にそれぞれ取り付けられていると共に、前記隣接す
る流れ梁同士が梁接続手段で接続固定されるようにした
屋根パネル間接続構造において、前記梁接続手段は平板
と前記平板の中間部上に平行に一体に突設した一対の取
付片とを備え、前記隣接する流れ梁は前記一対の取付片
にそれぞれ固定されていると共に前記平板の両端部上に
それぞれ固定されている構成としたので、梁接続手段の
平板の両端部が隣接する流れ梁を同一平面上に支持する
ことになり、隣接する流れ梁同士が上下方向にずれて、
段差が生じたりするようなことはなくなる。また、梁接
続手段の取付片は、流れ梁の側部に固定されて、流れ梁
の側部を補強することになる。
【0026】また、請求項2の発明は、前記各流れ梁は
断面が上下方向に伸びる連設部と該連設部の上下縁部に
沿って垂直に設けられた上ウエブ及び下ウエブとからコ
字状に形成され、前記連設部が前記取付片に固定され、
前記下ウエブが前記平板の端部に固定されている構成と
したので、流れ梁が断面コ字状に形成されていても、流
れ梁の上下のウエブを連設する連設部が取付片に固定さ
れるので、梁接続手段の取付片が流れ梁の取付部を補強
することになる。
【0027】更に、請求項3の発明は、連設部の両側に
取付片を垂直に連設した側面形状がコ字状部材を設け
て、該コ字状部材の側面を前記平板の中間部上に一体に
溶接固定することにより、前記平板の中間部上に一対の
取付片が一体に設けられている構成としたので、取付片
に板面に垂直な方向の外力が作用しても、一対の取付片
を連設する連設部が取付片の倒れを阻止することにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明に係る屋根パネル間接続構造の
要部断面図、(b)は(a)の梁接続手段の斜視図、(c)は
(a),(b)の梁接続手段の製作を説明するための分解斜視
図、(d)は(a)の屋根パネル間接続構造を備えるユニット
家屋の部分斜視図である。
【図2】図1(a)の分解斜視図である。
【図3】(a)は従来の屋根パネル間接続構造を備える家
屋の部分斜視図、(b)は(a)の屋根パネルの接続構造を示
す断面図である。
【図4】従来の屋根パネル間接続構造の他の例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
13…屋根パネル 14…流れ梁 14a…連設部 14b…上ウエブ 14c…下ウエブ 18…梁接続手段 19…平板 20…コ字状部材 20a…連設部 20b…取付片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接して平行に傾斜する一対一組の流れ
    梁が設けられ、隣接する屋根パネルの隣接縁部が前記一
    対の流れ梁の上にそれぞれ取り付けられていると共に、
    前記隣接する流れ梁同士が梁接続手段で接続固定される
    ようにした屋根パネル間接続構造において、 前記梁接続手段は平板と前記平板の中間部上に平行に一
    体に突設した一対の取付片とを備え、前記隣接する流れ
    梁は前記一対の取付片にそれぞれ固定されていると共に
    前記平板の両端部上にそれぞれ固定されていることを特
    徴とする屋根パネル間接続構造。
  2. 【請求項2】 前記各流れ梁は断面が上下方向に伸びる
    連設部と該連設部の上下縁部に沿って垂直に設けられた
    上ウエブ及び下ウエブとからコ字状に形成され、前記連
    設部が前記取付片に固定され、前記下ウエブが前記平板
    の端部に固定されている請求項1記載の屋根パネル間接
    続構造。
  3. 【請求項3】 連設部の両側に取付片を垂直に連設した
    側面形状がコ字状部材を設けて、該コ字状部材の側面を
    前記平板の中間部上に一体に溶接固定することにより、
    前記平板の中間部上に一対の取付片が一体に設けられて
    いる請求項1又は2に記載の屋根パネル間接続構造。
JP8169564A 1996-06-28 1996-06-28 屋根パネル間接続構造 Withdrawn JPH1018494A (ja)

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JP8169564A JPH1018494A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 屋根パネル間接続構造

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040318