JPH10184657A - コンロッドのクランク軸への取付構造 - Google Patents
コンロッドのクランク軸への取付構造Info
- Publication number
- JPH10184657A JPH10184657A JP34681996A JP34681996A JPH10184657A JP H10184657 A JPH10184657 A JP H10184657A JP 34681996 A JP34681996 A JP 34681996A JP 34681996 A JP34681996 A JP 34681996A JP H10184657 A JPH10184657 A JP H10184657A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thrust surface
- crankshaft
- arm
- connecting rod
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】クランク軸の強度や剛性を低下させることなく
コンロッドのロッドスラスト面の摩耗を防止する。 【解決手段】アーム部14aのスラスト面14dとピン
部14bの表面が焼入れ処理されたクランク軸14のピ
ン部14bにコンロッド13の大端部13bを取付け
る。アーム部スラスト面14dの焼入れ処理がアーム部
14aとピン部14bを連結する連結部分の近傍にのみ
施され、コンロッド13の大端部13bのアーム部スラ
スト面14dに接触するロッドスラスト面13hに焼入
れ処理したアーム部スラスト面14dに非接触の段部1
3j又は面取り部が形成される。
コンロッドのロッドスラスト面の摩耗を防止する。 【解決手段】アーム部14aのスラスト面14dとピン
部14bの表面が焼入れ処理されたクランク軸14のピ
ン部14bにコンロッド13の大端部13bを取付け
る。アーム部スラスト面14dの焼入れ処理がアーム部
14aとピン部14bを連結する連結部分の近傍にのみ
施され、コンロッド13の大端部13bのアーム部スラ
スト面14dに接触するロッドスラスト面13hに焼入
れ処理したアーム部スラスト面14dに非接触の段部1
3j又は面取り部が形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アーム部スラスト
面とピン部表面が焼入れ処理されたクランク軸のピン部
にコンロッドの大端部を取付ける構造に関するものであ
る。
面とピン部表面が焼入れ処理されたクランク軸のピン部
にコンロッドの大端部を取付ける構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般にエンジンは燃焼室における燃料の
燃焼に起因するピストンの上下運動をコンロッドにより
クランク軸の回転運動に変換させている。クランク軸に
はアーム部の間にピン部が偏倚して設けられ、このピン
部にコンロッドの大端部が取付けられる。また、このク
ランク軸の回転運動は動力として利用されることから、
クランク軸の強度や剛性を向上させるために焼入れ処理
することが知られている。図6に示すように、従来クラ
ンク軸2の焼入れ処理は、図のハッチングで示すよう
に、コンロッド3の大端部3aが取付けられるピン部2
aの表面の他に、ピン部2aを支持するアーム部2bの
内面であるアーム部スラスト面2cにまで施され、アー
ム部2bとピン部2aの連結部分における応力集中を防
止している。
燃焼に起因するピストンの上下運動をコンロッドにより
クランク軸の回転運動に変換させている。クランク軸に
はアーム部の間にピン部が偏倚して設けられ、このピン
部にコンロッドの大端部が取付けられる。また、このク
ランク軸の回転運動は動力として利用されることから、
クランク軸の強度や剛性を向上させるために焼入れ処理
することが知られている。図6に示すように、従来クラ
ンク軸2の焼入れ処理は、図のハッチングで示すよう
に、コンロッド3の大端部3aが取付けられるピン部2
aの表面の他に、ピン部2aを支持するアーム部2bの
内面であるアーム部スラスト面2cにまで施され、アー
ム部2bとピン部2aの連結部分における応力集中を防
止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のアーム部スラスト面2cまで焼入れされたクランク軸
2ではアーム部スラスト面2cにコンロッド3のロッド
スラスト面3bが接触するために、ピストンの上下運動
を回転運動に変換させる際にコンロッド3の焼入れされ
ていないロッドスラスト面3bがクランク軸2の焼入れ
されたアーム部スラスト面2cと擦れ合うことに起因し
て摩耗する問題点があった。コンロッド3のロッド部ス
ラスト面3bが摩耗すると、クランク軸2とコンロッド
3との連結にがた付きが生じ、結果的にエンジン性能を
低下させる不具合がある。本発明の目的は、コンロッド
のロッドスラスト面の摩耗を防止し得るコンロッドのク
ランク軸への取付構造を提供することにある。
のアーム部スラスト面2cまで焼入れされたクランク軸
2ではアーム部スラスト面2cにコンロッド3のロッド
スラスト面3bが接触するために、ピストンの上下運動
を回転運動に変換させる際にコンロッド3の焼入れされ
ていないロッドスラスト面3bがクランク軸2の焼入れ
されたアーム部スラスト面2cと擦れ合うことに起因し
て摩耗する問題点があった。コンロッド3のロッド部ス
ラスト面3bが摩耗すると、クランク軸2とコンロッド
3との連結にがた付きが生じ、結果的にエンジン性能を
低下させる不具合がある。本発明の目的は、コンロッド
のロッドスラスト面の摩耗を防止し得るコンロッドのク
ランク軸への取付構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1に示すように、アーム部14aのスラスト面14d
とピン部14bの表面が焼入れ処理されたクランク軸1
4のピン部14bにコンロッド13の大端部13bを取
付ける構造の改良である。その特徴ある構成は、アーム
部スラスト面14dの焼入れ処理がアーム部14aとピ
ン部14bを連結する連結部分の近傍にのみ施され、コ
ンロッド13の大端部13bのアーム部スラスト面14
dに接触するロッドスラスト面13hに焼入れ処理した
アーム部スラスト面14dに非接触の段部13j又は面
取り部13kが形成されたところにある。段部13j又
は面取り部13kを形成することにより焼入れ処理した
アーム部スラスト面14dにロッドスラスト面13hが
接触することを防止する。アーム部スラスト面14dの
焼入れ処理をピン部14bを連結する連結部分の近傍に
のみ施すことにより、アーム部スラスト面14dとロッ
ドスラスト面13hの接触面積を著しく減少させない。
図1に示すように、アーム部14aのスラスト面14d
とピン部14bの表面が焼入れ処理されたクランク軸1
4のピン部14bにコンロッド13の大端部13bを取
付ける構造の改良である。その特徴ある構成は、アーム
部スラスト面14dの焼入れ処理がアーム部14aとピ
ン部14bを連結する連結部分の近傍にのみ施され、コ
ンロッド13の大端部13bのアーム部スラスト面14
dに接触するロッドスラスト面13hに焼入れ処理した
アーム部スラスト面14dに非接触の段部13j又は面
取り部13kが形成されたところにある。段部13j又
は面取り部13kを形成することにより焼入れ処理した
アーム部スラスト面14dにロッドスラスト面13hが
接触することを防止する。アーム部スラスト面14dの
焼入れ処理をピン部14bを連結する連結部分の近傍に
のみ施すことにより、アーム部スラスト面14dとロッ
ドスラスト面13hの接触面積を著しく減少させない。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図4に示すように、エンジン
11は燃焼室における燃料の燃焼に起因するピストン1
2の上下運動をコンロッド13によりクランク軸14の
回転運動に変換させている。このエンジン11には通常
バルブシステム16が搭載され、このシステム16より
バルブ16aを開閉させることにより、4サイクル行程
を行い、開放されたバルブ16aから燃焼室とシリンダ
内のガス交換を行うことができるようになっている(図
はいわゆるOHV方式のバルブシステムを示す)。
基づいて詳しく説明する。図4に示すように、エンジン
11は燃焼室における燃料の燃焼に起因するピストン1
2の上下運動をコンロッド13によりクランク軸14の
回転運動に変換させている。このエンジン11には通常
バルブシステム16が搭載され、このシステム16より
バルブ16aを開閉させることにより、4サイクル行程
を行い、開放されたバルブ16aから燃焼室とシリンダ
内のガス交換を行うことができるようになっている(図
はいわゆるOHV方式のバルブシステムを示す)。
【0006】エンジン11のピストン12及びクランク
軸14を連結するコンロッド13は、図3に示すよう
に、小端部13a、大端部13b及び小端部13aと大
端部13bを結ぶ幹部13cとにより構成され、大端部
13bはクランク軸14を回転可能に保持するためのキ
ャップ13dを有する。小端部13aにはピストンピン
12a(図5)が回転可能に挿入されるピン孔13eが
形成され、大端部13bにはクランク軸14を保持する
軸孔13fが形成される。キャップ13aは大端部13
bを2つ割にするように形成され、大端部13bの両側
縁にはキャップ13dとともに一対の通孔13g,13
gが形成される。なお、大端部13bの軸孔13f両端
縁は後述するアーム部スラスト面14dとの摺動抵抗を
低減するように研磨されたロッドスラスト面13hがそ
れぞれ形成される。
軸14を連結するコンロッド13は、図3に示すよう
に、小端部13a、大端部13b及び小端部13aと大
端部13bを結ぶ幹部13cとにより構成され、大端部
13bはクランク軸14を回転可能に保持するためのキ
ャップ13dを有する。小端部13aにはピストンピン
12a(図5)が回転可能に挿入されるピン孔13eが
形成され、大端部13bにはクランク軸14を保持する
軸孔13fが形成される。キャップ13aは大端部13
bを2つ割にするように形成され、大端部13bの両側
縁にはキャップ13dとともに一対の通孔13g,13
gが形成される。なお、大端部13bの軸孔13f両端
縁は後述するアーム部スラスト面14dとの摺動抵抗を
低減するように研磨されたロッドスラスト面13hがそ
れぞれ形成される。
【0007】図2に示すように、クランク軸14にはコ
ンロッド13の大端部13bの厚さ寸法より僅かに広い
間隔を有する一対のアーム部14a,14aが形成さ
れ、コンロッド13の大端部13bが取付けられるピン
部14bがこの一対のアーム部14a,14aの間に設
けられる。ピン部14bはクランク軸14の回転中心に
位置するジャーナル部14f,14fに対して偏倚して
設けられ、アーム部14aとピン部14bを連結する連
結部分には連結部分の応力集中を防止するフィレットR
部14cが形成される。クランク軸14は、このように
ピン部14bを偏倚して設けることによりコンロッド1
3がピストン12の上下運動をクランク軸14の回転運
動に変換させるようになっている。なお、一対のアーム
部14a,14aの内面は研磨されてアーム部スラスト
面14d,14dがそれぞれ形成され、クランク軸14
の強度や剛性を向上させるためにアーム部スラスト面1
4d,14dとピン部14b表面に焼入れ処理が施され
る。
ンロッド13の大端部13bの厚さ寸法より僅かに広い
間隔を有する一対のアーム部14a,14aが形成さ
れ、コンロッド13の大端部13bが取付けられるピン
部14bがこの一対のアーム部14a,14aの間に設
けられる。ピン部14bはクランク軸14の回転中心に
位置するジャーナル部14f,14fに対して偏倚して
設けられ、アーム部14aとピン部14bを連結する連
結部分には連結部分の応力集中を防止するフィレットR
部14cが形成される。クランク軸14は、このように
ピン部14bを偏倚して設けることによりコンロッド1
3がピストン12の上下運動をクランク軸14の回転運
動に変換させるようになっている。なお、一対のアーム
部14a,14aの内面は研磨されてアーム部スラスト
面14d,14dがそれぞれ形成され、クランク軸14
の強度や剛性を向上させるためにアーム部スラスト面1
4d,14dとピン部14b表面に焼入れ処理が施され
る。
【0008】図1及び図3に示すように、コンロッド1
3のクランク軸14への取付けは、2つ割にされた大端
部13bの軸孔13fを滑り軸受け21,22を介して
クランク軸14のピン部14bに嵌挿し、一対の通孔1
3g,13gに一対の取付ボルト18,18をそれぞれ
挿通する。この状態でナット19,19をそれぞれのボ
ルト18,18に螺合してキャップ13dを固定するこ
とによりクランク軸14が大端部13bに回転可能に保
持される。
3のクランク軸14への取付けは、2つ割にされた大端
部13bの軸孔13fを滑り軸受け21,22を介して
クランク軸14のピン部14bに嵌挿し、一対の通孔1
3g,13gに一対の取付ボルト18,18をそれぞれ
挿通する。この状態でナット19,19をそれぞれのボ
ルト18,18に螺合してキャップ13dを固定するこ
とによりクランク軸14が大端部13bに回転可能に保
持される。
【0009】本発明の特徴ある構成は、アーム部スラス
ト面14dの焼入れ処理がアーム部14aとピン部14
bを連結する連結部分の近傍にのみ施され、コンロッド
13の大端部13bのアーム部スラスト面14dに接触
するロッドスラスト面13hに焼入れ処理したアーム部
スラスト面14dに非接触の段部13jが形成されたと
ころにある。焼入れは高周波焼入れやレーザによる加熱
焼入れにより行われ、焼入れ処理は、図1のハッチング
で示すように、ピン部14b表面からフィレットR部1
4cに至り、更にこのR部14c近傍のアーム部スラス
ト面14dのみに施される。段部13jは大端部13b
の軸孔13f両端縁に軸孔13f近傍に所定の間隔をあ
けて軸孔13fと同心状に形成される。
ト面14dの焼入れ処理がアーム部14aとピン部14
bを連結する連結部分の近傍にのみ施され、コンロッド
13の大端部13bのアーム部スラスト面14dに接触
するロッドスラスト面13hに焼入れ処理したアーム部
スラスト面14dに非接触の段部13jが形成されたと
ころにある。焼入れは高周波焼入れやレーザによる加熱
焼入れにより行われ、焼入れ処理は、図1のハッチング
で示すように、ピン部14b表面からフィレットR部1
4cに至り、更にこのR部14c近傍のアーム部スラス
ト面14dのみに施される。段部13jは大端部13b
の軸孔13f両端縁に軸孔13f近傍に所定の間隔をあ
けて軸孔13fと同心状に形成される。
【0010】このように構成されたコンロッドのクラン
ク軸14への取付構造では、段部13jを形成すること
により、焼入れ処理したアーム部スラスト面14dにロ
ッドスラスト面13hが直接接触することを防止すると
ともに、アーム部スラスト面14dの焼入れ処理をピン
部14bを連結する連結部分の近傍にのみ施すことによ
り、アーム部スラスト面14dとロッドスラスト面13
hの接触面積を著しく減少させない。このため、ピスト
ン12の上下運動を回転運動に変換させる際にコンロッ
ド13のロッドスラスト面13hがクランク軸14の焼
入れされたアーム部スラスト面14dと擦れ合うことに
起因する摩耗を防止することができる。なお、上述した
実施の形態では大端部13bのロッド部スラスト面13
hに段部13jを形成したが、焼入れ処理したアーム部
スラスト面14dにロッドスラスト面13hが直接接触
することを防止する限り、図6に示すように、ロッドス
ラスト面13hに面取り部13kを形成してもよい。面
取り部13kを形成する場合には、大端部13bの軸孔
13f近傍に所定の間隔をあけて軸孔13fと同心状に
形成することが好ましい。
ク軸14への取付構造では、段部13jを形成すること
により、焼入れ処理したアーム部スラスト面14dにロ
ッドスラスト面13hが直接接触することを防止すると
ともに、アーム部スラスト面14dの焼入れ処理をピン
部14bを連結する連結部分の近傍にのみ施すことによ
り、アーム部スラスト面14dとロッドスラスト面13
hの接触面積を著しく減少させない。このため、ピスト
ン12の上下運動を回転運動に変換させる際にコンロッ
ド13のロッドスラスト面13hがクランク軸14の焼
入れされたアーム部スラスト面14dと擦れ合うことに
起因する摩耗を防止することができる。なお、上述した
実施の形態では大端部13bのロッド部スラスト面13
hに段部13jを形成したが、焼入れ処理したアーム部
スラスト面14dにロッドスラスト面13hが直接接触
することを防止する限り、図6に示すように、ロッドス
ラスト面13hに面取り部13kを形成してもよい。面
取り部13kを形成する場合には、大端部13bの軸孔
13f近傍に所定の間隔をあけて軸孔13fと同心状に
形成することが好ましい。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ア
ーム部スラスト面の焼入れ処理をアーム部とピン部を連
結する連結部分の近傍にのみ施し、コンロッドの大端部
のアーム部スラスト面に接触するロッドスラスト面に、
焼入れ処理したアーム部スラスト面に非接触の段部又は
面取り部を形成したので、焼入れ処理したアーム部スラ
スト面にロッドスラスト面が接触することがない。この
結果、コンロッドのロッドスラスト面の摩耗を防止する
ことができる。また、アーム部スラスト面の焼入れ処理
を連結部分の近傍に施すために、アーム部スラスト面と
ロッドスラスト面の接触面積を著しく減少させることは
なく、アーム部スラスト面にまで従来通り焼入れ処理を
施すので、クランク軸の強度や剛性が低下することはな
い。
ーム部スラスト面の焼入れ処理をアーム部とピン部を連
結する連結部分の近傍にのみ施し、コンロッドの大端部
のアーム部スラスト面に接触するロッドスラスト面に、
焼入れ処理したアーム部スラスト面に非接触の段部又は
面取り部を形成したので、焼入れ処理したアーム部スラ
スト面にロッドスラスト面が接触することがない。この
結果、コンロッドのロッドスラスト面の摩耗を防止する
ことができる。また、アーム部スラスト面の焼入れ処理
を連結部分の近傍に施すために、アーム部スラスト面と
ロッドスラスト面の接触面積を著しく減少させることは
なく、アーム部スラスト面にまで従来通り焼入れ処理を
施すので、クランク軸の強度や剛性が低下することはな
い。
【図1】本発明のコンロッドのクランク軸への取付構造
を示す側面図。
を示す側面図。
【図2】そのクランク軸の側面図。
【図3】そのクランク軸へ取付けられたコンロッドの平
面図。
面図。
【図4】その取付構造を含むエンジンの概念図。
【図5】別の取付構造を示す図1に対応する側面図。
【図6】従来例を示す図1に対応する側面図。
13 コンロッド 13b 大端部 13h ロッドスラスト面 13j 段部 13k 面取り部 14 クランク軸 14a アーム部 14b ピン部 14d アーム部スラスト面
Claims (1)
- 【請求項1】 アーム部(14a)のスラスト面(14d)とピン
部(14b)の表面が焼入れ処理されたクランク軸(14)の前
記ピン部(14b)にコンロッド(13)の大端部(13b)を取付け
る構造において、 前記アーム部スラスト面(14d)の焼入れ処理が前記アー
ム部(14a)と前記ピン部(14b)を連結する連結部分の近傍
にのみ施され、 前記コンロッド(13)の大端部(13b)の前記アーム部スラ
スト面(14d)に接触するロッドスラスト面(13h)に前記焼
入れ処理したアーム部スラスト面(14d)に非接触の段部
(13j)又は面取り部(13k)が形成されたことを特徴とする
コンロッドのクランク軸への取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34681996A JPH10184657A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | コンロッドのクランク軸への取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34681996A JPH10184657A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | コンロッドのクランク軸への取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10184657A true JPH10184657A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18386028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34681996A Pending JPH10184657A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | コンロッドのクランク軸への取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10184657A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019150979A1 (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | 日本製鉄株式会社 | クランク軸 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP34681996A patent/JPH10184657A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019150979A1 (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | 日本製鉄株式会社 | クランク軸 |
JPWO2019150979A1 (ja) * | 2018-01-30 | 2021-01-07 | 日本製鉄株式会社 | クランク軸 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6116218A (en) | Fuel injector fixing device for direct injection engine | |
CA2220282A1 (en) | Internal combustion engine | |
JPH10184657A (ja) | コンロッドのクランク軸への取付構造 | |
JP4087320B2 (ja) | 内燃機関用シリンダブロック | |
JPH0680287B2 (ja) | ローラ付カムフォロア | |
JP2000213646A (ja) | ピストンとコンロッドの組み付け構造 | |
JP4140029B2 (ja) | 内燃機関のカムシャフトの構造 | |
JPH08128306A (ja) | エンジンのカムシャフト構造 | |
JP3260638B2 (ja) | シグナルロータを基準としたカムシャフトの加工方法 | |
JPH09151714A (ja) | 内燃機関用アルミニウム合金製スプリングリテーナ | |
JP3289179B2 (ja) | 頭上カム軸式エンジンの動弁装置におけるカム軸のスラストストッパー装置 | |
JPH022086Y2 (ja) | ||
KR100514841B1 (ko) | 엔진의 캠샤프트용 트러스트캠캡 | |
JPH059443Y2 (ja) | ||
JPS6053605A (ja) | ダブルオ−バ−ヘッドカム式内燃機関のロツカア−ム構造 | |
JP2511855Y2 (ja) | 内燃機関の動弁装置 | |
JPH0625608Y2 (ja) | 一カム四バルブエンジンのロッカーシャフト支持装置 | |
JPH0213683Y2 (ja) | ||
JP2737031B2 (ja) | ローラ付ロッカアーム | |
JPH068704U (ja) | カム軸の軸受け装置 | |
JPH036842Y2 (ja) | ||
JPH0417764Y2 (ja) | ||
JPS62233408A (ja) | エンジンのシリンダヘツドカバ−構造 | |
JP2002081302A (ja) | 動弁機構のローラ支持構造 | |
JP2517507Y2 (ja) | 四サイクルエンジンのロッカーアームシャフト取付構造 |