JPH10184200A - 断熱サッシの取付方法および断熱サッシ - Google Patents

断熱サッシの取付方法および断熱サッシ

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JPH10184200A
JPH10184200A JP32297996A JP32297996A JPH10184200A JP H10184200 A JPH10184200 A JP H10184200A JP 32297996 A JP32297996 A JP 32297996A JP 32297996 A JP32297996 A JP 32297996A JP H10184200 A JPH10184200 A JP H10184200A
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JP
Japan
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heat insulating
sash
frame
insulating member
mounting
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JP32297996A
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Inventor
Hideyuki Echigo
後 秀 之 越
Tokuji Okada
田 篤 司 岡
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Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 躯体開口部への取付けに際して、繁雑な断熱
処理を施すことなく、躯体とサッシ枠との間に形成され
る隙間の断熱気密性を容易かつ確実に得ることができ、
とくに躯体部分を経路とする内外枠間の熱移動を防止す
ることができる断熱サッシの取付方法を提供する。 【解決手段】 断熱サッシ1を躯体開口部30に取付け
るに際し、見付面当接部11bと見込面当接部11cを
備えた下地材11と、見込面当接部11cに設けられた
弾性密着材12からなる断熱部材10をサッシ枠2の外
周側に配設し、断熱材2cによって連結された室外側枠
2aと室内側枠2bに当接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の窓や出入口
などの開口部に取付けられて室内外への熱移動を防止
し、冷暖房の効率を高めることのできる断熱サッシに係
わり、とくに、サッシ枠と躯体の間の断熱気密性を確保
することによって、断熱サッシとしての断熱性能をさら
に向上させることのできる断熱サッシの取付方法と、本
発明に係わる断熱サッシの取付方法を容易に実施するこ
とのできる断熱サッシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】断熱サッシは、室外側枠と室内側枠との
間を樹脂やファイバーなどの断熱材によって熱的に絶縁
したものであって、室外側枠から室内側枠への熱移動、
あるいは逆方向の熱移動が断熱材によって阻止されるこ
とから、冷暖房の効果を高めることができ、住宅やオフ
ィスビルなどに広く適用されている。
【0003】このような断熱サッシを躯体開口部に取付
けるに際して、サッシ枠と躯体との間に生じる隙間の処
理が適切でないと、室外側枠と室内側枠とが断熱材によ
って絶縁されているにも拘らず、室内外枠の間に躯体部
分を介しての熱移動が生じる結果、断熱サッシとしての
性能が劣化してしまうことになるので、慎重かつ適正な
断熱気密処理が要求される。そこで、このような高い断
熱性や気密性が要求される施工においては、サッシ枠を
躯体開口部に取付けたのち、両者の間に形成された隙間
を断熱性気密テープや発泡ウレタン樹脂剤などによって
処理することが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
特殊材料による断熱処理は、繁雑である上に、サッシ枠
を開口部内に位置決めするための取付けスペーサや施工
位置との関係上、断熱性気密テープの貼付けや発泡ウレ
タン樹脂剤の注入などの処理が完全にはできない場合も
ないとは言えないことから、現場における施工品質が必
ずしも安定しないという問題点があり、このような問題
点を解消することが躯体開口部に断熱サッシを取付ける
際の課題となっていた。
【0005】
【発明の目的】本発明は、躯体開口部とサッシ枠の間に
形成される隙間に対する従来の断熱処理における上記課
題に着目してなされたものであって,断熱処理を容易か
つ確実に行うことができ、とくに躯体部分を介しての熱
移動を阻止して断熱サッシとしての断熱性能を確実なも
のとすることのできる断熱サッシの躯体開口部への取付
方法と、このような断熱サッシの取付方法に適した構造
の断熱サッシを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る断熱サッシの取付方法は、断熱材により連結された室
内側枠と室外側枠からなる断熱サッシを躯体開口部に取
付けるに際し、断熱サッシの外周部と躯体との間に断熱
部材をサッシ枠の長手方向に沿って配設し、断熱部材を
断熱サッシの室内側枠と室外側枠に当接させる構成とし
たことを特徴としており、このような断熱サッシの取付
方法の構成を前述した従来の課題を解決するための手段
としている。
【0007】本発明に係わる断熱サッシの取付方法の実
施態様として請求項2に係わる取付方法においては、サ
ッシ枠の外周部に断熱部材を取付けた状態の断熱サッシ
を躯体開口部に取付ける構成、同じく施態様として請求
項3に係わる断熱サッシの取付方法においては、断熱部
材が室外側枠の釘打ちフィンの室内側面を覆った状態に
配設してある構成、同じく実施態様として請求項4ある
いは請求項5に係わる断熱サッシの取付方法において
は、断熱部材が弾性体あるいは弾性発泡体である構成と
したことを特徴としている。
【0008】同じく実施態様として請求項6に係わる断
熱サッシの取付方法においては、断熱部材が硬質樹脂か
らなり、躯体の見付面に当接する見付面当接部と躯体の
見込面に当接する見込面当接部を備えている構成とし、
請求項6に係わる断熱サッシの取付方法の実施態様とし
て請求項7に係わる取付方法においては、断熱部材がサ
ッシ枠の長手方向に沿って設けられたV字形溝によって
見付面当接部と見込面当接部とに区分され、このV字形
溝によって折り曲げ自在となっている構成としたことを
特徴としている。
【0009】さらに実施態様として、請求項8に係わる
断熱サッシの取付方法においては、断熱部材が、躯体の
見付面に当接する見付面当接部と躯体の見込面に当接す
る見込面当接部を備えた硬質樹脂製の下地材と、下地材
の見付面当接部に長手方向に沿って設けられ、躯体見付
面に密着する弾性密着材からなる構成、請求項9に係わ
る断熱サッシの取付方法においては、断熱部材が、躯体
の見付面に当接する見付面当接部と躯体の見込面に当接
する見込面当接部を備えた硬質樹脂製の下地材と、下地
材の見込面当接部に長手方向に沿って設けられ、躯体見
込面に密着する弾性密着材からなる構成、請求項10に
係わる断熱サッシの取付方法においては、断熱部材が、
躯体の見付面に当接する見付面当接部と躯体の見込面に
当接する見込面当接部を備えた硬質樹脂製の下地材と、
下地材の見込面当接部の裏面に長手方向に沿って設けら
れ、サッシ枠に密着する弾性密着材からなる構成とした
ことを特徴としており、これら請求項8ないし請求項1
0に係わる断熱サッシの取付方法の実施態様として請求
項11に係わる取付方法においては、密着材が下地材に
部分接着されて剥離可能に設けられている構成、請求項
12に係わる断熱サッシの取付方法においては、密着材
が下地材に設けられたホルダー部に着脱自在に係合され
ている構成、さらに請求項13に係わる断熱サッシの取
付方法においては、下地材がサッシ枠の長手方向に沿っ
て設けられたV字形溝によって見付面当接部と見込面当
接部とに区分され、このV字形溝によって折り曲げ自在
となっている構成としており、請求項6ないし請求項1
3に係わる断熱サッシの取付方法の実施態様として請求
項14に係わる取付方法においては、見込面当接部と断
熱サッシの室内側枠の間に空間部が形成させてある構成
としており、断熱サッシの取付方法におけるこのような
構成を前述した従来の課題を解決するための手段とした
ことを特徴としている。
【0010】本発明の請求項15に係わる断熱サッシ
は、サッシ枠と、サッシ枠の外周部にサッシ枠の長手方
向に沿って取付けられた断熱部材を有し、サッシ枠が断
熱材により連結された室内側枠と室外側枠からなってお
り、断熱部材がサッシ枠の室内側枠と室外側枠に当接し
ている構成としたことを特徴としており、このような断
熱サッシの構成を前述した従来の課題を解決するための
手段としている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係わる断熱サッシの取付
方法においては、断熱サッシ枠の外周部と躯体との間に
断熱部材を断熱サッシの室内側枠と室外側枠に当接した
状態に配設するようにしているが、この断熱部材の取付
け順序については特に限定されるものではない。すなわ
ち、躯体の側に先に断熱部材を配設したのち断熱サッシ
を取付けるようにすることも、あらかじめサッシ枠の外
周部に断熱部材を取付けた状態の断熱サッシを躯体開口
部に嵌め込むようにすることも可能である。このとき、
断熱部材は、断熱サッシの内外枠材を連結する断熱材か
ら離れた状態に取付けても、断熱材に当接した状態に取
付けても、とくに支障はない。
【0012】また、断熱部材の素材としては特に限定さ
れないが、弾性体としては、例えば軟質塩化ビニル樹
脂、ブタジエンゴムやエチレン−プロピレンゴムといっ
た各種の合成ゴムなどを用いることができる。さらに、
塩化ビニル樹脂やウレタン樹脂、各種合成ゴムなどの発
泡体を用いることもでき、この場合の発泡倍率として
は、2ないし3のものが望ましい。硬質樹脂としては、
例えばポリエチレン,ポリアミド、フェノール樹脂など
を使用できるが、この断熱部材もサッシ枠と共に釘や木
ねじによって開口部を形成する柱や敷居,鴨居,窓台な
どに固定されることがあるので、釘や木ねじの打ち込み
によって割れたり、ひびが入ったりするようなことのな
い材料を選択する必要がある。
【0013】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わる断熱サッシの
取付方法においては、断熱サッシの外周部と躯体との間
に断熱部材をサッシ枠に沿って配設し、断熱サッシの室
外側枠と室内側枠に当接した状態に取付けるようにして
いるので、特殊材料による繁雑な処理作業を行うことな
く、サッシ枠と躯体との間の断熱気密性が容易に確保さ
れ、とくに躯体と室外側枠および室内側枠との間が断熱
部材によって熱的に絶縁されることから、室内側あるい
は室外側からの熱移動がサッシ枠の断熱材と下地材とに
よって阻止され、断熱サッシとしての断熱性能が向上す
ることになる。
【0014】本発明に係わる断熱サッシの取付方法の実
施態様として請求項2に係わる取付方法においては、断
熱部材をサッシ枠の外周部にあらかじめ取付けた状態の
断熱サッシを躯体開口部に取付けるようにしているの
で、断熱サッシの施工がより容易なものとなる。
【0015】同じく実施態様として請求項3に係わる断
熱サッシの取付方法においては、断熱部材が室外側枠の
釘打ちフィンの室内側面全体を覆うように配設するよう
にしているので、冬期におけるサッシ枠裏面での結露が
防止され、結露水が躯体側に流入することがなくなる。
同じく実施態様として請求項4に係わる断熱サッシの取
付方法においては、弾性体からなる断熱部材を使用して
いるので、サッシ枠の形状や躯体との隙間寸法に応じて
変形して、躯体との間の密着性が向上することから、断
熱サッシとしての断熱性能と共に、気密性が向上するこ
とになる。請求項5に係わる断熱サッシの取付方法にお
いては、弾性発泡体からなる断熱部材を使用するように
しているので、断熱部材の変形能が高くなって、躯体と
の間の密着性がさらに向上することから、気密性がより
向上することになる。
【0016】また、実施態様として請求項6に係わる断
熱サッシの取付方法においては、躯体の見付面に当接す
る見付面当接部と躯体の見込面に当接する見込面当接部
を備えた断熱部材を使用しているので、断熱部材の躯体
との当接状態が安定したものとなり、請求項7に係わる
断熱サッシの取付方法においては、この断熱部材が見付
面当接部と見込面当接部の間に形成されたV字形溝によ
って折り曲げ自在となっているので、平板状とすること
により梱包や搬送が容易なものとなる。
【0017】さらに実施態様として請求項8に係わる断
熱サッシの取付方法においては、見付面当接部と見込面
当接部を備えた硬質樹脂製の下地材と、下地材の見付面
当接部に設けられた弾性密着材からなる断熱部材を使用
しているので、密着材が躯体見付面に密着することか
ら、断熱部材の躯体との密着性が改善されてサッシ枠と
躯体の間の断熱気密性が向上することになる。また、請
求項9に係わる断熱サッシの取付方法においては、下地
材の見込面当接部に弾性密着材を備えた断熱部材を用い
るようにしており、この密着材が躯体とサッシ枠との隙
間寸法に応じて変形して躯体開口部の見込面に密着する
ことになるので、躯体とサッシ枠との間の隙間寸法に変
動があったとしてもこの間の断熱気密性が確保されるこ
とになる。請求項10に係わる断熱サッシの取付方法に
おいては、下地材の見込面当接部の裏面側に弾性密着材
を備えた断熱部材を使用し、この密着材がサッシ枠に密
着するようになっているので、断熱部材のサッシ枠との
密着性が改善されてサッシ枠と躯体の間の断熱気密性が
より向上することになる。
【0018】これら請求項8ないし請求項10に係わる
断熱サッシの取付方法の実施態様として請求項11に係
わる取付方法においては、弾性密着材が下地材に、剥離
自在に部分接着されているので、密着材を必要としない
場合の密着材の除去が容易なものとなる。請求項12に
係わる断熱サッシの取付方法においては、密着材が下地
材に形成されたホルダー部に着脱自在に係合されている
ので、密着材の除去や交換が容易かつ自由なものとな
り、サッシ枠と躯体との間の隙間寸法の変動やサッシ枠
形状への対応が容易に行われることになる。さらに実施
態様として請求項13に係わる断熱サッシの取付方法に
おいては、下地材にV字形の溝が形成され、この溝によ
って見付面当接部と見込面当接部とに区分され、この溝
によって下地材が折り曲げ自在となっているので、折曲
げ方向を変更することによって隙間寸法やサッシ枠形状
への対応が容易なものとなると共に、平板状とすること
により梱包や搬送が容易なものとなる。
【0019】さらに請求項6ないし請求項13に係わる
断熱サッシの取付方法の実施態様として請求項14に係
わる取付方法においては、断熱部材の見込面当接部と断
熱サッシの室内側枠との間に空間部を形成させるように
しているので、段差部など種々の形状を有するサッシ枠
への対応が自由なものとなる。
【0020】本発明の請求項15に係わる断熱サッシ
は、室内側枠と室外側枠とを断熱材により連結したサッ
シ枠の外周部に、断熱部材をサッシ枠の室内側枠と室外
側枠に当接した状態に取付けたものであるから、そのま
ま躯体開口部に嵌め込むだけで、断熱気密テープや発泡
ウレタン樹脂剤などによる繁雑な断熱気密処理作業を行
うことなく、躯体を経路とする室内側枠と室外側枠との
間の熱移動が阻止され、断熱サッシとしての断熱気密性
が容易に確保されることになる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて具体的に説明
する。
【0022】実施例1 図1ないし図4は、本発明に係わる断熱サッシの取付方
法の一実施例を説明するものである。
【0023】この実施例において断熱サッシ1は、それ
ぞれアルミニウム合金の押出形材からなる室外側部材と
室内側部材との間を断熱材によって連結した左右竪枠と
上下横枠を枠状に連結したものであって、図2は、その
左側の竪枠部分を示す水平断面図である。
【0024】すなわち、サッシの竪枠(サッシ枠)2
は、室外側枠2aと室内側枠2bとを断熱材2cによっ
て連結した構造を有し、断熱部材10が竪枠2の室外側
枠2aの側に形成された釘打ちフィン2dの室内側面の
全面を覆うように接着されている。
【0025】この断熱部材10は、図3に示すように、
長尺状をなすポリアミド樹脂製の下地材11とかまぼこ
形をなす軟質塩化ビニル樹脂製の弾性密着材12からな
るものであって、この実施例において下地材11は、長
手方向に沿ったほぼ中央部に形成されたV字形溝11a
によって、躯体開口部の見付面に当接する見付面当接部
11bと躯体開口部の見込面に当接する見込面当接部1
1cとに区分されると共に、薄肉となったV字形溝11
aの底部から、図中に仮想線で示すように、上下矢印方
向に自由に折曲げることができるようになっている。
【0026】そして、下地材11の見込面当接部11c
に、弾性密着材12が接着されている。なお、密着材1
2の下地材11への接着面には、弧状凹部12a,12
aが形成されており、躯体開口部を形成する柱や鴨居の
見込面に当接する場合の変形能を大きくすると共に、下
地材11との接着面積を小さくすることによって、サッ
シ枠の形状や、柱や鴨居との間に形成される隙間寸法な
どにより密着材12が不要となった場合に、下地材11
から密着材12が容易に剥離できるようにしてある。
【0027】このような構造の断熱部材10は、図2に
示すように、見付面当接部11bが図3中の上側、すな
わち密着材12の側にL字状に折り曲げられた状態で、
見付面当接部11bが断熱サッシ1の竪枠2の釘打ちフ
ィン2dに接着され、見込面当接部11cが竪枠2を構
成する室外側枠2aと室内側枠2bとに当接すると共
に、この実施例においては、室内側枠2aおよび室外側
枠2bの断熱材2cによる連結部を跨いだ状態に取付け
られている。このとき、断熱部材10は、必ずしも断熱
材2cから離れている必要はなく、例えば図5に示すよ
うに、下地材11や密着材12が断熱材2cに当接して
いたとしても何ら差支えはない。
【0028】なお、断熱部材10は、断熱サッシ1の右
側の竪枠2および図示しない上枠の釘打ちフィンにも同
様の状態で接着されると共に、下枠3については、サッ
シ1の躯体開口部への取付けに際して、後述する開口部
の敷居32と下枠3との間に実質的に隙間が形成されな
いので、弾性密着材12を下枠3の空洞部内に押し込
み、空洞部内壁に圧接させた状態で、密着材12の反対
側に折り曲げられた見付面当接部11bが下枠3の釘打
ちフィン3dの室内側面に接着される(図4参照)。こ
のとき、断熱部材10の見込面当接部11cは、竪枠2
の場合と同様に、下枠3を構成する室外側枠3aと室内
側枠3bの断熱材3cによる連結部を跨ぐと共に、これ
ら内外枠2aおよび2bに当接した状態に取付けられ
る。
【0029】すなわち、断熱部材10の下地材11は、
サッシ枠2あるいは3への取付に際して、V字形溝11
aからL字状に折り曲げられることになるが、見込面当
接部11cに対して見付面当接部11bがいずれの方向
にも折り曲げ自在となっているので、密着材12を躯体
側にもサッシ枠の側にも位置させることができ、躯体と
の隙間寸法やサッシ枠形状の変化に容易に対応すること
ができる。また、下地材11を平板状に延ばした状態と
することにより、断熱部材10の梱包や運搬を容易に行
うことができる。
【0030】次に、上記した断熱サッシを躯体開口部に
取付ける要領について説明する。
【0031】図1および図4は、躯体開口部30内に断
熱サッシ1を取付けた状態を示すそれぞれ水平断面図お
よび縦断面図であって、各サッシ枠に断熱部材10を取
付けた状態の断熱サッシ1は、まず、躯体開口部30に
嵌め込まれる。
【0032】そして、柱31と断熱部材10の見込面当
接部11cとの間に形成される隙間、すなわち、密着材
12が介在している隙間内にスペーサを挿入することに
よってサッシ1の左右方向の位置調整をしたのち、釘3
5および木ねじ36を柱31,敷居32(図4参照)お
よび鴨居(図示せず)に打ち込み、これによってサッシ
1を開口部30に固定する。このとき、左右竪枠2およ
び上枠に取付けられた断熱部材10は、図1に示すよう
に、その密着材12が仮想線で示した形状から、隙間寸
法に応じて実線で示した状態に変形し、開口部30の柱
31および鴨居との圧接状態を保持してこの間の気密性
を確保する。また、断熱部材10の下地材11は、断熱
材によって連結された室外側枠と室内側枠とに跨がって
取付けられているので、室外側枠および室内側枠と躯体
との間が熱的に絶縁され、室内側あるいは室外側の熱が
柱31や鴨居を通して室外側あるいは室内側に伝達され
るのを防止することができる。
【0033】一方、サッシ1の下枠3に取付けられた断
熱部材10は、図4に示すように、その密着材12が下
枠3の空洞部内壁に圧接されているので、敷居32との
間の気密性を同様に確保すると共に、下地材11が断熱
材3cによって連結された室外側枠3aと室内側枠3b
とに跨がって取付けられているので、室内側あるいは室
外側の熱が敷居32を通して室外側あるいは室内側に伝
達されるのを同様に防止することができる。
【0034】このように、本発明に係わる断熱サッシの
取付方法によれば、開口部30へのサッシ1の装着と同
時に断熱部材10を柱31や敷居32との間に介装させ
ることができ、位置調整用のスペーサが断熱気密処理の
邪魔になるようなことがないので、断熱気密処理を簡便
かつ完全に施すことができ、断熱サッシとしての断熱性
能を確保することができる。
【0035】このようにして開口部30に取付けられた
サッシ1には、網戸5、および2枚の断熱障子6,7が
引き違い状態に建て込まれる。
【0036】断熱障子6,7は、サッシ1と同様に、そ
れぞれアルミニウム合金の押出形材からなる室外側框材
6a,7aと室内側框材6b,7bとの間に複層ガラス
8,9を嵌め込むと共に、内外框材の間を断熱材6c,
7cによってそれぞれ連結したものであって、室外の熱
気あるいは冷気が断熱材6c,7cおよび複層ガラス
8,9によって遮断され、室内側に伝わらないようにな
ったものである。
【0037】図6は、本発明に係わる断熱サッシの取付
方法に用いられる断熱部材の他の構造例を示すものであ
って、この例に係わる断熱部材20は、上記実施例に係
わる下地材11と同様に、見付面当接部21bと見込面
当接部21cとを有し、V字形溝21aから折り曲げ自
在な下地材21の見込面当接部21cの側に弾性密着材
22を備えたものである。
【0038】そして、下地材21の見込面当接部21c
には、逆L字状をなして相対向する2本の突片21d,
21dからなるホルダー部が形成されており、密着材2
2は、その底部に形成された突起22aを下地材21の
突片21d,21dに係合させることによって着脱自在
に取付けられている。
【0039】このような構造の断熱部材20において
は、密着材22を下地材21のホルダー部に対して自由
に着脱することができるので、躯体とサッシ枠との隙間
寸法やサッシ枠の形状に応じて密着材22を交換した
り、取り外したりすることができる。
【0040】実施例2 図7および図8は、本発明に係わる断熱サッシの取付方
法の他の実施例を説明するものである。
【0041】すなわち、図7は、この実施例において躯
体開口部に取付けられる断熱サッシの左側の竪枠部分を
示す水平断面図であって、断熱サッシ1は、アルミニウ
ム合金の押出形材からなる室外側枠2aと室内側枠2b
とを断熱材2cによって連結した竪枠2と、同様に断熱
材によって連結された室外側枠と室内側枠からなる下枠
3、および図示しない上枠および右側竪枠とを枠状に連
結すると共に、室外側枠材と室内側枠材との間に複層ガ
ラス8を嵌め込んだ嵌め殺し窓を構成している。
【0042】断熱サッシ1の竪枠2外周部には、竪枠2
の室外側枠2aの側に形成された釘打ちフィン2dの室
内側面に、断熱材2cにより連結された室外側枠2aと
室内側枠2bとに当接した状態に断熱部材25が取付け
られている。そして、断熱サッシ1を構成する他のサッ
シ枠、すなわち上下横枠および右側竪枠の外周部にも、
同様に断熱部材25が取付けられている。
【0043】この断熱部材25は、この実施例において
は合成ゴムの発泡体からなる長尺状のものであって、室
外側枠2aの釘打ちフィン2dと、室内側枠2bの内装
材当接フィン2eと、室外側枠2aと室内側枠2bとの
連結部分とによって形成される空間部に対応する断面形
状を有し、両面接着テープによって室内外枠2aおよび
2bに当接した状態に取付けられている。また、断熱部
材25の見付面当接部25aは釘打ちフィン2dの室内
側面全体を覆うと共に、見込面当接部25aは枠2bの
内装材当接フィン2eよりも外周側に延出してサッシ枠
2と躯体との間の隙間寸法の変動を吸収できるようにな
っている。
【0044】このように、サッシ枠の外周部に断熱部材
25を取付けた断熱サッシ1は、実施例1と同様の手順
によって躯体開口部30に取付けられる。
【0045】このとき、断熱部材25は、図8に示すよ
うに、支柱(躯体)31との距離に応じて適当に変形
し、距離寸法の変動を吸収して躯体との間の気密性を確
保すると共に、室内側あるいは室外側の熱が躯体を介し
て室外側あるいは室内側に伝達されるのを防止し、断熱
サッシとしての断熱性能を維持することができる。さら
に、室内の水蒸気がサッシ枠の裏面に侵入するのを阻止
することができ、冬期に釘打ちフィン2dの室内側面に
おいて結露が発生するのを防止することができる。
【0046】なお、上記した実施例においては、いずれ
も断熱部材をあらかじめサッシ枠の外周部に配設した状
態の断熱サッシを躯体開口部に装着する例を示したが、
本発明に係わる断熱サッシの取付方法においては、断熱
部材を躯体側に先に装着した状態で断熱サッシを取付け
るようにしたとしてももとくに支障はなく、躯体開口部
や断熱サッシの形状を始めとする種々の状況に応じて適
宜選択することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わる断熱サッシの取付方法は、上記した構成、すな
わち、断熱サッシと躯体との間に、断熱部材をサッシ枠
の長手方向に沿い、かつ断熱材により連結された室外側
枠と室内側枠に当接した状態に配設するようにしたもの
であるから、断熱部材がサッシ枠と躯体との間に介在す
ることによって、この間の断熱気密性を繁雑な処理作業
を行うことなく容易に確保することができ、とくに躯体
と室外側枠および室内側枠との間を熱的に確実に絶縁す
ることができることから、断熱サッシとしての断熱性能
を確保することができるという優れた効果をもたらすも
のである。
【0048】本発明に係わる断熱サッシの取付方法の実
施態様として請求項2に係わる取付方法においては、断
熱部材をサッシ枠の外周部にあらかじめ取付けるように
しているので、断熱サッシの取付作業をより容易に行う
ことができ、同じく実施態様として請求項3に係わる断
熱サッシの取付方法においては、断熱部材が室外側枠の
釘打ちフィンの室内側面を覆うようしているので、冬期
におけるサッシ枠裏面の結露がなくなり結露水の躯体側
への流入を防止することができ、同じく実施態様として
請求項4に係わる断熱サッシの取付方法においては、弾
性体からなる断熱部材を用いるようにしているので、断
熱部材がサッシ枠の形状や躯体との隙間寸法に応じて変
形して躯体との間の密着性が向上することから、断熱性
と共に気密性を改善することができ、請求項5に係わる
断熱サッシの取付方法においては、弾性発泡体からなる
断熱部材を使用するようにしているので、断熱部材の変
形能が高くなって、躯体との間の密着性がさらに向上
し、断熱気密性をさらに向上させることができる。さら
に、実施態様として請求項6に係わる断熱サッシの取付
方法においては、躯体の見付面に当接する見付面当接部
と躯体の見込面に当接する見込面当接部を備えた断熱部
材を使用するようにしているので、断熱部材を躯体に安
定した状態に当接させることができ、請求項7に係わる
断熱サッシの取付方法においては、見付面当接部と見込
面当接部の間に形成されたV字形溝によって折り曲げ自
在な断熱部材を用いるので、梱包や搬送が容易なものと
なるという優れた効果がもたらされる。
【0049】また、実施態様として請求項8に係わる断
熱サッシの取付方法においては、見付面当接部と見込面
当接部を備えた硬質樹脂製の下地材と、下地材の見付面
当接部に設けられた弾性密着材からなる断熱部材を使用
しているので、密着材により躯体との密着性が改善され
ることからサッシ枠と躯体の間の断熱気密性を向上させ
ることができ、請求項9に係わる断熱サッシの取付方法
においては、下地材の見込面当接部に弾性密着材を備え
た断熱部材を用いるようにしており、密着材が躯体とサ
ッシ枠との隙間寸法に応じて変形して躯体見込面に密着
するので、この間の隙間寸法の大小に拘らず断熱気密性
を確保することができ、さらに実施態様として請求項1
0に係わる断熱サッシの取付方法においては、下地材の
見込面当接部の裏面側に弾性密着材を備えた断熱部材を
使用するようにしており、この密着材がサッシ枠に密着
するようになっているので、断熱部材のサッシ枠との密
着性を改善することができ、サッシ枠と躯体の間の断熱
気密性をより向上させることができるという優れた効果
を発揮する。
【0050】これら請求項8ないし請求項10に係わる
断熱サッシの取付方法の実施態様として請求項11に係
わる取付方法においては、弾性密着材が下地材に、剥離
可能に部分接着された断熱部材を使用しているので、密
着材を必要としない場合に、密着材を容易に取り除くこ
とが可能になり、同じく実施態様として請求項12に係
わる断熱サッシの取付方法においては、密着材が下地材
に形成されたホルダー部に着脱自在に係合された断熱部
材を使用するようにしているので、密着部の除去や交換
を自由に行うことが可能になり、隙間寸法の変動やサッ
シ枠形状に容易に対応することができ、請求項13に係
わる断熱サッシの取付方法においては、見付面当接部と
見込面当接部の間に形成されたV字形溝によって折り曲
げ自在となった下地材を備えた断熱部材を用いるように
しているので、折曲げ方向の変更によって隙間寸法やサ
ッシ枠形状に容易に対応することができ、平板の状態に
することによって断熱部材の梱包や搬送を容易に行うこ
とができるという優れた効果がもたらされる。
【0051】請求項6ないし請求項13に係わる断熱サ
ッシの取付方法の実施態様として請求項14に係わる取
付方法においては、断熱部材の見込面当接部と断熱サッ
シの室内側枠との間に空間部を形成させるようにしてい
るので、サッシ枠形状の変更に容易に対応することがで
きるという優れた効果がもたらされる。
【0052】本発明の請求項15に係わる断熱サッシ
は、室内側枠と室外側枠とを断熱材により連結したサッ
シ枠の外周部に、断熱部材がサッシ枠の長手方向に沿っ
て配設され、断熱材によって連結された室内側枠と室外
側枠に当接している構成としたものであるから、そのま
ま躯体開口部に嵌め込むだけで、躯体開口部に取付るこ
とができ、繁雑な断熱気密性処理作業を行うことなく、
躯体を経路とする熱移動を防止することができ、断熱サ
ッシとしての優れた断熱気密性能を確保することができ
るという極めて優れた効果をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる断熱サッシの取付方法の第1の
実施例による断熱サッシの取付状態を示す躯体開口部の
水平断面図である。
【図2】図1に示した断熱サッシの取付け前の状態を示
す水平断面図である。
【図3】本発明に係わる断熱サッシの取付方法の第1の
実施例に用いた断熱部材の形状を示す斜視図である。
【図4】図2に示した断熱サッシの取付状態を示す躯体
開口部の縦断面図である。
【図5】断熱サッシにおける断熱材と断熱部材の位置関
係の他の例を示す水平断面図である。
【図6】断熱部材の他の形状例を示す斜視図である。
【図7】本発明に係わる断熱サッシの取付方法の第2の
実施例に用いた断熱サッシの形状を示す水平断面図であ
る。
【図8】図7に示した断熱サッシの取付状態を示す躯体
開口部の水平断面図である。
【符号の説明】
1 断熱サッシ 2 竪枠(サッシ枠) 2a 室外側枠 2b 室内側枠 2c 断熱材 3 下枠(サッシ枠) 3a 室外側枠 3b 室内側枠 3c 断熱材 10,20,25 断熱部材 11,21 下地材 11a,21a V字形溝 11b,21b 見付面当接部 11c,21c 見込面当接部 12,22 弾性密着材 21d 突片(ホルダー部) 30 躯体開口部 31 柱(躯体) 32 敷居(躯体)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱材により連結された室内側枠と室外
    側枠からなる断熱サッシを躯体開口部に取付けるに際
    し、断熱サッシの外周部と躯体との間に断熱部材をサッ
    シ枠の長手方向に沿って配設し、断熱部材を断熱サッシ
    の室内側枠と室外側枠に当接させることを特徴とする断
    熱サッシの取付方法。
  2. 【請求項2】 サッシ枠の外周部に断熱部材を取付けた
    状態の断熱サッシを躯体開口部に取付けることを特徴と
    する請求項1記載の断熱サッシの取付方法。
  3. 【請求項3】 断熱部材が室外側枠の釘打ちフィンの室
    内側面を覆った状態に配設してあることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の断熱サッシの取付方法。
  4. 【請求項4】 断熱部材が弾性体であることを特徴とす
    る請求項1〜請求項3のいずれかに記載の断熱サッシの
    取付方法。
  5. 【請求項5】 断熱部材が弾性発泡体であることを特徴
    とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の断熱サッ
    シの取付方法。
  6. 【請求項6】 断熱部材が硬質樹脂からなり、躯体の見
    付面に当接する見付面当接部と躯体の見込面に当接する
    見込面当接部を備えていることを特徴とする請求項1〜
    請求項3のいずれかに記載の断熱サッシの取付方法。
  7. 【請求項7】 断熱部材がサッシ枠の長手方向に沿って
    設けられたV字形溝によって見付面当接部と見込面当接
    部とに区分され、このV字形溝によって折り曲げ自在と
    なっていることを特徴とする請求項6記載の断熱サッシ
    の取付方法。
  8. 【請求項8】 断熱部材が、躯体の見付面に当接する見
    付面当接部と躯体の見込面に当接する見込面当接部を備
    えた硬質樹脂製の下地材と、下地材の見付面当接部に長
    手方向に沿って設けられ、躯体見付面に密着する弾性密
    着材からなることを特徴とする請求項1〜請求項3のい
    ずれかに記載の断熱サッシの取付方法。
  9. 【請求項9】 断熱部材が、躯体の見付面に当接する見
    付面当接部と躯体の見込面に当接する見込面当接部を備
    えた硬質樹脂製の下地材と、下地材の見込面当接部に長
    手方向に沿って設けられ、躯体見込面に密着する弾性密
    着材からなることを特徴とする請求項1〜請求項3のい
    ずれかに記載の断熱サッシの取付方法。
  10. 【請求項10】 断熱部材が、躯体の見付面に当接する
    見付面当接部と躯体の見込面に当接する見込面当接部を
    備えた硬質樹脂製の下地材と、下地材の見込面当接部の
    裏面に長手方向に沿って設けられ、サッシ枠に密着する
    弾性密着材からなることを特徴とする請求項1〜請求項
    3のいずれかに記載の断熱サッシの取付方法。
  11. 【請求項11】 密着材が下地材に部分接着されて剥離
    可能に設けられていることを特徴とする請求項8〜請求
    項10のいずれかに記載の断熱サッシの取付方法。
  12. 【請求項12】 密着材が下地材に設けられたホルダー
    部に着脱自在に係合されていることを特徴とする請求項
    8〜請求項10のいずれかに記載の断熱サッシの取付方
    法。
  13. 【請求項13】 下地材がサッシ枠の長手方向に沿って
    設けられたV字形溝によって見付面当接部と見込面当接
    部とに区分され、このV字形溝によって折り曲げ自在と
    なっていることを特徴とする請求項8〜請求項12のい
    ずれかに記載の断熱サッシの取付方法。
  14. 【請求項14】 見込面当接部と断熱サッシの室内側枠
    の間に空間部が形成させてあることを特徴とする請求項
    6〜請求項13のいずれかに記載の断熱サッシの取付方
    法。
  15. 【請求項15】 サッシ枠と、サッシ枠の外周部にサッ
    シ枠の長手方向に沿って取付けられた断熱部材を有し、
    サッシ枠が断熱材により連結された室内側枠と室外側枠
    からなっており、断熱部材がサッシ枠の室内側枠と室外
    側枠に当接していることを特徴とする断熱サッシ。
JP32297996A 1996-08-06 1996-12-03 断熱サッシの取付方法および断熱サッシ Pending JPH10184200A (ja)

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JP8-294174 1996-11-06
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JP29417496 1996-11-06
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008523284A (ja) * 2004-12-14 2008-07-03 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー フランジのない窓に用いる粘着性フランジ
JP2014055481A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Lixil Corp 改装枠体、及び改装開口部装置
JP2019127739A (ja) * 2018-01-24 2019-08-01 Ykk Ap株式会社 枠材及び枠材の取付構造

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