JPH10184192A - 車両用自動扉の開閉装置 - Google Patents
車両用自動扉の開閉装置Info
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- JPH10184192A JPH10184192A JP8358280A JP35828096A JPH10184192A JP H10184192 A JPH10184192 A JP H10184192A JP 8358280 A JP8358280 A JP 8358280A JP 35828096 A JP35828096 A JP 35828096A JP H10184192 A JPH10184192 A JP H10184192A
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Abstract
め切る。 【解決手段】 車両扉を一連の伝動手段を介して、駆動
エンジンの正逆回転可能な出力杆に連繋し、駆動エンジ
ンは、主動歯車に連繋したギヤユニット27を、出力杆を
回転させる従動歯車に掛け外し自在に設け、車両扉の開
放時にのみ、主動歯車の正逆回転のいずれか一方の回転
のみを伝動する様になし、又出力杆に車両扉の閉鎖方向
へ付勢するスプリングを設けることにより、車両扉の閉
鎖時において、ギヤユニット27を従動歯車より外して、
出力杆をフリーな状態となして、スプリングによる付勢
力のみで以て、車両扉を締め切る。
Description
を電動にて自動的に開閉する車両用自動扉の開閉装置に
関するものである。
して、特開平7ー303672号公報には、車両の後部
フロアーに駆動エンジンを装備して、後部の車両扉を開
閉する装置が記載されている。
モーター、減速ギヤを内蔵すると共に、駆動力を制御す
るトルクリミッターを装備し、駆動エンジンの出力軸に
出力杆を取付け、該出力杆にコネクチングロッドを介し
て車両扉に連結し、又出力杆をスプリングにて車両扉の
閉鎖方向へ付勢する様に設けており、駆動エンジンの作
動により、車両扉を開閉する様になしている。
の駆動力を減速ギヤを介して伝動するため、車両扉の閉
鎖時において、車両扉を締め切るためのスピードが得ら
れず、これ故車両扉の閉鎖時においては、駆動エンジン
の回転力に、車両扉の閉鎖方向へスプリングによる付勢
力を加わえることにより、車両扉を高速にして強力に引
き寄せ、車両扉を完全に締め切る様になしている。
車両扉の閉鎖方向に作用していても、その付勢力は、駆
動エンジンの出力杆の動作に応じてのみ車両扉に作用す
るため、駆動エンジンに組み込まれたギヤユニットが抵
抗となり、車両扉の閉鎖時にスプリングの付勢力を追加
しても、所望する車両扉の閉スピードが得られず、ドア
の閉鎖力の不足で完全に閉まらない欠点を有していた。
断して手動に切替えるコックを装備しているも、このコ
ックによる操作なしに、手動に切り替えられず、非常事
態が起きた場合、素早く手動に切替えることが困難な欠
点を有していた。
時において、駆動エンジンによる駆動力を遮断して、ス
プリングの付勢力でのみ完全に締め切る様にし、又コッ
クの操作なしに手動で開閉できる様にした車両用自動扉
の開閉装置を提供せんとするものである。
基づく、自動扉の閉鎖力不足の課題及び緊急時における
手動への切替えが困難な課題に鑑み、車両扉を一連の伝
動手段を介して、駆動エンジンの正逆回転可能な出力杆
に連繋して成る車両用自動扉の開閉装置であって、前記
駆動エンジンは、駆動力を伝動する主動歯車にギヤユニ
ットを連繋し、該ギヤユニットは、出力杆を回転させる
従動歯車に掛け外し自在に設け、車両扉の開放時にの
み、主動歯車の正逆回転のいずれか一方の回転のみを伝
動する様になし、又出力杆に車両扉の閉鎖方向へ付勢す
るスプリングを設けることにより、車両扉の開放時に
は、従動歯車はギヤユニットを介して主動歯車の回転を
伝動して、出力杆を作動させ、又車両扉の閉鎖時におい
て、ギヤユニットを従動歯車より外して、出力杆をフリ
ーな状態となして、スプリングによる付勢力のみで以
て、車両扉を締め切り、又閉鎖状態においても、出力杆
を上記の通りフリーな状態となすことが出来るため、車
両の内外から手動による車両扉の開閉を可能にして、上
記欠点を解決せんとしたものである。
説明すると、1は身体障害者用車両における自動扉であ
り、該自動扉1は車両2における運転席3側の後部の車
両扉であり、該車両扉1は、図1に示す様に、ドアスラ
イド装置4、本発明に係るドア開閉装置5、ドアロック
解除装置6にて構成されている。
形成したドア支持体であり、該ドア支持体7は車両扉1
内より出没自在に設け、車両2のセンターピラー8に設
けたヒンジ9、9aに連結している。
部10は上下のヒンジ9、9a間の距離に略対応して所定長
さ垂下形成すると共にヒンジ9、9aに連結し、立ち上が
り部10より連続して所定長さの水平部11を屈曲形成し、
該水平部11より上方斜め後方へ連続して傾斜状の立ち上
がり部12を形成し、該立ち上がり部12の上端部にパイプ
体13を水平配置し、該パイプ体13に車両扉1内上方に水
平配置した所定長さのスライドシャフト14を摺動自在に
嵌合している。
して、且つドア支持体7の立ち上がり部12前方に装着固
定したドアスライドモーター15にスプロケット、チェー
ン等の一連の伝動手段16を連繋して、車両扉1を所定の
開き状態でスライドシャフト14に対しパイプ体13を前後
方へ摺動することにより、ドア支持体7に対し車両扉1
を前後方へ移動自在と成している。
エンジン17に、コネクチングロッド18、支持アーム19か
らなる一連の伝動手段を介して車両扉1に連繋して成
り、駆動エンジン17に回動自在に設けた出力杆20の先端
に、コネクチングロッド18の基端を枢着し、一方ドア支
持体7の水平部11前方下部において、後部フロア21側へ
突設した支持アーム19の先端に、コネクチングロッド18
の先端を枢着し、該コネクチングロッド18の前後水平作
動により支持アーム19を介して車両扉1を開閉する様に
成している。
は、出力杆20を車両扉1の閉鎖方向へ付勢する圧縮コイ
ル状のスプリング22を介在連結している。
及び図3に基づいて説明する。図2は車両扉1の開放時
における駆動エンジン17の内部構造を示し、又図3は車
両扉1の閉鎖時における駆動エンジン17の内部構造を示
しており、図2及び図3では、図1に示すスプリング22
を省略している。
置に設置したベース23に、車両扉1の開放時に時計回
り、閉鎖時に反時計回りの正逆回転する電動モータ24を
取り付け、該電動モータ24の駆動力を伝動する主軸25
を、図において、ベース23の略中央の左側に設け、主軸
25には主動歯車26を固定すると共に、該主動歯車26にギ
ヤユニット27を連繋している。
あり、該出力軸28は、出力杆20を回転させる従動歯車29
を設け、前記ギヤユニット27を従動歯車29に掛け外し自
在に設け、車両扉1の開放時にのみ、主動歯車26の正逆
回転のいずれか一方の回転のみを伝動する様になしてい
る。
の基端部をベアリングを介して枢着し、揺動杆30の先端
部には、同心で大小の歯車31、32の段歯車を設け、上方
の大歯車31を掛け外し歯車31となし、該掛け外し歯車31
を主動歯車26に噛合し、又下方の小歯車32を伝動歯車32
となし、該伝動歯車32を従動歯車29に着離自在に噛合し
ている。
イギヤ33を着離自在に噛合しており、該ワンウエイギヤ
33は、基端部をベース23後方に枢着してなる梃子杆34の
先端部側に設けられ、ワンウエイギヤ33はワンウエイク
ラッチ35を介して梃子杆34の先端部側に設けた軸36に取
り付け、ワンウエイクラッチ35によって、ワンウエイギ
ヤ33を反時計回りの1方向にのみ回転可能となしてい
る。
互に逆向きに指向させると共に、梃子杆34は、揺動杆30
に隣接してベース23の後方に配置する様に、梃子杆34の
支点をベース23の右側に設けている。
は揺動杆30に向かい連結片37を突出形成し、該連結片37
の先端部を揺動杆30の略中間部位に枢着し、揺動杆30と
梃子杆34の相互が、夫々の揺動に追従、即ち揺動杆30
(梃子杆34)が時計回り又は反時計回りに回転すると、
梃子杆34(揺動杆30)が反時計回り又は時計回りに回転
する様になしている。
はその内角側を掛け外し歯車31に指向させると共に、ア
ーム38の一端部に回転しない係合歯車39を設け、該係合
歯車39を前記掛け外し歯車31の近傍に配置し、アーム38
の屈曲部近傍に対応して、ベース23上に設けた固定ピン
40を支点として、アーム38を揺動自在に設けている。
端部を掛止し、他端部をベースカバー23aの前方適所に
掛止して、スプリング41で以て掛け外し歯車31側に、係
合歯車39を引き寄せる様に付勢し、該係合歯車39は、車
両扉1を開いている間、即ち車両扉1の開放中において
のみ、掛け外し歯車31に噛合しない様にスプリング41で
調節している。
あり、該長穴42は、アーム38の支点40を中心とした適宜
半径の円弧上の対応位置に形成しており、長穴42内に、
ベースカバー23aの所定箇所に固定してなるピン43に対
し摺動自在に設けている。
クロスイッチであり、車両扉1の閉鎖時において、梃子
杆34の時計回りの回転にて、その先端部が、所定位置に
移動した(車両扉1が閉じた)時点で、マイクロスイッ
チ44のスイッチレバー44aに接触し、電動モータ24の電
源を切る様になしている。
ム45の近傍にマイクロスイッチ46を配設し、車両扉1の
開放時において、車両扉1が開き終わった時点で、マイ
クロスイッチ46のスイッチレバー46aに接触し、電動モ
ータ24の電源を切る様になしている。
に、車両扉1のドアロック装置(図示せず)の近傍に設
置している。
(図示せず)に取付けられるロックアウトセットであ
り、該ロックアウトセット47を操作ワイヤ48を介してド
アロック解除装置6に連結している
スイッチレバーを接離自在と成したマイクロスイッチで
あり、該マイクロスイッチ49はドア支持体7の立ち上が
り部12後方にスイッチレバーを対向配置してなり、ドア
支持体7が完全に車両扉1に内在したことを検出し、か
かる状態でのみ前記ドア開閉装置5が作動可能となす様
に制御している。
を開放、閉鎖を行う作動スイッチを設置し、該作動スイ
ッチにより、ドアスライド装置4、ドア開閉装置5、ド
アロック解除装置6を連動する様になし、作動スイッチ
を開放側へ操作すると、ドアロック解除装置6によりド
アロック装置のドアロックを解除すると共に、ドア開閉
装置5の駆動エンジン17を作動させて車両扉1を開放
し、ドアスライド装置4のドアスライドモーター15を作
動させて車両扉1を後方へ移動する様に成し、又後方部
ドア1の開放状態から閉鎖するには、作動スイッチを閉
鎖側へ操作することにより、上記と逆の動作により車両
扉1を閉鎖する様に成している。
した車椅子格納クレーンであり、該車椅子格納クレーン
50は運転席3近くのインパネ等に別途設けたスイッチに
より作動し、車椅子の収納及び取降ろしに用いられる
が、必ずしも車両2内に設置する必要としない。
置5を身体障害者用車両における自動扉に取り付けたも
の示したが、ドア開閉装置5は、かかる身体障害者用車
両に限らず、車両の自動扉であれば当然取り付け可能で
ある。
の作用について説明すると、作動スイッチを開放側へ操
作することにより、ドアロック解除装置6が作動し、操
作ワイヤー48を介してドアロック装置に取り付けたロッ
クアウトセット47を操作し、ドアロック装置によるドア
ロックを解除する。
閉装置5における駆動エンジン17が作動する。
き説明すると、電動モータ24により、主動歯車26は時計
回りに回転し、この時、主動歯車26に噛合しているワン
ウエイギヤ33及び掛け外し歯車31は反時計回りに回転
し、掛け外し歯車31の回転により、同軸回転する伝動歯
車32に噛合する従動歯車29を時計回りに回転させ、出力
杆20を車両扉1を開く方向へ回転させ、これに連動する
コネクチングロッド18の前方への水平作動により、支持
アーム19を介して、ドア支持体7を車両扉1と共に開放
方向へ押圧し、車両扉1を所定の開き角度を以て押し開
き、車両扉1が所定角度を以て開き終わった時に、出力
軸28に固定したカム46が、マイクロスイッチ44のスイッ
チレバー44aに接触して、電動モータ24の電源を切り、
駆動エンジン17は停止し、続いてドアスライド装置4に
おけるドアスライドモーター15が作動する。
連の伝動手段16を介してスライドシャフト14に対し、パ
イプ体13が前方へ移動し、これにより車両扉1を後方へ
移動させ、車両扉1とセンターピラー8間に車椅子収納
口38を開口し、車椅子格納クレーン50で、折り畳まれた
車椅子を後部フロア21に収納したり、又は後部フロア21
内の車椅子を取降ろしたりする。
は、作動スイッチを閉鎖側へ操作することにより、ドア
スライド装置4のドアスライドモーター15によってスラ
イドシャフト14に対しパイプ体13を後方へ移動させるこ
とにより、車両扉1を前方へ移動させ、ドア支持体7を
車両扉1に内在させる。
時点、即ち後方部ドア1が完全に前方へ移動した時点で
ドア支持体7の立ち上がり部12が、マイクロスイッチ49
におけるスイッチレバーに接触し、かかる状態をマイク
ロスイッチ49が検出することにより、車両扉1を開閉可
能な状態と成さしめ、同時にドア開閉装置5の駆動エン
ジン17が作動する。
1の開放(図2の1点鎖線で示した出力杆20の)状態か
ら図3に示す閉鎖状態に至る作動を説明すると、電動モ
ータ24により、主動歯車26を反時計回りに回転させる
と、主動歯車26に噛合しているワンウエイギヤ33は、時
計回りに回転しないため、ワンウエイギヤ33を支持して
いる梃子杆34が、基端部の支点を中心にして時計回りに
回転し、この回転に伴って、梃子杆34に連結片37で連結
されている揺動杆30も反時計回りに回転し、従動歯車29
に噛合している伝動歯車32を移動させ、掛け外し歯車30
が係合歯車39に噛合する。
車26から外れ、該主動歯車26に噛合している掛け外し歯
車31が回転する。
歯車39が回転しないため、掛け外し歯車31を支持してい
る揺動杆30が、主軸25を中心にして更に反時計回りに回
転し、この回転に伴って、連結片37を介して梃子杆34を
更に時計回りに回転させ、梃子杆34の先端部が、所定位
置に達した時に、マイクロスイッチ44のスイッチレバー
44aに接触して電動モータ24の電源を切り、駆動エンジ
ン17は停止する。
合歯車39を支持しているアーム38は、スプリング41によ
り掛け外し歯車31側に引き寄せる様に付勢されているた
め、常に掛け外し歯車31に係合歯車39は噛合している。
た時点で、スプリング22の弾性力のみによって、出力杆
20は車両扉1を閉鎖する方向へ回転し、車両扉1は締め
切られる。
動歯車32は従動歯車29より外れているため、車両扉1
(の内外のドアノブ)を手動で開閉できる。
態から、図2に示す車両扉1の開き始めの状態にするに
は、主動歯車26を時計回りに回転させることにより、係
合歯車39に噛合している掛け外し歯車31の反時計回りの
回転により、揺動杆30が主軸25を中心に時計回りに回転
し、この回転に伴って、梃子杆34が反時計回りに回転
し、主動歯車26にワンウエイクラッチ30を噛合させると
共に、従動歯車29に伝動歯車32を噛合させる。
おいて、伝動歯車32は従動歯車29に噛合しているため、
手動では開閉できない閉鎖状態とすることもできる。
動手段を介して、駆動エンジン17の正逆回転可能な出力
杆20に連繋して成る車両用自動扉の開閉装置5であっ
て、前記駆動エンジン17は、駆動力を伝動する主動歯車
26にギヤユニット27を連繋し、該ギヤユニット27は、出
力杆20を回転させる従動歯車29に掛け外し自在に設け、
車両扉1の開放時にのみ、主動歯車26の正逆回転のいず
れか一方の回転のみを伝動する様になしたので、車両扉
1の開放時には、従動歯車29はギヤユニット27を介して
主動歯車26の回転を伝動して、出力杆20を作動させるこ
とが出来、又車両扉1の閉鎖時及び閉鎖状態において、
ギヤユニット27を従動歯車29より外して、出力杆20をフ
リーな状態となすことが出来る。
するスプリング22を設けたので、車両扉1の閉鎖時にお
いて、出力杆20は上記の通りフリーな状態のため、従来
の様に駆動エンジンに組み込まれたギヤユニットが抵抗
となることはなく、車両扉1の閉鎖方向へスプリング22
による付勢力のみで以て、車両扉1を高速にして強力に
引き寄せ出来、車両扉1を半ドア状態にすることなく完
全に締め切ることが出来、この様にスプリング22の付勢
力を有効に利用することにより、車両扉1の閉鎖力を上
げられ、又スプリング22の力を調節することによって、
車両扉1の閉鎖スピードも変えられ、又駆動エンジン17
は、車両扉1を開放するだけの電力で済むため、低電圧
で車両扉1を開閉でき、低電圧でも車両扉1の閉鎖スピ
ードに影響なく開閉することが出来る。
杆20を上記の通りフリーな状態となすことが出来るた
め、従来の様に、駆動力を遮断して手動に切替えるコッ
クを不要とし、又手動への切替操作が不要なため、非常
事態に拘らず、車両2の内外から手動で車両扉1を開閉
できる。
25に、揺動杆30の基端部を枢着し、揺動杆30の先端部
に、主動歯車26に噛合する掛け外し歯車31と、従動歯車
29に着離自在に噛合する伝動歯車32からなる段歯車を設
けたので、車両扉1の開放時における主動歯車26に噛合
している掛け外し歯車31の回転により、これと同軸回転
する伝動歯車32に噛合する従動歯車29を回転させられ、
出力杆20を車両扉1が開く方向へ回転させることが出来
る。
なワンウエイギヤ33を着離自在に噛合し、該ワンウエイ
ギヤ33は、基端部を枢着してなる梃子杆34の先端部側に
設け、揺動杆30と梃子杆34は、夫々の先端部を相互に逆
向きに指向させて隣接配置すると共に、揺動杆30と梃子
杆34の相互が、夫々の回転に追従する様に連結片37で連
結したので、車両扉1の閉鎖時における開放時とは逆に
回転する主動歯車26により、主動歯車26に噛合している
ワンウエイギヤ33は回転せず、ワンウエイギヤ33を支持
している梃子杆34が、基端部の支点を中心に回転し、こ
の回転に伴って、梃子杆34に連結片37で連結されている
揺動杆30も回転し、これにより従動歯車29に噛合してい
る伝動歯車32を移動させ、伝動歯車32が従動歯車29より
外れた時点で、従動歯車29をフリーな状態となすことが
出来、スプリング22の弾性力のみによって、出力杆20を
車両扉1が閉鎖する方向へ回転させられ、車両扉1を締
め切ることが出来、又車両扉1の閉鎖状態にあっても、
伝動歯車32は従動歯車29より外れているため、車両扉1
を手動で開閉できる。
ない係合歯車39を設け、該係合歯車39を掛け外し歯車31
の近傍に配置し、車両扉1の開放時においてのみ、掛け
外し歯車31に噛合しない様に調節してなるスプリング41
にて、アーム38を付勢したので、車両扉1の閉鎖時にお
いて、伝動歯車32が従動歯車29より外れると共に、ワン
ウエイギヤ33が主動歯車26から外れると、掛け外し歯車
30が係合歯車39に噛合し、係合歯車39が回転しないた
め、掛け外し歯車31を支持している揺動杆30が、主動歯
車26に噛合している掛け外し歯車31の回転により、主軸
25を中心に回転すると共に、連結片37を介して梃子杆34
を回転させることが出来、これにより主動歯車26にワン
ウエイクラッチ30を着離自在に噛合させると共に、従動
歯車29に伝動歯車32を着離自在に噛合させることが出
来、この様に車両扉1の閉鎖状態において、従動歯車29
に伝動歯車32を着離自在となすことにより、車両扉1を
手動で開閉可能としたり、手動では開閉できないロック
状態とすることも出来る。
径の円弧上の対応位置に長穴42を形成し、該長穴42を、
所定箇所に固定してなるピン43に対し摺動自在に設けた
ので、掛け外し歯車31と係合歯車39の噛合状態におい
て、揺動杆30の回転による掛け外し歯車31の移動に伴う
係合歯車39との噛み合いズレを吸収することが出来、こ
れにより掛け外し歯車31に対し係合歯車39を常に噛み合
う様になすことが出来、掛け外し歯車31の回転により、
従動歯車29に伝動歯車32を支障なく着離自在に移動させ
ることが出来る等その実用的効果甚だ大なるものであ
る。
である。
造を示す図である。
造を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 車両扉を一連の伝動手段を介して、駆動
エンジンの正逆回転可能な出力杆に連繋して成る車両用
自動扉の開閉装置であって、前記駆動エンジンは、駆動
力を伝動する主動歯車にギヤユニットを連繋し、該ギヤ
ユニットは、出力杆を回転させる従動歯車に掛け外し自
在に設け、車両扉の開放時にのみ、主動歯車の正逆回転
のいずれか一方の回転のみを伝動する様になし、又出力
杆に車両扉の閉鎖方向へ付勢するスプリングを設けたこ
とを特徴とする車両用自動扉の開閉装置。 - 【請求項2】 ギヤユニットは、主動歯車の主軸に、揺
動杆の基端部を枢着し、揺動杆の先端部に、主動歯車に
噛合する掛け外し歯車と、従動歯車に着離自在に噛合す
る伝動歯車からなる段歯車を設け、又主動歯車に、1方
向にのみ回転可能なワンウエイギヤを着離自在に噛合
し、該ワンウエイギヤは、基端部を枢着してなる梃子杆
の先端部側に設け、揺動杆と梃子杆は、夫々の先端部を
相互に逆向きに指向させて隣接配置すると共に、揺動杆
と梃子杆の相互が、夫々の回転に追従する様に連結片で
連結し、又揺動自在に設けたアームに、回転しない係合
歯車を設け、該係合歯車を掛け外し歯車の近傍に配置
し、車両扉の開放時においてのみ、掛け外し歯車に噛合
しない様に調節してなるスプリングにて、アームを付勢
したことを特徴とする請求項1の車両用自動扉の開閉装
置。 - 【請求項3】 アームの支点を中心とした適宜半径の円
弧上の対応位置に長穴を形成し、該長穴を、所定箇所に
固定してなるピンに対し摺動自在に設けたことを特徴と
する請求項2の車両用自動扉の開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35828096A JP3692198B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 車両用自動扉の開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35828096A JP3692198B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 車両用自動扉の開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10184192A true JPH10184192A (ja) | 1998-07-14 |
JP3692198B2 JP3692198B2 (ja) | 2005-09-07 |
Family
ID=18458478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35828096A Expired - Fee Related JP3692198B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 車両用自動扉の開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3692198B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006316615A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-11-24 | Dura Automotive Body & Glass Systems Gmbh | 自動車用スライドドア |
JP2009068234A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Kanto Auto Works Ltd | サイドドア閉装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102396326B1 (ko) * | 2022-02-15 | 2022-05-09 | 이종백 | 전동개폐기용 원웨이 클러치 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP35828096A patent/JP3692198B2/ja not_active Expired - Fee Related
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