JPH10182732A - チオ尿素基を有する高分子およびそれよりなる重金属捕捉剤 - Google Patents
チオ尿素基を有する高分子およびそれよりなる重金属捕捉剤Info
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Abstract
子を提供する。 【解決手段】 下記(1)で表される繰り返し単位を1
〜100モル%含有することを特徴とするチオ尿素基を
有する高分子それよりなる重金属捕捉剤。 【化1】
Description
有する高分子に関する。該高分子は重金属捕捉剤として
利用できる。
像所、廃棄物処理場等の廃水中に含まれる重金属による
汚染が問題になっており、その除去方法が各種検討され
つつある。例えば、現在、行われている方法としては、
中和凝集沈殿、硫化ソーダにより溶解度積の小さい硫化
物沈殿にする方法、キレート樹脂による捕捉方法等が知
られている。しかしながら、中和凝集沈殿は重金属のな
かでも水銀は十分除去できない。また、硫化ソーダによ
る方法では水銀の除去も可能であるが、処理液のpHに
よっては有害ガスである硫化水素発生の恐れがあり、ま
た、悪臭が強く実使用に難がある。更に、キレート樹脂
による方法は重金属捕捉能力に優れるが、共存金属の吸
着があり効率が悪く、コスト高となる。
水溶性高分子による重金属捕捉剤を用いた方法がある。
現在、実用化されているものとして、ポリアミンのジチ
オカルバミン酸誘導体が高い重金属捕捉性能を有する
が、分子量の高い高分子が得られにくく、また、分解に
よる二硫化炭素の発生などの問題がある。他にポリアミ
ドアミンのチオ尿素誘導体を重金属捕捉剤として用いる
方法が特開平3−221579に開示されているが、性
能としてなお十分ではない。
ンとしてポリビニルアミンが知られている。このポリビ
ニルアミンは、近年、N−ビニルカルボン酸アミドを重
合してから加水分解することにより工業的に入手が容易
な高分子となっていること、ポリエチレンイミン等のポ
リアミンに比べ、1級アミンの含有率が高いこと、更に
凝集性の高い高分子量のものも容易に得られること、な
どの利点がある。もっとも、このポリビニルアミンの金
属との錯体形成能力は十分とは言えず、特に、需要が大
きい水銀などの重金属に対する錯体形成能力が低く、重
金属捕捉剤として利用されていない。
な従来の重金属捕捉剤が有する欠点を克服できるような
新規な高分子を提供することを目的とする。
に鑑み検討した結果、ポリビニルアミンより容易に製造
することができるチオ尿素基を有する高分子が、重金
属、特に水銀に関して高い吸着力があることを見出し、
本発明に到達した。即ち、本発明は、下記(1)で表さ
れる繰り返し単位を1〜95モル%含有し、チオ尿素基
を有する高分子に関するものであり、該高分子は重金属
捕捉剤として好適に使用することができる。
本発明の高分子(以下「ポリチオ尿素」という)は、上
記(1)で表される繰り返し単位(以下「チオ尿素単
位」という)を1〜100モル%、好ましくは10〜9
0モル%、特に好ましくは20〜80%である。このポ
リチオ尿素が水溶性である場合は、1規定の食塩水中
0.1g/dlの溶液として、25℃で測定した還元粘
度が、通常0.1〜10dl/gである。また、チオ尿
素単位70%を越えると水不溶化するので水溶性用途の
場合は、チオ尿素単位が70%以下、好ましくは65モ
ル%以下とする。ポリチオキサン尿素を固体として用い
る場合は転化率をあげても全く差しつかえない。また、
転化率が低すぎるとポリビニルアミンへの重金属捕捉能
力が低下するので、ポリチオ尿素を重金属捕捉剤として
使用する場合はあまり好ましくない。
されないが、好適には、ポリビニルアミンとチオシアン
酸アンモンとを反応させることにより得られる。チオシ
アン酸アンモンは通常0.1〜10当量用いられるが、
過剰量用いる方が反応速度の点から好ましい。通常、ポ
リビニルアミンの水溶液にチオシアン酸アンモンを加え
て反応させる。50〜100℃で加温して反応させるこ
とが好ましく、反応時間は通常0.5〜500時間であ
る。
本願においては後述の式(3)で表されるくり返し単位
(以下「ビニルアミン単位」という)を含有する高分子
を意味する。その製造方法は特に限定はなく、古くから
知られているポリアクリルアミドのホフマン反応法や、
N−ビニルコハク酸イミドの重合してから加水分解する
方法であってもよいが、製造が容易な点、分子量のコン
トロールが容易な点、更に共重合等による改質が容易な
点などから、一般式CH2 =CHNHCOR(式中、R
は水素原子もしくは炭素数1〜4のアルキル基を表
す。)で示されるN−ビニルカルボン酸アミドを含むモ
ノマーを重合し、得られた重合体であるポリビニルアミ
ドを加水分解する方法が最も望ましい。N−ビニルカル
ボン酸アミドとしては、N−ビニルホルムアミド又はN
−ビニルアセトが好ましい。重合方法はバルク重合、水
溶液重合、懸濁重合、乳化重合などの公知の方法によっ
て製造される。重合はイオン重合、ラジカル重合のいず
れによってもよいが、アゾ開始剤を用いたラジカル重合
が特に好ましい。なお、他の単量体、例えば、アクリロ
ニトリル、アクリルアミド、アクリル酸エステル、酢酸
ビニル、アクリル酸などで共重合を行ってもよい。
ドは、そのアミド基部分を所望量、加水分解することに
よりポリビニルアミンに誘導する。その加水分解率は通
常5〜100モル%である。加水分解は酸又はアルカリ
を用いた方法のいずれであってもよい。酸としては、塩
酸、臭素酸、フッ化水素酸、硫酸、硝酸、燐酸、スルフ
ァミン酸、アルカンスルホン酸等が挙げられるが、好ま
しくは塩酸である。また、アルカリとしては、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、第4級アンモニウムヒドロ
キサイド等が挙げられる。酸又はアルカリの使用量は、
ポリビニルアミドのアミド基に対して、通常0.1〜5
倍モルの範囲で所望の加水分解率に応じて適宜使用され
る。加水分解温度は、通常40〜150℃、好ましくは
90〜130℃であり、反応時間は通常0.5〜10時
間程度である。また、このようにして得られるポリビニ
ルアミンは前記の重合条件により所望の分子量のものを
得ることができるが、1規定の食塩水中0.1g/dl
の溶液として、25℃で測定した還元粘度の値が、通常
0.1〜10dl/gである。
チオ尿素は、前記(1)で表されるチオ尿素単位以外の
任意成分として、ポリビニルアミド及びポリビニルアミ
ン由来の下記(2)で表されるくり返し単位(以下「ビ
ニルアミド単位」という)を通常0〜95モル%、特に
1〜90モル%含有し、同時に下記(3)で表されるビ
ニルアミン単位を通常0〜95モル%、特に1〜90モ
ル%含有する。
くは炭素数1〜4のアルキル基を表す。) 以上のポリチオ尿素は、そのまま各種用途に利用しても
よいし、エチレングリコールジグリシジルエーテル等の
公知の架橋剤を用いてゲル化させてもよい。
するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施
例に限定されるものではない。 実施例1 (ポリチオ尿素の合成)ポリビニルアミン塩酸塩5gと
チオシアン酸アンモン80gを100mlの水に溶解
し、攪拌しながら90〜95℃で3日間反応させた。そ
の後、透析により精製し、更に、凍結乾燥により粉末の
生成物を得、IRスペクトルにより、チオ尿素化されて
いることを確認した。原料ポリビニルアミンでは観測さ
れなかった1354cm-1、1094cm-1にC=Sの
伸縮振動による吸収が確認された。また、ポリビニルア
ミン塩酸塩と該生成物を1規定の食塩水中0.1g/d
lの溶液として、25℃で測定した還元粘度は各々約4
dl/gであった。
0mlにエチレングリコールジグリシジルエーテルを加
えさらに流動パラフィン200gを加えて5時間攪拌し
て架橋度4.5%のポリビニルアミンゲルを得た。この
ゲルを3日間水洗した後塩酸でpH2.0にした溶液に
一昼夜浸漬し、塩酸塩とした。次に、充分水洗したあ
と、60gのチオシアン酸アンモンを溶解した。50m
lの水中に加え、90〜95℃で5日間反応させた。そ
の後充分水洗した。実験1と同様にIRによりチオ尿素
基の導入が確認された。
た以外は、実施例1と同様の方法で以下の条件でポリチ
オ尿素を合成した。転化率は反応終了後の液に一定量の
硝酸銀を加え過剰のチオシアン酸アンモンを沈殿させて
除き、更に、ミョウバンを加え、チオシアン酸アンモン
で滴定してFeSCNの赤色になる点から銀の残量を測
定して反応終了後の残チオシアン酸量を測定した。結果
を表−1に示す。
を用いチオ尿素化前のポリビニルアミンゲルと、ポリチ
オ尿素ゲルへの金属イオンの吸着試験を行った。数値は
ゲル1gあたりの金属の吸着量(mmol)である。条
件はゲル重量10mgを250ppmの金属イオンを含
む水溶液(pH=2.9)に浸漬して吸着量を測定し
た。結果を表−2に示す。表−2より、チオ尿素化する
ことで吸着量が増加していることがわかる。
下での結果を表−3に示す。いずれの場合も金属イオン
の吸着量は増加し、特に、水銀イオンの吸着量がポリビ
ニルアミンの15倍ほどに増加していることが判明し
た。
定であり、分解して有害ガスを発生したり、悪臭を発す
る等の問題は生じないと同時に、重金属に対して強い親
和性を示す。特に、水銀に対しても高い錯体形成能力が
ある。この理由として、ポリチオ尿素のイオウ含有アミ
ノ基であるチオ尿素基が、従来からのポリビニルアミン
等でのアミノ基と比較して、いわゆるソフトな塩基(s
oft base)となり、ソフトな酸(soft a
cid)である水銀イオンにより高い親和性を示せるよ
うになったものと考えられる。
は、溶液中の塩濃度やpH変化に対してもその吸着性の
変化が小さく、重金属のイオンの吸着力を高く維持する
ことができる。この理由として、チオ尿素基が通常のア
ミノ基と異なり、pHによりその乖離性が変化しないた
めと考えられる。以上の本発明のポリチオ尿素は、重金
属を含む廃水、例えばメッキ工業での廃水の処理などに
おいてその重金属分を吸着除去するための重金属捕捉剤
としての応用が期待される。他に重金属の担体として用
い、導電性高分子として電子材料分野の応用も規定され
る。
てポリビニルアミンを用いる場合、そのポリビニルアミ
ンが数千から数百万の分子量まで自在に調製できるの
で、ポリチオ尿素もその広い範囲の分子量で合成でき
る。ポリチオ尿素が低分子量であれば水に溶解した場合
にその粘性が低いメリットがあり、溶解や希釈も容易で
ある。また、高分子量にすれば凝集力を持つことが期待
でき、それにより、重金属イオンを含む懸濁液に用いて
凝集沈殿と重金属の除去や固定を同時にできる利点もあ
る。この場合、公知の凝集剤、例えば、ポリビニルアミ
ン等を併用することも効果的である。
Claims (8)
- 【請求項1】 下記(1)で表される繰り返し単位を1
〜100モル%含有することを特徴とするチオ尿素基を
有する高分子。 【化1】 - 【請求項2】 下記(1)で表される繰り返し単位を1
〜100モル%、下記(2)で表されるくり返し単位を
0〜95モル%、及び下記(3)で表されるくり返し単
位を0〜95モル%含有する高分子。 【化2】 【化3】 【化4】 (上式(2)において、Rは水素原子もしくは炭素数1
〜4のアルキル基を表す。) - 【請求項3】 水溶性であって、1規定の食塩水中0.
1g/dlの溶液として、25℃で測定した還元粘度が
0.1〜10dl/gであることを特徴とする請求項1
又は2のチオ尿素基を有する高分子。 - 【請求項4】 ポリビニルアミンとチオシアン酸アンモ
ンとを反応させることを特徴とする請求項1ないし3の
いずれかのチオ尿素基を有する高分子の製造方法。 - 【請求項5】 ポリビニルアミンが、一般式CH2 =C
HNHCOR(式中、Rは水素原子もしくは炭素数1〜
4のアルキル基を表す。)で示されるN−ビニルカルボ
ン酸アミドを含むモノマーを重合し、得られた重合体を
加水分解することにより得られることを特徴とする請求
項4のチオ尿素基を有する高分子の製造方法。 - 【請求項6】 N−ビニルカルボン酸アミドがN−ビニ
ルホルムアミド又はN−ビニルアセトアミドであること
を特徴とする請求項5のチオ尿素基を有する高分子の製
造方法。 - 【請求項7】 請求項1ないし3のいずれかのチオ尿素
基を有する高分子からなる重金属捕捉剤。 - 【請求項8】 重金属が水銀であることを特徴とする請
求項7の重金属捕捉剤。
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-
1996
- 1996-12-24 JP JP34387996A patent/JP3603515B2/ja not_active Expired - Fee Related
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