JPH1018255A - ガードレール - Google Patents

ガードレール

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JPH1018255A
JPH1018255A JP19287496A JP19287496A JPH1018255A JP H1018255 A JPH1018255 A JP H1018255A JP 19287496 A JP19287496 A JP 19287496A JP 19287496 A JP19287496 A JP 19287496A JP H1018255 A JPH1018255 A JP H1018255A
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JP
Japan
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handrail
pillars
pedestrians
guardrail
sidewalk
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JP19287496A
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English (en)
Inventor
Soichi Komatsu
壯一 小松
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Individual
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩行者の歩行や車椅子或いは自転車での走行
を妨げることがないと共に、それら歩行者らが転倒した
際の危険を出来るだけ少なくする。 【解決手段】 ビーム(4)を取り付けた支柱(1)の歩道
(3)側に手摺(11)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車道と歩道の境
界部に設けられるガードレールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】歩道を通行する歩行者等を自動車から保
護するガードレールとして、従来一般に、支柱の外側即
ち車道側に板状のビームを取り付けたものが広く用いら
れている。また、ビームは、金属板を横断面方向に屈曲
させて剛性を高くしたものが用いられるが、長手方向の
端部を歩道側にU字型に折り返して袖部を設けたものも
ある。
【0003】このような従来のガードレールにおいて
は、ビームの縁が上方に露出しているので、歩行者や自
転車に乗った人が転倒した際に、このビームの縁で怪我
をする可能性があり、このような危険性を取り除くた
め、ビームの縁に沿ってゴム製の縁材を取り付けること
が考えられている(実開昭57-137623号公報参照)。
【0004】他方、実開昭58-165018号公報には、ビー
ム先端に設けられる湾曲状の袖ビームを、その袖ビーム
先端が支柱を抱き込むように延長することによって、ビ
ーム端で衣服を引っかけたり歩行者の肌を傷つけること
がないようにしたものが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにビームの縁をゴムなどで覆うだけでは、必ずしも
転倒時の危険を充分に回避することが出来ないのみなら
ず、この種のガードレールでは、支柱が歩道側に突出し
ているため、歩き難くいのみならず、その支柱に衝突す
るという危険がある。また、ビームを固定するためその
支柱を貫通して設けたボルトの頭が同様に歩道側に突出
していることが多く、このボルトの頭部で怪我をすると
いった問題がある。
【0006】更に、ビーム両端の袖部で支柱を抱き込ん
だものでは、この袖部自体が突出するので、ビームの内
側からその袖部に衝突するのを防止できず、また、抱き
込んだ支柱については前記ボルトの頭部で怪我をしたり
する不都合は解消されるとしても、中間部に支柱がある
ときは適用できない欠点がある。
【0007】特に、歩道側に凹凸があるということは、
視力障害者や車椅子で通行する人などの障害者にとって
は、これらの人々が外出する際の大きなバリアーとなる
ものである。
【0008】この発明は、このような従来の欠点を解消
して、歩行者の歩行や車椅子或いは自転車での走行を妨
げることがないと共に、それら歩行者らが転倒した際の
危険を出来るだけ少なくすることを目的としてなされた
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、支柱とその支柱の車道側に取り付け
られた板状ビームとからなるガードレールにおいて、前
記支柱の歩道側において、歩行者の安全のための1又は
複数本の防護手摺を取り付けてなることを特徴とするも
のである。
【0010】上記において、前記手摺は、通常、その最
上端が、支柱及びビームの上端の高さと同じか又はそれ
よりも高くなるようにして取り付けられる。
【0011】また、手摺はブラケットを介して支柱へ取
り付けるものが考えられる。
【0012】更に、この出願の請求項4の発明では、板
状ビームの長手方向の端部を歩道側へ湾曲した袖部を有
するものにおいて、手摺をこの袖部よりも歩道側に位置
させたものが提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図2において、(1)(1)
は、車道(2)側と歩道(3)側との境界部に沿って地中へ
打ち込まれた支柱であり、これらの支柱(1)(1)の外側
において、それらの支柱(1)(1)間へ渡すようにして、
折曲金属板からなるビーム(4)が取り付けられている。
【0014】(5)は、これらのビーム(4)を固定するた
めのビームブラケットであって、このブラケット(5)
は、中央の半円状部(6)を支柱(1)の側面へ車道(2)側
から当接すると共に、支柱(1)のボルト穴(16)を貫通し
て歩道(2)側から挿入したボルト(7)によって固定され
るもので、そのブラケット(5)の左右の固定片(8)(8)
へ、ビーム(4)を別のボルト(9)で固定している。ま
た、ビーム(4)の長手方向に両端には、歩道(3)側へU
字型に湾曲させた袖部(10)が設けられている。
【0015】(11)(11)は、互いに平行に配置される上下
2本のパイプ製の防護手摺であり、これらの手摺(11)(1
1)が、手摺ブラケット(12)を介して支柱(1)へ固定され
るようになっている。この手摺ブラケット(12)は、前記
支柱(1)の外周面に沿うよう平面から見て半円状に屈曲
された基板(13)と、その基板(13)より外側に突出させた
上下2本のL字形ステー(14)(14)とからなり、そのステ
ー(14)(14)先端の垂直部上端に手摺(11)(11)をそれぞれ
固定している。また、基板(13)の中央には一個のボルト
穴(15)が形成されている。
【0016】そして、ボルト穴(15)が前記支柱(1)のボ
ルト穴(16)に適合するようにして、支柱(1)の歩道側の
側面へ基板(13)を当接させるともに、前記のボルト(7)
で、ビームブラケット(5)と手摺ブラケット(12)を共締
め固定する。この手摺(11)の取付けは、ガードレールの
新設の際に取り付ける場合と既設のガードレールに取り
付ける場合の何れでも同じであり、既設の場合には、ビ
ーム(4)を固定しているボルト(7)を一旦抜き出してか
ら手摺ブラケット(12)を取り付ける。
【0017】手摺(11)は、その端部(17)を下向きに屈曲
させて、この手摺(11)の先端に衝突したときの安全性を
高めると共に、袖部(10)よりも歩道(3)側に位置させ
て、その袖部(10)の先端で肌を傷つけたり衣服を引っか
けることがないようにしている。
【0018】図2は、手摺(11)の取付け後の状態を示し
ており、通常、ビーム(4)は支柱(1)の頂部より高くな
っているが、上段の手摺(11)は、更にそのビーム(4)の
上端よりも高くしてある。
【0019】図3以下は、上記手摺(11)の他の取付け方
法を示しており、図3では、前記基板(13)に代えて支柱
(1)の頂部に被せるキャップ(18)として、このキャップ
(18)より前記のステー(14)を突出させたもので、既存の
支柱(1)へ取り付ける場合でも、このキャップ(18)被せ
ることで簡単に取り付けることが出来る。更に、強固に
取付ける場合には、キャップ(18)の外側からボルト(19)
或いはビスなどをねじ込んで固定する。
【0020】図4は、基板(13)を締め付けバンド(20)を
用いて取り付けるようにしたもので、その基板(13)の裏
面に設けた一対の締め付けバンド(20)(20)を支柱(1)へ
巻いて締め付けたものである。既存のガードレールへの
取付けも同様に容易に行うことが出来る。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明では、板状ビー
ムを備えたガードレールにおいて、支柱よりも歩道側に
防護用の手摺を設けているため、歩行者や自転車或いは
車椅子で走行する人が転倒した場合でも、エッジのある
ビームの縁や支柱頭部に衝突して怪我をするのを防止す
ることが出来る。
【0022】しかも、この手摺は支柱よりも歩道側にあ
るため、それら歩行者などが支柱に衝突することがな
く、また、ビーム端部に袖部を設けた場合でも、その袖
部よりも歩道側にあるので、その袖部の先端で衣服を引
っかけたり肌を傷付けることがないのみならずビームの
内側から袖部に衝突することもない。。
【0023】更に、この手摺によって歩道側の境界が凹
凸のない直線となることから、一種の誘導ラインとなっ
て歩行者などの歩行或いは自転車や車椅子での走行を容
易にし、特に、視力障害車や足の悪い人にとっては手摺
に掴まって歩くこともできるので、障害者に優しいバリ
アフリーなガードレール構造を提供することが出来る。
【0024】加えて、ビームの裏面は必ずしも意匠性に
優れているとはいいがたいが、このように手摺をビーム
の長手方向に沿って設けることで意匠性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を示すガードレールの要部
の分解斜視図である。
【図2】同じくこの発明の実施形態において手摺取付け
後の状態を示すガードレールの縦断面図である。
【図3】この発明の実施形態において、手摺の別の取付
け構造を示すガードレールの縦断面図である。
【図4】同じく更に別の取付け構造を示すガードレール
の縦断面図である。
【符号の説明】
(1) 支柱 (2) 車道 (3) 歩道 (4) ビーム (10) 袖部 (11) 手摺 (12) 手摺ブラケット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱とその支柱の車道側に取り付けられ
    た板状ビームとからなるガードレールにおいて、前記支
    柱の歩道側において、歩行者等の安全のための1又は複
    数本の防護手摺を各支柱間に跨って取り付けてなること
    を特徴とするガードレール。
  2. 【請求項2】 前記手摺は、その最上端が、支柱及びビ
    ームの上端の高さと同じか又はそれよりも高くなるよう
    にして取り付けられものであることを特徴とする請求項
    1記載のガードレール。
  3. 【請求項3】 前記手摺はブラケットを介して支柱へ取
    り付けるものであることを特徴とする請求項1又は2記
    載のガードレール。
  4. 【請求項4】 板状ビームの長手方向の端部に、先端が
    歩道側へ湾曲した袖部を有するものにおいて、手摺をこ
    の袖部よりも歩道側に位置させたことを特徴とする請求
    項1から3の何れかに記載したガードレール。
JP19287496A 1996-07-02 1996-07-02 ガードレール Pending JPH1018255A (ja)

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