JPH1018183A - 不織布積層体 - Google Patents

不織布積層体

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JPH1018183A
JPH1018183A JP8172071A JP17207196A JPH1018183A JP H1018183 A JPH1018183 A JP H1018183A JP 8172071 A JP8172071 A JP 8172071A JP 17207196 A JP17207196 A JP 17207196A JP H1018183 A JPH1018183 A JP H1018183A
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JP
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sheath
fiber
core
layer
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JP8172071A
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Nobuyuki Yamamoto
信幸 山本
Itsuhiro Yamada
厳浩 山田
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 親水性、吸湿性に優れ、吸湿に対しても強度
を保持している不織布積層体を提供する。 【解決手段】 (1)鞘成分が融点130℃以下の共重
合ポリエステルであり、芯成分がその鞘成分よりも高い
融点を有するポリエステルである芯鞘型複合繊維の短繊
維と天然パルプとを混抄した紙、および(2)鞘成分が
融点130℃以下の共重合ポリエステルであり、芯成分
がその鞘成分よりも高い融点を有するポリエステルであ
る芯鞘型複合繊維の長繊維よりなる不織布が積層され、
両者がそれぞれの共重合ポリエステルの融着により一体
化されている不織布積層体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不織布積層体に関
する。さらに詳しくは、ポリエステル系の長繊維不織布
と特定の抄紙との積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリエステル、ポリアミド等の合成樹脂からの長繊維よ
りなる不織布は、スパンボンド不織布として種々の分野
で使用されている。これらスパンボンド不織布は、他の
不織布に比べて薄物であっても強力が大きく、透気性を
有しているので、農業用資材、土木用資材、各種衛生用
資材、建築用資材、日用品、医療用材料等に広く利用さ
れている。これら合成樹脂の長繊維から形成された不織
布は、一般に疎水性であって、吸水性や吸湿性が要望さ
れている分野には適さない。
【0003】これに対して、天然や合成パルプあるいは
短繊維から得られた湿式抄紙および湿式不織布は、緻密
で均一であって、隠蔽性が優れている。特に、天然パル
プやレーヨン短繊維を含んだ抄紙や不織布は、親水性、
吸湿性に優れている。しかし、このような抄紙は、強度
が充分とは云えず、とりわけ湿潤した場合の強度は、小
さいのが難点であった。前記した合成樹脂からの長繊維
不織布と抄紙とを積層して、それらの利点を合わせ持つ
複合紙が種々提案されている。例えば特開平5−279
997号公報には、『芯鞘構造を有しその鞘部が芯部よ
り低触点の熱融着性樹脂の繊維を含有するスパンボンド
不織布と、該不織布面に湿式抄紙によって連続または不
連続に積層形成される抄紙層とからなる複合紙であっ
て、上記不織布と抄紙層とは、上記スパンボンド不織布
の鞘部の低融点熱溶融性樹脂を介して接合していること
を特徴とする複合紙。』について記載され、また特開平
8−52843号公報には、『スパンボンド法で形成さ
れた連続合成長繊維からなる不織布と木材パルプからな
る紙シートが積層され、前記合成繊維とパルプ繊維とが
交絡、一体化された複合不織布からなる第1シート層の
いずれかの片面と、ポリオレフィン系合成樹脂フィルム
からなる第2シート層とが接合されてなる包装資材。』
について記載されている。
【0004】前記提案による積層材料は、いずれも一方
の層が天然パルプを使用した抄紙が使用されている。こ
れらの積層材料は、抄紙や長繊維不織布に比べて強度が
優れ、かつ隠蔽性、親水性、吸湿性も改善されたもので
ある。しかし、天然パルプの抄紙層がそのまま使用され
ていることから、層間の剥離が起こりやすく、また、使
用時において天然パルプが粉体として発生することがあ
る。このような紙粉の発生は、例えば手術着等の医療分
野やクリーンルームでの使用には望ましくない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の第1
の目的は、合成樹脂からなる長繊維不織布と天然パルプ
を含む湿式抄紙との積層体の長所を保持しながら、剥離
が起こり難く、しかも使用時において、天然パルプの粉
末が発生しない積層体を提供することにある。また、本
発明の第2の目的は、巾広い種々の分野に利用しうる特
性を有する積層体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らの研究によれ
ば、前記本発明の目的は、(1)鞘成分が融点130℃
以下の共重合ポリエステルであり、芯成分がその鞘成分
よりも高い融点を有するポリエステルである芯鞘型複合
繊維の短繊維と天然パルプとを混抄した紙、および
(2)鞘成分が融点130℃以下の共重合ポリエステル
であり、芯成分がその鞘成分よりも高い融点を有するポ
リエステルである芯鞘型複合繊維の長繊維よりなる不織
布が積層され、両者がそれぞれの共重合ポリエステルの
融着により一体化されている不織布積層体により達成さ
れる。本発明の不織布積層体は、ポリエステル系の芯鞘
型複合繊維の短繊維と天然パルプとを混抄した紙(A
層)とポリエステル系の芯鞘型複合繊維の長繊維よりな
る不織布(B層)が積層され、両者がそれぞれの複合繊
維における鞘成分である共重合ポリエステルの融着によ
り一体化されている。
【0007】前記したとおり、本発明の積層体を形成す
るA層は、抄紙層であり、その中にはポリエステル系の
芯鞘型複合繊維の短繊維が混入されている。この複合繊
維は、長繊維不織布(B層)と積層して、その鞘成分が
融着するものである。すなわち、この複合繊維は、融点
が130℃以下、好ましくは120℃以下である共重合
ポリエステルを鞘成分とし、芯成分はその鞘成分の共重
合ポリエステルよりも高い融点を有するポリエステルよ
り形成されている。鞘成分の共重合ポリエステルは、7
0℃以上の融点または軟化点、好ましくは80℃以上の
融点または軟化点を有しているのが有利である。
【0008】この鞘成分の共重合ポリエステルは、酸成
分としてテレフタル酸およびイソフタル酸を用い、ジオ
ール成分としてエチレングリコール、ヘキサメチレング
リコール、テトラメチレングリコールを用いた共重合ポ
リエステル等が挙げられる。また、ポリマーの特性を大
きく変えない範囲で、アジピン酸、セバシン酸等の脂肪
族ポリカルボン酸、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール等のポリオールを共重合成分として含有し
ていてもよい。
【0009】鞘成分の前記共重合ポリエステルは、それ
自体で鞘成分であることができるが、ポリオレフィンを
1〜10重量%、好ましくは3〜7重量%含有すること
ができる。鞘成分中にポリオレフィンを前記割合で含有
することにより、柔軟性やソフト感のある積層体を得る
ことができる。かかるポリオレフィンとしては、ポリエ
チレンや酸変成ポリエチレン、あるいはそのブレンド体
が好適である。さらに好ましくは、前記共重合ポリエス
テルの融点や軟化点より高い融点を持つポリエチレン系
ポリマーが使用される。具体的には、高密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状
低密度ポリエチレン、さらに酸変成ポリエチレンとして
は、エチレンとアクリル酸、メタクリル酸等の脂肪族モ
ノカルボン酸、またはマレイン酸、フマール酸等の脂肪
族ジカルボン酸との共重合体が挙げられる。
【0010】複合繊維の芯成分は、前記鞘成分の共重合
ポリエステルよりも高い融点を有するポリエステルであ
る。具体的には、ポリエチレンテレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートまた
はこれらの共重合である。好ましくはエチレンテレフタ
レート単位を80モル%以上含有するポリエステルまた
はブチレンテレフタレート単位を80モル%以上含有す
るポリエステルである。 複合繊維における芯成分:鞘成分の割合は、重量で8
0:20〜20:80、好ましくは75:25〜25:
75の範囲であり、芯の形状はほぼ円形またはその若干
の変形であってもよく、また芯は繊維の断面において偏
心していてもいなくてもよい。
【0011】抄紙層(A層)における前記複合繊維は、
繊度が1de〜5de、好ましくは2de〜4deの範
囲が望ましく、繊維長は3mm〜20mm、好ましくは
5mm〜15mmの範囲が有利である。 抄紙層における前記複合繊維の短繊維:天然パルプとの
割合は、重量で10:90〜50:50、より好ましく
は20:80〜40:60の範囲て適当である。短繊維
とパルプの混合物からの抄紙は、通常知られた方法に従
って行われる。得られた抄紙層の目付は一般に10〜3
0g/m2の範囲であり、15〜25g/m2の範囲が好
ましい。
【0012】前記した抄紙層(A層)と積層される長繊
維不織布(B層)は、芯鞘型複合繊維より形成されたス
パンボンド不織布であり、その繊維の形態は、鞘成分が
融点130℃以下の共重合ポリエステルであり、芯成分
がその鞘成分よりも高い融点を有するポリエステルで構
成されたものである。このB層の長繊維を形成する複合
繊維は、前記A層における複合繊維が短繊維であること
を除いて、同様の複合繊維が使用される。すなわち、B
層の長繊維は、前記A層の複合繊維における。鞘成分お
よび芯成分として説明したものとそれぞれ同じものを選
択することができ、さらに芯鞘の割合(複合比)も同じ
範囲から選択される。典型的な場合には、A層の複合繊
維と同じタイプの複合繊維を長繊維として使用して、B
層の不織布を構成することができる。
【0013】B層を形成する複合繊維の繊度は、1de
〜5de、好ましくは2de〜4deの範囲である。こ
の長繊維を使用して通常知られたスパンボンド法によっ
て不織布を得ることができる。このB層の目付は、10
〜30g/m2、好ましくは15〜25g/m2の範囲が
適当である。本発明の不織布積層体は、前述した抄紙層
(A層)と長繊維不織布層(B層)とが積層され、一体
化されている。この積層は、A層とB層とがA−B型、
A−B−A型あるいはB−A−B型のいずれであっても
よく、積層体の目的および用途により選択されるが、親
水性、吸湿性の点からはA−B型またはA−B−A型が
適している。A層とB層との積層割合は、目的および用
途によって変えることができるが、一般に重量で70:
30〜30:70、好ましくは65:35〜35:65
の範囲が望ましい。
【0014】A層とB層との一体化は、それぞれ複合繊
維の鞘成分の融着によって行われるので、積層体は抄紙
層と不織布層とが界面を通じて強固に接着され、しかも
容易に剥離することはない。また、積層体が水に濡れた
り、湿潤した場合でも、強度が大きく低下することはな
い。A層とB層との積層一体化は、通常熱圧着で行われ
るが、全面圧着でも部分圧着のいずれでもよい。温度は
複合繊維における芯成分を形成するポリエステルの融点
よりも10℃以上低い温度が採用され、好ましくは15
0℃以下の温度で適当である。
【0015】また、熱圧着するときの温度は、複合繊維
の鞘成分の共重合ポリエステルの融点(または軟化点)
よりも10℃以上、好ましくは20℃以上高い温度であ
るのが有利である。熱圧着における温度、圧力および時
間はそれぞれ相関しており、使用する抄紙層および不織
布層の種類、組合せ、目的とする積層体の用途等によっ
て好ましい条件と手段が選択される。
【0016】
【発明の効果】本発明の積層体は、抄紙層(A層)中に
複合繊維の短繊維が混抄された抄紙層が使用され、また
その複合繊維と同じかまたは同種の複合繊維よりなる長
繊維不織布層が使用されているので、両層の界面での一
体化は強固であるにも拘らず、柔らかく、また抄紙層中
のパルプは複合繊維によって押さえられるので、使用時
にそのパルプ粉末が発生し、飛散することはない。さら
に、本発明の積層体は、隠蔽性を有し、親水性、吸湿性
を保持しており、吸湿によって剥離することもなく強度
を保持している。
【0017】
【実施例】以下、実施例を掲げて本発明方法を詳述す
る。 [積層体の評価方法]JIS P8115の方法に準
じ、MIT型耐折試験機にて張力1Kgfの条件下で2
00回の折り曲げ試験を行った後、積層体の層間剥離の
有無を調査した。 [実施例]実施例中で共重合ポリエステルの組成を示す
数字は、それぞれ全酸性分、全グリコール成分に対する
モル%を示す。さらに、本実施例では、略号として、T
A:テレフタル酸成分、IA:イソフタル酸成分、E
G:エチレングリコール成分、DEG:ジエチレングリ
コール成分およびHMG:ヘキサメチレングリコール成
分とそれぞれ表記する。
【0018】抄紙層(A)に用いる短繊維は、以下のと
おりである。 a−1:鞘成分が、TA=60%、IA=40%、EG
=95%、DEG=5%の共重合ポリエステル(軟化点
75℃)、芯成分がポリエチレンテレフタレート(極限
粘度0.6)であり、芯/鞘比率が50/50(重量
%)である、2デニールかつ繊維長5mmの短繊維。 a−2:鞘成分が、TA=60%、IA=40%、EG
=95%、DEG=5%の共重合ポリエステル(軟化点
75℃)95重量%と、直鎖状低密度ポリエチレン5重
量%とのブレンド体からなり、芯成分がポリエチレンテ
レフタレート(極限粘度0.6)であり、芯/鞘成分が
50/50(重量%)である、2デニールかつ繊維長5
mmの短繊維。 a−3:鞘成分が、TA=90%、IA=10%、HM
G=90%、EG=10%の共重合ポリエステル(融点
115℃)90重量%と、エチレン、無水マレイン酸、
アクリル酸エチルのランダム共重合変成ポリエチレン
(融点95℃)10重量%のブレンド体からなり、芯成
分がポリエチレンテレフタレート(極限粘度0.6)で
あり、芯/鞘比率が50/50(重量%)である、2デ
ニールかつ繊維長5mmの短繊維。
【0019】上記短繊維は、複合型繊維紡糸装置により
溶融紡糸され、得られた未延伸糸を数十万〜数百万デニ
ールのトウとなし延伸を行った後、湿式抄造に適した界
面活性剤を付与し、所定の長さに切断することによって
得られる。また、長繊維不織布層(B)に用いられる繊
維は以下のとおりである。
【0020】b−1:鞘成分が、TA=60%、IA=
40%、EG=95%、DEG=5%の共重合ポリエス
テル(軟化点75℃)95重量%と、直鎖状低密度ポリ
エチレン5重量%とのブレンド体からなり、芯成分がポ
リエチレンテレフタレート(極限粘度0.6)であり、
芯/鞘成分が50/50(重量%)である、2デニール
の長繊維。 b−2:鞘成分が、TA=90%、IA=10%、HM
G=90%、EG=10%の共重合ポリエステル(融点
115℃)95重量%と、エチレン、無水マレイン酸、
アクリル酸エチルのランダム共重合変成ポリエチレン
(融点95℃)5重量%のブレンド体からなり、芯成分
がポリエチレンテレフタレート(極限粘度0.6)であ
り、芯/鞘比率が50/50(重量%)である、2デニ
ールの長繊維。
【0021】これらの長繊維は、複合繊維紡糸装置によ
り紡糸され、引き続きエアサッカーにて4000m/分
の速度で引き取り、開繊装置にて開繊し、移動するコン
ベア上に捕集した後、エンボスカレンダーにて熱圧着し
て不織布とする。天然パルプと短繊維a−1〜a−3の
うち、1種とを水中に分散させ、湿式抄造した後、b−
1〜b−2のうち、1種で構成される長繊維不織布を積
層し、ヤンキードライアー(140℃)で乾燥させ一体
化させた。得られた不織布の耐折試験を行い、その結果
を表1に記載した。
【0022】[比較例]比較例の抄紙層(A)に用いる
短繊維は以下のとおりである。 a−11:芯がポリプロピレン、鞘がポリエチレンであ
り、芯/鞘比が50/50(重量%)である、2デニー
ルかつ長繊維5mmの短繊維。 a−12:ポリエチレンテレフタレート(極限粘度0.
6)単一成分からなる、2デニールかつ繊維長5mmの
短繊維。
【0023】比較例の長繊維(B)に用いる長繊維は下
記のとおりである。 b−11:鞘がポリエチレン、芯がポリエチレンテレフ
タレートであり、芯/鞘比が50/50(重量%)であ
る2デニールの長繊維。 b−12:ポリエチレンテレフタレート(極限粘度0.
6)単一成分からなる、2デニールの長繊維不織布。 天然パルプと短繊維a−11〜a−12のうち、1種と
を水中に分散させ、湿式抄造した後、b−11〜b−1
2のうち、1種で構成される長繊維不織布を積層し、ヤ
ンキードライアー(140℃)で乾燥させ一体化させ
た。得られた不織布の耐折試験を行い、その結果を表1
に併記した。
【0024】
【表1】
【0025】耐折試験にて層間剥離の認められないサン
プルは、抄紙層の破壊も認められず、紙粉の発生もなか
った。これに対し、層間剥離を生じたサンプルは、抄紙
層側が破壊し、パルプの粉(いわゆる紙粉)の発生が認
められた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D04H 1/54 D04H 1/54 H 3/00 3/00 C D21H 27/30 D21H 5/20 F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)鞘成分が融点130℃以下の共重
    合ポリエステルであり、芯成分がその鞘成分よりも高い
    融点を有するポリエステルである芯鞘型複合繊維の短繊
    維と天然パルプとを混抄した紙、および(2)鞘成分が
    融点130℃以下の共重合ポリエステルであり、芯成分
    がその鞘成分よりも高い融点を有するポリエステルであ
    る芯鞘型複合繊維の長繊維よりなる不織布が積層され、
    両者がそれぞれの共重合ポリエステルの融着により一体
    化されている不織布積層体。
  2. 【請求項2】 該短繊維および/または該長繊維におけ
    る鞘成分は、ポリオレフィンを1〜10重量%含有して
    いる共重合ポリエステルである請求項1記載の不織布積
    層体。
JP8172071A 1996-07-02 1996-07-02 不織布積層体 Withdrawn JPH1018183A (ja)

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