JPH10181575A - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents

車両用ブレーキ装置

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JPH10181575A
JPH10181575A JP8350806A JP35080696A JPH10181575A JP H10181575 A JPH10181575 A JP H10181575A JP 8350806 A JP8350806 A JP 8350806A JP 35080696 A JP35080696 A JP 35080696A JP H10181575 A JPH10181575 A JP H10181575A
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brake fluid
brake
fluid pressure
wheel
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Yoichi Abe
安部  洋一
Shuichi Yonemura
修一 米村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプ等によりブレーキ液圧を高めて制動力
を増大する制御を行なう場合に、不具合が生じない車両
用ブレーキ装置を提供すること。 【解決手段】 圧力増幅機構によるブレーキアシストの
終了時には、ステッフ゜200にて、ホイールシリンダ圧の増圧
を停止するために、SRC弁28,29を閉じてマスタ
シリンダ3からポンプ33,34の吸引側に至る管路4
1,42を遮断状態にし、ポンプ33,34を停止す
る。ステッフ゜210にて、ホイールシリンダ圧を低減するため
に、減圧制御弁21〜24を開いて、ホイールシリンダ
11〜14側のブレーキ油をリザーバ31,32に逃が
す制御を行う。ステッフ゜220で、減圧制御弁21〜24をオ
ンしてから所定時間T1経過したと判断されると、ステッフ
゜230では、SMC弁26,27を開いて、マスタシリン
ダ3からホイールシリンダ11〜14に至る管路を連通
状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばポンプ等に
よってブレーキ液圧を増大して制動性能を向上すること
ができる車両用ブレーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、運転者のブレーキ操作を確実
に行なうために、例えばブレーキペダルの踏込力を倍力
して制動力を高める(いわゆるブレーキアシストを行
う)ブレーキ倍力装置が用いられている。
【0003】また、近年では、このブレーキ倍力装置以
外にも、各種のブレーキアシストを行う装置の研究が行
われている。例えばポンプを駆動することにより、ブレ
ーキ液をマスタシリンダ側からホイールシリンダ側に移
動させ、ホイールシリンダ圧をマスタシリンダ圧より高
めて制動力を高める車両用ブレーキ装置が検討されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した技
術では、ホイールシリンダ圧をマスタシリンダ圧より高
めるために、例えばマスタシリンダからホイールシリン
ダに至る管路を電磁弁により遮断して、ポンプによりマ
スタシリンダ側からホイールシリンダ側にブレーキ液を
供給する制御を行うので、制御終了の際に不具合が生じ
ることが考えられる。
【0005】つまり、制御終了時には、例えばポンプを
停止するとともに、電磁弁をオフして管路を開くので、
瞬間的に高いブレーキ液圧がホイールシリンダ側からマ
スタシリンダ側に伝わり、その圧力ショックによって、
ブレーキペダルにキックバックが発生することがある。
また、瞬間的に高いブレーキ液圧がマスタシリンダ側に
伝わるので、マスタシリンダや管路の保護の点からも好
ましくない。
【0006】本発明は前記課題に鑑みなされたものであ
り、ポンプ等によりブレーキ液圧を高めて制動力を増大
する制御を行なう場合に、不具合が生じない車両用ブレ
ーキ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、車
両制動時に、第1のブレーキ液圧発生手段にて、第1の
ブレーキ液圧を発生すると、車輪制動力発生手段では、
この第1のブレーキ液圧を管路を介して受けて車輪制動
力を発生する。更に、増大手段により、第1のブレーキ
液圧より高い第2のブレーキ液圧を車輪制動力発生手段
に加える際には、保持手段によって、第1のブレーキ液
圧と第2のブレーキ液圧との差を保持する。そして、増
大手段の実行後で、且つ保持手段を解除する解除手段が
実行される前に、制御手段によって収容手段を駆動し
て、車輪制動力発生手段にかかるブレーキ液を例えばリ
ザーバに収容する。
【0008】つまり、保持手段(例えば電磁弁)にて第
1のブレーキ液圧と第2のブレーキ液圧との差を保持し
た後に、例えば電磁弁を単にオフして圧力差の保持状態
を解除する場合には、圧力の高い第2のブレーキ液圧が
そのまま第1のブレーキ液圧発生手段側(例えばマスタ
シリンダ側)に加わり、ブレーキペダルのキックバック
等の不具合が発生することが考えられる。
【0009】そこで、本発明では、解除手段によって保
持手段の実行を解除して前記圧力差を解消する場合に
は、その解除に先だって収容手段(例えばリザーバに至
る管路の電磁弁を開く手段)を実行する。それにより、
第2のブレーキ液圧が急速に低減するので、その後に解
除手段によって保持手段を解除しても、高いブレーキ液
圧が第1のブレーキ液圧発生手段側に伝わることがな
い。
【0010】その結果、ブレーキペダルのキックバック
の発生を防止でき、また、例えばマスタシリンダや管路
に大きな圧力が加わることがないので、マスタシリンダ
や管路を保護することができる。尚、増大手段の実行後
の意味するタイミング、即ち解除手段の実行タイミング
としては、増大手段の実行終了時と同時、又は実行終了
後所定時間経過した時点を採用できる。
【0011】請求項2の発明では、第1のブレーキ液圧
の変動を検知する検知手段を設け、制御手段の実行開始
後に、解除手段が実行された際の検知手段の検出値に基
づいて、解除手段の実行状態をフィードバック制御す
る。つまり、制御手段を実行し、ブレーキ液を例えばリ
ザーバに収容して第2のブレーキ液圧を低減しようとし
ても、実際に収容手段の実行が十分で無い場合には、解
除手段をそのまま実行すると高いブレーキ液圧が第1の
ブレーキ液圧発生手段側に加わることがある。
【0012】そこで、本発明では、解除手段が実行され
た場合における実際の第1のブレーキ液圧の変動を検知
手段(例えば圧力センサ)により検知し、その検出値
(例えば圧力変動幅)に応じて、解除手段の実行状態を
制御している。例えば収容手段による第2のブレーキ液
圧の低減効果が少なく、そのため、解除手段を実行した
際の第1のブレーキ液圧の変動が大きな場合には、解除
手段の実行の程度を少なくする(例えば電磁弁の開デュ
ーティ比を小さくする)ことにより、その圧力変動を低
減して、第1のブレーキ液圧発生手段側に加わる圧力シ
ョックを低減することができる。
【0013】一方、例えば収容手段による第2のブレー
キ液圧の低減効果がある程度あり、そのため、解除手段
を実行した際の第1のブレーキ液圧の変動が小さな場合
には、解除手段の実行の程度を多くする(例えば電磁弁
の開デューティ比を大きくする)ことにより、同様に第
1のブレーキ液圧発生手段側に加わる圧力ショックを低
減することができる。この場合には、収容手段の実行に
より前記圧力差が迅速に解消されるので、解除手段の実
行を速やかに終了させることができるという利点があ
る。
【0014】請求項3の発明では、増大手段(例えばポ
ンプ)は、第1のブレーキ液発生手段と保持手段との間
のブレーキ液を吸引して、保持手段と車輪制動力発生手
段との間にブレーキ液を吐出することにより、第1のブ
レーキ液圧よりも高い第2のブレーキ液圧を形成する。
【0015】つまり、例えばポンプによりマスタシリン
ダ側からホイールシリンダ側にブレーキ液を送って、ホ
イールシリンダ側のブレーキ液圧を増大する圧力増幅を
行なう場合には、その配管の構造が簡易化できる。ま
た、この様な圧力増幅を行なう場合には、ブレーキ液の
移動により、マスタシリンダ側の圧力が通常より低くな
っているので、解除手段により圧力差を解消する場合で
も、マスタシリンダ側の圧力が過度に高くなることがな
く、マスタシリンダや管路の保護の上で好適である。
【0016】請求項4の発明では、増大手段は、実質的
に大気圧であるリザーバ(例えばマスタリザーバ)内の
ブレーキ液を吸引して、保持手段と車輪制動力発生手段
との間にブレーキ液を吐出することにより、第1のブレ
ーキ液圧よりも高い第2のブレーキ液圧を形成する。
【0017】つまり、例えばポンプによりマスタリザー
バ側からホイールシリンダ側にブレーキ液を送って、ホ
イールシリンダ側のブレーキ液圧を増大する液量増幅を
行なう場合には、マスタシリンダからホイールシリンダ
に至る配管以外からブレーキ液を補給するので、容易に
ブレーキ液圧を高くすることができるという利点があ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用ブレーキ装
置の好適な実施の形態を、例(実施例)を挙げて図面に
基づいて詳細に説明する。 (実施例1) a)まず、本実施例の車両用ブレーキ装置の概略構成
を、図1に基づいて説明する。尚、本実施例の車両用ブ
レーキ装置は、ブレーキアシストを行うために、ブレー
キ倍力装置とポンプ等からなる圧力増幅機構とを備えて
いる。
【0019】図1に示す様に、本実施例の車両用ブレー
キ装置は、ブレーキ倍力装置として、バキュームブース
タ1を備えており、このバキュームブースタ1には、入
力側にブレーキペダル2が連結され、出力側にタンデム
型のマスタシリンダ3が連結されている。また、マスタ
シリンダ3には、マスタリザーバ4と、前後配管の第1
及び第2の配管系統A,Bの油圧2系統で構成される油
圧制御回路6が接続されている。
【0020】前記バキュームブースタ1は、ブレーキペ
ダル2の踏み込みに伴って倍力作用を発揮するものであ
り、図示しないエンジンにて発生するインテークマニホ
ルドの負圧(インテーク負圧)と大気圧との圧力差を利
用し、マスタシリンダ3のピストン7に加わる力を増大
させる。
【0021】前記油圧制御回路6では、第1の配管系統
Aを経て右前(FR)輪のホイールシリンダ11と左前
(FL)輪のホイールシリンダ12とが連通されてい
る。また、第2の配管系統Bを経て右後(RR)輪のホ
イールシリンダ13と左後(RL)輪のホイールシリン
ダ14とが連通されている。
【0022】そして、第1の配管系統Aには、FR輪の
ホイールシリンダ11の油圧を制御するための周知の増
圧制御弁15及び減圧制御弁21と、FL輪のホイール
シリンダ12の油圧を制御するための増圧制御弁16及
び減圧制御弁22とが設けられ、第2の配管系統Bに
は、RR輪のホイールシリンダ13の油圧を制御するた
めの増圧制御弁17及び減圧制御弁23と、RL輪のホ
イールシリンダ14の油圧を制御するための増圧制御弁
18及び減圧制御弁24とが設けられている。
【0023】ここで、第1の配管系統Aについて説明す
る。第1の配管系統には、各増圧制御弁15,16より
マスタシリンダ3側に、その管路38を連通・遮断する
マスタシリンダカットバルブ(SMC弁)26が設けら
れている。また、各減圧制御弁21,22から排出され
たブレーキ油を一時的に蓄えるリザーバ31と、ブレー
キ油を管路38に圧送するためのポンプ33が設けられ
ている。
【0024】更に、ホイールシリンダ圧を加圧する際
に、マスタシリンダ3からポンプ33に直接ブレーキ油
を供給するための管路41が設けられ、この管路41に
は、その管路41を連通・遮断するリザーバカットバル
ブ(SRC弁)28が設けられている。
【0025】前記ポンプ33は、ポンプモータ43によ
り駆動されるものであり、SMC弁26及びSRC弁2
8とともに圧力増幅機構を構成している。この圧力増幅
機構では、SRC弁28を開いてSMC弁26を遮断し
た状態でポンプ33を駆動することにより、ホイールシ
リンダ圧をマスタシリンダ圧よりも増大することができ
る。
【0026】尚、ポンプ33からのブレーキ油の吐出経
路には、内部の油圧の脈動を抑えるアキュムレータ36
が設けられている。一方、第2の配管系統Bには、前記
第1の配管系統Aと同様に、増圧制御弁17,18、減
圧制御弁23,24、SMC弁27、リザーバ32、ポ
ンプ34、アキュムレータ37、SRC弁29、管路3
9,42等が、同様な箇所に設けられている。
【0027】尚、本実施例では、マスタシリンダ3と各
SMC弁26,27との間の管路には、マスタシリンダ
3側のブレーキ油圧(第1のブレーキ液圧)を検出する
ために、各々圧力センサ46,47が設けられている
が、これは省略可能である。 b)また、図2に示す様に、上述した車両用ブレーキ装
置を制御するECU51は、周知のCPU51a,RO
M51b,RAM51c,入出力部51d及びバスライ
ン51e等を備えたマイクロコンピュータを中心に構成
されている。
【0028】前記ECU51には、各車輪に配置された
車輪速度センサ52、ブレーキスイッチ53、圧力セン
サ46,47、ホイールシリンダ圧を検出するW/C圧
センサ54等からの信号が入力される。また、ECU5
1からは、電磁弁である増圧制御弁15〜18、減圧制
御弁21〜24、SMC弁26,27、SRC弁28,
29、ポンプモータ43等の制御アクチュエータを駆動
する制御信号が出力される。
【0029】c)次に、本実施例における制御処理につ
いて、図3及び図4のフローチャートに基づいて説明す
る。まず、図3のステップ100にて、初期設定を行
う。例えば、上述した圧力増幅機構による圧力増幅(ブ
レーキアシスト)の実行を示すアシスト開始フラグBA
SFを0にセットするとともに、ブレーキアシストの終
了を示すアシスト終了フラグBAEFを0にセットす
る。
【0030】続くステップ110では、ブレーキペダル
2が踏まれた制動時であるかどうかを、ブレーキスイッ
チ53がオンか否かによって判定する。ここで肯定判断
されるとステップ120に進み、一方否定判断されると
再度同じ判断を繰り返す。ステップ120では、圧力増
幅機構によるブレーキアシストを開始する条件が満たさ
れたか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステッ
プ130に進み、一方否定判断されるとステップ150
に進む。
【0031】このブレーキアシストの開始条件として
は、例えば下記〜等の様な車両の制動時を検出する
方法を採用することができる。 車体加速度dVBが、所定の判定値kdVBを下回った
場合(即ち車体減速度が大きな場合)。
【0032】少なくとも1輪に対してABS制御が実
施された場合。 マスタシリンダ圧が、所定の判定値kPを上回った場
合。 ステップ130では、ブレーキアシストの開始条件が満
たされたので、ブレーキアシストの実行を開始する。即
ち、圧力増幅機構によるホイールシリンダ圧の圧力増幅
を行なう。
【0033】具体的には、SMC弁26,27をオン
(閉)して、マスタシリンダ3とホイールシリンダ11
〜14との間の管路38,39を遮断状態とし、且つS
RC弁28,29をオン(閉)して、マスタシリンダ3
とポンプ33,34の吸引側との管路41,42を連通
状態にして、ポンプモータ43をオンしてポンプ33,
34を作動させる。これにより、マスタシリンダ圧より
ホイールシリンダ圧の方が高くなり、車輪制動力が増大
する。
【0034】続くステップ140では、ブレーキアシス
トが実行されているので、アシスト開始フラグBASF
を1にセットし、ステップ170に進む。一方、前記ス
テップ120にて否定判断されて進むステップ150で
は、既にブレーキアシストが開始されているかどうかを
判定するために、アシスト開始フラグBASFが1か否
かを判定する。ここで、肯定判断されるとステップ16
0に進み、一方否定判断されるとステップ170に進
む。
【0035】ステップ160では、既にブレーキアシス
トが実行されており、しかも今回前記ステップ120の
判定により、ブレーキアシストを実行する条件が満たさ
れていないと判断されたので、即ちブレーキアシストの
終了時と判断されるので、アシスト終了フラグBAEF
を1にセットし、ステップ170に進む。
【0036】そして、ステップ170では、ブレーキア
シストの終了時であるかどうかを、アシスト終了フラグ
BAEFが1か否かによって判定する。ここで肯定判断
されるとステップ180に進み、一方否定判断されると
前記ステップ110に戻る。ステップ180では、ブレ
ーキアシストの終了時と判定されたので、ブレーキアシ
ストの終了時の制御を、後に詳述する制御手段により実
行し、一旦本処理を終了する。
【0037】つまり、ブレーキペダル2が踏まれた場合
に、ブレーキアシストを実行する条件が満たされていな
い時には、ステップ110→120→150→170→
110のルーチンにて、ブレーキアシストを実行しな
い。また、ブレーキアシストを実行する条件が満たされ
た場合には、ステップ110→120→130→140
→170→110のルーチンにて、ブレーキアシストを
実行する。そして、ブレーキアシストが終了した場合に
は、ステップ110→120→150→160→170
→180のルーチンにて、ブレーキアシストの終了時の
制御を行うのである。
【0038】次に、前記ステップ180におけるブレー
キアシストの終了時の制御を、図4のフローチャートに
より説明する。図4のステップ200にて、圧力増幅機
構によるホイールシリンダ圧の増圧を停止するために、
SRC弁28,29をオフ(閉)してマスタシリンダ3
からポンプ33,34の吸引側に至る管路41,42を
遮断状態にするとともに、ポンプモータ43をオフして
ポンプ33,34を停止する。
【0039】続くステップ210にて、収容手段を実行
する。即ち、上述したブレーキアシストの実行によって
増圧されたホイールシリンダ圧を低減するために、減圧
制御弁21〜24をオン(開)して、ホイールシリンダ
11〜14側のブレーキ油をリザーバ31,32に逃が
す制御を行う。
【0040】続くステップ220では、減圧制御弁21
〜24をオンしてから所定時間T1経過したか否かを判
定する。つまり、ホイールシリンダ圧が十分に低減する
だけの時間が経過したか否かを判定する。ここで肯定判
断されるとステップ230に進み、一方否定判断される
とステップ210に戻る。
【0041】ステップ230では、解除手段を実行す
る。即ち、SMC弁26,27をオフ(開)して、マス
タシリンダ3からホイールシリンダ11〜14に至る管
路を連通状態にする。続くステップ240では、減圧制
御弁21〜24をオフ(閉)して、収容手段の実行を終
了する。即ち、減圧制御弁21〜24を閉じて、ホイー
ルシリンダ11〜14からリザーバ31,32に至る管
路を遮断し、一旦本処理を終了する。
【0042】d)次に、上述した制御による作用効果
を、図5の圧力状態を示すグラフを参照して説明する。
図5に示す様に、例えばある時点t0にて、圧力増幅機
構によるブレーキアシストが開始されると、ホイールシ
リンダ圧(W/C圧)はマスタシリンダ圧(M/C圧)
よりも大きくなる様に増圧される。尚、ホイールシリン
ダ圧は、安全のために管路に配置されたチェック弁等に
より所定値以上には増圧されない。
【0043】次に、時点t1にて、ブレーキアシストの
実行条件が満たされなくなると、SRC弁28,29を
オフ(閉)するとともに、ポンプ33,34を停止して
その増圧を停止する。更に、減圧制御弁21〜24をオ
ン(開)して、ブレーキ油をホイールシリンダ11〜1
4側からリザーバ31,32に逃がして、ホイールシリ
ンダ圧を低減する。
【0044】そして、減圧制御弁21〜24をオンして
から所定時間T1後の時点t2にて、即ち、ホイールシ
リンダ圧がマスタシリンダ圧とほぼ一致し、その圧力差
が無くなった時に、SMC弁26,27をオフ(開)し
てその管路38,39を開き、マスタシリンダ3とホイ
ールシリンダ11〜14とを連通状態にする。それによ
り、以後は、マスタシリンダ圧とホイールシリンダ圧と
が一致して変化する。
【0045】この様に、本実施例では、圧力増幅機構に
よるブレーキアシストが終了したときには、従来の様
に、そのままSMC弁26,27を開くのではなく、ま
ず、減圧制御弁21〜24を開いて、高いホイールシリ
ンダ圧を低減してマスタシリンダ圧に近づけてからSM
C弁26,27を開くので、高いブレーキ油圧が瞬間的
にマスタシリンダ3側に伝わって、ブレーキペダル2に
キックバックが生じることを防止できる。
【0046】また、高いブレーキ油圧がマスタシリンダ
3側に加わらないのであるから、マスタシリンダ3や管
路の保護の点からも好ましい。尚、本実施例では、減圧
制御弁21〜24を開いてから所定時間T1後にSMC
弁26,27を開いているが、例えばマスタシリンダ圧
とホイールシリンダ圧を各々圧力センサ46,47及び
各輪のW/C圧センサ54によって検出し、その圧力差
が十分に小さくなった時に、SMC弁26,27を開い
てもよい。 (実施例2)次に、実施例2について説明する。
【0047】本実施例は、前記実施例1とは、制御手段
による制御が異なるので、異なる点を中心に説明し、同
様な部分の説明は省略又は簡略化する。 a)まず、本実施例における制御手段の制御処理、即
ち、ブレーキアシストの終了時の制御を、図6のフロー
チャートにより説明する。
【0048】図6のステップ300にて、ホイールシリ
ンダ圧の増圧を停止するために、SRC弁28,29を
オフ(閉)してマスタシリンダ3からポンプ33,34
の吸引側に至る管路41,42を遮断状態にするととも
に、ポンプモータ43をオフしてポンプ33,34を停
止する。
【0049】続くステップ310にて、収容手段を実行
する。即ち、ブレーキアシストの実行によって増圧され
たホイールシリンダ圧を低減するために、減圧制御弁2
1〜24をオン(開)して、ホイールシリンダ11〜1
4側のブレーキ油をリザーバ31,32に逃がす制御を
行う。
【0050】続くステップ320では、解除手段のパル
ス駆動を開始する。即ち、電磁弁であるSMC弁26,
27に印加する電圧をパルス状に変化させて通電してS
MC弁26,27を駆動し、その開閉状態を調節する制
御を開始する。続くステップ330では、圧力センサ4
6,47からの信号に基づいて、SMC弁26,27を
駆動した場合におけるマスタシリンダ圧の圧力変動ΔP
を検出する。
【0051】続くステップ340では、例えば図7に示
す様なマップに基づき、マスタシリンダ圧の圧力変動Δ
Pに応じて、SMC弁26,27に印加する電圧のパル
ス幅を変更する。例えば圧力変動ΔPが大きく、マスタ
シリンダ3側に加わる圧力によるショックが大きな場合
には、SMC弁26,27を開くための電圧のパルス幅
を小さくし、即ちSMC弁26,27の開デューティ比
を小さくして、ホイールシリンダ11〜14側からマス
タシリンダ3側に一挙に多量のブレーキ油が供給されて
大きな圧力が加わらない様にする。一方、圧力変動ΔP
が小さく、マスタシリンダ3側に加わる圧力によるショ
ックが小さな場合には、SMC弁26,27を開くため
のパルス幅を大きくし、即ちSMC弁26,27の開デ
ューティ比を大きくして、ホイールシリンダ11〜14
側からマスタシリンダ3側に速やかにブレーキ油を供給
して、圧力差を迅速に低減する様にする。
【0052】続くステップ350では、圧力変動ΔPが
0(又は0近傍の所定値)か否かを判定する。ここで肯
定判断されるとステップ360に進み、一方否定判断さ
れるとステップ330に戻る。ステップ360では、減
圧制御弁21〜24をオフ(閉)して、収容手段の実行
を終了する。即ち、減圧制御弁21〜24を閉じて、ホ
イールシリンダ11〜14からリザーバ31,32に至
る管路を遮断し、一旦本処理を終了する。
【0053】d)次に、上述した制御による作用効果
を、図8の圧力状態を示すグラフを参照して説明する。
図8に示す様に、例えばある時点t0にて、圧力増幅機
構によるブレーキアシストが開始されると、ホイールシ
リンダ圧(W/C圧)はマスタシリンダ圧(M/S圧)
よりも大きくなる様に増圧される。
【0054】次に、時点t1にて、ブレーキアシストの
実行条件が満たされなくなると、SRC弁28,29を
オフ(閉)するとともに、ポンプ33,34を停止して
その増圧を停止する。更に、減圧制御弁21〜24をオ
ン(開)して、ブレーキ油をホイールシリンダ11〜1
4側からリザーバ31,32に逃がして、ホイールシリ
ンダ圧を低減する。
【0055】それとともに、SMC弁26,27をオフ
(開)して、マスタシリンダ3とホイールシリンダ11
〜14とを連通するが、この時には、SMC弁26,2
7の開デューティ比を、マスタシリンダ圧の圧力変動Δ
Pに応じて設定して、マスタシリンダ圧に大きな圧力変
動ΔPが生じない様に、徐々にSMC弁26,27の開
閉状態を制御している。
【0056】そして、圧力変動ΔPが十分に小さくなっ
た時点t2に、即ち、ホイールシリンダ圧がマスタシリ
ンダ圧とほぼ一致して、その圧力差が無くなった時に、
SMC弁26,27の開デューティ比を100%にして
その管路38,39を開き、マスタシリンダ3とホイー
ルシリンダ11〜14とを完全な連通状態にする。それ
により、時点t2以後は、マスタシリンダ圧とホイール
シリンダ圧とが一致して変化する。
【0057】この様に、本実施例では、圧力増幅機構に
よるブレーキアシストが終了したときには、減圧制御弁
21〜24を開いて、高いホイールタシリンダ圧を低減
するとともに、マスタシリンダ圧の圧力変動ΔPに応じ
てSMC弁26,27の開閉状態をフィードバック制御
するので、前記実施例1と同様に、高いブレーキ油圧が
瞬間的にマスタシリンダ3側に伝わって、ブレーキペダ
ル2にキックバックが生じることを防止できる。また、
高いブレーキ油圧がマスタシリンダ3側に加わらないの
で、マスタシリンダ3や管路の保護の点からも好まし
い。
【0058】特に、本実施例では、前記実施例1の様
に、所定時間T1待機してからSMC弁26,27を開
くのではなく、圧力変動ΔPに応じてSMC弁26,2
7の開閉状態を制御するので、多少の圧力ショックがあ
るかもしれないが、前記実施例1よりも速やかにホイー
ルシリンダ圧をマスタシリンダ圧に一致させることがで
き、次のブレーキペダル2の踏み込みによる制動動作や
例えばABS制御等の他の制動制御を、支障なく迅速に
行うことができる。 (実施例3)次に、実施例3について説明する。
【0059】本実施例は、前記実施例1とは、制御手段
による制御が異なるので、異なる点を中心に説明し、同
様な部分の説明は省略又は簡略化する。 a)まず、本実施例における制御手段の制御処理、即
ち、ブレーキアシストの終了時の制御を、図9のフロー
チャートにより説明する。
【0060】図9のステップ400にて、ホイールシリ
ンダ圧の増圧を停止するために、SRC弁28,29を
オフ(閉)してマスタシリンダ3からポンプ33,34
の吸引側に至る管路41,42を遮断状態にするととも
に、ポンプモータ43をオフしてポンプ33,34を停
止する。
【0061】続くステップ410にて、収容手段を実行
する。即ち、ブレーキアシストの実行によって増圧され
たホイールシリンダ圧を低減するために、減圧制御弁2
1〜24をオン(開)して、ホイールシリンダ11〜1
4側のブレーキ油をリザーバ31,32に逃がす制御を
行う。
【0062】続くステップ420では、解除手段のパル
ス駆動を開始する。即ち、電磁弁であるSMC弁26,
27に印加する電圧をパルス状に変化させて通電してS
MC弁26,27を駆動し、その開閉状態を調節する制
御を開始する。続くステップ430では、マスタシリン
ダ3側の圧力を検出する圧力センサ46,47からの信
号と、ホイールシリンダ11〜14側の圧力(即ち圧力
増幅が行われているホイールシリンダ圧)を検出する各
W/C圧センサ54からの信号とに基づいて、SMC弁
26,27を駆動した場合におけるマスタシリンダ圧と
ホイールシリンダ圧と圧力差ΔPSを検出する。
【0063】続くステップ440では、例えば前記図7
に示したと同様なマップに基づき(但し横軸の△Pを△
PSに変更する)、前記圧力差ΔPSに応じて、SMC
弁26,27に印加する電圧のパルス幅を変更する。例
えば圧力差ΔPSが大きく、マスタシリンダ3側に加わ
る圧力によるショックが大きな場合には、SMC弁2
6,27を開くためのパルス幅を小さくし、即ちSMC
弁26,27の開デューティ比を小さくして、ホイール
シリンダ11〜14側からマスタシリンダ3側に一挙に
多量のブレーキ油が供給されて大きな圧力が加わらない
様にする。一方、圧力差ΔPSが小さく、マスタシリン
ダ3側に加わる圧力によるショックが小さな場合には、
SMC弁26,27を開くためのパルス幅を大きくし、
即ちSMC弁26,27の開デューティ比を大きくし
て、ホイールシリンダ11〜14側からマスタシリンダ
3側に速やかにブレーキ油を供給して、圧力差△PSを
迅速に低減する様にする。
【0064】続くステップ450では、圧力差ΔPSが
0(又は0近傍の所定値)か否かを判定する。ここで肯
定判断されるとステップ460に進み、一方否定判断さ
れるとステップ430に戻る。ステップ460では、減
圧制御弁21〜24をオフ(閉)して、収容手段の実行
を終了する。即ち、減圧制御弁21〜24を閉じて、ホ
イールシリンダ11〜14からリザーバ31,32に至
る管路を遮断し、一旦本処理を終了する。
【0065】この様に、本実施例では、圧力増幅機構に
よるブレーキアシストが終了したときには、減圧制御弁
21〜24を開いて、高いホイールタシリンダ圧を低減
するとともに、マスタシリンダ圧とホイールシリンダ圧
との圧力差ΔPSに応じてSMC弁26,27の開閉状
態をフィードバック制御するので、前記実施例1,2と
同様に、高いブレーキ油圧が瞬間的にマスタシリンダ3
側に伝わって、ブレーキペダル2にキックバックが生じ
ることを防止できる。また、高いブレーキ油圧がマスタ
シリンダ3側に加わらないので、マスタシリンダ3や管
路の保護の点からも好ましい。
【0066】特に、本実施例では、前記実施例1の様
に、所定時間T1待機してからSMC弁26,27を開
くのではなく、圧力差ΔPSに応じてSMC弁26,2
7の開閉状態を制御するので、多少の圧力ショックがあ
るかもしれないが、前記実施例1よりも速やかにホイー
ルシリンダ圧をマスタシリンダ圧に一致させることがで
き、次のブレーキペダル2の踏み込みによる制動動作や
例えばABS制御等の他の制動制御を、支障なく迅速に
行うことができる。
【0067】尚、本発明は上記実施例に何ら限定される
ことなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り、種々
の態様で実施できることはいうまでもない。 (1)例えば、前記実施例1〜3では、圧力増幅機構と
して、マスタシリンダからホイールシリンダ側にブレー
キ油を供給する構成を例に挙げたが、それとは別に、例
えば、ポンプの吸引側を、マスタシリンダではなくマス
タリザーバに接続し、その管路にSRC弁を配置した構
成としてもよい。
【0068】この場合は、前記実施例1〜3の様に、マ
スタシリンダとホイールシリンダとの間のブレーキ油を
ホイールシリンダ側に移動させてホイールシリンダ圧を
高めるのではなく、他の箇所(マスタリザーバ)からブ
レーキ油を補充してホイールシリンダ圧を高めるので、
速やかにホイールシリンダ圧を高めることができ、その
制動性能が高いという利点がある。
【0069】(2)前記実施例1〜3では、マスタシリ
ンダからホイールシリンダに至る管路に、SMC弁を配
置したが、図10に示す様に、このSMC弁26,27
と並列に比例制御弁71,72を逆接して配置してもよ
い。つまり、SMC弁26,27と並列に、比例制御弁
71,72を逆接した構成、即ち比例制御弁71,72
の高圧側(入力側)をホイールシリンダ11〜14側と
し、低圧側(出力側)をマスタシリンダ3側とする構成
を採用できる。
【0070】(3)前記図1及び図10に示す実施例で
は、前後配管を例に挙げたが、それに代えてX配管(ダ
イアゴナル配管)を採用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の車両用ブレーキ装置を示す概略構
成図である。
【図2】 実施例1の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 実施例1のメインの制御処理を示すフローチ
ャートである。
【図4】 実施例1の制御手段による制御処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】 実施例1の装置における圧力変化を示すグラ
フである。
【図6】 実施例2の制御手段による制御処理を示すフ
ローチャートである。
【図7】 実施例2の装置における圧力変化を示すグラ
フである。
【図8】 実施例2におけるSMC弁のデューティ比設
定のマップを示すグラフである。
【図9】 実施例2の制御手段による制御処理を示すフ
ローチャートである。
【図10】 他の油圧制御回路を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1…バキュームブースタ 2…ブレーキペダル 3…マスタシリンダ 6…油圧制御回路 11,12,13,14…ホイールシリンダ 21,22,23,24…減圧制御弁 26,27…マスターカットバルブ(SMC弁) 28,29…リザーバカットバルブ(SRC弁) 31,32…リザーバ 33,34…ポンプ 43…ポンプモータ 46,47…圧力センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両制動時に、第1のブレーキ液圧を発
    生する第1のブレーキ液圧発生手段と、 前記第1のブレーキ液圧を受けて車輪制動力を発生する
    車輪制動力発生手段と、 該車輪制動力発生手段と前記第1のブレーキ液圧発生手
    段とを連通する管路と、 前記第1のブレーキ液圧より高い第2のブレーキ液圧を
    前記車輪制動力発生手段に加える増大手段と、 該増大手段が実行されている際に、前記第1のブレーキ
    液圧発生手段における第1のブレーキ液圧と前記車輪制
    動力発生手段における第2のブレーキ液圧との差を保持
    する保持手段と、 前記増大手段の実行後、前記保持手段を解除する解除手
    段と、 前記車輪制動力発生手段にかかるブレーキ液を収容する
    収容手段と、 前記解除手段が実行される前に前記収容手段を実行する
    制御手段と、 を備えたことを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のブレーキ液圧の変動を検知す
    る検知手段を設け、 前記制御手段の実行開始後に、前記解除手段が実行され
    た際の前記検知手段の検出値に基づいて、該解除手段の
    実行状態をフィードバック制御することを特徴とする前
    記請求項1に記載の車両用ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記増大手段は、前記第1のブレーキ液
    発生手段と前記保持手段との間のブレーキ液を吸引し
    て、前記保持手段と前記車輪制動力発生手段との間にブ
    レーキ液を吐出することにより、前記第1のブレーキ液
    圧よりも高い前記第2のブレーキ液圧を形成することを
    特徴とする前記請求項1又は2に記載の車両用ブレーキ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記増大手段は、実質的に大気圧である
    リザーバ内のブレーキ液を吸引して、前記保持手段と前
    記車輪制動力発生手段との間にブレーキ液を吐出するこ
    とにより、前記第1のブレーキ液圧よりも前記高い第2
    のブレーキ液圧を形成することを特徴とする前記請求項
    1又は2に記載の車両用ブレーキ装置。
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