JPH10181119A - プリンタドライバを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

プリンタドライバを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Info

Publication number
JPH10181119A
JPH10181119A JP9273008A JP27300897A JPH10181119A JP H10181119 A JPH10181119 A JP H10181119A JP 9273008 A JP9273008 A JP 9273008A JP 27300897 A JP27300897 A JP 27300897A JP H10181119 A JPH10181119 A JP H10181119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
size
paper
label
print data
page
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9273008A
Other languages
English (en)
Inventor
Sachiko Kumazawa
幸子 熊澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9273008A priority Critical patent/JPH10181119A/ja
Publication of JPH10181119A publication Critical patent/JPH10181119A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザによる印刷データ作成装置の表示画面
における元ラベル(印刷データ)の複製配置のための作
業を軽減させる。 【解決手段】 コンピュータを有する印刷データ作成装
置において、1ページ分の印刷データである元ラベルの
タテ・ヨコのサイズが設定されたとき(既にそのラベル
を印刷する用紙のサイズも設定されている)、記録媒体
に記録したプリンタドライバによって上記コンピュータ
に現在設定されている用紙サイズに対応するラベル配置
決定処理を行なわせ、上記サイズの用紙上に上記ラベル
を最も多く連写可能なページフォーマットを作成させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ページプリンタ
を接続可能なパーソナルコンピュータ等の印刷データ作
成装置で使用するプリンタドライバを記録したフロッピ
ディスク,光ディスク,ハードディスク等のコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような印刷データ作成装置では、
内部のコンピュータ(CPU)がアプリケーション(以
下単に「アプリ」ともいう)により表示装置(ディスプ
レイ)の画面上でキーボードの操作に応じた文書等の印
刷データを作成し、それをページプリンタに出力して印
刷させるときには、プリンタドライバによりキーボード
の操作に応じてページプリンタ側で使用すべき用紙のサ
イズを設定し、そのサイズに合わせたページフォーマッ
トを作成した後、その内容に対応するコマンド情報をペ
ージプリンタに送信するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
がページプリンタを用いて同じフォーマットの印刷デー
タ(以下「ラベル」ともいう)を1枚の用紙に複数印刷
させる場合、印刷データ作成装置の表示装置の画面上で
作成した元ラベルをコピーしてその数が所望の数になる
ように複製配置する必要がある。
【0004】一般に、ワープロ系アプリでは、編集作業
用の画面と印刷結果をプレビューできる画面が別画面の
ことが多いため、元のラベルを1枚の用紙に上手く収ま
るように配置するためのキーボードの操作は、ユーザに
とって大変面倒な作業となる。すなわち、ユーザは用紙
サイズとラベルサイズを考慮し、編集作業用の画面と印
刷結果をプレビューできる画面を交互に呼び出して確認
しながらラベルの複製配置を行なわなければならなかっ
た。
【0005】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、上述したユーザによる元ラベルの複製配置
のための作業を軽減させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、以下の(1)〜(4)にそれぞれ示すよ
うな制御を行なわせるプログラムを含むプリンタドライ
バを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提
供する。
【0007】(1)コンピュータを有する印刷データ作
成装置において1ページ分の印刷データのサイズ及びそ
の印刷データを印刷する用紙のサイズが設定されたと
き、上記コンピュータに上記用紙上に上記印刷データを
最も多く連写可能なページフォーマットの作成を行なわ
せる。
【0008】(2)コンピュータを有する印刷データ作
成装置において1ページ分の印刷データのサイズ,その
印刷データを印刷する用紙のサイズ,及び上記印刷デー
タの上記用紙上での配置形式が設定されたとき、上記コ
ンピュータに上記用紙上に上記印刷データを上記配置形
式で最も多く連写可能なページフォーマットの作成を行
なわせる。
【0009】(3)コンピュータを有する印刷データ作
成装置において1ページ分の印刷データのサイズ及び連
写枚数が設定されたとき、上記コンピュータに最適な用
紙サイズの選択と該サイズの用紙上に上記印刷データを
最も多く連写可能なページフォーマットの作成をそれぞ
れ行なわせる。
【0010】(4)コンピュータを有する印刷データ作
成装置において1ページ分の印刷データのサイズ,その
印刷データを印刷する用紙のサイズ,及び連写枚数が設
定されたとき、上記コンピュータに上記印刷データのサ
イズ変更と上記用紙上に上記印刷データを最も多く連写
可能なページフォーマットの作成をそれぞれ行なわせ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図2は、この発明による
記録媒体からプリンタドライバをロードして使用する印
刷データ作成装置の一例を示すブロック構成図である。
【0012】この印刷データ作成装置1は、CPU2,
ROM3,RAM4,DMAコントローラ5,インタラ
プトコントローラ6,キーボード7,S/Pポート8,
時計9,表示装置10,フロッピディスクドライブ装置
(以下「FDD」と略称する)11,及び通信装置12
を備え、それらをバス13によって接続している。CP
U2は、装置全体を統括的に制御する中央処理装置(コ
ンピュータ)である。
【0013】ROM3は、CPU2が実行するプログラ
ムのうちのブートプログラムやバイオス(BIOS)を
含む各種の固定データを記憶する固定記憶手段である。
RAM4は、起動(電源投入)時にROM3からのデー
タ及びFDD11によってフロッピディスク14から読
み出してロードされるプリンタドライバを含む各種のデ
ータやプログラムを記憶するエリアや、プログラム実行
のためのワーキングエリアとして使用される主記憶手段
である。
【0014】DMAコントローラ5は、FDD11と通
信装置12との間のデータ転送を制御する転送制御手段
である。インタラプトコントローラ6は、各部からの割
り込みを制御する割込制御手段である。キーボード7
は、印刷データを作成するための文字,記号等の各種情
報を入力するためのキー入力手段である。
【0015】S/Pポート8は、ページプリンタ20と
の間のデータをシリアルデータ又はパラレルデータに変
換するシリアル/パラレル変換手段である。時計9は、
時間情報を発生する計時手段である。表示装置10は、
各種情報を表示するCRTディスプレイやLCDディス
プレイ等の表示手段である。
【0016】FDD11は、この発明によるプリンタド
ライバを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
としてのフロッピディスクを含む各種フロッピディスク
14に対するデータの書き込み(記録)又は読み出しを
行なうものである。通信装置12は、外部(遠隔地の通
信端末)との通信を行なうモデム等の通信手段である。
【0017】なお、この実施形態では、プリンタドライ
バを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とし
てフロッピディスクを用いたが、そのプリンタドライバ
をROM3に予め記録しておくこともできる。あるい
は、そのプリンタドライバを記録した記録媒体として、
ハードディスク,光ディスク等の他の記録媒体を用いる
こともできる。
【0018】図1は、図2に示したフロッピディスク1
4に記録されているプリンタドライバのプログラムによ
って印刷データ作成装置1のCPU2(コンピュータ)
が実行する処理ルーチンの一例を示すフローチャートで
ある。
【0019】印刷データ作成装置1のCPU2は、フロ
ッピディスク14上のアプリにより表示装置10の画面
上でキーボード7の操作に応じて文書等の印刷データで
あるラベル(元ラベル)を作成し、それをページプリン
タ20に出力するときには、プリンタドライバによりキ
ーボード7等の操作に応じてラベルを印刷する用紙のサ
イズを設定し、そのサイズに合わせたページフォーマッ
トを複数作成する。
【0020】その場合、上記アプリによりプリンタ設定
画面を表示装置10の画面上に呼び出し、ユーザによっ
てラベル転写が指定されると、CPU2はプリンタドラ
イバを用い、図1に示すようにユーザによるキーボード
7等の操作に応じて元ラベルのタテ・ヨコのサイズを設
定した後、現在設定されている用紙サイズをチェック
し、その用紙サイズに対応するラベル配置決定処理を行
ない、その結果に沿って連写ページフォーマットを作成
する。
【0021】なお、フロッピディスク14に記録されて
いるアプリ,プリンタドライバ等の各種データは起動時
にRAM4にロードされるため、各種処理を行なう場
合、実際にはRAM4上のデータを使用することにな
る。
【0022】図3は、図1のラベル配置決定処理のサブ
ルーチンの一例を示すフローチャートである。印刷デー
タ作成装置1のCPU2は、元ラベルのタテサイズとヨ
コサイズとの比率を算出し、図4に示すような配置サン
プルテーブルより上記用紙サイズに最も適した(上記用
紙上に元ラベルを最も多く連写可能な)配置サンプル
(配置例)を検索して、その配置サンプルに沿ったラベ
ル配置に決定し、図1のルーチンへリターンする。
【0023】このように、印刷データ作成装置1におい
てラベル(1ページ分の印刷データ)のサイズ及びその
ラベルを印刷する用紙のサイズが設定されたとき、フロ
ッピディスク14上のプリンタドライバがCPU2に上
記用紙上に上記ラベルを最も多く連写可能なページフォ
ーマットの作成を行なわせるので、ユーザは印刷データ
作成装置1に元のラベルサイズと用紙サイズを入力する
だけで、ページプリンタ20側では同一のラベルを用紙
上に複数連写することができる。したがって、ユーザに
よる作業が軽減される。
【0024】図5は、図1のラベル配置決定処理のサブ
ルーチンの他の例を示すフローチャートである。印刷デ
ータ作成装置1のCPU2は、まずステップ1でラベル
の配置に制限があるかないかをチェックする。ここで、
この場合は図1の最初のステップで所望のラベル枚数と
用紙上でのラベルの配置形式の設定も行なうものとす
る。これらは、例えばユーザによるキーボード7等の操
作に応じて行なう。
【0025】用紙上でのラベルの配置形式としては、例
えば図12の(a)に示すように同一のラベルを一定の
方向に揃えて用紙上に最も多く連写可能な配置形式、同
図の(b)に示すように同一のラベルを方向に関係なく
用紙上に最も多く連写可能な配置形式、同図の(c)に
示すように同一のラベルをタテ方向に制限をもつ(ヨコ
方向にミシン目を有する)用紙上に最も多く連写可能な
配置形式、同図の(d)に示すように同一のラベルをタ
テ・ヨコ両方向に制限をもつ(タテ・ヨコ方向にミシン
目を有する)用紙上に最も多く連写可能な配置形式など
がある。
【0026】それらのうち、図12の(b)に示したよ
うな配置形式が設定されていた場合にはラベルの配置形
式に制限がないと判断し、同図の(a)(c)(d)に示した
ような配置形式が設定されていた場合にはラベルの配置
形式に制限があると判断するものとする。なお、図12
の(b)に示したような配置形式をランダム配置形式、
同図の(a)に示したような配置形式をタテ配置形式、
同図の(c)(d)に示したような配置形式をタテ・ヨコ制
限配置形式と呼ぶことにする。
【0027】ステップ1でラベルの配置形式に制限がな
いと判断した場合は、ステップ2,3で図3と同様の処
理を行ない、ステップ4でγをその処理で得られた配置
サンプルの配置枚数(1枚の用紙上に連写可能なラベル
の最大枚数)とすると共に図示しない枚数カウンタのカ
ウント値εを「0」にリセットし、ステップ5〜7で所
望の数のラベルを得るための用紙枚数(ε)を求める。
【0028】すなわち、ステップ5で枚数カウンタのカ
ウント値εをインクリメント(+1)し、ステップ6で
δ=所望のラベル枚数−γ×εを求め、ステップ7でδ
>0か否かを判断して、δ>0であればステップ5に戻
って上述の処理を繰り返し、δ≦0になった時、つまり
用紙枚数(ε)とラベルの配置が決定した段階で図1の
ルーチンへリターンする
【0029】例えば、所望のラベル枚数を12枚、1枚
の用紙上に連写可能なラベルの最大枚数(γ)を5枚と
した場合、ステップ5では枚数カウンタのカウント値ε
が最初「1」になるため、次のステップ6ではδ=(1
2−5×1)=7となり、ステップ5に戻る。
【0030】よって、枚数カウンタのカウント値εは
「2」になるが、次のステップ6ではδ=(12−5×
2)=2となるため、再びステップ5に戻る。しかし、
今回は枚数カウンタのカウント値εが「3」になり、次
のステップ6ではδ=(12−5×3)=−3となるた
め、所望の数のラベルを得るための用紙枚数(ε)は3
枚となる。
【0031】一方、ステップ1でラベルの配置に制限が
あると判断した場合は、ステップ8又は9の処理を行な
う。すなわち、図12の(a)に示したようなタテ配置
形式の場合はステップ8に進み、α=用紙ヨコサイズ/
ラベルヨコサイズとβ=用紙タテサイズ/ラベルタテサ
イズを求め、1枚の用紙上に連写可能なラベルの最大枚
数(γ)=α×βを求めると共に、枚数カウンタのカウ
ント値εを「0」にリセットする。
【0032】また、図12の(c)(d)に示したようなタ
テ・ヨコ制限配置形式の場合はステップ9に進み、α=
用紙ヨコサイズ/ヨコ指定サイズとβ=用紙タテサイズ
/タテ指定サイズを求め、1枚の用紙上に連写可能なラ
ベルの最大枚数(γ)=α×βを求めると共に、枚数カ
ウンタのカウント値εを「0」にリセットする。ステッ
プ8又は9の処理を行なった後は、上述したようにステ
ップ5〜7の所望の数のラベルを得るための用紙枚数
(ε)を求める。
【0033】ここで、用紙ヨコサイズとは、設定された
用紙サイズのうちの用紙のヨコサイズ(ヨコ方向の長
さ)のことである。用紙タテサイズとは、設定された用
紙サイズのうちの用紙のタテサイズ(タテ方向の長さ)
のことである。
【0034】ヨコ指定サイズは、図12の(c)に示し
たような同一のラベルをタテ方向に制限をもつ(ヨコ方
向にミシン目を有する)用紙上に最も多く連写可能な配
置形式の場合には、ラベルのヨコサイズとなり、同図の
(d)に示すような同一のラベルをタテ・ヨコ両方向に
制限をもつ(タテ・ヨコ方向にミシン目を有する)用紙
上に最も多く連写可能な配置形式の場合には、その用紙
のヨコ方向の端部とミシン目との間の長さ又はミシン目
とミシン目との間の長さとなる。
【0035】タテ指定サイズは、図12の(c)に示し
たような同一のラベルをタテ方向に制限をもつ(ヨコ方
向にミシン目を有する)用紙上に最も多く連写可能な配
置形式の場合、あるいは同図の(d)に示すような同一
のラベルをタテ・ヨコ両方向に制限をもつ(タテ・ヨコ
方向にミシン目を有する)用紙上に最も多く連写可能な
配置形式の場合には、その用紙のタテ方向の端部とミシ
ン目との間の長さ又はミシン目とミシン目との間の長さ
となる。
【0036】このように、印刷データ作成装置1におい
てラベルのサイズ,そのラベルを印刷する用紙のサイ
ズ,及びそのラベルの用紙上での配置形式が設定された
とき、フロッピディスク14上のプリンタドライバがC
PU2に上記用紙上に上記ラベルを上記配置形式に沿っ
て最も多く連写可能なページフォーマットの作成を行な
わせるので、以下の効果を得られる。
【0037】すなわち、ユーザは印刷データ作成装置1
に元のラベルサイズと用紙サイズとそのラベルの用紙上
での配置形式を入力するだけで、ページプリンタ20側
では同一のラベルを用紙上に任意の配置形式で複数連写
することができる。したがって、ユーザによる作業が軽
減されるだけでなく、用紙上のミシン目にラベルが印刷
されてしまったり、柄合わせが自由にできないなどの不
具合が発生することもない。
【0038】図6は、フロッピディスク14に記録され
ているプリンタドライバのプログラムによって印刷デー
タ作成装置1のCPU2が実行する処理ルーチンの他の
例を示すフローチャートである。
【0039】印刷データ作成装置1のCPU2は、前述
と同様に、フロッピディスク14上のアプリにより表示
装置10の画面上でキーボード7の操作に応じて文書等
の印刷データであるラベル(元ラベル)を作成し、それ
をページプリンタ20に出力するときには、プリンタド
ライバによりキーボード7等の操作に応じてラベルを印
刷する用紙のサイズを設定し、そのサイズに合わせたペ
ージフォーマットを複数作成する。
【0040】その場合、上記アプリによりプリンタ設定
画面を表示装置10の画面上に呼び出し、ユーザによっ
てラベル転写が指定されると、CPU2はプリンタドラ
イバを用い、図6に示すようにユーザによるキーボード
7等の操作に応じて元ラベルのタテ・ヨコのサイズ,用
紙上でのラベルの配置形式,連写枚数(1枚の用紙上に
連写するラベル枚数),選択可能な用紙サイズ(ページ
プリンタ20側で使用する用紙サイズ)をそれぞれ設定
する。
【0041】その後、用紙上でのラベルの配置形式をチ
ェックし、その配置形式別にラベル配置決定処理を行な
った後、その配置結果に最適な用紙サイズを選択する処
理を行ない(ラベルを印刷する用紙のサイズとして設定
された用紙サイズと上記最適用紙サイズが同じ場合には
何も行なわないが、異なる場合にはラベルを印刷する用
紙のサイズを上記最適用紙サイズに設定変更する)、そ
のサイズに合わせると共にラベル配置決定処理の結果に
沿って連写ページフォーマットを作成する。
【0042】図7は、図6の第1のラベル配置決定処理
のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。印
刷データ作成装置1のCPU2は、用紙上でのラベルの
配置形式がランダム配置形式の場合、まず選択可能な用
紙サイズのうちの最小サイズに対応する処理、つまりα
=ラベルタテサイズ+ラベルヨコサイズを求め、上記サ
イズの1枚の用紙上に連写可能なラベルの最大枚数
(β)=(用紙タテサイズ+用紙ヨコサイズ)/αを求
める。
【0043】そして、β≧連写枚数でない場合は、選択
可能な用紙サイズのうちの次に大きいサイズに対応する
処理、つまりα=ラベルタテサイズ+ラベルヨコサイズ
を求め、上記サイズの1枚の用紙上に連写可能なラベル
の最大枚数(β)=(用紙タテサイズ+用紙ヨコサイ
ズ)/αを求め、β≧連写枚数でなければ選択可能な用
紙サイズのうちの次に大きいサイズに対応する処理を行
なう。このように、β≧連写枚数になるまで上述と同様
の処理を繰り返し、β≧連写枚数になった時に連写枚数
に対応する用紙サイズが確定し、図6のルーチンへリタ
ーンする。
【0044】図8は、図6の第2のラベル配置決定処理
のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。印
刷データ作成装置1のCPU2は、用紙上でのラベルの
配置形式がタテ配置形式の場合、まず選択可能な用紙サ
イズのうちの最小サイズに対応する処理、つまりα=用
紙ヨコサイズ/ラベルヨコサイズを求め、β=(転写枚
数+1)/αを求めた後、γ=用紙タテサイズ/(ラベ
ルタテサイズ×β)を求める。
【0045】そして、γ≧1でない場合は、選択可能な
用紙サイズのうちの次に大きいサイズに対応する処理、
つまりα=用紙ヨコサイズ/ラベルヨコサイズを求め、
β=(転写枚数+1)/αを求めた後、γ=用紙タテサ
イズ/(ラベルタテサイズ×β)を求め、γ≧1でなけ
れば選択可能な用紙サイズのうちの次に大きいサイズに
対応する処理を行なう。このように、γ≧1になるまで
上述と同様の処理を繰り返し、γ≧1になった時に連写
枚数に対応する用紙サイズが確定し、図6のルーチンへ
リターンする。
【0046】図9は、図6の第3のラベル配置決定処理
のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。印
刷データ作成装置1のCPU2は、用紙上でのラベルの
配置形式がタテ・ヨコ制限配置形式の場合、まず選択可
能な用紙サイズのうちの最小サイズに対応する処理、つ
まりα=用紙ヨコサイズ/ヨコ指定サイズを求め、β=
(転写枚数+1)/αを求めた後、γ=用紙タテサイズ
/(タテ指定サイズ×β)を求める。
【0047】そして、γ≧1でない場合は、選択可能な
用紙サイズのうちの次に大きいサイズに対応する処理、
つまりα=用紙ヨコサイズ/ヨコ指定サイズを求め、β
=(転写枚数+1)/αを求めた後、γ=用紙タテサイ
ズ/(タテ指定サイズ×β)を求め、γ≧1でなければ
選択可能な用紙サイズのうちの次に大きいサイズに対応
する処理を行なう。このように、γ≧1になるまで上述
と同様の処理を繰り返し、γ≧1になった時に連写枚数
に対応する用紙サイズが確定し、図6のルーチンへリタ
ーンする。
【0048】このように、印刷データ作成装置1におい
てラベルのサイズ,そのラベルの用紙上での配置形式,
連写枚数,選択可能な用紙サイズが設定されたとき、フ
ロッピディスク14上のプリンタドライバがCPU2に
最適な用紙サイズの選択とそのサイズの用紙上に上記ラ
ベルを上記配置形式で最も多く連写可能なページフォー
マットの作成を行なわせるので、以下の効果を得ること
ができる。
【0049】すなわち、ユーザは印刷データ作成装置1
に元のラベルサイズとそのラベルの用紙上での配置形式
と連写枚数と選択可能な用紙サイズを入力するだけで、
ページプリンタ20側では同一のラベルを最適サイズの
用紙上に任意の配置形式で複数連写することができる。
したがって、ユーザによる作業が軽減されるだけでな
く、用紙上のミシン目にラベルが印刷されてしまった
り、柄合わせが自由にできないなどの不具合が発生する
こともない。また、用紙の無駄が減る。
【0050】なお、印刷データ作成装置1においてラベ
ルのサイズ及び連写枚数が設定されたとき、フロッピデ
ィスク14上のプリンタドライバがCPU2に最適な用
紙サイズの選択とそのサイズの用紙上に上記ラベルを最
も多く連写可能なページフォーマットの作成を行なわせ
ることもできる。
【0051】図10及び図11は、フロッピディスク1
4に記録されているプリンタドライバのプログラムによ
って印刷データ作成装置1のCPU2が実行する処理ル
ーチンのさらに他の例を示すフローチャートである。
【0052】印刷データ作成装置1のCPU2は、前述
と同様に、フロッピディスク14上のアプリにより表示
装置10の画面上でキーボード7の操作に応じてラベル
(元ラベル)を作成し、それをページプリンタ20に出
力するときには、プリンタドライバによりキーボード7
等の操作に応じてラベルを印刷する用紙のサイズを設定
し、そのサイズに合わせたページフォーマットを複数作
成する。
【0053】その場合、上記アプリによりプリンタ設定
画面を表示装置10の画面上に呼び出し、ユーザによっ
てラベル転写が指定されると、CPU2はプリンタドラ
イバを用い、図10に示すようにステップ11でユーザ
によるキーボード等の操作に応じて元ラベルのタテ・ヨ
コのサイズ,用紙上でのラベルの配置形式,及び連写枚
数をそれぞれ設定する。
【0054】その後、ステップ12で用紙上でのラベル
の配置形式をチェックし、その配置形式別にラベル配置
決定処理を行なう。すなわち、用紙上でのラベルの配置
形式がランダム配置形式の場合は、ステップ13で図3
と同様に元ラベルのタテサイズとヨコサイズとの比率を
算出し、ステップ14で図4に示したような配置サンプ
ルテーブルより上記用紙サイズに最も適した(上記用紙
上に元ラベルを最も多く連写可能な)配置サンプル(配
置例)を検索し、ステップ15でその配置サンプルの配
置枚数をγとする。
【0055】その後、図11のステップ18でδ=転写
枚数−γを求め、ステップ19でδ≦0か否かを判断し
て、δ≦0でなければ(予め設定されたサイズの用紙上
に予め設定された数のラベルを連写できない場合は)ス
テップ20に進み、ラベルのサイズを縮小補正する。つ
まり、ラベルタテサイズ=ラベルタテサイズ×縮小率
(予め設定された値)とラベルヨコサイズ=ラベルタヨ
コサイズ×縮小率(予め設定された値)を求める。
【0056】その後、図10のステップ12に戻り、ス
テップ13以降の処理を繰り返し、δ≦0になった時
(予め設定されたサイズの用紙上に予め設定された数の
ラベルを連写できるようになった時)に図11のステッ
プ21に移行し、検索した配置サンプルに沿って連写ペ
ージフォーマットを作成する。
【0057】一方、用紙上でのラベルの配置形式がラン
ダム配置形式の場合は、図10のステップ16でα=用
紙ヨコサイズ/ラベルヨコサイズとβ=用紙タテサイズ
/ラベルタテサイズを求め、1枚の用紙上に連写可能な
ラベルの最大枚数(γ)=α×βを求める。
【0058】また、用紙上でのラベルの配置形式がタテ
・ヨコ制限配置形式の場合は、ステップ17でα=用紙
ヨコサイズ/ヨコ指定サイズとβ=用紙タテサイズ/タ
テ指定サイズを求め、1枚の用紙上に連写可能なラベル
の最大枚数(γ)=α×βを求める。ステップ16又は
17の処理を行なった後は、図11のステップ18に進
む。
【0059】このように、印刷データ作成装置1におい
てラベルのサイズ,そのラベルを印刷する用紙のサイ
ズ,そのサイズのラベルの用紙上での配置形式,連写枚
数が設定されたとき、フロッピディスク14上のプリン
タドライバがCPU2に上記ラベルのサイズ変更及び上
記用紙上に上記ラベルを上記配置形式で最も多く連写可
能なページフォーマットの作成をそれぞれ行なわせるの
で、以下の効果を得ることができる。
【0060】すなわち、ユーザは印刷データ作成装置1
に元のラベルサイズと用紙サイズとそのラベルの用紙上
での配置形式と連写枚数を入力するだけで、ページプリ
ンタ20側では同一のラベルを用紙上に任意の配置形式
で複数連写することができる。したがって、ユーザによ
る作業が軽減されるだけでなく、用紙上のミシン目にラ
ベルが印刷されてしまったり、柄合わせが自由にできな
いなどの不具合が発生することもない。上記プリンタド
ライバは、ラベルサイズが限定されていない場合や種々
のサイズの用紙が使用できない場合に非常に有効であ
る。
【0061】なお、印刷データ作成装置1においてラベ
ルのサイズ,そのラベルを印刷する用紙のサイズ,及び
連写枚数が設定されたとき、フロッピディスク14上の
プリンタドライバがCPU2に上記ラベルのサイズ変更
及び上記用紙上に上記ラベルを最も多く連写可能なペー
ジフォーマットの作成をそれぞれ行なわせることもでき
る。
【0062】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る記録媒体に記録したプリンタドライバを印刷データ作
成装置にロードして使用すれば、ユーザがページプリン
タを用いて同じフォーマットのラベル(印刷データ)を
1枚の用紙に複数印刷させる場合における印刷データ作
成装置の表示画面上での元ラベルの複製配置のための作
業が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示したフロッピディスク14に記録され
ているプリンタドライバのプログラムによって印刷デー
タ作成装置1のCPU2が実行する処理ルーチンの一例
を示すフロー図である。
【図2】この発明による媒体からプリンタドライバをロ
ードして使用する印刷データ作成装置の一例を示すブロ
ック構成図である。
【図3】図1のラベル配置決定処理のサブルーチンの一
例を示すフロー図である。
【図4】配置サンプルテーブルの一例を示す説明図であ
る。
【図5】図1のラベル配置決定処理のサブルーチンの他
の例を示すフロー図である。
【図6】図2に示したフロッピディスク14に記録され
ているプリンタドライバのプログラムによって印刷デー
タ作成装置1のCPU2が実行する処理ルーチンの他の
例を示すフロー図である。
【図7】図6の第1のラベル配置決定処理のサブルーチ
ンの一例を示すフロー図である。
【図8】同じく第2のラベル配置決定処理のサブルーチ
ンの一例を示すフロー図である。
【図9】同じく第3のラベル配置決定処理のサブルーチ
ンの一例を示すフロー図である。
【図10】図2に示したフロッピディスク14に記録さ
れているプリンタドライバのプログラムによって印刷デ
ータ作成装置1のCPU2が実行する処理ルーチンのさ
らに他の例を示すフロー図である。
【図11】その続きの処理ルーチンを示すフロー図であ
る。
【図12】用紙上でのラベルの配置形式の異なる例を示
す図である。
【符号の説明】
1:印刷データ作成装置 2:中央処理装置(CPU) 3:ROM 4:RAM 7:キーボード 8:S/Pポート 9:時計 10:表示装置 11:フロッピディスクドライブ装置(FDD) 14:フロッピディスク 20:ページプリンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを有する印刷データ作成装
    置において1ページ分の印刷データのサイズ及びその印
    刷データを印刷する用紙のサイズが設定されたとき、前
    記コンピュータに前記用紙上に前記印刷データを最も多
    く連写可能なページフォーマットの作成を行なわせるプ
    ログラムを含むプリンタドライバを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  2. 【請求項2】 コンピュータを有する印刷データ作成装
    置において1ページ分の印刷データのサイズ,その印刷
    データを印刷する用紙のサイズ,及び前記印刷データの
    前記用紙上での配置形式が設定されたとき、前記コンピ
    ュータに前記用紙上に前記印刷データを前記配置形式で
    最も多く連写可能なページフォーマットの作成を行なわ
    せるプログラムを含むプリンタドライバを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  3. 【請求項3】 コンピュータを有する印刷データ作成装
    置において1ページ分の印刷データのサイズ及び連写枚
    数が設定されたとき、前記コンピュータに最適な用紙サ
    イズの選択と該サイズの用紙上に前記印刷データを最も
    多く連写可能なページフォーマットの作成をそれぞれ行
    なわせるプログラムを含むプリンタドライバを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  4. 【請求項4】 コンピュータを有する印刷データ作成装
    置において1ページ分の印刷データのサイズ,その印刷
    データを印刷する用紙のサイズ,及び連写枚数が設定さ
    れたとき、前記コンピュータに前記印刷データのサイズ
    変更と前記用紙上に前記印刷データを最も多く連写可能
    なページフォーマットの作成をそれぞれ行なわせるプロ
    グラムを含むプリンタドライバを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
JP9273008A 1996-10-24 1997-10-06 プリンタドライバを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JPH10181119A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9273008A JPH10181119A (ja) 1996-10-24 1997-10-06 プリンタドライバを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28207196 1996-10-24
JP8-282071 1996-10-24
JP9273008A JPH10181119A (ja) 1996-10-24 1997-10-06 プリンタドライバを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10181119A true JPH10181119A (ja) 1998-07-07

Family

ID=26550475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9273008A Pending JPH10181119A (ja) 1996-10-24 1997-10-06 プリンタドライバを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10181119A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1186330A3 (en) * 2000-09-08 2003-10-15 Sony Corporation Video game sytem, video game apparatus, and method of controlling the video game apparatus
EP1175927A3 (en) * 2000-06-28 2003-10-15 Sony Corporation Video game apparatus, and method for controlling a video game apparatus
JP2007114833A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Brother Ind Ltd 情報処理装置及びプログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1175927A3 (en) * 2000-06-28 2003-10-15 Sony Corporation Video game apparatus, and method for controlling a video game apparatus
US6887155B2 (en) 2000-06-28 2005-05-03 Sony Corporation Video game system, video game apparatus, controlling method therefor and a recording medium for video game program
EP1186330A3 (en) * 2000-09-08 2003-10-15 Sony Corporation Video game sytem, video game apparatus, and method of controlling the video game apparatus
US6780113B2 (en) 2000-09-08 2004-08-24 Sony Corporation Video game system, video game apparatus, and method of controlling the video game apparatus
SG115401A1 (en) * 2000-09-08 2005-10-28 Sony Corp Video game system, video game apparatus, and method of controlling the video game apparatus
JP2007114833A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Brother Ind Ltd 情報処理装置及びプログラム
US8018618B2 (en) 2005-10-18 2011-09-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Information processing apparatus that outputs images having same size to single page of recording sheet and computer readable medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090323118A1 (en) Device to edit documents for printout and method thereof
JP3255776B2 (ja) 画像形成装置
JPH10181119A (ja) プリンタドライバを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH11212401A (ja) 印刷装置
JP2002254774A (ja) 印刷制御方法、印刷情報生成装置、印刷制御装置、印刷制御システム、及び制御プログラムを提供する媒体
KR100360026B1 (ko) 프린터 및 그 작업제어방법
JP3711795B2 (ja) プリンタドライバ、電子計算機、印刷情報設定方法および記録媒体
JP2001301245A (ja) 蓄積印刷方法及び画像形成装置
JP3161744B2 (ja) 情報処理装置
JPH08185507A (ja) ファイリング機能付き文書処理装置
JP2022073030A (ja) プログラム、情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法
JP2983385B2 (ja) 枠編集機能付き文書処理装置
JPH03171195A (ja) 画像データの記憶表示装置
JPH08147277A (ja) 文書印刷処理装置
JP2002232681A (ja) 画像形成装置
JP2003058334A (ja) 印刷システム
JP2008165441A (ja) 割り付け印刷制御装置、割り付け印刷制御方法、及びプログラム
JPH0540466A (ja) 情報処理装置
JPH10207878A (ja) 文書編集印刷装置
JPH04268962A (ja) 文書作成装置
JP2003326797A (ja) 画像印刷装置および画像配置決定方法
JPH07327099A (ja) ドキュメントステーション装置及び印刷制御方法
JPH0844735A (ja) 文書処理装置
JPS63115262A (ja) 文書処理装置
JPH05169758A (ja) 印字設定方式

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040706

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040901

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050809