JPH1017926A - 連続熱処理炉 - Google Patents
連続熱処理炉Info
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- JPH1017926A JPH1017926A JP8195321A JP19532196A JPH1017926A JP H1017926 A JPH1017926 A JP H1017926A JP 8195321 A JP8195321 A JP 8195321A JP 19532196 A JP19532196 A JP 19532196A JP H1017926 A JPH1017926 A JP H1017926A
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- combustion
- furnace
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
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- Tunnel Furnaces (AREA)
- Air Supply (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱源として蓄熱燃焼装置を用いた連続熱処理
炉であって、省エネルギー化を図るとともに被熱物を均
一加熱することを可能にする。 【解決手段】 被熱物ａが長手方向に搬送されるように
した炉体の側壁２８Ｌ，２８Ｒにバーナ２２と蓄熱器２
３とからなる少なくとも一対の蓄熱燃焼装置２１ａ，２
１ｂを上下部に対設し、該蓄熱燃焼装置２１ａ，２１ｂ
対を一定周期で交替で燃焼状態となるように制御すると
共に、該蓄熱燃焼装置対を被熱物ａの搬送方向に従い該
炉体の両側壁２８Ｌ，２８Ｒに交互に位置するように配
設した。
炉であって、省エネルギー化を図るとともに被熱物を均
一加熱することを可能にする。 【解決手段】 被熱物ａが長手方向に搬送されるように
した炉体の側壁２８Ｌ，２８Ｒにバーナ２２と蓄熱器２
３とからなる少なくとも一対の蓄熱燃焼装置２１ａ，２
１ｂを上下部に対設し、該蓄熱燃焼装置２１ａ，２１ｂ
対を一定周期で交替で燃焼状態となるように制御すると
共に、該蓄熱燃焼装置対を被熱物ａの搬送方向に従い該
炉体の両側壁２８Ｌ，２８Ｒに交互に位置するように配
設した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は熱源として蓄熱燃焼
装置を用いた連続熱処理炉に関するものである。
装置を用いた連続熱処理炉に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】バーナと蓄熱器とを組合わせた蓄熱燃焼
装置を炉壁に少なくとも一対設け、その蓄熱燃焼装置対
のバーナを一定周期で交替で燃焼させ、一方の蓄熱燃焼
装置のバーナの燃焼ガスを他方の蓄熱燃焼装置の蓄熱器
に通過させて炉外に排出することにより該蓄熱器に該燃
焼ガスの持つ熱エネルギーを回収させ、燃焼交替時に該
蓄熱器に燃焼用空気を通過させることで該燃焼用空気が
回収熱エネルギーにより予熱され、排熱を有効利用し、
工業用熱処理炉の省エネルギー化を図ることは従来から
知られている。
装置を炉壁に少なくとも一対設け、その蓄熱燃焼装置対
のバーナを一定周期で交替で燃焼させ、一方の蓄熱燃焼
装置のバーナの燃焼ガスを他方の蓄熱燃焼装置の蓄熱器
に通過させて炉外に排出することにより該蓄熱器に該燃
焼ガスの持つ熱エネルギーを回収させ、燃焼交替時に該
蓄熱器に燃焼用空気を通過させることで該燃焼用空気が
回収熱エネルギーにより予熱され、排熱を有効利用し、
工業用熱処理炉の省エネルギー化を図ることは従来から
知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一方、炉内に被熱物を
長手方向に搬送させる手段を備えているローラーハース
炉，コンベヤ炉等の連続熱処理炉においては、一般に、
短時間で被熱物を均一に加熱でき炉長も短かくてよいこ
と、およびエネルギーコストが軽減されること等が要望
される。従って省エネルギー化のために上記のような蓄
熱燃焼装置（リジェネバーナと称される。）を熱源とし
ている連続熱処理炉もすでに知られているが、上記のよ
うな蓄熱燃焼装置を用いた従来の連続熱処理炉では、良
好な均一加熱特性が得難く、均一加熱のためには炉内ガ
スを攪拌するためのフアンを設けねばならない等の問題
があった。
長手方向に搬送させる手段を備えているローラーハース
炉，コンベヤ炉等の連続熱処理炉においては、一般に、
短時間で被熱物を均一に加熱でき炉長も短かくてよいこ
と、およびエネルギーコストが軽減されること等が要望
される。従って省エネルギー化のために上記のような蓄
熱燃焼装置（リジェネバーナと称される。）を熱源とし
ている連続熱処理炉もすでに知られているが、上記のよ
うな蓄熱燃焼装置を用いた従来の連続熱処理炉では、良
好な均一加熱特性が得難く、均一加熱のためには炉内ガ
スを攪拌するためのフアンを設けねばならない等の問題
があった。
【０００４】そこで、本発明は、蓄熱燃焼装置対を用い
て連続熱処理炉の省エネルギー化を図ると共に、被熱物
を均一加熱することを可能にするものである。
て連続熱処理炉の省エネルギー化を図ると共に、被熱物
を均一加熱することを可能にするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の連続
熱処理炉は、被熱物が長手方向に搬送されるようにした
炉体の側壁にバーナと蓄熱器とからなる少なくとも一対
の蓄熱燃焼装置を上下部に対設し、該蓄熱燃焼装置対を
一定周期で交替で燃焼状態となるように制御すると共
に、該蓄熱燃焼装置対を被熱物の搬送方向に従い該炉体
の両側壁に交互に位置するように配設してなることを特
徴とする。また本発明は上記連続熱処理炉において、蓄
熱燃焼装置の燃焼状態を継続させる時間をコントロール
することにより発熱量を制御するようにしたことを特徴
とする。
熱処理炉は、被熱物が長手方向に搬送されるようにした
炉体の側壁にバーナと蓄熱器とからなる少なくとも一対
の蓄熱燃焼装置を上下部に対設し、該蓄熱燃焼装置対を
一定周期で交替で燃焼状態となるように制御すると共
に、該蓄熱燃焼装置対を被熱物の搬送方向に従い該炉体
の両側壁に交互に位置するように配設してなることを特
徴とする。また本発明は上記連続熱処理炉において、蓄
熱燃焼装置の燃焼状態を継続させる時間をコントロール
することにより発熱量を制御するようにしたことを特徴
とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態をローラ
ーハース２段搬送式連続焼入焼戻炉について説明する。
この連続熱処理炉は被熱物を上下２段にて炉内搬送し得
るようにしたもので、図１にその全体の縦断面図、図２
に図１のＡ−Ａ線断面平面図、図３に図１のＢ−Ｂ線断
面図、図４に図１のＣーＣ線断面図を示す。同図におい
て、１は装入テーブル、２は炉内に搬送ロール３，３，
３，…および４，４，４，…が上下に２段に設けられた
焼入炉、５は該焼入炉２の一端に設けられた装入口、６
は装入テーブル１上より受入された被熱物ａを上段の搬
送ロール３，３，…上または下段の搬送ロール４，４，
４，…上に振り分けるために装入口５前に設けられた昇
降テーブル、７は焼入炉２の他端に設けられた抽出口、
８は該抽出口７の外側方に設けられた焼入槽、９は焼戻
炉、１０は該焼戻炉９の一端に設けられた装入口、１１
は他端に設けられた抽出口である。１２は焼入炉２と装
入口１０の間に設けられた横送台車、１３は焼入槽８上
にてフォーク１４が昇降動するように支持されたエレベ
ータである。また１５は焼戻炉９の抽出口１１の外に設
けられた横送台車、１６は冷却槽、１７は該冷却槽１６
上にてフォーク１８が昇降動するように設けられたエレ
ベータ、１９は抽出テーブルである。
ーハース２段搬送式連続焼入焼戻炉について説明する。
この連続熱処理炉は被熱物を上下２段にて炉内搬送し得
るようにしたもので、図１にその全体の縦断面図、図２
に図１のＡ−Ａ線断面平面図、図３に図１のＢ−Ｂ線断
面図、図４に図１のＣーＣ線断面図を示す。同図におい
て、１は装入テーブル、２は炉内に搬送ロール３，３，
３，…および４，４，４，…が上下に２段に設けられた
焼入炉、５は該焼入炉２の一端に設けられた装入口、６
は装入テーブル１上より受入された被熱物ａを上段の搬
送ロール３，３，…上または下段の搬送ロール４，４，
４，…上に振り分けるために装入口５前に設けられた昇
降テーブル、７は焼入炉２の他端に設けられた抽出口、
８は該抽出口７の外側方に設けられた焼入槽、９は焼戻
炉、１０は該焼戻炉９の一端に設けられた装入口、１１
は他端に設けられた抽出口である。１２は焼入炉２と装
入口１０の間に設けられた横送台車、１３は焼入槽８上
にてフォーク１４が昇降動するように支持されたエレベ
ータである。また１５は焼戻炉９の抽出口１１の外に設
けられた横送台車、１６は冷却槽、１７は該冷却槽１６
上にてフォーク１８が昇降動するように設けられたエレ
ベータ、１９は抽出テーブルである。
【０００７】焼入炉２内は炉長方向に沿って４つの加熱
帯２０ａ〜２０ｄに区画され該各加熱帯２０ａ〜２０ｄ
の側壁の上下部に図３に示したように一対の蓄熱燃焼装
置２１ａ，２１ｂが対設される。即ち、該各蓄熱燃焼装
置２１ａ，２１ｂは、直火型のバーナ２２とセラミック
ハニカム等の蓄熱器２３とからなり、該バーナ２２には
夫々電磁弁２４ａ，２４ｂを通して燃料ガスが供給され
るようにすると共に、各蓄熱器２３に四方切換弁２５を
接続し、その切換により該蓄熱器２３を送風機２６に連
通させたり排ガス口２７に連通させられるようにしてい
る。そして、電磁弁２４ａを開け一方の蓄熱燃焼装置２
１ａのバーナ２２に燃料ガスを供給すると共に送風機２
６より該バーナ２２に燃焼用空気を供給して該バーナ２
２を燃焼状態にし炉内にその火炎を吹出しているとき、
その燃焼ガスを他方の蓄熱燃焼装置２１ｂの蓄熱器２３
を通して排ガス口２７より外部に排出させ、その燃焼ガ
スの排熱により蓄熱器２３を加熱させる。そして一定周
期Ｔ（例えば３０秒）でこの燃焼状態を交替させる。即
ち、蓄熱燃焼装置２１ａへの燃焼ガスの供給を止めると
共に蓄熱燃焼装置２１ｂのバーナ２２に燃料ガスおよび
燃焼用空気を供給して該バーナ２２を燃焼状態とし、そ
の火炎を炉内に吹出させる。そのとき燃焼用空気が該蓄
熱燃焼装置２１ｂの蓄熱器２３を通過することで蓄熱器
２３の回収熱が燃焼用空気を予熱するのに有効利用され
る。そしてその燃焼ガスは蓄熱燃焼装置２１ａの蓄熱器
２３を通ることにより該蓄熱器２３を加熱でき、次いで
再び一定周期で燃焼状態を交替させたとき該蓄熱器２３
の回収熱が燃焼用空気を予熱するのに有効利用される。
帯２０ａ〜２０ｄに区画され該各加熱帯２０ａ〜２０ｄ
の側壁の上下部に図３に示したように一対の蓄熱燃焼装
置２１ａ，２１ｂが対設される。即ち、該各蓄熱燃焼装
置２１ａ，２１ｂは、直火型のバーナ２２とセラミック
ハニカム等の蓄熱器２３とからなり、該バーナ２２には
夫々電磁弁２４ａ，２４ｂを通して燃料ガスが供給され
るようにすると共に、各蓄熱器２３に四方切換弁２５を
接続し、その切換により該蓄熱器２３を送風機２６に連
通させたり排ガス口２７に連通させられるようにしてい
る。そして、電磁弁２４ａを開け一方の蓄熱燃焼装置２
１ａのバーナ２２に燃料ガスを供給すると共に送風機２
６より該バーナ２２に燃焼用空気を供給して該バーナ２
２を燃焼状態にし炉内にその火炎を吹出しているとき、
その燃焼ガスを他方の蓄熱燃焼装置２１ｂの蓄熱器２３
を通して排ガス口２７より外部に排出させ、その燃焼ガ
スの排熱により蓄熱器２３を加熱させる。そして一定周
期Ｔ（例えば３０秒）でこの燃焼状態を交替させる。即
ち、蓄熱燃焼装置２１ａへの燃焼ガスの供給を止めると
共に蓄熱燃焼装置２１ｂのバーナ２２に燃料ガスおよび
燃焼用空気を供給して該バーナ２２を燃焼状態とし、そ
の火炎を炉内に吹出させる。そのとき燃焼用空気が該蓄
熱燃焼装置２１ｂの蓄熱器２３を通過することで蓄熱器
２３の回収熱が燃焼用空気を予熱するのに有効利用され
る。そしてその燃焼ガスは蓄熱燃焼装置２１ａの蓄熱器
２３を通ることにより該蓄熱器２３を加熱でき、次いで
再び一定周期で燃焼状態を交替させたとき該蓄熱器２３
の回収熱が燃焼用空気を予熱するのに有効利用される。
【０００８】第１の加熱帯２０ａの一方の側壁２８Ｌに
は上記のように上下部にて対となる蓄熱燃焼装置２１
ａ，２１ｂが２組設けられている。また、該加熱帯２０
ａに後続する加熱帯２０ｂでは他方の側壁２８Ｒに同様
に上下部にて対となる蓄熱燃焼装置２１ａ，２１ｂが２
組設けられる。また該加熱帯２０ｂに続く加熱帯２０ｃ
では側壁２８Ｌの上下部に一対の蓄熱燃焼装置２１ａ，
２１ｂが設けられ、さらに該加熱帯２０ｃに後続する加
熱帯２０ｄでは側壁２８Ｒの上下部に一対の蓄熱燃焼装
置２１ａ，２１ｂが設けられる。このように蓄熱燃焼装
置２１ａ，２１ｂ対は被熱物ａの搬送方向に従い両側壁
２８Ｌ，２８Ｒに交互に位置するように配設される。
は上記のように上下部にて対となる蓄熱燃焼装置２１
ａ，２１ｂが２組設けられている。また、該加熱帯２０
ａに後続する加熱帯２０ｂでは他方の側壁２８Ｒに同様
に上下部にて対となる蓄熱燃焼装置２１ａ，２１ｂが２
組設けられる。また該加熱帯２０ｂに続く加熱帯２０ｃ
では側壁２８Ｌの上下部に一対の蓄熱燃焼装置２１ａ，
２１ｂが設けられ、さらに該加熱帯２０ｃに後続する加
熱帯２０ｄでは側壁２８Ｒの上下部に一対の蓄熱燃焼装
置２１ａ，２１ｂが設けられる。このように蓄熱燃焼装
置２１ａ，２１ｂ対は被熱物ａの搬送方向に従い両側壁
２８Ｌ，２８Ｒに交互に位置するように配設される。
【０００９】また、焼戻炉９内は同じく炉長方向に沿っ
て４つの加熱帯３０ａ〜３０ｄに区画され、該各加熱帯
３０ａ〜３０ｄの側壁３１Ｌ，３１Ｒにも焼入炉２と同
じく被熱物ａの搬送方向に従い交互となるように一対の
蓄熱燃焼装置２１ａ，２１ｂを夫々側壁上下部に設けて
いる。
て４つの加熱帯３０ａ〜３０ｄに区画され、該各加熱帯
３０ａ〜３０ｄの側壁３１Ｌ，３１Ｒにも焼入炉２と同
じく被熱物ａの搬送方向に従い交互となるように一対の
蓄熱燃焼装置２１ａ，２１ｂを夫々側壁上下部に設けて
いる。
【００１０】このため、焼入炉２の各加熱帯２０ａ〜２
０ｄを通過する間に被熱物ａは両側壁２８Ｌ，２８Ｒの
蓄熱燃焼装置２１ａ，２１ｂから交互に加熱され所定の
焼入温度（８５０℃）に均一加熱される。そして横送台
車１２に移載されて横送されさらにフォーク１４上に移
され下降して焼入槽８の焼入油中に沈められることによ
り急冷される。次いで該被熱物ａは装入口１０より焼戻
炉９内に装入され、該焼戻炉９の各加熱帯３０ａ〜３０
ｄを通過する間にその両側壁３１Ｌ，３１Ｒの蓄熱燃焼
装置２１ａ，２１ｂにより交互に加熱され所定の焼戻温
度（４００〜６００℃）に均一加熱される。そして抽出
口１１より炉外に抽出され横送台車１５にてフォーク１
８上に移送され該フォーク１８が下降することにより冷
却槽１６の冷却水中に浸漬され冷却される。
０ｄを通過する間に被熱物ａは両側壁２８Ｌ，２８Ｒの
蓄熱燃焼装置２１ａ，２１ｂから交互に加熱され所定の
焼入温度（８５０℃）に均一加熱される。そして横送台
車１２に移載されて横送されさらにフォーク１４上に移
され下降して焼入槽８の焼入油中に沈められることによ
り急冷される。次いで該被熱物ａは装入口１０より焼戻
炉９内に装入され、該焼戻炉９の各加熱帯３０ａ〜３０
ｄを通過する間にその両側壁３１Ｌ，３１Ｒの蓄熱燃焼
装置２１ａ，２１ｂにより交互に加熱され所定の焼戻温
度（４００〜６００℃）に均一加熱される。そして抽出
口１１より炉外に抽出され横送台車１５にてフォーク１
８上に移送され該フォーク１８が下降することにより冷
却槽１６の冷却水中に浸漬され冷却される。
【００１１】なお、図５にタイミングチャートを示した
ように、両蓄熱燃焼装置２１ａ，２１ｂは一定周期Ｔに
て燃焼が交替するように設定されるが、その両蓄熱燃焼
装置２１ａ，２１ｂが燃焼状態を継続させる時間ｔをコ
ントロールすることにより、この蓄熱燃焼装置対の単位
時間当りの発熱量を制御できるので、炉内温度はこの時
間ｔをコントロールすることにより所期に制御できる。
そしてこのようないわゆるオン・オフ制御方式で発熱量
を制御することにより、燃料ガスや燃焼用空気の流量を
絞ることなく最も燃焼効率のよい状態で燃焼させること
ができると共に、その燃焼時には常に充分な高速度で火
炎が炉内に吹出させることができるので、炉内ガスがこ
れによって攪拌され被熱物ａを均一加熱することを可能
にする。
ように、両蓄熱燃焼装置２１ａ，２１ｂは一定周期Ｔに
て燃焼が交替するように設定されるが、その両蓄熱燃焼
装置２１ａ，２１ｂが燃焼状態を継続させる時間ｔをコ
ントロールすることにより、この蓄熱燃焼装置対の単位
時間当りの発熱量を制御できるので、炉内温度はこの時
間ｔをコントロールすることにより所期に制御できる。
そしてこのようないわゆるオン・オフ制御方式で発熱量
を制御することにより、燃料ガスや燃焼用空気の流量を
絞ることなく最も燃焼効率のよい状態で燃焼させること
ができると共に、その燃焼時には常に充分な高速度で火
炎が炉内に吹出させることができるので、炉内ガスがこ
れによって攪拌され被熱物ａを均一加熱することを可能
にする。
【００１２】
【発明の効果】このように本発明の連続熱処理炉は、一
対の蓄熱燃焼装置を交替で燃焼させることによりその燃
焼ガスの排熱を有効利用でき熱エネルギーコストを軽減
させるうえに、その蓄熱燃焼装置対が側壁の上下部に対
設され、しかもこれが被熱物の搬送方向に従い両側壁に
交互に位置するようにしたので、該炉体内を搬送する被
熱物を常に均一に加熱することができ、加熱効率も向上
するので短時間で目的の温度に加熱でき炉長を短くする
ことも可能となるなど種々の利点がある。
対の蓄熱燃焼装置を交替で燃焼させることによりその燃
焼ガスの排熱を有効利用でき熱エネルギーコストを軽減
させるうえに、その蓄熱燃焼装置対が側壁の上下部に対
設され、しかもこれが被熱物の搬送方向に従い両側壁に
交互に位置するようにしたので、該炉体内を搬送する被
熱物を常に均一に加熱することができ、加熱効率も向上
するので短時間で目的の温度に加熱でき炉長を短くする
ことも可能となるなど種々の利点がある。
【図１】本発明に係る連続熱処理炉の実施形態を示した
縦断面図。
縦断面図。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面平面図。
【図３】図１のＢ−Ｂ線断面図。
【図４】図１のＣ−Ｃ線断面図。
【図５】バーナ燃焼のタイミングチャート。
ａ 被熱物 ２ 焼入炉 ９ 焼戻炉 ２０ａ〜２０ｄ 加熱帯 ２１ａ，２１ｂ 蓄熱燃焼装置 ２２ バーナ ２３ 蓄熱器 ２８Ｌ，２８Ｒ 側壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ２７Ｂ 9/10 Ｆ２７Ｂ 9/10 9/20 9/20
Claims (2)
- 【請求項１】 被熱物が長手方向に搬送されるようにし
た炉体の側壁にバーナと蓄熱器とからなる少なくとも一
対の蓄熱燃焼装置を上下部に対設し、該蓄熱燃焼装置対
を一定周期で交替で燃焼状態となるように制御すると共
に、該蓄熱燃焼装置対を被熱物の搬送方向に従い該炉体
の両側壁に交互に位置するように配設してなることを特
徴とした連続熱処理炉。 - 【請求項２】 蓄熱燃焼装置の燃焼状態を継続させる時
間をコントロールすることにより発熱量を制御するよう
にした請求項１に記載の連続熱処理炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8195321A JPH1017926A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 連続熱処理炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8195321A JPH1017926A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 連続熱処理炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1017926A true JPH1017926A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16339227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8195321A Pending JPH1017926A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 連続熱処理炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1017926A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20190195506A1 (en) * | 2017-12-27 | 2019-06-27 | National Chung-Shan Institute Of Science & Technology | Kiln |
-
1996
- 1996-07-04 JP JP8195321A patent/JPH1017926A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20190195506A1 (en) * | 2017-12-27 | 2019-06-27 | National Chung-Shan Institute Of Science & Technology | Kiln |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050131 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061107 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070306 |