JP3267140B2 - 加熱炉、その燃焼制御方法及び燃焼制御装置 - Google Patents

加熱炉、その燃焼制御方法及び燃焼制御装置

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JP3267140B2 JP03601096A JP3601096A JP3267140B2 JP 3267140 B2 JP3267140 B2 JP 3267140B2 JP 03601096 A JP03601096 A JP 03601096A JP 3601096 A JP3601096 A JP 3601096A JP 3267140 B2 JP3267140 B2 JP 3267140B2
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heating furnace
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宗浩 石岡
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/16Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
    • C03B5/235Heating the glass
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱炉、その燃焼
制御方法及び燃焼制御装置に関し、詳しくは、ガラスや
アルミニウムなどの溶解炉や鋼材の熱処理炉などに用い
られるバッチ燃焼炉に係り、燃料の節約が可能なゾーン
燃焼による加熱炉、その燃焼制御方法及び燃焼制御装置
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラスやアルミニウムなどの溶解
炉や鋼材の加熱炉などに用いられるバッチ燃焼装置で
は、炉内温度が均一になるように燃焼制御が行われる。
このようなバッチ燃焼炉では、排ガスの顕熱を熱回収す
ることなしにそのまま炉外に排出するか、熱交換器(レ
キュペレータ)で熱回収を行って燃焼用空気をせいぜい
600℃程度まで予熱して加熱炉内に供給していた。
【0003】近年、加熱炉では、燃焼用空気の炉内供給
路及び排ガスの炉外排気路にセラミックボールやセラミ
ック製のハニカム構造体などで形成した蓄熱体を設け
て、この蓄熱体を介して燃焼と排ガスの排出とを交互に
行う蓄熱型交番燃焼バーナが備えられている。この蓄熱
型交番燃焼バーナを備える加熱炉では燃焼排ガスの顕熱
を蓄熱体に蓄積し、燃焼用空気を蓄熱体に蓄積した回収
熱によって予熱して加熱炉内に供給するようにし、加熱
炉の熱回収率及び熱効率を改善するようにしている。こ
の種の蓄熱型交番燃焼バーナを備えた加熱装置は、例え
ば、特開平6−257951号公報や特開平7−4
638号公報などに記載されている。
【0004】図4に基づいて、従来の蓄熱型交番燃焼バ
ーナを備えた加熱炉について説明すると、加熱炉1には
一対の蓄熱式バーナ2A,2C、2B,2Dがそれぞれ
設けられている。蓄熱式バーナ2A〜2Dは蓄熱体2a
〜2dとノズル3a〜3dとによってそれぞれ形成され
ている。燃料は制御弁5a〜5dから供給されてノズル
3a〜3dから炉内に噴出させ、蓄熱体を通過した燃焼
用空気と反応させて燃焼させている。燃焼用空気の供給
と排ガスの排出は切換制御弁6a,6bを制御すること
によってなされている。制御弁5a〜5dと切換制御弁
6a,6bは制御装置10により制御されている。ま
た、炉内には温度センサ9が備えられている。
【0005】同図では蓄熱式バーナ2B,2Cが燃焼状
態であり、蓄熱式バーナ2A,2Dが消火状態にあり、
燃焼排ガスは蓄熱体2a,2dを介して炉外に排出され
ている。所定時間が経過すると、蓄熱式バーナ2B,2
Cは消火して蓄熱式バーナ2A,2Dが燃焼を開始す
る。対となる蓄熱式バーナが燃焼と排ガスの排出を交互
に繰り返して交番燃焼を行って加熱炉内の温度を均一に
している。この蓄熱式バーナ2A〜2Dの燃焼時の発熱
量は等しい。加熱炉に蓄熱型交番燃焼バーナを備えるこ
とにより加熱炉の熱効率は改善されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の加熱炉は、熱効
率を改善するために燃焼装置として蓄熱式バーナが用い
られている。蓄熱式バーナは従来のバーナ(蓄熱体を備
えないもの)と比較して省エネルギーが達成できる優れ
た燃焼装置である。しかし、近年、バッチ燃焼炉等の加
熱炉では、更に伝熱効果を改善して燃料の節約がより一
層なし得る加熱炉が望まれており、その伝熱効率の優れ
た燃焼制御方法及び装置が望まれている。本発明は、上
述のような課題に鑑みなされたものであり、熱効率の改
善がなし得る加熱炉、その燃焼制御方法及びその燃焼制
御装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するためになされたものであり、請求項1の発明は、
部分的に開口部を有する仕切により間仕切りされ、独立
して炉内温度を制御しえる一対の単位炉を備え、これら
単位炉を燃焼時の発熱量高い単位炉と燃焼時の発熱量
が低いか或いは燃焼による発熱量が零の単位炉と燃焼
状態を交互に切替えながら燃焼制御することを特徴とす
る加熱炉である。
【0008】上記請求項1の発明は、高温燃焼ゾーン
(燃焼時の発熱量が高い単位炉)と低温燃焼ゾーン(燃
焼時の発熱量が零を含む単位炉)を切替えながら加熱炉
の温度を制御するものであり、伝熱速度は燃焼ガス温度
の4乗の関数として扱えることから、高温になれば飛躍
的に伝熱速度が向上することを意味しており、この高伝
熱速度のポテンシャルを利用して加熱炉を燃焼制御する
ものである。更に説明を加えると、加熱炉を燃焼ガス温
度Tg で均一に加熱するよりも、単位炉毎に、(Tg +
ΔTg )の高温燃焼ゾーンと(Tg −ΔTg )の低温燃
焼ゾーンとを設けて燃焼させることにより、Tg よりも
(Tg +ΔTg )と(Tg −ΔTg )の伝熱速度は燃焼
ガス温度の4乗の関数に依存することから飛躍的に大き
くなる。従って、高温燃焼ゾーンと低温燃焼ゾーンを切
替えて燃焼制御することにより、被加熱物への伝熱効率
が改善されることになる。すなわち、高温燃焼ゾーンと
低温燃焼ゾーンからの被加熱物への全放射伝熱量は、平
均燃焼ガス温度の燃焼ガス放射伝熱量よりも増加するの
で、同一の伝熱量を得るために必要な燃料は、燃焼ガス
温度Tg を均一に加熱するよりも、高温燃焼ゾーンと低
温燃焼ゾーンを分けて燃焼制御する方が燃料の節約とな
り、加熱炉の熱効率が改善できるものである。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に於いて、前記各単位炉毎に燃焼ガスを排出する煙路を
設けたことを特徴とする加熱炉であり、上記の伝熱法則
による熱効率の改善に加えて、煙路から排出される排ガ
ス量によって、高温燃焼ゾーンの単位炉から低温燃焼ゾ
ーン(特に、燃焼時の発熱量が零)の単位炉側に燃焼ガ
スの流れを発生させて燃焼ガスの顕熱を有効に利用でき
るようにして熱効率を高めるものできる。
【0010】また、請求項の発明は、請求項1又は2
に記載の発明の加熱炉に於いて、前記各単位炉に少なく
とも1組の蓄熱式バーナを備える前記単位炉に少なくと
も1組の蓄熱式バーナを備えることによって蓄熱式交番
燃焼バーナを形成することが可能であり、熱効率を高め
ることができるものである。
【0011】また、請求項4の発明は、燃焼装置を具備
した一対の単位炉からなる加熱炉を備え、燃焼時の発熱
量の高い単位炉と燃焼時の発熱量が低いか或いは非燃焼
状態の単位炉の燃焼状態を切り換えて炉内温度を制御し
て、前記一対の単位炉の燃焼状態をある時間間隔で交互
に切替えて前記炉内温度を所定温度に設定することを特
徴とする加熱炉の燃焼制御方法であり、高温燃焼ゾーン
と低温燃焼ゾーンを交互に切り換えることによって、前
記加熱炉内温度を所定温度に設定することによって熱効
率の改善ができる。
【0012】また、請求項の発明は、燃焼装置を具備
した一対の単位炉からなる加熱炉を備え、前記単位炉の
燃焼装置が蓄熱式バーナであって、燃焼時の発熱量の高
い単位炉と燃焼時の発熱量が低いか或いは非燃焼状態の
単位炉との燃焼状態を切替えて炉内温度を制御するよう
にし、一対の単位炉の燃焼状態をある時間間隔で交互に
切替えて前記炉内温度を所定温度に設定し、前記燃焼状
態の切替え時間を前記蓄熱式バーナによる交番燃焼時間
の整数倍に設定したことを特徴とする加熱炉の燃焼制御
方法であり、ゾーン燃焼の切替え時間を交番燃焼時間の
整数倍に設定して、ゾーン燃焼切替えを蓄熱式バーナの
燃焼サイクルに同期させて燃焼制御することにより、ゾ
ーン毎の蓄熱式バーナの燃焼による熱容量を制御するよ
うにして熱効率の改善を図る燃焼制御方法である。
【0013】また、請求項の発明は、燃焼時の発熱量
の高い単位炉と非燃焼状態の単位炉を一対として燃焼制
御する燃焼装置を具備した加熱炉であって、前記各単位
炉の燃焼状態をある時間間隔で交互に切替えて前記加熱
炉の炉内温度を制御するとともに、燃焼状態にある単位
炉の燃焼ガスを前記非燃焼状態にある単位炉の煙路から
排出して前記加熱炉の炉内温度を制御することを特徴と
する加熱炉の燃焼制御方法であり、煙路から燃焼ガスを
排出することにより、燃焼ガスの加熱炉単位炉間の流動
が可能であり、流動燃焼ガスによる熱を利用することが
できるので、熱効率の改善ができる燃焼制御方法であ
る。
【0014】また、請求項の発明は、前記加熱炉を一
対の単位炉として燃焼制御する燃焼状態の切替えのため
の時間間隔を5乃至30分の間に設定したことを特徴と
する請求項4乃至6の何れかに記載の加熱炉の燃焼制御
方法であり、ゾーンの燃焼切替え時間を余り長くする
と、被加熱物の温度の均一化が達成出来ないが、また、
短すぎるとゾーン燃焼による伝熱効果が達成できないこ
とから、加熱炉の熱慣性や炉熱損失と被加熱物の熱容量
等で決まる値であり、通常のバッチ燃焼炉を想定し、下
限値は加熱炉の熱慣性が2〜3分程度であることから概
ね5分に設定し、上限値は被加熱物の熱容量や炉熱損失
等で決まり概ね30分に設定する。このような観点から
5乃至30分の範囲にゾーン燃焼の切替え時間(周期)
を設定することにより加熱炉の熱効率が改善できる燃焼
制御方法である。
【0015】また、請求項の発明は、部分的に開口部
を有する仕切により間仕切りされ、独立して炉内温度を
制御しえる第1単位炉と第2単位炉とからなる一対の単
位炉を備える加熱炉と、燃焼状態とする前記第1単位炉
と燃焼時の発熱量が低いか或いは非燃焼状態とする前記
第2単位炉の燃焼状態をある時間間隔で交互に切替える
燃焼切替制御手段と、前記第1単位炉の燃焼ガスを前記
第2単位炉側から炉外に排出して燃焼制御する排ガス排
出手段とを具備することを特徴とする加熱炉の燃焼制御
装置であり、燃焼制御装置によって、設定した排ガス量
を蓄熱式バーナの場合は蓄熱体を通し、また、煙路から
排出して最適な熱効率を達成するものであり、燃焼切替
制御手段によって設定される切替え時間の設定をし、且
つ、排ガス排出手段により蓄熱式バーナから排気される
排ガス排出量や煙路から排気される排ガス排出量を制御
して最適な燃焼制御を達成するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。本発明の一つは加熱炉に関
し、他の発明は加熱炉の燃焼制御方法及びその燃焼制御
装置に関するものである。図1は、本発明に係る加熱炉
の一実施形態を示す斜視図であり、この加熱炉は特にガ
ラスやアルミニウム等を溶融するバッチ燃焼炉に適した
ものである。加熱炉1は単位炉1A,1Bからなり、単
位炉1Aの炉側壁には、蓄熱体2a,2cが接続された
配管1a,1cが設けられ、配管1a,1cに燃料を噴
射するノズル3a,3cが設けられている。単位炉1B
の側壁には、蓄熱体2b,2dが接続された配管1b,
1dが設けられ、配管1b,1dに燃料を噴射するノズ
ル3b,3dが設けられている。蓄熱式バーナ2A〜2
Dは蓄熱体2a〜2dとノズル3a〜3dとをそれぞれ
組み合わせて形成されている。また、単位炉1A,1B
には余剰排ガスを排出する煙路4a,4bが設けられ、
単位炉1A,1B間には部分的に開口を有する仕切、例
えば炉上部より垂下する仕切りが設けられ、独立して単
位炉内温度を制御し得るようになされている。
【0017】なお、図1では、仕切が設けられてそれぞ
れに一対の蓄熱式バーナを備える単位炉が2つ設けられ
た加熱炉が図示されているが、2つ以上の単位炉であっ
てもよく、その場合であってもそれぞれの単位炉には少
なくとも一対の蓄熱式バーナと煙路が設けられる。ま
た、図1の実施形態では、単位炉毎に煙路が設けられて
いるが、例えば、単位炉間に渡って燃焼ガスを流動させ
て燃焼制御する以外は、この煙路は必要としない。しか
し、本実施形態は燃焼装置として蓄熱式バーナを用いて
いるが、通常方式のバーナ(蓄熱体を有しないバーナ)
を用いる場合には各単位炉毎に煙路を設ける必要があ
る。
【0018】次に、図2を参照して、上記加熱炉の燃焼
制御装置及び燃焼制御方法について説明する。同図は燃
焼空気、燃料ガス及び燃焼排ガスの配管系と、制御弁、
切替制御弁及び制御ファンの電気系統が示されている。
蓄熱式バーナ2A〜2Dには切替制御弁6a,6bによ
って燃焼空気の供給と燃焼排ガスの排出が制御され、制
御弁5a〜5dを制御することにより、ノズル3a〜3
dから燃料ガスが蓄熱式バーナ2A〜2Dに供給して炉
内に噴出するようになされている。同図の燃焼状態は、
切替制御弁6a,6bから蓄熱式バーナ2B,2Cを介
して炉内に燃焼空気が供給され、制御弁5b,5cは開
かれて燃料ガスがノズル3b,3cを介して炉内に供給
され、制御弁5a,5dは閉じられて燃料ガスは遮断さ
れている。蓄熱体2a,2dから燃焼排ガスが切替制御
弁6a,6bを介して排出されるように調節されてい
る。又、単位炉1A,1Bには煙路4a,4bが設けら
れ、煙路4a,4bから燃焼排ガスの排出量を排気する
場合は、制御ファン7a,7bによって排出量が制御さ
れている。各単位炉には温度センサ9a,9bが設けら
れ、炉内温度が計測されている。
【0019】制御装置8は、温度センサ9a,9bによ
って各単位炉内の温度計測値や流量計からの計測値等が
入力され、予め書き込まれたプログラムに従って、制御
弁5a〜5d、切替制御弁6a,6b及び制御ファン7
a,7bが制御されている。同図では、蓄熱式バーナ2
B,2Cが燃焼状態にあり、蓄熱式バーナ2A,2Dが
消火状態(非燃焼状態)にある。切替制御弁6a,6b
によって、蓄熱式バーナ2B,2Cに燃焼空気を供給
し、蓄熱式バーナ2A,2Dからは排ガスが引き抜かれ
るように調節されている。蓄熱式バーナ2B側の制御弁
5bは開かれ、蓄熱式バーナ2C側の制御弁5cは多少
絞られた状態とし、他の制御弁5a,5dは遮断状態に
調節されている。
【0020】このように制御することにより、蓄熱式バ
ーナ2Bの燃焼による発熱量は大きくして単位炉1Bを
高温燃焼ゾーンとし、蓄熱式バーナ2Cの燃焼による発
熱量は小さく設定されて単位炉1Aを低温燃焼ゾーンと
している。一対の蓄熱式バーナ2A,2Cは所定の時間
間隔(周期)で交番燃焼を繰り返し、蓄熱式バーナ2
B,2Dも同様に所定の時間間隔(周期)で交番燃焼を
繰り返している。単位炉1Aと1Bの燃焼時の発熱量は
異なり、単位炉1Aは高温燃焼ゾーンと単位炉1Bは低
温燃焼ゾーンとし、単位炉1A,1Bの燃焼状態はある
時間間隔で交互に切替えられ、高温燃焼ゾーンに設定し
た単位炉を低温燃焼ゾーン、低温燃焼ゾーンの単位炉を
高温燃焼ゾーンへと、各単位炉の燃焼状態を交互に切り
返て加熱炉内温度が均一に制御するようになされてい
る。低温燃焼ゾーンと高温燃焼ゾーンとの切替時間(ゾ
ーン燃焼の切替時間)は、交番燃焼バーナの周期の整数
倍の値とし、交番燃焼バーナの周期の整数倍の時刻で行
うことにより、各ゾーンの蓄熱式バーナが同時に燃焼す
ることがなく、燃焼を効率的に行うことができる。この
燃焼制御方法をゾーン燃焼制御方法と呼ぶ。
【0021】無論、単位炉は2つ以上の場合もあり、例
えば、3個の単位炉が連設された加熱炉である場合は、
被加熱物を一定温度に加熱するのに、順番に高温燃焼ゾ
ーン(第1単位炉)、低温燃焼ゾーン(第2単位炉)、
高温燃焼ゾーン(第3単位炉)に設定し、次の周期で低
温燃焼ゾーン(第1単位炉)、高温燃焼ゾーン(第2単
位炉)、低温燃焼ゾーン(第3単位炉)のように切り替
えながら燃焼状態を制御して、炉内温度を制御してもよ
いことは明らかである。
【0022】無論、実施形態では単位炉に一対の蓄熱式
バーナが設けられているが、従来式バーナ(蓄熱体を有
しないもの)によっても高温燃焼ゾーンと低温燃焼ゾー
ンを交互に切替えるゾーン燃焼制御は可能であり、蓄熱
式バーナに限定するものではない。このような従来式の
バーナによって各単位炉を燃焼加熱する場合は、各単位
炉に煙路を設ける必要がある。更に、図2を参照して加
熱炉の他の燃焼制御方法について説明すると、例えば、
単位炉1Aを燃焼状態とし、他方の単位炉1Bを非燃焼
状態(燃焼による発熱量が零)とする。そして、単位炉
1A内の燃焼ガスを単位炉1B側の煙路4bから引き抜
くようにし、この燃焼状態と非燃焼状態を交互に切り換
えるゾーン燃焼制御によって伝熱効率を高める燃焼方法
がある。無論、単位炉に一対の蓄熱式バーナによる蓄熱
型交番燃焼バーナを設けてゾーン燃焼制御をすることに
よって加熱炉の熱効率を一層高めることができることは
周知である。
【0023】次に、本発明の他の実施形態について図3
を参照して説明する。同図は、他のゾーン燃焼制御装置
を示しており、ある周期の燃焼状態を示している。蓄熱
式バーナ2B,2Dが燃焼状態にあり、蓄熱式バーナ2
A,2Cが非燃焼状態にある。次の周期で蓄熱式バーナ
2B,2Dを非燃焼状態とし、蓄熱式バーナ2A,2C
を燃焼状態に切り換える。蓄熱式バーナ2B,2Dが燃
焼状態にある場合、燃焼用空気は切替制御弁6を介して
蓄熱式バーナ2B,2Dに供給され、排ガスは蓄熱式バ
ーナ2A,2Cから切替制御弁6を介して引き抜かれて
いる。先に説明したように、燃料供給は切替制御弁6の
動作と同期させて制御弁3a〜3dの開放と遮断を繰り
返すことによって燃焼制御されている。このように燃焼
制御することにより、燃焼ガスと排ガスは単位炉1A,
1B間を流れ、加熱炉1内の被加熱物の温度を制御する
ことができる。
【0024】また、非燃焼状態にある蓄熱式バーナから
燃焼排ガスが引き抜かれることによって単位炉1A,1
B間に燃焼排ガスの流れが形成されるが、更に、煙路4
a,4bが加熱炉1内の燃焼ガスの流れを制御するのに
用いられる。例えば、図3では制御ファン7aによって
燃焼ガスを煙路4aから炉外に引き抜くことにより、単
位炉1Bから非燃焼状態の単位炉1Aに燃焼ガスを流し
込むことができる。また、煙路から排出される燃焼ガス
量は、蓄熱体側から引き抜かれる排ガス量によって異な
り、制御ファン7a,7bの排気量によって制御でき
る。これらの流量制御は制御装置8の制御プログラムに
従って行われる。このように非燃焼状態にある単位炉に
燃焼ガスを流すことによって熱効率を高めることができ
る。制御装置8はゾーン燃焼のために切替時間の設定
と、煙路4a,4bから排出され燃焼排ガス量を設定す
る排ガス排出量を調整する制御手段を有する。
【0025】また、図3の実施形態において、単位炉毎
の蓄熱式バーナ2A,2C及び2B,2Dをそれぞれ交
番燃焼させて、高温単位炉(高温燃焼ゾーン)と非燃焼
状態の単位炉(低温燃焼ゾーン)を交互に切り換えてゾ
ーン燃焼制御を行ってもよいことは明らかである。その
際、高温燃焼ゾーンから低温燃焼ゾーンに燃焼ガスを流
すことによって、炉内の被加熱物の温度を一定に制御す
る。この実施形態では、加熱炉1は上記実施形態と同一
のものであるが、制御弁等の制御方法によって周辺の制
御系は簡素化できる。
【0026】次に、本実施形態のゾーン燃焼制御方法と
従来例の燃焼制御方法とによる熱効率を比較して説明す
る。その比較例を表1に示した。この例は、図1で説明
した溶解炉について行った実験である。先ず、加熱炉内
の被加熱物の表面温度を約1000℃(一定)とし、燃
焼用空気を予熱した後の燃焼ガス温度は約200℃とし
た。高温燃焼ゾーンと低温燃焼ゾーンのゾーン燃焼切替
時間は15分に設定して実験を行った。
【0027】加熱炉内の平均炉内温度Tg は約1200
℃に設定するものとし、燃焼用空気の予熱をしない場合
(空気温度25℃)を基準とし、その時の熱効率を1と
する。また、燃焼用空気の予熱温度を、500℃と10
00℃に設定して行った。表1の実施例1,2はゾーン
燃焼制御を行った場合であり、従来例1,2は二つのゾ
ーンを1200℃で均一な温度に加熱して、ゾーン燃焼
制御を行わない場合である。なお、実施例1は燃焼用空
気の予熱温度を500℃とし、実施例2は1000℃と
している。実施例1,2は、図2に示した実施形態にお
ける加熱炉の燃焼状態(高温燃焼ゾーン,低温燃焼ゾー
ン)で実験を行った。
【0028】
【表1】
【0029】表1の実施例1は、平均炉内温度(124
0/1150)と表示した意味は、高温燃焼ゾーンが1
240℃に設定され、低温燃焼ゾーンが1150℃に設
定されることを示し、その平均炉内温度は従来例1と略
等しい1200℃(1195℃)に設定されている。実
施例2及び従来例1,2は表1の通りである。この結果
から明らかなように、燃焼用空気の予熱温度が高温にな
るに伴って、熱効率が向上する。加熱炉の各単位炉を均
一な温度に加熱する場合と比較すると、空気予熱温度に
よらず本実施例によるゾーン燃焼制御の方が熱効率が向
上することを示しており、伝熱効果が向上する分、加熱
炉で消費される燃料が節約できることを意味している。
【0030】上述のように本発明の加熱炉は、バッチ燃
焼設備に適したものであって、開口を有する仕切りを設
けることによって2つ以上の単位炉が設けられた加熱炉
であって、各単位炉が独立して温度制御できるものであ
る。また、燃焼時の発熱量が高い単位炉(高温燃焼ゾー
ン)と、燃焼時の発熱量が小さい低温単位炉或いは非燃
焼状態の単位炉(低温燃焼ゾーン)とをある時間間隔で
燃焼状態を切り替えるゾーン燃焼制御によって、加熱し
ている。炉内の伝熱は放射が主体であり、伝熱速度は燃
焼ガス温度の4乗の関数であり、高温になれば飛躍的に
伝熱速度が向上することを意味しており、燃焼ガス温度
の伝熱速度を高めることによって伝熱効率を高めて、加
熱炉内の被加熱物を加熱する燃焼制御である。すなわ
ち、本発明の加熱炉は高温燃焼ゾーンと低温燃焼ゾーン
からの加熱炉内の被加熱物への全放射伝熱量は、両者単
位炉を均一に燃焼する燃焼ガスからの放射伝熱量よりも
増加することを利用したものである。
【0031】更に、ゾーン燃焼制御時に、制御ファンに
より煙路から加熱炉外に引き抜くことにより、高温燃焼
ゾーンから低温燃焼ゾーンへと燃焼ガスを流動させるこ
とによって、燃料を一層節約することが可能であり、煙
路を用いて燃焼ガスを流動させる燃焼方法は、蓄熱式バ
ーナを使用しない従来方式バーナに適している。すなわ
ち、熱回収を蓄熱体に依存することなく、非燃焼状態の
単位炉に流すようにして加熱炉を燃焼制御するものであ
り、このゾーン燃焼制御方法は、従来の単位炉を均一に
加熱する燃焼制御方法よりも燃料を節約することができ
る。
【0032】また、ゾーン燃焼制御による単位炉毎のゾ
ーン燃焼切替時間は、あまり長くすると被加熱物の温度
均一化が達成されず、又短すぎるとこのゾーン燃焼制御
の効果が得られない。従って、ゾーン燃焼制御における
単位炉毎のゾーン燃焼切替時間は、被燃焼物によっても
異なるが概ね5〜30分の間が好ましい。このゾーン燃
焼切替時間は、加熱炉の熱慣性や炉熱損失と被加熱物の
熱容量等で決まる値であり、下限値は加熱炉の熱慣性が
2〜3分程度であるので炉内の熱慣性が存在する間にゾ
ーン燃焼切替えを行えば、単位炉の被加熱物の加熱が充
分に行えないことになり、従って、炉内の熱慣性が解消
されて燃焼による加熱効果が現れるに充分な時間として
概ね5分に設定される。また、上限値は被加熱物の熱容
量等で決まり、燃焼を停止して被加熱物の温度が低下す
る以前に燃焼を開始する必要があり、概ね30分に設定
される。この時間範囲で燃焼切替時間を設定することよ
り、加熱炉の熱効率の改善がなし得る。
【0033】また、本発明に加熱炉は、加熱炉に設置さ
れるバーナは、上記実施形態に示したものに限定するこ
となく、従来式バーナや蓄熱式バーナの何れであっても
よい。また、省エネルギーの観点から均一な高温場を形
成するには、蓄熱式バーナが最も好ましい。また、高温
燃焼ゾーンから低温燃焼ゾーンに燃焼ガスを導いて燃焼
制御することにより、更に省エネルギー化が達成でき
る。また、上記実施形態では、二つの単位炉を組み合わ
せたものであるが、炉内に設けられる仕切りによって三
つ以上の単位炉を設けたものであってもよい。例えば、
単位炉が高温燃焼ゾーンと低温燃焼ゾーンを順番に切り
替えるようにして燃焼制御を行う。
【0034】
【発明の効果】上記説明したように、本発明によれば、
高温燃焼ゾーンと低温燃焼ゾーンを交互に切替えてゾー
ン燃焼制御させることによって、加熱炉の被加熱物への
伝熱効率が改善され、従来の燃焼制御方法よりも燃料消
費量が低減できるので、加熱炉の熱効率が向上し、省エ
ネルギー化が達成できる利点がある。無論、加熱炉を形
成する単位炉に蓄熱式バーナを用いることにより、一層
熱効率を改善することができる。また、各単位炉に煙路
を設けることより、単位炉間の燃焼ガスの流れを容易に
形成することが可能であり、高温燃焼ゾーンから低温燃
焼ゾーンに燃焼ガスを流動させて加熱炉の炉内温度を均
一に制御することが可能であり、加熱炉の熱効率が改善
できる利点があり、燃料消費を一層低減することができ
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加熱炉の一実施形態を示す斜視図
である。
【図2】上記実施形態の燃焼制御装置を示す図である。
【図3】上記実施形態の他の燃焼制御装置を示す図であ
る。
【図4】従来の燃焼制御装置を示す図である。
【符号の説明】
1 加熱炉 1A,1B 単位炉 1a〜1d 配管 2A〜2D 蓄熱式バーナ 2a〜2d 蓄熱体 3a〜3d ノズル 4a,4b 煙路 5a〜5d 制御弁 6a,6b 切替制御弁 7a,7b 制御ファン 8 制御装置 9a,9b 温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F27B 3/20 F27B 3/20 F27D 17/00 101 F27D 17/00 101A (56)参考文献 特開 平7−113582(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 5/00 C03B 5/235 C21D 1/52 C21D 9/00 101 F23L 15/02 F27B 3/20 F27D 17/00 101

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部分的に開口部を有する仕切により間仕
    切りされ、独立して炉内温度を制御しえる一対の単位炉
    を備え、これら単位炉を燃焼時の発熱量高い単位炉と
    燃焼時の発熱量が低いか或いは燃焼による発熱量が零の
    単位炉と燃焼状態を交互に切替えながら燃焼制御する
    ことを特徴とする加熱炉。
  2. 【請求項2】 前記各単位炉毎に燃焼ガスを排出する煙
    路を設けたことを特徴とする請求項1に記載の加熱炉。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の加熱炉に於い
    て、前記各単位炉に少なくとも1組の蓄熱式バーナを備
    えることを特徴とする加熱炉。
  4. 【請求項4】 燃焼装置を具備した一対の単位炉からな
    る加熱炉を備え、 燃焼時の発熱量の高い単位炉と燃焼時の発熱量が低いか
    或いは非燃焼状態の単位炉の燃焼状態を切り換えて炉内
    温度を制御して、少なくとも前記各単位炉の燃焼状態を
    ある時間間隔で交互に切替えて前記炉内温度を所定温度
    に設定することを特徴とする加熱炉の燃焼制御方法。
  5. 【請求項5】 燃焼装置を具備した一対の単位炉からな
    る加熱炉を備え、 前記単位炉の燃焼装置が蓄熱式バーナであって、燃焼時
    の発熱量の高い単位炉と燃焼時の発熱量が低いか或いは
    非燃焼状態の単位炉との燃焼状態を切替えて炉内温度を
    制御するようにし、前記一対の単位炉の燃焼状態をある
    時間間隔で交互に切替えて前記炉内温度を所定温度に設
    定し、前記燃焼状態の切替え時間を前記蓄熱式バーナに
    よる交番燃焼時間の整数倍に設定したことを特徴とする
    加熱炉の燃焼制御方法。
  6. 【請求項6】 燃焼時の発熱量の高い単位炉と非燃焼状
    態の単位炉を一対として燃焼制御する燃焼装置を具備し
    た加熱炉であって、前記各単位炉の燃焼状態をある時間
    間隔で交互に切替えて前記加熱炉の炉内温度を制御する
    とともに、燃焼状態にある単位炉の燃焼ガスを前記非燃
    焼状態にある単位炉の煙路から排出して前記加熱炉の炉
    内温度を制御することを特徴とする加熱炉の燃焼制御方
    法。
  7. 【請求項7】 前記加熱炉を一対の単位炉として燃焼制
    御する燃焼状態の切替えのための時間間隔を5乃至30
    分の間に設定したことを特徴とする請求項4乃至6の何
    れかに記載の加熱炉の燃焼制御方法。
  8. 【請求項8】 部分的に開口部を有する仕切により間仕
    切りされ、独立して炉内温度を制御しえる第1単位炉と
    第2単位炉からなる一対の単位炉を備える加熱炉と、 燃焼状態とする前記第1単位炉と燃焼時の発熱量が低い
    か或いは非燃焼状態とする前記第2単位炉の燃焼状態を
    ある時間間隔で交互に切替える燃焼切替制御手段と、 前記第1単位炉の燃焼ガスを前記第2単位炉側から炉外
    に排出して燃焼制御する排ガス排出手段とを具備するこ
    とを特徴とする加熱炉の燃焼制御装置
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