JPH10178282A - ケーブル固定構造 - Google Patents
ケーブル固定構造Info
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- JPH10178282A JPH10178282A JP33580696A JP33580696A JPH10178282A JP H10178282 A JPH10178282 A JP H10178282A JP 33580696 A JP33580696 A JP 33580696A JP 33580696 A JP33580696 A JP 33580696A JP H10178282 A JPH10178282 A JP H10178282A
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- fixing structure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子機器筺体内部にケーブルを装着する場合
において、特別なケーブル固定具を用いることなくケー
ブルを装着することができるケーブル固定構造を提供す
る。 【解決手段】 筺体自身がケーブル固定機能を有するよ
うに、ケーブルを固定する際に、ケーブルを筺体に設け
た突起部にケーブルの弾性力によって押圧されるように
装着させる。
において、特別なケーブル固定具を用いることなくケー
ブルを装着することができるケーブル固定構造を提供す
る。 【解決手段】 筺体自身がケーブル固定機能を有するよ
うに、ケーブルを固定する際に、ケーブルを筺体に設け
た突起部にケーブルの弾性力によって押圧されるように
装着させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器筺体内
部にケーブルを装着する場合において、好適なケーブル
固定構造に関するものである。
部にケーブルを装着する場合において、好適なケーブル
固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来技術の図(その1)である。
同図において、電子機器を構成する筺体61の内部にケ
ーブル70を装着する場合において、ケーブル固定具6
2を筺体61に接着あるいはネジの締結や嵌合等によっ
て固定されている。このケーブル固定具62はベルト部
材を備えており、ケーブル70に巻付けることでケーブ
ル70を固定するものである。
同図において、電子機器を構成する筺体61の内部にケ
ーブル70を装着する場合において、ケーブル固定具6
2を筺体61に接着あるいはネジの締結や嵌合等によっ
て固定されている。このケーブル固定具62はベルト部
材を備えており、ケーブル70に巻付けることでケーブ
ル70を固定するものである。
【0003】図8は従来技術の図(その2)である。同
図において、筺体61にはケーブル70を挟持する一対
のガイド65を一体成形で形成している。ガイド65の
先端には爪65aを形成している。爪65aはケーブル
70の装着時の挿入を容易にするとともに、装着後の外
れを防止するためのものである。なお、ガイド65はケ
ーブルを固定するものではなくて、単にケーブルを支え
ているにすぎないものである。
図において、筺体61にはケーブル70を挟持する一対
のガイド65を一体成形で形成している。ガイド65の
先端には爪65aを形成している。爪65aはケーブル
70の装着時の挿入を容易にするとともに、装着後の外
れを防止するためのものである。なお、ガイド65はケ
ーブルを固定するものではなくて、単にケーブルを支え
ているにすぎないものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術によるケーブル固定構造では、次のような問題点が
ある。
技術によるケーブル固定構造では、次のような問題点が
ある。
【0005】1)ケーブルを固定するためには、別体で
あるケーブル固定具を用いて筺体に取付けた後に、ケー
ブルを装着している。従って、筺体へケーブルを装着す
るための組立性が悪いものである。
あるケーブル固定具を用いて筺体に取付けた後に、ケー
ブルを装着している。従って、筺体へケーブルを装着す
るための組立性が悪いものである。
【0006】2)筺体と一体に形成した場合には、ケー
ブルのルートを決めるものであり、ケーブルを筺体に固
定することはできないものである。
ブルのルートを決めるものであり、ケーブルを筺体に固
定することはできないものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次のような手段を取る。
ために、この発明では次のような手段を取る。
【0008】1)ケーブルを固定する際に、ケーブルを
筺体に設けた突起部にケーブルの弾性力によって押圧さ
れるように装着させる。
筺体に設けた突起部にケーブルの弾性力によって押圧さ
れるように装着させる。
【0009】これにより、筺体自身がケーブル固定機能
を有する。
を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示したような実
施の形態をとる。
施の形態をとる。
【0011】1)図1に示すごとく、合成樹脂成形から
なる電子機器筺体の筺体内部のケーブル固定構造におい
て、筺体11と一体成形で形成された少なくとも3個の
リブ12と、該リブ12に湾曲して装着されたケーブル
20とからなる。
なる電子機器筺体の筺体内部のケーブル固定構造におい
て、筺体11と一体成形で形成された少なくとも3個の
リブ12と、該リブ12に湾曲して装着されたケーブル
20とからなる。
【0012】これにより、ケーブルをリブに装着させる
際には、ケーブルの弾性を利用してケーブルがリブに押
圧されるように装着させることで、筺体自身がケーブル
固定機能を有する。
際には、ケーブルの弾性を利用してケーブルがリブに押
圧されるように装着させることで、筺体自身がケーブル
固定機能を有する。
【0013】2)図2に示すごとく、合成樹脂成形から
なる電子機器筺体の筺体内部のケーブル固定構造におい
て、筺体11と一体成形で形成されたケーブル装着のた
めの開放部16を備えたリブ15と、前記開放部16に
対向して筺体11に突出して形成された支柱17と、前
記開放部16と支柱17とに湾曲して装着されたケーブ
ル20とからなる。
なる電子機器筺体の筺体内部のケーブル固定構造におい
て、筺体11と一体成形で形成されたケーブル装着のた
めの開放部16を備えたリブ15と、前記開放部16に
対向して筺体11に突出して形成された支柱17と、前
記開放部16と支柱17とに湾曲して装着されたケーブ
ル20とからなる。
【0014】これにより、ケーブルを装着させる際に
は、ケーブルの弾性を利用してケーブルがリブの開放部
と支柱とに押圧されるように装着させることで、筺体自
身がケーブル固定機能を有する。
は、ケーブルの弾性を利用してケーブルがリブの開放部
と支柱とに押圧されるように装着させることで、筺体自
身がケーブル固定機能を有する。
【0015】3)図3および図4に示すごとく、合成樹
脂成形からなる電子機器筺体の筺体内部のケーブル固定
構造において、筺体11と一体成形で形成された複数個
の鉤状のリブ21a,21b,21cと、筺体11に突
出して形成された複数個の支柱17と、前記リブ21
a,21b,21cと支柱17とに湾曲して装着された
ケーブル20とからなる。
脂成形からなる電子機器筺体の筺体内部のケーブル固定
構造において、筺体11と一体成形で形成された複数個
の鉤状のリブ21a,21b,21cと、筺体11に突
出して形成された複数個の支柱17と、前記リブ21
a,21b,21cと支柱17とに湾曲して装着された
ケーブル20とからなる。
【0016】これにより、ケーブルを装着させる際に
は、ケーブルの弾性を利用してケーブルがリブと支柱と
に押圧されるように装着させることで、筺体自身がケー
ブル固定機能を有する。
は、ケーブルの弾性を利用してケーブルがリブと支柱と
に押圧されるように装着させることで、筺体自身がケー
ブル固定機能を有する。
【0017】4)図5に示すごとく、合成樹脂成形から
なる電子機器筺体の筺体内部のケーブル固定構造におい
て、ケーブルを装着するための凸部31bと、該凸部3
1bを移動可能とする湾曲部31aとを備えたリブ31
を筺体11と一体成形で形成する。
なる電子機器筺体の筺体内部のケーブル固定構造におい
て、ケーブルを装着するための凸部31bと、該凸部3
1bを移動可能とする湾曲部31aとを備えたリブ31
を筺体11と一体成形で形成する。
【0018】これにより、ケーブルを装着させる凸部を
移動可能とすることで、ケーブルの余長を吸収すること
ができる。従って、特別の部品を必要とせず、筺体自身
がケーブルの余長処理機能を有する。
移動可能とすることで、ケーブルの余長を吸収すること
ができる。従って、特別の部品を必要とせず、筺体自身
がケーブルの余長処理機能を有する。
【0019】5)図6に示すごとく、前記図5で示した
リブ31を、湾曲して装着されたケーブル20の略中央
部に配置する。
リブ31を、湾曲して装着されたケーブル20の略中央
部に配置する。
【0020】これにより、ケーブルを装着させる際に
は、ケーブルの弾性を利用してケーブルがリブ21b,
21cと支柱とに押圧されるように装着させることで、
ケーブルを固定する。また、ケーブルを装着させるリブ
31の凸部を移動可能とすることで、ケーブルの余長を
吸収する。従って、特別の部品を必要とせず、筺体自身
がケーブル固定機能に加えて、ケーブルの余長処理機能
を有する。
は、ケーブルの弾性を利用してケーブルがリブ21b,
21cと支柱とに押圧されるように装着させることで、
ケーブルを固定する。また、ケーブルを装着させるリブ
31の凸部を移動可能とすることで、ケーブルの余長を
吸収する。従って、特別の部品を必要とせず、筺体自身
がケーブル固定機能に加えて、ケーブルの余長処理機能
を有する。
【0021】6)図3および図6(a)に示すごとく、
前記ケーブル20はケーブルの進入方向と離脱方向とが
同一方向になるように装着する。
前記ケーブル20はケーブルの進入方向と離脱方向とが
同一方向になるように装着する。
【0022】これにより、ケーブルの進入方向と離脱方
向とが同一方向の場合においてもケーブルを固定する。
また、所望によりケーブル固定機能に加えて、ケーブル
の余長処理機能を有する。
向とが同一方向の場合においてもケーブルを固定する。
また、所望によりケーブル固定機能に加えて、ケーブル
の余長処理機能を有する。
【0023】7)図4および図6(b)に示すごとく、
前記ケーブル20はケーブルの進入方向と離脱方向とが
異なる方向になるように装着する。
前記ケーブル20はケーブルの進入方向と離脱方向とが
異なる方向になるように装着する。
【0024】これにより、ケーブルの進入方向と離脱方
向とが異なる方向の場合においてもケーブルを固定す
る。また、所望によりケーブル固定機能に加えて、ケー
ブルの余長処理機能を有する。
向とが異なる方向の場合においてもケーブルを固定す
る。また、所望によりケーブル固定機能に加えて、ケー
ブルの余長処理機能を有する。
【0025】
【実施例】この発明による代表的な実施例を図1ないし
図6によって説明する。
図6によって説明する。
【0026】図1は本発明の実施例の図(その1)であ
る。
る。
【0027】同図において、11は筺体であり、合成樹
脂材料を用いて成形によって形成される。12はリブで
あり、筺体11と一体で形成されている。リブ12は3
個配置しており、両端に配置したリブ12は同図(b)
に示すごとく、ケーブル20を右側から装着し、中央に
配置したリブ12は同図(c)に示すごとく、ケーブル
20を左側から装着するようにしている。
脂材料を用いて成形によって形成される。12はリブで
あり、筺体11と一体で形成されている。リブ12は3
個配置しており、両端に配置したリブ12は同図(b)
に示すごとく、ケーブル20を右側から装着し、中央に
配置したリブ12は同図(c)に示すごとく、ケーブル
20を左側から装着するようにしている。
【0028】なお、望ましくは、リブ12にケーブルを
保持する凹部13を設けるとよい。さらに、凹部13の
形成においては、ケーブル20が各々のリブ12に装着
された状態では、ケーブル20が湾曲するような位置に
形成する。
保持する凹部13を設けるとよい。さらに、凹部13の
形成においては、ケーブル20が各々のリブ12に装着
された状態では、ケーブル20が湾曲するような位置に
形成する。
【0029】リブ12とケーブル20との接触する箇所
においては、ケーブル20は、ケーブル20自身の弾性
によってリブ12の端面に押し付けられるため抵抗が生
じて、同図(a)に示すごとく、X方向とY方向とにお
いて固定されることになる。また同図(b)に示すごと
く、Z方向においては凹部13の端面によって位置が規
制されることになる。
においては、ケーブル20は、ケーブル20自身の弾性
によってリブ12の端面に押し付けられるため抵抗が生
じて、同図(a)に示すごとく、X方向とY方向とにお
いて固定されることになる。また同図(b)に示すごと
く、Z方向においては凹部13の端面によって位置が規
制されることになる。
【0030】図2は本発明の実施例の図(その2)であ
る。
る。
【0031】同図において、合成樹脂材料を用いて成形
によって形成された筺体11と一体成形で形成されたリ
ブ15には、ケーブル20を装着するために開放部16
を設けている。また、筺体11と一体成形で、開放部1
6に対向して支柱17が形成されている。
によって形成された筺体11と一体成形で形成されたリ
ブ15には、ケーブル20を装着するために開放部16
を設けている。また、筺体11と一体成形で、開放部1
6に対向して支柱17が形成されている。
【0032】ケーブル20は、開放部16から進入させ
て支柱17を経由してから開放部16から離脱するよう
に湾曲させて装着する。
て支柱17を経由してから開放部16から離脱するよう
に湾曲させて装着する。
【0033】ケーブル20は、ケーブル20自身の弾性
によって開放部側面16bの端面と支柱17とに押し付
けられるため抵抗が生じて、同図(b)および同図
(c)に示すごとく、X方向とY方向とにおいて固定さ
れることになる。また同図(c)に示すごとく、Z方向
においては開放部上面16aによって位置が規制される
ことになる。
によって開放部側面16bの端面と支柱17とに押し付
けられるため抵抗が生じて、同図(b)および同図
(c)に示すごとく、X方向とY方向とにおいて固定さ
れることになる。また同図(c)に示すごとく、Z方向
においては開放部上面16aによって位置が規制される
ことになる。
【0034】なお、開放部上面16aはケーブル20を
Z方向に規制する範囲以外においては、特に必要とする
ものではないので、ケーブル20装着の作業性を考慮し
て、開放部16にケーブル20を通すことなく、開放部
16の上方からケーブル20を装着できるようにしても
よい。
Z方向に規制する範囲以外においては、特に必要とする
ものではないので、ケーブル20装着の作業性を考慮し
て、開放部16にケーブル20を通すことなく、開放部
16の上方からケーブル20を装着できるようにしても
よい。
【0035】図3は本発明の実施例の図(その3)であ
る。
る。
【0036】同図において、合成樹脂材料を用いて成形
によって形成された筺体11と一体成形で3個の鉤状を
なしたリブ21a,21b,21cを形成している。こ
のリブ21a,21b,21cは同様の形状をなしてお
り、同図(b)に示すごとく、リブ上面21dとケーブ
ル装着面となるリブ側面21eとを形成している。
によって形成された筺体11と一体成形で3個の鉤状を
なしたリブ21a,21b,21cを形成している。こ
のリブ21a,21b,21cは同様の形状をなしてお
り、同図(b)に示すごとく、リブ上面21dとケーブ
ル装着面となるリブ側面21eとを形成している。
【0037】なお、リブ21aは外側からケーブル20
を装着するようにする。また、同図(c)および同図
(d)に示すごとく、リブ21b,21cは内側からケ
ーブル20を装着するように配置している。さらに、リ
ブ21b,21cの横方向には各支柱17,17を筺体
11と一体成形で形成している。
を装着するようにする。また、同図(c)および同図
(d)に示すごとく、リブ21b,21cは内側からケ
ーブル20を装着するように配置している。さらに、リ
ブ21b,21cの横方向には各支柱17,17を筺体
11と一体成形で形成している。
【0038】ケーブル20は、一方の支柱17の外側か
ら進入させて、リブ21c,21a,21bのリブ側面
21eに沿わせて、他方の支柱17の外側から離脱する
ように湾曲させて装着する。なお、この実施例では、前
記ケーブル20はケーブルの進入方向と離脱方向とが同
一方向になるように装着している。
ら進入させて、リブ21c,21a,21bのリブ側面
21eに沿わせて、他方の支柱17の外側から離脱する
ように湾曲させて装着する。なお、この実施例では、前
記ケーブル20はケーブルの進入方向と離脱方向とが同
一方向になるように装着している。
【0039】ケーブル20は、ケーブル20自身の弾性
によってリブ21b,21cのリブ側面21eと支柱1
7とに押し付けられるため抵抗が生じて、同図(a)に
示すごとく、X方向とY方向とにおいて固定されること
になる。また同図(b)に示すごとく、Z方向において
はリブ上面21dによって位置が規制されることにな
る。
によってリブ21b,21cのリブ側面21eと支柱1
7とに押し付けられるため抵抗が生じて、同図(a)に
示すごとく、X方向とY方向とにおいて固定されること
になる。また同図(b)に示すごとく、Z方向において
はリブ上面21dによって位置が規制されることにな
る。
【0040】図4は本発明の実施例の図(その4)であ
る。
る。
【0041】同図において、前述の図3で示したリブ2
1a,21b,21cおよび支柱17の構成は同様であ
り、詳細な説明は省略する。なお、前述の図3との違い
は、ケーブル20をケーブルの進入方向と離脱方向とが
異なる方向になるように装着する点である。
1a,21b,21cおよび支柱17の構成は同様であ
り、詳細な説明は省略する。なお、前述の図3との違い
は、ケーブル20をケーブルの進入方向と離脱方向とが
異なる方向になるように装着する点である。
【0042】図3および図4に示すごとく、この実施例
では、ケーブルの進入方向と離脱方向とを同一方向にし
たり、あるいは異なる方向にしたりして、適時に選択で
きるものである。
では、ケーブルの進入方向と離脱方向とを同一方向にし
たり、あるいは異なる方向にしたりして、適時に選択で
きるものである。
【0043】図5は本発明の実施例の図(その5)であ
る。
る。
【0044】同図において、リブ31は筺体11から延
びる上部にU字状の湾曲部31aを形成し、さらにケー
ブルを装着するために凸部31bを形成している。ま
た、リブ31の先端部31cは筺体11のストッパー部
11aと接触するような位置まで延びている。リブ31
は凸部31bの下部にケーブル20を装着して、リブ先
端部31cがストッパー部11aに接触する位置からリ
ブ31自身に接触する位置までのストロークを持って移
動できるように構成されている。
びる上部にU字状の湾曲部31aを形成し、さらにケー
ブルを装着するために凸部31bを形成している。ま
た、リブ31の先端部31cは筺体11のストッパー部
11aと接触するような位置まで延びている。リブ31
は凸部31bの下部にケーブル20を装着して、リブ先
端部31cがストッパー部11aに接触する位置からリ
ブ31自身に接触する位置までのストロークを持って移
動できるように構成されている。
【0045】同図(b)に示すごとく、例えば、電子機
器における表示部のチルト機構部等のケーブルを装着す
る場合において、多少のケーブル余長を必要とする。こ
の様な場合には、ケーブルの固定と併用することで、ケ
ーブル余長を吸収することができる。
器における表示部のチルト機構部等のケーブルを装着す
る場合において、多少のケーブル余長を必要とする。こ
の様な場合には、ケーブルの固定と併用することで、ケ
ーブル余長を吸収することができる。
【0046】図6は本発明の実施例の図(その6)であ
る。
る。
【0047】同図(a)および同図(b)において、前
述の図3および図4との違いは、湾曲して装着されるケ
ーブル20の略中央部に、図5で示したリブ31を、リ
ブ21aに替えて形成する点である。
述の図3および図4との違いは、湾曲して装着されるケ
ーブル20の略中央部に、図5で示したリブ31を、リ
ブ21aに替えて形成する点である。
【0048】これにより、ケーブルを装着させる際に
は、ケーブルの弾性を利用してケーブル20が、リブ2
1b,21cと支柱17とに押圧されるように装着させ
ることで、ケーブル20を固定する。また、リブ31自
身がケーブル20を装着させた箇所を移動可能とするこ
とで、ケーブルの余長を吸収することができる。
は、ケーブルの弾性を利用してケーブル20が、リブ2
1b,21cと支柱17とに押圧されるように装着させ
ることで、ケーブル20を固定する。また、リブ31自
身がケーブル20を装着させた箇所を移動可能とするこ
とで、ケーブルの余長を吸収することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
に示すような効果がある。
に示すような効果がある。
【0050】1)合成樹脂成形からなる電子機器筺体の
筺体内部のケーブル固定構造において、筺体と一体成形
で形成された少なくとも3個のリブと、該リブに湾曲し
て装着されたケーブルとからなる。
筺体内部のケーブル固定構造において、筺体と一体成形
で形成された少なくとも3個のリブと、該リブに湾曲し
て装着されたケーブルとからなる。
【0051】これにより、ケーブルをリブに装着させる
際には、ケーブルの弾性を利用してケーブルがリブに押
圧されるように装着させることで、筺体自身がケーブル
固定機能を有することができる。従って、特別の部品を
必要とせず、ケーブル固定構造をシンプルにできる。
際には、ケーブルの弾性を利用してケーブルがリブに押
圧されるように装着させることで、筺体自身がケーブル
固定機能を有することができる。従って、特別の部品を
必要とせず、ケーブル固定構造をシンプルにできる。
【0052】2)合成樹脂成形からなる電子機器筺体の
筺体内部のケーブル固定構造において、筺体と一体成形
で形成されたケーブル装着のための開放部を備えたリブ
と、前記開放部に対向して筺体に突出して形成された支
柱と、前記開放部と支柱とに湾曲して装着されたケーブ
ルとからなる。
筺体内部のケーブル固定構造において、筺体と一体成形
で形成されたケーブル装着のための開放部を備えたリブ
と、前記開放部に対向して筺体に突出して形成された支
柱と、前記開放部と支柱とに湾曲して装着されたケーブ
ルとからなる。
【0053】これにより、ケーブルを装着させる際に
は、ケーブルの弾性を利用してケーブルがリブの開放部
と支柱とに押圧されるように装着させることで、筺体自
身がケーブル固定機能を有することができる。従って、
特別の部品を必要とせず、ケーブル固定構造をシンプル
にできる。
は、ケーブルの弾性を利用してケーブルがリブの開放部
と支柱とに押圧されるように装着させることで、筺体自
身がケーブル固定機能を有することができる。従って、
特別の部品を必要とせず、ケーブル固定構造をシンプル
にできる。
【0054】3)合成樹脂成形からなる電子機器筺体の
筺体内部のケーブル固定構造において、筺体と一体成形
で形成された複数個の鉤状のリブと、筺体に突出して形
成された複数個の支柱と、前記リブと支柱とに湾曲して
装着されたケーブルとからなる。
筺体内部のケーブル固定構造において、筺体と一体成形
で形成された複数個の鉤状のリブと、筺体に突出して形
成された複数個の支柱と、前記リブと支柱とに湾曲して
装着されたケーブルとからなる。
【0055】これにより、ケーブルを装着させる際に
は、ケーブルの弾性を利用してケーブルがリブと支柱と
に押圧されるように装着させることで、筺体自身がケー
ブル固定機能を有することができる。従って、特別の部
品を必要とせず、ケーブル固定構造をシンプルにでき
る。
は、ケーブルの弾性を利用してケーブルがリブと支柱と
に押圧されるように装着させることで、筺体自身がケー
ブル固定機能を有することができる。従って、特別の部
品を必要とせず、ケーブル固定構造をシンプルにでき
る。
【0056】4)合成樹脂成形からなる電子機器筺体の
筺体内部のケーブル固定構造において、ケーブルを装着
するための凸部と、該凸部を移動可能とする湾曲部とを
備えたリブを筺体と一体成形で形成する。
筺体内部のケーブル固定構造において、ケーブルを装着
するための凸部と、該凸部を移動可能とする湾曲部とを
備えたリブを筺体と一体成形で形成する。
【0057】これにより、ケーブルを装着させる凸部を
移動可能とすることで、ケーブルの余長を吸収すること
ができる。従って、特別の部品を必要とせず、筺体自身
がケーブルの余長処理機能を有することができる。
移動可能とすることで、ケーブルの余長を吸収すること
ができる。従って、特別の部品を必要とせず、筺体自身
がケーブルの余長処理機能を有することができる。
【0058】5)前記ケーブルを装着するための凸部と
該凸部を移動可能とする湾曲部とを備えたリブを、湾曲
して装着されるケーブルの略中央部に配置する。
該凸部を移動可能とする湾曲部とを備えたリブを、湾曲
して装着されるケーブルの略中央部に配置する。
【0059】これにより、ケーブルを装着させる際に
は、ケーブルの弾性を利用してケーブルがリブと支柱と
に押圧されるように装着させることで、ケーブルを固定
することができる。また、ケーブルを装着させる凸部を
移動可能とすることで、ケーブルの余長を吸収すること
ができる。従って、特別の部品を必要とせず、筺体自身
がケーブル固定機能に加えて、ケーブルの余長処理機能
を有することができる。
は、ケーブルの弾性を利用してケーブルがリブと支柱と
に押圧されるように装着させることで、ケーブルを固定
することができる。また、ケーブルを装着させる凸部を
移動可能とすることで、ケーブルの余長を吸収すること
ができる。従って、特別の部品を必要とせず、筺体自身
がケーブル固定機能に加えて、ケーブルの余長処理機能
を有することができる。
【0060】6)前記ケーブルは、ケーブルの進入方向
と離脱方向とが同一方向になるように装着する。
と離脱方向とが同一方向になるように装着する。
【0061】これにより、ケーブルの進入方向と離脱方
向とが同一方向の場合においてもケーブルを固定するこ
とができる。また、所望によりケーブル固定機能に加え
て、ケーブルの余長処理機能を有することができる。
向とが同一方向の場合においてもケーブルを固定するこ
とができる。また、所望によりケーブル固定機能に加え
て、ケーブルの余長処理機能を有することができる。
【0062】7)前記ケーブルは、ケーブルの進入方向
と離脱方向とが異なる方向になるように装着する。
と離脱方向とが異なる方向になるように装着する。
【0063】これにより、ケーブルの進入方向と離脱方
向とが異なる方向の場合においてもケーブルを固定する
ことができる。また、所望によりケーブル固定機能に加
えて、ケーブルの余長処理機能を有することができる。
向とが異なる方向の場合においてもケーブルを固定する
ことができる。また、所望によりケーブル固定機能に加
えて、ケーブルの余長処理機能を有することができる。
【図1】本発明の実施例の図(その1)である。
【図2】本発明の実施例の図(その2)である。
【図3】本発明の実施例の図(その3)である。
【図4】本発明の実施例の図(その4)である。
【図5】本発明の実施例の図(その5)である。
【図6】本発明の実施例の図(その6)である。
【図7】従来技術の図(その1)である。
【図8】従来技術の図(その2)である。
11:筺体 12:リブ 15:リブ 16:開放部 17:支柱 20:ケーブル 21:リブ 31:リブ 31a:湾曲部 31b:凸部
Claims (7)
- 【請求項1】合成樹脂成形からなる電子機器筺体の筺体
内部のケーブル固定構造において、筺体(11)と一体
成形で形成された少なくとも3個のリブ(12)と、該
リブ(12)に湾曲して装着されたケーブル(20)と
からなる、ことを特徴とするケーブル固定構造。 - 【請求項2】合成樹脂成形からなる電子機器筺体の筺体
内部のケーブル固定構造において、筺体(11)と一体
成形で形成されたケーブル装着のための開放部(16)
を備えたリブ(15)と、前記開放部(16)に対向し
て筺体(11)に突出して形成された支柱(17)と、
前記開放部(16)と支柱(17)とに湾曲して装着さ
れたケーブル(20)とからなる、ことを特徴とするケ
ーブル固定構造。 - 【請求項3】合成樹脂成形からなる電子機器筺体の筺体
内部のケーブル固定構造において、筺体(11)と一体
成形で形成された複数個の鉤状のリブ(21)と、筺体
(11)に突出して形成された複数個の支柱(17)
と、前記リブ(21)と支柱(17)とに湾曲して装着
されたケーブル(20)とからなる、ことを特徴とする
ケーブル固定構造。 - 【請求項4】合成樹脂成形からなる電子機器筺体の筺体
内部のケーブル固定構造において、ケーブルを装着する
ための凸部(31b)と、該凸部(31b)を移動可能
とする湾曲部(31a)とを備えたリブ(31)を筺体
(11)と一体成形で形成する、ことを特徴とするケー
ブル固定構造。 - 【請求項5】前記リブ(31)を、湾曲して装着された
ケーブル(20)の略中央部に配置する、ことを特徴と
する請求項4に記載のケーブル固定構造。 - 【請求項6】前記ケーブル(20)は、ケーブルの進入
方向と離脱方向とが同一方向になるように装着する、こ
とを特徴とする請求項3または請求項5に記載のケーブ
ル固定構造。 - 【請求項7】前記ケーブル(20)は、ケーブルの進入
方向と離脱方向とが異なる方向になるように装着する、
ことを特徴とする請求項3または請求項5に記載のケー
ブル固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33580696A JPH10178282A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | ケーブル固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33580696A JPH10178282A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | ケーブル固定構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10178282A true JPH10178282A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18292640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33580696A Pending JPH10178282A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | ケーブル固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10178282A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010073156A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | Fujitsu Ltd | 電子機器 |
JPWO2018096697A1 (ja) * | 2016-11-22 | 2019-10-17 | シャープ株式会社 | 電装ボックス |
-
1996
- 1996-12-16 JP JP33580696A patent/JPH10178282A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010073156A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | Fujitsu Ltd | 電子機器 |
JPWO2018096697A1 (ja) * | 2016-11-22 | 2019-10-17 | シャープ株式会社 | 電装ボックス |
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