JPH10175487A - 自動車のバンパ取付構造 - Google Patents

自動車のバンパ取付構造

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JPH10175487A
JPH10175487A JP33800696A JP33800696A JPH10175487A JP H10175487 A JPH10175487 A JP H10175487A JP 33800696 A JP33800696 A JP 33800696A JP 33800696 A JP33800696 A JP 33800696A JP H10175487 A JPH10175487 A JP H10175487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
fixed
automobile
width
edge part
Prior art date
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Pending
Application number
JP33800696A
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English (en)
Inventor
Takashi Kaneko
敬 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP33800696A priority Critical patent/JPH10175487A/ja
Publication of JPH10175487A publication Critical patent/JPH10175487A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロントグリルとバンパの上面との隙間を一
定または狭くすること。 【解決手段】 フロントグリル3を取付けているフロン
トメンバー14は、ボディ側に取付けられ、バンパ4の
上縁部を取付けているロアメンバー12もまた、ボディ
側に取付けられている。他方、バンパ4の下縁部はバン
パ取付用ステー10を介在してフレーム6側に取付けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレーム付きボデ
ィにおける自動車のバンパ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、自動車のバンパ取付部の分解斜
視図であり、外部の空気をエンジンルームに導くフロン
トグリル31、その下部に配設されるバンパメンバー3
2及びこのバンパメンバー32を覆うバンパ33を示し
ている。図6は、これらを組付けたときの位置関係を示
し、バンパメンバー32は自動車のフレーム34の先端
部に取付けられ、フロントグリル31は自動車のボディ
側に取付けられる。バンパ33の取付方法については、
その上縁部を複数本のねじ35でバンパメンバー32に
固定し、その下縁部をねじ36によりバンパメンバー3
2の下面に取付けているバンパ取付ステー37に固定し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のバンパの取付方
法は、上記のような構成を採っている。しかしながら、
自動車のフレームとボディは、マウンティンゴムを介し
て取付けているため、フレームとボディ間の隙間が、自
動車毎に微妙に異なったり、走行中に受ける振動等で、
その隙間量に変動が生じる。一方、上記したように、フ
ロントグリルはボディ側に固定され、バンパメンバー
は、フレーム側に固定されている。そのため、図6に示
すフロントグリルとバンパの上面との隙間hが一定とな
らず、遊びを設けて隙間を大きく開ける必要があった。
【0004】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、車の静止中、走行中にかかわらず、フロントグリル
とバンパの隙間を一定にし、かつ、その隙間を狭くする
ことのできる自動車のバンパ取付構造を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、自動車のボディ側に幅方向に配設、固定さ
れるロアメンバーと、ボディを組付けるフレームの前端
部または後端部に、幅方向に配設、固定されるバンパメ
ンバーとを備え、バンパメンバーを覆うバンパの上縁部
を上記ロアメンバーに固定し、その下縁部を上記バンパ
メンバーに固定しているバンパ取付ステーに固定したこ
とを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
自動車のバンパ取付構造について、図面を参照しながら
説明する。図1は、自動車1のフロント部2を示す。図
に示すように、フロント部2の前面には、フロントグリ
ル3が配設され、その下部にバンパ4が配設されてい
る。図2は、バンパ取付部の中心より片側の分解斜視図
である。バンパ4は、樹脂製でなり袋状に前方へ突出
し、ほぼ水平の上縁部に上部取付用ねじ孔4aが複数個
形成され、下縁部にも下部取付用孔4bが、バンパ4の
両側部と中央部に合わせて4箇所(図2では1箇所のみ
示す)形成されている。バンパ4の上縁部には、リブ4
cを設けている。
【0007】図3は、バンパ4を車体側に取付けたとき
の図1におけるX−X線方向の断面図である。バンパ4
に覆われる金属製のバンパメンバー5は、車体の幅方向
に延設され、バンパメンバーアウタ5aとバンパメンバ
ーインナ5bとを溶接で固定している。バンパメンバー
5は、ボディの下部に前後方向に延在する2本のフレー
ム6の先端部にボルト7で取付けているバンパメンバー
ステー8に、溶着することにより固定されている。バン
パメンバーアウタ5aの底部には、板材を略クランク形
状に屈曲したバンパ取付用ステー10の一端部が溶接で
固定され、このバンパ取付用ステー10の下端部は、図
4に示すようにバンパ取付用の溶接ナット10aを固定
している。
【0008】図3に示すように、バンパ4の上部には、
フロントグリル3が配設され、その下部には、ロアメン
バー12が配設されている。フロントグリル3は、ボデ
ィ側に固定されているフロントメンバー14にクリップ
やねじで固定され、ロアメンバー12もフロントメンバ
ー14に沿って、ボディの幅方向に延設され、ボディ側
に固定されている。断面が略U字形のロアメンバー12
には、一端を水平方向に前方に突出させたフランジを設
け、バンパ4の上縁部に形成したねじ孔4aに対応する
位置にねじ孔12aを形成している。
【0009】図4は、バンパ取付用ステー10の下部を
示す。図に示す吸収材となる環状のクッションゴム16
は溝16aを設け、図3に示すように、この溝16aを
バンパ4の下部取付用孔4bに嵌合させて取付ける。金
属製のカラー17は、その筒部17aがクッションゴム
16に形成した孔16bに嵌合され、下部にクッション
ゴム16の下面に当接するストッパ板17bを設けてい
る。
【0010】バンパ4を車両側に取付けるときには、バ
ンパ4でバンパメンバー5を覆うようにして、バンパ4
の上縁部をロアメンバー12のフランジに載せる。次い
で、それらの部材に形成した各々のねじ孔4a,12a
を合わせて、ねじ15により仮止めして、バンパ4の上
縁部をロアメンバー12に組付ける。バンパ4の下縁部
は、ボルト18を溶接ナット10aに螺合して、バンパ
4の下縁部をバンパ取付用ステー10に固定する。そし
て、各ねじ15及びボルト18を本締めして取付け、最
後にフロントグリル3の下部でバンパ4のリブ4cを挟
み込むようにして、フロントグリル3をフロントメンバ
ー14に固定する。なお、バンパ4のリブ4cは、内部
が見えないように目かくししている。
【0011】本実施の形態によれば、上記したように、
バンパ4の上縁部をボディ側のロアメンバー12に固定
したので、同じくボディ側に固定したフロントグリル3
との隙間Hが、自動車の走行中であるか否かにかかわら
ず一定の幅を維持する。したがって、その隙間Hの大き
さを最小限の幅に維持することができ、従来のように、
振動等の揺れによる遊び幅をとる必要がなくなり、組付
け精度が向上する。また、リブ4cの高さも小さくする
ことができる。
【0012】また、バンパ4の下縁部は、バンパ取付用
ステー10を介してフレーム6側に取付けているが、ク
ッションゴム16を介在して、フレーム6側に取付けて
いる。よって、自動車の走行時や加速時等の比較的小さ
な振動を吸収し、取付部の破損を防ぐ。また、フレーム
に取付けているエンジンや、足廻りから受ける比較的大
きな振動は、樹脂製のバンパ4を使用しているので、ク
ッションゴム16及びバンパ4全体で吸収する。
【0013】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれに限定されることなく本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。例え
ば、上記実施の形態では、フロントバンパについてのみ
説明したが、リアバンパにも適用することもでき、同様
な効果を奏する。また、バンパ4の下縁部については、
バンパ取付用ステー10を介在して取付けたが、レイア
ウト上可能であれば、直接バンパメンバステー8に取付
けてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、バ
ンパの上縁部をボディ側のロアメンバーに固定し、バン
パの下縁部をフレーム側に取付けたので、バンパとフロ
ントグリルとの隙間を一定の幅にすることができ、か
つ、その幅を小さくすることができ、組付け精度が増し
た。また、目かくし用のリブの幅を小さく、またはこれ
を省略しても内部が見えなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による自動車のバンパ取付
構造を採用している自動車のフロント部を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態による自動車のバンパ取付
構造のバンパ取付部の分解斜視図である。
【図3】図1におけるX−X線方向の断面図である。
【図4】本発明の実施の形態による自動車のバンパ取付
構造のバンパ取付用ステーの拡大斜視図である。
【図5】従来の自動車のバンパ取付構造のバンパ取付部
の分解斜視図である。
【図6】従来の自動車のバンパ取付構造のバンパ取付部
の側面図である。
【符号の説明】
1 自動車 3 フロントグリル 4 バンパ 5 バンパメンバー 6 フレーム 8 バンパメンバーステー 10 バンパ取付用ステー 12 ロアメンバー 14 フロントメンバー 16 クッションゴム 17 カラー 18 ボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のボディ側に幅方向に配設、固定
    されるロアメンバーと、ボディを組付けるフレームの前
    端部または後端部に、幅方向に配設、固定されるバンパ
    メンバーとを備え、バンパメンバーを覆うバンパの上縁
    部を上記ロアメンバーに固定し、その下縁部を上記バン
    パメンバーに固定しているバンパ取付ステーに固定した
    ことを特徴とする自動車のバンパ取付構造。
  2. 【請求項2】 上記バンパの下縁部と、上記バンパ取付
    ステーとの間に振動を吸収するための吸収材を介在して
    両者を固定して成る請求項1に記載の自動車のバンパ取
    付構造。
JP33800696A 1996-12-18 1996-12-18 自動車のバンパ取付構造 Pending JPH10175487A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33800696A JPH10175487A (ja) 1996-12-18 1996-12-18 自動車のバンパ取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33800696A JPH10175487A (ja) 1996-12-18 1996-12-18 自動車のバンパ取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10175487A true JPH10175487A (ja) 1998-06-30

Family

ID=18314070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33800696A Pending JPH10175487A (ja) 1996-12-18 1996-12-18 自動車のバンパ取付構造

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JP (1) JPH10175487A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020048654A (ko) * 2000-12-18 2002-06-24 류정열 프레임바디의 범퍼하단 설치구조

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KR20020048654A (ko) * 2000-12-18 2002-06-24 류정열 프레임바디의 범퍼하단 설치구조

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