JPH10173403A - 高周波気密モジュール - Google Patents

高周波気密モジュール

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JPH10173403A
JPH10173403A JP8331027A JP33102796A JPH10173403A JP H10173403 A JPH10173403 A JP H10173403A JP 8331027 A JP8331027 A JP 8331027A JP 33102796 A JP33102796 A JP 33102796A JP H10173403 A JPH10173403 A JP H10173403A
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waveguide
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dielectric
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Koichi Matsuo
浩一 松尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波入出力端子の通過損失の小さな高周波
気密モジュールを得る。 【解決手段】 高周波気密モジュールの高周波信号入出
力の気密導波路において各々が信号中心周波数でTE1
0モードの管内波長の2分の1の長さでかつ不要モード
の共振が使用周波数帯域より高くなるような寸法の2つ
以上の側面メタライズ誘電体導波路8をTE10モード
の磁界面どうしを重ねカバー4の角穴6にロウ付け又は
ハンダ付けした並列誘電体導波路を作ることにより不要
モードの共振を抑圧しつつ導波路の全体の有効開口を広
げて気密モジュールの高周波入出力端子の通過損失を低
減した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、耐環境性向上の
ため気密を保った高周波気密モジュールに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図25は従来の高周波気密モジュールを
示す斜視図、図26は図25のA7視図、図27は図2
5のA7方向からの平面透視図、図28はB7−B7断
面図である。これらの図において1は気密ケース、2は
入出力導波管、3は高周波回路部、4はカバー、5は接
続導波管、6は角穴、7はモジュール出力導波管、8は
側面メタライズ誘電体導波路、9はロウ材又はハンダ、
10はバイアス用気密貫通端子、11は導波管−マイク
ロストリップ変換基板、12はマイクロストリップ線
路、13は高周波集積回路基板、14は入出力端子、1
5はバイアス端子、16は導体ワイヤである。
【0003】ここで、気密ケース1に設けられた高周波
回路部3は入出力導波管2により、カバー4に設けられ
た接続導波管5と角穴6にロウ材又はハンダ9によりロ
ウ付け又はハンダ付けされた1個の側面メタライズ誘電
体導波路8とモジュール出力導波管7に接続され、気密
ケース1にカバー4をロウ付け、ハンダ付け、又は溶接
のいずれかの方法で取付けることにより、モジュール内
の気密を保ち高周波回路部3の耐環境性を高めている。
【0004】このように、従来の高周波気密モジュール
では、導波管の気密を1個の側面メタライズ誘電体導波
路8をカバー4の角穴にロウ付け、又はハンダ付けする
ことにより行っており、高周波入出力信号のインタフェ
ースは1個の側面メタライズ誘電体導波路8を介して行
っていた。例えば高周波回路部3が導波管−マイクロス
トリップ変換器を有する増幅器の場合には、バイアス用
気密貫通端子10に加えられた直流バイアスは導体ワイ
ヤ16を介し高周波集積回路基板13のバイアス端子1
5に入力される。また、モジュール入出力導波管7から
入力された信号は側面メタライズ誘電体導波路8と接続
導波管5を通過し、入出力導波管2に入力される。この
信号は高周波回路部3を構成し気密ケース1にロウ材又
はハンダ9によりロウ付け、又はハンダ付けされた導波
管−マイクロストリップ変換器基板11によりマイクロ
ストリップモードに変換された後、マイクロストリップ
線路12、導体ワイヤ16を通じて高周波集積回路基板
13の入出力端子14に入力され高周波集積回路基板1
3で増幅された後、入出力端子14から導体ワイヤ16
を通じて、導波管−マイクロストリップ変換器基板11
のマイクロストリップ線路12、に出力され、導波管モ
ードに変換された後、入出力導波管2に出力され接続導
波管5、側面メタライズ誘電体導波路8を通過してモジ
ュール入出力導波管7から出力される。ここで、側面メ
タライズ誘電体導波路8の寸法は、導波路の基本モード
の共振(TE101)を利用しインピーダンス整合をと
るため、入出力導波管2を伝搬する信号の中心周波数で
TE10モードの管内波長の2分の1の長さで、且つ不
要モードの共振周波数が使用周波数帯域より高くなる寸
法となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図25に示すような高
周波気密モジュールでは、高周波信号の入出力に1つの
側面メタライズ誘電体導波路8だけを用い帯域内の不要
モードの共振がないよう開口寸法を小さく絞っているた
め通過損失が大きくなるという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、高周波気密モジュールの高周波入
出力端子の通過損失を低減することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明による高周波
気密モジュールは、高周波入出力気密端子に、TE10
モードで管内波長の2分の1長さの誘電体導波路の代わ
りに、各々が入出力導波管を伝搬する信号の中心周波数
でTE10モードの管内波長の2分の1の長さの側面メ
タライズ誘電体導波路2つ以上をTE10モードの磁界
面どうしを合わせロウ付け、又はハンダ付けして並列誘
電体導波路を作ることにより、各々の線路は不要モード
の共振を抑圧しつつ導波路の全体の有効開口を広げるこ
とにより、高周波入出力気密端子の通過損失を減らした
気密モジュールを実現したものである。
【0008】また、第2の発明による高周波気密モジュ
ールは、第1の発明による高周波気密モジュールの高周
波入出力気密端子を各々が入出力導波管を伝搬する信号
の中心周波数でTE10モードの管内波長の2分の1の
長さの誘電体導波路2つ以上をTE10モードの磁界面
どうしで合わせて導電性接着剤で接着して並列誘電体導
波路としたものである。
【0009】また、第3の発明による高周波気密モジュ
ールは、第1の発明による高周波気密モジュールの高周
波入出力気密端子を入出力導波管を伝搬する信号の中心
周波数においてTE10モードの管内波長の2分の1の
長さの誘電体からなる誘電体導波路2つ以上をTE10
モードの磁界面に平行な面で隣り合わせて磁界面分割角
穴に圧入して並列誘電体導波路としたものである。
【0010】また、第4の発明による高周波気密モジュ
ールは第1の発明による高周波気密モジュールにおい
て、高周波気密モジュールの高周波入出力気密端子を各
々が接着剤又はポッティング剤を充填したとき、入出力
導波管を伝搬する信号の中心周波数でTE10モードの
管内波長の2分の1の長さで且つ導波管のTE10モー
ドの磁界面に平行な面で分割された磁界面分割角穴と、
磁界面分割角穴を充填する接着剤又はポッティング剤で
構成して並列誘電体導波路としたものである。
【0011】また、第5の発明による高周波気密モジュ
ールは第1の発明による高周波気密モジュールにおい
て、並列誘電体導波路からなる高周波入出力気密端子の
両端に導波管インピーダンス変成器を接続したものであ
る。
【0012】また、第6の発明による高周波気密モジュ
ールは第1の発明による高周波気密モジュールにおい
て、並列誘電体導波路からなる高周波入出力気密端子の
両端にテーパー導波管を接続したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示す斜
視図、図2は図1のA1視図、図3は図1のA1方向か
らの平面透視図、図4はB1−B1断面図である。これ
らの図において1は気密ケース、2は入出力導波管、3
は高周波回路部、4はカバー、5は接続導波管、6は角
穴、7はモジュール出力導波管、8は側面メタライズ誘
電体導波路、9はロウ材又はハンダ、10はバイアス用
気密貫通端子、11は導波管−マイクロストリップ変換
基板、12はマイクロストリップ線路、13は高周波集
積回路基板、14は入出力端子、15はバイアス端子、
16は導体ワイヤである。
【0014】ここで、気密ケース1に設けられた高周波
回路部3は入出力導波管2により、カバー4に設けられ
た接続導波管5に接続されている。接続導波管5は角穴
6にそのTE10モードの磁界面どうしを合わせてロウ
材又はハンダ9によりロウ付け、又はハンダ付けされた
2つ以上の側面メタライズ誘電体導波路8からなる気密
導波路を介してモジュール出力導波管7に接続されてお
り、気密ケース1にカバー4をロウ付け、ハンダ付け、
又は溶接のいずれかの方法で取付けることにより、モジ
ュール内の気密を保ち高周波回路部3の耐環境性を高め
ている。
【0015】また、各々が入出力導波管2を伝搬する信
号の中心周波数で基本モードの共振(TE101)をす
るTE10モードの管内波長の2分の1の長さで且つ不
要モードの共振周波数が使用周波数帯域より高くなるよ
うな寸法の側面メタライズ誘電体導波路8を2つ以上T
E10モードの磁界面どうしを貼り合わせて並列誘電体
導波路を作ることにより、不要モードの共振を抑圧しつ
つ、導波路の全体の有効開口を広げることができるた
め、気密モジュールの高周波入出力端子の通過損失を減
らすことができる。
【0016】例えば高周波回路部3が導波管−マイクロ
ストリップ変換器を有する増幅器の場合には、バイアス
用気密貫通端子10に加えられた直流バイアスは導体ワ
イヤ16を介し高周波集積回路基板13のバイアス端子
15に入力される。また、モジュール入出力導波管7か
ら入力された信号は、TE10モードの磁界面どうしを
貼り合わせた2つ以上の側面メタライズ誘電体導波路8
と接続導波管5を通過し、入出力導波管2に入力され
る。この信号は高周波回路部3を構成し気密ケース1に
ロウ材又はハンダ9によりロウ付け、又はハンダ付けさ
れた導波管−マイクロストリップ変換器基板11により
マイクロストリップモードに変換された後、マイクロス
トリップ線路12、導体ワイヤ16を通じて高周波集積
回路基板13の入出力端子14に入力され高周波集積回
路基板13で増幅された後、入出力端子14から導体ワ
イヤ16を通じて、導波管−マイクロストリップ変換器
基板11のマイクロストリップ線路12、に出力され、
導波管モードに変換された後、入出力導波管2に出力さ
れ接続導波管5、TE10モードの磁界面どうしを貼り
合わせた2つ以上の側面メタライズ誘電体導波路8を通
過してモジュール入出力導波管7から出力される。この
ようにして気密モジュールの入出力の通過損失を減らす
ことができるため、増幅器の雑音指数の低減、高利得、
高出力化ができる。
【0017】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2を示す斜視図、図6は図5のA2視図、図7は図5
のA2方向からの平面透視図、図8はB2−B2断面図
である。これらの図において1は気密ケース、2は入出
力導波管、3は高周波回路部、4はカバー、5は接続導
波管、6は角穴、7はモジュール出力導波管、9はロウ
材又はハンダ、10はバイアス用気密貫通端子、11は
導波管−マイクロストリップ変換基板、12はマイクロ
ストリップ線路、13は高周波集積回路基板、14は入
出力端子、15はバイアス端子、16は導体ワイヤ、1
7は誘電体導波路、18は導電性接着剤である。
【0018】この場合にも、気密ケース1に設けられた
高周波回路部3は入出力導波管2により、カバー4に設
けられた接続導波管5に接続されている。接続導波管5
は角穴6にそのTE10モードの磁界面どうしを合わせ
て導電性接着剤18により接着された2つ以上の誘電体
導波路17からなる気密導波路を介してモジュール出力
導波管7に接続されており、気密ケース1にカバー4を
ロウ付け、ハンダ付け、又は溶接のいずれかの方法で取
付けることにより、モジュール内の気密を保ち高周波回
路部3の耐環境性を高めている。
【0019】また、各々が入出力導波管2を伝搬する信
号の中心周波数で基本モードの共振(TE101)をす
るTE10モードの管内波長の2分の1の長さで且つ不
要モードの共振周波数が使用周波数帯域より高くなるよ
うな寸法の誘電体導波路17を2つ以上TE10モード
の磁界面どうしを貼り合わせて並列誘電体導波路を作る
ことにより、不要モードの共振を抑圧しつつ導波路の全
体の有効開口を広げることができるため、気密モジュー
ルの高周波入出力端子の通過損失を減らすことができ
る。更に誘電体導波路のメタライズが不要となり、ロウ
付け、又はハンダ付けの代わりに導電性接着剤18によ
る接着を行えばよく、安価に気密モジュールを作ること
ができる。
【0020】実施の形態3.図9はこの発明の実施の形
態3を示す斜視図、図10は図9のA3視図、図11は
図9のA3方向からの平面透視図、図12はB3−B3
断面図である。これらの図において1は気密ケース、2
は入出力導波管、3は高周波回路部、4はカバー、5は
接続導波管、7はモジュール出力導波管、9はロウ材又
はハンダ、10はバイアス用気密貫通端子、11は導波
管−マイクロストリップ変換基板、12はマイクロスト
リップ線路、13は高周波集積回路基板、14は入出力
端子、15はバイアス端子、16は導体ワイヤ、17は
誘電体導波路、19は磁界面分割角穴である。
【0021】この場合にも、気密ケース1に設けられた
高周波回路部3は入出力導波管2により、カバー4に設
けられた接続導波管5に接続されている。接続導波管5
は2つ以上の磁界面分割角穴19に誘電体導波路17を
2つ以上磁界面どうしを隣り合わせて圧入した気密導波
路を介してモジュール出力導波管7に接続されており、
気密ケース1にカバー4をロウ付け、ハンダ付け、又は
溶接のいずれかの方法で取付けることにより、モジュー
ル内の気密を保ち高周波回路部3の耐環境性を高めてい
る。
【0022】また、各々が入出力導波管2を伝搬する信
号の中心周波数で基本モードの共振(TE101)をす
るTE10モードの管内波長の2分の1の長さで且つ不
要モードの共振周波数が使用周波数帯域より高くなるよ
うな寸法の誘電体導波路17を2つ以上TE10モード
の磁界面どうしを隣り合わせて磁界面分割角穴19に圧
入して並列誘電体導波路を作ることにより、不要モード
の共振を抑圧しつつ導波路の全体の有効開口を広げるこ
とができるため、気密モジュールの高周波入出力端子の
通過損失を減らすことができる。更に誘電体導波路のメ
タライズが不要となるとともにロウ付け、ハンダ付け、
接着も不要となるため、より安価に気密モジュールを作
ることができる。
【0023】実施の形態4.図13はこの発明の実施の
形態4を示す斜視図、図14は図13のA4視図、図1
5は図13のA4方向からの平面透視図、図16はB4
−B4断面図である。これらの図において1は気密ケー
ス、2は入出力導波管、3は高周波回路部、4はカバ
ー、5は接続導波管、7はモジュール出力導波管、9は
ロウ材、又はハンダ10はバイアス用気密貫通端子、1
1は導波管−マイクロストリップ変換基板、12はマイ
クロストリップ線路、13は高周波集積回路基板、14
は入出力端子、15はバイアス端子、16は導体ワイ
ヤ、19は磁界面分割角穴、20は接着剤又はポッティ
ング剤である。
【0024】この場合にも、気密ケース1に設けられた
高周波回路部3は入出力導波管2により、カバー4に設
けられた接続導波管5に接続されている。接続導波管5
は2つ以上の磁界面分割角穴19に接着剤又はポッティ
ング剤20を充填した気密導波路を介してモジュール出
力導波管7に接続されており、気密ケース1にカバー4
をロウ付け、ハンダ付け、又は溶接のいずれかの方法で
取付けることにより、モジュール内の気密を保ち高周波
回路部3の耐環境性を高めている。
【0025】また、2つ以上に分割した磁界面分割角穴
19の各々を、接着剤又はポッティング剤20が充填さ
れたとき入出力導波管2を伝搬する信号の中心周波数で
基本モードの共振(TE101)をするTE10モード
の管内波長の2分の1の長さで且つ不要モードの共振周
波数が使用周波数帯域より高くなるような寸法にするこ
とにより、不要モードの共振を抑圧しつつ導波路の全体
の有効開口を広げることができるため、気密モジュール
の高周波入出力端子の通過損失を減らすことができる。
更に側面メタライズ誘電体導波路が不要となるととも
に、ロウ付け、又はハンダ付けの代わりに接着剤の充填
を行えばよく、いっそう安価に気密モジュールを作るこ
とができる。そして、充填する接着剤又はポッティング
剤20の量を調整することにより、基本モードの共振周
波数を入出力導波管2を伝搬する信号の中心周波数に合
わせることができるため、通過損失も更に低減できる。
【0026】実施の形態5.図17はこの発明の実施の
形態5を示す斜視図、図18は図17のA5視図、図1
9は図17のA5方向からの平面透視図、図20はB5
−B5断面図である。これらの図において1は気密ケー
ス、2は入出力導波管、3は高周波回路部、4はカバ
ー、5は接続導波管、6は角穴、7はモジュール出力導
波管、8は側面メタライズ誘電体導波路、9はロウ材又
はハンダ、10はバイアス用気密貫通端子、11は導波
管−マイクロストリップ変換基板、12はマイクロスト
リップ線路、13は高周波集積回路基板、14は入出力
端子、15はバイアス端子、16は導体ワイヤ、21は
第1の導波管インピーダンス変成器、22は第2の導波
管インピーダンス変成器である。
【0027】この場合にも、気密ケース1に設けられた
高周波回路部3は入出力導波管2により、カバー4に設
けられた接続導波管5に接続されている。接続導波管5
は第1の導波管インピーダンス変成器21と接続され、
第1の導波管インピーダンス変成器21は角穴6にその
TE10モードの磁界面どうしを合わせてロウ材又はハ
ンダ9によりロウ付け、又はハンダ付けされた2つ以上
の側面メタライズ誘電体導波路8からなる気密導波路及
び第2の導波管インピーダンス変成器22を介してモジ
ュール出力導波管7に接続されており、気密ケース1に
カバー4をロウ付け、ハンダ付け、又は溶接のいずれか
の方法で取付けることにより、モジュール内の気密を保
ち高周波回路部3の耐環境性を高めている。
【0028】また、各々が入出力導波管2を伝搬する信
号の中心周波数で基本モードの共振(TE101)をす
るTE10モードの管内波長の2分の1の長さで且つ不
要モードの共振周波数が使用周波数帯域より高くなるよ
うな寸法の側面メタライズ誘電体導波路8を2つ以上T
E10モードの磁界面どうしを貼り合わせ並列誘電体導
波路を作ることにより、不要モードの共振を抑圧しつつ
導波路の全体の有効開口を広げることができるため、気
密モジュールの高周波入出力端子の通過損失を減らすこ
とができる。更に、接続導波管と並列誘電体導波路間及
びモジュール出力導波管と並列誘電体導波路間を導波管
インピーダンス変成器で接続しているため、接続部の不
連続や導波管と並列誘電体導波路のインピーダンスの不
整合による通過損失を低減できる。
【0029】実施の形態6.図21はこの発明の実施の
形態6を示す斜視図、図22は図11のA6視図、図2
3は図21のA6方向からの平面透視図、図24はB6
−B6断面図である。これらの図において1は気密ケー
ス、2は入出力導波管、3は高周波回路部、4はカバ
ー、5は接続導波管、6は角穴、7はモジュール出力導
波管、8は側面メタライズ誘電体導波路、9はロウ材又
はハンダ、10はバイアス用気密貫通端子、11は導波
管−マイクロストリップ変換基板、12はマイクロスト
リップ線路、13は高周波集積回路基板、14は入出力
端子、15はバイアス端子、16は導体ワイヤ、23は
第1のテーパー導波管、24は第2のテーパー導波管で
ある。
【0030】この場合にも、気密ケース1に設けられた
高周波回路部3は入出力導波管2により、カバー4に設
けられた接続導波管5に接続されている。接続導波管5
は第1のテーパー導波管23と接続され、第1のテーパ
ー導波管23は角穴6にそのTE10モードの磁界面ど
うしを合わせてロウ材又はハンダ9によりロウ付け、又
はハンダ付けされた2つ以上の側面メタライズ誘電体導
波路8からなる気密導波路及び第2のテーパー導波管2
4を介してモジュール出力導波管7に接続されており、
気密ケース1にカバー4をロウ付け、ハンダ付け、又は
溶接のいずれかの方法で取付けることにより、モジュー
ル内の気密を保ち高周波回路部3の耐環境性を高めてい
る。
【0031】また、各々が入出力導波管2を伝搬する信
号の中心周波数で基本モードの共振(TE101)をす
るTE10モードの管内波長の2分の1の長さで且つ不
要モードの共振周波数が使用周波数帯域より高くなるよ
うな寸法の側面メタライズ誘電体導波路8を2つ以上T
E10モードの磁界面どうしを貼り合わせ並列誘電体導
波路を作ることにより、不要モードの共振を抑圧しつつ
導波路の全体の有効開口を広げることができるため、気
密モジュールの高周波入出力端子の通過損失を減らすこ
とができる。更に、接続導波管と並列誘電体導波路間及
びモジュール出力導波管と並列誘電体導波路間をテーパ
ー導波管で接続しているため、接続部の不連続や導波管
と並列誘電体導波路のインピーダンスの不整合による通
過損失をよりいっそう低減できる。
【0032】
【発明の効果】第1の発明によれば、高周波信号入出力
の気密導波路を、各々が入出力導波管を伝搬する信号の
中心周波数で基本モードの共振(TE101)をするT
E10モードの管内波長の2分の1の長さで且つ不要モ
ードの共振周波数が使用周波数帯域より高くなるような
寸法の2つ以上の側面メタライズ誘電体導波路をTE1
0モードの磁界面どうしを重ねカバーの角穴にロウ付
け、又はハンダ付けした並列誘電体導波路とすることに
より不要モードの共振を抑圧しつつ導波路の全体の有効
開口を広くすることができ気密モジュールの高周波入出
力端子の通過損失を減らすことができる。
【0033】また、第2の発明によれば、高周波信号入
出力の気密導波路を、各々が入出力導波管を伝搬する信
号の中心周波数で基本モードの共振(TE101)をす
るTE10モードの管内波長の2分の1の長さで且つ不
要モードの共振周波数が使用周波数帯域より高くなるよ
うな寸法の2つ以上の誘電体導波路をTE10モードの
磁界面どうしを重ねカバーの角穴に導電性接着剤で接着
した並列誘電体導波路とすることにより不要モードの共
振を抑圧しつつ導波路の全体の有効開口を広くすること
ができるため、気密モジュールの高周波入出力端子の通
過損失を減らすことができる。そして誘電体導波路のメ
タライズが不要となり、ロウ付け、又はハンダ付けの代
わりに作業性の良い導電性接着剤による接着を行ってい
るため、安価に気密モジュールを作ることができる。
【0034】また、第3の発明によれば、高周波信号入
出力の気密導波路を、各々が入出力導波管を伝搬する信
号の中心周波数で基本モードの共振(TE101)をす
るTE10モードの管内波長の2分の1の長さで且つ不
要モードの共振周波数が使用周波数帯域より高くなるよ
うな寸法の誘電体導波路を2つ以上TE10モードの磁
界面どうしを隣り合わせて導波管の面に平行な面で2つ
以上に分割した磁界面分割角穴に圧入した並列誘電体導
波路とすることにより不要モードの共振を抑圧しつつ導
波路の全体の有効開口を広くすることができるため、気
密モジュールの高周波入出力端子の通過損失を減らすこ
とができる。更に誘電体導波路のメタライズが不要とな
るとともにロウ付け、ハンダ付け、接着も不要となるた
め、より安価に気密モジュールを作ることができる。
【0035】また、第4の発明によれば、高周波信号入
出力の気密導波路を、導波管の面に平行な面で2つ以上
に分割した磁界面分割角穴の各々を接着剤、又はポッテ
ィング剤が充填されたとき、入出力導波管を伝搬する信
号の中心周波数で基本モードの共振(TE101)をす
るTE10モードの管内波長の2分の1の長さで且つ不
要モードの共振周波数が使用周波数帯域より高くなるよ
うな寸法として接着剤、又はポッティング剤を充填した
並列誘電体導波路とすることにより不要モードの共振を
抑圧しつつ導波路の全体の有効開口を広くすることがで
きるため、気密モジュールの高周波入出力端子の通過損
失を減らすことができる。更に側面メタライズ誘電体導
波路が不要となるとともに、ロウ付け、又はハンダ付け
の代わりに接着剤の充填を行えばよく、安価に気密モジ
ュールを作ることができる。そして、充填する接着剤、
又はポッティング剤の量を調整することにより、容易に
基本モードの共振周波数を入出力導波管を伝搬する信号
の中心周波数に合わせることができるため、更に通過損
失を低減できる。
【0036】また、第5の発明によれば、高周波信号入
出力の気密導波路を、各々が入出力導波管を伝搬する信
号の中心周波数で基本モードの共振(TE101)をす
るTE10モードの管内波長の2分の1の長さで且つ不
要モードの共振周波数が使用周波数帯域より高くなるよ
うな寸法の2つ以上の側面メタライズ誘電体導波路をT
E10モードの磁界面どうしを重ねカバーの角穴にロウ
付け、又はハンダ付けした並列誘電体導波路とすること
により不要モードの共振を抑圧しつつ導波路の全体の有
効開口を広くすることができるため、気密モジュールの
高周波入出力端子の通過損失を減らすことができる。更
に、接続導波管と並列誘電体導波路間及びモジュール出
力導波管と並列誘電体導波路間を導波管インピーダンス
変成器で接続しているため、接続部の不連続や導波管と
並列誘電体導波路のインピーダンスの不整合による通過
損失を低減できる。
【0037】また、第6の発明によれば、高周波信号入
出力の気密導波路を、各々が入出力導波管を伝搬する信
号の中心周波数で基本モードの共振(TE101)をす
るTE10モードの管内波長の2分の1の長さで且つ不
要モードの共振周波数が使用周波数帯域より高くなるよ
うな寸法の2つ以上の側面メタライズ誘電体導波路をT
E10モードの磁界面どうしを重ねカバーの角穴にロウ
付け、又はハンダ付けした並列誘電体導波路とすること
により不要モードの共振を抑圧しつつ導波路の全体の有
効開口を広くすることができるため、気密モジュールの
高周波入出力端子の通過損失を減らすことができる。更
に接続導波管と並列誘電体導波路間及びモジュール出力
導波管と並列誘電体導波路間をテーパー導波管で接続し
ているため、接続部の不連続や導波管と並列誘電体導波
路のインピーダンスの不整合による通過損失をよりいっ
そう低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による高周波気密モジュールの実施
の形態1を示す斜視図である。
【図2】 この発明による高周波気密モジュールの実施
の形態1を示す図1におけるA1視図である。
【図3】 この発明による高周波気密モジュールの実施
の形態1を示す図1におけるA1方向からの平面透視図
である。
【図4】 この発明による高周波気密モジュールの実施
の形態1を示す図1におけるB1−B1断面図である。
【図5】 この発明による高周波気密モジュールの実施
の形態2を示す斜視図である。
【図6】 この発明による高周波気密モジュールの実施
の形態2を示す図5におけるA2視図である。
【図7】 この発明による高周波気密モジュールの実施
の形態2を示す図5におけるA2方向からの平面透視図
である。
【図8】 この発明による高周波気密モジュールの実施
の形態2を示す図5におけるB2−B2断面図である。
【図9】 この発明による高周波気密モジュールの実施
の形態3を示す斜視図である。
【図10】 この発明による高周波気密モジュールの実
施の形態3を示す図9におけるA3視図である。
【図11】 この発明による高周波気密モジュールの実
施の形態3を示す図9におけるA3方向からの平面透視
図である。
【図12】 この発明による高周波気密モジュールの実
施の形態3を示す図9におけるB3−B3断面図であ
る。
【図13】 この発明による高周波気密モジュールの実
施の形態4を示す斜視図である。
【図14】 この発明による高周波気密モジュールの実
施の形態4を示す図13におけるA4視図である。
【図15】 この発明による高周波気密モジュールの実
施の形態4を示す図13におけるA4方向からの平面透
視図である。
【図16】 この発明による高周波気密モジュールの実
施の形態4を示す図13におけるB4−B4断面図であ
る。
【図17】 この発明による高周波気密モジュールの実
施の形態5を示す斜視図である。
【図18】 この発明による高周波気密モジュールの実
施の形態5を示す図17におけるA5視図である。
【図19】 この発明による高周波気密モジュールの実
施の形態5を示す図17におけるA5方向からの平面透
視図である。
【図20】 この発明による高周波気密モジュールの実
施の形態5を示す図17におけるB5−B5断面図であ
る。
【図21】 この発明による高周波気密モジュールの実
施の形態6を示す斜視図である。
【図22】 この発明による高周波気密モジュールの実
施の形態6を示す図21におけるA6視図である。
【図23】 この発明による高周波気密モジュールの実
施の形態6を示す図21におけるA6方向からの平面透
視図である。
【図24】 この発明による高周波気密モジュールの実
施の形態6を示す図21におけるB6−B6断面図であ
る。
【図25】 従来の高周波気密モジュールを示す斜視図
である。
【図26】 従来の高周波気密モジュールを示す図25
におけるA7視図である。
【図27】 従来の高周波気密モジュールを示す図25
におけるA7方向からの平面透視図である。
【図28】 従来の高周波気密モジュールを示す図25
におけるB7−B7断面図である。
【符号の説明】
1 気密ケース、2 入出力導波管、3 高周波回路
部、4 カバー、5 接続導波管、6 角穴、7 モジ
ュール出力導波管、8 側面メタライズ誘電体導波路、
9 ロウ材又はハンダ、10 バイアス用気密貫通端
子、11 導波管−マイクロストリップ変換基板、12
マイクロストリップ線路、13 高周波集積回路基
板、14 入出力端子、15 バイアス端子、16 導
体ワイヤ、17誘電体導波路、18 導電性接着剤、1
9 磁界面分割角穴、20 接着剤又はポッティング
剤、21 第1の導波管インピーダンス変成器、22
第2の導波管インピーダンス変成器、23 第1のテー
パー導波管、24 第2のテーパー導波管。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体又は表面をメタライズした誘電体か
    らなる気密ケースと、上記気密ケースに設けられた入出
    力導波管と、上記入出力導波管に接続され上記気密ケー
    スに設けられた高周波回路部と、導体又は表面をメタラ
    イズした誘電体からなり上記気密ケースにロウ付け、ハ
    ンダ付け、又は溶接のいずれかの方法で取付けられたカ
    バーと、上記入出力導波管に接続され上記カバーに設け
    られた接続導波管と、上記接続導波管に接続され、上記
    カバーに設けられた角穴と、上記角穴に接続され、上記
    カバーに設けられたモジュール入出力導波管と、側面を
    メタライズされ、上記入出力導波管を伝搬する信号の中
    心周波数においてTE10モードの管内波長の2分の1
    長さの誘電体からなる側面メタライズ誘電体導波路と、
    上記側面メタライズ誘電体導波路2つ以上をTE10モ
    ードの磁界面どうしを重ね上記角穴にロウ付け、又はハ
    ンダ付けするロウ材又はハンダとで構成したことを特徴
    とする高周波気密モジュール。
  2. 【請求項2】 導体又は表面をメタライズした誘電体か
    らなる気密ケースと、上記気密ケースに設けられた入出
    力導波管と、上記入出力導波管に接続され上記気密ケー
    スに設けられた高周波回路部と、導体又は表面をメタラ
    イズした誘電体からなり上記気密ケースにロウ付け、ハ
    ンダ付け、又は溶接のいずれかの方法で取付けられたカ
    バーと、上記入出力導波管に接続され上記カバーに設け
    られた接続導波管と、上記接続導波管に接続され上記カ
    バーに設けられた角穴と、上記角穴に接続され、上記カ
    バーに設けられたモジュール入出力導波管と、上記入出
    力導波管を伝搬する信号の中心周波数においてTE10
    モードの管内波長の2分の1長さの誘電体からなる誘電
    体導波路と、上記側面メタライズ導波路2つ以上をTE
    10モードの磁界面どうしを重ね上記角穴に接着する導
    電性接着剤とで構成したことを特徴とする高周波気密モ
    ジュール。
  3. 【請求項3】 導体又は表面をメタライズした誘電体か
    らなる気密ケースと、上記気密ケースに設けられた入出
    力導波管と、上記入出力導波管に接続され上記気密ケー
    スに設けられた高周波回路部と、導体又は表面をメタラ
    イズした誘電体からなり上記気密ケースにロウ付け、ハ
    ンダ付け、又は溶接のいずれかの方法で取付けられたカ
    バーと、上記入出力導波管に接続され上記カバーに設け
    られた接続導波管と、上記入出力導波管を伝搬する信号
    の中心周波数においてTE10モードの管内波長の2分
    の1長さの誘電体からなる誘電体導波路と、上記接続導
    波管に接続され且つ上記誘電体導波路をTE10モード
    の磁界面に平行な面で隣り合わせて圧入するため上記カ
    バーに設けられ上記接続導波管の磁界面と並行な面で2
    つ以上に分割された磁界面分割角穴と、上記磁界面分割
    角穴に接続され上記カバーに設けられたモジュール入出
    力導波管とで構成したことを特徴とする高周波気密モジ
    ュール。
  4. 【請求項4】 導体又は表面をメタライズした誘電体か
    らなる気密ケースと、上記気密ケースに設けられた入出
    力導波管と、上記入出力導波管に接続され上記気密ケー
    スに設けられた高周波回路部と、導体又は表面をメタラ
    イズした誘電体からなり上記気密ケースにロウ付け、ハ
    ンダ付け、又は溶接のいずれかの方法で取付けられたカ
    バーと、上記入出力導波管に接続され上記カバーに設け
    られた接続導波管と、誘電体導波路形成用の接着剤又は
    ポッティング剤と、上記接続導波管に接続され上記カバ
    ーに設けられ且つ上記接着剤又はポッティング剤を充填
    したとき上記入出力導波管を伝搬する信号の中心周波数
    においてTE10モードの管内波長の2分の1の長さで
    上記導波管のTE10モードの磁界面に平行な面で2つ
    以上に分割された磁界面分割角穴と、上記磁界面分割角
    穴に接続され上記カバーに設けられたモジュール入出力
    導波管とで構成したことを特徴とする高周波気密モジュ
    ール。
  5. 【請求項5】 導体又は表面をメタライズした誘電体か
    らなる気密ケースと、上記気密ケースに設けられた入出
    力導波管と、上記入出力導波管に接続され上記気密ケー
    スに設けられた高周波回路部と、導体又は表面をメタラ
    イズした誘電体からなり上記気密ケースにロウ付け、ハ
    ンダ付け、又は溶接のいずれかの方法で取付けられたカ
    バーと、上記入出力導波管に接続され上記カバーに設け
    られた接続導波管と、上記接続導波管に接続され上記カ
    バーに設けられた第1の導波管インピーダンス変成器
    と、上記第1の導波管インピーダンス変成器に接続され
    上記カバーに設けられた角穴と、上記角穴に接続され上
    記カバーに設けられた第2の導波管インピーダンス変成
    器と、上記第2の導波管インピーダンス変成器に接続さ
    れ上記カバーに設けられたモジュール入出力導波管と、
    側面をメタライズされ上記入出力導波管を伝搬する信号
    の中心周波数においてTE10モードの管内波長の2分
    の1の長さの誘電体からなる側面メタライズ誘電体導波
    路と、上記側面メタライズ誘電体導波路2つ以上をTE
    10モードの磁界面どうしを重ね上記角穴にロウ付け、
    又はハンダ付けするロウ材又はハンダとで構成したこと
    を特徴とする高周波気密モジュール。
  6. 【請求項6】 導体又は表面をメタライズした誘電体か
    らなる気密ケースと、上記気密ケースに設けられた入出
    力導波管と、上記入出力導波管に接続され上記気密ケー
    スに設けられた高周波回路部と、導体又は表面をメタラ
    イズした誘電体からなり上記気密ケースにロウ付け、ハ
    ンダ付け、又は溶接のいずれかの方法で取付けられたカ
    バーと、上記入出力導波管に接続され上記カバーに設け
    られた接続導波管と、上記接続導波管に接続され上記カ
    バーに設けられた第1のテーパー導波管と、上記第1の
    テーパー導波管に接続され上記カバーに設けられた角穴
    と、上記角穴に接続され上記カバーに設けられた第2の
    テーパー導波管と、上記第2のテーパー導波管に接続さ
    れ上記カバーに設けられたモジュール入出力導波管と、
    側面をメタライズされ上記入出力導波管を伝搬する信号
    の中心周波数においてTE10モードの管内波長の2分
    の1の長さの誘電体からなる側面メタライズ誘電体導波
    路と、上記側面メタライズ誘電体導波路2つ以上をTE
    10モードの磁界面どうしを重ね上記角穴にロウ付け、
    又はハンダ付けするロウ材又はハンダとで構成したこと
    を特徴とする高周波気密モジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015133580A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 古河電気工業株式会社 平面伝送線路導波管変換器
CN104835806A (zh) * 2014-02-07 2015-08-12 株式会社东芝 毫米波段半导体用封装件以及毫米波段用半导体装置
KR20150093571A (ko) * 2014-02-07 2015-08-18 가부시끼가이샤 도시바 밀리파대용 반도체 패키지 및 밀리파대용 반도체 장치
US9343793B2 (en) 2014-02-07 2016-05-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Millimeter wave bands semiconductor package
US9536843B2 (en) 2013-12-25 2017-01-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor package and semiconductor module

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