JP2002185203A - 導波管接続部 - Google Patents

導波管接続部

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JP2002185203A
JP2002185203A JP2001220496A JP2001220496A JP2002185203A JP 2002185203 A JP2002185203 A JP 2002185203A JP 2001220496 A JP2001220496 A JP 2001220496A JP 2001220496 A JP2001220496 A JP 2001220496A JP 2002185203 A JP2002185203 A JP 2002185203A
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conductive
dielectric
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、複数の誘電体基板に設けた導波管端
子を接続するために、誘電体基板をキャリアに実装し、
導波管アダプタに手作業にてネジ止めすることで行なっ
ていたため、接続部の低価格化及び工作性の向上などが
課題であった。 【解決手段】 誘電体基板1bに設けた導波管端子2b
の周囲に、ハンダ7を複数配置し、このハンダ7を挟ん
で、接続する他方の導波管端子2aを有する誘電体基板
1aを配置し、ハンダ付けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、マイクロ波、ミリ
波帯等の高周波帯で使用する、誘電体基板に設けた導波
管端子の接続部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図21は、従来の導波管接続部にて、誘
電体基板に設けた導波管端子を接続する際の構成を分解
斜視図に示したものである。また、図22は、従来の導
波管接続部にて導波管端子を接続した場合の側面図であ
る。図において、1a及び1bは誘電体基板、2a、2
b、2c、2d及び2eは導波管端子、3a及び3bは
キャリア、4は導波管アダプタ、5は導波管アダプタに
設けたネジ穴、6はネジである。
【0003】次に、従来の導波管接続部について説明す
る。図21及び図22において、導波管端子2a及び2
eを設けた誘電体基板1a及び1bは、それぞれ導波管
端子2b及び2dを設けたキャリア3a及び3bに接
着、ハンダ付け或いはロー付け等により、接合される。
接合された2つの誘電体基板及びキャリヤは、導波管端
子2cを設けた導波管アダプタ4に、導波管端子2b、
2c及び2dの位置が合致するように位置合わせされ
て、ネジ穴5、ネジ6にてネジ止めされる。このよう
に、従来、導波管端子を設けた誘電体基板同士を接続す
る際は、キャリア及び導波管アダプタ等を介して、ネジ
止めで行なっていた。
【0004】例えば、誘電体基板1a,1b上には、導
波管を伝達される高周波の電波と導体を伝達される電気
信号とを相互に変換する送受信回路が設けられる。送信
回路は、誘電体基板に外部から入力される信号に応じて
高周波信号を発生し、導波管端子2a,2eからキャリ
ア3a,3b側へ送出する。一方、受信回路は、キャリ
ア3a,3b側から導波管端子2a,2bに入力された
高周波信号を電気信号に変換し、例えば、外部へ出力す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
導波管接続部は、高価なキャリア及び導波管アダプタを
使用し、手作業にてネジ止めするため、接続部の低価格
化及び工作性の劣化などの課題があった。また、誘電体
基板、キャリア及び導波管アダプタ相互間で熱による線
膨張係数は一般に異なり、誘電体基板をキャリアや導波
管アダプタに接着固定した場合、接着面の剥離や部材の
破断が生じるおそれがあった。また誘電体基板上の回路
への電気信号の入出力を行うための配線は、誘電体基板
の上面にボンディング等で線材を接続することにより行
うので、この点でも工作上の作業が面倒であるという問
題があった。
【0006】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたものであり、高周波回路が形成された誘電体基板
の導波管端子の接続作業等が簡易化され、また、低価格
化が図られる導波管接続部を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る導波管接続
部は、2つの誘電体基板を互いに対向配置して、前記各
誘電体基板にそれぞれ構成した矩形状の導波管端子を相
互に接続する導波管接続部であって、前記各誘電体基板
は、各々の前記導波管端子を取り囲む配置かつ前記両導
波管端子の接続状態にて互いに対向する位置に、前記導
波管端子の接地導体と電気的に導通するコンタクト領域
をそれぞれ有し、前記両誘電体基板は、互いに対向する
前記コンタクト領域間に配置される導電性接合部材によ
り互いに接合される。
【0008】本発明の好適な態様は、複数個の前記導電
性接合部材が、前記両誘電体基板間に挟み込まれ、前記
導波管端子を取り囲んで配置されることを特徴とする導
波管接続部である。
【0009】本発明の他の好適な態様は、前記導電性接
合部材が、球状、樽状或いは円筒状の形状を有すること
を特徴とする導波管接続部である。
【0010】本発明のさらに他の好適な態様は、前記2
つの誘電体基板が、互いに線膨張係数が異なることを特
徴とする導波管接続部である。
【0011】別の本発明に係る導波管接続部において
は、隣接する前記導電性接合部材間の隙間が、前記導波
管端子を通過する高周波信号の1/4波長以下である。
【0012】さらに別の本発明に係る導波管接続部にお
いては、複数個の前記導電性接合部材が、矩形状の前記
導波管端子の長辺及び短辺に各々平行する4辺を有する
矩形周上に列状に配置され、前記導波管端子の前記短辺
に平行な前記矩形周の向かい合う2辺上にそれぞれ配列
される第1の導電性接合部材列の相互間の距離L1と、
前記導波管端子の前記長辺に平行な前記矩形周の向かい
合う2辺上にそれぞれ配列される第2の導電性接合部材
列と前記導波管端子端との距離L2とを、前記導波管端
子を通過する高周波信号の波長λを含む次の関係式 λ×(0.7〜1.3)=2/(1/L1+1/L2)
1/2 を満たすように定める。
【0013】また別の本発明に係る導波管接続部におい
ては、複数個の前記導電性接合部材が、矩形状の前記導
波管端子の長辺及び短辺に各々平行する4辺を有する矩
形周上に列状に配置され、前記導波管端子の前記短辺に
平行な前記矩形周の向かい合う2辺上にそれぞれ配列さ
れる第1の導電性接合部材列と前記導波管端子端との距
離と、前記導波管端子の前記長辺に平行な前記矩形周の
向かい合う2辺上にそれぞれ配列される第2の導電性接
合部材列と前記導波管端子端との距離とを、それぞれ
0.5mm以下とする。
【0014】他の本発明による導波管接続部において
は、少なくとも一方の前記誘電体基板が、他方の前記誘
電体基板に対向する基板表面に、前記導波管端子の接地
導体に電気的に導通する接地導電面と、前記接地導面上
に成膜され、当該膜上では前記導電性接合部材の付着が
阻止される接合部材レジスト膜とを有し、前記接地導電
面の一部は前記コンタクト領域に設定され、前記接合部
材レジスト膜は、前記コンタクト領域に開口を有するパ
ターンに形成される。
【0015】また他の本発明による導波管接続部におい
ては、少なくとも一方の前記誘電体基板が多層構成であ
って、当該誘電体基板表面に形成され、当該誘電体基板
の内層及びスルーホールを用いて前記導波管端子の接地
導体に電気的に導通され前記コンタクト領域とされる複
数のパッドを有する。
【0016】別の本発明による導波管接続部において
は、少なくとも一方の前記誘電体基板が、他方の前記誘
電体基板に対向する基板表面に、前記導波管端子の接地
導体に電気的に導通する接地導電面と、前記接地導電面
と同じ前記基板表面上に形成され前記コンタクト領域と
される複数のパッドと、前記各パッドと前記接地導電面
とを電気的に接続する接続線路とを有する。
【0017】また別の本発明による導波管接続部におい
ては、少なくとも一方の前記誘電体基板の前記コンタク
ト領域は、ソルダレジストに囲まれた複数の領域に区分
され、当該各領域に複数個の前記導電性接合部材を配置
したものである。
【0018】さらに別の本発明による導波管接続部にお
いては、少なくとも一方の前記誘電体基板が、列状に配
置される複数個の前記導電性接合部材からなる導電性接
合部材列を、矩形状の前記導波管端子の各辺に平行に、
かつ各辺それぞれに複数列配置するものである。本発明
の好適な態様は、前記導波管端子の各辺に平行な複数の
前記導電性接合部材列の列間の隙間が、前記導波管端子
を通過する高周波信号の1/4波長±30%の範囲内で
ある。
【0019】他の本発明による導波管接続部において
は、少なくとも一方の前記誘電体基板が、当該誘電体基
板内に前記導波管端子を複数有し、前記コンタクト領域
は、前記各導波管端子を取り囲む周上に配置され、隣接
する矩形状の前記導波管端子の互いに対向する辺に対応
して設けられる前記コンタクト領域は、当該隣接する導
波管端子同士で共有される。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1を示す導波管接続部の分解斜視図であ
る。図において、1a及び1bは誘電体基板、2a及び
2bは誘電体基板内に設けた導波管端子、7は導電性接
合部材であるハンダ、8a及び8bは導波管端子の接地
導体に導通され基板表面に配置されたGND面(接地導
電面)である。
【0021】次に、導波管端子の接続部について説明す
る。図において、誘電体基板1a及び1bは、それぞれ
内部に導波管端子2a及び2bを有し、また、基板表面
に、導波管端子2a及び2bの接地導体に電気的に導通
されたGND面8a及び8bを配置している。この2つ
の誘電体基板1a及び1bは、GND面8a及び8bを
対向させるように配置される。そして、そのGND面8
a及び8bで挟み、GND面8a及び8bと接する位置
で、かつ導波管端子2a及び2bの周囲を囲むように、
ハンダ7を配置し、2つの誘電体基板1a及び1bがハ
ンダ付けされ、導波管端子が接続される。
【0022】また、図1に示す誘電体基板1a及び1b
を多層誘電体基板で構成した場合でも、同様に構成する
ことができる。
【0023】このように誘電体基板に設けた導波管端子
をハンダ付けによって接続することにより、従来、手作
業にてネジ止めしていた、導波管端子の接続作業を簡易
化できる。また、導波管アダプタ及びキャリア等の高価
な部品を使用する必要がないため、低価格化も可能とな
る。
【0024】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2を示す導波管接続部の分解斜視図である。また、
図3は、矩形状の穴を設けた誘電体基板を使用した場合
の縦断面図及び誘電体基板の上視図である。また、図4
は、スルーホールを矩形状に配置して導波管端子を構成
した誘電体基板を使用した場合の縦断面図及び誘電体基
板の上視図である。図において、1a、1b、2a、2
b、8a及び8bは実施の形態1と同様であり、7は球
状、樽状或いは円筒状のハンダ、9a及び9bはスルー
ホールである。
【0025】次に、導波管端子の接続部について説明す
る。図において、誘電体基板1a及び1b、導波管端子
2a及び2b、GND面8a及び8bは実施の形態1と
同様に配置され、同様の機能を有する。なお、GND面
8aは、誘電体基板1aにおける誘電体基板1b側の面
に配置されており、図2では省略している。そして、G
ND面8a及び8bで挟み、GND面8a及び8bと接
する位置で、かつ導波管端子2a及び2bの周囲を囲む
ように、球状、樽状或いは円筒状のハンダ7を複数配置
している。なお、この球状、樽状或いは円筒状のハンダ
7は、隣接するハンダ7との隙間が、導波管端子2a及
び2bを通過する高周波信号の1/4波長以下となるよ
うに、列状に配置している。このように2つの誘電体基
板1a及び1bと球状、樽状或いは円筒状のハンダ7を
配置し、ハンダ付けされることにより、誘電体基板1a
及び1bに設けた導波管端子2a及び2bが接続され
る。
【0026】図3は、図2にて説明した導波管接続部に
おける縦断面図及び誘電体基板1a及び1bの上視図で
ある。図3において、誘電体基板1a及び1bは、その
内部に導波管端子2a及び2bを設けており、その導波
管端子2a及び2bの接地導体に導通されたGND面8
a及び8bを、基板表面に配置している。この誘電体基
板1a及び1bのGND面8a及び8b上で、かつ導波
管端子2a及び2bの周囲に、球状、樽状或いは円筒状
のハンダ7を複数、列状に配置する。このとき、隣接す
る球状、樽状或いは円筒状のハンダ7の隙間は、上記の
通り、導波管端子2a及び2bを通過する高周波信号の
1/4波長以下である。
【0027】また、図4に示す誘電体基板1a及び1b
のように、スルーホール9a及び9bを矩形状に配置し
て導波管端子2a及び2bを構成し、そのスルーホール
9a及び9bと導通されたGND面8a及び8bを配置
した場合でも、図2と同様に構成することが可能であ
る。
【0028】また、図3及び図4に示す誘電体基板1a
及び1bを多層誘電体基板とした場合でも、図2と同様
に構成することができる。
【0029】このように誘電体基板に設けた導波管端子
をハンダ付けによって接続することにより、従来、手作
業にてネジ止めしていた、導波管端子の接続作業を簡易
化できる。また、導波管アダプタ及びキャリア等の高価
な部品を使用する必要がないため、低価格化も可能とな
る。
【0030】図5は、本発明に係る導波管接続部を用い
た高周波装置の縦断面を示す模式図である。図に示す装
置は、誘電体基板1a,1bを含む上記実施形態の導波
管接続部を有した構造物が筐体20内側に取り付けられ
たものであり、誘電体基板1a上面にミリ波帯域で動作
する高周波回路が搭載される。誘電体基板1aの導波管
端子2aのGND面8aと誘電体基板1bの導波管端子
2bのGND面8bとがハンダ7aで接続される。ハン
ダ7aは、上述のように導波管端子2a,2bを取り囲
んで配置される。筐体20は金属で構成され、筐体20
には導波管端子2bに対向配置される導波管端子2cが
設けられる。誘電体基板1bと筐体20とは接着又はネ
ジ止めにより固定される。このように積層された誘電体
基板1a,1b及び筐体20それぞれの導波管端子2
a,2b,2cを介して、誘電体基板1a上の高周波回
路と筐体20外部との間での高周波の入出力が行われ
る。
【0031】また、誘電体基板1a上の高周波回路と外
部回路との間では、導体を介した電気信号が伝達され得
る。この電気信号の伝達は、誘電体基板1aに設けられ
たスルーホールを介して誘電体基板1aの裏面に取り出
された電極22a、誘電体基板1b表面に配置された電
極22b、及びこれら電極22a,22bを接続するハ
ンダ7bを介して行うことができる。すなわち、誘電体
基板1a上面へボンディングなどにより線材を接続する
作業が不要となり、誘電体基板1aと誘電体基板1bと
を重ねて導波管接続を構成する工程において、同時に誘
電体基板1a上の高周波回路へつながる電気端子を誘電
体基板1b上に取り出すことができる。
【0032】さて、誘電体基板1aに搭載される高周波
回路は特性劣化防止のため気密封止される。ここで、一
般的に使われるガラスエポキシ基板は水分吸着を生じる
ため気密封止に適さない。そこで、誘電体基板1aはそ
のような問題を生じず気密封止に適したセラミック系基
板を用いて構成される。一方、筐体20は上述のように
金属であり、一般に誘電体基板1aと筐体20との熱膨
張率は異なる。誘電体基板1aを構成するセラミック系
材料は一般に割れやすく、筐体20と誘電体基板1aと
の熱膨張率の差が大きいと、誘電体基板1aのひび割れ
などの破壊が生じるおそれがあり好ましくない。
【0033】そこで、本装置では、筐体20を構成する
金属材に、誘電体基板1aを構成するセラミック材料と
の熱膨張係数の差異が小さいものを選択する配慮をする
と同時に、それらの間に位置する誘電体基板1bの熱膨
張係数が、誘電体基板1a及び筐体20それぞれの熱膨
張係数の中間の値となるように、誘電体基板1bの材料
を選択する。すなわち、誘電体基板1a、誘電体基板1
b、筐体20の順に熱膨張係数の大きさが変化するよう
に各材料が選択される。例えば、通常は、金属で構成さ
れた筐体20の方が誘電体基板1bより熱膨張が大き
い。この場合に、筐体20の一方面に誘電体基板1bを
取り付けると、その面側において筐体20の熱膨張は低
減され、誘電体基板1aに対する筐体20の熱膨張の影
響が緩和される。さらに、誘電体基板1aと誘電体基板
1bとがハンダ7a,7bで点接触で接続され、またハ
ンダ7a,7b自身、及びそれらハンダと各誘電体基板
とのハンダ付け接続は比較的に弾性を有するので、この
部分において、誘電体基板1a及び誘電体基板1bの熱
膨張による変形の差異が吸収され、誘電体基板1a内部
の応力が緩和される。
【0034】一例として、誘電体基板1aをセラミック
系材料、筐体20をアルミニウム(Al)とした場合に
は、誘電体基板1bはガラスエポキシ基板で構成するこ
とができる。
【0035】なお、本装置のように導波管端子での気密
封止を行うためには、図3に示すように導波管端子2a
が大きな開口を有する構造よりも、図4に示すように導
波管端子2aが矩形状に配列されたスルーホール9aで
構成される構造の方が好適である。図4に示す構造で
は、スルーホール9aで囲まれた内側は誘電体基板が存
在し、またスルーホール9aは金属で充填して塞ぐこと
が容易である。このように導波管端子2aを塞ぐことに
より、導波管端子2aは物質の流通を阻害しつつ、高周
波を透過することができる。
【0036】実施の形態3.図6は、この発明の実施の
形態3を示す導波管接続部における誘電体基板の上視図
であり、図において、1〜9は実施の形態2と同様であ
り、71は球状、樽状或いは円筒状のハンダ7を導波管
端子2の短辺と平行にかつ列状に配置した第1のハンダ
列、72は球状、樽状或いは円筒状のハンダ7を導波管
端子2の長辺と平行にかつ列状に配置した第2のハンダ
列である。
【0037】また、図7は、導波管接続部の損失を示す
グラフであり、導波管端子2を挟んで配置した2つの第
1のハンダ列71間の距離をL1、導波管端子2を挟ん
で配置した2つの第2のハンダ列72における導波管端
子2端から第2のハンダ列72端までの距離をL2とし
たときに、L1を固定し、L2を変化させた場合の伝達
効率の特性を示している。
【0038】図6(a)において、誘電体基板1は、その
内部に導波管端子2を設けており、その導波管端子2の
接地導体に導通されたGND面8を、基板表面に配置し
ている。この誘電体基板1のGND面8上で、かつ導波
管端子2の周囲に、複数の球状、樽状或いは円筒状のハ
ンダ7を列状に配置する。このとき、隣接する球状、樽
状或いは円筒状のハンダ7の隙間は、導波管端子2を通
過する高周波信号の1/4波長以下である。また、導波
管端子2を挟んで配置した2つの第1のハンダ列71間
の距離をL1、導波管端子2を挟んで配置した2つの第
2のハンダ列72における導波管端子2端から第2のハ
ンダ列72端までの距離をL2としたときに、導波管端
子2を通過する高周波信号の波長λとL1及びL2の関
係が、λ×(0.7〜1.3)=2/(1/L1+1/
L2)1/2となるようにL1及びL2を設定してい
る。
【0039】次に、導波管接続部における通過特性を説
明する。図7のように、距離L1を固定した状態で距離
L2を変化させた場合、導波管接続部における損失が大
きく変化し、図における最適L2の場合に、損失が最も
小さくなる。この図における最適L2は、上記のλ×
(0.7〜1.3)=2/(1/L1+1/L2)1/
で導出することができる。
【0040】このようにL1及びL2を設定することに
より、導波管接続部における損失を最小(通過量を最
大)としつつ、実施の形態1と同様に、導波管端子の接
続作業を簡易化、低価格化を実現できる。
【0041】これは、図6(b)のように、誘電体基板1
に、スルーホール9を矩形状に配置して導波管端子2を
構成し、そのスルーホール9と導通されたGND面8を
配置した場合でも、同様の効果を得ることができる。
【0042】また、図6に示す誘電体基板1を多層誘電
体基板で構成した場合でも、同様の効果を得ることがで
きる。
【0043】また、上記説明では、ハンダ7の形状を球
状、樽状或いは円筒状としたが、板状等、他の形状でも
同様の効果が得られる。
【0044】さて、図7から理解されるように、導波管
接続部における損失は、上述の最適なL2において極小
となると共に、L2=0においても極小となる。すなわ
ち、このL2=0の場合に対応して、第1のハンダ列7
1及び第2のハンダ列72を導波管端子2の縁に近接配
置(例えばL2=0.2〜0.5mm)することによ
り、導波管接続部での損失の最小化を図ることができ
る。このように、ハンダ列を導波管端子2の縁に近づけ
て配置することにより、ハンダ列で囲まれた導波管接続
部が誘電体基板1a,1bを占有する面積が小さくな
る。これにより、誘電体基板1a,1bのサイズを小さ
くすることが可能となり、コスト低減が図られる。特
に、セラミック系材料は比較的高価であり、このセラミ
ック系材料を用いて誘電体基板1a又は1bを構成する
場合にはこのコスト低減の効果が大きい。また、誘電体
基板1a,1bからなる導波管接続部を実際の装置に用
いた場合、誘電体基板にはそれが取り付けられる筐体等
との熱膨張の差異により応力が発生しうる。ここで、誘
電体基板の厚さを一定とすれば、誘電体基板の強度は面
積が小さい方が大きい。よって、上述のハンダ列の配置
によって誘電体基板の面積を小さくすることにより、熱
膨張などに抗してセラミック基板に亀裂が発生すること
を防止することが可能になり、装置の信頼性が向上す
る。
【0045】実施の形態4.図8は、この発明の実施の
形態4を示す導波管接続部における誘電体基板の上視図
及び縦断面図であり、図において、1〜9は実施の形態
3と同様であり、10は接合部材レジスト膜であるソル
ダレジスト、11はGND面8の一部を成し、球状、樽
状或いは円筒状のハンダ7を配置するパッド、12は多
層誘電体基板の内層に配置されるGNDパターンであ
る。
【0046】図8において、(a)は誘電体基板1の上視
図、(b)は誘電体基板1を単層で構成した場合の縦断面
図、(c)は誘電体基板1を多層で構成した場合の縦断面
図を示す。図8(a)及び(b)において、誘電体基板1
は、その内部に導波管端子2を設けており、その導波管
端子2の接地導体に導通されたGND面8を、基板表面
に配置している。そして、このGND面8上において球
状、樽状或いは円筒状のハンダ7を配置するためのパッ
ド11部分を除いた部分にソルダレジスト10を設け、
GND面8の一部に、球状、樽状或いは円筒状のハンダ
7を配置するパッド11を形成している。
【0047】また、図8(c)は、図8(a)における誘電
体基板1を多層にしており、誘電体基板1の内層に配置
されたGNDパターン12と、スルーホール9とを介し
て、導波管端子2の接地導体にGND面8が接続されて
いる。ソルダレジスト10の配置、及び球状、樽状或い
は円筒状のハンダ7を配置するパッド11の形成につい
ては、図8(a)と同様である。
【0048】このように、ソルダレジスト10によって
球状、樽状或いは円筒状のハンダ7のパッド11を設け
ることにより、球状、樽状或いは円筒状のハンダ7の配
置箇所を精度良く設定しつつ、実施の形態2と同様に、
導波管端子の接続作業を簡易化、低価格化を実現でき
る。また、実施の形態3のように、球状、樽状或いは円
筒状のハンダ7の配置する位置(L1及びL2。図中で
は省略している。)を導出し設定することにより、導波
管接続部の損失を最小とすることが可能である。
【0049】これは、誘電体基板1に、スルーホールを
矩形状に配置して導波管端子を構成し、そのスルーホー
ルと導通されたGND面8を配置した場合でも、同様の
効果を得ることができる。
【0050】また、上記説明では、ハンダ7の形状を球
状、樽状或いは円筒状としたが、板状等、他の形状でも
同様の効果が得られる。
【0051】さて、ここで、ハンダ7間の基板表面にソ
ルダレジスト10が塗布されていなければ、ハンダ7の
間隔が小さいと誘電体基板1a,1bをハンダ7で接続
する際の加熱により、隣接するハンダ7が融けて基板表
面に広がって互いにつながり合い、さらに一体化するこ
とが起こり得る。一体化は基本的に隣接する2つのハン
ダ7間で起こり、一体化した部分でのハンダ7の間隔は
基本的に0となり、反対にその一体化したハンダ対とそ
れに隣接するハンダ7との間隔は設計値より広がること
となり、ハンダ7の間隔が不均一となる。
【0052】これに対して、本実施形態のようにハンダ
7の配置位置間にソルダレジスト10を塗布すれば、隣
接するハンダ7の間隔が小さくても、ハンダ7相互が確
実に分離され、ハンダ7の間隔を一定値に保つことが容
易となる。つまり、より高い周波数に対応した導波管接
続部において、ハンダ7の間隔を1/4波長等の設計値
とすることが容易となり、高周波信号の損失が低減され
る。
【0053】なお、この場合にも、矩形周上に配置され
るハンダ列と導波管端子との位置関係を上記第3の実施
形態と同様に定めることにより、導波管接続部での損失
を抑制することができる。ちなみに、ハンダ列と導波管
端子の縁とを近接配置する場合には、導波管端子の縁と
パッド11との間にソルダレジスト10が塗布された領
域が配置される。その場合には、ハンダ列と導波管端子
との距離は0とはできないが、現在のソルダレジストに
対するパターニング技術によれば0.5mm以下とする
ことができ、これにより好適な通過特性を得ることがで
きる。
【0054】実施の形態5.図9は、この発明の実施の
形態5を示す導波管接続部における誘電体基板の上視図
及び縦断面図であり、図において、1〜12は実施の形
態4と同様である。
【0055】図9において、(a)は誘電体基板1の上視
図、(b)は誘電体基板1の縦断面図を示す。図におい
て、誘電体基板1は、その内部に導波管端子2を設けて
おり、その導波管端子2の接地導体に導通されたGND
面8を、基板表面に配置している。そして、誘電体基板
1の内層に、導波管端子2の接地導体に接続されたGN
Dパターン12が配置され、スルーホール9を介して、
誘電体基板1の表面に配置された球状、樽状或いは円筒
状のハンダ7のパッド11に接続される。
【0056】このように、多層基板の内層を通して、導
波管端子2の接地導体に接続されたパッド11を得るこ
とにより、球状、樽状或いは円筒状のハンダ7の配置箇
所を精度良く設定しつつ、実施の形態2と同様に、導波
管端子の接続作業を簡易化、低価格化を実現できる。ま
た、実施の形態3のように、球状、樽状或いは円筒状の
ハンダ7の配置する位置(L1及びL2。図中では省略
している。)を導出し設定することにより、導波管接続
部の損失を最小とすることが可能である。
【0057】これは、誘電体基板1に、スルーホールを
矩形状に配置して導波管端子を構成し、そのスルーホー
ルと電気的に導通された内層のGNDパターン12、ス
ルーホール9、パッド11を配置した場合でも、同様の
効果を得ることができる。
【0058】また、上記説明では、ハンダ7の形状を球
状、樽状或いは円筒状としたが、板状等、他の形状でも
同様の効果が得られる。
【0059】実施の形態6.図10は、この発明の実施
の形態6を示す導波管接続部における誘電体基板の上視
図及び縦断面図であり、図において、1〜12は実施の
形態5と同様であり、13はGND面8とパッド11を
接続する接続線路である。
【0060】図10において、(a)は誘電体基板1の上
視図、(b)は誘電体基板1を単層で構成した場合の縦断
面図、(c)は誘電体基板1を多層で構成した場合の縦断
面図を示す。図10(a)及び(b)において、誘電体基板
1は、その内部に導波管端子2を設けており、その導波
管端子2の接地導体に導通されたGND面8を、基板表
面に配置している。そして、このGND面8と、誘電体
基板1の表面に配置された球状、樽状或いは円筒状のハ
ンダ7のパッド11間を、接続線路13を介して接続し
ている。また、複数のパッド11間もこの接続線路13
によって接続している。このとき、この接続線路13の
幅が細いほど、球状、樽状或いは円筒状のハンダ7をハ
ンダ付けした際に、GND面8への流れ込みを防ぐこと
ができる。
【0061】また、図10(c)は、図10(a)における
誘電体基板1を多層にしており、誘電体基板1の内層に
配置されたGNDパターン12と、スルーホール9とを
介して、導波管端子2の接地導体にGND面8が接続さ
れている。接続線路13及びパッド11の配置及び機能
については、図10(a)と同様である。
【0062】このように、接続線路13を介して、導波
管端子2の接地導体に接続されたパッド11を得ること
により、球状、樽状或いは円筒状のハンダ7の配置箇所
を精度良く設定しつつ、実施の形態2と同様に、導波管
端子の接続作業を簡易化、低価格化を実現できる。ま
た、実施の形態3のように、球状、樽状或いは円筒状の
ハンダ7の配置する位置(L1及びL2。図中では省略
している。)を導出し設定することにより、導波管接続
部の損失を最小とすることが可能である。
【0063】これは、誘電体基板1に、スルーホールを
矩形状に配置して導波管端子を構成し、そのスルーホー
ルと電気的に導通されたGND面8、接続線路13、パ
ッド11を配置した場合でも、同様の効果を得ることが
できる。
【0064】また、上記説明では、ハンダ7の形状を球
状、樽状或いは円筒状としたが、板状等、他の形状でも
同様の効果が得られる。
【0065】実施の形態7.図11は、この発明の実施
の形態7を示す導波管接続部における誘電体基板の上視
図及び縦断面図であり、図において、1〜12は実施の
形態4と同様である。
【0066】図11において、(a)は誘電体基板1の上
視図、(b)は誘電体基板1を単層で構成した場合の縦断
面図、(c)は誘電体基板1を多層で構成した場合の縦断
面図を示す。図11(a)及び(b)において、誘電体基板
1は、その内部に導波管端子2を設けており、その導波
管端子2の接地導体に導通されたGND面8を、基板表
面に配置している。そして、このGND面8上において
球状、樽状或いは円筒状のハンダ7を配置するためのパ
ッド11部分を除いた部分にソルダレジスト10を設
け、GND面8の一部に、球状、樽状或いは円筒状のハ
ンダ7を配置するパッド11を形成している。このパッ
ド11は、パッド11一個に対し、球状、樽状或いは円
筒状のハンダ7を複数個配置できるように、パッド11
の寸法を長方形にしている。
【0067】また、図11(c)は、図11(a)における
誘電体基板1を多層にしており、誘電体基板1の内層に
配置されたGNDパターン12と、スルーホール9とを
介して、導波管端子2の接地導体にGND面8が接続さ
れている。ソルダレジスト10の配置、及び球状、樽状
或いは円筒状のハンダ7を配置するパッド11の形成に
ついては、図11(a)と同様である。
【0068】このように、ソルダレジスト10によって
球状、樽状或いは円筒状のハンダ7のパッド11を設け
ることにより、樽状或いは円筒状のハンダ7の配置箇所
を精度良く設定しつつ、実施の形態2と同様に、導波管
端子の接続作業を簡易化、低価格化を実現できる。ま
た、実施の形態3のように、球状、樽状或いは円筒状の
ハンダ7の配置する位置(L1及びL2。図中では省略
している。)を導出し設定することにより、導波管接続
部の損失を最小とすることが可能である。
【0069】なお、図では、パッド11の形状を長方形
にしているが、パッド11の形状を導波管端子2の周囲
を取り囲むようにしても同様の効果が得られる。
【0070】また、ハンダ付けした結果、同一パッド1
1内で隣接する複数の球状、樽状或いは円筒状のハンダ
7が溶け合って1つにつながった場合でも、同様の効果
が得られる。
【0071】また、上記説明では、ハンダ7の形状を球
状、樽状或いは円筒状としたが、板状等、他の形状でも
同様の効果が得られる。
【0072】また、誘電体基板1に、スルーホールを矩
形状に配置して導波管端子を構成し、そのスルーホール
と導通されたGND面8を配置した場合でも、同様の効
果を得ることができる。
【0073】実施の形態8.図12は、この発明の実施
の形態8を示す導波管接続部における誘電体基板の上視
図及び縦断面図であり、図において、1〜11は実施の
形態4と同様である。
【0074】図13は、隣接する導波管端子(図12で
は省略しているが、列状に配置している樽状或いは円筒
状のハンダ7の外側に配置しているものとする。)への
高周波信号の結合度を示すグラフである。
【0075】図12において、(a)は誘電体基板1の上
視図、(b)は誘電体基板1の縦断面図を示す。図におい
て、誘電体基板1は、その内部に導波管端子2を設けて
おり、その導波管端子2の接地導体に導通されたGND
面8を、基板表面に配置している。そして、このGND
面8上において球状、樽状或いは円筒状のハンダ7を配
置するためのパッド11部分を除いた部分にソルダレジ
スト10を設け、GND面8の一部に、球状、樽状或い
は円筒状のハンダ7を配置するパッド11を形成してい
る。このとき、パッド11は矩形状の導波管端子2の周
囲で、この導波管端子2の各辺に平行に2列配置してお
り、球状、樽状或いは円筒状のハンダ7を2列配置する
ようにしている。
【0076】図13において、曲線aは球状、樽状或い
は円筒状のハンダ7を導波管端子2の周囲方向に1列配
置した場合の、隣接する導波管端子への高周波信号の結
合度を示し、曲線bは2列配置した場合の結合度を示
す。このように、球状、樽状或いは円筒状のハンダ7を
複数列配置することにより、隣接する導波管端子との結
合度を小さく抑えることができ、複数の導波管端子2を
配置した場合などに有効である。
【0077】このように、球状、樽状或いは円筒状のハ
ンダ7を複数列配置することにより、隣接する導波管端
子との結合度を小さく抑えることができつつ、実施の形
態4と同様に、球状、樽状或いは円筒状のハンダ7の配
置箇所を精度良く設定し、導波管端子の接続作業を簡易
化、低価格化を実現できる。また、実施の形態3のよう
に、球状、樽状或いは円筒状のハンダ7の配置する位置
(L1及びL2。図中では省略している。)を導出し設
定することにより、導波管接続部の損失を最小とするこ
とが可能である。
【0078】これは、誘電体基板1に、スルーホールを
矩形状に配置して導波管端子を構成し、そのスルーホー
ルと導通されたGND面8を配置した場合でも、同様の
効果を得ることができる。
【0079】また、上記説明では、ハンダ7の形状を球
状、樽状或いは円筒状としたが、板状等、他の形状でも
同様の効果が得られる。
【0080】実施の形態9.図14は、この発明の実施
の形態9を示す導波管接続部における誘電体基板の上視
図及び縦断面図であり、図において、1〜11は実施の
形態8と同様である。
【0081】図15は、隣接する導波管端子(図14で
は省略しているが、列状に配置している球状、樽状或い
は円筒状のハンダ7の外側に配置しているものとす
る。)への高周波信号の結合度を示すグラフである。
【0082】図14において、(a)は誘電体基板1の上
視図、(b)は誘電体基板1の縦断面図を示す。図におい
て、誘電体基板1、導波管端子2、GND面8、ソルダ
レジスト10、パッド11の構成は実施の形態8と同様
である。パッド11及び樽状或いは円筒状のハンダ7
は、矩形状の導波管端子2の周囲で、この導波管端子2
の各辺に平行に、2列配置しており、その隙間を、導波
管端子2を通過する高周波信号(周波数をF0とする)の
1/4波長±30%の範囲で設定している。
【0083】図15において、曲線cは、球状、樽状或
いは円筒状のハンダ7を導波管端子2の周囲方向に任意
の隙間をもって2列配置した場合の隣接する導波管端子
への高周波信号の結合度を示し、曲線dは、その隙間
を、導波管端子2を通過する高周波信号(周波数をF0と
する)の1/4波長±30%の範囲で設定した場合の結
合度を示す。このように、球状、樽状或いは円筒状のハ
ンダ7を、導波管端子2を通過する高周波信号の1/4
波長±30%の範囲で隙間を設定した場合、隣接する導
波管端子との結合度を、その高周波信号の周波数帯の
み、さらに小さく抑えることができ、複数の導波管端子
2を配置した場合などに有効である。
【0084】このように、球状、樽状或いは円筒状のハ
ンダ7を、導波管端子2を通過する高周波信号1/4波
長±30%の範囲の隙間をもって複数列、配置すること
により、隣接する導波管端子との結合度を小さく抑える
ことができつつ、実施の形態4と同様に、球状、樽状或
いは円筒状のハンダ7の配置箇所を精度良く設定し、導
波管端子の接続作業を簡易化、低価格化を実現できる。
また、実施の形態3のように、球状、樽状或いは円筒状
のハンダ7の配置する位置(L1及びL2。図中では省
略している。)を導出し設定することにより、導波管接
続部の損失を最小とすることが可能である。
【0085】これは、誘電体基板1に、スルーホールを
矩形状に配置して導波管端子を構成し、そのスルーホー
ルと導通されたGND面8を配置した場合でも、同様の
効果を得ることができる。
【0086】また、上記説明では、ハンダ7の形状を球
状、樽状或いは円筒状としたが、板状等、他の形状でも
同様の効果が得られる。
【0087】実施の形態10.図16は、この発明の実
施の形態10を示す導波管接続部における誘電体基板の
上視図及び縦断面図であり、図において、1〜11は実
施の形態4と同様である。
【0088】図16において、(a)は誘電体基板1の上
視図、(b)は誘電体基板1の縦断面図を示す。図におい
て、誘電体基板1は、その内部に2つの導波管端子2を
設けており、2つの導波管端子2の接地導体に導通され
たGND面8を、基板表面に配置している。そして、こ
のGND面8上において球状、樽状或いは円筒状のハン
ダ7を配置するためのパッド11部分を除いた部分にソ
ルダレジスト10を設け、GND面8の一部に、球状、
樽状或いは円筒状のハンダ7を配置するパッド11を形
成している。ここで、このパッド11は、2つの導波管
端子2の周囲及びその間にも配置している。
【0089】このように、複数の導波管端子2を隣接さ
せて配置し、その周囲及び間に球状、樽状或いは円筒状
のハンダ7を配置することにより、小スペースに複数の
導波管端子2を配置しつつ、実施の形態4と同様に、球
状、樽状或いは円筒状のハンダ7の配置箇所を精度良く
設定し、導波管端子の接続作業を簡易化、低価格化を実
現できる。また、実施の形態3のように、球状、樽状或
いは円筒状のハンダ7の配置する位置(L1及びL2。
図中では省略している。)を導出し設定することによ
り、導波管接続部の損失を最小とすることが可能であ
る。
【0090】これは、誘電体基板1に、スルーホールを
矩形状に配置して導波管端子を構成し、そのスルーホー
ルと導通されたGND面8を配置した場合でも、同様の
効果を得ることができる。
【0091】また、上記説明では、ハンダ7の形状を球
状、樽状或いは円筒状としたが、板状等、他の形状でも
同様の効果が得られる。
【0092】実施の形態11.図17は、この発明の実
施の形態11を示す導波管接続部における誘電体基板の
上視図及び接続後の縦断面図であり、図において、1〜
13は実施の形態4及び実施の形態6と同様である。
【0093】誘電体基板1aは、図17(b)の上側に配
置される基板であり、その内部に導波管端子2aを設け
ており、その導波管端子2aの接地導体に導通されたG
ND面8aを、基板表面に配置している。そして、この
GND面8aと、誘電体基板1aの表面に配置される球
状、樽状或いは円筒状のハンダ7のパッド11a間を、
接続線路13を介して接続している。また、複数のパッ
ド11a間もこの接続線路13によって接続している。
さらに、誘電体基板1aの内層に配置されたGNDパタ
ーン12とスルーホール9を介して、導波管端子2aの
接地導体にGND面8aが接続されている。
【0094】誘電体基板1bは、図17(b)において下
側に配置される基板であり、その内部に導波管端子2b
を設けており、その導波管端子2bの接地導体に導通さ
れたGND面8bを、基板表面に配置している。そし
て、このGND面8b上において球状、樽状或いは円筒
状のハンダ7を配置するためのパッド11b部分を除い
た部分にソルダレジスト10を設け、GND面8bの一
部に、球状、樽状或いは円筒状のハンダ7を配置するパ
ッド11bを形成している。
【0095】これら2つの誘電体基板1a及び1bを、
パッド11a及び11bが対向するように配置し、その
パッド11a及び11bの間に球状、樽状或いは円筒状
のハンダ7を配置し、ハンダ付けし、導波管端子2a及
び2bを接続する。
【0096】この結果、球状、樽状或いは円筒状のハン
ダ7の配置箇所を精度良く設定しつつ、実施の形態2と
同様に、導波管端子の接続作業を簡易化、低価格化を実
現できる。また、実施の形態3のように、樽状或いは円
筒状のハンダ7の配置する位置(L1及びL2。図中で
は省略している。)を導出し設定することにより、導波
管接続部の損失を最小とすることが可能である。
【0097】また、上記説明では、ハンダ7の形状を球
状、樽状或いは円筒状としたが、板状等、他の形状でも
同様の効果が得られる。
【0098】実施の形態12.図18は、この発明の実
施の形態12を示す導波管接続部の分解斜視図及び縦断
面図である。図において、1a、1b、2a、2b、8
a及び8bは実施の形態1と同様であり、14は導電性
接着剤である。
【0099】次に、導波管端子の接続部について説明す
る。図において、誘電体基板1a及び1bは、それぞれ
内部に導波管端子2a及び2bを有し、また、基板表面
に、導波管端子2a及び2bの接地導体に電気的に導通
されたGND面8a及び8bを配置している。この2つ
の誘電体基板1a及び1bは、GND面8a及び8bを
対向させるように配置される。そして、そのGND面8
a及び8bで挟み、GND面8a及び8bと接する位置
で、かつ導波管端子2a及び2bの周囲を囲むように、
導電性接着剤14を配置し、2つの誘電体基板1a及び
1bが接着され、導波管端子を接続されている。
【0100】また、図18に示す誘電体基板1a及び1
bを多層誘電体基板で構成した場合でも、同様に構成す
ることができる。
【0101】このように誘電体基板に設けた導波管端子
を導電性接着剤によって接着し接続することにより、実
施の形態1と同様に、従来、手作業にてネジ止めしてい
た、導波管端子の接続作業を簡易化できる。また、導波
管アダプタ及びキャリア等の高価な部品を使用する必要
がないため、低価格化も可能となる。
【0102】実施の形態13.図19は、この発明の実
施の形態13を示す導波管接続部の分解斜視図及び縦断
面図である。図において、1a、1b、2a、2b、8
a及び8bは実施の形態1と同様であり、15は球状、
樽状或いは円筒状の金属物である。
【0103】次に、導波管端子の接続部について説明す
る。図において、誘電体基板1a及び1b、導波管端子
2a及び2b、GND面8a及び8bは実施の形態1と
同様に配置され、同様の機能を有する。そして、GND
面8a及び8bで挟み、GND面8a及び8bと接する
位置で、かつ導波管端子2a及び2bの周囲を囲むよう
に、例えば、金等の球状、樽状或いは円筒状の金属物1
5を複数配置している。なお、この球状、樽状或いは円
筒状の金属物15は、隣接する金属物15との隙間が、
導波管端子2a及び2bを通過する高周波信号の1/4
波長以下となるように、列状に配置している。そして、
2つの誘電体基板1a及び1bを熱圧着することによ
り、誘電体基板1a及び1bに設けた導波管端子2a及
び2bが接続される。
【0104】このように誘電体基板に設けた導波管端子
を熱圧着によって接続することにより、実施の形態1と
同様に、従来、手作業にてネジ止めしていた、導波管端
子の接続作業を簡易化できる。また、導波管アダプタ及
びキャリア等の高価な部品を使用する必要がないため、
低価格化も可能となる。また、実施の形態3のように、
球状、樽状或いは円筒状の金属物15の配置する位置
(L1及びL2。図中では省略している。)を導出し設
定することにより、導波管接続部の損失を最小とするこ
とが可能である。
【0105】また、誘電体基板1a及び1bを多層誘電
体基板とした場合でも、同様の効果が得られる。
【0106】また、誘電体基板に、スルーホールを矩形
状に配置して導波管端子を構成し、そのスルーホールと
導通されたGND面8を配置した場合でも、同様の効果
を得ることができる。
【0107】図20は本実施形態の変形例の縦断面図で
あり、図8に示すようなソルダレジスト10によりパッ
ド11が形成される誘電体基板1a,1bを用いた場合
の導波管接続部の構造を示している。この場合には、ハ
ンダ7が、ソルダレジスト10が塗布されていないパッ
ド11に融着される。
【0108】
【発明の効果】本発明によれば、第1の誘電体基板に設
けた第1の導波管端子の周囲で、かつその第1の導波管
端子の接地導体と電気的に導通のある箇所に導電性接合
部材を配置し、第1の導波管端子の接続相手である第2
の導波管端子の周囲で、かつ第2の導波管端子の接地導
体と電気的に導通のある箇所にその導電性接合部材が配
置されるように第2の誘電体基板を配置し、両誘電体基
板を接合することにより、従来、手作業にてネジ止めし
ていた、導波管端子の接続作業を簡易化できる。また、
導波管アダプタ及びキャリア等の高価な部品を使用する
必要がないため、低価格化も可能となる。
【0109】本発明によれば、両誘電体基板は、それぞ
れの導波管端子の接地導体間に球状、樽状或いは円筒状
の導電性接合部材を挟んで接続し、導波管端子の周囲に
複数配置されることにより、導波管接続部での高周波の
通過特性を損なうことなく、誘電体基板の熱膨張率の違
い等を吸収し、一方の熱膨張等による変形によって他方
に応力が発生しにくくなり、他方側の誘電体基板のひび
割れ等が防止される。
【0110】また、本発明によれば、導波管端子の短辺
と平行し導波管端子を挟んで配置した2つの第1の導電
性接合部材列の間の距離L1、導波管端子の長辺と平行
し導波管端子を挟んで配置した2つの第2の導電性接合
部材列における導波管端子端から第2の導電性接合部材
列端までの距離L2、導波管端子を通過する信号の波長
λの関係が、λ×(0.7〜1.3)=2/(1/L1
+1/L2)1/2となるようにL1及びL2を設定
することにより、導波管接続部における損失を最小とす
ることができる。
【0111】また、導波管端子の短辺に平行な矩形周の
向かい合う2辺上に配列される第1の導電性接合部材列
と導波管端子端との距離と、導波管端子の長辺と平行な
矩形周の向かい合う2辺上にそれぞれ配列される第2の
導電性接合部材列と導波管端子端との距離をそれぞれ
0.5mm以下とすることによっても、導波管接続部に
おける損失を最小とすることができる。
【0112】また、本発明によれば、接地導体面のうち
導電性接合部材を配置する複数のコンタクト領域は露出
するように、誘電体基板の接地導体面上に接合部材レジ
スト膜を設けることにより、導電性接合部材の配置位置
の精度を向上することができ、特に隣接する導電性接合
部材の間隔の精度が確保され、導波管接続部における損
失が低減される。
【0113】また、本発明によれば、誘電体基板はその
表面において導波管端子の接地導体に導通する接地導電
面から分離した位置に、導電性接合部材を配置する複数
のパッドを配置され、このパッドが多層構成の誘電体基
板の内層及びスルーホールによって導波管端子の接地導
体に電気的に導通されることにより、導電性接合部材の
配置精度が向上し、またそれに伴い導波管接続部におけ
る損失が低減する。
【0114】また、本発明によれば、誘電体基板はその
表面において導波管端子の接地導体に導通する接地導電
面から分離した位置に、導電性接合部材を配置する複数
のパッドを配置され、さらにこのパッドと接地導電面と
を接続する接続線路を備えることにより、導電性接合部
材の配置精度が向上し、またそれに伴い導波管接続部に
おける損失が低減する。
【0115】また、1つのコンタクト領域に複数の導電
性接合部材を配置させる誘電体基板を使用した本発明の
構成によっても、同様の効果が得られる。
【0116】また、本発明によれば、矩形状の導波管端
子の周囲で、この導波管端子の各辺に平行に複数列、導
電性接合部材を配置する誘電体基板を使用したことによ
り、隣接する導波管端子との結合度を小さく抑えること
ができる。
【0117】また、本発明によれば、導電性接合部材を
矩形状の導波管端子の周囲で、この導波管端子の各辺に
平行に複数列配置する際、その平行する導電性接合部材
列の隙間が、導波管端子を通過する高周波信号の1/4
波長±30%の範囲となるように配置することにより、
隣接する導波管端子との結合度をさらに小さく抑えるこ
とができる。
【0118】また、本発明によれば、誘電体基板内に複
数の導波管端子を設け、それぞれの導波管端子の周囲に
配置される導電性接合部材を導波管端子同士の間におい
ては共通化したことにより、小スペースに複数の導波管
端子2を配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による導波管接続部の実施の形態1
の分解斜視図及び縦断面図である。
【図2】 この発明による導波管接続部の実施の形態2
の分解斜視図である。
【図3】 この発明による導波管接続部の実施の形態2
の縦断面図及び誘電体基板の上視図である。
【図4】 この発明による導波管接続部の実施の形態2
の縦断面図及び誘電体基板の上視図である。
【図5】 本発明による導波管接続部を用いた高周波装
置の縦断面を示す模式図である。
【図6】 この発明による導波管接続部の実施の形態3
の誘電体基板の上視図である。
【図7】 この発明による導波管接続部の実施の形態3
の導波管接続部の特性を示す図である。
【図8】 この発明による導波管接続部の実施の形態4
の誘電体基板の上視図及び縦断面図である。
【図9】 この発明による導波管接続部の実施の形態5
の誘電体基板の上視図及び縦断面図である。
【図10】 この発明による導波管接続部の実施の形態
6の誘電体基板の上視図及び縦断面図である。
【図11】 この発明による導波管接続部の実施の形態
7の誘電体基板の上視図及び縦断面図である。
【図12】 この発明による導波管接続部の実施の形態
8の誘電体基板の上視図及び縦断面図である。
【図13】 この発明による導波管接続部の実施の形態
8の導波管接続部の特性を示す図である。
【図14】 この発明による導波管接続部の実施の形態
9の誘電体基板の上視図及び縦断面図である。
【図15】 この発明による導波管接続部の実施の形態
9の導波管接続部の特性を示す図である。
【図16】 この発明による導波管接続部の実施の形態
10の誘電体基板の上視図及び縦断面図である。
【図17】 この発明による導波管接続部の実施の形態
11の誘電体基板の上視図及び縦断面図である。
【図18】 この発明による導波管接続部の実施の形態
12の分解斜視図及び縦断面図である。
【図19】 この発明による導波管接続部の実施の形態
13の分解斜視図及び縦断面図である。
【図20】 この発明による導波管接続部の実施の形態
13の変形例の縦断面図である。
【図21】 従来の導波管接続部の分解斜視図である。
【図22】 従来の導波管接続部の側面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b 誘電体基板、2,2a,2b,2c,
2d,2e 導波管端子、3a,3b キャリア、4
導波管アダプタ、5 ネジ穴、6 ネジ、7ハンダ、7
1,72 ハンダ列、8,8a,8b GND面、9,
9a,9bスルーホール、10 ソルダレジスト、1
1,11a,11b パッド、12内層のGNDパター
ン、13 接続線路、14 導電性接着剤、15 球
状、樽状或いは円筒状の金属物。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの誘電体基板を互いに対向配置し
    て、前記各誘電体基板にそれぞれ構成した矩形状の導波
    管端子を相互に接続する導波管接続部であって、 前記各誘電体基板は、各々の前記導波管端子を取り囲む
    配置かつ前記両導波管端子の接続状態にて互いに対向す
    る位置に、前記導波管端子の接地導体と電気的に導通す
    るコンタクト領域をそれぞれ有し、 前記両誘電体基板は、互いに対向する前記コンタクト領
    域間に配置される導電性接合部材により互いに接合され
    ること、 を特徴とした導波管接続部。
  2. 【請求項2】 複数個の前記導電性接合部材が、前記両
    誘電体基板間に挟み込まれ、前記導波管端子を取り囲ん
    で配置されること、 を特徴とした請求項1記載の導波管接続部。
  3. 【請求項3】 前記導電性接合部材は、球状、樽状或い
    は円筒状の形状を有すること、 を特徴とした請求項1記載の導波管接続部。
  4. 【請求項4】 前記2つの誘電体基板は、互いに線膨張
    係数が異なることを特徴とする請求項2又は請求項3に
    記載の導波管接続部。
  5. 【請求項5】 隣接する前記導電性接合部材間の隙間
    は、前記導波管端子を通過する高周波信号の1/4波長
    以下であること、 を特徴とした請求項2記載の導波管接続部。
  6. 【請求項6】 複数個の前記導電性接合部材は、矩形状
    の前記導波管端子の長辺及び短辺に各々平行する4辺を
    有する矩形周上に列状に配置され、 前記導波管端子の前記短辺に平行な前記矩形周の向かい
    合う2辺上にそれぞれ配列される第1の導電性接合部材
    列の相互間の距離L1と、前記導波管端子の前記長辺に
    平行な前記矩形周の向かい合う2辺上にそれぞれ配列さ
    れる第2の導電性接合部材列と前記導波管端子端との距
    離L2とを、前記導波管端子を通過する高周波信号の波
    長λを含む次の関係式 λ×(0.7〜1.3)=2/(1/L1+1/L2)
    1/2 を満たすように定めること、 を特徴とする請求項5記載の導波管接続部。
  7. 【請求項7】 複数個の前記導電性接合部材は、矩形状
    の前記導波管端子の長辺及び短辺に各々平行する4辺を
    有する矩形周上に列状に配置され、 前記導波管端子の前記短辺に平行な前記矩形周の向かい
    合う2辺上にそれぞれ配列される第1の導電性接合部材
    列と前記導波管端子端との距離と、前記導波管端子の前
    記長辺に平行な前記矩形周の向かい合う2辺上にそれぞ
    れ配列される第2の導電性接合部材列と前記導波管端子
    端との距離とを、それぞれ0.5mm以下とすること、 を特徴とする請求項5記載の導波管接続部。
  8. 【請求項8】 少なくとも一方の前記誘電体基板は、 他方の前記誘電体基板に対向する基板表面に、前記導波
    管端子の接地導体に電気的に導通する接地導電面と、 前記接地導電面上に成膜され、当該膜上では前記導電性
    接合部材の付着が阻止される接合部材レジスト膜と、 を有し、 前記接地導電面の一部は前記コンタクト領域に設定さ
    れ、 前記接合部材レジスト膜は、前記コンタクト領域に開口
    を有するパターンに形成されること、 を特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の
    導波管接続部。
  9. 【請求項9】 少なくとも一方の前記誘電体基板は多層
    構成であって、 当該誘電体基板表面に形成され、当該誘電体基板の内層
    及びスルーホールを用いて前記導波管端子の接地導体に
    電気的に導通され前記コンタクト領域とされる複数のパ
    ッドを有すること、 を特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の
    導波管接続部。
  10. 【請求項10】 少なくとも一方の前記誘電体基板は、 他方の前記誘電体基板に対向する基板表面に、前記導波
    管端子の接地導体に電気的に導通する接地導電面と、 前記接地導電面と同じ前記基板表面上に形成され前記コ
    ンタクト領域とされる複数のパッドと、 前記各パッドと前記接地導電面とを電気的に接続する接
    続線路と、 を有することを特徴とする請求項1から請求項9のいず
    れかに記載の導波管接続部。
  11. 【請求項11】 少なくとも一方の前記誘電体基板の前
    記コンタクト領域は、ソルダレジストに囲まれた複数の
    領域に区分され、当該各領域に複数個の前記導電性接合
    部材を配置したこと、を特徴とする請求項1から請求項
    10のいずれかに記載の導波管接続部。
  12. 【請求項12】 少なくとも一方の前記誘電体基板は、
    列状に配置される複数個の前記導電性接合部材からなる
    導電性接合部材列を、矩形状の前記導波管端子の各辺に
    平行に、かつ各辺それぞれに複数列配置すること、を特
    徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の導
    波管接続部。
  13. 【請求項13】 前記導波管端子の各辺に平行な複数の
    前記導電性接合部材列の列間の隙間は、前記導波管端子
    を通過する高周波信号の1/4波長±30%の範囲内で
    あること、を特徴とする請求項12記載の導波管接続
    部。
  14. 【請求項14】 少なくとも一方の前記誘電体基板は、
    当該誘電体基板内に前記導波管端子を複数有し、 前記コンタクト領域は、前記各導波管端子を取り囲む周
    上に配置され、 隣接する矩形状の前記導波管端子の互いに対向する辺に
    対応して設けられる前記コンタクト領域は、当該隣接す
    る導波管端子同士で共有されること、 を特徴とする請求項1から請求項13のいずれかに記載
    の導波管接続部。
  15. 【請求項15】 対向配置される2つの前記誘電体基板
    は、請求項8から請求項14に記載した前記誘電体基板
    から選択される、いずれか2つであることを特徴とする
    導波管接続部。
  16. 【請求項16】 前記導電性接合部材は、ハンダであ
    り、前記2つの誘電体基板はハンダ付けにより互いに接
    合されることを特徴とする請求項1から請求項15のい
    ずれかに記載の導波管接続部。
  17. 【請求項17】 前記導電性接合部材は、導電性接着剤
    であることを特徴とする請求項1から請求項15のいず
    れかに記載の導波管接続部。
  18. 【請求項18】 前記導電性接合部材は、金属物又は金
    属含有物であり、前記2つの誘電体基板は前記金属物又
    は前記金属含有物の熱圧着によって接合されることを特
    徴とする請求項1から請求項15のいずれかに記載の導
    波管接続部。
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