JPH10172850A - 異方性永久磁石の製造方法 - Google Patents

異方性永久磁石の製造方法

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JPH10172850A
JPH10172850A JP8352365A JP35236596A JPH10172850A JP H10172850 A JPH10172850 A JP H10172850A JP 8352365 A JP8352365 A JP 8352365A JP 35236596 A JP35236596 A JP 35236596A JP H10172850 A JPH10172850 A JP H10172850A
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powder
permanent magnet
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pulverized powder
compression
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JP8352365A
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Takashi Ikegami
尚 池上
Satoru Hirozawa
哲 広沢
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Hitachi Metals Ltd
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Sumitomo Special Metals Co Ltd
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F1/00Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
    • H01F1/03Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
    • H01F1/032Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials
    • H01F1/04Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys
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    • H01F1/053Alloys characterised by their composition containing rare earth metals
    • H01F1/055Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5
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    • H01F1/0571Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5 and IIIa elements, e.g. Nd2Fe14B in the form of particles, e.g. rapid quenched powders or ribbon flakes
    • H01F1/0573Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5 and IIIa elements, e.g. Nd2Fe14B in the form of particles, e.g. rapid quenched powders or ribbon flakes obtained by reduction or by hydrogen decrepitation or embrittlement

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い磁気特性が得られるR−T−M−B系永
久磁石を製造する方法を目的にR−T−M−B系磁石粉
末の直接バルク化を図ることと高性能化が可能な異方性
磁石粉末を使用して、高い磁気特性と良好な温度依存性
を両立した異方性永久磁石の製造方法の提供。 【解決手段】 R−T−(M)−B系永久磁石を製造す
る方法において、水素処理法によって得られた磁気的異
方性を有する磁石粉末を平均粒度10μm〜40μmの
微粉砕粉と平均粒度75μm〜250μmの粗粉砕粉に
粉砕後、前記微粉砕粉と粗粉砕粉をそれぞれ5〜30重
量%と70〜95重量%混合し、ついで磁界配向した後
に圧縮圧縮成型する際に直接通電を行ってバルク化する
ことによって、高い磁気特性と良好な温度依存性を両立
した異方性永久磁石を容易に製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種モーター、
アクチュエーター等に用いることが可能なR(希土類元
素)−T(鉄属元素)−M−B系の異方性永久磁石に係
り、R−T−M−B系合金鋳塊を粗粉砕し、さらに水泰
処理にて得られえた再結晶集合組織からなる合金粉末を
粉砕し、得られた微粉砕粉と粗粉砕粉を所定比で混合
し、磁界配向した後、圧縮成型する際に直接通電を行っ
てバルク化することにより、高い磁気特性を得た異方性
永久磁石の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】R−T−B系磁石粉末をバルク化する方
法としては、樹脂などの異種材料をバインダーとして使
用し任意の形状に成形する、ボンド磁石として発展し
た。このボンド磁石の製造方法は、R−T−B系原料母
合金をメルトスパンすることによって得られる等方性の
粉末を樹脂バインダーと混合し、成形したものである。
このようなR−T−B系の等方性のボンド磁石は磁気特
性は低いが、様々な形状、特にラジアルリングなどの薄
肉品などに対応できる上、比較的容易に製造でき、成形
後加工する必要がない(ネットシェイプ成形)という利
点がある。
【0003】R−T−B系等方性のボンド磁石は、種々
の形伏に容易に対応できるという特色のために年々製造
量が増え、いろいろな用途や品種に用いられている。こ
のR−T−B系等方性のボンド磁石の磁気特性を向上さ
せる方法としては、例えば、特開平3−284002号
公報や特公平4−40842号公報に開示されるよう
に、粒度分布を2μm〜500μmもしくは10μm〜
500μmに調整し、ボンド磁石の密度を向上させるこ
とが提案されている。
【0004】また、さらなる磁気特性の向上を求めよう
とすると、例えは、特開平4−33307号公報、特開
平4−63402号公報や特開平7−307211号公
報に開示されているように、前記メルトスパン粉末を熱
間加工によって塑性変形させて磁気的異方性を付与し、
そのまま目的の形状にネットシェイプ成形する方法があ
る。この方法により、樹脂バインダーなとの異種材料を
合まない、密度の高いバルク体を得ることができる。
【0005】また、上記方法においてメルトスパン粉末
ではなく水素処理法によって磁気的異方性を有する磁石
粉末を製造し、この異方性磁石粉末を成形する方法が、
特開平4−247604号公報や特開平6−19634
4号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】先に挙げたような磁石
粉末をバルク化する方法のうち、従来のメルトスパン粉
末を樹脂バインダーでバルク化したボンド磁石では、磁
石粉末の粒度を2μm〜500μmもしくは10μm〜
500μmの前記粒度分布に調整しても、得られる最大
エネルギー積はたかだか70〜80kJ/m3の磁気特
性であり、必要充分な磁気特性が得られないという問題
があった。
【0007】そこで磁気特性を向上させる方法として
は、磁気的異方性を付与する方法がある。すなわち、メ
ルトスパン粉末を熱間で加工し、塑性変形させると磁気
的異方性を有するバルクができる。このような方法で得
られたバルクは300kJ/m3程度の高い最大エネル
ギー積が得られるが、塑性変形時にバルク内の結晶粒子
の形状が大きく変化し偏平な形状になるために、磁気特
性の温度依存性が大きくなり、常温以上ですぐに減磁
し、実用に適さないという問題があった。
【0008】温度依存性の問題に対応する方法として
は、水素処理を行った磁気的異方性を有する磁石粉末を
用いる方法がある。原料磁石粉末として、初めから磁気
的異方性を持った粉末を用いて成形すると、塑性変形さ
せて異方性を付与する必要がないために、粒子形状をほ
とんど変化させずにバルクとすることができる。しか
し、特開平4−247604号公報に示されるごとく、
磁石粉末の成形をホットプレスで行うと、製造時間が非
常に長くかかるためにコストが高くなってしまうという
問題があった。
【0009】製造時間を短縮するには、磁石粉末に直接
通電してジュール熱を発生させて数十秒で成型する方法
が特開平6−196344号公報に開示されている。し
かしながら、成形加工するためのダイが適当な導電性を
有する必要があるために、ダイの強度が低く、50MP
a程度までしか成形圧力を大きくできない問題あった。
また、成形圧力をやみくもに大きくしても異方性磁石粉
末を用いた場合、成形後の配向が乱れ、高い密度のバル
クが得られても結果として磁気特性が低くなってしまう
問題あった。
【0010】このように、水素処理によって得られた磁
気的異方性を有する磁石粉末を圧縮圧力と直接通電によ
って成形する場合、低い密度によって生じるバルク内の
空間を埋め、高密度化する方法として、等方性のメルト
スパン粉体等の充填材を予め粉末に混合する方法があ
る。このような充填材を混合して圧縮圧力と直接通電に
よって成形すると、7.5g/cm3程度の高い密度が
得られるが、等方性の粉末を混ぜるために、磁気特性と
しては低く、140kJ/m3程度の最大エネルギー積
しか得られないという欠点があった。
【0011】この発明は、高い磁気特性が得られるR−
T−M−B系永久磁石を製造する方法を目的にR−T−
M−B系磁石粉末の直接バルク化を図ることと高性能化
が可能な異方性磁石粉末を使用することを想定し、前述
の多くの技術的な問題を解消でき、製造性よく、高い磁
気特性と良好な温度依存性を両立したネットシェイプ異
方性永久磁石の製造方法の提供を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】発明者らは、高い磁気特
性と良好な温度依存性を両立させるために、原科磁石粉
末として、水素処理によって得られた再結晶集合組織か
らなる磁気的異方性を有する磁石粉末を使用し、さらに
高い磁気特性を得るために圧縮圧力と同時に直接通電に
よる成形方法を選択した。
【0013】発明者らは、一方、低い成形圧力で異方性
の磁石粉末を高密度化する方法を種々検討した結果、使
用する異方性の磁石粉末の粒度分布として、平均粒度の
異なる粗粉砕粉と微粉砕粉を混合することで高密度化で
き、さらに水素処理の脱水素条件によって磁石粉末の保
磁力を制御できることを知見し、微粉砕粉と粗粉砕粉の
保磁力を水素処理の脱水素条件によってそれぞれ0.6
5MA/m以下と0.80MA/m以上とすることで成
形時の配向の乱れが最小限に抑制できることを知見し、
この発明を完成した。
【0014】さらに、発明者らは、直接通電の通電方向
においては、バルクの形状によって変えた方が電極面積
を大きくでき、例えば薄い板状のバルクを得る場合に
は、成形圧力と平行方向、リング状のバルクなどでは成
形圧力に垂直な方向が有利であることを知見した。
【0015】すなわち、この発明は、R:10〜20a
t%(R:Yを含む希土類元素の少なくとも1種で、P
rまたはNdの1種または2種をRのうち50at%以
上含有)、T:67〜85at%(T:FeまたはFe
の一部を50at%以下のCoで置換)、M:0.05
〜10at%(M:Al,Ti,V,Cr,Ni,G
a,Zr,Nb,Mo,ln,Sn,Hf,Ta,W,
Cu)、B:4〜10at%からなる合金鋳塊を粗粉砕
して平均粒度が50μm〜5000μmの、少なくとも
80vol%以上が正方晶構造Nd2Fe14B型化合物
からなる粗粉砕粉となした後、水泰処理をして、得られ
る平均結晶粒径が0.05μm〜1μmである磁気的に
異方性を持つ再結晶集合組織からなる合金粉末に調整し
た後、これを粉砕して平均粒度10um〜40μmの微
粉砕粉と平均粒度75μm〜250μmの粗粉砕粉と
し、微粉砕粉5〜30重量%と粗粉砕粉70〜95重量
%とを混合し、次いで磁界配向した後に圧縮成型と直接
通電によってバルク化する異方性永久磁石の製造方法で
ある。
【0016】また、この発明は、前記水素処理におい
て、10kPa〜1000kPaのH2ガス中で、60
0℃〜750℃の温度域を昇温速度10℃/min〜2
00℃/minで昇温し、さらに750℃〜900℃に
15分〜8時間加熱保持する条件で、組織をR水素化
物、T−B化合物、T相、R214B化合物の少なくと
も4相の混合組織とした水素不均化処理を行った後、さ
らにArガスまたはHeガスによる絶対圧l0Pa〜5
0kPaの減圧気流中にて700℃〜900℃に5分〜
8時間の保持をする脱H2処理を行う水素処理すること
を特徴とする異方性永久磁石の製造方法である。
【0017】また、この発明は、上記の製造方法におい
て、圧縮圧力と直接通電によって成形する際に直接通電
の通電方向を圧縮圧力と平行あるいは垂直とすることを
特徴とする異方性永久磁石の製造方法である。
【0018】
【発明の実施の形態】
組成の限定理由 この発明に使用する原料合金に用いるRすなわち希土類
元素Rは、Y、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Gd、
Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Luが包括され、この
うち少なくとも1種以上で、Pr、Ndのうち少なくと
も1種または2種をRのうち50at%以上含有し、さ
らにRの全てがP、Ndのうち1種または2種の場合が
ある。Rの50at%以上をPr、Ndのうち少なくと
も1種以上とするのは、50at%未満では充分な磁化
が得られないためである。
【0019】Rは、10at%未満ではαFe相の析出
により保磁力が低下し、また20at%を超えると目的
とする正方晶Nd2Fe14B型化合物以外に、Rリッチ
の第2相が多く析出し、この第2相が多すぎると合金の
磁化を低化させる。従って、Rの範囲は10〜20at
%とする。
【0020】Tは鉄属元素であって、Fe、Coを包含
する。Tが67at%未満では低保磁力、低磁化の第2
相が析出して磁気的特性が低下し、また85at%を超
えるとαFe相の析出により保磁力、角型性が低下する
ため、Tは67〜85at%とする。
【0021】また、Feのみでも必要な磁気的性質は得
られるが、Coの適量の添加は、キュリー温度の向上に
有用であり、Coは必要に応じて添加できる。FeとC
oの原子比においてFeが50%以下となると,Nd2
Fe14B型化合物の飽和磁化そのものの減少量が大きく
なってしまうため、Tのうち原子比でFeを50%以上
とした。
【0022】添加元素Mの効果は、水素不均化時に母相
の分解反応を完全に終了させずに、母相、すなわちR2
14B相を安定化して故意に残存させるのに有効な元素
が望まれる。特に顕著な効果を持つものとして、Ni、
Ga、Zr、Hfがある。
【0023】また、Mのうち、Al、Ni、Ga、Z
r、ln、Sn、Hfは、脱H2処理時の再結晶粒を
0.1μm〜1μmのサイズにまで成長させ、粉末に磁
気異方性を付与するのに有用な元素である。さらに、T
i、V、Cr、Nb、Mo、Ta、W、Cuは、脱H2
処理時の再結晶粒が、1μm以上に粗大化するのを防止
し、結果として保磁力が低下するのを抑制する効果を有
する。
【0024】従って、Mとしては、上記の元素を目的に
応じて組み合わせて用いることが得策である。添加量
は、0.05at%未満では添加量が少なすぎて効果が
なく、また10at%を超えると強磁性でない第2相が
析出して磁化を低下させることから、Mは0.05at
%以上10at%以下とした。
【0025】Bは、正方晶Nd2Fe14B型結晶構造を
安定して析出させるために必須の元素である。添加量は
4at%以下では、R217相が析出して保磁力を低下
させ、また減磁曲線の角型性が著しく損なわれる。ま
た、10at%を超えて添加した場合は、磁化の小さい
第2相が析出して粉末の磁化を低下させる。従って、B
は4〜10at%とした。
【0026】体積比で80%以上の正方晶Nd2Fe14
B型化合物を有する粗粉砕を得るためには、合金の鋳塊
を900℃〜1200℃の温度で1時間以上焼鈍する
か、造塊工程で鋳型の冷却速度を制御するなどの方法を
適宜選定すると良い。
【0027】製造条件の限定理由 水素処理法は、所要粒度の粗粉砕粉が外観上その大きさ
を変化させることなく、極微細結晶組織の集合体が得ら
れることを特徴とする。すなわち、正方晶Nd2Fe14
B型化合物に対し、高温、実際上は600℃〜900℃
の温度範囲でH2ガスと反応させる水素不均化処理によ
って、RH2■3、αFe、Fe2Bなどに相分離し、さ
らに同温度域でH2ガスを脱H2処理により除去すると、
再度正方晶Nd2Fe14B型化合物の再結晶組織が得ら
れる。
【0028】しかしながら、現実には、水素不均化処理
条件によって分解生成物の結晶粒径、反応の度合いが異
なり、水素不均化状態の金属組織は、水素不均化温度7
50℃未満と750℃以上とで明らかに異なる。この金
属組織上の違いが、脱水素処理を行った後の磁粉の磁気
的性質に大きく影響する。
【0029】さらに、脱水素化処理条件によって、正方
晶Nd2Fe14B型化合物の再結晶状態が大きく影響を
受け、水素処理法によって作製した磁性粉の磁気的性
質、特に保磁力に大きく影響する。逆に、脱水素化処理
条件を選択することによって、磁気特性を制御できる。
【0030】出発原料の粗粉砕法は、従来の機械的粉砕
法やガスアトマイズ法の他、H2吸蔵による、いわゆる
水素粉砕法を用いてもよく、工程の簡略化のためにこの
水素粉砕による粗粉砕工程と、極微細結晶を得るための
水素処理法を同一装置内で連続して行っても良い。
【0031】この発明において、粗粉砕粉の平均粒度を
50μm〜5000μmに限定したのは、50μm未満
では粉末の酸化による磁性劣化の恐れがあり、また50
00μmを超えると水素処理によって大きな磁気異方性
を持たせることが困難となるからである。
【0032】この発明において、H2ガス中での加熱に
際し、H2ガス圧力が10kPa未満では前述の分解反
応が充分に進行せず、また1000kPaを超えると処
理設備が大きくなりすぎ、工業的にコスト面、また安全
面で好ましくないため、圧力範囲を10〜1000kP
aとした。さらに好ましい圧力範囲は50〜150kP
aである。
【0033】H2ガス中での加熱処理温度は、600℃
未満ではRH2■3、αFe、Fe2Bなどへの分解反応
が起こらない。また、600℃〜750℃の温度範囲で
は分解反応がほぼ完全に進行してしまい、分解生成物中
に適量のR214B相が残存せず、脱水素処理後に磁気
的、また結晶方位的に充分な異方性が得られない。また
900℃を超えるとRH2■3が不安定となり、かつ生成
物が粒成長して正方晶Nd2Fe14B型化合物極微細結
晶組織を得ることが困難になる。
【0034】水素不均化の温度範囲が750℃〜900
℃の領域であれば、脱水素時の再結晶反応の核となるR
214B相によって決定され、結果的に再結晶組織の結
晶方位が原料インゴットの結晶方位と一致し、少なくと
も原料インゴットの結晶粒径の範囲内では大きな異方性
を示すことになる。従って、水素不均化処理の温度範囲
を750〜900℃とする。
【0035】また、加熱処理時の保持時間については、
上記の分解反応を充分に行わせるためには15分以上必
要であり、また、8時間を超えると残存R214B相が
減少するため、脱水素後の異方性が低下するので好まし
くない、よって、15分〜8時間の加熱保持とする。
【0036】H2ガス中での昇温速度を所定範囲に保持
することはこの発明において最も重要な工程である。す
なわち、昇温速度が10℃/min未満であると、昇温
過程で600℃〜750℃の温度域を分解反応が進行し
ながら通過するために、完全に分解して母相すなわちR
214B相が残存せず、脱水素処理後の磁気的及び結晶
方位的異方性がほとんど失われてしまう。また、多量に
処理を行う場合は、大きな反応熱のために局部的に最適
処理温度範囲を超える場合があり、そのために実用的な
保磁力が得られない場合がある。
【0037】かかる昇温速度を10℃/min以上にす
れば、600℃〜750℃の領域で反応が充分に進行せ
ず、母相を残存したまま750℃〜900℃の水素不均
化温度域に達するため、脱水素処理後に磁気的および結
晶方位的に大きな異方性を持った粉末を得ることができ
る。また、750℃〜900℃の温度域における分解反
応時の反応熱による温度上昇は小さく、多量処理時でも
実用的な保磁力が得易い。従って、昇温速度は、750
℃以下の温度域において、10℃/min以上とする必
要がある。
【0038】また、200℃/minを越える昇温速度
は、赤外線加熱炉等を用いても実質的に実現困難であ
り、また可能であっても設備費が過大となるので好まし
くない、よって、昇温速度を10℃/min〜200℃
/minとする。
【0039】この発明の脱H2処理は、Arガス又はH
eガスの減圧気流中にて行うが、これによって原料の周
囲の実質的なH2分圧をR水素化物の平衡水素解離圧、
例えばNdH2では850℃でlkPa程度となり、脱
2反応は徐々に進行する。
【0040】雰囲気をArガス又はHeガスに限定した
のは、コスト面でArガスが使いよく、またH2ガスの
置換性や温度制御の点からHeガスが使いよいことによ
る。さらに、不活性ガスとして一般的なN2ガスは希土
類系化合物と反応して窒化物を形成するため不適当であ
り、また他の希ガスでは性能上のメリットがなくコスト
の面でも不利である。
【0041】この発明の脱H2処理時の雰囲気の絶対圧
は、l0Pa未満では脱H2反応が急激に起こり、化学
反応による温度が大きく低下し、さらに脱H2反応が急
激すぎるために冷却後の磁性粉の組織に粗大な結晶粒が
混在して保磁力が大きく低下するため好ましくなく、ま
た50kPaを超えると、脱H2反応に時間がかかりす
ぎて実用上問題となるため、絶対圧l0Pa〜50kP
aの範囲とする。この範囲で圧力を選択してやると保磁
力を制御することができる。
【0042】また、脱H2処理を減圧分流中で行うのは
脱H2反応によって、原料から放出されるH2ガスよっ
て、炉内圧力が上昇するのを防止するためである。実用
上は、一方から不活性ガスを導入しながら真空ポンプで
排気し、圧力の制御は、供給口、排気口のそれぞれに取
り付けられた流量調節弁を用いて行うとよい。
【0043】この発明において、脱H2処理の温度が7
00℃未満では、RH2■3相からのH2の離脱が起こら
ないか、正方晶Nd2Fe14B型化合物の再結晶が充分
進行しない。また、900℃を超えると正方晶Nd2
14B型化合物は生成するが、再結晶粒が粗大に成長
し、高い保磁力が得られない。そのため、脱H2処理の
温度範囲は700℃〜900℃とする。
【0044】また、加熱処理保持時間は、処理設備の排
気能力にもよるが、上記の再結晶反応を充分に行わせる
ことも重要であり、少なくとも5分以上保持する必要が
あるが、2次的な再結晶反応によって結晶が粗大化すれ
ば保磁力の低下を招くので、できる限り短時間の方が好
ましい。そのため、5分〜8時間の加熱保持で充分であ
る。
【0045】脱H2処理は、原料の酸化防止の観点か
ら、また処理股備の熱効率の観点で、水素化処理に引き
続いて行うのがよいが、水素化処理後、一旦原料を冷却
して、再び改めて脱H2のための熱処理を行っても良
い。
【0046】脱H2処理後の正方晶Nd2Fe14B型化合
物の再結晶粒径は実質的に0.05μm以下の平均再結
晶粒径を得ることは困難であり、また、たとえ得られた
としても磁気特性上の利点がない。一方、平均再結晶粒
径が1μmを超えると、粉末の保磁力が低下するため好
ましくない。そのため、平均再結晶粒径を0.05μm
〜1μmとした。
【0047】水素処理によって得られた粉末を粉砕する
方法としては、通常の機械粉砕法あるいは水素を吸蔵さ
せ、自然崩壊させる粉砕方法でもよい。バルクを成形す
るための粉末の粒度分布は、粗い粉末が作る隙間を細か
い粉末が埋めるようにこの発明では、平均粒度10μm
〜40μmの微粉砕粉を5〜30重量%と、平均粒度7
5μm〜250μmの粗粉砕粉を70〜95重量%混合
したものとする。
【0048】微粉砕粉の平均粒度を10μm〜40μm
としたのは、平均粒度が10μm未満では粒度が細かす
ぎるために、粉末が自身の表面エネルギーを減少させよ
うとして微粉粋粉同士が凝集し、密度の低い凝集粒子を
形成してしまうからである。また、平均粒度が40μm
を超えると微粉砕粉として粗粉砕粉の隙間に入らなくな
るために40μm以下とした。
【0049】粗粉砕粉の平均粒度を75μm〜250μ
mとしたのは、平均粒度が75μm未満では平均粒度1
0μm以上の微粉砕粉が入る隙間が極端に少なくなり、
微粉砕粉を混合する意味がない。また、平均粒度が25
0μmを超えると、小型磁気部品として精密成形する際
に大きすぎて好ましくないからである。
【0050】粉末の混合比において、微粉砕粉を5〜3
0重量%、粗粉砕粉を70〜95重量%としたのは、微
粉砕粉が5%未満すなわち粗粉砕粉が95%を超えると
粗粉砕粉の隙間に入る量が少ないために成形時の密度が
向上しない。また、微粉砕粉が30重量%を超える、す
なわち粗粉砕粉が70%未満では、微粉砕粉が粗粉砕粉
の隙間に入る量より多くなるために微粉砕粉を30重量
%以上入れても効果がない。よって微粉砕粉の混合比を
5〜30重量%、粗粉砕粉を70〜95重量%とした。
【0051】また、粉末の磁気特性は特に限定しない
が、微粉砕粉及び粗粉砕粉の保磁力を水素処理の脱水素
条件によって、保磁力0.65MA/m以下、及び0.
80MA/m以上にすることにより、成形後の配向の乱
れを最小限に抑制することができる。
【0052】バルクの製造方法の限定理由 圧縮圧力と直接通電によるバルク化とは、通常の一軸プ
レスにおいて、導電性のパンチと非導電性のダイもしく
は非導電性のパンチと導電性のダイによって構成され、
粉体に直接通電することによってジュール熱を発生さ
せ、温間成形するである。この方法では加熱に数十秒し
かかからない上に、真密度に近い高い密度を得ることが
でき、製造上のメリットが大きい。また、パンチやダイ
の材質としては、電導部にはカーボンや電導粒子とサイ
アロンの複合材料などが、非電導材料にはサイアロン、
サーメット、カーボンなどが挙げられる。
【0053】製造工程としては粒度調整をした異方性磁
石粉末を上記パンチとダイに充填し、磁界配向した後、
圧縮圧力をかけながら直接通電によって、Nd2Fe14
B相の再結晶温度近傍の700〜780℃に加熱し成形
する。この時の通電方向はバルクの形状に合わせて変え
るのが好ましい。すなわち、薄い板状のバルクでは圧縮
圧力と平行方向に、リング状のバルクでは圧縮圧力と垂
直方向にするのが好ましい。また、必要に応じて低融点
の金属などをバインダーとして加えても良いが、磁石粉
末と反応して磁気特性が低下する恐れがあるために5重
量%程度の極少量が好ましい。
【0054】
【実施例】
実施例1 高周波誘導溶解法によって溶製して得られた、表1に示
すNo.1〜11の組成の鋳塊を、1100℃、24時
間、Ar雰囲気中で焼鈍して、鋳塊中の正方晶Nd2
14B型化合物の体積比を90%以上とした。
【0055】この鋳塊をAr雰囲気中(O2量0.5%
以下)でスタンプミルにて平均粒度200μmに粗粉砕
した後、この粗粉砕粉を管状炉に入れ、lPa以下にま
で真空排気した。その後、純度99.9999%以上の
2ガスを導入しつつ、表2に示す水素不均化処理条件
で水素不均化処理を行った。こうして得た水素不均化原
料を、引き続き表2に示す脱水素処理条件に従って脱水
素処理を行った。排気には、ロータリーポンプを用い
た。冷却後、原料温度が50℃以下となったところで原
料粉末を取り出した。
【0056】得られた原料粉末をArガス雰囲気中(O
2量0.5%以下)でスタンプミルにて粉砕し、平均粒
度25μmの微粉砕粉と平均粒度150μmの粗粉砕粉
を得、それぞれ10重量%と90重量%をV型混合器に
て混合した。次にこの混合粉末をカーボン製のダイと導
電性TiN−サイアロン複合材料のパンチに充填し2.
5MA/mのパルス磁界で配向した。
【0057】次に、パンチに30MPaの圧力を加えな
がら電流密度3.0〜3.5MA/m2で30secの
直接通電を行い750〜780℃で圧縮加圧し、密度
7.4〜7.6g/cm3のバルク磁石を製造した。得
られたバルク磁石の磁気特性をBHトレーサーで測定
し、表2に示す。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】実施例2 表1に示すNo.11の組成を有する組成の平均粒度2
00μmの合金粉末を管状炉に入れ、1Pa以下にまで
真空排気した。その後、純度99.9999%以上のH
2ガスを導入しつつ、表2のNo.19に示す処理条件
で水素不均化処理および脱水素処理を行った。冷却後、
原料温度が50℃以下となったところで原料を取り出し
た。得られた原料は表3に示す平均粒度の粉末を表3に
示す重量割合で混合した。次に実施例1と同様の方法で
バルク磁石とし、その磁気特性をBHトレーサーで測定
した。その結果を表3に示す。
【0061】
【表3】
【0062】比較例 表1に示すNo.11の組成を有する平均粒度200μ
mの合金粉末を管状炉に入れ、1Pa以下にまで真空排
気した。その後、純度99.9999%以上のH2ガス
を導入しつつ、表2のNo.19に示す処理条件で水素
不均化処理および脱水素処理を行った。冷却後、原料温
度が50℃以下となったところで原料を取り出した。得
られた原料は粉砕し表4に示す平均粒度とし、表4に示
す重量割合で混合した。次に実施例1と同様の方法でバ
ルク磁石とし、その磁気特性をBHトレーサーで測定し
た。その結果を表4に示す。
【0063】
【表4】
【0064】
【発明の効果】この発明は、R−T−(M)−B系永久
磁石を製造する方法において、水素処理法によって得ら
れた磁気的異方性を有する磁石粉末を平均粒度10μm
〜40μmの微粉砕粉と平均粒度75μm〜250μm
の粗粉砕粉に粉砕後、前記微粉砕粉と粗粉砕粉をそれぞ
れ5〜30重量%と70〜95重量%混合し、ついで磁
界配向した後に圧縮圧縮成型する際に直接通電を行って
バルク化することによって、高い磁気特性と良好な温度
依存性を両立した異方性永久磁石を容易に製造すること
ができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 R:10〜20at%(R:Yを含む希
    土類元素の少なくとも1種で、PrまたはNdの1種ま
    たは2種をRのうち50at%以上含有)、T:67〜
    85at%(T:FeまたはFeの一部を50at%以
    下のCoで置換)、M:0.05〜10at%(M:A
    l,Ti,V,Cr,Ni,Ga,Zr,Nb,Mo,
    ln,Sn,Hf,Ta,W,Cu)、B:4〜10a
    t%からなる合金鋳塊を粗粉砕して平均粒度が50μm
    〜5000μmの、少なくとも80vol%以上が正方
    晶構造Nd2Fe14B型化合物からなる粗粉砕粉となし
    た後、水泰処理をして、得られる平均結晶粒径が0.0
    5μm〜1μmである磁気的に異方性を持つ再結晶集合
    組織からなる合金粉末に調整した後、これを粉砕して平
    均粒度10um〜40μmの微粉砕粉と平均粒度75μ
    m〜250μmの粗粉砕粉とし、微粉砕粉5〜30重量
    %と粗粉砕粉70〜95重量%とを混合し、次いで磁界
    配向した後に圧縮成型と直接通電によってバルク化する
    異方性永久磁石の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、10kPa〜100
    0kPaのH2ガス中で、600℃〜750℃の温度域
    を昇温速度10℃/min〜200℃/minで昇温
    し、さらに750℃〜900℃に15分〜8時間加熱保
    持する条件で、組織をR水素化物、T−B化合物、T
    相、R214B化合物の少なくとも4相の混合組織とし
    た水素不均化処理を行った後、さらにArガスまたはH
    eガスによる絶対圧l0Pa〜50kPaの減圧気流中
    にて700℃〜900℃に5分〜8時間の保持をする脱
    2処理を行う水素処理をすることを特徴とする異方性
    永久磁石の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、圧縮
    処理時の圧縮圧力と直接通電によって成形する際に直接
    通電の通電方向を圧縮圧力と平行とすることを特徴とす
    る異方性永久磁石の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2において、圧縮
    成型時の圧縮圧力と直接通電によって成形する際に直接
    通電の通電方向を圧縮圧力と垂直とすることを特徴とす
    る異方性永久磁石の製造方法。
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