JPH10172298A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH10172298A
JPH10172298A JP8325340A JP32534096A JPH10172298A JP H10172298 A JPH10172298 A JP H10172298A JP 8325340 A JP8325340 A JP 8325340A JP 32534096 A JP32534096 A JP 32534096A JP H10172298 A JPH10172298 A JP H10172298A
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JP
Japan
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signal
internal
memory device
memory cell
semiconductor memory
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Withdrawn
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JP8325340A
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Kyoji Yamazaki
恭治 山崎
Yutaka Ikeda
豊 池田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to DE19734908A priority patent/DE19734908A1/de
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリセルアレイの構成にかかわりなく、テ
スト時間の短縮でき、ウェハ状態でバーンインテストす
ることが可能な半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 外部からのバーンインモード指定信号S
BTに応じて活性化するリング発振器128からの出力
に基づいて、内部行アドレス発生回路122から出力さ
れた行アドレス信号は、演算回路124によりスクラン
ブル処理された後に行デコーダ102に与えられる。一
方、信号SBTの活性化に応じてデータ出力回路174
から出力される信号は、データスクランブラ176によ
りスクランブル処理され、チェッカパターンのデータ
が、メモリセルアレイの物理アドレスに対応してメモリ
セルアレイに与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
関し、特に、半導体記憶装置のテストを高速に行なうた
めの半導体記憶装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置、特に、ダイナミック型
RAM(以下、DRAM)のメモリ容量の大容量化に伴
い、半導体記憶装置のテストに要する時間も飛躍的に増
大している。
【0003】これは、半導体記憶装置の記憶容量が増大
するにつれ、そこに含まれるワード線の数も増大するた
め、ワード線を順次選択状態としつつメモリセル情報の
書込および読出動作を行なう時間が格段に長くなったこ
とにより生じる問題である。
【0004】上記の問題はバーンインテストなどの加工
試験においてより深刻である。このバーンインテストに
おいては、半導体記憶装置を高温高電圧の条件下で動作
させ、構成要素であるMOSトランジスタのゲート絶縁
膜不良、配線間の層間絶縁膜不良、配線不良および製造
工程時に混入したパーティクルに起因する不良などの潜
在的な初期不良を顕在化させて、出荷前の不良品を排除
するものである。
【0005】上記のようなバーンインテストは、出荷製
品の品質維持上必須の試験であり、このテストに要する
時間の増大は半導体記憶装置の製造コストの上昇に直接
結びつくことになる。
【0006】このようなテスト時間の増大の問題は、ま
た、寿命テストなどの信頼性試験においても同様に生じ
る問題である。
【0007】また、上記のようなバーンインテストにお
いては、予め各メモリセルに所定の記憶情報を書込み、
これをワード線を順次選択状態とすることで順次読出
し、書込を行なった情報である期待値と比較することに
より、データビットの誤りを検出することにより、製品
不良を発見する。このため、このようなバーンインテス
トは、外部から所定のアドレスのメモリセルに所定の記
憶情報を書込むことが可能であるように、チップ分離を
行なった後、アセンブリをした上で、各半導体記憶装置
に対して行なわれるのが一般的である。すなわち、たと
えば、モールドパッケージに封入され、最終製品と同様
の形状にまでアセンブリが完了した後の半導体記憶装置
に対して、上記のようなバーンインテストが行なわれる
ことになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、DRAM等
においては、メモリセル、ワード線およびビット線対の
配置の仕方によって、半導体記憶装置上の現実のメモリ
セルの配置に対応する物理アドレスと、外部から与えら
れるアドレス値とが必ずしも一致しない構成となってい
る場合がある。
【0009】以下、アドレススクランブル処理が必要な
半導体記憶装置へのデータの書込、特にチェッカパター
ン状のデータの書込についてより詳しく説明する。
【0010】図28は、従来のDRAM2000のデー
タの書込系回路の構成を示す概略ブロック図である。
【0011】従来のDRAM2000は、メモリセルが
行列状に配置されるメモリセルアレイ100と、外部か
ら与えられる行アドレス信号に応じて、対応するワード
線(行)を選択する行デコーダ102と、外部から与え
られる列アドレス信号に応じて、対応するビット線対
(列)を選択する列デコーダ104と、外部からの行ア
ドレスストローブ信号RASおよび列アドレスストロー
ブ信号/CASを受けて、内部制御信号を出力するコン
トロール回路118と、コントロール回路118に制御
され、外部からのライトイネーブル信号/WEを受け
て、書込動作を制御するライトコントロール回路136
と、外部データ入出力端子160に与えられる外部書込
データext.DQ0〜ext.DQnを受けて、バッ
ファ処理して出力するデータ入力バッファ162と、ラ
イトコントロール回路136により制御され、データ入
力バッファ162の出力を受けて、選択されたビット線
対の電位レベルを書込データに応じた電位レベルに駆動
するライトドライバ回路164とを含む。
【0012】外部制御信号入力端子154へ与えられる
信号/WEは、データ書込を指定するライトイネーブル
信号である。外部制御信号入力端子152へ与えられる
信号/RASは、半導体記憶装置の内部動作を開始さ
せ、かつ内部動作の活性時間を決定するロウアドレスス
トローブ信号である。
【0013】この信号/RASの活性化時、ロウデコー
ダ102等のメモリセルアレイ100の行を選択する動
作に関連する回路は活性状態とされる。外部制御信号入
力端子150へ与えられる信号/CASはコラムアドレ
スストローブ信号であり、メモリセルアレイ100にお
ける列を選択する回路を活性状態とする。
【0014】図29は、外部から与えられる行アドレス
と、メモリセル内部での内部行アドレス信号との対応を
表わす概念図である。
【0015】図29に示した例においては、アドレスス
クランブルにより、外部から与えられる行アドレス信号
のうち、A0RおよびA1Rに対して組換えが行なわれ
る場合を示している。
【0016】排他的論理和回路142は、外部から与え
られる行アドレス信号のうち、最下位から2ビット目の
信号A1Rおよび最下位から3ビット目のA2Rとを受
けて、内部行アドレス信号のうち、最下位から2ビット
目の信号RA1を出力する。
【0017】一方、排他的論理和回路140は、外部か
ら与えられる行アドレス信号の最下位ビットA0Rおよ
び排他的に論理和回路142の出力を受けて、内部行ア
ドレス信号の最下位ビットの信号RA0を出力する。
【0018】一般に、ワード線や、ビット線の配置の仕
方に応じて、外部から与えられるアドレスと、メモリセ
ルアレイ100上で選択されるメモリセルの物理アドレ
スとは、何らかの論理処理が施されたことと同等な対応
関係を有している。
【0019】このように、外部から与えるアドレス信号
と、内部でデータ書込を行なう際に選択されるアドレス
信号との間に組換えが行なわれると、以下に説明するよ
うな問題が生じる。
【0020】まず、その問題点について説明する前に、
典型的なDRAMにおけるメモリセル部分の構造につい
て簡単に説明する。
【0021】図30は、典型的なDRAMにおけるメモ
リセル部分の構造を示す断面図である。図30におい
て、DRAMメモリセル614は、ビット線611が接
続するN型高濃度層606と、ワード線605とをスト
レージノード609が接続するN型高濃度層606が形
成するメモリセルトランジスタ、ならびに電荷を蓄積す
るストレージノード609、誘電体膜615およびキャ
パシタの対向電極であるセルプレート610が形成する
メモリセルキャパシタとからなる。また、各素子間は分
離酸化膜604で分離されており、基板側はP型のウェ
ル603およびN型のウェル602が基板1上に形成さ
れている。P型ウェル603は、その電位を固定するた
めに配線613からP型高濃度層を介して電位の供給を
受けている。
【0022】図31は、図30のメモリセル部の等価回
路図である。図31において、メモリセルの蓄積電荷キ
ャパシタ電極であるストレージノード609は、ダイオ
ード構成によりPウェル603と接続されている。
【0023】ここで、図30において、隣接するメモリ
セルのメモリセルキャパシタ間にリーク電流が存在して
いるか、あるいはそのようなリークが生じるような不良
が潜在化している場合について考える。
【0024】この場合、このようなリーク不良が存在す
ることを検出するためには、隣接する2つのストレージ
ノード609を互いに異なる電位レベル、たとえば
“H”レベルと“L”レベルとに保持すればよい。この
ようにすることで、メモリセル間にリークが存在してい
る場合は、読出データが期待値とは異なる不良データと
して読出されることになる。一方、電圧ストレスが印加
されることで、この隣接メモリセル間に不良が潜在化し
ている場合でも、ストレスの印加時間の増大とともに、
そのような不良が顕在化してくることになる。
【0025】図32は、このように物理的に隣接するメ
モリセルに対して、互いに異なる電位レベルのデータを
書込んだ場合のデータの2次元的な配列を示す概念図で
ある。
【0026】図32においては、X方向(行方向)につ
いては、2K個(正確には、2048個)のメモリセル
が配置されているものとする。
【0027】上述のとおり、物理的に隣接するメモリセ
ルに対して、互いに異なる電位レベルのデータを書込ん
だ場合は、最終的には書込まれたデータのパターンは、
いわゆるチェッカフラグ状のパターン(以下、チェッカ
パターンと呼ぶ)となる。すなわち、チェッカフラグの
黒の枡目に対応して、“L”レベルが書込まれており、
白の枡目に対応して、“H”レベルが書込まれているこ
とになる。
【0028】ところが、上述したとおり、外部からこの
ようなチェッカパターンのデータを書込もうとする場
合、外部から与える行アドレス信号と、DRAM200
0中で実際に選択される内部アドレスとに組換えが存在
するため、外部から、このようなチェッカパターンを書
込もうとする場合、予め内部アドレスとの対応付けを考
慮した上で、外部からアドレス信号を与えることが必要
となる。
【0029】さらに、図32に示したようなチェッカパ
ターン状のデータの書込においては、アドレス信号に対
するスクランブル処理の影響だけでなく、以下に説明す
るようなデータスクランブルの影響についても考慮する
ことが必要となる。
【0030】図33は、メモリセルアレイ100中の特
定の列に対応するビット線対とワード線およびメモリセ
ルならびに、ビット線対に接続するセンスアンプの構成
を示す回路図である。
【0031】ワード線WLは、n+1本存在するものと
し、順番に0〜nの番号が割当てられているものとす
る。
【0032】ビット線対BL,/BLとワード線WLと
の交点に対応して、メモリセルが接続されている。各メ
モリセルは、一端にセルプレート電位が与えられるメモ
リセルキャパシタMCと、メモリセルキャパシタMCの
他端と対応するビット線との間に接続され、ゲートが対
応するワード線WLに接続するメモリセルトランジスタ
MTをそれぞれ含む。ワード線WLの番号が偶数番目の
メモリセルは、ビット線BLに接続し、対応するワード
線WLの番号が奇数番目のメモリセルは、ビット線/B
Lに接続している。
【0033】したがって、たとえば、すべてのメモリセ
ルに“H”レベルを書込もうとする場合においても、ビ
ット線対BL,/BLに印加する電位レベルは、そのメ
モリセルが偶数番目のワード線WLに接続しているか、
奇数番目のワード線WLに接続しているかによって異な
ることになる。
【0034】図34は、このようなメモリセルへのデー
タの書込と当該メモリセルからのデータ読出について、
書込まれるべきデータ、すなわち、たとえばビット線B
Lに与える電位レベルおよびビット線BLに出力される
電位レベルの関係を模式的に示す図である。ここで、上
述のとおり、データを書込もうとするメモリセルが偶数
番目のワード線(偶数番目の行)に接続しているか、奇
数番目のワード線(奇数番目の行)に接続しているかに
応じて、同一のデータを書込む場合でも、ビット線BL
に与える電位レベルが異なる。
【0035】そこで、外部から与えられた書込データD
inに対して、ビット線BLに与える電位レベル(論理
レベル)を決定する論理演算を以下、/ηで表わすこと
にする。ここで、/は、論理演算の反転演算を表わし、
演算/ηは、演算ηを反転した論理演算であることを示
す。
【0036】図34を参照して、この論理演算/ηは、
ワード線WLの物理アドレスの最下位ビットA0Rと書
込データDinとの排他的に論理和演算に相当する。す
なわち、物理アドレスの最下位ビットA0Rが“L”レ
ベル、すなわち偶数番目のワード線である場合は、外部
から与えられた書込データDinは、信号A0Rおよび
信号Dinを受ける排他的論理和演算回路144を介し
て、そのままメモリセルに与えられる。これに対して、
信号A0Rが“H”レベルである場合、すなわち、奇数
番目のワード線に相当する場合は、書込データDin
は、排他的論理和演算回路144により反転されてメモ
リセルに与えられる。
【0037】読出の場合は全く同様にして、メモリセル
から出力されるデータと信号A0Rとをともに受ける排
他的論理和演算回路146の出力が読出データDout
として出力される。
【0038】図35は、このようなデータの書込時にお
けるアドレスのスクランブルおよび書込データのスクラ
ンブル処理が行なわれる過程を、模式的に示すブロック
図である。
【0039】図35においては、図28に示したような
物理アドレスから内部アドレスへの変換を行なう論理演
算を/φで表わすことにする。
【0040】外部アドレス入力端子110に与えられる
A0〜Aiは、論理演算/φが行なわれた後、メモリセ
ル100に与えられる。一方、データ入力端子160に
与えられた書込データDinは、論理演算/ηが行なわ
れた後、メモリセルに与えられる。
【0041】現実には、このような演算/φまたは/η
を行なう回路が存在するわけではなく、ワード線やビッ
ト線の配置配列に応じて、結果としてこのような演算を
施したのと同様の結果となるにすぎない。しかしなが
ら、以下では、説明の簡単のために、外部から与えられ
るアドレス信号A0〜Aiおよび外部から与えられる書
込データDinにこのような論理演算が施されること
で、メモリセルの選択およびデータの書込等が行なわれ
ると考えるものとする。
【0042】以上説明したように、メモリセルへのデー
タの書込においては、外部から与えられるアドレス信号
と、メモリセル上で実際に選択されるアドレスとの間に
は、一定の対応関係を持った組換えの演算が行なわれる
のと等価である。さらに、データの書込においても、一
定の論理演算が行なわれた結果が書込まれると等価であ
る。したがって、メモリセルアレイに対して、図32に
示したようなチェッカパターン状のデータを書込むため
には、外部からアドレス信号および書込データを与える
場合、内部で論理演算/φおよび/ηが行なわれること
を考慮して、予めこれらの逆演算、すなわちアドレス信
号に対しては演算φ、書込データに対しては演算ηを行
なっておき、DRAM2000内部において、アドレス
信号に対して演算/φ、書込データに対して演算/ηが
行なわれることで、所望のメモリセルに、所望のデータ
を書込むという構成とすることが必要であった。
【0043】つまり、DRAMの構成に応じて、それぞ
れに固有のデータ書込用のソフトウェアを作成する必要
があることになる。
【0044】従来、バーンインテスト等においては、対
象となる半導体記憶装置にテスタを接続して、メモリセ
ル単位でデータの読出/書込処理を行なっている。
【0045】このような場合、テスタはフェールビット
マップを備えており、各メモリセルのフェール/パスな
どのテスト結果を、上記フェールビットマップ上の対応
するビットに記録する。
【0046】また、上記テスタは、供給するアドレスの
値を、テスト対象とされる半導体記憶装置のアドレスマ
ッピングに対応してアドレススクランブルを行なうソフ
トウェアを搭載する。上記のようなソフトウェアの機能
により、上記各メモリセルのテスト結果は、上記フェー
ルビットマップ上において当該半導体記憶装置のアドレ
スデコード論理に基づくアドレス値に対応するビットで
はなく、物理的に対応する位置にあるビットに記録され
る。これにより上記フェールビットマップを解析するこ
とで、メモリセルアレイ上の不良ビットの物理的な位置
の特定が可能となる。たとえば、メモリセル相互間の干
渉などの不良原因の解明を行なうことが可能となる。
【0047】しかしながら、テスタ側において、ソフト
ウェア的にアドレススクランブル処理を行なう従来の技
術では、不良ビットの位置を特定し解析する上で以下の
ような問題点がある。
【0048】第1には、メモリアレイのアドレスマッピ
ングごとにそれぞれ対応するソフトウェアを作成するこ
とが必要となる。すなわち、テスト対象とされる半導体
記憶装置の機能や構成が異なれば、各メモリセルの物理
的な配置順序やデコード論理に規定されるアドレスマッ
ピングも相違する。このため、半導体記憶装置固有のア
ドレスマッピングごとに半導体記憶装置に対応するアド
レススクランブルの論理を備えたソフトウェアを作成す
ることが必要となる。
【0049】第2には、テスタの処理能力によってはソ
フトウェア的に実現可能なアドレススクランブル処理に
限界がある。たとえば、階層的なアドレスマッピング構
成など、複雑なアドレス配置をとる半導体記憶装置をテ
ストする場合、アドレススクランブル処理を行なうため
のソフトウェアが複雑となる。このため、テスタの仕様
によっては処理能力が不足し、半導体記憶装置の評価テ
ストをできない場合が生じることになる。
【0050】第3には、バーンインテスト等において
は、先に説明したように、メモリセル間のリーク電流に
よる初期不良を顕在化させるために、行列状に配置され
たメモリセルに対して、いわゆるチェッカパターン状に
データを書込むことが行なわれる。すなわち、物理的に
隣接するメモリセルには、2次元的に“H”レベルと
“L”レベルとが交互に書込まれる。これにより、物理
的に隣接するメモリセル間に電圧ストレスを印加するこ
とが可能となる。
【0051】しかしながら、このようなチエツカパター
ンをメモリセルに書込む場合には、上述したようなアド
レススクランブル処理を考慮して、このようなデータ書
込を行なうためのソフトウェアを、各半導体記憶装置に
ついて個別に開発することが必要となる。
【0052】さらには、以上のようなアドレススクラン
ブル処理が必要になることに伴うテスタ側のソフトウェ
アの問題のほかに、以下のような問題点も存在する。
【0053】すなわち、従来のバーンインテストにおい
ては、モールドパッケージ等の最終アセンブリ工程完了
後の半導体記憶装置に対してバーンインテストを行なっ
ている。しかしながら、このようなバーンインテストに
おいて、初期不良が発見された半導体記憶装置は、最終
的には製品として出荷されないものであるため、このよ
うなチップに対してアセンブリを行なった製造コストが
無駄になってしまう。
【0054】したがって、たとえばウェハ状態でバーン
インテストを行ない、アセンブリ工程以前に不良チップ
を顕在化させ排除することが可能となれば、このような
製造コストを削減することが可能である。
【0055】しかしながら、ウェハ状態でバーンインテ
スト等を行なうためには、通常各チップごとにアドレス
信号や制御信号および書込データ等を与えることが必要
となり、各チップごとに相当数のプローブ針を接触させ
た状態でテストを行なうことが必要となる。
【0056】ところが、ウェハの全面にわたって、この
ようなプローブ針を各チップに接触させることは機械的
に困難であるばかりでなく、そのような並列テスト処理
を行なうテスタ側の負担も過大なものとなる。
【0057】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたものであって、その目的は、メモリセ
ルアレイの構成を考慮することなく、バーンインテスト
を行なうことで、テスト時間の短縮を図ることが可能な
半導体記憶装置を提供することである。
【0058】この発明の他の目的は、メモリセルアレイ
の構成を考慮することなく、メモリセルアレイに対して
チェッカパターンデータを書込むことが可能な半導体記
憶装置を提供することである。
【0059】この発明のさらに他の目的は、バーンイン
テスト時において、各半導体記憶装置に対して外部から
供給する信号数を削減することが可能で、ウェハ状態に
おいても、各チップ当りに必要なプローブ針の本数を削
減することが可能な半導体記憶装置、すなわち、ウェハ
状態においてバーンインテストを行なうことが可能な半
導体記憶装置を提供することである。
【0060】この発明のさらに他の目的は、ウェハ状態
におけるバーンインテストにおいても、メモリセルアレ
イに対して、チェッカパターンのデータを書込むことが
可能な半導体記憶装置を提供することである。
【0061】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体記
憶装置は、複数のビット線対と、複数のビット線対に交
差するワード線と、ビット線対とワード線の交点に対応
して行列状に配置され、各々が2値データのいずれかを
保持する複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、
外部からの指示に応じて、第1の動作モード信号を活性
化する動作モード設定手段と、第1の動作モード信号の
活性化に応じて、メモリセルを物理アドレスに対応して
順次選択する内部アドレスを巡回するように出力する内
部アドレス発生手段と、内部アドレス信号に応じて、対
応するメモリセルを選択し、データの書込を行なうメモ
リセル選択手段と、複数のビット線対、複数のワード線
および複数のメモリセルの配列に応じて、内部アドレス
信号により順次選択されるメモリセルに対して、チェッ
カパターン状に2値データが書込まれるように、メモリ
セル選択手段に内部書込データを出力する内部データ発
生手段とを備える。
【0062】請求項2記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置の構成において、内部アドレス
発生手段は、第1の動作モード信号に活性化に応じて、
メモリセルアレイの行を物理アドレスに対応して順次選
択する内部行アドレス信号を出力する内部行アドレス発
生手段と、内部行アドレス発生手段による行選択が一巡
するごとに、順次選択する内部列アドレスを更新した内
部列アドレス信号を出力する内部列アドレス発生手段と
を含み、メモリセル選択手段は、内部行アドレス信号に
応じて、対応するワード線を選択する行選択手段と、内
部列アドレス信号に応じて、対応するビット線対を選択
し、データの書込を行なう列選択手段とを含む。
【0063】請求項3記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置の構成に加えて、選択されたメ
モリセルの記憶情報に応じて、対応するビット線対の電
位を相補的に駆動する複数の感知増幅手段をさらに備
え、内部行アドレス発生手段は、内部クロック発生手段
と、内部クロック発生手段の出力に応じて、内部行アド
レス信号を巡回するように出力する行アドレスカウント
手段とを含み、動作モード設定手段は、外部からの指示
に応じて、第1の動作モード信号および第2の動作モー
ド信号のいずれかを活性化し、第1の動作モード信号の
活性化に応じて、行選択手段および列選択手段により選
択されるメモリセルに対して、内部データ発生回路の出
力が書込まれ、第2の動作モード信号の活性化に応じ
て、列選択手段は不活性化し、行選択手段は、内部行ア
ドレス信号に応じて対応するワード線を選択し、かつ、
感知増幅手段は選択されたワード線に接続する複数のメ
モリセルへ記憶情報の再書込を行なう。
【0064】請求項4記載の半導体記憶装置は、請求項
3記載の半導体記憶装置の構成において、内部クロック
発生手段は、第2の動作モード信号の活性化時よりも、
第1の動作モード信号の活性化時に出力する内部クロッ
ク信号周期を短くする分周手段をさらに含む。
【0065】請求項5記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置の構成に加えて、外部からの指
示を電圧信号として受けるテスト端子と、テスト端子に
与えられる電位を半導体記憶装置に電源電圧として供給
する電源電位供給手段とをさらに備え、動作モード設定
手段は、テスト端子に与えられる電位に応じて、第1の
動作モード信号を活性化する。
【0066】請求項6記載の半導体記憶装置は、形成さ
れた半導体基板からチップとして分離される半導体記憶
装置であって、チップ表面の最外周部に存在する、分離
加工の際の加工余裕領域と、加工余裕領域に囲まれるチ
ップ表面の内部領域に配置され、外部から電源電位が供
給される電源端子と、電源端子から加工余裕領域にまで
延在する配線とを備える。
【0067】請求項7記載の半導体記憶装置は、形成さ
れた半導体基板からチップとして分離され、チップ表面
の最外周部に存在する、分離加工の際の加工余裕領域
と、加工余裕領域に囲まれるチップ表面の内部領域に配
置され、外部から電源電位が供給される複数の電源端子
と、各電源端子から加工余裕領域にまで延在する配線と
をさらに備える。
【0068】請求項8記載の半導体記憶装置は、請求項
7記載の半導体記憶装置の構成において、配線は、ポリ
シリコン配線である。
【0069】請求項9記載の半導体記憶装置は、形成さ
れた半導体基板からチップとして分離され、請求項5記
載の半導体記憶装置の構成に加えて、チップ表面の最外
周部に存在する、分離加工の際の加工余裕領域と、加工
余裕領域に囲まれるチップ表面の内部領域に配置され、
外部から電源電位が供給される複数の電源端子と、各電
源端子から加工余裕領域にまで延在する配線とをさらに
備え、複数の電源端子は、テスト端子を含む。
【0070】請求項10記載の半導体記憶装置は、請求
項9記載の半導体記憶装置の構成において、配線は、ポ
リシリコン配線である。
【0071】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1は、本発明の実施の形態1の半導
体記憶装置1000の構成を示す概略ブロック図であ
る。
【0072】図1を参照して、半導体記憶装置1000
は、外部制御信号EXT./WE、EXT./RAS、
およびEXT./CASを受けて、各種内部制御信号を
発生するコントロール回路118と、メモリセルが行列
状に配列されるメモリセルアレイ100と、コントロー
ル回路118の制御の下に、リフレッシュ動作時または
バーンインテスト動作時に選択される行を指定する内部
行アドレス信号を発生する内部行アドレス発生回路12
2と、内部行アドレス発生回路122の出力を受けて、
演算φを行なって出力する演算回路124と、コントロ
ール回路118の制御の下に、アドレス信号入力端子1
10を介して与えられる外部アドレス信号A0〜Ai
と、内部行アドレス発生回路122の出力および演算回
路124の出力を受けて、通常動作時においては、アド
レス信号入力端子110に与えられたアドレス信号を、
信号SBTにより、バーンインモードが指定されている
場合には演算回路124からの出力を、コントロール回
路118から出力されるセルフリフレッシュモード指定
信号SRFが活性化している期間は、内部行アドレス発
生回路122から出力される信号を、それぞれ切換えて
行デコーダ102に与えるアドレス切換回路126を含
む。
【0073】半導体記憶装置1000は、さらに、バー
ンインモードが指定されている場合、またはセルフリフ
レッシュモードが指定されている場合には、所定の周波
数の内部クロックint.CLKを出力するリング発振
器128と、内部クロックint.CLKを受けて、所
定数の周期をカウントするカウンタ130と、カウンタ
130の出力および外部からの行アドレスストローブ信
号EXT.RASを受けて、通常動作においては、信号
EXT./RASに応じた内部行アドレスストローブ信
号int./RASを、バーンインテストモードまたは
セルフリフレッシュモードが指定されている場合には、
カウンタ130からの出力に応じた信号int./RA
Sを出力する内部RAS発生回路132と、外部から与
えられるEXT.CASおよびカウンタ130からの出
力を受けて、通常動作時には、信号EXT./CASに
応じた内部列アドレスストローブ信号int./CAS
を、バーンインモードが指定されている場合には、カウ
ンタ130からの出力に応じた信号int./CASを
出力する内部CAS発生回路134と、外部からのライ
トイネーブル信号EXT./WEを受けて、書込動作を
活性とする内部ライトイネーブル信号int./WEを
出力する内部/WE発生回路136と、コントロール回
路118の制御の下に活性化され、アドレス切換回路1
26から与えられる行アドレス信号をデコードし、メモ
リセルアレイ100の行を選択する行デコーダ102を
含む。
【0074】ここで、信号EXT./WEは、データ書
込を指定するライトイネーブル信号であり、信号/RA
Sは、半導体記憶装置1000の内部動作を開始させ、
かつ内部動作の活性時間を決定するロウアドレスストロ
ーブ信号である。
【0075】この信号EXT./RASの活性化時、行
デコーダ102等のメモリセルアレイ100の行を選択
する動作に関連する回路は活性状態とされる。信号EX
T./CASはコラムアドレスストローブ信号であり、
メモリセルアレイ100における列を選択する回路を活
性状態とする。
【0076】半導体記憶装置1000は、さらに、コン
トロール回路118の制御の下に活性化され、アドレス
切換回路126からの列アドレス信号をデコードし、メ
モリセルアレイ100の列を選択する列選択信号を発生
する列デコーダ104と、コントロール回路118の制
御の下に、データ書込時においてデータ入力端子160
へ与えられた外部書込データEXT.DQを受け、出力
する入力制御回路172を含む。入力制御回路172
は、信号SBTが活性状態であって、バーンインモード
が指定されている期間は不活性化する。
【0077】半導体記憶装置1000は、さらに、バー
ンインモードが指定された際に、外部書込データを出力
するデータ出力回路174と、データ出力回路のデータ
に対して、所定の論理演算を行なうデータスクランブラ
176と、入力制御回路172およびデータスクランブ
ラ176からの出力を受けて、バーンインモードにおい
てはデータスクランブラ176からの出力を、通常動作
においては入力制御回路172からの出力をそれぞれ切
換えて出力する切換スイッチ178と、切換スイッチ1
78の出力を受けて、バッファ処理して出力するデータ
入力バッファ162と、データ入力バッファ162の出
力を受けて、信号int./WEに応じて活性化され、
内部書込データをメモリセルアレイ100に対して出力
するライトドライバ164とを含む。
【0078】なお、半導体記憶装置1000には、外部
から外部電源電圧ext.Vccおよび接地電位GND
が与えられている。
【0079】また、図35において説明したとおり、メ
モリセルアレイ100に対しては、与えられたアドレス
信号は、論理演算/φが行なわれたのと等価であり、書
込データに対しては、論理演算/ηが行なわれたのと等
価な構成となっているものとする。
【0080】したがって、バーンインテストモードが指
定されている際に、内部行アドレス発生回路122から
出力される内部行アドレス信号に対して、演算回路12
4において、論理演算φが行なわれたデータに応じて、
メモリセルの選択が行なわれる場合、メモリセルアレイ
100においては、内部行アドレス発生回路において発
生したアドレスを物理アドレスとするメモリセルが選択
されることになる。
【0081】一方、データスクランブラ176において
は、書込を行なうデータのパターンに応じて、データ出
力回路174の出力に対して論理演算を行なっているの
で、メモリセルアレイ100に対してデータ書込が行な
われる際に、論理演算/ηが行なわれた後に、所望のデ
ータパターン、たとえばチェッカパターンをメモリセル
アレイの物理アドレスに対応して書込むことが可能であ
る。
【0082】図2は、図1に示したリング発振器128
およびカウンタ130の構成を示す概略ブロック図であ
る。
【0083】リング発振器128は、後に説明するよう
に、信号SBTまたは信号SRFの活性化に応じて活性
化され、所定の内部クロック信号int.CLKを出力
する。
【0084】カウンタ130は、互いに直列に接続さ
れ、リング発振器128からの出力を受けて、順次行ア
ドレス信号を出力する2ビットカウンタ1300.1〜
1300.n+1を含む。1300.1はリング発振回
路128からの出力を、信号SBTまたは信号SRFの
活性化に応じて導通状態となるトランジスタ200を介
して受け、信号RA0を内部RAS発生回路132に与
える。2ビットカウンタ1300.1に接続する2ビッ
トカウンタ1300.2は、信号RA1を内部RAS発
生回路132に与える。以下同様にして、2ビットカウ
ンタ1300.nは、信号RAnを出力する。
【0085】さらに、2ビットカウンタ1300.n+
1は、キャリー信号RAPを出力する。カウンタ130
は、さらに、キャリー信号RAPを受けて、信号SBT
の活性化時には、キャリー信号RAPをさらに、次段の
2ビットカウンタ1302.0に対して出力する切換ス
イッチ202を含む。
【0086】カウンタ回路130は、さらに、互いに直
列に接続する2ビットカウンタ1302.0〜130
2.m+1を含む。2ビットカウンタ1302.0から
は列アドレス信号CA0が、それに直列に接続する2ビ
ットカウンタ1302.2からは列アドレス信号CA1
がそれぞれ出力される。以下同様にして、2ビットカウ
ンタ1300.mからは列アドレス信号CAmが出力さ
れる。
【0087】さらに、2ビットカウンタ1300.m+
1は、キャリー信号CAPを出力する。
【0088】したがって、カウンタ回路130からは、
セルフバーンインテストモードが指定されていない場合
は、行アドレスRA0〜RAnが、リング発振器128
からの出力に応じて、順次カウントアップされながら出
力される。
【0089】一方、バーンインモードが指定されている
場合は、行アドレスが順次カウントアップされて、すべ
てのワード線が選択された後に、列アドレスが1だけ増
加する構成となっている。
【0090】このような構成とすることで、バーンイン
モードにおいては、すべてのメモリセルを順次選択する
構成とすることが可能である。このとき、行の選択が一
巡する期間は、列アドレスは固定されている。
【0091】図3は、図2に示した2ビットカウンタ1
300.0〜1300.n+1または1302.0〜1
302.m+1の構成を示す回路図である。
【0092】2ビットカウンタは、信号Qn−1を入力
として受け、信号Qn−1が2周期変化するごとに、出
力信号Qnのレベルを反転させる。基本的には、2つの
ラッチ回路302および300が直列に接続され、入力
信号Qn−1に応じて、初段のラッチ回路302および
次段のラッチ回路300の状態が順次反転することで、
対応する出力信号Qnが出力される。
【0093】このような2ビットカウンタの構成は周知
であるので、その構成および動作についての説明は省略
する。
【0094】図4は、図2に示したリング発振器の構成
の一例を示す回路図である。リング発振器128は、信
号SBTおよび信号SRFの論理和を一方の入力として
受けるNAND回路1282と、NAND回路1282
の出力を受ける、互いに直列に接続されたインバータ1
284〜1290とを含む。1290の出力が内部クロ
ック信号int.CLKに相当する。一方、インバータ
1290の出力は、NAND回路1282の他方の入力
ノードと接続している。
【0095】したがって、図4に示したような構成で
は、信号SBTの活性化に応じて、内部クロック信号i
nt.CLKが出力されることになる。なお、内部クロ
ック信号int.CLKの周期を所定の値とするため
に、インバータの段数を増減することが可能である。
【0096】図5は、図2に示したリング発振器128
の他の構成例を示す概略ブロック図である。
【0097】図4に示したリング発振器の構成と異なる
点は、インバータ回路1290の出力を受けて、分周す
る分周器1292と、インバータ1290の出力および
分周器1292の出力を受けて、信号SBTが活性であ
ってバーンインモードが指定されている場合には分周器
1292の出力を、信号SRAFが活性であって、セル
フリフレッシュモードが指定されている場合は、インバ
ータ1290の出力をそのまま出力する切換回路129
4を含む構成となっていることである。
【0098】したがって、図5に示したようなリング発
振器の構成では、バーンインモードテスト期間中の方
が、より高速に内部アドレスが変化することになる。
【0099】つまり、バーンインテスト期間中は、高速
に変化するアドレス信号に応じて、メモリセルアレイ1
00中のメモリセルが選択され、データ出力回路174
から出力されたデータが対応するメモリセルに書込まれ
る。一方、セルフリフレッシュモードにおいては、メモ
リセルアレイ100の各行がインバータ1290から出
力される発振周波数に応じて順次選択され、メモリセル
アレイ100に対するリフレッシュ動作が行なわれる。
【0100】図6は、行デコーダ102において、外部
から与えられるアドレス信号に応じて、メモリセルアレ
イを実際に選択するアドレス信号を生成する演算/φを
行なう論理演算回路の構成を示す回路図である。図6に
おいては、アドレスの組換えが起こる下位3ビットにつ
いてのみ示している。すなわち、与えられたアドレス信
号のうち下位から2ビット目の信号A1Rおよび下位か
ら3ビット目の信号A2Rを受ける排他的論理和回路1
42の出力がメモリセルの選択を行なうアドレスRA1
として出力される。信号RA1と外部から与えられるア
ドレス信号A0Rを受ける排他的論理和回路140の出
力が、信号RA0として出力されることになる。
【0101】図7は、このような下位3ビットのアドレ
ス信号の組換えの様子を示す対応図である。
【0102】図7に示したとおり、演算/φにより、デ
ータ0,1,2,3,4,5,6,7は、それぞれ、
0,1,3,2,7,6,4,5に置換される。
【0103】図8は、図6に示した論理演算/φの逆演
算であるφを行なう回路を示す回路図である。入力信号
の最下位ビットの信号RA0および下位から2ビット目
の信号RA1を受ける排他的論理和回路310の出力
が、信号A0Rとして出力される。一方、RA2および
信号RA1を受ける排他的論理和回路312の出力が信
号A1Rとして出力される。
【0104】図9は、図8に示した論理演算φの入力お
よび出力の対応関係を示す対応図である。
【0105】論理演算φにより、入力データ0,1,
2,3,4,5,6,7は、それぞれ0,1,3,2,
6,7,5,4に置換される。
【0106】この図9に示したような論理演算φを図1
に示した演算回路124が行なって出力することにな
る。なお、図9においては、論理演算/φにおいて、置
換が行なわれるのが、アドレス信号の下位3ビットのみ
であったため、それに対する逆演算も下位3ビットのみ
について示している。
【0107】図1に示したとおり、セルフバーンインテ
ストモードにおいては、演算回路124からの出力がア
ドレス切換回路126から行デコーダ102に対して与
えられるので、メモリセルの選択に対して、等価的に演
算/φが行なわれることになる。したがって、内部行ア
ドレス発生回路122から見ると、出力したアドレス信
号に、演算回路124において論理演算φが行なわれた
後に、実際のメモリセルの選択動作において、論理演算
φの逆演算である/φが行なわれ、メモリセルの選択が
行なわれることになる。したがって、内部行アドレス発
生回路122から出力されたアドレスが、メモリセルア
レイ100において選択されるメモリセルの物理アドレ
スと一致することになる。
【0108】図10は、メモリセルアレイに対するデー
タ書込の際に、実効的に外部から与えられた書込データ
Dinに対して行なわれるデータスクランブル処理に対
応する論理演算/ηに対応する論理回路の構成を示す。
すなわち、書込データDinに対して、アドレス信号A
0Rとの排他的論理和演算を行なった結果が、メモリセ
ルに対して書込まれるデータDcellとなる。
【0109】図11は、図10に示した/η論理演算回
路の動作を説明する図である。すなわち、行アドレスの
最下位ビットA0Rが0である場合は、外部から与えら
れる書込データDinと、メモリセルに書込まれるデー
タDcellとは一致する。一方で、行アドレス信号の
最下位ビットのA0Rが1である場合は、外部から与え
られる書込データDinに対して、メモリセルに書込ま
れるデータDcellは反転したデータとなっている。
【0110】図11は、図10に示した論理演算/ηの
反転論理演算ηを行なう回路を示す図である。
【0111】すなわち、行アドレス信号の最下位ビット
の信号A0Rとメモリセルへの書込データDcellと
の排他的論理和演算結果が、外部から与えられる書込デ
ータDinに対応する。
【0112】図13は、図12に示した論理演算回路η
の動作を説明する図である。信号A0Rが1である場合
は、信号Dcellが反転された信号が信号Dinとな
るので、図11と対比することで、図12の回路動作
が、論理演算/ηの反転論理演算となっていることがわ
かる。
【0113】図14は、図32に示したようなチェッカ
パターンをメモリセルに書込む場合に、外部から与える
べき書込データを示す図である。すなわち、図14にお
いては、奇数番目のワード線に接続されるメモリセルに
対して“L”レベルのデータDcellを、奇数番目の
ワード線に接続されるメモリセルに対して、“H”レベ
ルのデータDcellをそれぞれ書込む場合について示
している。図12において説明したとおり、信号Dce
llに対して、論理演算ηを行なった結果が、外部デー
タとして書込まれるべきデータDinとなる。図13を
参照して、このような論理演算をDcellに対して行
なうと、書込データDinとしては、すべてのワード線
に接続されるメモリセルに対して、“L”レベル固定で
よいことがわかる。
【0114】図15は、図14の場合とは反対に、偶数
番目のワード線に接続されるメモリセルに対して“H”
レベルのデータDcellを、奇数番目のワード線に接
続されるメモリセルに対して“L”レベルのデータDc
ellを書込む場合についての、データDcellとデ
ータDinとの対応を示す図である。
【0115】図14におけるのと同様に、データDce
llに対して、論理演算ηを行なうと、書込データDi
nとしては“H”レベル固定でよいことがわかる。
【0116】つまり、図32に示したようなチェッカパ
ターンをメモリセルに対して書込むためには、各列ごと
に、書込データを交互に“H”レベル固定とするか、
“L”レベル固定とすればよいことになる。
【0117】なお、以上説明したような論理演算φまた
はηは、メモリセルアレイにおけるメモリセル、ワード
線およびビット線対の配置の仕方に応じて変化する。
【0118】したがって、図32に示したようなチェッ
カパターンをメモリセルに書込む場合に書込データとし
て与えるデータのレベルは、各半導体記憶装置の構成に
応じて変化させることが必要となる。
【0119】図16は、図1に示した入力制御回路17
2、データ出力回路174、データスクランブラ176
および切換回路178の構成を示す概略ブロック図であ
る。
【0120】入力制御回路172は、外部から与えられ
る書込データDinを一方の入力に、信号SBTをイン
バータ1722により反転した信号を他方の入力として
受けるNAND回路1724と、NAND回路1724
の出力を反転して出力するインバータ1726とを含
む。
【0121】したがって、信号SBTが不活性である期
間は、NANDゲート1724は閉じた状態である。
【0122】一方データ出力回路174は、カウンタ回
路130から出力される行アドレス信号の最上位ビット
のRAnを受ける2ビットカウンタ1742を含む。
【0123】データスクランブラ回路176は、2ビッ
トカウンタ1742の出力の信号ZAQ0と行アドレス
信号の最下位ビットA0Rを受ける排他的論理和回路1
762を含む。切換スイッチ178は、信号SBTの活
性化(“H”への変化)に応じて、ライトドライバ回路
182と、インバータ回路1726との接続を遮断状態
とするpチャネルMOSトランジスタ1782と、信号
SBTの活性化に応じて、データスクランブラ176の
出力とライトドライバ回路182とを導通状態とするn
チャネルMOSトランジスタ1784とを含む。
【0124】したがって、信号SBTが不活性である期
間は、外部から与えられた書込データDinがライトド
ライバ回路182に与えられる。これに対して、信号S
BTが活性である期間は、データ出力回路174からの
データが、ライトドライバ回路182に与えられる構成
となっている。
【0125】図17は、図16に示した2ビットカウン
タ1742の構成を示す概略ブロック図である。
【0126】図17に示す2ビットカウンタも、基本的
には初段のラッチ回路1744と次段のラッチ回路17
46とが直列に接続された構成となっている。この2ビ
ットカウンタ回路は、信号RAnの変化をカウントする
構成となっていること、および信号SBTの活性化(そ
の反転信号である信号/SBTが“L”レベルとなる)
構成となっていること以外は、周知な構成であるので、
その構成の説明および動作の説明については省略する。
【0127】第1のラッチ回路1744から出力される
信号ZAQ0が、データ出力回路174からデータスク
ランブラ176に対して出力される。
【0128】図18は、図17に示した2ビットカウン
タの動作を説明するタイミングチャートである。
【0129】時刻t1において、信号/SBTが“L”
レベル(信号SBTが活性化したことに対応。すなわ
ち、バーンインモードに入ったことに対応する。)に応
じて、ラッチ回路1744およびラッチ回路1746が
活性化し、ラッチ回路1744の出力信号AQ0および
信号ZAQ0がそれぞれ状態を反転させる。すなわち、
信号AQ0は、“L”レベルから“H”レベルへ、信号
ZAQ0は、“H”レベルから“L”レベルへと変化す
る。
【0130】一方、バーンインモードに入ったことによ
り、カウンタ130から行アドレス信号RA0〜RAn
が順次活性化されて出力される。図2に示したカウンタ
回路において、すべての行選択は終了し、キャリー信号
RAPが活性(”H”レベル)となるのに応じて、時刻
t2において、信号Q0のレベルが反転する。さらに、
時刻t2から所定時間経過後に、信号RAPが再び不活
性状態(”L”レベル)となるのに応じて、信号AQ0
およびZAQ0のレベルが反転する。したがって、信号
ZAQ0のレベルは、バーンインテストモードにおい
て、すべての行に対する選択動作が一巡するごとに反転
することになる。
【0131】すべての行に対する選択動作が一巡する期
間は、列アドレスが固定されているので、たとえば、時
刻t1〜時刻t2の期間においては、データ出力回路か
らは“L”レベルのデータが出力されることにより、図
14に示したとおり、メモリセルに書込まれるDcel
lは“L”レベルと“H”レベルとを交互に繰返すこと
になる。
【0132】行選択動作が一巡した後、再び最初の行か
らの選択動作が始まる際には、図2において説明したと
おり、列アドレスは1つ増加している。一方、図18に
おいて説明したとおり、書込信号Dinはそのレベルを
反転し“H”レベルとなっている。
【0133】したがって、図15において説明したとお
り、最初の1列目とは、反転したデータが2列目のメモ
リセルに対して順次書込まれる。
【0134】以上のようにして、図32に示したような
チェッカパターンをメモリセルに書込むことが可能とな
る。
【0135】図19は、バーンインモードにおける半導
体記憶装置1000の動作を説明するタイミングチャー
トである。
【0136】時刻t1において、バーンインモード指定
信号SBTが活性状態(“H”レベル)となるのに応じ
て、図18において説明したように、データ出力回路1
74の出力レベルは、時刻t2において“L”レベルに
変化する。一方で、リング発振器228が発振動作を開
始し、内部クロック信号int.CLKを受けて、カウ
ンタ130がカウント動作を行なう。内部行アドレス発
生回路122からは、カウンタ回路130からの出力に
応じて、まず第0番目の行を選択する行アドレス信号が
出力される。一方、カウンタ130から出力される列ア
ドレス信号は、第0番目の列に対応するものとなってい
る。
【0137】上述したとおり、列アドレスは、すべての
行についての選択動作が一巡するまで、このCA=0の
状態を維持することになる。
【0138】一方、内部行アドレス発生回路122から
は、所定の時間周期、たとえば1μsで変化する内部/
RAS信号が出力される。時刻t3において、内部/R
AS信号が活性状態(“L”レベル)となるのに応じ
て、対応する行のワード線WL0が選択状態(“H”レ
ベル)となる。一方で、時刻t2における内部/RAS
信号の活性化に応じて、内部CAS発生回路134から
出力される内部/CAS信号も活性状態(“L”レベ
ル)へと変化する。一方、列アドレスCA=0を選択す
る列選択信号CSLも活性状態(“H”レベル)となっ
て、対応する列に接続するメモリセルに対して、データ
出力回路174からの出力データの書込が行なわれる。
【0139】時刻t4において、内部/RASが不活性
状態(“H”レベル)となるのに応じて、内部/CAS
信号の不活性状態(“H”レベル)へと変化する。一
方、この時刻t4における内部/RAS信号の立上がり
のエッジに応じて、すなわち、リング発振器128から
出力される内部クロック信号int.CLKの立上がり
に応じて、カウンタ130から出力される行アドレス信
号が1だけ増加する。内部/RASの不活性化に伴っ
て、ワード線WL0は非選択状態となり、列選択信号C
SLも不活性となる。
【0140】以下同様にして、内部/RAS信号の活性
化(“L”レベルの変化)に応じて、対応するワード線
WLの選択が行なわれ、対応する列(図19に示した範
囲では列アドレスCA=0)を選択する列選択信号CS
Lが活性化する。
【0141】図18において説明したとおり、すべての
行に対する選択動作が一巡するまでは、データ出力回路
174からの出力データは“L”レベルを保持する。
【0142】バーンインテストモードにおいては、外部
からの指示に応じて、半導体記憶装置1000内で発生
した内部アドレスに対応するメモリセルに対して、デー
タ出力回路174から出力されるデータが順次書込まれ
ていき、図32に示したようなチェッカパターンの書込
が行なわれる。
【0143】したがって、外部から半導体記憶装置10
00に対しては、外部電源電位ext.Vccと接地電
位GNDと、テストモード信号TSの3つを与えるのみ
で、バーンインテスト動作を行なわせることが可能とな
る。
【0144】図20は、図1に示したテストモード設定
回路120の構成の一部を示す回路図である。
【0145】図20に示すように、テストモード信号入
力端子から互いに直列に接続し、各々がダイオード接続
されたnチャネルMOSトランジスタがn個設けられて
いる。テストモード入力端子に対して、以下の関係が満
たされる場合に、n個に直列接続した最終段のnチャネ
ルMOSトランジスタ1206のソース電位が電源電位
Vcc以上となる。
【0146】VTS>Vcc+n×Vth ここで、VTSはテストモード信号入力端子に与えられる
信号電圧である。
【0147】この直列接続されたnチャネルMOSトラ
ンジスタの最終段のトランジスタ1206のソース電位
を信号SBTとして用いることで、たとえば、このテス
ト信号入力端子を他の信号の入力端子と共用する構成と
することも可能である。
【0148】以上説明したとおり、実施の形態1の半導
体記憶装置1000においては、外部から外部電源電位
ext.Vcc、接地電位GNDならびにテストモード
指定信号TSのみを与えるだけで、メモリセルアレイに
対してチェッカパターンを書込むバーンインテストを行
なうことが可能である。
【0149】したがって、バーンインテストを行なう場
合に、テスタの側において、ソフトウェア的にスクラン
ブル処理を考慮したアドレス信号の発生および書込デー
タの発生を行なう必要がなくなる。
【0150】つまり、高速かつ容易に半導体記憶装置1
000のバーンインテストを行なうことが可能である。
【0151】さらに、外部から与える信号が上記の3つ
でよいため、たとえば、ウェハ状態においても、各チッ
プごとに必要となるプローブ針の本数は3本でよく、ウ
ェハ状態においてバーンインテストを行なうことも可能
となる。
【0152】[実施の形態2]図21は、本発明の実施
の形態2のテストモード設定回路121の構成を示す回
路図である。
【0153】実施の形態1の半導体記憶装置1000の
構成と異なる点は、外部電源電位入力端子以外に、テス
トモード信号入力端子を介しても、電源電位を内部回路
に供給することが可能な構成としている点である。
【0154】テストモード設定回路121は、テストモ
ード信号入力端子と接地電位GNDとの間に接続する高
抵抗素子R1と、テストモード入力端子と接地電位との
間に設けられるダイオード接続されたトランジスタTD
と、テストモード信号入力端子と電源供給線との間に接
続されるダイオードD1とを含む。
【0155】テストモード信号入力端子に、外部電源電
位ext.Vcc以上の電位を与えることで、信号SB
Tは活性状態の“H”レベルとなり、半導体記憶装置1
000の内部回路に電源電位を供給する電源供給線に
は、テストモード信号入力端子を介して、この端子に与
えられた電位よりもダイオードD1の立上がり電圧だけ
降下した内部電源電位int.Vccが供給される。
【0156】その他の点は、図1に示した半導体記憶装
置1000の構成と同様である。以上のような構成とす
ることで、バーンインテストを行なう際に、外部からは
テストモード信号入力端子および接地電位供給端子の2
つに所定の電位を供給するのみでよくなる。
【0157】したがって、バーンインテスト時にチップ
当りに必要となるプローブ針の本数をさらに削減するこ
とが可能となる。
【0158】図22は、上述したような各チップにつ
き、2本のプローブ針を用いる場合のプローブカードを
プローブ針の方向から見た平面図であり、図23は、プ
ローブカードの側面図である。
【0159】図22に示すように、プローブカードは、
ウェハ上に配列されたチップ位置に対応して、接地電位
を供給するプローブ針(図中黒丸)およびテストモード
信号入力端子に電源電位を供給するプローブ針(図中白
丸)をチップごとに有する構成となっている。
【0160】同様の構成を、従来の半導体記憶装置に対
して行なうためには、たとえば電源供給用のプローブ
針、接地電位供給用のプローブ針、接地電位供給用のプ
ローブ針、テストモード信号用のプローブ針、アドレス
信号供給用のプローブ針、信号ext.RAS等の制御
信号を供給するためのプローブ針等が必要となり、1チ
ップ当りに必要となるプローブ針の本数は本実施例の場
合に比べて著しく増加してしまう。
【0161】以上のような構成とすることで、ウェハ状
態において、バーンインテストを行なうことが可能とな
り、並列に多数のチップについてテストを行なうことが
できるので、テスト時間の短縮およびテストコストの削
減を図ることが可能となる。
【0162】しかも、ウェハ状態でバーンインテストを
行なうことで、不良チップに対するモールド化のための
コストを削減することも可能となる。
【0163】[実施の形態3]図24は、本発明の実施
の形態3の半導体記憶装置がウェハ上に形成されている
際の構成を示す平面図である。
【0164】図24においては、ウェハ内に2次元的に
配列された各半導体記憶装置チップに対して、これらの
チップをダイサーにより分離加工する際の余裕領域であ
るダイシング部に、電源電位および接地電位を供給する
配線が設けられる構成となっている。
【0165】すなわち、実施の形態3の半導体記憶装置
においては、ウェハ状態であってチップ分離される前
に、ウェハ表面上の、たとえばファセット部分に電源供
給用のパッド400および接地電位供給用のパッド40
2を備える構成となっている。電源電位供給パッドから
は、各チップ間に存在するダイシング部を介して、各チ
ップに電源電位を供給する配線が設けられ、接地電位供
給パッド402からは、同様にして、ダイシング部に、
各チップに対して接地電位を供給するための配線が設け
られている。
【0166】図25は、図24に示した平面図におい
て、破線の円内を拡大した部分拡大図である。
【0167】電源電位供給用パッド400からダイシン
グ部を経由して、各チップに対して電源電位を供給する
電源電位供給配線が設けられる。
【0168】一方、接地電位供給用パッド402から
は、ダイシング部を経由して、各チップに接地電位を供
給するための接地電位供給配線が設けられている。
【0169】このような構成とすることで、ウェハ状態
におけるバーンインテストにおいて、各チップごとに電
源電位ないし接地電位を供給する必要がなくなる。
【0170】実施の形態1の半導体記憶装置1000を
図24に示したようにウェハ上に配置している場合、ウ
ェハ状態でのバーンインテストを行なうためには、プロ
ーブカードには、各チップごとにテストモード指定信号
を供給するプローブ針が1本ずつ配置される構成となっ
ておればよい。
【0171】一方、実施の形態2における半導体記憶装
置を、図24に示したようにウェハ上に配置している場
合は、電源供給用パッド400および接地電位供給用パ
ッド402から、それぞれ外部電源電位および接地電位
を供給するのみでバーンインテストをウェハ状態で行な
うことが可能となる。
【0172】したがって、この場合にはプローブ針から
信号をチップに供給することは不要となる。
【0173】以上のような構成とすることで、ウェハ状
態においても、容易に各チップごとにバーンインテスト
を行なうことが可能となり、テスト時間の短縮およびテ
ストコストの削減を図ることが可能となる。
【0174】図26は、ウェハ状態において、図25に
示したように配置された半導体記憶装置チップをダイサ
ーにより分離加工した後のチップの構成を示す上面図で
ある。
【0175】チップの周囲には、チップ分離加工後も残
存しているダイシング部(チップ分離加工時の加工余裕
領域)が存在している。図25のような構成となってい
たことにより、チップ分離後も、半導体記憶装置チップ
においては、電源供給端子ないしテストモード指定信号
入力端子412からダイシング部に向かう配線が残存し
ており、接地電位供給用端子410からダイシング部へ
向かう表面上にも配線が残存していることになる。
【0176】図27は、図26に示したAA′線に沿う
断面を示す断面図である。図27においては、テストモ
ード指定信号入力端子ないし電源電圧入力端子は、2層
目のアルミ配線により形成される構成となっているもの
とする。2層目のアルミ配線の下層には、絶縁層を介し
て1層目のアルミ配線が存在しており、両者は、層間絶
縁膜に開口された接続孔を介して接続されている。一
方、1層目のアルミ配線の下層には、層間絶縁膜を介し
て、さらにポリシリコン配線層PSが存在している。こ
のポリシリコン配線層PSがダイシング部に至る配線を
形成している。
【0177】もちろん、このようなダイシング部に至る
配線をアルミ配線によって形成することも可能である
が、このようなポリシリコン配線とすることで、バーン
インテスト等を行なう際のチップの耐湿性を確保するこ
とが可能となる。
【0178】したがって、図27に示したような半導体
チップが図25に示すように配列されている場合は、電
源供給用パッド400に至る配線は、このポリシリコン
配線層により形成することが可能である。
【0179】ただし、ポリシリコン配線部の抵抗値が問
題となるような場合は、たとえば電源電位供給用パッド
400や接地電位供給用パッド402をウェハの複数の
箇所に配置することで、これら各パッドから半導体記憶
装置チップまでの実効的な距離を低減する構成とするこ
とも可能である。
【0180】
【発明の効果】請求項1および2記載の半導体記憶装置
は、外部からの指示に応じて、メモリセルにチェッカパ
ターン状に2値データが書込まれるので、メモリセルア
レイの構成を外部から考慮することなく、バーンインテ
ストを行なうことができる。したがって、テスト時間の
短縮およびテストコストの削減を図ることが可能とな
る。
【0181】請求項3記載野半導体記憶装置は、セルフ
リフレッシュ動作を行なう回路と、外部からの指示に応
じてメモリセルにチェッカパターンを書込む回路とを共
用する構成としたので、チップ面積の削減を図ることが
可能で、製造コストの低減を図ることが可能である。
【0182】請求項4記載の半導体記憶装置は、請求項
3記載の半導体記憶装置の構成にいおて、バーンインテ
スト期間中は内部クロック信号周期が短くなるため、よ
り高速にバーンインテストを行なうことが可能となる。
【0183】請求項5記載の半導体記憶装置は、動作モ
ードの設定および内部回路への電源電位供給を同一のテ
スト端子から行なう構成としたので、バーンインテスト
時に1チップ当りに必要なプローブ針の数を削減するこ
とが可能である。
【0184】したがって、ウェハ状態においても、バー
ンインテストを行なうことが可能で、並列テストにより
テストコストの削減を図ることが可能で、不良チップに
対するアセンブリコストの削減を図ることも可能であ
る。
【0185】請求項6および7記載の半導体記憶装置
は、チップ分離時の加工余裕領域(ダイシング部)に配
置された配線により、各チップに対して電源電位および
接地電位を供給することが可能で、バーンインテスト等
においてチップ当りに必要なプローブ針の数を削減する
ことが可能である。したがって、ウェハ状態でのテスト
を行なうことが容易となる。
【0186】請求項8記載の半導体記憶装置は、加工余
裕領域まで延在する配線がポリシリコン配線であるた
め、このような配線を設けた場合でも、耐湿性が劣化す
ることがない。
【0187】請求項9記載の半導体記憶装置は、ウェハ
状態において、ダイシング部に配置される配線から各チ
ップに電源電位等を供給することが可能であり、かつ電
源電位供給端子とテストモード信号入力端子とが共用さ
れる構成となっているので、さらに1チップ当りのプロ
ーブ針の本数を削減することが可能である。
【0188】請求項10記載の半導体記憶装置は、加工
余裕領域まで延在する配線がポリシリコン配線であるた
め、このような配線を設けた場合でも、耐湿性が劣化す
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体記憶装置10
00の構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 図1に示したカウンタ回路130の構成を示
す概略ブロック図である。
【図3】 図2に示した2ビットカウンタの構成を示す
回路図である。
【図4】 図1に示したリング発振器128の構成の一
例を示す概略ブロック図である。
【図5】 図1に示したリング発振器128の構成の他
の例を示す概略ブロック図である。
【図6】 アドレススクランブル処理に相当する論理回
路を示す回路図である。
【図7】 図6に示した論理回路の動作を説明するため
の図である。
【図8】 アドレススクランブル処理の逆演算処理に対
応する論理回路を示す回路図である。
【図9】 図8に示した論理回路の動作を説明するため
の図である。
【図10】 データスクランブル処理に対応する論理回
路を示す回路図である。
【図11】 図10に示した論理回路の動作を説明する
ための図である。
【図12】 データスクランブル処理の逆演算処理に対
応する論理回路の構成を示す回路図である。
【図13】 図12に示した論理回路の動作を説明する
ための図である。
【図14】 メモリセルに書込まれるデータDcell
と外部から与える書込データDinとの関係を示す第1
の対応図である。
【図15】 データDcellとデータDinとの対応
を示す第2の対応図である。
【図16】 入力制御回路172、データ出力回路17
4、データスクランブル回路176および切換スイッチ
178の構成を示す概略ブロック図である。
【図17】 図16に示した2ビットカウンタの構成を
示す概略ブロック図である。
【図18】 図17に示した2ビットカウンタの動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図19】 バーンインモードにおける半導体記憶装置
1000の動作を説明するためのタイミングチャートで
ある。
【図20】 図1に示したテストモード設定回路120
の一例を示す回路図である。
【図21】 本発明の実施の形態2のテストモード設定
回路121の構成を示す回路図である。
【図22】 実施の形態2の半導体記憶装置に対するプ
ローブカードの構成を示す平面図である。
【図23】 図22に示したプローブカードの側面図で
ある。
【図24】 本発明の実施の形態3の半導体記憶装置が
ウェハ上に配置されている場合を示す平面図である。
【図25】 図24の部分拡大図である。
【図26】 図24に示した半導体チップの分離後の構
成を示す平面図である。
【図27】 図26のAA′線に沿う断面図である。
【図28】 従来の半導体記憶装置2000のデータ書
込回路の構成を示す概略ブロック図である。
【図29】 従来の半導体記憶装置のアドレススクラン
ブルの一例を示す概念図である。
【図30】 従来の半導体記憶装置のメモリセル部の断
面構造を示す断面図である。
【図31】 図30に示した断面図に対する等価回路で
ある。
【図32】 バーンインテスト時にメモリセルに書込ま
れるチェッカパターンを示す図である。
【図33】 メモリセル、ワード線およびビット線対の
配置を示す概略ブロック図である。
【図34】 データスクランブルを説明するための概念
図である。
【図35】 メモリセルへのデータ書込動作時のスクラ
ンブル処理を示すための概念図である。
【符号の説明】
100 メモリセルアレイ、102 行デコーダ、10
4 列デコーダ、110 アドレス信号入力端子、12
0 テストモード設定回路、122 内部行アドレス発
生回路、124 演算回路、126 アドレス切換回
路、128 リング発振器、130 カウンタ回路、1
32 内部RAS発生回路、134 内部CAS発生回
路、136 内部/WE発生回路、160 外部データ
入力端子、162 データ入力バッファ、164 ライ
トドライバ回路、172 入力制御回路、174 デー
タ出力回路、176 データスクランブル回路、178
切換スイッチ、1000、2000 半導体記憶装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/301 G11C 11/34 371A 27/04 H01L 21/78 A 21/822 27/04 T 27/108 27/10 621Z 21/8242 681C

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビット線対と、 前記複数のビット線対に交差するワード線と、 前記ビット線対とワード線の交点に対応して行列状に配
    置され、各々が2値データのいずれかを保持する複数の
    メモリセルを含むメモリセルアレイと、 外部からの指示に応じて、第1の動作モード信号を活性
    化する動作モード設定手段と、 前記第1の動作モード信号の活性化に応じて、前記メモ
    リセルを物理アドレスに対応して順次選択する内部アド
    レスを巡回するように出力する内部アドレス発生手段
    と、 前記内部アドレス信号に応じて、対応するメモリセルを
    選択し、データの書込を行なうメモリセル選択手段と、 前記複数のビット線対、複数のワード線および複数のメ
    モリセルの配列に応じて、前記内部アドレス信号により
    順次選択されるメモリセルに対して、チェッカパターン
    状に前記2値データが書込まれるように、前記メモリセ
    ル選択手段に内部書込データを出力する内部データ発生
    手段とを備える、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記内部アドレス発生手段は、 前記第1の動作モード信号に活性化に応じて、前記メモ
    リセルアレイの行を物理アドレスに対応して順次選択す
    る内部行アドレス信号を出力する内部行アドレス発生手
    段と、 前記内部行アドレス発生手段による行選択が一巡するご
    とに、順次選択する内部列アドレスを更新した内部列ア
    ドレス信号を出力する内部列アドレス発生手段とを含
    み、 前記メモリセル選択手段は、 前記内部行アドレス信号に応じて、対応するワード線を
    選択する行選択手段と、 前記内部列アドレス信号に応じて、対応するビット線対
    を選択し、データの書込を行なう列選択手段とを含む、
    請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 選択されたメモリセルの記憶情報に応じ
    て、対応するビット線対の電位を相補的に駆動する複数
    の感知増幅手段をさらに備え、 前記内部行アドレス発生手段は、 内部クロック発生手段と、 前記内部クロック発生手段の出力に応じて、内部行アド
    レス信号を巡回するように出力する行アドレスカウント
    手段とを含み、 前記動作モード設定手段は、 外部からの指示に応じて、前記第1の動作モード信号お
    よび第2の動作モード信号のいずれかを活性化し、 前記第1の動作モード信号の活性化に応じて、前記行選
    択手段および列選択手段により選択されるメモリセルに
    対して、前記内部データ発生回路の出力が書込まれ、 前記第2の動作モード信号の活性化に応じて、前記列選
    択手段は不活性化し前記行選択手段は、前記内部行アド
    レス信号に応じて対応するワード線を選択し、かつ、前
    記感知増幅手段は選択された前記ワード線に接続する複
    数のメモリセルへ記憶情報の再書込を行なう、請求項2
    記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記内部クロック発生手段は、 前記第2の動作モード信号の活性化時よりも、前記第1
    の動作モード信号の活性化時に出力する内部クロック信
    号周期を短くする分周手段をさらに含む、請求項3記載
    の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記外部からの指示を電圧信号として受
    けるテスト端子と、 前記テスト端子に与えられる電位を前記半導体記憶装置
    に電源電圧として供給する電源電位供給手段とをさらに
    備え、 前記動作モード設定手段は、前記テスト端子に与えられ
    る電位に応じて、前記第1の動作モード信号を活性化す
    る、請求項1記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 形成された半導体基板からチップとして
    分離される半導体記憶装置であって、 前記チップ表面の最外周部に存在する、分離加工の際の
    加工余裕領域と、 前記加工余裕領域に囲まれるチップ表面の内部領域に配
    置され、外部から電源電位が供給される電源端子と、 前記電源端子から前記加工余裕領域にまで延在する配線
    とを備える、半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記半導体記憶装置は、形成された半導
    体基板からチップとして分離され、 前記チップ表面の最外周部に存在する、分離加工の際の
    加工余裕領域と、 前記加工余裕領域に囲まれるチップ表面の内部領域に配
    置され、外部から電源電位が供給される複数の電源端子
    と、 前記各電源端子から前記加工余裕領域にまで延在する配
    線とをさらに備える、請求項1記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記配線は、ポリシリコン配線である請
    求項7記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記半導体記憶装置は、形成された半導
    体基板からチップとして分離され、前記チップ表面の最
    外周部に存在する、分離加工の際の加工余裕領域と、 前記加工余裕領域に囲まれるチップ表面の内部領域に配
    置され、外部から電源電位が供給される複数の電源端子
    と、 前記各電源端子から前記加工余裕領域にまで延在する配
    線とをさらに備え、 前記複数の電源端子は、前記テスト端子を含む、請求項
    5記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記配線は、ポリシリコン配線である
    請求項9記載の半導体記憶装置。
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