JPH10171971A - イメージスキャナ - Google Patents

イメージスキャナ

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JPH10171971A
JPH10171971A JP8330585A JP33058596A JPH10171971A JP H10171971 A JPH10171971 A JP H10171971A JP 8330585 A JP8330585 A JP 8330585A JP 33058596 A JP33058596 A JP 33058596A JP H10171971 A JPH10171971 A JP H10171971A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、イメージスキャナに関し、同時に
読み取った両面原稿の表面及び裏面のイメージデータを
高速でデータ転送することを目的とする。 【解決手段】 両面読み取りモードの場合、第1及び第
2の読み取り手段1及び2が用紙300の表面及び裏面
の画像データを同時に読み取り、データ転送手段6が予
め定められたインタフェースに従って用紙300の表面
及び裏面のイメージデータを第1の速度でデータ転送す
る。片面読み取りモードの場合、第3の読み取り手段3
が用紙300の表面の画像データを読み取り、データ転
送手段6が前記インタフェースに従って用紙300の表
面のイメージデータを第1の速度より遅い第2の速度で
データ転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージスキャナ
に関し、特に、両面原稿の表面の画像データと裏面の画
像データとを同時に読み取りそのイメージデータを高速
でホストコンピュータにデータ転送するイメージスキャ
ナに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータにイメージデータを入力す
る画像入力装置の1つに、電子ファイリング装置におけ
るデータ入力に用いられるイメージスキャナがある。例
えば銀行、保険会社等の金融業においては、業務上発生
する膨大な数の契約書等の帳票に記載された事項をコン
ピュータに入力する必要がある。そこで、この入力を正
確かつ高速に行うと共に検索機能等を実現するために、
電子ファイリング装置により帳票の記載事項をそのまま
イメージデータとしてコンピュータに入力して、電子フ
ァイリングシステムを構築する。イメージスキャナは帳
票の記載事項をイメージデータとして入力するための必
須の装置である。
【0003】イメージスキャナは以下のようにしてイメ
ージデータを取り込む。例えば、オペレータがイメージ
スキャナの給紙部に複数の帳票を載置する。イメージス
キャナがその給紙部から読み取り部に1枚の帳票を供給
(給紙)する。読み取り部のラインセンサ(CCD)は
帳票上の文字等の画像データを読み取り、これをコンピ
ュータで処理可能なイメージデータ(ディジタルデー
タ)の形態にしてホストコンピュータにデータ転送す
る。読み取りが終わった帳票はイメージスキャナの用紙
排出部に排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、用紙の節約
等の種々の社会的な要請から、契約書等の帳票において
もその表面及び裏面の双方に契約事項等を記載したいと
の要求が大きくなっている。また、その優れた機能か
ら、電子ファイリングシステムを構築することが一般的
になっている。このため、イメージスキャナを用いてコ
ンピュータに入力すべきデータ量は増加する一途である
ことが容易に予想される。従って、イメージスキャナに
はデータ入力の高速化が求められている。
【0005】しかし、従来のイメージスキャナは帳票等
の原稿のイメージデータを片面だけ読み取る形式であ
る。即ち、片面スキャナである。従って、従来のイメー
ジスキャナを用いて、その表面及び裏面の双方に文字等
のデータ(画像データ)が記載された帳票(両面原稿)
のイメージデータを入力する場合、2回の読み取り動作
を必要とすると考えられる。具体的には、イメージスキ
ャナが帳票の表面のイメージデータの読み取り動作を終
了した後、オペレータが排出された当該原稿を反転させ
た上で給紙部にセットして、再度イメージスキャナに裏
面のイメージデータの読み取り動作を行わせる必要があ
る。従って、この方式によれば、帳票が両面原稿である
場合、その読み取りには必ずオペレータが介在しなけれ
ばならず煩わしい。また、2回の読み取り動作及びオペ
レータの手順の分だけ時間を要し、イメージデータの入
力の高速化の障害となる。
【0006】また、既存のコンピュータ(又は電子ファ
イリング装置)におけるイメージスキャナの接続インタ
フェースは、従来のイメージスキャナ(片面スキャナ)
に対応するものであるが、ある程度確立されたものであ
るため、これを変更することは好ましくない。即ち、両
面原稿のイメージデータを転送するインタフェースを新
たに設定するとすれば、既存のコンピュータにおいて当
該インタフェースを新たに設定する必要が生じ、ユーザ
にとって大きな負担となり現実的でない。従って、両面
原稿のイメージデータを出力するイメージスキャナに
は、従来の片面スキャナの動作環境を全く変更すること
なくコンピュータに接続できることが要求される。即
ち、論理的にも物理的にも従来のイメージデータインタ
フェースとの互換性を保ちつつ、高速化を図る必要があ
る。
【0007】更に、読み取った両面原稿のイメージデー
タを従来のままのデータ転送速度でコンピュータに転送
するのでは、イメージデータの入力の高速化が図れな
い。即ち、転送すべきデータ量が両面原稿の同時読み取
りにより単位時間当り2倍になるのに対し、データ転送
速度が従来のままでは、用紙の供給が連続して行われな
くなる可能性がある。具体的には、イメージデータの入
力処理の速度が、ラインセンサ(CCD)の読み取り能
力(駆動周波数)ではなく、コンピュータへのデータ転
送速度により律速されることになってしまう。このこと
は、両面原稿の同時読み取りを行っても、コンピュータ
における単位時間当りの帳票等の入力処理量(スループ
ット)は略同じ(枚数では約1/2)になってしまうこ
とを意味する。従って、この点からもデータ転送速度の
高速化を図る必要がある。
【0008】本発明は、両面原稿の表面のイメージデー
タと裏面のイメージデータとを同時に読み取るイメージ
スキャナを提供することを目的とする。また、本発明
は、両面原稿の表面及び裏面のイメージデータを同時に
読み取り高速でホストコンピュータにデータ転送するイ
メージスキャナを提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、両面原稿の表面及び裏面
のイメージデータのデータ転送速度を可変としたイメー
ジスキャナを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図であり、本発明によるイメージスキャナ100の構成
を示す。イメージスキャナ100は、ホストコンピュー
タ200に接続され、これとの間で予め定められたイン
タフェースに従ってデータ転送を行う。
【0011】このイメージスキャナ100は、用紙30
0の表面の画像データを読み取る両面読み取りモード用
の第1の読み取り手段1と、用紙300の裏面の画像デ
ータを読み取る両面読み取りモード用の第2の読み取り
手段2と、用紙300の表面の画像データを第1の読み
取り手段とは異なる位置で読み取る片面読み取りモード
用の第3の読み取り手段3と、用紙300の表面及び裏
面に記載された画像データを同時に読み取るように第1
及び第2の読み取り手段を制御し、用紙300の表面に
記載された画像データを読み取るように第3の読み取り
手段を制御する読み取り制御手段4と、第1乃至第3の
読み取り手段の読み取った画像データに所定の演算を施
して用紙300の表面及び裏面のイメージデータを形成
する信号処理手段5と、信号処理手段5の形成した用紙
300の表面及び裏面のイメージデータを予め定められ
たインタフェースに従ってホストコンピュータ200に
データ転送するデータ転送手段6とを備える。
【0012】両面読み取りモードの場合、読み取り制御
手段4の制御の下で第1及び第2の読み取り手段1及び
2が用紙300の表面及び裏面の画像データを同時に読
み取り、データ転送手段6が予め定められたインタフェ
ースに従って用紙300の表面及び裏面のイメージデー
タを第1の速度(高速)でデータ転送する。片面読み取
りモードの場合、読み取り制御手段4の制御の下で第3
の読み取り手段3が用紙300の表面の画像データを読
み取り、データ転送手段6が予め定められたインタフェ
ースに従って用紙300の表面のイメージデータを第1
の速度より遅い第2の速度(CCDの駆動周波数に依存
する速度,例えば従来の速度)でデータ転送する。
【0013】なお、後述の例において説明するように、
実際には、第1の読み取り手段1と第3の読み取り手段
3とは同一のものであって、異なる読み取りモードにお
いてその位置を移動させられて用いられる。
【0014】本発明のイメージスキャナ100によれ
ば、第1及び第2の読み取り手段1及び2を用いた両面
読み取りモードにより、帳票等の用紙300の表面及び
裏面の画像データを両面共に同時に読み取ることができ
る。即ち、本発明のイメージスキャナ100は両面スキ
ャナである。従って、表面及び裏面の双方に文字等のデ
ータ(画像データ)が描かれた帳票(両面原稿)のイメ
ージデータを入力する場合、本発明のイメージスキャナ
100は実質的に1回の読み取り動作で画像データを読
み取ることができる。これにより、用紙300が両面原
稿である場合でも、オペレータの介在なしでイメージデ
ータを形成でき、イメージデータの入力の高速化を図る
ことができる。
【0015】また、本発明のイメージスキャナ100に
よれば、両面読み取りモードの場合も片面読み取りモー
ドの場合も共に予め定められたインタフェースに従って
データ転送を行うことができる。このインタフェースを
従来のインタフェースと同様のものとすることにより、
本発明のイメージスキャナ100は従来のイメージデー
タの接続インタフェースと互換性を有することができ
る。従って、従来のイメージスキャナ(片面スキャナ)
に対応するインタフェースを有するホストコンピュータ
200に対しても、インタフェースの変更なしで(片面
スキャナの動作環境を全く変更することなく)、本発明
のイメージスキャナ100を接続することができる。
【0016】更に、本発明のイメージスキャナ100に
よれば、予め定められたインタフェースに従いつつ、両
面読み取りモードの場合のデータ転送速度を片面読み取
りモードの場合のデータ転送速度より高速に(例えば2
倍に)することができる。従って、単位時間当り2倍の
データ量がある両面読み取りモードの場合のイメージデ
ータのデータ転送時間を、片面読み取りモードの場合の
イメージデータのデータ転送時間と等しくすることがで
きる。これにより、ホストコンピュータ200における
単位時間当りの帳票等の入力処理量(スループット)も
約2倍にすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】最初に、説明の便宜上、本発明の
イメージスキャナ100における両面読み取りモードと
片面読み取りモードについて説明する。
【0018】図2及び図3はイメージスキャナ100の
構造を示す。イメージスキャナ100は、その筺体80
内に第1の読み取り手段1の主要部である表面用光学ユ
ニット(キャリア)10と、第2の読み取り手段2の主
要部である裏面用光学ユニット20とを備える。表面用
光学ユニット10及び裏面用光学ユニット20は、各
々、画像データを読み取るための周知の光源、レンズ
系、ラインセンサ(CCD)を備える。
【0019】裏面用光学ユニット20は、両面読み取り
モードにおいてのみ用いられるので、筺体80に対して
固定的に設けられる。表面用光学ユニット10は、両面
読み取りモード及び片面読み取りモードの双方において
用いられるので、所定方向に移動可能に(キャリア型と
して)設けられる。即ち、表面用光学ユニット10は、
両面読み取りモードにおいては図2に示す位置にあっ
て、第1の読み取り手段1の主要部として用いられ、ま
た、片面読み取りモードにおいては図2に示す矢印方向
に移動させられて、第3の読み取り手段3の主要部とし
て用いられる。従って、前述のように、実際には、第1
の読み取り手段1と第3の読み取り手段3とは同一のも
のであって、異なる読み取りモードにおいてその位置を
移動させられて用いられる。
【0020】両面読み取りモードにおいて、図2及び図
3に示すように、用紙300は用紙スタッカ81上に複
数枚載置され、1枚づつ自動的に第1及び第2の読み取
り手段1及び2へ供給される。従って、両面読み取りモ
ードはADF(Auto DocumentFeeder)モードでもある。
用紙300は、主としてピックローラ47、フィードロ
ーラ48及び49からなる用紙供給手段7により、第1
及び第2の読み取り手段1及び2に供給される。即ち、
用紙供給手段7は予め定められた所定の方向に予め定め
られた所定の速度で用紙を送ることにより用紙300を
供給する。具体的には、用紙300はピックローラ47
により1枚づつピックされ、フィードローラ48により
所定の読み取り位置を経てフィードローラ49に送ら
れ、読み取り終了により用紙排出台82上に排出され
る。従って、この間用紙300が所定方向に移動させら
れ、第1及び第2の読み取り手段1及び2は固定されて
いる。用紙300の移動の速度は予め定められた一定の
速度とされる。この速度は主としてラインセンサの駆動
周波数に依存して定まる。
【0021】第1及び第2の読み取り手段1及び2は、
各々、予め定められた所定の読み取り位置において用紙
300の画像データを読み取る。ここで、図3(及び図
1)に示すように、第1及び第2の読み取り手段1及び
2の読み取り位置が、用紙300の供給方向において互
いに少し異なるようにされる。具体的には、第1の読み
取り手段1の読み取り位置が、第2の読み取り手段2の
読み取り位置よりも用紙300の供給方向において少し
上流側とされる。
【0022】これにより、読み取りの際に第1及び第2
の読み取り手段1及び2が相互に干渉することを防止で
きる。即ち、表面用光学ユニット10及び裏面用光学ユ
ニット20の光源から用紙300に光を照射してその反
射光をラインセンサで検出する場合、前記読み取り位置
が同一では用紙300が透けてしまい、表面の画像デー
タを裏面のものと、裏面の画像データを表面のものと誤
って読み取ってしまう。従って、第1及び第2の読み取
り手段1及び2の読み取り位置のずれ量は、これらが相
互に干渉しないような量とされ、構造設計的に定められ
る。
【0023】片面読み取りモードにおいて、図2に示す
ように、用紙300はオペレータにより平板状のプラテ
ン(プラテンガラス)83上に1枚だけ載置される。こ
の時、用紙300の表面が下側(プラテン83側)とさ
れる。表面用光学ユニット10が、片面読み取りモード
の開始に先立ってプラテン83下の開始の位置に移動さ
せられ、片面読み取りモード期間中に図2の矢印とは同
方向(副走査方向)に所定の速度で移動させられる。表
面用光学ユニット10の移動は(ステッピング)モータ
45及びベルト46により行われる。この間、用紙30
0はプラテン83上に固定されている。
【0024】図4はイメージスキャナ100の構成を示
す。マイクロプロセッサ8は、読み取り制御手段4、信
号処理手段5、データ転送手段6(及び用紙供給手段
7)を制御することにより、イメージスキャナ100の
全体の制御を行う。また、マイクロプロセッサ8は、オ
ペレータによるイメージスキャナ100の外部からの所
定の指示入力に応じて、両面読み取りモードと片面読み
取りモードとの切り換えを行う。即ち、これらのモード
の実行に必要な制御信号を形成して読み取り制御手段
4、信号処理手段5、データ転送手段6(及び用紙供給
手段7)に入力する。更に、マイクロプロセッサ8は、
オペレータによるイメージスキャナ100の外部からの
所定の指示入力に応じて、データ転送手段6におけるデ
ータ転送速度を指定された値に制御する。ここで、オペ
レータにより、両面読み取りモードにおける(第1の)
データ転送速度は片面読み取りモードにおける(第2
の)データ転送速度の約2倍とされる。第1及び第2の
データ転送速度は予め定められた範囲で可変とされる。
この範囲はデータ転送手段6及びホストコンピュータ2
00の備えるハードウェアに依存して定まる。
【0025】第1の読み取り手段1はラインセンサ(セ
ンサ)11、増幅器(アンプ)12及びアナログディジ
タル変換部(A/D)13からなる。ラインセンサ11
はCCDからなり、用紙300上の画像データに対応し
た画像信号を出力する。この画像信号はアナログ信号で
ある。ラインセンサ11のアナログ出力は、増幅器12
で所定のレベルにまで増幅され、アナログディジタル変
換部13でディジタル信号に変換された上で信号処理手
段5に入力される。このディジタル信号は例えば1画素
あたり8ビット(256階調)の信号とされる。なお、
最適なAD変換を行うために、周知の白レベル値及び黒
レベル値を用いた信号レベルの修正処理が行われる。
【0026】第2の読み取り手段2も第1の読み取り手
段1と同様の構成とされる。従って、信号処理手段5に
は、両面読み取りモードにおいては、第1の読み取り手
段1からの用紙300の表面のディジタル信号と第2の
読み取り手段2からの用紙300の裏面のディジタル信
号とが略並列に入力され、また、片面読み取りモードに
おいては、第1の読み取り手段1からの用紙300の表
面のディジタル信号(のみ)が入力される。
【0027】読み取り制御手段4は、センサ制御部4
1、モータ制御部42、周波数電圧変換部43、モータ
ドライバ44及びモータ45からなる。センサ制御部4
1は、第1及び第2の読み取り手段1及び2のラインセ
ンサ11、増幅器12及びアナログディジタル変換部1
3を制御するために必要な制御信号を形成し、これらを
制御する。モータ制御部42は、モータ45を制御する
ために必要な制御信号を形成し、これを周波数電圧変換
部43及びモータドライバ44に供給することによりモ
ータ45を制御する。なお、実際は、読み取り制御手段
4はラインセンサ11及び21等に対応して設けられ
る。モータ45としては、両面読み取りモードにおいて
用紙300の供給を行うADF系の(ステッピング)モ
ータ、片面読み取りモードにおいて第1の読み取り手段
1を副走査方向に駆動する(ステッピング)モータ等が
設けられる。これらのモータ45はその各々に対応して
設けられたモータ制御部42により制御される。
【0028】信号処理手段5は、第1及び第2の読み取
り手段1及び2から入力されたディジタル信号について
周知の信号処理を行って、最適化されたイメージデータ
を形成する。例えば、信号処理手段5は、入力されたデ
ィジタル信号について周知の白レベル制御処理、シェー
ディング補正処理、MTF補正(画像強調)処理、ガン
マ変換による階調補正処理、拡大縮小処理、固定スライ
ス又は浮動スライスによる線図二値化処理、ディザ法又
は誤差拡散法による写真二値化処理等を行うことによ
り、最適化された画素当り8ビットあるいは1画素当り
1ビット(8画素で8ビット)のイメージデータを形成
する。なお、実際は、信号処理手段5は第1及び第2の
読み取り手段1及び2の各々に対応して2系統設けられ
るが、この2系統においてその一部の処理回路を共有す
る構成とされる。
【0029】データ転送手段6は信号処理手段5から入
力された最適化イメージデータをホストコンピュータ2
00にデータ転送する。ここで、転送すべきイメージデ
ータは、両面読み取りモードにおいては、第1及び第2
の読み取り手段1及び2からの用紙300の表面及び裏
面のイメージデータであり、また、片面読み取りモード
においては、第1の読み取り手段1からの用紙300の
表面のイメージデータ(のみ)である。
【0030】図5はイメージスキャナ100のデータ転
送手段6の構成を示す。図5において、データ転送手段
6は表バッファ制御部61、裏バッファ制御部63、D
MA制御部65、イメージメモリ66、インタフェース
バッファ制御部67、転送速度タイマ69からなる。表
バッファ制御部61、裏バッファ制御部63及びインタ
フェースバッファ制御部67は、各々、表書き込みバッ
ファレジスタ62、裏書き込みバッファレジスタ64及
び読み出しバッファレジスタ68を備える。
【0031】表バッファ制御部61は、信号処理手段5
から入力された最適化イメージデータの内の用紙300
の表面のイメージデータ(表イメージデータ)を、その
表書き込みバッファレジスタ62に一旦格納する。即
ち、バッファリングする。裏バッファ制御部63は、最
適化イメージデータの内の用紙300の裏面のイメージ
データ(裏イメージデータ)を、その裏書き込みバッフ
ァレジスタ64に一旦格納する。表書き込みバッファレ
ジスタ62と裏書き込みバッファレジスタ64とで書き
込みバッファレジスタを構成する。なお、表イメージデ
ータ及び裏イメージデータは8ビットのパラレルデータ
からなる。即ち、1画素あるいは,8画素当り8ビット
のイメージデータが1バイト毎に信号処理手段5から入
力される。
【0032】表バッファ制御部61は、表イメージデー
タを表書き込みバッファレジスタ62に格納した後、D
MA制御部65に対して、表イメージデータのイメージ
メモリ66への書き込み要求(表書き込み要求)を送出
する。これに応じて、DMA制御部65は表イメージデ
ータの書き込み許可(表書き込み応答)を表バッファ制
御部61に送出する(返す)。表書き込み応答を受け取
った表バッファ制御部61は、当該書き込みのためのア
ドレス信号(表書き込みアドレス)を形成して、書き込
むべき表イメージデータ(表書き込みデータ)と共にD
MA制御部65に送出する。このデータ転送はDMA転
送であるから、マイクロプロセッサ8はこのデータ転送
には関与しない。
【0033】裏バッファ制御部63も表バッファ制御部
61と同様の処理を行う。即ち、裏バッファ制御部63
は、裏イメージデータを裏書き込みバッファレジスタ6
4に格納した後、そのイメージメモリ66への書き込み
要求(裏書き込み要求)をDMA制御部65に対して送
出する。これに応じて、DMA制御部65はその書き込
み許可(裏書き込み応答)を裏バッファ制御部63に返
す。これを受け取った裏バッファ制御部63は、当該書
き込みのためのアドレス信号(裏書き込みアドレス)を
形成して、書き込むべき裏イメージデータ(裏書き込み
データ)と共にDMA制御部65に送出する。
【0034】なお、表書き込みアドレス及び裏書き込み
アドレスは、各々、例えば26ビットの信号とされる。
また、表書き込みデータ及び裏書き込みデータは、各
々、例えば32ビットとされる。即ち、表バッファ制御
部61及び裏バッファ制御部63とDMA制御部65と
の間のデータ転送は、4個の画素についてのイメージデ
ータ(イメージデータブロック)をまとめて1回で転送
する。これらの値はイメージメモリ66の構成に依存す
る。
【0035】DMA制御部65は、表バッファ制御部6
1から表書き込みアドレス及び表書き込みデータを受け
取ると、当該表書き込みデータをイメージメモリ66の
当該表書き込みアドレスに書き込む。同様に、DMA制
御部65は、裏バッファ制御部63から裏書き込みアド
レス及び裏書き込みデータを受け取ると、当該裏書き込
みデータをイメージメモリ66の当該裏書き込みアドレ
スに書き込む。
【0036】インタフェースバッファ制御部67は、所
定のタイミングで、イメージメモリ66に格納されたイ
メージデータの読み出し要求(IF読み出し要求)をD
MA制御部65に送出する。これに応じて、DMA制御
部65はイメージデータの読み出し許可(IF読み出し
応答)をインタフェースバッファ制御部67に返す。I
F読み出し応答を受け取ったインタフェースバッファ制
御部67は、当該読み出しのためのアドレス信号(IF
読み出しアドレス)を形成して、DMA制御部65に送
出する。IF読み出しアドレスを受け取ったDMA制御
部65は、イメージメモリ66の当該IF読み出しアド
レスにあるイメージデータ(IF読み出しデータ)を読
み出し、これをインタフェースバッファ制御部67にデ
ータ転送する。このデータ転送はDMA転送であるか
ら、マイクロプロセッサ8はこのデータ転送には関与し
ない。
【0037】なお、IF読み出しアドレスは例えば26
ビットの信号とされる。また、IF読み出しデータは例
えば32ビットとされる。即ち、インタフェースバッフ
ァ制御部67とDMA制御部65との間のデータ転送
は、表バッファ制御部61及び裏バッファ制御部63と
DMA制御部65との間のデータ転送と同様に、4個の
画素についてのイメージデータブロックをまとめて1回
で転送する。
【0038】以上のイメージメモリ66におけるイメー
ジデータの書き込み及び読み出しについて図6に示す。
この書き込み/読み出しは、相互に衝突しないようにD
MA制御部65により調停制御される。また、イメージ
メモリ66は任意に2分割され、その前半部661及び
後半部662が、各々、表書き込みデータ及び裏書き込
みデータの書き込み/読み出しのために用いられる。
【0039】ADFモードにおいて、1枚目の用紙30
0が給紙されると、表書き込みデータの書き込みが開始
され前半部661の先頭から順に書き込まれる。この後
のある時点で、図6(A)に示すように、表書き込みデ
ータの書き込みが前半部661の所定の位置まで進み、
裏書き込みデータの書き込みが開始され、後半部662
の先頭から順に書き込まれる。これと共に、表書き込み
データの読み出しが開始され前半部661の先頭から順
に読み出される。表書き込みデータの読み出しは、当該
書き込みがあったことを表書き込みアドレスを用いて確
認しつつ、表書き込み処理を追いかけて行われる。以下
においても同様である。
【0040】次に、図6(B)に示すように、表書き込
みデータの書き込みが前半部661の最後尾まで進んで
終了し、表書き込みデータの読み出しが前半部661の
所定の位置まで進み、裏書き込みデータの書き込みが後
半部662の所定の位置まで進む。
【0041】次に、1枚目の用紙300の読み取りが終
了すると、これに連続して2枚目の用紙300が給紙さ
れる。これにより、図6(C)に示すように、表書き込
みデータの書き込みが開始され、前半部661の先頭か
ら順に書き込まれる。この時、裏書き込みデータの書き
込みが後半部662の所定の位置まで進み、裏書き込み
データの読み出しが開始され、後半部662の先頭から
順に読み出される。
【0042】次に、図6(D)に示すように、表書き込
みデータの書き込みが前半部661の所定の位置まで進
み、裏書き込みデータの書き込みが後半部662の最後
尾まで進んで終了し、裏書き込みデータの読み出しが後
半部662の所定の位置まで進む。
【0043】以上のようにイメージメモリ66を使用す
ることにより、イメージメモリ66を表裏で共有し、そ
の資源効率を向上させている。また、これと複数バイト
(4バイト)毎のDMA転送とを併用することにより、
更にイメージメモリ66の占有効率(アクセス頻度)を
向上させている。そして、複数バイト毎にDMA転送す
ること、及び、イメージメモリ66の前段及び後段(後
述する)にバッファレジスタ(62、64、68)を設
けることにより、イメージメモリ66の占有率及び資源
効率の向上を図りつつ、イメージデータのデータ転送速
度をラインセンサ11等における画像データの読み取り
速度から独立に設定可能としている。即ち、イメージデ
ータのデータ転送速度を可変としている。
【0044】即ち、本発明によれば、ラインセンサ等の
駆動周波数(例えば6MHz)等に基づいて例えば6/
8MHz(8画素当り1バイト)に固定されていた従来
のイメージスキャナのデータ転送クロック(即ちデータ
転送速度)を、独立に設定可能である。ここで、一般
に、データ転送手段6及びホストコンピュータ200を
構成するハードウェアは6/8MHzより高い周波数で
のクロック動作が可能である。従って、データ転送速度
の上限は、ラインセンサ等の駆動周波数に依存して定ま
るのではなく、当該ハードウェアが保証する範囲の上限
により定まる。これにより、両面読み取りモードにおい
てラインセンサ等の駆動周波数を擬似的に従来の2倍の
12MHzとしたと同様のデータ量のイメージデータが
得られるが、これをより高速で(例えば従来の2倍の速
度12/8MHzで)データ転送することができる。
【0045】なお、イメージメモリ66の前段のバッフ
ァレジスタ(62、64)は、これへのアクセスを複数
バイト単位で行うことにより、主として、画像データの
読み取り速度とそのデータ処理の速度を高速化に寄与す
る。このメモリアクセスは最上位の優先順位で行われ
る。後述するイメージメモリ66の後段のバッファレジ
スタ(68)は、これへのアクセスを複数バイト単位で
行うことにより、主として、インタフェース上でのデー
タ転送がイメージメモリ66のアクセスに影響されない
ようにして、データ転送の高速化に寄与する。
【0046】また、片面読み取りモードの場合、イメー
ジメモリ66の前半部661のみを用いて、前述と同様
にしてイメージデータの書き込み/読み出しが行われ
る。従って、この場合もイメージデータのデータ転送速
度は可変であり、データ転送の高速化を図ることができ
る。
【0047】インタフェースバッファ制御部67は、D
MA制御部65からデータ転送されたイメージデータブ
ロック(IF読み出しデータ)を、その読み出しバッフ
ァレジスタ68に一旦格納する。即ち、バッファリング
する。この後、インタフェースバッファ制御部67は、
転送速度タイマ69が予め定められたタイミングで送出
する転送要求信号に同期して、読み出しバッファレジス
タ68に格納したIF読み出しデータをその先頭から順
に読み出してインタフェースデータとしてホストコンピ
ュータ200にデータ転送する。
【0048】なお、インタフェースデータは例えば1画
素あるいは8画素分の8ビットのパラレルデータからな
る。従って、インタフェースバッファ制御部67は、イ
メージメモリ66から読み出した32ビットのイメージ
データブロックを読み出しバッファレジスタ68に一旦
格納し、その先頭から順に8ビットづつインタフェース
上に送出し、ホストコンピュータ200にデータ転送す
る。即ち、イメージメモリ66からのイメージデータの
読み出しは、データ転送すべきイメージデータの先行事
前読み出し(プリフェッチ)である。
【0049】転送速度タイマ69は、前述のようにオペ
レータによるイメージスキャナ100の外部からの所定
の指示入力に応じてマイクロプロセッサ8が指定したデ
ータ転送の速度に基づいて、転送要求信号を形成する。
転送要求信号は、マイクロプロセッサ8からの指定速度
に従って、例えば転送速度タイマ69の備える周知のク
ロック発生回路(図示せず)により形成される。また、
例えば周知の分周回路において当該システムクロックを
分周することにより形成してもよい。
【0050】例えば、片面読み取りモードにおいては、
オペレータの6/8MHzという速度指定に従って、6
/8MHzの周波数の転送要求信号が形成される。な
お、このように指定すれば、片面読み取りモードについ
ては、本発明のイメージスキャナ100をホストコンピ
ュータ200に一切の(インタフェースのみでなく)変
更なしで接続できる。両面読み取りモードにおいては、
オペレータの12/8MHzという速度指定に従って、
12/8MHzの周波数の転送要求信号が形成される。
これにより、両面読み取りモードの場合、インタフェー
スの変更なしで、データ転送の第1の速度を用紙供給手
段による用紙の供給が連続して行われるように設定する
ことが可能である。
【0051】インタフェースバッファ制御部67は、こ
の転送要求信号に基づいて、図7に示す予め定められた
インタフェースに従って、イメージデータのデータ転送
を行う。特に、図7(A)は両面読み取りモードにおけ
るデータ転送を示し、図7(B)は片面読み取りモード
におけるデータ転送を示す。
【0052】図7(A)及び(B)から判るように、こ
のイメージデータ接続(転送)インタフェースは両面読
み取りモード及び片面読み取りモードに共通である。図
7(A)及び(B)に示すように、このインタフェース
は、垂直有効信号(Vゲート信号)、水平有効信号(H
ゲート信号)、データ転送クロック(Vクロック)、送
出すべきデータ信号(Vデータ)からなる。従って、イ
メージスキャナ100はデータ転送クロックをもホスト
コンピュータ200に送出する。データ転送クロックは
実質的に転送要求信号に等しい。
【0053】垂直有効信号は1ページの区切りを示す。
例えば、垂直有効信号がハイレベル(ON又は1)の場
合ある1ぺージ分のイメージデータが送出されており、
ロウレベル(OFF又は0)の場合1ページの区切りを
示す。水平有効信号は1ライン(1行)の区切りを示
す。例えば、水平有効信号がハイレベルの場合ある1ラ
イン分のイメージデータが送出されており、ロウレベル
の場合1ラインの区切りを示す。垂直有効信号がハイレ
ベルの期間中に、予め定められた複数の(1ページ中の
ラインの数分の)水平有効信号のハイレベルが含まれ
る。水平有効信号がハイレベルの期間中に、予め定めら
れた複数の(1ライン中の画素の数分の)データ信号が
含まれる。データ信号は例えば1画素あるいは8画素分
の8ビットのパラレル信号である。
【0054】データ信号はデータ転送クロックに同期し
て転送される。また、垂直有効信号がハイレベルの期間
中に含まれる水平有効信号の数及び水平有効信号がハイ
レベルの期間中に含まれるデータ転送クロックの数は予
め定められる。従って、オペレータによるマイクロプロ
セッサ8を介してのデータ転送速度(転送要求信号の周
波数)の指定により、垂直有効信号及び水平有効信号の
ハイレベルの期間が定められる。
【0055】例えば、図7(A)に示すように、両面読
み取りモードにおいては、オペレータの12/8MHz
という速度指定に従って、12/8MHzのデータ転送
クロックが形成される。また、片面読み取りモードにお
いては、図7(B)に示すように、オペレータの6/8
MHzという速度指定に従って、6/8MHzのデータ
転送クロックが形成される。これにより、図7(A)及
び図7(B)の比較から判るように、両面読み取りモー
ドの垂直有効信号及び水平有効信号のハイレベルの期間
が、片面読み取りモードの垂直有効信号及び水平有効信
号のハイレベルの期間の1/2とされる。この結果、両
面読み取りモードの場合、単位時間当り2倍のイメージ
データを従来と同様の転送時間でホストコンピュータ2
00にデータ転送することができる。従って、両面読み
取りモードにおいて、インタフェースの変更なしで、デ
ータ転送の第1の速度を用紙供給手段による用紙の供給
が連続して行われるように設定することが可能である。
【0056】図8はイメージデータのデータ転送のタイ
ミングを示す。図8に示すように、1枚目の用紙300
の給紙が開始されると、これから所定の時間だけ遅れた
タイミングで、1枚目の用紙300の表面のイメージデ
ータ(表)が得られる。表イメージデータの形成の
開始から所定の時間だけ遅れたタイミングで、1枚目の
用紙300の裏面のイメージデータ(裏)が得られ
る。裏イメージデータの形成の終了後の所定のタイミ
ングで、1枚目の用紙300の給紙が終了する(排出が
完了する)。そこで、2枚目の用紙300の給紙が開始
されると、1枚目の場合と同様のタイミングで、表及
び裏イメージデータが得られる。
【0057】ここで、前述のように、表乃至裏イメ
ージデータを得るのに必要な時間は同一である。1枚目
の用紙300の給紙を開始してから2枚目の用紙300
の給紙を終了した時点までの時間において、4ページの
イメージデータが得られる。イメージスキャナ100
は、図8に示すように、表乃至裏イメージデータを
連続して高速で(2倍の速度で)データ転送し、かつ、
ADF機能による用紙300の供給を連続的に行う。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
用紙の表面及び裏面の画像データを読み取る両面読み取
りモードを備えるイメージスキャナにおいて、用紙の表
面及び裏面に記載された画像データを同時に読み取ると
共に、これに基づいて形成したイメージデータのホスト
コンピュータへのデータ転送速度を可変とすることによ
り、両面原稿のイメージデータをオペレータの介在なし
で高速で入力できるので、ホストコンピュータにおける
単位時間当りの帳票等の入力処理量を向上させることが
でき、また、データ転送のインタフェースを従来のイメ
ージデータのデータ転送のインタフェースと同様のもの
とすることができるので、従来のイメージスキャナ(片
面スキャナ)に対応するイメージスキャナ接続インタフ
ェースを有するホストコンピュータに対してもインタフ
ェースの変更なしで接続することができ、従って、論理
的にも物理的にも従来のイメージデータインタフェース
との互換性を保ちつつ、イメージデータの入力の高速化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】イメージスキャナ構造説明図である。
【図3】イメージスキャナ構造説明図である。
【図4】イメージスキャナ構成図である。
【図5】イメージスキャナ構成図である。
【図6】イメージメモリ説明図である。
【図7】データ転送説明図である。
【図8】データ転送説明図である。
【符号の説明】
1 第1の読み取り手段 2 第2の読み取り手段 3 第3の読み取り手段 4 読み取り制御手段 5 信号処理手段 6 データ転送手段 7 用紙供給手段 8 マイクロプロセッサ 61 表バッファ制御部 62 表書き込みバッファレジスタ 63 裏バッファ制御部 64 裏書き込みバッファレジスタ 65 DMA制御部 66 イメージメモリ 67 インタフェースバッファ制御部 68 読み出しバッファレジスタ 69 転送速度タイマ 100 イメージスキャナ 200 ホストコンピュータ 300 用紙

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータに接続され、これと
    の間で予め定められたインタフェースに従ってデータ転
    送を行うイメージスキャナであって、 用紙の表面の画像データを読み取る両面読み取りモード
    用の第1の読み取り手段と、 用紙の裏面の画像データを読み取る両面読み取りモード
    用の第2の読み取り手段と、 用紙の表面の画像データを前記第1の読み取り手段とは
    異なる位置で読み取る片面読み取りモード用の第3の読
    み取り手段と、 両面読み取りモードの場合、用紙の表面及び裏面に記載
    された画像データを同時に読み取るように前記第1及び
    第2の読み取り手段を制御し、片面読み取りモードの場
    合、用紙の表面に記載された画像データを読み取るよう
    に前記第3の読み取り手段を制御する読み取り制御手段
    と、 前記第1乃至第3の読み取り手段の読み取った画像デー
    タに所定の演算を施して用紙の表面及び裏面のイメージ
    データを形成する信号処理手段と、 前記信号処理手段の形成した用紙の表面及び裏面のイメ
    ージデータを所定の速度で前記インタフェースに従って
    ホストコンピュータにデータ転送するデータ転送手段と
    を備え、 両面読み取りモードの場合、前記読み取り制御手段の制
    御の下で前記第1及び第2の読み取り手段が用紙の表面
    及び裏面の画像データを同時に読み取り、前記データ転
    送手段が前記インタフェースに従って用紙の表面及び裏
    面のイメージデータを第1の速度でデータ転送し、 片面読み取りモードの場合、前記読み取り制御手段の制
    御の下で前記第3の読み取り手段が用紙の表面の画像デ
    ータを読み取り、前記データ転送手段が前記インタフェ
    ースに従って用紙の表面のイメージデータを前記第1の
    速度より遅い第2の速度でデータ転送することを特徴と
    するイメージスキャナ。
  2. 【請求項2】 前記データ転送の速度は当該イメージス
    キャナの外部からの指示入力により設定可能であること
    を特徴とする請求項1に記載のイメージスキャナ。
  3. 【請求項3】 前記第1の読み取り手段の画像データの
    読み取り位置と前記第2の読み取り手段の画像データの
    読み取り位置とを、当該用紙の供給方向において相互に
    異なる位置とすることを特徴とする請求項1に記載のイ
    メージスキャナ。
  4. 【請求項4】 前記第1の読み取り手段と第3の読み取
    り手段とは同一の読み取り手段であることを特徴とする
    請求項1に記載のイメージスキャナ。
  5. 【請求項5】 当該イメージスキャナが、更に、前記第
    1乃至第2の読み取り手段に、予め定められた所定の方
    向に予め定められた所定の速度で用紙を送ることにより
    用紙を供給する用紙供給手段を備え、 両面読み取りモードの場合、データ転送の第1の速度を
    前記用紙供給手段による用紙の供給が連続して行われる
    ように設定可能であることを特徴とする請求項1に記載
    のイメージスキャナ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002354201A (ja) * 2001-05-23 2002-12-06 Canon Inc 画像読取装置
WO2008015837A1 (fr) * 2006-08-02 2008-02-07 Fuji System Machines Co., Ltd. Système de traitement d'image et dispositif d'acquisition d'image
JP2008118426A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置およびプログラム
JP2016213907A (ja) * 2016-09-21 2016-12-15 キヤノン株式会社 原稿読取装置

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