JPH10171739A - コンピュータシステム、並びに、同システムに好適なホストコンピュータ及び携帯型ターミナル - Google Patents

コンピュータシステム、並びに、同システムに好適なホストコンピュータ及び携帯型ターミナル

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JPH10171739A
JPH10171739A JP8346707A JP34670796A JPH10171739A JP H10171739 A JPH10171739 A JP H10171739A JP 8346707 A JP8346707 A JP 8346707A JP 34670796 A JP34670796 A JP 34670796A JP H10171739 A JPH10171739 A JP H10171739A
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JP8346707A
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Yasuhiro Yonemochi
康弘 米持
Hiroshi Masuno
博志 増野
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/08Protocols specially adapted for terminal emulation, e.g. Telnet
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/133Protocols for remote procedure calls [RPC]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/329Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型ターミナルの小型軽量化並びに低価格
化を図りつつも、オフィス等に設置されるパソコン等と
のデータを共用して一元管理することができ、しかも、
任意のスタンドアロン型のアプリケーションソフトをそ
れがホストコンピュータにインストールされている限
り、携帯型ターミナルで自由に利用できる。 【解決手段】 スタンドアロン型のアプリケーションソ
フト(204)が組み込まれるホストコンピュータ
(2)と、該ホストコンピュータと通信で結ばれる携帯
型ターミナル(3)とからなり、前記ホストコンピュー
タには、前記アプリケーションソフトに対する入力デー
タ供給源を、ホスト側入力装置(22)とホスト側通信
装置(21)とに切り換え可能なホスト側入力制御手段
(202)と、前記アプリケーションソフトの処理結果
としてホスト側出力装置(23)へ送られる出力データ
を取り出してホスト側通信装置(21)へと送出する処
理結果取り出し手段(203)と、が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔操作が可能な
コンピュータシステムに係り、例えば、オフィスに置か
れたマルチメディア対応の据置型パソコンを通信を介し
て携帯型ターミナルで操作する場合等に好適なコンピュ
ータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、オフィスオートメーションの普及
と共に事務処理のコンピュータ化が急速に進み、オフィ
スにおいては勿論のこと、出張先や外出先においても、
ワープロソフトやデータベースソフト等の種々のアプリ
ケーションソフトを使用した事務の合理化が行われてい
る。
【0003】従来、このような用途のためには、一般
に、ノート型乃至サブノート型等と称される携帯型の高
機能パソコンが使用されている。すなわち、これらの携
帯型パソコンには、オフィスの据置型パソコンにインス
トールされているのと同一のアプリケーションソフトが
インストールされ、これにより出張先や外出先において
も、オフィスにおけると同様な事務処理が可能とされて
いる。
【0004】尚、オフィスの据置型パソコンと外出先の
携帯型パソコンとの間でデータの整合性が要求される場
合には、フロッピーディスクや光磁気ディスク等の可搬
型記録媒体を媒介として、一方のコンピュータから他方
のコンピュータへとデータをコピーすることが行われて
いる。
【0005】一方、各パソコンがLANを介してサーバ
ーに接続されるような先進のオフィスの場合には、リモ
ートオフィス等と称される通信ソフトを介して出先の携
帯用パソコンから社内サーバーへとアクセスして必要な
データをダウンロードすることにより、常にデータを共
有して、社内サーバーと携帯用パソコンとの間でデータ
の整合性を図ることも行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、昨今、
この種のアプリケーションソフトの高機能化乃至OSの
グラフィックインタフェース化が進んだ結果、これをサ
ポートするノート型乃至サブノート型の携帯用パソコン
の側では、ハードディスクや半導体RAMの大容量化、
並びに、CPUの高性能化が要請され、これに伴って消
費電力の増大により大容量バッテリも必要となることか
ら、重量増大により著しく携帯性を害する一方で、連続
使用可能時間も比較的短くならざるを得ず、しかも、低
コスト化の要請にも反する等の問題点が生じている。
【0007】加えて、可搬型記録媒体を媒介として、一
方のコンピュータから他方のコンピュータへとデータを
コピーすることで両者間のデータ整合性を図る場合に
は、コピーミスやコピー周期の不適切によりしばしば問
題が生ずる。一方、各パソコンを社内LANを介してサ
ーバーに接続して、外出先から社内サーバーへと直接に
アクセスしてデータの共有化を図る手法では、1台から
精々数台程度のパソコンを使用する小規模事業所では経
済的理由により直ちには導入し難いと言う問題点があ
る。
【0008】この発明は、以上説明した従来の問題点を
解決するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、携帯型ターミナルの小型軽量化並びに低価格化
を図りつつも、オフィス等に設置されるパソコン等との
データを共用して一元管理することができ、しかも、任
意のスタンドアロン型のアプリケーションソフトをそれ
がホストコンピュータにインストールされている限り、
携帯型ターミナルで自由に利用できるようにしたコンピ
ュータシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1に記
載の発明は、スタンドアロン型のアプリケーションソフ
トが組み込まれるホストコンピュータと、該ホストコン
ピュータと通信で結ばれる携帯型ターミナルとからな
り、前記ホストコンピュータには、前記携帯型ターミナ
ルとの間で通信を行うためのホスト側通信装置と、前記
アプリケーションソフトの処理に必要な入力データを生
成するためのホスト側入力装置と、前記アプリケーショ
ンソフトの処理結果として得られた出力データに応じた
出力動作を行うホスト側出力装置と、前記アプリケーシ
ョンソフトに対する入力データ供給源を、前記ホスト側
入力装置と前記ホスト側通信装置とに切り換え可能なホ
スト側入力制御手段と、前記アプリケーションソフトの
処理結果として前記ホスト側出力装置へ送られる出力デ
ータを取り出して前記ホスト側通信装置へと送出する処
理結果取り出し手段と、が設けられており、かつ前記携
帯型ターミナルには、前記ホストコンピュータとの間で
通信を行うためのターミナル側通信装置と、前記アプリ
ケーションソフトの処理に必要な入力データを生成する
ためのターミナル側入力装置と、前記アプリケーション
ソフトの処理結果として得られる出力データに応じた出
力動作を行うターミナル側出力装置と、前記ターミナル
側入力装置で生成される入力データを前記ターミナル側
通信装置へと送出するターミナル側入力制御手段と、前
記ターミナル側通信装置の受信出力から出力データを再
現して前記ターミナル側出力装置へと送出する出力再現
手段と、が設けられており、前記携帯型ターミナルから
送信される入力データにより前記ホストコンピュータで
前記スタンドアロン型のアプリケーションソフトの処理
を実行させると共に、前記ホストコンピュータから返信
される出力データにより前記携帯型ターミナルの出力装
置を作動させることを特徴とするコンピュータシステム
にある。
【0010】ここで、『スタンドアロン型のアプリケー
ションソフト』とは、それがインストールされた自己の
コンピュータの入力装置から入力データを受け取り、か
つその処理結果たる出力データを自己の出力装置へと出
力するようなアプリケーションソフトのことを意味して
いる。
【0011】そして、この請求項1に記載の発明によれ
ば、前記携帯型ターミナルから送信される入力データに
より前記ホストコンピュータで前記スタンドアロン型の
アプリケーションソフトの処理を実行させると共に、前
記ホストコンピュータから返信される処理結果たる出力
データにより前記携帯型ターミナルの出力装置を作動さ
せることにより、携帯型ターミナルの小型軽量化並びに
低価格化を図りつつも、オフィス等に設置されるパソコ
ン等とのデータを共用して一元管理することができ、し
かも、任意のアプリケーションソフトをそれがホストコ
ンピュータにインストールされている限り、携帯型ター
ミナルで自由に利用可能となる。
【0012】この出願の請求項2に記載の発明は、携帯
型ターミナルとの間で通信を行うためのホスト側通信装
置と、内部に組み込まれたスタンドアロン型アプリケー
ションソフトの処理に必要な入力データを生成するため
のホスト側入力装置と、前記アプリケーションソフトの
処理結果として得られた出力データに応じた出力動作を
行うホスト側出力装置と、前記アプリケーションソフト
に対する入力データ供給源を、前記ホスト側入力装置と
前記ホスト側通信装置とに切り換え可能なホスト側入力
制御手段と、前記アプリケーションソフトの処理結果と
して前記ホスト側出力装置へ送られる出力データを取り
出して前記ホスト側通信装置へと送出する処理結果取り
出し手段と、を具備することを特徴とするホストコンピ
ュータにある。
【0013】この出願の請求項3に記載の発明は、ホス
トコンピュータとの間で通信を行うためのターミナル側
通信装置と、前記ホストコンピュータに組み込まれたス
タンドアロン型のアプリケーションソフトの処理に必要
な入力データを生成するためのターミナル側入力装置
と、前記アプリケーションソフトの処理結果として得ら
れる出力データに応じた出力動作を行うターミナル側出
力装置と、前記ターミナル側入力装置で生成される入力
データを前記ターミナル側通信装置へと送出するターミ
ナル側入力制御手段と、前記ターミナル側通信装置の受
信出力から出力データを再現して前記ターミナル側出力
装置へと送出する出力再現手段と、ホストコンピュータ
との間で通信を行うための通信手段と、を具備すること
を特徴とする携帯型ターミナルにある。
【0014】この出願の請求項4に記載の発明は、前記
スタンドアロン型のアプリケーションソフトの処理結果
として得られる出力データはビデオRAMに書き込まれ
るべき画面表示データであり、かつ、前記ターミナル側
出力装置は画像表示装置であることを特徴とする請求項
1〜請求項3のいずれかに記載のシステム又は装置にあ
る。
【0015】この請求項4に記載の発明によれば、携帯
型ターミナルが受信する出力データは、直ちに表示処理
に供することが可能なビデオRAMの画面表示データで
あるから、これを処理する携帯型ターミナルのCPUと
してはさほど高機能なものを必要としないため、携帯型
ターミナルの一層の小型軽量化並びに低コスト化が可能
となる。
【0016】この出願の請求項5に記載の発明は、前記
スタンドアロン型のアプリケーションソフトの処理結果
として得られる出力データはプリンタバッファに書き込
まれるべき印刷データであり、かつ、前記ターミナル側
出力装置は印刷装置であることを特徴とする請求項1〜
請求項3のいずれかに記載のシステム又は装置にある。
【0017】この請求項5に記載の発明によれば、携帯
型ターミナルが受信する出力データは、直ちに表示処理
に供することが可能なプリンタバッファの印刷データで
あるから、これを処理する携帯型ターミナルのCPUと
してはさほど高機能なものを必要としないため、携帯型
ターミナルの一層の小型軽量化並びに低コスト化が可能
となる。
【0018】この出願の請求項6に記載の発明は、前記
スタンドアロン型のアプリケーションソフトの処理結果
として得られる出力データはビデオRAMに書き込まれ
るべき画面表示データであり、かつ、該画面表示データ
は携帯型ターミナルへの送信に先立ち圧縮処理され、か
つ携帯型ターミナルにて受信された後に展開処理される
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載
のシステム又は装置にある。
【0019】この請求項6に記載の発明によれば、伝送
速度の高速化により、携帯型ターミナルにおける画面応
答速度の改善が図られる。
【0020】この請求項7に記載の発明は、前記スタン
ドアロン型のアプリケーションソフトの処理結果として
得られる出力データはプリンタバッファに書き込まれる
べき印刷データであり、かつ、該印刷データは携帯型タ
ーミナルへの送信に先立ち圧縮処理され、かつ携帯型タ
ーミナルにて受信された後に展開処理されることを特徴
とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のシステム
又は装置にある。
【0021】この請求項7に記載の発明によれば、伝送
速度の高速化により、携帯型ターミナルにおける印刷応
答速度の改善が図られる。
【0022】この出願の請求項8に記載の発明は、前記
ホスト側入力装置はマウス等の相対値入力装置であり、
かつ、前記ターミナル側入力装置はタッチパネル等の絶
対値入力装置であり、さらに、前記携帯型ターミナルか
らの入力データは絶対値から相対値へと変換されて前記
スタンドアロン型のアプリケーションソフトに入力され
ることを特徴とする請求項1〜請求項3に記載のシステ
ム又は装置にある。
【0023】この請求項8に記載の発明によれば、携帯
型ターミナルにおいて、タッチパネル等の省スペース部
品の使用が可能となり、別途、マウスやトラックボール
等のポインティングデバイスを使用せずとも、ホストコ
ンピュータ側のアプリケーションソフトの使用が可能と
なる。
【0024】この出願の請求項9に記載の発明は、コン
ピュータを、スタンドアロン型のアプリケーションソフ
トに対する入力データ供給源を、ホスト側入力装置から
ホスト側通信装置へと切り換えるホスト側入力制御手段
と、スタンドアロン型のアプリケーションソフトの処理
結果としてホスト側出力装置へ送られる出力データを取
り出してホスト側通信装置へと送出する処理結果取り出
し手段と、して機能させるためのプログラムを格納した
記録媒体にある。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0026】本発明にかかるコンピュータシステムを構
成するホストコンピュータと携帯型ターミナルの外観構
成の一例が図1の斜視図に示されている。なお、本発明
のホストコンピュータ並びに携帯型ターミナルの外観は
これに限定されるものでないことは言うまでもない。
【0027】同図に示されるように、この実施の一形態
におけるコンピュータシステムは、スタンドアロン型の
アプリケーションソフトが組み込まれるホストコンピュ
ータ2と、該ホストコンピュータ2と通信媒体1で結ば
れる携帯型ターミナル3とから構成されている。
【0028】同図に示されるホストコンピュータ2は、
この例では、マルチメディア対応のデスクトップ型パソ
コンで構成されており、例えば、オフィスや自宅等に固
定的に設置されている。周知の如く、一般にこの種のパ
ソコンは、パソコン本体、キーボードやマウス等の入力
装置、CRTディスプレイ、レーザプリンタ、スピーカ
等の出力装置、通信回線との接続を行うモデム等の通信
装置等が備えられている。そして、このホストコンピュ
ータ2を構成するデスクトップ型パソコンには、マルチ
メディアデータをスタンドアロンで処理するアプリケー
ションソフトが組み込み可能とされている。ここで、
『スタンドアロンで処理するアプリケーションソフト』
とは、自機の入力装置からの入力データに基づいて処理
動作を行うと共に、その処理結果たる出力データを自機
の出力装置で出力するようにプログラムされたアプリケ
ーションソフトのことを意味している。
【0029】携帯型ターミナル3は、この例では、A5
版程度のサイズに小型軽量化された比較的に低機能のC
PUを使用したターミナル専用機等で構成されており、
例えば、出張先や営業活動の現場等に容易に持ち運びさ
れるものである。この携帯型ターミナル3には、キーボ
ードやタッチパネル等の入力装置、液晶式モノクロ若し
くはカラー画像表示器等の出力装置、例えばPHSデー
タ通信網との接続を行うためのモデム等の通信装置等が
備えられている。その他、この携帯型ターミナル3に
は、外部プリンタやヘッドホン等の出力装置或いはマウ
スやスキャナ等の入力装置を接続するためのシリアルポ
ート或いはパラレルポートがを設けられている。
【0030】なお、このような多様な入出力機能を実現
しつつも、携帯型ターミナル3としては、大容量のハー
ドディスクや半導体RAM、高速かつ高機能のマイクロ
プロセッサ、並びに、大容量のバッテリ等は不要とされ
ている。これは、後に詳細に説明するように、本発明の
携帯型ターミナル3は、主として、入出力機能並びに通
信機能のみを司るものであって、大容量メモリや高機能
CPUが必要とされるアプリケーションソフトの実行処
理については、上述のホストコンピュータに委ねている
からである。
【0031】次に、本発明にかかるコンピュータシステ
ムを構成するホストコンピュータ2と携帯型ターミナル
3の電気的なハードウェア構成の一例が図2のブロック
図に示されている。
【0032】同図に示されるように、ホストコンピュー
タ2の通信装置21と携帯型ターミナル3の通信装置3
1とは通信媒体1を経由して結ばれている。ここで、通
信媒体1としては、例えば、公衆電話網、電波、赤外
線、デジタル無線通信網、PHSデータ通信網、ISD
N網、LAN等の各種の通信媒体を採用することができ
る。一方、ホスト側通信装置21並びにターミナル側通
信装置31の構成は、通信媒体1としてどのような構成
を採用するかによって決定され、例えば、モデムと電話
との組合せ、デジタルセルラーカードとデジタル携帯電
話との組合せ、赤外線用LEDと赤外線センサとの組合
せ、等のように種々の構成を採用することができる。
【0033】ホストコンピュータ2は、先に説明したよ
うに、例えばマルチメディア対応のデスクトップ型パソ
コン等の高機能コンピュータで構成され、そのCPU2
4は装置全体を統括制御する高速かつ高機能のマイクロ
プロセッサで構成される。ROM25は各種の固定デー
タの記憶エリアとして使用されるもので、例えば半導体
メモリにより構成される。RAM26は各種のアプリケ
ーションソフトが実行される際に、それらアプリケーシ
ョンソフトの読み出しエリア並びにワークエリア等とし
て使用されるものであり、昨今、画像処理やマルチタス
ク処理等の普及と共に特に大容量半導体メモリで構成さ
れる傾向にある。補助記憶装置27は各種のアプリケー
ションソフト(本発明のスタンドアロン型アプリケーシ
ョンソフトを含む)やOSの記憶エリアとして使用され
るものであり、同様にして、昨今、例えば大容量ハード
ディスク等で構成される傾向にある。入力装置22は例
えばキーボードやマウス等により構成される。出力装置
23は例えばCRTディスプレイ、プリンタ、ヘッドホ
ン等で構成される。そして、CPU24がRAM26に
読み出されたプログラムを実行することにより、後述す
る本発明の各種の機能手段が実現されることとなる。
【0034】携帯型ターミナル3は、先に説明したよう
に、例えば、A5版程度のサイズに小型軽量化された比
較的に低機能のCPUを使用したターミナル専用機等で
構成される。すなわち、装置全体を統括制御するCPU
34は、比較的に低速かつ低機能の安価なマイクロプロ
セッサが使用可能とされる。ROM35はターミナルと
して必要な各種の機能を実現するためのプログラムを格
納するものであり、例えば、半導体メモリにより構成さ
れる。RAM36はROM35に格納されたプログラム
をCPU34が実行する際のワークエリア等として利用
される。入力装置32としては、例えば、キーボード、
タッチペン、ペン、ジョイスティック、トラックボー
ル、ナビゲーション用通信受信機(GPS)等を挙げる
ことができる。出力装置33としては、例えば、液晶デ
ィスプレイ、プリンタ、ヘッドフォン等を挙げることが
できる。そして、CPU34が、ROM35に格納され
たプログラムを実行することにより、ターミナルに必要
な各種の機能が実現されることとなる。
【0035】次に、本発明にかかるコンピュータシステ
ムを構成するホストコンピュータと携帯型ターミナルの
機能構成の一例が図3のブロック図に示されている。
【0036】同図に示されるように、本発明に係るコン
ピュータシステムは、スタンドアロン型のアプリケーシ
ョンソフト204が組み込まれるホストコンピュータ2
と、該ホストコンピュータ2と通信媒体1で結ばれる携
帯型ターミナル3とからなるものである。
【0037】ホストコンピュータ2には、携帯型ターミ
ナル3との間で通信を行うためのホスト側通信装置21
と、アプリケーションソフト204の処理に必要な入力
データを生成するためのホスト側入力装置22と、アプ
リケーションソフト204の処理結果として得られた出
力データに応じた出力動作を行うホスト側出力装置23
と、アプリケーションソフト204に対する入力データ
供給源を、ホスト側入力装置23とホスト側通信装置2
1とに切り換え可能なホスト側入力制御手段202と、
アプリケーションソフト204の処理結果としてホスト
側出力装置23へ送られる出力データを取り出してホス
ト側通信装置21へと送出する処理結果取り出し手段2
03とが設けられている。
【0038】携帯型ターミナル3には、ホストコンピュ
ータ2との間で通信を行うためのターミナル側通信装置
31と、アプリケーションソフト204の処理に必要な
入力データを生成するためのターミナル側入力装置32
と、アプリケーションソフト204の処理結果として得
られる出力データに応じた出力動作を行うターミナル側
出力装置33と、ターミナル側入力装置32で生成され
る入力データをターミナル側通信装置31へと送出する
ターミナル側入力制御手段302と、ターミナル側通信
装置31の受信出力から出力データを再現してターミナ
ル側出力装置33へと送出する出力再現手段303とが
設けられている。
【0039】以上の構成において、ターミナル側入力装
置32において所定の入力操作が行われると、入力制御
手段302はこれにより生成された入力データを通信制
御手段301へと受け渡す。すると、通信制御手段30
1の作用により、入力制御手段302から受け渡された
入力データは、通信装置31から通信媒体1を経由して
ホストコンピュータ2側へと送信される。
【0040】このとき、ターミナル3の入力装置32で
生成されてホストコンピュータ2へと送信される入力デ
ータの形式は、ホストコンピュータ2の入力装置22で
生成される入力データの形式と同一でなければならな
い。さもなければ、アプリケーションソフト204で両
入力データを等価に扱えないからである。
【0041】そのため、ターミナル側入力装置32で生
成される入力データの形式とホスト側入力装置22で生
成される入力データの形式とが異なる場合には、入力制
御手段302には両入力データの形式を一致されるため
の等価機能が具備される。
【0042】ターミナル側入力装置32が座標値(絶対
値)形式の入力データを出力するタッチパネルであり、
ホスト側入力装置22が移動量(相対値)形式の入力デ
ータを出力するマウスである場合に、入力制御手段30
2に具備されるべき等価機能をソフトウェア的に実現す
るための処理の一例が図4のフローチャートに示されて
いる。
【0043】同図において処理が開始されると、入力装
置32を構成するタッチパネルからタッチパネル座標値
(Tx,Ty)の取得が行われたのち(ステップ40
1)、通信制御手段301を介して現時点のホストコン
ピュータのマウス座標(Mx,My)が取得される(ス
テップ402)。その後、両座標値の差をとることによ
りタッチパネル座標値(Tx,Ty)は移動量(dx,
dy)に変換され(ステップ403)、変換により得ら
れた移動量(dx,dy)はホスト側へと送信される
(ステップ404)。
【0044】なお、言うまでもないことであるが、ホス
ト側入力装置22とターミナル側入力装置32とが同一
構成である場合には、入力制御手段32に以上の等価機
能を具備する必要はない。また、ターミナル側入力装置
32として、ナビゲーション用通信衛星受信機(GP
S)が使用され、シリアルポートからデータが入力され
る場合にも、入力制御手段32に上述の等価機能を具備
する必要はない。
【0045】次に、入力制御手段202は、通常は、ホ
スト側入力装置22からの入力データをアプリケーショ
ンソフト204に渡す働きをしているが、通信制御手段
201からターミナル側入力データが到来した場合に
は、そのターミナル側入力データを、ホスト側入力装置
22からの入力データの代わりに、アプリケーションソ
フト204へと渡すこととなる。これにより、ホストコ
ンピュータ2に組み込まれたスタンドアロン型のアプリ
ケーションソフト204を、携帯型ターミナル3から操
作することが可能となるのである。
【0046】以後、アプリケーションソフト204の側
では、与えられる入力データに従って所定の処理が行わ
れ、その処理結果として得られた出力データはホスト側
出力装置23へと与えられる。これにより、ホスト側出
力装置23を構成するプリンタやCRTディスプレイ等
が出力データに応じた動作を行うこととなる。同時に、
アプリケーションソフト204の処理結果たる出力デー
タは、処理結果取り出し手段203を介して取り出さ
れ、通信制御手段201の作用により、通信装置21に
よりターミナル側へと送信される。
【0047】アプリケーションソフト204の処理結果
たる出力データが画面表示データである場合において、
処理結果取り出し手段203に要求される機能をソフト
ウェア的に実現するための処理の一例が図5のフローチ
ャートに示されている。なお、この図5に示される処理
は、例えばタイマ割込などにより、アプリケーションソ
フト204とは独立に動作するようになされている。
【0048】周知の如く、アプリケーションソフト20
4の処理結果たる出力データが画面表示データである場
合、この画面表示データはビデオRAM(以下、VRA
Mと言う)に書き込まれ、CRTコントローラの作用で
走査順に読み出され、CRTディスプレイ上に表示され
る。図5において、処理が開始されると、まず最初に画
面表示データ取り出しのためのワークエリアを確保した
後(ステップ501NO、502)、そのワークエリア
にVRAMの画面表示データ(アプリケーションソフト
の出力データに相当)をコピーする処理が行われる(ス
テップ503)。その後、ワークエリアにコピーされた
画面表示データは任意の手法で圧縮処理され(ステップ
506)、通信制御手段201の作用によりターミナル
側へと送信される(ステップ507)。次回以降の実行
周期では、ワークエリアの画面表示データとVRAMの
画面表示データとの差分を抽出する処理(ステップ50
4)、並びに、ワークエリアの内容をVRAMの内容で
更新する処理(ステップ505)が繰り返し行われ、併
せて、差分データのみを圧縮処理して(ステップ50
6)、ターミナルへ側へと送信する処理が繰り返される
(ステップ507)。
【0049】なお、上述の処理において、差分抽出処理
(ステップ504)並びにデータ圧縮処理(ステップ5
06)を実行するのは、ホストコンピュータ2から携帯
用ターミナル3へと出力データを伝送する際のデータ伝
送量を減少させて、ターミナル側から見た入出力応答速
度を向上させるためである。ここで、言うまでもないこ
とであるが、データ伝送量を減少させる手法はこれに限
定されない。
【0050】次に、アプリケーションソフト204の処
理結果たる出力データが印刷データである場合におい
て、処理結果取り出し手段203に要求される機能をソ
フトウェア的に実現するための処理の一例が図6のフロ
ーチャートに示されている。なお、この図6に示される
処理は、例えば、I/Oトラップやフック等と言った手
法でアプリケーションソフト204から印刷データを出
力する際に起動される。
【0051】周知の如く、アプリケーションソフト20
4の処理結果たる出力データが印刷データである場合、
通常、このような印刷データは、プリンタポート等のI
/Oに出力されるが、これをI/Oトラップやフック等
の手法で図6の処理に切り換えるのである。図6におい
て、印刷データの出力の際に処理が起動されると、先ず
最初に、印刷データを一定量保持するための印刷バッフ
ァとして機能するワークエリアを確保した後(ステップ
601NO、602)、アプリケーションソフト204
の処理結果として得られた印刷データを、I/Oトラッ
プやフック等の手法により、先に確保されたワークエリ
アに格納する処理が行われる(ステップ603)。以
後、印刷データの出力タイミングが到来する毎に、印刷
データをワークエリアに格納する処理が繰り返される
(ステップ601YES、603)。その間に、所定の
監視時間が経過するか或いは印刷バッファが満杯となる
と(ステップ604YES)、ワークエリアの印刷デー
タは読み出されて圧縮処理された後(ステップ60
5)、携帯型ターミナル3へと送信するために通信制御
手段201へと受け渡される(ステップ606)。
【0052】次に、ホスト側通信制御手段201の送信
機能をソフトウェア的に実現するための処理の一例が図
7のフローチャートに示されている。なお、この通信制
御手段201は例えば処理結果取り出し手段203から
の指令により起動される。
【0053】同図において、処理が開始されると、まず
最初に、パケット生成処理が行われて、圧縮処理された
データは一定のプロトコルに従って一塊にされた後、扱
うデータの種別を表すヘッダの付加、データ長の調整、
伝送誤り訂正用符号の付加、その他、必要に応じた暗号
化処理等が行われる(ステップ701)。次いで、接続
相手方である携帯型ターミナル3とのネゴシエーション
処理、接続確認処理、プロトコル(通信方法)の整合処
理が行われる(ステップ702)。最後に、先に生成さ
れたパケットの送信が行われる(ステップ703)。
【0054】次に、ターミナル側通信制御手段301の
受信機能をソフトウェア的に実現するための処理の一例
が図8のフローチャートに示されている。
【0055】同図において、処理が開始されると、まず
最初に、接続相手方であるホストコンピュータ2とのネ
ゴシエーション処理、接続確認処理、プロトコル(通信
方法)の整合処理が行われる(ステップ801)。次い
で、プロトコルに従ってホストコンピュータ側から送ら
れてくるパケットを受信する処理が行われる(ステップ
802)。最後に、受信されたパケットを解釈する処理
が行われる。ここでは、元のデータを復元するために、
誤り検出・修正処理、復号化処理、データ長調整処理、
並びに、ヘッダ分離処理等が行われる(ステップ80
3)。
【0056】最後に、出力再現手段303の機能をソフ
トウェア的に実現するための処理の一例が図9のフロー
チャートに示されている。この出力再現手段303は、
通信制御手段301の出力を受けて、そのデータ種別に
応じた出力装置にデータを転送する機能を有する。
【0057】同図において、処理が開始されると、受信
されたデータの種別が判定される(ステップ909)。
ここで、受信されたデータが画面表示データであると判
定されると(ステップ901画面データ)、受信された
データに対しては画面表示データ特有の圧縮展開処理が
なされた後(ステップ902)、さらに、展開されたデ
ータが差分データであるか全画面データであるかの判定
が行われる(ステップ903)。ここで、差分データで
あると判定された場合には(ステップ903YES)、
その展開されたデータに基づきVRAMの部分的な更新
が行われるのに対して(ステップ905)、全画面デー
タであると判定された場合には(ステップ903N
O)、その展開されたデータに基づいてVRAM全体の
更新が行われることとなる(ステップ904)。一方、
受信されたデータがプリンタデータであると判定された
場合には(ステップ901プリンタデータ)、受信され
たデータに対してはプリンタデータ特有の圧縮展開処理
がなされた後(ステップ906)、その展開されたデー
タはデータ終了に至るまで(ステップ908NO)、携
帯型ターミナル3に備えられたプリンタボードへと出力
されることとなる(ステップ907)。
【0058】なお、図8のフローチャートでは、受信さ
れたデータが画面表示データである場合及びプリンタデ
ータである場合のみしか開示されてしないが、受信され
たデータがファイルデータである場合やサウンドデータ
である場合も同様な処理が行われる。
【0059】本発明のコンピュータシステムによれば、
ホストコンピュータに組み込まれたスタンドアロン型の
アプリケーションソフトを携帯型ターミナル側で操作で
きるため、これを利用すれば様々な便利なシステムを構
成することができる。具体的には、例えば、ホストコン
ピュータに辞典ソフトを組み込んでこれを携帯型ターミ
ナルから利用したり、ホストコンピュータをネットワー
クに接続して携帯型ターミナルからネットワークを利用
したり、ホストコンピュータにFAXモデムを接続して
携帯型ターミナルからFAXを送信する等の便利なシス
テムを容易に実現することができる。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、携帯型ターミナルの小型軽量化並びに低価格
化を図りつつも、オフィス等に設置されるパソコン等と
のデータを共用して一元管理することができ、しかも、
任意のスタンドアロン型のアプリケーションソフトをそ
れがホストコンピュータにインストールされている限
り、携帯型ターミナルで自由に利用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるコンピュータシステムを構成す
るホストコンピュータと携帯型ターミナルの外観構成の
一例を示す斜視図である。
【図2】本発明にかかるコンピュータシステムを構成す
るホストコンピュータと携帯型ターミナルの電気的なハ
ードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明にかかるコンピュータシステムを構成す
るホストコンピュータと携帯型ターミナルの機能構成の
一例を示すブロック図である。
【図4】ターミナル側入力制御手段の機能をソフトウェ
ア的に実現するためのプログラムの構成を示すフローチ
ャートである。
【図5】画像データを対象とする処理結果取り出し手段
の機能をソフトウェア的に実現するためのプログラムの
構成を示すフローチャートである。
【図6】印刷データを対象とする処理結果取り出し手段
の機能をソフトウェア的に実現するためのプログラムの
構成を示すフローチャートである。
【図7】ホスト側通信制御手段の機能をソフトウェア的
に実現するためのプログラムの構成を示すフローチャー
トである。
【図8】ターミナル側通信制御手段の機能をソフトウェ
ア的に実現するためのプログラムの構成を示すフローチ
ャートである。
【図9】出力再現手段の機能をソフトウェア的に実現す
るためのプログラムの構成を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 通信媒体 2 ホストコンピュータ 3 携帯型ターミナル 21 ホスト側の通信装置 22 ホスト側の入力装置 23 ホスト側の出力装置 24 ホスト側のCPU 25 ホスト側のROM 26 ホスト側のRAM 27 補助記憶装置 31 ターミナル側の通信装置 32 ターミナル側の入力装置 33 ターミナル側の出力装置 34 ターミナル側のCPU 35 ターミナル側のROM 36 ターミナル側のRAM 201 ホスト側の通信制御手段 202 ホスト側の入力制御手段 203 処理結果取り出し手段 204 スタンドアロン型のアプリケーションソフト 301 ターミナル側の通信制御手段 302 ターミナル側の入力制御手段 303 出力再現手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタンドアロン型のアプリケーションソ
    フトが組み込まれるホストコンピュータと、該ホストコ
    ンピュータと通信で結ばれる携帯型ターミナルとからな
    り、 前記ホストコンピュータには、 前記携帯型ターミナルとの間で通信を行うためのホスト
    側通信装置と、 前記アプリケーションソフトの処理に必要な入力データ
    を生成するためのホスト側入力装置と、 前記アプリケーションソフトの処理結果として得られた
    出力データに応じた出力動作を行うホスト側出力装置
    と、 前記アプリケーションソフトに対する入力データ供給源
    を、前記ホスト側入力装置と前記ホスト側通信装置とに
    切り換え可能なホスト側入力制御手段と、 前記アプリケーションソフトの処理結果として前記ホス
    ト側出力装置へ送られる出力データを取り出して前記ホ
    スト側通信装置へと送出する処理結果取り出し手段と、 が設けられており、かつ前記携帯型ターミナルには、 前記ホストコンピュータとの間で通信を行うためのター
    ミナル側通信装置と、 前記アプリケーションソフトの処理に必要な入力データ
    を生成するためのターミナル側入力装置と、 前記アプリケーションソフトの処理結果として得られる
    出力データに応じた出力動作を行うターミナル側出力装
    置と、 前記ターミナル側入力装置で生成される入力データを前
    記ターミナル側通信装置へと送出するターミナル側入力
    制御手段と、 前記ターミナル側通信装置の受信出力から出力データを
    再現して前記ターミナル側出力装置へと送出する出力再
    現手段と、 が設けられており、 前記携帯型ターミナルから送信される入力データにより
    前記ホストコンピュータで前記スタンドアロン型のアプ
    リケーションソフトの処理を実行させると共に、前記ホ
    ストコンピュータから返信される出力データにより前記
    携帯型ターミナルの出力装置を作動させることを特徴と
    するコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 携帯型ターミナルとの間で通信を行うた
    めのホスト側通信装置と、 内部に組み込まれたスタンドアロン型アプリケーション
    ソフトの処理に必要な入力データを生成するためのホス
    ト側入力装置と、 前記アプリケーションソフトの処理結果として得られた
    出力データに応じた出力動作を行うホスト側出力装置
    と、 前記アプリケーションソフトに対する入力データ供給源
    を、前記ホスト側入力装置と前記ホスト側通信装置とに
    切り換え可能なホスト側入力制御手段と、 前記アプリケーションソフトの処理結果として前記ホス
    ト側出力装置へ送られる出力データを取り出して前記ホ
    スト側通信装置へと送出する処理結果取り出し手段と、 を具備することを特徴とするホストコンピュータ。
  3. 【請求項3】 ホストコンピュータとの間で通信を行う
    ためのターミナル側通信装置と、 前記ホストコンピュータに組み込まれたスタンドアロン
    型のアプリケーションソフトの処理に必要な入力データ
    を生成するためのターミナル側入力装置と、 前記アプリケーションソフトの処理結果として得られる
    出力データに応じた出力動作を行うターミナル側出力装
    置と、 前記ターミナル側入力装置で生成される入力データを前
    記ターミナル側通信装置へと送出するターミナル側入力
    制御手段と、 前記ターミナル側通信装置の受信出力から出力データを
    再現して前記ターミナル側出力装置へと送出する出力再
    現手段と、ホストコンピュータとの間で通信を行うため
    の通信手段と、 を具備することを特徴とする携帯型ターミナル。
  4. 【請求項4】 前記スタンドアロン型のアプリケーショ
    ンソフトの処理結果として得られる出力データはビデオ
    RAMに書き込まれるべき画面表示データであり、か
    つ、前記ターミナル側出力装置は画像表示装置であるこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    システム又は装置。
  5. 【請求項5】 前記スタンドアロン型のアプリケーショ
    ンソフトの処理結果として得られる出力データはプリン
    タバッファに書き込まれるべき印刷データであり、か
    つ、前記ターミナル側出力装置は印刷装置であることを
    特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のシス
    テム又は装置。
  6. 【請求項6】 前記スタンドアロン型のアプリケーショ
    ンソフトの処理結果として得られる出力データはビデオ
    RAMに書き込まれるべき画面表示データであり、か
    つ、該画面表示データは携帯型ターミナルへの送信に先
    立ち圧縮処理され、かつ携帯型ターミナルにて受信され
    た後に展開処理されることを特徴とする請求項1〜請求
    項3のいずれかに記載のシステム又は装置。
  7. 【請求項7】 前記スタンドアロン型のアプリケーショ
    ンソフトの処理結果として得られる出力データはプリン
    タバッファに書き込まれるべき印刷データであり、か
    つ、該印刷データは携帯型ターミナルへの送信に先立ち
    圧縮処理され、かつ携帯型ターミナルにて受信された後
    に展開処理されることを特徴とする請求項1〜請求項3
    のいずれかに記載のシステム又は装置。
  8. 【請求項8】 前記ホスト側入力装置はマウス等の相対
    値入力装置であり、かつ、前記ターミナル側入力装置は
    タッチパネル等の絶対値入力装置であり、さらに、前記
    携帯型ターミナルからの入力データは絶対値から相対値
    へと変換されて前記スタンドアロン型のアプリケーショ
    ンソフトに入力されることを特徴とする請求項1〜請求
    項3に記載のシステム又は装置。
  9. 【請求項9】 コンピュータを、 スタンドアロン型のアプリケーションソフトに対する入
    力データ供給源を、ホスト側入力装置からホスト側通信
    装置へと切り換えるホスト側入力制御手段と、 スタンドアロン型のアプリケーションソフトの処理結果
    としてホスト側出力装置へ送られる出力データを取り出
    してホスト側通信装置へと送出する処理結果取り出し手
    段と、 して機能させるためのプログラムを格納した記録媒体。
JP8346707A 1996-12-10 1996-12-10 コンピュータシステム、並びに、同システムに好適なホストコンピュータ及び携帯型ターミナル Pending JPH10171739A (ja)

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