JPH10171194A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10171194A
JPH10171194A JP8331032A JP33103296A JPH10171194A JP H10171194 A JPH10171194 A JP H10171194A JP 8331032 A JP8331032 A JP 8331032A JP 33103296 A JP33103296 A JP 33103296A JP H10171194 A JPH10171194 A JP H10171194A
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JP
Japan
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gear
tooth
image forming
teeth
tooth portion
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JP8331032A
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English (en)
Inventor
Hitoki Okuno
仁樹 奥野
Shinya Sakanashi
真也 坂梨
Masanori Yamamoto
雅典 山本
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷に対する歯車の回転方向のねじれ強度等
を損なうことなく、噛み合い衝撃を小さくすることので
きる感光体駆動装置を有する画像形成装置を提供する。 【解決手段】 感光体にモータからの回転を減速して伝
達する複数のギヤよりなる感光体駆動系の、ギヤの内の
少なくとも1つに、歯車本体部1bの回転方向のねじれ
剛性に対する歯部1aの回転方向のたわみ剛性の比率を
小さくした防振用歯車1を用いたことにより、負荷に対
する歯車の回転方向のねじれ強度等を損なうことなく、
噛み合い衝撃を小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体を用いる電
子写真方式の画像形成装置に関し、特に感光体にモータ
からの回転を減速して伝達する複数の歯車よりなる感光
体駆動系を有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置は、ファクシミリ
や複写機、プリンタ等各種の形態のものが提供されてい
る。これらの画像形成装置の感光体は、駆動モータから
ギヤ伝達によって回転駆動され、所定位置にて像形成さ
れる。ギヤの材料としては、ポリアセタール(POM)
等の樹脂が一般的に使用されている。
【0003】この感光体にレーザ光学系等によってデジ
タル方式の画像露光を行い画像を形成すると、感光体の
回転速度ムラ(感光体速度ムラ)により感光体上に形成
する画像にときとしてピッチムラが生じる。画質の向上
が望まれる現在これが問題となっている。感光体上に色
ごとに形成する画像を転写して合成し、カラー画像を形
成する場合はさらに色ズレが生じ、画質に大きく影響す
るので特に問題となる。
【0004】従来の場合の感光体速度ムラの周波数スペ
クトルを図12に示す。感光体速度ムラの要因のうち、
終段ギヤの1回転周期の成分と、終段ギヤの噛み合い振
動成分の影響が大きい。このうち、噛み合い振動成分を
小さくする方法として、フライホイールを感光体軸に取
り付けることが多い。
【0005】しかし、小型のプリンタや複数の感光体を
同時に駆動するようなカラー複写機においては、設置ス
ペースや機械重量の制約から十分な大きさのフライホイ
ールを駆動軸に取り付けることが困難である。従って、
フライホイールを用いないで、噛み合いによる衝撃を小
さくするためには、例えば歯車を柔らかい材料で形成す
るか、あるいは、歯車の歯面に衝撃を減衰する部材を貼
り付けることにより、衝撃力を減衰させる方法が考えら
れる。
【0006】また、別法として、歯車の剛性を上げて衝
撃による振動の振幅を小さくする例として、特開平5−
45956号公報は、単に樹脂に強化繊維を入れると歯
車の摺動面が粗くなり面が削れるため、歯の内部を強化
繊維で強化した樹脂で形成して剛性を高め、表面を強化
繊維を入れない樹脂で形成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成のう
ち、歯車を柔らかい材料で形成する場合は、噛み合い衝
撃は小さくなる。しかし、歯車の強度低下により、負荷
に対する歯車全体の回転方向のねじれが大きくなり、駆
動モータの回転が遅れて感光体に伝わるため、回転速度
制御がうまくいかないという問題がある。また、歯車の
歯面に衝撃を減衰する部材として、減衰効果の大きなゴ
ムを貼り付けた場合は、「変形が大きくなる」という問
題や「歯車摺動面の摩擦係数が大きいため、樹脂歯車や
金属歯車と噛み合わせたときは磨耗し易く、同種の歯車
同士を噛み合わせたときは歯車の表面がむしりとられ
る」という問題がある。従って、いずれも実用に耐えな
いものである。
【0008】一方、強化繊維によって歯車の剛性を高め
た場合は、歯車の強化を目的として歯面の滑らかさを維
持するために表面には強化繊維を入れない2層構造をと
っていて、表面層は柔らかい樹脂部分となる。しかし、
この部分は薄い歯面表層に限られるため、その弾性変形
量は微小である。従って、この場合は噛み合い衝撃を小
さくするという効果はほとんど得られない。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、負荷に対する歯車の回
転方向のねじれ強度や歯形形状精度を損なうことなく、
また歯車摺動面の摩擦係数の増大を抑えて、しかも噛み
合い衝撃を小さくすることのできる感光体駆動系を有す
る画像形成装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、感光体にモー
タからの回転を減速して伝達する複数の歯車よりなる感
光体駆動系を有する画像形成装置において、前記歯車の
内の少なくとも1つに、歯車本体部の回転方向のねじれ
剛性に対する歯部の回転方向のたわみ剛性の比率を小さ
くした防振用歯車を用いたことを特徴とする。
【0011】上記構成により、歯車の噛み合い衝撃は瞬
時的であるため、比較的剛性の低い歯部のたわみが進行
する間に終了してしまう。したがって、噛み合い衝撃は
歯部のたわみによって逃がされるが、歯車本体部には伝
わらない。一方、負荷は歯車に連続的にかかるため、歯
部のたわみと歯車本体のねじれとで分担することにな
る。しかし、負荷による歯車全体のねじれからみれば、
歯部のたわみは歯車本体部のねじれに比べて小さいた
め、歯車全体としてのねじれ量は歯車本体部強度で決ま
ってしまう。従って、歯車本体部の回転方向のねじれ剛
性さえ確保しておけば、歯部の回転方向のたわみ剛性を
低くしても負荷に対する歯車回転方向のねじれ強度を確
保できる。このことは、歯車本体部の回転方向のねじれ
剛性に対する歯部の回転方向のたわみ剛性の比率を小さ
くすることにより、噛み合い衝撃を小さくでき、しかも
この比率を小さくしても、負荷に対する歯車強度を維持
できることを意味する。ここに、歯車本体部のねじれと
は、歯車の噛み合いによる歯車本体部の回転方向の変形
をいい、歯部のたわみとは、上記歯車本体部の変形に対
する歯部の相対的な変形をいう。 具体的には、(1)
前記防振用歯車の歯部を、歯幅方向の先細り形状とすれ
ば、歯車本体部のねじれ量はそのままで、歯部の先端側
がたわむことにより、噛み合い衝撃を逃がすことができ
る。
【0012】(2)前記防振用歯車の歯部を、歯車本体
部よりも幅を小さくすれば、歯部の全体がたわむため、
そのたわみ量はさらに大きくなり、衝撃力を逃がす効果
も大きくなる。
【0013】(3)前記防振用歯車の歯部に、歯幅方向
の穴を形成すれば、歯部をたわみ易くし、耐磨耗性を維
持しながら噛み合い衝撃を逃がすことができる。
【0014】(4)前記防振用歯車の歯部を、歯車本体
部よりも柔らかい材料により形成してもよい。例えば前
記歯車本体部全体の材料を樹脂とし、前記歯部の材料
を、この歯車本体部の材料よりも柔らかい樹脂とすれ
ば、この場合も歯部をたわみ易くし、耐磨耗性を維持し
ながら噛み合い衝撃を逃がすことができる。
【0015】(5)前記防振用歯車の歯元に、減衰部材
を埋設してもよい。例えば歯元に減衰部材を埋め込むス
ペースを削り、高歯にすることにより歯部をたわみ易く
して、耐磨耗性を維持しながら噛み合い衝撃を逃がし、
かつ歯部のたわみの支点で応力が集中する歯元稜部に埋
め込んだ減衰部材により、噛み合い衝撃エネルギを減衰
させることができる。前記減衰部材として、例えばゴム
を使用すれば、十分な減衰効果を得ることができる。
【0016】(6)前記防振用歯車を、終段の歯車に用
いれば、より直接的に感光体の回転に働きかけて、その
速度ムラをさらに少なくすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施の形態について説明し、本発明の理解に供す
る。なお、以下の実施の形態は本発明を具体化した一例
であって、本発明の技術的範囲を限定するものではな
い。
【0018】図1は本実施の形態に係る感光体駆動系を
有するレーザプリンタの概略構成を示す縦断面図であ
る。図1に示すように、本実施の形態に係るプリンタ
(画像形成装置に相当)は、機枠体11の図における左
側が正面になっている。この機枠体11の底部側には機
枠体11の後方に向けて下向きに傾斜したシート収容部
12が内臓され、このシート収容部12の上に記録シー
トが積層状態に保持される。シート収容部12の先端部
は機枠体11の外部にせり出せるようにしてあり、リー
ガルサイズ等の長い記録シートを保持する場合にシート
収容部の先端部をせり出させて対応することができる。
【0019】また記録シートの幅方向の位置を規制する
ために、シート収容部12には幅規制板13が設けら
れ、記録シートのシート収容部12に対する装填を容易
に行えるように、前面カバー14が機枠体11に対して
開閉自在に取り付けてある。
【0020】機枠体11の中央部には、レーザビーム走
査光学系15が備えられ、これの上部には後部が機枠体
11の後端部にヒンジ部16にて連結され、このヒンジ
部16を中心に開閉自在な蓋部材17が設けられ、これ
によってこのプリンタはいわゆるクラムシェルタイプの
構造となっており、この蓋部材17の下には作像カート
リッジ18が装填され、蓋部材17の開閉によって着脱
できるようにしてある。
【0021】シート収容部12の上に載置された記録シ
ートは、給紙ローラ21およびカム22とこれらに接触
するピンチローラ23とにより一枚ずつ送り出されてガ
イド部材に案内されながら搬送され、画像形成をうけた
後に蓋部材17に形成された開口部24から蓋部材17
の上にプリンタの前方に向けて排出される。
【0022】この画像形成は、前記搬送され排出される
記録シートに対し、作像カートリッジ18の感光ドラム
(感光体)25に形成したトナー像を、機枠体11の側
に設けられた転写ローラ26により転写し、記録シート
上の転写画像をつぎの定着ローラ27、28により熱融
着させることによりなされる。前記開口部24の内側に
は、前記画像形成後の記録シートを機枠体11外に確実
に送り出すために排紙ローラ対29が設けられている。
【0023】光学系ユニット15は、図示しない半導体
レーザーとコリメートレンズとからなる光源からの光が
照射されるポリゴンミラー31を有しており、さらに折
り返しミラー32等の公知の部材を有している。この光
学系ユニット15内には、シャッタ33が回転自在に取
り付けられており、作像カートリッジ18が所定の位置
に装填された場合には、シャッタ33は図1に示される
ように、ミラー32から離れ、蓋部材17に連動したシ
ャッタ33の開閉移動は図示しない部材によって達成さ
れる。
【0024】作像カートリッジ18の感光ドラム25に
は、光学系ユニット15からのレーザビームが照射され
ることにより、レーザビームが画像信号に応じて変調さ
れているのに対応した画像露光が行われ、静電潜像が形
成される。
【0025】作像カートリッジ18内にはまた、感光ド
ラム25に隣接する現像スリーブ34が設けられ、現像
スリーブ34に対しては、トナータンク35内に収容さ
れたトナーが羽部材36の回転により、隔壁37に形成
された窓部を通って供給される。
【0026】現像スリーブ34は、供給されたトナーに
より感光ドラム25上に形成された静電潜像を現像して
顕像化したトナー像とし、記録シートに転写されるよう
にする。感光ドラム25の転写後の表面に残るトナーは
図示しないクリーニングブレードにより除去されるよう
になっており、除去されたトナーを収容するために作像
カートリッジ18内の上部には廃棄トナー用のタンク3
8が形成されている。
【0027】また、感光ドラム25の表面には帯電ブラ
シ39が接触しており、この帯電ブラシ39により感光
ドラム25の表面が前記静電潜像を形成するために所定
の電位に帯電される。
【0028】このような構造の作像カートリッジ18
は、イメージカートリッジあるいはプロセスカートリッ
ジともいわれ、感光ドラム25の寿命ないしトナーの使
い切りによって新しいものと交換される。
【0029】感光ドラム25は図1に示すメインモータ
41によって駆動される。このための駆動機構は、図2
に示されるように、メインモータ41に直結のモータギ
ア52の回転が大小減速ギヤ53、54を介してアイド
ルギヤ55に減速して伝達され、このアイドルギヤ55
の回転が感光ドラムギヤ56に伝達されるようになって
いる。ただし、各ギヤは、機枠体11に固定した装置本
体フレーム56に回転自在に支持されている。
【0030】この回転の伝達のとき、各ギヤ間の回転の
伝達のために回転ムラが発生し、感光ドラム25の回転
にも回転ムラが起こる。感光ドラム25に回転ムラが起
きると、レーザビームが所定位置から感光ドラム25に
書き込む位置にズレが生じ、単色の画像ではピッチムラ
として出てくる。また、カラー画像を形成する場合はさ
らに色ズレとなる。本実施の形態では、単色の画像とは
1つの感光体と1つの現像器によって得られる画像をい
い、またカラー画像とは1つの感光体と3つまたは4つ
の現像器、あるいは1つの感光体と1つの現像器との3
対または4対によって得られる画像をいう。カラー画像
の場合は少しの色ズレでも目立つので、特に問題とな
る。
【0031】このピッチムラ等の対策として、本実施の
形態では、感光体駆動系を構成する各ギヤの内の少なく
とも1つに、歯車本体部の回転方向のねじれ剛性に対す
る歯部の回転方向のたわみ剛性の比率を小さくした防振
用歯車1〜5を用いる(図1では、一例としてドラムギ
ヤ56に以下に詳述する防振用歯車2を用いた場合を示
している)。
【0032】感光体駆動系の各ギヤは、メインモータ4
1の回転力を感光ドラム25に伝達する間に、定常的な
負荷と瞬時的な噛み合い衝撃という2種類の力を受け
る。一方、ギヤの歯車本体部の回転方向のねじれと歯部
の回転方向のたわみとは、同時進行するのではなく、ま
ず比較的剛性の低い歯部のたわみの方から進行し、次い
で比較的剛性の高い歯車本体部のねじれ方の進行が始ま
ると考えられる。
【0033】従って、ギヤが瞬時的な噛み合い衝撃を受
けた場合には、比較的剛性の低い歯部のたわみが進行す
る間に噛み合い衝撃が終了してしまい、比較的剛性の高
い歯車本体部のねじれは発生することはない。つまり、
この場合は、噛み合い衝撃は歯部のたわみによって逃が
されるが、歯車本体部には伝わらない。一方、負荷はギ
ヤに連続的にかかるため、歯部のたわみと歯車本体のね
じれとで分担することになる。しかし、負荷によるギヤ
全体のねじれからみれば、歯部のたわみは歯車本体部の
ねじれに比べて小さいため、ギヤ全体としてのねじれ量
は歯車本体部強度で決まってしまう。従って、歯車本体
部の回転方向のねじれ剛性さえ確保しておけば、歯部の
回転方向のたわみ剛性を低くしても負荷に対する歯車回
転方向のねじれ強度を確保できる。このことは、歯車本
体部の回転方向のねじれ剛性に対する歯部の回転方向の
たわみ剛性の比率を小さくすることにより、噛み合い衝
撃を小さくでき、しかもこの比率を小さくしても、負荷
に対するギヤ強度を維持できることを意味する。ここ
に、歯車本体部のねじれとは、ギヤの噛み合いによる歯
車本体部の回転方向の変形をいい、歯部のたわみとは、
上記歯車本体部の変形に対する歯部の相対的な変形をい
う。
【0034】以下、本発明の特徴をなす防振用歯車の構
造を更に具体化する。
【0035】(1)防振用歯車1では、図3に示すよう
に、歯部1aは、その歯幅を歯元から歯先にかけて漸減
させた形状(歯幅a→b)をなし、歯車本体1b上に等
ピッチで隔設される。図中の破線部分は通常の歯形形状
(歯幅が一定値a)であり、歯部1aの歯形形状を明ら
かにするために示したものである。歯部1aの歯形形状
は、同図におけるような歯車本体1bの両端面に対して
等傾斜(θ1 =θ2 )をなす直線的なものには限らず、
例えば一定の曲率を持たせてもよい。歯部1aの先端部
の歯幅bは、歯部1aがたわみ易くするためにできるだ
け小さくすることが望ましい。ただし、この歯幅bは、
歯部1aが接線荷重により破損しないように次式(1)
を満たすのが好適である。
【0036】W=Ymsb ……(1) ここに、Wはピッチ円上における基準許容接線荷重、Y
は歯形係数、mはモジュール、sは材料の曲げ強さであ
る。
【0037】具体的には、歯先の歯幅bは歯元の歯幅a
の2/3以下とするのが望ましい。
【0038】その理由は次の通りである。歯部1aのた
わみを図4(a)に示すような矩形断面を有する片持梁
の曲げの問題として取り扱うと、荷重W’により生じる
応力は固定端(歯元)に集中するため自由端(歯先)側
は梁全体の曲げ剛性に寄与しない余分な太さ(強度)を
持っていることになる(最適化された梁形状は固定端ほ
ど太くなっている)。この余分な太さを取り除いて、固
定端から自由端までの各断面における曲げモーメントを
等しくする形状は本来3次曲線で表される形状である
が、加工の便宜上近似的に図4(b)のように表され
る。この形状になるまでは歯先を細くしても、たわみ量
はほとんど変化しないと考えられるため、衝撃によるエ
ネルギを歯部1aで損失させる効果の改善はほとんど期
待できない。歯部1aのたわみ量を歯先を細くすること
により大きくするには、上記形状よりさらに細くする必
要があるため、歯先の歯幅bは歯元の歯幅aの2/3以
下とするのが望ましい。また、同様の理由により、歯先
の歯厚dについても、図4(b)中に示したように、歯
元の歯厚cの2/3以下とするのが望ましい。
【0039】この場合は、歯車本体部1bの回転方向の
ねじれ剛性は通常の歯車と略同一であるが、歯部1aの
回転方向のたわみ剛性は通常の歯車よりも低くなるた
め、前者に対する後者の比率が小さくなる。従って、上
述したように歯車本体部1bのねじれ量はそのままで、
歯部1aの先端部のみをたわませることにより、噛み合
い衝撃を逃がすことができる。
【0040】(2)防振用歯車2では、図5に示すよう
に、歯部2aは、その歯幅bを歯車本体部2bの歯幅a
よりも小となし、歯車本体2b上に等ピッチで隔設され
る。
【0041】図中の破線部分は通常の歯形形状であり、
歯部2aの歯形形状を明らかにするために示したもので
あるが、歯部2aの歯形形状は、同図におけるような歯
幅方向中央の直線的なものには限らず、例えば歯車のい
ずれかの端面寄りとしてもよい。歯部2aの歯幅b(こ
の場合は一定幅)は、歯部2aがたわみ易くするために
できるだけ薄くすることが望ましい。ただし、歯部2a
の歯幅bは歯部2aが接線荷重により破損しないよう
に、上記式(1)を満たす必要がある。
【0042】具体的には、歯部2aの歯幅bは歯車本体
部2bの歯幅aの80%以下とするのが望ましい。その
理由は次の通りである。歯部2aの歪みによる損失エネ
ルギは系のばね定数と振幅の2乗に比例するので、この
損失エネルギは結局振幅の1乗に比例すると考えられ
る。例えば歯幅bが半分になれば、ばね定数は半分にな
る。一方、振幅は2倍になり振幅は2乗で効いているの
で、結果として損失エネルギを2倍にすることができ
る。エネルギ損失を少なくとも20%以上大きくするた
めには歯部2aの歯幅bを歯車本体部2bの歯幅aの8
0%以下にする必要があり、従って、歯部2aの歯幅b
は歯車本体部2bの歯幅aの80%以下とするのが望ま
しい。
【0043】この場合も、歯車本体部2bの回転方向の
ねじれ剛性は通常の歯車と略同一であるが、歯部2aの
回転方向のたわみ剛性は通常の歯車よりも低くなるた
め、前者に対する後者の比率が小さくなる。従って、上
述したように歯車本体部2bのねじれ量はそのままで、
歯部2aのみをたわませることにより、噛み合い衝撃を
逃がすことができる。ただし、この場合は、歯部2aは
歯元から歯先にかけて全体がたわむため、そのたわみ量
は上記防振用歯車1の歯部1aと比べてさらに大きくな
り、衝撃力を逃がす効果も大きくなる。
【0044】(3)防振用歯車3では、図6に示すよう
に、歯部3aは、歯幅方向に形成された内径φの円筒形
状の穴3bを少なくとも1つ有し、歯車本体2b上に等
ピッチで隔設される。歯部3aの穴3bは必ずしも貫通
穴である必要はなく歯部3aの片面または両面からの非
貫通穴を形成してもよい。またその形状は同図における
ような円筒形状のものに限らず、例えば応力集中が起こ
らないように角部にアールを付けた断面矩形状であって
もよい。歯部3aの穴3bの内径φは、歯部3aがたわ
み易くするためにできるだけ大きくとることが望まし
い。ただし、この内径φは歯部3aが接線荷重により破
損しないように、次式(2)を満たすのが好適である。
【0045】W=Ysb(m−φ) ……(2) ここに、Wはピッチ円上における基準許容接線荷重、Y
は歯形係数、mはモジュール、sは材料の曲げ強さ、b
は歯部の歯幅である。すなわち、上記(2)式は穴3b
がピッチ円上にあると仮定したものであるが、実用上は
この計算で十分であると考えられ、穴3bがピッチ円か
らかけ離れた位置に形成される場合または穴3bが複数
形成される場合にのみ適当な補正を行えばよい。
【0046】一方、穴3bの位置はピッチ円半径と歯元
半径との間の任意の位置が望ましい。その理由は以下の
通りである。噛み合いによる応力は、歯部3aのピッチ
円半径上の接触面と歯元とに集中するため、主にピッチ
円半径上の応力集中を減衰させるにはピッチ円半径上に
穴3bを配置し、主に歯元の応力集中を減衰させるには
歯元半径以上に穴3bを配置するのが有効である。従っ
て、穴3bの位置はピッチ円半径と歯元半径との間の任
意の位置が望ましい。
【0047】この場合も、歯車本体部3cの回転方向の
ねじれ剛性は通常の歯車と略同一であるが、歯部3aの
回転方向のたわみ剛性は通常の歯車よりも低くなるた
め、前者に対する後者の比率が小さくなる。従って、上
述したように歯車本体部3cのねじれ量はそのままで、
歯部3aのみをたわませることにより、噛み合い衝撃を
逃がすことができる。ただし、この場合は、歯部3aの
歯面を上記防振用歯車1歯部1aや上記防振用歯車2の
歯部2aと比べて大きくとれるため、負荷を分散させて
耐磨耗性を維持しながら噛み合い衝撃を逃がすことがで
きる。
【0048】(4)防振用歯車4は、図7(a)および
そのA−A断面である図7(b)に示すように、歯形形
状自体は基本的には通常の歯車と同様であるが、歯部4
aを歯車本体部4bよりも柔らかい材料により形成した
点で通常の歯車と異なる。例えば、歯車本体部4b全体
の材料が樹脂(例えばPOMに強化繊維を入れたもの)
であり、かつ歯部4aの材料がこの歯車本体部4bの材
料よりも柔らかい樹脂(例えばPOMそのもの)であ
る。その製造は、例えば次のようにして行う。まず歯車
本体部4bの全体をPOMに強化繊維を入れた樹脂によ
り形成し、歯車本体部4bとは別個に、POM単体によ
り歯部4aを形成する。この際、図7(a)におけるよ
うに、隣接する歯部4aの歯元同士を連結させて環状に
一体形成する。そして、図7(b)におけるように、こ
の環状部分4cの内周面を歯車本体4bの外周面に嵌め
込み、接着等することにより、防振用歯車4が完成す
る。このように、歯部4aに環状部分4cを形成したの
は、歯部4aと歯車本体部4bとの剥離防止対策として
広い接着面を確保するためである。歯部4aの材料は、
歯部3aがたわみ易くするためにできるだけ柔らかいも
のが望ましい。ただし、歯部4aの材料の曲げ強さs’
は歯部4aが接線荷重により破損しないように、次式
(3)を満たすのが好適である。
【0049】W=Yms’b ……(3) ここに、Wはピッチ円上における基準許容接線荷重、Y
は歯形係数、mはモジュール、bは歯部の歯幅である。
【0050】具体的には、歯部4aの材料のヤング率は
歯車本体部4bのヤング率の80%以下とするのが望ま
しい。その理由は次の通りである。歯部4aの歪みによ
る損失エネルギは系のばね定数と振幅の2乗に比例する
ので、この損失エネルギは結局振幅の1乗に比例すると
考えられる。例えば歯部4aのヤング率が半分になれ
ば、ばね定数は半分になる。一方、振幅は2倍になり振
幅は2乗で効いているので、結果として損失エネルギを
2倍にすることができる。エネルギ損失を少なくとも2
0%以上大きくするためには歯部4aの材料のヤング率
を歯車本体部4bのヤング率の80%以下にする必要が
あり、従って、歯部4aの材料のヤング率は歯車本体部
4bのヤング率の80%以下とするのが望ましい。
【0051】この場合も、歯車本体部4bの回転方向の
ねじれ剛性は、POMに強化繊維を入れた樹脂で全体を
成形された通常の歯車と略同一であるが、POM単体よ
りなる柔らかい樹脂で形成された歯部4aの回転方向の
たわみ剛性は通常の歯車よりも低くなるため、前者に対
する後者の比率が小さくなる。従って、上述したように
歯車本体部4bのねじれ量はそのままで、歯部4aのみ
をたわませることにより、噛み合い衝撃を逃がすことが
できる。ただし、この場合は、負荷に対する歯車のねじ
れ強度は歯車本体部4bにより確保しながら、歯部4a
は積極的にたわませることにより、噛み合いにおける衝
撃力を吸収させるため、柔らかい樹脂が使われる範囲は
歯部4a全体にわたらなければならない。かかる点で柔
らかい樹脂が使われるのは、歯面表層に限定される従来
技術と本質的に異なる。また、この場合は、歯部4aの
歯面を上記防振用歯車1の歯部1aや上記防振用歯車2
の歯部2aと比べて大きくとれるため、負荷を分散させ
て耐磨耗性を維持しながら噛み合い衝撃を逃がすことが
できる。
【0052】(5)防振用歯車5では、図8に示すよう
に、歯部5aの歯元5bに減衰部材5cを埋設する。例
えば歯元5bを削り、高歯にすることにより一定のスペ
ースを設け、このスペースに減衰部材5cを埋め込む。
歯部5aの歯元5bを削り量は、歯部5aがたわみ易く
するためにできるだけ大きくとることが望ましい。ただ
し、歯部5aの高さhf は歯部5aが接線荷重により破
損しないように、次式(4)を満たすのが好適である。
【0053】 σ=6Phf cosω/(bsf 2 ) ……(4) ここに、σは許容応力、Pは歯面法線荷重、ωは歯面法
線荷重方向の歯厚方向に対する角度、bは歯部の歯幅、
f は最大の曲げモーメントがかかる断面における歯厚
である(図9参照)。すなわち、上記(4)式は歯車の
歯形形状を、減衰部材5cを埋め込んでいない状態での
放物線梁とみなし、歯部5aの高さhfをこの梁の長さ
として求めるものである。
【0054】この場合も、歯車本体部5dの回転方向の
ねじれ剛性は通常の歯車と略同一であるが、歯部5aの
回転方向のたわみ剛性は通常の歯車よりも低くなるた
め、前者に対する後者の比率が小さくなる。従って、上
述したように歯車本体部5dのねじれ量はそのままで、
歯部5aのみをたわませることにより、噛み合い衝撃を
逃がすことができる。ただし、この場合は、例えば上記
のように高歯にすることにより歯部5aをたわみ易くし
て、耐磨耗性を維持しながら噛み合い衝撃を逃がし、か
つ歯部5aのたわみの支点で応力が集中する歯元5bの
稜部に埋め込んだ減衰部材5cにより、噛み合い衝撃エ
ネルギを減衰させるものであるため、上記防振用歯車1
〜4に比べて一層大きな減衰効果が得られる。減衰部材
5cとしては、例えばゴムが好適である。
【0055】なお従来技術では、歯部表面に減衰部材を
貼り付けることが考えられたのに対し、本実施の形態で
は、歯元5bに減衰部材5cを埋め込んでいる。その理
由は、歯面精度を維持するために減衰性の大きなゴムを
歯面に取り付ける構成は実用的とはいえず、歯面精度を
確保できる範囲(弾性係数200kgf/cm2 )で、
減衰部材を表面に貼り付けるよりも、応力集中部に減衰
性の大きなゴムを歯元5bに埋め込む方が減衰効果が大
きいためである。
【0056】(6)防振用歯車1〜5を、終段の歯車
(図2における感光ドラムギヤ56)に用いれば、より
直接的に感光ドラム25の回転に働きかけて、その速度
ムラをさらに少なくすることができる。
【0057】本実施の形態に係るプリンタの性能を確認
するため、本発明者らは防振用歯車2をプリンタの感光
体駆動系に終段ギヤとして組み込んで使用した場合(図
1参照)を代表例として従来例との比較を行った。すな
わち、図10に従来例として噛み合い振動周波数318
Hzを有する感光体駆動系の回転ムラの時間波形と周波
数スペクトルとを示し、さらに図11に従来例と同じ駆
動系において、最終段の歯車の歯部の歯幅を半分にした
場合(防振用歯車2)の感光体駆動系の回転ムラの時間
波形と周波数スペクトルとを示した。両図を比較するこ
とにより、歯部2aの歯幅bを従来のものの半分にして
歯部2aの剛性を歯車本体部2bの剛性よりも低くした
ことにより、振動エネルギ(電圧変換値)が従来例の1
60mVから本プリンタの130mVに減少しているこ
とが分かる。
【0058】なお、上記防振用歯車1〜5はいずれも平
歯車に適用した場合を示したが、他の種類の歯車、例え
ば図2における減速ギヤ53のようなハスバ歯車に適用
してもよい。また上記防振用歯車1〜5の組合せ適用
や、さらには1つの歯車に上記防振用歯車1〜5の構造
を併せ持たせることもできる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本願発明によれ
ば、負荷に対する歯車の回転方向のねじれ強度や歯形形
状精度を損なうことなく、また歯車摺動面の摩擦係数の
増大を抑えて、しかも噛み合い衝撃を小さくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る感光体駆動系を有
するプリンタの概略構成を示す縦断面図である。
【図2】プリンタの感光体駆動系を示す平面図である。
【図3】防振用歯車1の概略構造図である。
【図4】防振用歯車1の構造に関する説明図である。
【図5】防振用歯車2の概略構造図である。
【図6】防振用歯車3の概略構造図である。
【図7】防振用歯車4の概略構造図である。
【図8】防振用歯車5の概略構造図である。
【図9】防振用歯車5の歯部形状の説明図である。
【図10】従来の歯車を使用した場合における噛み合い
周波数318Hz付近での回転速度ムラとその周波数ス
ペクトルとを示す説明図である。
【図11】防振用歯車2を使用した場合における噛み合
い周波数318Hz付近での回転速度ムラとその周波数
スペクトルとを示す説明図である。
【図12】従来の歯車を使用した場合における回転速度
ムラとその周波数スペクトルとを示す説明図である。
【符号の説明】
1 防振用歯車 1a 歯部 1b 歯車本体部 2 防振用歯車 2a 歯部 2b 歯車本体部 3 防振用歯車 3a 歯部 3b 穴 3c 歯車本体部 4 防振用歯車 4a 歯部 4b 歯車本体部 5 防振用歯車 5a 歯部 5b 歯元 5c 減衰部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体にモータからの回転を減速して伝
    達する複数の歯車よりなる感光体駆動系を有する画像形
    成装置において、 前記歯車の内の少なくとも1つに、歯車本体部の回転方
    向のねじれ剛性に対する歯部の回転方向のたわみ剛性の
    比率を小さくした防振用歯車を用いたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記防振用歯車の歯部を、歯幅方向の先
    細り形状としたことを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記防振用歯車の歯部を、歯車本体部よ
    りも幅を狭くしたことを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記防振用歯車の歯部に、歯幅方向の穴
    を形成したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記防振用歯車の歯部を、歯車本体部よ
    りも柔らかい材料により形成したことを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記歯車本体部全体の材料が樹脂であ
    り、かつ前記歯部の材料がこの歯車本体部の材料よりも
    柔らかい樹脂である請求項4記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記防振用歯車の歯元に、減衰部材を埋
    設したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記減衰部材がゴムである請求項7記載
    の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前期防振用歯車が、終段の歯車である請
    求項1〜8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014089483A (ja) * 2014-02-20 2014-05-15 Canon Inc 画像形成装置
JP2014219555A (ja) * 2013-05-08 2014-11-20 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2017211058A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 駆動伝達装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2017211057A (ja) * 2016-05-27 2017-11-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 駆動伝達装置及びこれを備えた画像形成装置

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