JPH10171181A - 自動原稿送り装置 - Google Patents

自動原稿送り装置

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JPH10171181A
JPH10171181A JP8352320A JP35232096A JPH10171181A JP H10171181 A JPH10171181 A JP H10171181A JP 8352320 A JP8352320 A JP 8352320A JP 35232096 A JP35232096 A JP 35232096A JP H10171181 A JPH10171181 A JP H10171181A
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sheet
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JP8352320A
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Inventor
Kenji Baba
健次 馬場
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Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Nisca Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特別な認識手段を設けること無く原稿忘れを防
止することができるばかりでなく、材料コストの削減、
装置の軽量化並びに偏平化等を実現し得て、しかも、見
栄えを向上させることができる自動原稿送り装置を提供
する。 【解決手段】給紙口29から読取部に給送される原稿が
給紙口29側に低くなるよう少なくとも一部を傾斜した
載置部17aに載置され、給紙口29の上方に設けられ
た排紙口30,31から読み取り後の原稿が載置部17
aに向けて排出され、排紙口30,31から排出された
原稿の排紙後端部が給紙口29と排紙口30,31との
上下間に設けられた排紙プレート17cに支持され、排
紙プレート17cに支持された原稿の排紙後端縁が規制
部17fに当接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機本体に設け
られて複写のための原稿の給紙から排紙に至る作業を自
動で行う自動原稿送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写機には、複写機本体に設
けられて複写のための原稿の給紙から排紙に至る作業を
自動で行う自動原稿送り装置を設けたものが知られてい
る。そして、このような自動原稿送り装置では、特に、
原稿が複数であった場合の読み取り後の原稿の排紙は、
読み取り前と同じ状態の順番通りに重畳されることが好
ましい。
【0003】図9は、このような自動原稿送り装置の一
例を示し、自動原稿送り装置の縦断面図である(特開平
8−133551号公報参照)。
【0004】図9において、1は複写機本体、2は本等
の厚みのあるものを複写する際の原稿が載置されるよう
に複写機本体1に設けられたプラテンガラス、3はプラ
テンガラス2の裏面側に位置する読取装置(公知のため
詳細構造は省略する)、4はプラテンガラス2を覆うよ
うに回動可能に複写機本体1に装着された自動原稿送り
装置、5は自動原稿送り時に自動原稿送り装置4を用い
た際に読取装置3が位置固定されて原稿を読み取るため
のガラスプレートである。
【0005】自動原稿送り装置4は、プラテンガラス2
と対向する白紙シート付きのパッド6を添着した樹脂製
のカバー本体7と、カバー本体7に着脱可能に装着され
た原稿の給紙台8とを備えている。
【0006】カバー本体7は、パッド6を添着したベー
ス部7aと、ベース部7aの上方に位置する排紙台7b
と、駆動部9を覆う駆動部カバー7cとを有する。尚、
この駆動部カバー7cは開閉可能となっている。
【0007】給紙台8は、カバー本体7の装着側を前方
として前低後高状に傾斜設定されている。尚、給紙台8
には、給紙台8上に載置された原稿の両幅を押えるスラ
イド式サイドガイド部材、給紙台8上に載置された原稿
の幅を検知する原稿幅検知センサー、給紙台8上に載置
された原稿の長さを検知する複数の原稿長さ検知センサ
ーを備え、これら各センサーによって給紙台8上に載置
された原稿のサイズを検知する。
【0008】上記の構成において、給紙台8にフェイス
アップ状態で載置された複数の原稿は、その上方から1
枚ずつ駆動部9の給紙口9aへと取り出して駆動部9の
内部へと導き、駆動部9の下部に位置する読取装置3で
原稿を読み取った後、駆動部9の排紙口9bから排紙台
7b上へと順次排紙される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された自動原稿送り装置4にあっては、給紙台8の
下方に排紙台7bが位置しているため、排紙原稿がこの
給紙台8に隠されてしまい、複写機本体1から排紙され
た複写紙を取り出した際に、給紙台8によって隠された
排紙原稿の存在を忘れてしまうなどの不具合が生じてい
た。
【0010】また、このような給紙台8を設けることに
より、自動原稿送り装置4の高さが高くしかも重量が増
してしまい、本等の読み取りを行うために自動原稿送り
装置4の開閉が不便となるばかりでなく、給紙台8やそ
の支持構造等の材料コストが高騰し、しかも外観上の見
栄えも好ましくない等の問題も生じていた。尚、上述し
たような原稿忘れを防止するために、ベース部7a上の
排紙原稿の存在を検知して、音声やランプ等の認識手段
で認識させることが考えられるが、このような認識手段
を設けると自動原稿送り装置4が高価なものとなるばか
りでなく、重量が増してしまうという問題が生じる。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、特別な認識手段を設けること無く原稿忘れを防
止することができるばかりでなく、材料コストの削減、
装置の軽量化並びに偏平化等を実現し得て、しかも、見
栄えを向上させることができる自動原稿送り装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、原稿を読取部に給送する
ための給紙口と、原稿が載置され且つ前記給紙口側が低
くなるよう少なくとも一部を傾斜した載置部と、前記給
紙口の上方に設けられて読み取り後の原稿を前記載置部
に向けて排出する排紙口と、該排紙口から排出された原
稿の排紙後端部を支持するように前記給紙口と前記排紙
口との上下間に設けられた後端支持部と、該後端支持部
に支持された原稿の排紙後端縁と当接する規制部とを備
えていることを要旨とする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の自動原稿送り装置
の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は自動原
稿送り装置の要部の拡大縦断面図、図2は読取部の平面
図、図3は読取部の斜視図、図4は自動原稿送り装置の
縦断面図、図5(A)〜図5(H)は片面原稿を片面
(又は両面)複写する時の原稿の流れを時系列で示す模
式図、図6(A)〜図6(I)は両面原稿を表面側から
複写する時の原稿の流れを時系列で示す模式図、図7
(A)〜図8(Q)は両面原稿を裏面側から複写する時
の原稿の流れを時系列で示す模式図である。
【0014】図4において、11は複写機本体、12は
複写機本体11に設けられたプラテンガラス、13はプ
ラテンガラス12の裏面側に位置する読取装置(詳細構
造省略)、14はプラテンガラス12を覆うように回動
可能に複写機本体11に装着された自動原稿送り装置で
ある。
【0015】プラテンガラス12は、従来で示したプラ
テンガラス2,ガラスプレート5と異なり、一つのプラ
テンガラス12によって手動原稿載置時と自動原稿送り
時との切り換えが行われる。尚、図4(及び図1)に示
した読取装置13の位置は、自動原稿送りをする際の位
置であり、この自動原稿送り時には読取装置13は固定
位置にある。また、手動原稿載置の際には、図中右方
(後述するパッド16の端部迄)へ変位し且つ原稿の大
きさや倍率に応じてさらに図示右方へと変位しつつ原稿
を読み取るものである。
【0016】自動原稿送り装置14は、プラテンガラス
12と対向する白紙シート15を表面に有するパッド1
6を添着した樹脂製のカバー本体17を備えている。
【0017】カバー本体17は、パッド16を添着する
と共にその一部を傾斜させて原稿の載置部17aとした
ベース部17bと、ベース部17bの上方に位置する排
紙プレート17cと、駆動部18を覆う駆動部カバー1
7dと、駆動部カバー17dの内壁面から突出されたリ
ブ17eとを有する。尚、駆動部カバー17dは開閉可
能となっている。また、カバー本体17には、載置部1
7a上に載置された原稿の両幅を押えるスライド式サイ
ドガイド部材19と、載置部17a上に載置された原稿
の幅をスライド式サイドガイド部材19の位置に基づい
て検知する原稿幅検知センサー20と、載置部17a上
に載置された原稿の長さを検知する複数の原稿長さ検知
センサー21,22,23とを備え、各センサー20〜
23によって載置部17a上に載置された原稿のサイズ
を検知する。
【0018】尚、駆動部18寄りの原稿長さ検知センサ
ー21は載置部17a上に載置された原稿の最終原稿も
検知する。また、載置部17aに載置される原稿は、そ
の表面側が下向きとなるように載置され且つ載置された
原稿が複数であった場合には最下部に位置するものから
順次取り出される。
【0019】駆動部18は、図1に示すように、複数の
ガイドプレート24a〜24d、複数のガイド部材2
5,26,27、マイラ28を備え、ガイドプレート2
4aと排紙プレート17cの先端とによって載置部17
a上に載置された原稿の給紙先端部が臨む給紙口29
が、ガイド部材27と排紙プレート17cの後端とによ
って第1排紙口30が、ガイド部材27とリブ17eと
で第2排紙口31がそれぞれ形成されている。
【0020】また、駆動部18は、読取装置13と対向
する位置に設けられたリードローラ32を備え、ガイド
プレート24aの上方にリードローラ32に至る第1給
紙路33が形成され、リードローラ32の下端と読取装
置13とによって読取部34が形成され、リブ17eと
リードローラ32,ガイド部材26,27,25によっ
て第1排紙路35が形成され、リブ17eとガイド部材
27とによって第1排紙路35から分岐された第2排紙
路36が形成され、ガイド部材26,25並びにリード
ローラ32によって第1排紙路35の中途部から分岐さ
れた第2給紙路37が形成され、これら第1排紙路3
5,第2排紙路36,第2給紙路37の分岐部分に再送
路38が形成されている。尚、第1,第2排紙口30,
31は給紙口29よりも上方で且つ読取部34側に退避
した位置に設けられている。
【0021】尚、第1給紙路33は給紙口29と読取部
34とを連通し、第1排紙路35は読取部34と第1排
紙口30とを連通し、第2排紙路36は第1排紙路35
の中途部と第2排紙口31とを連通し、第2給紙路37
は第1排紙路35の中途部と第1給紙路33とを連通
し、再送路38は第2排紙路36と第1排紙路35並び
に第2給紙路37とを連通している。また、マイラ28
は、原稿が通過する際にはその圧力によって押し倒さ
れ、原稿の通過が完了すると弾性により図示のごとく自
然復帰して原稿再送時に図示下方の再送路38へと案内
する。
【0022】一方、排紙プレート17cは、給紙口29
と第1,第2排紙口30,31との上下方向中途部で且
つ給紙口29に対して退避した第1,第2排紙口30,
31の退避距離間に跨がって延在されている。これによ
り、第1,第2排紙口30,31から排紙された原稿の
排紙後端部を支持する後端支持部となっており、排紙後
端部を支持することで給紙側の原稿と排紙側の原稿とを
分離し、排紙原稿が給紙口29から不測に給紙されない
ようになっている。また、排紙プレート17cには上方
に立ち上げられた規制部17fが一体に形成されてい
る。
【0023】従って、従来のように排紙側の原稿が給紙
台8によって隠されるということがなくなり、複写紙を
取り出した際に、給紙台8によって隠された排紙原稿の
存在を忘れてしまうなどの不具合が解消されるばかりで
なく、給紙台8を廃止することができ、自動原稿送り装
置14の計量化、偏平化、材料コストの削減、外観上の
見栄えの向上等有益な効果を発揮することができる。
【0024】尚、排紙プレート17cは、上述した板状
に限定されるものではなく、排紙原稿の後端部が給紙原
稿側に入り込まない機能を備えていれば十分であるた
め、排紙原稿の後端部を支持する構造、例えば、吸着や
挟着等の他、マイラや線材による支持等によってもその
効果を発揮することができる。また、プレート状に水平
である必要もない。
【0025】また、規制部17fは、第1,第2排紙口
30,31から排出された原稿のうち排紙プレート17
c上の排紙後端部よりも排紙先端部が高く位置するよう
に載置部17aを傾斜させたことにより、自重でフィー
ドバックした原稿の排紙後端縁と当接することによって
第1,第2排紙口30,31から排出された原稿を揃え
るものである。
【0026】第1給紙路33の経路中には、給紙口29
の近傍に設けられて原稿の最上面と弾接する回動式のウ
エイト片39、原稿の給紙先端部と当接して位置決めす
る原稿ストッパ40、略三日月形状の給紙ローラ41、
給紙ローラ41によって供給された原稿の最下部に位置
するものを分離状態で取り出す分離ローラ42並びに分
離パッド43、分離ローラ42と分離パッド43によっ
て取り出された原稿を複写紙との相対関係に基づいて位
置調整を図るレジストローラ44、レジストローラ44
に搬送力を与えるレジスト補助ローラ45、原稿給紙時
に原稿に残余したゴミ等を掻き落すスクレーパ46、ス
クレーパ46の下方に位置するストック47、リードロ
ーラ32の周面と当接して第1,第2給紙路33,37
からの原稿を読取部34へと導くと同時に第2給紙路3
7からの原稿と複写原稿とのレジスト調整を行う第2レ
ジストローラ48、読取装置13の読み取り位置の上方
に位置するようにガイドプレート24dに設けられたリ
ード白色マイラ49、複数のセンサー50,51,5
2、手置き時の原稿セット位置をオペレータに認識させ
ると共に自動送り時の読み取り後の原稿を第1排紙路3
5へとガイドするよう複写機本体11に設けられた突き
当てスケール53が設けられている。
【0027】尚、ガイドプレート24bは載置部17a
上に載置された原稿が複数の場合にこれらの原稿を補助
的に分離させる規制板の役割を果たすように傾斜設定さ
れている。
【0028】ストック47は、スクレーパ46によって
掻き落されたゴミを受ける。また、ストック47の先端
は、図2,図3に示すように、リードローラ32の下方
近傍にまで延在されていると共に凸部47aが一体に形
成されており、凸部47aによって読取部34の寸前ま
で延在されて原稿を案内することで原稿の給紙後端部の
跳ね上がりによる原稿のバタツキ距離を小さくする。ま
た、ストック47はリード白色マイラ49に原稿を擦ら
せ画質を維持する。さらに、ストック47は、自動原稿
送り時に突き当てスケール53の先端に原稿の給紙先端
部が当接しないように給紙先端部を規制する。
【0029】センサー50は載置部17a上に載置され
た原稿の有無を検知する。センサー51は給紙過程の原
稿のループ量の定量化を図るために原稿の給紙先端部を
検知する。センサー52は原稿の給紙先端部を検知して
複写機本体11に原稿読出信号を出力する。
【0030】第1排紙路35の経路中には、原稿の排紙
先端部の屈曲を促進し且つ給紙先端部の衝撃を緩和する
誘い込みベルト54、誘い込みベルト54を回動移動さ
せる駆動ローラ55及び従動ローラ56、リードローラ
32の外周面と当接するガイドローラ57、第1,第2
排紙口30,31に分離すると共に何れか一方の排紙口
30,31から原稿を排紙若しくは一時的に排紙方向に
送り出した後に原稿を再送させる正逆転ローラ58、第
1排紙路35の分岐部に設けられて第1排紙口30若し
くは第2給紙路37への原稿搬送用の中間駆動ローラ5
9並びに中間駆動補助ローラ60、第1排紙路35と第
2給紙路37への原稿の搬送切り換え用のフラッパ6
1、第1排紙口30から原稿を排紙する際に正逆転ロー
ラ58と共同する第1排紙補助ローラ62を有する。
【0031】第1排紙路35並びに再送路38と共用す
る第2排紙路36には、第2排紙口31から原稿を排紙
又は原稿の一部を一時的に搬送する際に正逆転ローラ5
8と共同する第2排紙補助ローラ63と、この第2排紙
補助ローラ63を正逆転ローラ58に当接・離反させる
回動アーム64、原稿の一部を一時的に搬送する際の排
紙後端部を検知すると共に正逆転ローラ58の逆転トリ
ガ信号を出力するために第2排紙口31から原稿を一時
的に排紙方向に搬送する際の排紙後端部を検知するセン
サー65と、駆動部18を停止するために第1排紙口3
0から原稿が排紙されたことを検知するセンサー66と
を有する。尚、センサー65は第2排紙口31から最終
原稿が排紙されたことを検知する。
【0032】上記の構成において、片面原稿を複写する
場合には、図5に示すように、載置部17aに載置され
た原稿を給紙ローラ41とガイドプレート24bとによ
って一時的に分離し(図5(A)参照)、分離ローラ4
2と分離パッド43とによって分離状態でレジストロー
ラ44とレジスト補助ローラ45との間に供給し(図5
(B)参照)、これら各ローラ44,45によって第1
給紙路33の後端部へと導き(図5(C)参照)、読取
装置13によって原稿を読み取り(図5(D)参照)、
誘い込みベルト54,搬送ローラ57によって第1排紙
路35の中途部から第2排紙路36へと一担導き(図5
(E)参照)、排紙先端部を第2排紙口31から露出さ
せた後に正逆転ローラ58を逆回転させ(図5(F)参
照)、第2排紙路36を逆送させて再送路38を経て第
1排紙路35へと導き(図5(G)参照)、正逆転ロー
ラ58と第1排紙補助ローラ62との共同によって第1
排紙口30から排紙プレート17c上に排紙後の排紙後
端部が乗るように排紙する(図5(H)参照)。
【0033】また、両面原稿を表面側から複写する場合
には、図6に示すように、フェイスダウン状態で載置部
17aに載置された原稿を給紙ローラ41とガイドプレ
ート24bとによって一時的に分離し(図6(A)参
照)、分離ローラ42と分離パッド43とによって分離
させてレジストローラ44とレジスト補助ローラ45と
の間に供給し(図6(B)参照)、これら各ローラ4
4,45によって第1給紙路33の後端部へと導き(図
6(C)参照)、読取装置13によって原稿の表面側を
読み取る(図6(D)参照)。
【0034】次に、第1排紙路35の中途部から第2排
紙路36へと一担導いて排紙先端部を第2排紙口31か
ら露出させた後に正逆転ローラ58を逆回転させ(図6
(E)参照)、第2排紙路36から再送路38を経て第
2給紙路37へと導き(図6(F)参照)、再度読取装
置13によって原稿の裏面側を読み取り(図6(G)参
照)、第1排紙路35の中途部から第2排紙路36へと
導き(図6(H)参照)、正逆転ローラ58と第2排紙
補助ローラ63との共同によって第2排紙口31から排
紙プレート17c上に排紙後の排紙後端部が乗るように
排紙する(図6(I)参照)。
【0035】さらに、両面原稿を裏面側から複写する場
合には、図7に示すように、フェイスダウン状態で載置
部17aに載置された原稿を給紙ローラ41とガイドプ
レート24bとによって一時的に分離し(図7(A)参
照)、分離ローラ42によって分離した状態でレジスト
ローラ44とレジスト補助ローラ45との間に供給し
(図7(B)参照)、これら各ローラ44,45によっ
て第1給紙路33の後端部へと導き(図7(C)参
照)、読取装置13で原稿の表面側を読み取ることなく
通過させ(図7(D)参照)、誘い込みベルト54,搬
送ローラ57によって第1排紙路35の中途部から第2
排紙路36へと導き(図7(E)参照)、排紙先端部を
第2排紙口31から露出させた後に正逆転ローラ58を
逆回転させ(図7(F)参照)、第2排紙路36を逆送
させて再送路38を経て第2給紙路37へと導き(図7
(G)参照)、読取装置13によって原稿の裏面側を読
み取り(図7(H)参照)、第1排紙路35の中途部か
ら第2排紙路36へと導き(図7(I)参照)、第1排
紙路35の中途部から第2排紙路36へと導く(図7
(J)参照)。
【0036】そして、このまま排紙したのでは原稿の表
面側を読み取っていないため、再び第2排紙路36を逆
送させて第2給紙路37へと導き(図8(K)参照)、
読取装置13によって原稿の表面側を読み取り(図8
(L)参照)、第1排紙路35の中途部から第2排紙路
36へと導き(図8(M)参照)、排紙先端部を第2排
紙口31から露出させた後に正逆転ローラ58を逆回転
させ(図8(N)参照)、第2排紙路36を逆送させ
(図8(O)参照)、再送路38を経て第1排紙路35
へと導き(図8(P)参照)、正逆転ローラ58と第1
排紙補助ローラ62との共同によって第1排紙口30か
ら排紙プレート17c上に排紙後の排紙後端部が乗るよ
うに排紙する(図8(Q)参照)。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動原稿
送り装置にあっては、原稿を読取部に給送するための給
紙口と、原稿が載置され且つ前記給紙口側が低くなるよ
う少なくとも一部を傾斜した載置部と、前記給紙口の上
方に設けられて読み取り後の原稿を前記載置部に向けて
排出する排紙口と、該排紙口から排出された原稿の排紙
後端部を支持するように前記給紙口と前記排紙口との上
下間に設けられた後端支持部と、該後端支持部に支持さ
れた原稿の排紙後端縁と当接する規制部とを備えている
ことにより、特別な認識手段を設けること無く原稿忘れ
を防止することができるばかりでなく、材料コストの削
減、装置の軽量化並びに偏平化等を実現し得て、しか
も、見栄えを向上させることができる。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる自動原稿送り装置の実施の形態
を示し、自動原稿送り装置の要部の拡大縦断面図であ
る。
【図2】同じく、読取部の平面図である。
【図3】同じく、読取部の斜視図である。
【図4】同じく、自動原稿送り装置の縦断面図である。
【図5】同じく、(A)〜(H)は片面原稿を片面(又
は両面)複写する時の原稿の流れを時系列で示す模式図
である。
【図6】同じく、(A)〜(I)は両面原稿を表面側か
ら複写する時の原稿の流れを時系列で示す模式図であ
る。
【図7】同じく、(A)〜(J)は両面原稿を裏面側か
ら複写する時の原稿の流れを時系列で示す模式図であ
る。
【図8】同じく、(K)〜(Q)は図7に引き続き両面
原稿を裏面側から複写する時の原稿の流れを時系列で示
す模式図である。
【図9】従来の自動原稿送り装置の縦断面図である。
【符号の説明】
14…自動原稿送り装置 17…カバー本体 17a…載置部 17c…排紙プレート(後端支持部) 17f…規制部 29…給紙口 30…第1排紙口 31…第2排紙口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を読取部に給送するための給紙口と、
    原稿が載置され且つ前記給紙口側が低くなるよう少なく
    とも一部を傾斜した載置部と、前記給紙口の上方に設け
    られて読み取り後の原稿を前記載置部に向けて排出する
    排紙口と、該排紙口から排出された原稿の排紙後端部を
    支持するように前記給紙口と前記排紙口との上下間に設
    けられた後端支持部と、該後端支持部に支持された原稿
    の排紙後端縁と当接する規制部とを備えていることを特
    徴とする自動原稿送り装置。
  2. 【請求項2】前記後端支持部を前記給紙口と前記排紙口
    との上下方向略中間位置に配置したことを特徴とする請
    求項1に記載の自動原稿送り装置。
  3. 【請求項3】前記排紙口と前記規制部とを前記給紙口に
    対し給紙方向前方側に距離を隔てて配置したことを特徴
    とする請求項1に記載の自動原稿送り装置。
  4. 【請求項4】前記載置部を前記排紙口から排出された原
    稿のうち前記後端支持部上の排紙後端部よりも排紙先端
    部が高く位置するよう傾斜せしめたことを特徴とする請
    求項1に記載の自動原稿送り装置。
  5. 【請求項5】前記排紙口を前記読取部からの原稿の排紙
    経路を異ならせて排紙する上下に分離した2つの排紙口
    から構成したことを特徴とする請求項1に記載の自動原
    稿送り装置。
JP8352320A 1996-12-12 1996-12-12 自動原稿送り装置 Pending JPH10171181A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008011541A (ja) * 2007-07-17 2008-01-17 Brother Ind Ltd 原稿搬送装置
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