JPH10170818A - 光学系及びそれを用いた光学機器 - Google Patents

光学系及びそれを用いた光学機器

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JPH10170818A
JPH10170818A JP9245315A JP24531597A JPH10170818A JP H10170818 A JPH10170818 A JP H10170818A JP 9245315 A JP9245315 A JP 9245315A JP 24531597 A JP24531597 A JP 24531597A JP H10170818 A JPH10170818 A JP H10170818A
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diffraction grating
diffractive optical
optical
stop
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Hideki Ogawa
秀樹 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大口径かつ比較的広画角でありながら、色収
差をはじめとする諸収差が良好に補正された光学系を提
供すること。 【解決手段】 光学系が、絞りに対して対称型もしくは
略対称型の屈折光学系と、絞り近傍に配置された色収差
を補正する回折光学系とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学系に関し、特に
35mm一眼レフレックスカメラ、電子スチルカメラ、
ビデオカメラ等の撮影レンズに好適に用いられる諸収差
が良好に補正された光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に撮影レンズでは、球面収差、コマ
収差、非点隔差等が良好に補正されていても、軸上色収
差や倍率色収差が補正されていなければ充分な性能が得
られない。
【0003】従来の屈折光学系のみによる収差補正で
は、色収差はその光学系のパワー配置と硝材が決定され
る比較的設計の初期段階でほぼ決まってしまい、軸上色
収差を例にとると、可視波長域の短波長側で補正過剰、
中間域で補正不足、長波長側で再び補正過剰のいわゆる
アクロマートの傾向を持つ。
【0004】広帯域の波長に対して軸上色収差を補正す
る方法として、凸レンズに低屈折率低分散で異常部分分
散を持つ蛍石等を使用して、残存色収差を比較的良好に
補正する手法が知られているが、これらの異常部分分散
ガラスは極めて高価であるという欠点を持つ。
【0005】又、屈折率が1.5前後と比較的低い為、
中望遠以上の収差の画角変化が比較的少ない焦点距離域
の光学系以外に使用することは諸収差をバランスする上
で非常に難かしい。
【0006】例えば、35mm一眼レフレックスカメラ
の標準レンズとして、よく用いられるガウス型の光学系
に、これらの低屈折率のガラスを使用した場合、球面収
差と非点隔差、像面湾曲がバランスできず、特に球面収
差は3次の領域と高次の領域で悪化してしまう。3次の
球面収差係数と高次の球面収差係数をバランスさせるこ
とにより高次の領域での球面収差をゼロとすることはで
きるが、3次と高次の球面収差係数の絶対値を減らすこ
とが困難の為、補正不足の輪帯球面収差は残ってしまう
という問題がある。高屈折率、高分散で異常部分分散の
あるガラスを使えば、この問題は解決できるが、残念な
がらその様な硝材はまだ存在していない。
【0007】蛍石等の異常部分分散ガラスを使用せず
に、広帯域の波長に対して軸上色収差を補正する方法と
して、屈折光学系と回折光学系を組み合せて用いる方法
が知られている。回折光学素子は、アッベ数が負である
という性質を持つため、屈折型光学系と組み合せれば非
常に良好に色収差の補正を行うことができる。
【0008】屈折光学系と回折光学系を組み合わせて色
収差の補正を行った撮影光学系の例に、特開平6−32
4262号公報がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この公報では画角14
°前後のテレフォト光学系(35mm一眼レフレックス
カメラ換算で焦点距離180mm前後)に回折光学素子
を配置して軸上色収差を補正したものが開示されてい
る。
【0010】この光学系は、収差の画角変化の少ない中
望遠レンズとしては、軸上色収差をはじめ諸収差が比較
的良好に補正されている。しかしながら、Fナンバーは
F2.8前後と比較的暗く、このままのレンズ構成でF
1.4前後と大口径化しつつ広画角を得ることはできな
いという問題がある。
【0011】本発明は、屈折光学系と回析光学系を組み
合わせることにより大口径かつ比較的広画角でありなが
ら、色収差をはじめとする諸収差を良好に補正した新規
の光学系を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願第1発明の光学系は、絞りに対して対称型もし
くは略対称型の屈折光学系と、絞り近傍に配置された色
収差を補正する回折光学系とを有することを特徴として
いる。
【0013】また、本願第2発明の光学系は、物体から
の光が順に、屈折光学系、絞り近傍に設けられた色収差
を補正する回折光学系、そして屈折光学系を通過する光
学系であって、絞り前後の屈折光学系の絞りに近い側か
らの配置が、同一もしくは略同一であることを特徴とし
ている。
【0014】本願第1、第2発明の光学系において、絞
り前後の屈折光学系は、それぞれ少なくとも1枚の正レ
ンズと、この正レンズよりも絞り側に配置され、絞り側
に強い凹面を向けた少なくとも1枚の負レンズとを有す
ることが好ましい。
【0015】また、回折光学系は、全系の屈折力よりも
弱い屈折力を持った回折光学面を有することが好まし
い。
【0016】この回折光学面は、光軸に対し回転対称な
回折格子であり、この回折格子の位相φ(h)が、
【0017】
【外3】 λ :波長 Ci:非球面位相係数 h :光軸からの高さ で与えられるとき、 C1<0 かつ C2>0 なる条件を満足することが好ましい。
【0018】また、回折光学面の屈折力の和をPd、全
系の焦点距離をfとするとき、 0.02<Pd・f<0.4 を満足することが好ましい。
【0019】そして、本願第3発明は、本願第1、第2
発明の光学系を用いた光学機器であり、本発明の光学系
を光学機器に適用することにより良好な光学性能を有す
る光学機器が提供できる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、それぞれ数値実施
例1〜4に対応する光学系を表す断面図である。また、
図5、図6は数値実施例1に、図7、図8は数値実施例
2に、図9、図10は数値実施例3に、図11、図12
は数値実施例4に対応する光学系の収差図である。
【0021】図中、1は屈折光学系により構成された第
1群、2は回折光学系により構成された第2群、3は屈
折光学系により構成された第3群、Dは第2群に含まれ
る回析光学面、Sは絞り、Iは像面である。
【0022】回折光学面Dは、光軸に対し回転対称な回
折格子により構成されており、その位相φ(h)は、
【0023】
【外4】 ただし、λ :波長 Ci:非球面位相係数 h :光軸からの高さ で表せる。
【0024】以下に数値実施例を示す。数値実施例中、
riは第i面の曲率半径、diは第i番目のレンズ厚ま
たは空気間隔、niとνiは第i番目のレンズ(回折光
学素子)の屈折率とアッベ数である。なお、式(1)中
のλは、587.6nm(d線)と設定している。
【0025】
【外5】
【0026】
【外6】
【0027】
【外7】
【0028】
【外8】
【0029】一般に非球面は、軸上から軸外に渡って良
好に収差補正するために光学系の絞りから比較的離れ
た、軸上光線の光軸からの通過位置と、軸外光線の光軸
からの通過位置が供に高くなる位置に配置することが多
い。
【0030】ところが、ガウス型レンズのような略対称
型レンズでは物体側レンズ群と像側レンズ群の対称性を
利用し、軸上及び軸外の諸収差を補正するため、その対
称性をくずさずに収差補正をすることが、軸上と軸外の
収差のバランスを取る上で重要となってくる。特に回折
光学素子を撮影光学系に導入しようとするときは、色収
差へ大きく影響することをふまえ、非球面の配置から更
に吟味して回折光学面の配置を決定する必要がある。
【0031】本発明のような略対称型の光学系では絞り
近傍に回折光学面を設けるのが好ましい。一般に、絞り
近傍では軸外光線の光軸からの通過位置が低い為、主に
球面収差と軸上色収差に作用し、軸外収差へはあまり作
用しない。従って、軸外収差へほとんど影響を与えず
に、全系の球面収差を回析光学面により良好に補正する
ことが可能である。更に収差補正の自由度が増した分、
絞りの前後のレンズにより、コマ収差、像面湾曲等の軸
外収差を良好に補正することができる。
【0032】また、軸上色収差がほぼ完全にコントロー
ル可能であるため、絞り前後のレンズ群での色収差の補
正の自由度が増し、倍率色収差も良好に補正できる。こ
のため、絞り前後のレンズ群中の正レンズには従来の屈
折型光学素子のみの光学系では色収差の補正上不利であ
った高分散ガラス、つまり高屈折率のガラスを積極的に
使用することが可能となり、その結果、球面収差や像面
湾曲も更に良好なものとなる。
【0033】以上説明したように略対称型の光学系で
は、特に絞りの近傍に回折光学面を配置するのがよいこ
とが分かる。
【0034】また式(1)において、 C1 <0かつC2 >0 (2) の条件を満足することが好ましい。
【0035】式(2)は、球面収差を良好に補正するた
めの条件であり、C1 <0は、回折格子の近軸的な屈折
力が正であることを意味し、C2 >0は、周辺へゆくに
従い正の屈折力が徐々に弱まってゆくことを意味してい
る。つまりC1 <0とすることにより絞り前後のレンズ
群で発生する軸上色収差を打ち消すと同時に光学系全系
の正屈折力の一部を回折光学面で負担し、絞り前後のレ
ンズ群が本質的に持つ補正不足の低次の球面収差の発生
を抑えている。そして、C2 >0とすることにより、同
様に絞り前後のレンズ群が本質的に持つ補正不足の比較
的高次の球面収差(輪帯球面収差)を打ち消している。
【0036】式(2)の条件からはずれると球面収差と
軸上色収差を良好に補正することができなくなるのでよ
くない。
【0037】更に諸収差を良好に補正するには、光学系
全系の焦点距離をf、第2群中の回折光学面の屈折力の
和をPdとしたとき、 0.02<Pd・f<0.4 (3) を満足することが好ましい。
【0038】式(3)の下限値を越えて回折光学面の正
屈折力が弱くなると、絞り前後のレンズ群での低次の球
面収差の負変位が大きくなるのでよくない。
【0039】また、式(3)の上限値を越えて回折光学
面の正屈折力が強くなると絞り前後のレンズ群の屈折力
の分担が変化し、諸収差をバランスさせることが困難と
なるのでよくない。
【0040】回折光学面の位置は絞り前後のレンズ群の
間にあれば、絞りの物体側にあっても像側にあってもよ
い。
【0041】本数値実施例1〜4に示した光学系は回折
光の内、1次光が最良に結像するように設計したが他の
回折次数の光線が最良に結像するようにしてもよい。ま
た回折光学面に形成された回折格子の形状はキノフォー
ム形状、バイナリー形状等いずれの形状においても本発
明の光学系を実現できる。
【0042】ところで、各数値実施例において回折光学
素子の格子断面形状が、図13に示すようなキノフォー
ム形状をしているとする。図13中、101は回折光学
素子であり、102は基材、103は基材102の表面
に紫外線硬化樹脂により形成された環状回折格子であ
る。図13の回折光学素子は、波長530nmで1次回
折効率が100%となるよう、環状回折格子103の格
子厚dを設定している。
【0043】図14は、図13に示す回折光学素子の1
次回折効率の波長依存特性を示している。図14から明
らかなように、設計次数での回折効率は最適化した波長
530nmから離れるに従って低下する一方、設計次数
近傍の次数の0次、2次回折光の回折効率が増大する。
この設計次数以外の回折光は、フレアの原因となるため
光学系の解像度の低下につながる。
【0044】数値実施例1の光学系において、回折光学
素子の格子断面形状が図13の格子形状の場合であっ
て、C光源を用いて一般的な白黒フィルムを用いて撮影
したときの空間周波数に対するMTF特性を図15に示
す。この図で、低周波数領域のMTFが所望の値より低
下していることがわかる。
【0045】ここで、回折光学素子が、図16に示すよ
うな積層型の格子断面形状である場合を考える。具体的
な構成としては、基材102上に紫外線硬化樹脂(nd
=1.499、νd=54)からなる第1の回折格子1
04を形成し、その上に別の紫外線硬化樹脂(nd=
1.598、νd=28)からなる第2の回折格子10
5を形成している。この材質の組み合わせでは、第1の
回折格子部の格子厚dlはdl=13.8μm、第2の
回折格子部の格子厚d2はd2=10.5μmとなる。
【0046】図17は、図16に示す回折光学素子の1
次回折効率の波長依存特性である。図17からわかるよ
うに、積層構造の回折格子にすることで、設計次数の回
折効率が使用波長城全域で95%以上の高い回折効率を
有している。
【0047】数値実施例1の光学系において、回折光学
素子の格子断面形状が図16の格子形状の場合であっ
て、C光源を用いて一般的な白黒フィルムを用いて撮影
したときの空間周波数に対するMTF特性を図18に示
す。積層構造の回折格子を用いることで、低周波数領域
のMTFは改善され、所望のMTF特性が得られる。こ
のように、積層構造の回折格子を回折光学素子として用
いることで、光学性能はさらに改善される。
【0048】なお前述の積層構造の回折光学素子の材質
は、紫外線硬化樹脂に限定されるものではなく、他のプ
ラスチック材なども使用できるし、基材によっては、第
1の回折格子104を直接基材に形成してもよい。また
各格子厚が必ずしも異なる必要はなく、材料の組み合わ
せによっては図19に示すように2つの格子厚を等しく
できる。この場合は、回折光学素子表面に格子形状が形
成されないので、防塵性に優れ、回折光学素子の組み立
て作業性が向上し、より安価な光学系を提供できる。
【0049】また、数値実施例では開示していないが、
本発明の光学系を屈折光学系、回折光学系で実現するほ
か、更に反射光学系を利用しても本発明の主旨を逸脱し
ない限り、同様の効果が期待できる。
【0050】図20は反射光学系を利用した本発明の一
例である。図中、11は第1群と第3群を兼ねる屈折光
学系、12は第2群として作用する回折光学素子であ
る。第2群12の最終面に反射面Rが形成されており、
物体からの光は、図中矢印のように進み結像する。すな
わち、第2群には、回折光学素子であると同時に反射光
学系としても作用している。
【0051】図21は、本発明の光学系をカメラに適用
した例である。
【0052】図中20はカメラ本体、21は本発明の光
学系によって構成される撮影光学系、22は可動ミラ
ー、23はフィルム面、24はファインダー光学系であ
る。
【0053】このように本発明の光学系をカメラ等の光
学機器に適用することにより、良好に諸収差の補正され
た光学機器を提供できる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば大
口径かつ比較的広画角でありながら色収差をはじめとす
る諸収差が良好に補正された光学系を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値実施例1の光学系の断面図であ
る。
【図2】本発明の数値実施例2の光学系の断面図であ
る。
【図3】本発明の数値実施例3の光学系の断面図であ
る。
【図4】本発明の数値実施例4の光学系の断面図であ
る。
【図5】本発明の数値実施例1の光学系の収差図であ
る。
【図6】本発明の数値実施例1の光学系の収差図であ
る。
【図7】本発明の数値実施例2の光学系の収差図であ
る。
【図8】本発明の数値実施例2の光学系の収差図であ
る。
【図9】本発明の数値実施例3の光学系の収差図であ
る。
【図10】本発明の数値実施例3の光学系の収差図であ
る。
【図11】本発明の数値実施例4の光学系の収差図であ
る。
【図12】本発明の数値実施例4の光学系の収差図であ
る。
【図13】回折光学素子の格子断面形状の一例を示す図
である。
【図14】図13の回折光学素子の1次回折効率の波長
依存特性を示す図である。
【図15】図13の回折光学素子を有する光学系の空間
周波数に対するMTF特性を示す図である。
【図16】積層構造の回折光学素子の格子断面形状の一
例を示す図である。
【図17】図16の回折光学素子の1次回折効率の波長
依存特性を示す図である。
【図18】図16の回折光学素子を有する光学系の空間
周波数に対するMTF特性を示す図である。
【図19】積層構造の回折光学素子の格子断面形状の別
の例を示す図である。
【図20】反射光学ユニットを有した本発明の光学系の
一実施形態を示す図である。
【図21】本発明の光学系を有したカメラの要部概略図
である。
【符号の説明】
1 第1群 2 第2群 3 第3群 D 回折光学面 S 絞り I 像面

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絞りに対して対称型もしくは略対称型の
    屈折光学系と、絞り近傍に配置された色収差を補正する
    回折光学系とを有することを特徴とする光学系。
  2. 【請求項2】 前記絞りに対して対称型もしくは略対称
    型の屈折光学系は、それぞれ少なくとも1枚の正レンズ
    と、該正レンズよりも絞り側に配置され、絞り側に強い
    凹面を向けた少なくとも1枚の負レンズとを有すること
    を特徴とする請求項1記載の光学系。
  3. 【請求項3】 前記回折光学系は、全系の屈折力よりも
    弱い屈折力を持った回折光学面を有することを特徴とす
    る請求項1,2記載の光学系。
  4. 【請求項4】 前記回折光学面は、光軸に対し回転対称
    な回折格子であり、該回折格子の位相φ(h)が、 【外1】 λ :波長 Ci:非球面位相係数 h :光軸からの高さ で与えられるとき、 C1<0 かつ C2>0 であることを特徴とする請求項3記載の光学系。
  5. 【請求項5】 前記回折光学面の屈折力の和をPd、全
    系の焦点距離をfとするとき、 0.02<Pd・f<0.4 を満足することを特徴とする請求項3,4記載の光学
    系。
  6. 【請求項6】 前記回折光学系は、色収差以外の収差も
    補正することを特徴とする請求項1乃至5記載の光学
    系。
  7. 【請求項7】 前記回折光学系は、第1の環状回折格子
    と、該第1の環状回折格子とは異なる材料で該第1の環
    状回折格子上に形成された第2の環状回折格子とを有す
    る回折光学素子であることを特徴とする請求項1乃至6
    記載の光学系。
  8. 【請求項8】 前記第1の環状回折格子と前記第2の環
    状回折格子の格子厚が等しいことを特徴とする請求項7
    記載の光学系。
  9. 【請求項9】 物体からの光が順に、屈折光学系、絞り
    近傍に設けられた色収差を補正する回折光学系、そして
    屈折光学系を通過する光学系であって、絞り前後の屈折
    光学系の絞りに近い側からの配置が、同一もしくは略同
    一であることを特徴とする光学系。
  10. 【請求項10】 前記絞り前後の屈折光学系は、少なく
    とも1枚の正レンズと、該正レンズより絞り側に配置さ
    れ、絞り側に強い凹面を向けた少なくとも1枚の負レン
    ズとを有することを特徴とする請求項9記載の光学系。
  11. 【請求項11】 前記回折光学系は、全系の屈折力より
    も弱い屈折力を持った回折光学面を有することを特徴と
    する請求項9,10記載の光学系。
  12. 【請求項12】 前記回折光学面は、光軸に対し回転対
    称な回折格子であり、該回折格子の位相φ(h)が、 【外2】 λ :波長 Ci:非球面位相係数 h :光軸からの高さ で与えられるとき、 C1<0 かつ C2>0 であることを特徴とする請求項11記載の光学系。
  13. 【請求項13】 前記回折光学面の屈折力の和をPd、
    光学系全系の焦点距離をfとするとき、 0.02<Pd・f<0.4 を満足することを特徴とする請求項11,12記載の光
    学系。
  14. 【請求項14】 前記回折光学系は、色収差以外の収差
    も補正することを特徴とする請求項9乃至13記載の光
    学系。
  15. 【請求項15】 前記回折光学系は、第1の環状回折格
    子と、該第1の環状回折格子とは異なる材料で該第1の
    環状回折格子上に形成された第2の環状回折格子とを有
    する回折光学素子であることを特徴とする請求項9乃至
    14記載の光学系。
  16. 【請求項16】 前記第1の環状回折格子と前記第2の
    環状回折格子の格子厚が等しいことを特徴とする請求項
    15記載の光学系。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至16記載の光学系を有す
    ることを特徴とする光学機器。
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