JP2002182110A - ズームレンズ及びそれを用いた画像投影装置及び撮像装置 - Google Patents
ズームレンズ及びそれを用いた画像投影装置及び撮像装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶プロジェクタなどの画像投影装置で投影
レンズとして使われるズームレンズの全系を、色収差な
どの諸収差を十分に補正しつつ今まで以上に小型化する
こと。 【解決手段】 投影レンズとして使われるズームレンズ
が、拡大共役側より順に負の屈折力の第1群、負の屈折
力の第2群、正の屈折力の第3群、負の屈折力の第4
群、回折光学素子を少なくとも1つ含む正の屈折力の第
5群を有し、広角端から望遠端への変倍に際し第2群、
第3群、第4群が移動するような構成である。
レンズとして使われるズームレンズの全系を、色収差な
どの諸収差を十分に補正しつつ今まで以上に小型化する
こと。 【解決手段】 投影レンズとして使われるズームレンズ
が、拡大共役側より順に負の屈折力の第1群、負の屈折
力の第2群、正の屈折力の第3群、負の屈折力の第4
群、回折光学素子を少なくとも1つ含む正の屈折力の第
5群を有し、広角端から望遠端への変倍に際し第2群、
第3群、第4群が移動するような構成である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶プロジェクタ
等において、液晶パネル等の画像形成装置により形成し
た原画を拡大投影するための投射レンズに好適なズーム
レンズに関し、特に5群以上で構成されるズームレンズ
に回折光学素子を用いたズームレンズに関する。
等において、液晶パネル等の画像形成装置により形成し
た原画を拡大投影するための投射レンズに好適なズーム
レンズに関し、特に5群以上で構成されるズームレンズ
に回折光学素子を用いたズームレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の液晶プロジェクタは高精細化及び
小型化の面での向上が著しく、それに伴い液晶プロジェ
クタに使用する投影光学系にも、今まで以上に高性能な
ものが要求されるようになってきた。特に画質の良し悪
しを大きく左右する倍率色収差の補正に対する要求はか
なり厳しくなってきているのが現状である。
小型化の面での向上が著しく、それに伴い液晶プロジェ
クタに使用する投影光学系にも、今まで以上に高性能な
ものが要求されるようになってきた。特に画質の良し悪
しを大きく左右する倍率色収差の補正に対する要求はか
なり厳しくなってきているのが現状である。
【0003】従来より、前記の問題を解決すべく様々な
光学系が提案されてきた。最近では、色収差、特に倍率
色収差を補正する方法として、回折作用を有する回折光
学素子を投影光学系に用いる提案がなされている。
光学系が提案されてきた。最近では、色収差、特に倍率
色収差を補正する方法として、回折作用を有する回折光
学素子を投影光学系に用いる提案がなされている。
【0004】例えば、特開2000−19400では、
液晶プロジェクタの投影光学系用のズームレンズに回折
光学素子を用いたズームレンズを提案している。このズ
ームレンズは、拡大共役側から順に負の屈折力の第1
群、正の屈折力の第2群、負の屈折力の第3群、正の屈
折力の第4群、正の屈折力の第5群を有するズームレン
ズに回折光学素子を導入したものである。この従来例に
おいて、ズームレンズ中に回折光学素子を適切に配する
ことにより、非点収差及び歪曲収差が少なく、且つ高精
細の液晶に対応し、倍率色収差が良好に補正されたズー
ムレンズが得られている。
液晶プロジェクタの投影光学系用のズームレンズに回折
光学素子を用いたズームレンズを提案している。このズ
ームレンズは、拡大共役側から順に負の屈折力の第1
群、正の屈折力の第2群、負の屈折力の第3群、正の屈
折力の第4群、正の屈折力の第5群を有するズームレン
ズに回折光学素子を導入したものである。この従来例に
おいて、ズームレンズ中に回折光学素子を適切に配する
ことにより、非点収差及び歪曲収差が少なく、且つ高精
細の液晶に対応し、倍率色収差が良好に補正されたズー
ムレンズが得られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開2000-19400においては、広角端から望遠端
に変倍する際、変倍群である第2群の縮小共役側から拡
大共役側への移動量を十分に小さくすることができなか
ったため、レンズ全系の小型化という点では不十分であ
った。
開2000-19400においては、広角端から望遠端
に変倍する際、変倍群である第2群の縮小共役側から拡
大共役側への移動量を十分に小さくすることができなか
ったため、レンズ全系の小型化という点では不十分であ
った。
【0006】そこで、本発明では、液晶プロジェクタの
投影レンズ等に使用するのに好適なズームレンズであっ
て、諸収差及び色収差(特に倍率色収差)を十分に補正
した上で、レンズ全系の小型化を実現したズームレンズ
の提供を目的とする。
投影レンズ等に使用するのに好適なズームレンズであっ
て、諸収差及び色収差(特に倍率色収差)を十分に補正
した上で、レンズ全系の小型化を実現したズームレンズ
の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)本発明のズームレ
ンズは、拡大共役側より順に負の屈折力の第1群、変倍
の際に移動する負の屈折力の第2群、第3群、第4群、
第5群を有するズームレンズにおいて、該ズームレンズ
は回折光学素子を少なくとも1つ有していることを特徴
としている。尚、この際、拡大共役側とは共役長が長い
側のことで、縮小共役側とは共役長が短い側のことを表
している。
ンズは、拡大共役側より順に負の屈折力の第1群、変倍
の際に移動する負の屈折力の第2群、第3群、第4群、
第5群を有するズームレンズにおいて、該ズームレンズ
は回折光学素子を少なくとも1つ有していることを特徴
としている。尚、この際、拡大共役側とは共役長が長い
側のことで、縮小共役側とは共役長が短い側のことを表
している。
【0008】(2)さらに、(1)のズームレンズにお
いて、第3群は正の屈折力、第4群は負の屈折力、第5
群は正の屈折力を有していると尚良い。
いて、第3群は正の屈折力、第4群は負の屈折力、第5
群は正の屈折力を有していると尚良い。
【0009】(3)また、(1)又は(2)のズームレ
ンズにおいて、前記ズームレンズは第6群を有し、前記
第5群が変倍の際に移動すると好ましい。
ンズにおいて、前記ズームレンズは第6群を有し、前記
第5群が変倍の際に移動すると好ましい。
【0010】(4)また、(1)乃至(3)のいずれか
のズームレンズにおいて、前記ズームレンズが正の屈折
力の第6群を有していると尚良い。
のズームレンズにおいて、前記ズームレンズが正の屈折
力の第6群を有していると尚良い。
【0011】(5)また、(1)乃至(4)のいずれか
のズームレンズにおいて、前記ズームレンズは変倍の際
に移動する絞りを有していると好ましい。
のズームレンズにおいて、前記ズームレンズは変倍の際
に移動する絞りを有していると好ましい。
【0012】(6)また、(1)乃至(5)のいずれか
のズームレンズにおいて、前記ズームレンズは前記第3
群と前記第4群との間に絞りを有しているとさらに望ま
しい。
のズームレンズにおいて、前記ズームレンズは前記第3
群と前記第4群との間に絞りを有しているとさらに望ま
しい。
【0013】(7)また、(5)又は(6)のズームレ
ンズにおいて、前記絞りは、変倍の際に前記第3群と共
に移動するとより好ましい。
ンズにおいて、前記絞りは、変倍の際に前記第3群と共
に移動するとより好ましい。
【0014】(8)また、(5)乃至(7)のいずれか
のズームレンズにおいて、前記回折光学素子は、前記絞
りよりも縮小共役側に配されていると尚良い。
のズームレンズにおいて、前記回折光学素子は、前記絞
りよりも縮小共役側に配されていると尚良い。
【0015】(9)また、(1)乃至(8)のいずれか
のズームレンズにおいて、前記回折光学素子は、前記第
5群内に配置されていることが望ましい。
のズームレンズにおいて、前記回折光学素子は、前記第
5群内に配置されていることが望ましい。
【0016】(10)また、(1)乃至(9)のいずれ
かのズームレンズにおいて、前記第1群の焦点距離をf
1、全系の広角端の焦点距離をfwとした時、-0.50 <
fw / f1 < -0.01を満足していることが望ましい。
かのズームレンズにおいて、前記第1群の焦点距離をf
1、全系の広角端の焦点距離をfwとした時、-0.50 <
fw / f1 < -0.01を満足していることが望ましい。
【0017】(11)また、(1)乃至(10)のいず
れかのズームレンズにおいて、広角端から望遠端への変
倍に際して、第4群が拡大共役側から縮小共役側へ移動
することが好ましい。
れかのズームレンズにおいて、広角端から望遠端への変
倍に際して、第4群が拡大共役側から縮小共役側へ移動
することが好ましい。
【0018】(12)また、(1)乃至(11)のいず
れかのズームレンズにおいて、広角端における第3群と
第4群の間隔をd3W、望遠端における第3群と第4群の
間隔をd3Tとする時、0.05 < d3W / d3T < 0.6
0を満足するとさらに望ましい。
れかのズームレンズにおいて、広角端における第3群と
第4群の間隔をd3W、望遠端における第3群と第4群の
間隔をd3Tとする時、0.05 < d3W / d3T < 0.6
0を満足するとさらに望ましい。
【0019】(13)また、(1)乃至(12)のいず
れかのズームレンズにおいて、広角端から望遠端への変
倍に際して、該第2群が縮小共役側から拡大共役側へ移
動すると尚良い。
れかのズームレンズにおいて、広角端から望遠端への変
倍に際して、該第2群が縮小共役側から拡大共役側へ移
動すると尚良い。
【0020】(14)また、(1)乃至(13)のいず
れかのズームレンズにおいて、広角端から望遠端への変
倍に際する第2群の移動量をM2、広角端から望遠端へ
の変倍に際する第4群の移動量をM4とする時、0.05
< | M2 / M4 | < 1.0を満足することが望まし
い。
れかのズームレンズにおいて、広角端から望遠端への変
倍に際する第2群の移動量をM2、広角端から望遠端へ
の変倍に際する第4群の移動量をM4とする時、0.05
< | M2 / M4 | < 1.0を満足することが望まし
い。
【0021】(15)また、(1)乃至(14)のいず
れかのズームレンズにおいて、広角端から望遠端への変
倍に際する前記第3群、前記第4群の移動量をM3、M
4とする時、0.01 < | M3 / M4 | <1.0を満
足すると尚良い。
れかのズームレンズにおいて、広角端から望遠端への変
倍に際する前記第3群、前記第4群の移動量をM3、M
4とする時、0.01 < | M3 / M4 | <1.0を満
足すると尚良い。
【0022】(16)また、(1)乃至(15)のいず
れかのズームレンズにおいて、広角端から望遠端への変
倍に際して、ズームレンズの両端の群が固定されている
ことが好ましい。
れかのズームレンズにおいて、広角端から望遠端への変
倍に際して、ズームレンズの両端の群が固定されている
ことが好ましい。
【0023】(17)また、(1)乃至(16)のいず
れかのズームレンズにおいて、前記第2群は、1枚の正
レンズと1枚の負レンズ、若しくは1枚の負レンズによ
り構成されているとより好ましい。
れかのズームレンズにおいて、前記第2群は、1枚の正
レンズと1枚の負レンズ、若しくは1枚の負レンズによ
り構成されているとより好ましい。
【0024】(18)また、(1)乃至(17)のいず
れかのズームレンズにおいて、前記第3群は、1枚の正
レンズにより構成されていると尚良い。
れかのズームレンズにおいて、前記第3群は、1枚の正
レンズにより構成されていると尚良い。
【0025】(19)また、(1)乃至(18)のいず
れかのズームレンズにおいて、該第4群は、1枚の負レ
ンズにより構成されていることが望ましい。
れかのズームレンズにおいて、該第4群は、1枚の負レ
ンズにより構成されていることが望ましい。
【0026】(20)また、(1)乃至(19)のいず
れかのズームレンズにおいて、前記第1群が拡大共役側
より順に正レンズ、負レンズ、負レンズの3枚若しくは
正レンズ、正レンズ、負レンズの3枚から形成されてい
ることが好ましい。 (21)また、(1)乃至(20)のいずれかのズーム
レンズにおいて、前記回折光学素子が一つの回折格子か
ら成っていても良い。 (22)また、(1)乃至(20)のいずれかのズーム
レンズにおいて、前記回折光学素子が複数の回折格子を
積層して形成されていても良い。 (23)また、(1)乃至(20)のいずれかのズーム
レンズにおいて、前記回折光学素子は、格子厚が等しい
二つの回折格子を向かい合わせに組み合わせて形成し、
前記回折光学素子表面を平坦にしていると望ましい。 (24)また、(1)乃至(20)のいずれかのズーム
レンズにおいて、前記回折光学素子は、複数の回折格子
を組み合わせて形成していても良い。
れかのズームレンズにおいて、前記第1群が拡大共役側
より順に正レンズ、負レンズ、負レンズの3枚若しくは
正レンズ、正レンズ、負レンズの3枚から形成されてい
ることが好ましい。 (21)また、(1)乃至(20)のいずれかのズーム
レンズにおいて、前記回折光学素子が一つの回折格子か
ら成っていても良い。 (22)また、(1)乃至(20)のいずれかのズーム
レンズにおいて、前記回折光学素子が複数の回折格子を
積層して形成されていても良い。 (23)また、(1)乃至(20)のいずれかのズーム
レンズにおいて、前記回折光学素子は、格子厚が等しい
二つの回折格子を向かい合わせに組み合わせて形成し、
前記回折光学素子表面を平坦にしていると望ましい。 (24)また、(1)乃至(20)のいずれかのズーム
レンズにおいて、前記回折光学素子は、複数の回折格子
を組み合わせて形成していても良い。
【0027】(25)また、(1)乃至(20)のいず
れかのズームレンズにおいて、前記回折光学素子は、複
数の回折格子を空気を介して向かい合わせて形成されて
いても良い。
れかのズームレンズにおいて、前記回折光学素子は、複
数の回折格子を空気を介して向かい合わせて形成されて
いても良い。
【0028】(26)の画像投影装置は、(1)乃至
(20)のいずれかのズームレンズを有し、該ズームレ
ンズにより縮小側の共役位置に配置された原画の像を被
投影面に投影することを特徴としている。
(20)のいずれかのズームレンズを有し、該ズームレ
ンズにより縮小側の共役位置に配置された原画の像を被
投影面に投影することを特徴としている。
【0029】(27)また、(26)の画像投影装置に
おいて、前記原画は液晶パネルであっても良い。
おいて、前記原画は液晶パネルであっても良い。
【0030】(28)の撮像装置は、請求項1乃至25
いずれか1項記載のズームレンズを有し、該ズームレン
ズを用いて、縮小側の共役位置にある感光体に物体の像
を投影することを特徴としている。
いずれか1項記載のズームレンズを有し、該ズームレン
ズを用いて、縮小側の共役位置にある感光体に物体の像
を投影することを特徴としている。
【0031】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本願発明のズー
ムレンズの実施形態について説明する。ただし、本願発
明のズームレンズには、本願明細書中に記載した以外に
も多種の実施形態がありうる。ここでは、本発明のズー
ムレンズを主に液晶プロジェクタの投影光学系に適用し
た場合の実施形態に関して述べることにする。まずすべ
ての実施例に共通する特徴について説明する。
ムレンズの実施形態について説明する。ただし、本願発
明のズームレンズには、本願明細書中に記載した以外に
も多種の実施形態がありうる。ここでは、本発明のズー
ムレンズを主に液晶プロジェクタの投影光学系に適用し
た場合の実施形態に関して述べることにする。まずすべ
ての実施例に共通する特徴について説明する。
【0032】本発明に係るズームレンズを達成するため
には、以下の条件式を満足するとより好ましい。
には、以下の条件式を満足するとより好ましい。
【0033】 -0.50 < fw / f1 < -0.01 …………… ここで、f1は第1群の焦点距離、fwは全系の広角端の
焦点距離である。
焦点距離である。
【0034】条件式は、広角端における全系の焦点距
離と第1群の焦点距離に関するものである。条件式の
下限値を超えると、第1群の負の屈折力が強くなり過
ぎ、像面湾曲がオーバー側に発生するようになってしま
い好ましくない。条件式の上限値を超えると、第1群
の負の屈折力が弱くなり過ぎ、全系で短い焦点距離を実
現することが困難となり、像を投影する際の投影距離が
長くなってしまい好ましくない。
離と第1群の焦点距離に関するものである。条件式の
下限値を超えると、第1群の負の屈折力が強くなり過
ぎ、像面湾曲がオーバー側に発生するようになってしま
い好ましくない。条件式の上限値を超えると、第1群
の負の屈折力が弱くなり過ぎ、全系で短い焦点距離を実
現することが困難となり、像を投影する際の投影距離が
長くなってしまい好ましくない。
【0035】更に、以下の条件式を満足するとより好ま
しい。
しい。
【0036】 -1.0 < fw / f2 < -0.10 …………… ここで、fwは広角端における全系の焦点距離を表し、f
2は第2群の焦点距離を各々表している。
2は第2群の焦点距離を各々表している。
【0037】条件式は、広角端における全系の焦点距
離と第2群の焦点距離に関するものである。条件式の
下限値を超えると、第2群の負の屈折力が強くなり過
ぎ、これに伴って他のレンズ群の屈折力も強める必要が
あり、レンズ系のコンパクト化には有利であるが、各レ
ンズ群で発生する収差が増大し、これをバランス良く補
正することが困難となり好ましくない。条件式の上限
値を超えると、第2群の負の屈折力が弱くなり過ぎ、変
倍に伴うレンズ群の移動量が増大し、レンズ全長が長く
なると伴にレンズ外径も増大してくるので好ましくな
い。
離と第2群の焦点距離に関するものである。条件式の
下限値を超えると、第2群の負の屈折力が強くなり過
ぎ、これに伴って他のレンズ群の屈折力も強める必要が
あり、レンズ系のコンパクト化には有利であるが、各レ
ンズ群で発生する収差が増大し、これをバランス良く補
正することが困難となり好ましくない。条件式の上限
値を超えると、第2群の負の屈折力が弱くなり過ぎ、変
倍に伴うレンズ群の移動量が増大し、レンズ全長が長く
なると伴にレンズ外径も増大してくるので好ましくな
い。
【0038】更に、以下の条件式を満足するとより好ま
しい。
しい。
【0039】 0.50 < fw / f3 < 1.5 …………… ここで、fwは広角端における全系の焦点距離を表し、f
3は第3群の焦点距離を各々表している。
3は第3群の焦点距離を各々表している。
【0040】条件式は、広角端における全系の焦点距
離と第3群の焦点距離に関するものである。条件式の
下限値を超えると、第3群の屈折力が弱くなり過ぎ、変
倍に伴う各レンズ群の移動量が増大し、レンズ全長が長
くなると伴にレンズ外径も増大し好ましくない。条件式
の上限値を超えると、第3群の屈折力が強くなり過
ぎ、レンズ系全体は小型化するが、第3群から球面収差
等の諸収差の発生が多くなり、これを他のレンズ群で補
正するのが困難になるので好ましくない。
離と第3群の焦点距離に関するものである。条件式の
下限値を超えると、第3群の屈折力が弱くなり過ぎ、変
倍に伴う各レンズ群の移動量が増大し、レンズ全長が長
くなると伴にレンズ外径も増大し好ましくない。条件式
の上限値を超えると、第3群の屈折力が強くなり過
ぎ、レンズ系全体は小型化するが、第3群から球面収差
等の諸収差の発生が多くなり、これを他のレンズ群で補
正するのが困難になるので好ましくない。
【0041】また、全変倍範囲にわたり良好なる光学性
能を得るには、以下の条件式を満足することが望まし
い。
能を得るには、以下の条件式を満足することが望まし
い。
【0042】 0.05 < d3W / d3T < 0.60 …………… ここで、d3Wは広角端における第3群と第4群の間隔で
あり、d3Tは望遠端における第3群と第4群の間隔を表
している。
あり、d3Tは望遠端における第3群と第4群の間隔を表
している。
【0043】条件式は、広角端と望遠端における第3
群と第4群の間隔に関するものである。条件式の上限
値を超えて、広角端における第3群と第4群の間隔が大
きくなり過ぎると、レンズ全長が増大し後玉径が増大す
るので好ましくない。条件式の下限値を超えて、広角
端における第3群と第4群の間隔が小さくなり過ぎる
と、ズーミング中射出瞳の位置が大きく変動するので、
好ましくない。
群と第4群の間隔に関するものである。条件式の上限
値を超えて、広角端における第3群と第4群の間隔が大
きくなり過ぎると、レンズ全長が増大し後玉径が増大す
るので好ましくない。条件式の下限値を超えて、広角
端における第3群と第4群の間隔が小さくなり過ぎる
と、ズーミング中射出瞳の位置が大きく変動するので、
好ましくない。
【0044】また、以下の条件式を満足すると、更に光
学性能が良くなる。
学性能が良くなる。
【0045】 1.0 < d1W / d1T < 3.0 …………… ここで、d1Wは広角端における第1群と第2群の間隔で
あり、d1Tは望遠端における第1群と第2群の間隔を表
している。
あり、d1Tは望遠端における第1群と第2群の間隔を表
している。
【0046】条件式は、広角端と望遠端における第1
群と第2群の間隔に関するものである。条件式の上限
値を超えて、広角端における第1群と第2群の間隔が大
きくなり過ぎると、レンズ全長が増大するので好ましく
ない。条件式の下限値を超えて、広角端における第1
群と第2群の間隔が小さくなり過ぎると、前玉径が増大
するので好ましくない。
群と第2群の間隔に関するものである。条件式の上限
値を超えて、広角端における第1群と第2群の間隔が大
きくなり過ぎると、レンズ全長が増大するので好ましく
ない。条件式の下限値を超えて、広角端における第1
群と第2群の間隔が小さくなり過ぎると、前玉径が増大
するので好ましくない。
【0047】以上の良好な光学性能を満たしつつ、レン
ズ全長の小型化を図るには、広角端から望遠端への変倍
に際して、各群の移動量の絶対値が以下の条件式を満足
していることが望ましい。
ズ全長の小型化を図るには、広角端から望遠端への変倍
に際して、各群の移動量の絶対値が以下の条件式を満足
していることが望ましい。
【0048】 0.05 < | M2 / M4 | < 1.0 …………… ここで、M2は広角端から望遠端への変倍に際する第2
群の移動量であり、M4は広角端から望遠端への変倍に
際する第4群の移動量を表している。
群の移動量であり、M4は広角端から望遠端への変倍に
際する第4群の移動量を表している。
【0049】条件式は、変倍に伴う第2群の移動量と
第4群の移動量に関するものである。条件式の上限値
を超え第2群の移動量が大きくなると、前玉径が大きく
なるので好ましくない。条件式の下限値を超え第2群
の移動量が小さくなると、所定の変倍比を確保すること
ができなくなり好ましくない。
第4群の移動量に関するものである。条件式の上限値
を超え第2群の移動量が大きくなると、前玉径が大きく
なるので好ましくない。条件式の下限値を超え第2群
の移動量が小さくなると、所定の変倍比を確保すること
ができなくなり好ましくない。
【0050】更に、以下の条件式を満足すると、更なる
レンズ全長の小型化が可能になる。
レンズ全長の小型化が可能になる。
【0051】 0.01 < | M3 / M4 | < 1.0 …………… ここで、M3は広角端から望遠端への変倍に際する第3
群の移動量であり、M4は広角端から望遠端への変倍に
際する第4群の移動量を表している。
群の移動量であり、M4は広角端から望遠端への変倍に
際する第4群の移動量を表している。
【0052】条件式は、変倍に伴う第3群の移動量と
第4群の移動量に関するものである。条件式の上限値
を超え第3群の移動量が大きくなると、レンズ全長が長
くなり好ましくない。条件式の下限値を超え第3群の
移動量が小さくなると、所定の変倍比を確保することが
できなくなり好ましくない。
第4群の移動量に関するものである。条件式の上限値
を超え第3群の移動量が大きくなると、レンズ全長が長
くなり好ましくない。条件式の下限値を超え第3群の
移動量が小さくなると、所定の変倍比を確保することが
できなくなり好ましくない。
【0053】かかる構成を前提として、以下に第1から
第4まで4つの数値実施例について図面を用いて詳細に
説明する。数値実施例において、riは拡大共役側より順
に第i番目のレンズ面の曲率半径、diは拡大共役側より
順に第i番目のレンズ厚及び空気間隔、niとviは各々拡
大共役側より順に第i番目のレンズのガラス屈折率とア
ッベ数を表している。図1から図4は、本発明の数値実
施例1から4のレンズ断面図である。各図において、拡
大共役側がスクリーン側にあたり、縮小共役側が液晶パ
ネル側にあたる。また、図1、2中のL1からL5は第
1群から第5群の各群を表し、図3、4中のL1からL
6は第1群から第6群の各群を表している。SPは絞りで
あり、各実施例とも第3群L3と第4群L4の間に存在
する。また、GBは色合成プリズムや偏光フィルタ、そし
てカラーフィルタ等のガラスブロックである。矢印は広
角端から望遠端への変倍を行う際の各レンズ群の移動軌
跡を示している。また、図5〜7、図8〜10、図11
〜13、図14〜16は各実施例1〜4に対応する広角
端、中間位置、望遠端の各収差図を表しており、各図中
のB、G、Rはそれぞれ470nm、550nm、650nmの
波長の光を、ΔM、ΔSはメリジオナル像面、サジタル像
面を示している。
第4まで4つの数値実施例について図面を用いて詳細に
説明する。数値実施例において、riは拡大共役側より順
に第i番目のレンズ面の曲率半径、diは拡大共役側より
順に第i番目のレンズ厚及び空気間隔、niとviは各々拡
大共役側より順に第i番目のレンズのガラス屈折率とア
ッベ数を表している。図1から図4は、本発明の数値実
施例1から4のレンズ断面図である。各図において、拡
大共役側がスクリーン側にあたり、縮小共役側が液晶パ
ネル側にあたる。また、図1、2中のL1からL5は第
1群から第5群の各群を表し、図3、4中のL1からL
6は第1群から第6群の各群を表している。SPは絞りで
あり、各実施例とも第3群L3と第4群L4の間に存在
する。また、GBは色合成プリズムや偏光フィルタ、そし
てカラーフィルタ等のガラスブロックである。矢印は広
角端から望遠端への変倍を行う際の各レンズ群の移動軌
跡を示している。また、図5〜7、図8〜10、図11
〜13、図14〜16は各実施例1〜4に対応する広角
端、中間位置、望遠端の各収差図を表しており、各図中
のB、G、Rはそれぞれ470nm、550nm、650nmの
波長の光を、ΔM、ΔSはメリジオナル像面、サジタル像
面を示している。
【0054】(数値実施例1)図1に数値実施例1のレ
ンズ断面図を示す。拡大共役側より順に負の屈折力の第
1群L1、負の屈折力の第2群L2、正の屈折力の第3
群L3、負の屈折力の第4群L4、正の屈折力の第5群
L5の5群構成であり、該第5群L5に回折光学素子を
導入した例である。
ンズ断面図を示す。拡大共役側より順に負の屈折力の第
1群L1、負の屈折力の第2群L2、正の屈折力の第3
群L3、負の屈折力の第4群L4、正の屈折力の第5群
L5の5群構成であり、該第5群L5に回折光学素子を
導入した例である。
【0055】この時、各群のレンズ構成として、第1群
L1は拡大共役側より順に正レンズ、負レンズ、負レン
ズの3枚、第2群L2は正レンズと負レンズの2枚、第
3群L3は1枚の正レンズ、第4群L4は1枚の負レン
ズ、第5群は負レンズ、正レンズの貼り合せレンズと正
レンズ2枚より構成されている。広角端から望遠端への
変倍に際して、第2群L2は拡大共役側に、第3群L3
は拡大共役側に、第4群L4は縮小共役側に移動してい
る。尚、その際、該第1群L1と該第5群L5は固定で
ある。また、第1群L1を移動させてフォーカスを行っ
ている。
L1は拡大共役側より順に正レンズ、負レンズ、負レン
ズの3枚、第2群L2は正レンズと負レンズの2枚、第
3群L3は1枚の正レンズ、第4群L4は1枚の負レン
ズ、第5群は負レンズ、正レンズの貼り合せレンズと正
レンズ2枚より構成されている。広角端から望遠端への
変倍に際して、第2群L2は拡大共役側に、第3群L3
は拡大共役側に、第4群L4は縮小共役側に移動してい
る。尚、その際、該第1群L1と該第5群L5は固定で
ある。また、第1群L1を移動させてフォーカスを行っ
ている。
【0056】(数値実施例2)図2に数値実施例2のレ
ンズ断面図を示す。図1の数値実施例1と同様に、拡大
共役側より順に負の屈折力の第1群L1、負の屈折力の
第2群L2、正の屈折力の第3群L3、負の屈折力の第
4群L4、正の屈折力の第5群L5の5群構成であり、
第5群L5に回折光学素子を導入した例である。
ンズ断面図を示す。図1の数値実施例1と同様に、拡大
共役側より順に負の屈折力の第1群L1、負の屈折力の
第2群L2、正の屈折力の第3群L3、負の屈折力の第
4群L4、正の屈折力の第5群L5の5群構成であり、
第5群L5に回折光学素子を導入した例である。
【0057】この時、各群のレンズ構成として、第1群
L1は拡大共役側より順に正レンズ、負レンズ、負レン
ズの3枚から、第2群L2は1枚の負レンズから、第3
群L3は1枚の正レンズから、第4群L4は1枚の負レ
ンズから、第5群L5は負レンズと正レンズの貼り合せ
レンズと正レンズ2枚から構成されている。前記数値実
施例1の場合と比較すると、第2群L2の最も拡大共役
側の正レンズが1枚削減された分、第2群L2及び第3
群L3の拡大共役側への移動量が増えている。Lまた、
第4群L4は前記数値実施例1と同様に縮小共役側に単
調移動している。この結果、変倍に際して該第3群L3
と該第4群L4との間の間隔を、前記図1の数値実施例
1の場合よりも広げながら移動するようになった。尚、
変倍の際、該第1群L1と該第5群L5は固定であり、
該第1群L1を移動させてフォーカスを行っている。
L1は拡大共役側より順に正レンズ、負レンズ、負レン
ズの3枚から、第2群L2は1枚の負レンズから、第3
群L3は1枚の正レンズから、第4群L4は1枚の負レ
ンズから、第5群L5は負レンズと正レンズの貼り合せ
レンズと正レンズ2枚から構成されている。前記数値実
施例1の場合と比較すると、第2群L2の最も拡大共役
側の正レンズが1枚削減された分、第2群L2及び第3
群L3の拡大共役側への移動量が増えている。Lまた、
第4群L4は前記数値実施例1と同様に縮小共役側に単
調移動している。この結果、変倍に際して該第3群L3
と該第4群L4との間の間隔を、前記図1の数値実施例
1の場合よりも広げながら移動するようになった。尚、
変倍の際、該第1群L1と該第5群L5は固定であり、
該第1群L1を移動させてフォーカスを行っている。
【0058】(数値実施例3)図3に数値実施例3のレ
ンズ断面図を示す。拡大共役側より順に負の屈折力の第
1群L1、負の屈折力の第2群L2、正の屈折力の第3
群L3、負の屈折力の第4群L4、正の屈折力の第5群
L5、正の屈折力の第6群L6の6群構成であり、第5
群L5に回折光学素子を導入した例である。
ンズ断面図を示す。拡大共役側より順に負の屈折力の第
1群L1、負の屈折力の第2群L2、正の屈折力の第3
群L3、負の屈折力の第4群L4、正の屈折力の第5群
L5、正の屈折力の第6群L6の6群構成であり、第5
群L5に回折光学素子を導入した例である。
【0059】この時、各群のレンズ構成として、第1群
L1は拡大共役側より順に正レンズ、負レンズ、負レン
ズの3枚、第2群L2は正レンズと負レンズの2枚、第
3群L3は1枚の正レンズ、該第4群L4は1枚の負レ
ンズ、第5群は負レンズと正レンズの貼り合せと正レン
ズ、第6群は1枚の正レンズにより構成されている。ま
た、広角端から望遠端への変倍に際して、第2群L2、
第3群L3、第5群L5は拡大共役側に移動し、第4群
L4は縮小共役側に移動し、第1群L1、第6群L6は
固定されている。また、該第1群L1を移動させてフォ
ーカスを行っている。
L1は拡大共役側より順に正レンズ、負レンズ、負レン
ズの3枚、第2群L2は正レンズと負レンズの2枚、第
3群L3は1枚の正レンズ、該第4群L4は1枚の負レ
ンズ、第5群は負レンズと正レンズの貼り合せと正レン
ズ、第6群は1枚の正レンズにより構成されている。ま
た、広角端から望遠端への変倍に際して、第2群L2、
第3群L3、第5群L5は拡大共役側に移動し、第4群
L4は縮小共役側に移動し、第1群L1、第6群L6は
固定されている。また、該第1群L1を移動させてフォ
ーカスを行っている。
【0060】(数値実施例4)図4に数値実施例4のレ
ンズ断面図を示す。前記数値実施例3と同様に、拡大共
役側より順に負の屈折力の第1群L1、負の屈折力の第
2群L2、正の屈折力の第3群L3、負の屈折力の第4
群L4、正の屈折力の第5群L5、正の屈折力の第6群
L6の6群構成であり、該第5群L5に回折光学素子を
導入した例である。
ンズ断面図を示す。前記数値実施例3と同様に、拡大共
役側より順に負の屈折力の第1群L1、負の屈折力の第
2群L2、正の屈折力の第3群L3、負の屈折力の第4
群L4、正の屈折力の第5群L5、正の屈折力の第6群
L6の6群構成であり、該第5群L5に回折光学素子を
導入した例である。
【0061】この時、各群のレンズ構成として、第1群
L1は拡大共役側より順に正レンズ、正レンズ、負レン
ズの3枚から、第2群L2は1枚の負レンズから、第3
群L3は1枚の正レンズから、第4群L4は1枚の負レ
ンズから、第5群L5は負レンズ、正レンズの貼り合せ
レンズと正レンズから、第6群は1枚の正レンズから構
成されている。前記数値実施例3の場合と比較すると、
第2群L2の最も拡大共役側の正レンズが1枚削減され
た分、広角端から望遠端への変倍の際の第2群L2及び
第3群L3の拡大共役側への移動量が増えている。Lま
た、広角端から望遠端への変倍に際して、第4群L4は
縮小共役側に移動し、第1群L1と第6群L6は固定で
ある。この結果、広角端から望遠端への変倍に際して第
3群L3と第4群L4との間隔を、前記数値実施例3の
場合よりも広げながら移動するようになった。尚、第1
群L1を移動させてフォーカスを行っている。
L1は拡大共役側より順に正レンズ、正レンズ、負レン
ズの3枚から、第2群L2は1枚の負レンズから、第3
群L3は1枚の正レンズから、第4群L4は1枚の負レ
ンズから、第5群L5は負レンズ、正レンズの貼り合せ
レンズと正レンズから、第6群は1枚の正レンズから構
成されている。前記数値実施例3の場合と比較すると、
第2群L2の最も拡大共役側の正レンズが1枚削減され
た分、広角端から望遠端への変倍の際の第2群L2及び
第3群L3の拡大共役側への移動量が増えている。Lま
た、広角端から望遠端への変倍に際して、第4群L4は
縮小共役側に移動し、第1群L1と第6群L6は固定で
ある。この結果、広角端から望遠端への変倍に際して第
3群L3と第4群L4との間隔を、前記数値実施例3の
場合よりも広げながら移動するようになった。尚、第1
群L1を移動させてフォーカスを行っている。
【0062】以上述べた数値実施例1乃至4に関して、
条件式乃至を計算した結果を以下に示す。
条件式乃至を計算した結果を以下に示す。
【0063】
【表1】
【0064】以下に各数値実施例における回折光学素子
を配置する位置、及び回折光学素子の構成について詳細
に述べる。
を配置する位置、及び回折光学素子の構成について詳細
に述べる。
【0065】回折光学素子を導入する群の検討を行うに
あたり、問題を簡単に取り扱うために、各実施例とも薄
肉単レンズで構成された近軸配置で考えることにする。
ここで、各レンズ群を通過する近軸軸上光線の光軸から
の高さをhとし、瞳近軸光線の光軸からの高さを
あたり、問題を簡単に取り扱うために、各実施例とも薄
肉単レンズで構成された近軸配置で考えることにする。
ここで、各レンズ群を通過する近軸軸上光線の光軸から
の高さをhとし、瞳近軸光線の光軸からの高さを
【外1】
【0066】とした際の色収差との関係について考え
る。
る。
【0067】まず、回折光学素子を導入する前の光学系
全系の軸上色収差係数をL、倍率色収差係数をTとし、
次に、回折光学素子を導入した群の軸上色収差係数をL
D、倍率色収差係数をTDとし、そして、回折光学素子を
導入した後の全系の軸上色収差係数をLTOT、倍率色収
差係数をTTOTとすると、以下の関係式が成り立つ。
全系の軸上色収差係数をL、倍率色収差係数をTとし、
次に、回折光学素子を導入した群の軸上色収差係数をL
D、倍率色収差係数をTDとし、そして、回折光学素子を
導入した後の全系の軸上色収差係数をLTOT、倍率色収
差係数をTTOTとすると、以下の関係式が成り立つ。
【0068】
【外2】
【0069】
【外3】
【0070】但し、
【外4】
【0071】は回折光学素子を導入した際の導入レンズ
群を通過する近軸軸上光線の光軸からの高さ及び瞳近軸
光線の光軸からの高さを表し、φDは回折光学素子の屈
折力を、νDは回折光学素子のアッベ数を表し、νD =−
3.45である。
群を通過する近軸軸上光線の光軸からの高さ及び瞳近軸
光線の光軸からの高さを表し、φDは回折光学素子の屈
折力を、νDは回折光学素子のアッベ数を表し、νD =−
3.45である。
【0072】また、前記軸上色収差係数及び倍率色収差
係数の各色収差係数と軸上色収差及び倍率色収差の各色
収差との間には、次の関係式が成り立っている。
係数の各色収差係数と軸上色収差及び倍率色収差の各色
収差との間には、次の関係式が成り立っている。
【0073】
【外5】
【0074】但し、ω は各光線の半画角を表してい
る。
る。
【0075】液晶プロジェクタ等に使用する投影光学系
の色収差は、一般的に軸上及び倍率色収差ともに正側に
発生することが多いことから、回折光学素子を導入する
前の全系の軸上色収差係数L及び倍率色収差係数Tとも
に、前記(c)式より負の値になることが分かる。この
軸上及び倍率色収差を補正するには、回折光学素子を導
入した後の全系の各色収差係数LTOT、TTOTの値が各々
0に近づけば良いことになる。前述より、回折光学素子
を導入する前の全系の軸上色収差係数L及び倍率色収差
係数Tともに負の値であることと、前記(a)式を考慮す
ると、回折光学素子を導入した群の軸上色収差係数
LD、倍率色収差係数TDの値が正になるような群に、前
記回折光学素子を導入すれば良いことになる。
の色収差は、一般的に軸上及び倍率色収差ともに正側に
発生することが多いことから、回折光学素子を導入する
前の全系の軸上色収差係数L及び倍率色収差係数Tとも
に、前記(c)式より負の値になることが分かる。この
軸上及び倍率色収差を補正するには、回折光学素子を導
入した後の全系の各色収差係数LTOT、TTOTの値が各々
0に近づけば良いことになる。前述より、回折光学素子
を導入する前の全系の軸上色収差係数L及び倍率色収差
係数Tともに負の値であることと、前記(a)式を考慮す
ると、回折光学素子を導入した群の軸上色収差係数
LD、倍率色収差係数TDの値が正になるような群に、前
記回折光学素子を導入すれば良いことになる。
【0076】これを本発明の各実施例について考える
と、第3群と第4群の間にある絞りよりも縮小共役側に
ある群(第4群、第5群、第6群)のいずれかの群に回
折光学素子を導入すれば、軸上色収差及び倍率色収差の
両者を同時に補正することができ、より好ましい。ま
た、回折光学素子を設ける面に関しては、軸上光線及び
軸外光線の各光線入射位置におけるレンズ面の法線方向
に対する角度に差が生じると、回折効率が落ちることが
懸念される。そこで、回折光学素子は、軸上光線及び軸
外光線ができるだけコンセントリックになるようなレン
ズ面に配置することが好ましい。また、最も外側のレン
ズ面は塵や光源からの熱の影響を受け回折光学素子が劣
化する恐れがあるため、収差補正上止むを得ない等の不
可避な場合を除いて回折光学素子を配置するのはなるべ
く避けた方が良い。以上のことを考慮すると、回折光学
素子を第5群に配置するのが特に好ましいと考えられ
る。
と、第3群と第4群の間にある絞りよりも縮小共役側に
ある群(第4群、第5群、第6群)のいずれかの群に回
折光学素子を導入すれば、軸上色収差及び倍率色収差の
両者を同時に補正することができ、より好ましい。ま
た、回折光学素子を設ける面に関しては、軸上光線及び
軸外光線の各光線入射位置におけるレンズ面の法線方向
に対する角度に差が生じると、回折効率が落ちることが
懸念される。そこで、回折光学素子は、軸上光線及び軸
外光線ができるだけコンセントリックになるようなレン
ズ面に配置することが好ましい。また、最も外側のレン
ズ面は塵や光源からの熱の影響を受け回折光学素子が劣
化する恐れがあるため、収差補正上止むを得ない等の不
可避な場合を除いて回折光学素子を配置するのはなるべ
く避けた方が良い。以上のことを考慮すると、回折光学
素子を第5群に配置するのが特に好ましいと考えられ
る。
【0077】また、これらの回折光学素子は、光学面の
上に施されるのであるが、そのベースは球面若しくは平
面あるいは非球面あるいは2次曲面でも良い。また、そ
れらの光学面にプラスチック等の膜を上記回折光学面と
して添付する方法(いわゆるレプリカ非球面)で作成して
も良い。
上に施されるのであるが、そのベースは球面若しくは平
面あるいは非球面あるいは2次曲面でも良い。また、そ
れらの光学面にプラスチック等の膜を上記回折光学面と
して添付する方法(いわゆるレプリカ非球面)で作成して
も良い。
【0078】本実施形態における回折光学素子の製法と
しては、バイナリオプティクス形状をフォトレジストに
より直接レンズ表面に成形する方法の他に、この方法に
よって作成した型を用いるレプリカ成形やモールド成形
を行う方法がある。また、鋸状形状のキノフォームにす
れば、回折効率が上がり、理想値に近い回折効率が期待
できる。
しては、バイナリオプティクス形状をフォトレジストに
より直接レンズ表面に成形する方法の他に、この方法に
よって作成した型を用いるレプリカ成形やモールド成形
を行う方法がある。また、鋸状形状のキノフォームにす
れば、回折効率が上がり、理想値に近い回折効率が期待
できる。
【0079】また、本実施形態における回折光学素子の
形状は、基準波長(d線)をλ、光軸からの距離をH、位
相をφ(H)とした時、 φ(H)= 2π/λ (C1・H2+C2・H4+ …… +Ci・H2i)……………(d) の式で表すことができる。ここで、φ(H)は回折面の位
相形状、Hは光軸に対して垂直方向の高さ、λは設計波
長(ここでは1次)、Cnはn次の位相係数を各々表して
いる。この上記(d)式より明らかなように、光軸からの
距離Hによって位相を調整している。レンズ径が大きけ
れば大きい程、高次の係数の影響を大きくすることがで
きるようになっている。
形状は、基準波長(d線)をλ、光軸からの距離をH、位
相をφ(H)とした時、 φ(H)= 2π/λ (C1・H2+C2・H4+ …… +Ci・H2i)……………(d) の式で表すことができる。ここで、φ(H)は回折面の位
相形状、Hは光軸に対して垂直方向の高さ、λは設計波
長(ここでは1次)、Cnはn次の位相係数を各々表して
いる。この上記(d)式より明らかなように、光軸からの
距離Hによって位相を調整している。レンズ径が大きけ
れば大きい程、高次の係数の影響を大きくすることがで
きるようになっている。
【0080】ここで、各実施例に対して回折光学素子を
収差補正上、且つレンズ全長の小型化に有効に利用する
ためには、以下の条件式を満足するように各係数を設定
することが好ましい。
収差補正上、且つレンズ全長の小型化に有効に利用する
ためには、以下の条件式を満足するように各係数を設定
することが好ましい。
【0081】 1.0 × 10-5 < | C2 / C1 | < 1.0 × 10-1 …………… 1.0 × 10-9 < | C3 / C1 | < 1.0 × 10-4 …………… ここで、各係数C1、C2、C3は上述の(d)式における係数
と同じである。上述の2つ条件式(、式)の範囲を
外れると、収差補正が難しくなるだけでなく、回折光学
素子が作りにくくなり好ましくない。
と同じである。上述の2つ条件式(、式)の範囲を
外れると、収差補正が難しくなるだけでなく、回折光学
素子が作りにくくなり好ましくない。
【0082】本実施例に適用可能な回折光学素子の構造
の例としては、図17に示す1層のキノフォーム形状の
単層構成のものや、図18に示すような2つの層を積み
上げた積層構成のもの等がある。
の例としては、図17に示す1層のキノフォーム形状の
単層構成のものや、図18に示すような2つの層を積み
上げた積層構成のもの等がある。
【0083】図19は図17に示す回折光学素子101
の1次回折光の回折効率の波長依存性を示している。実
際の回折光学素子101の構成は、図17より、基材1
02の表面に紫外線硬化樹脂を塗布し、樹脂部に波長5
30nmで1次回折光の回折効率が100%となるような
格子厚dの回折格子103を形成している。
の1次回折光の回折効率の波長依存性を示している。実
際の回折光学素子101の構成は、図17より、基材1
02の表面に紫外線硬化樹脂を塗布し、樹脂部に波長5
30nmで1次回折光の回折効率が100%となるような
格子厚dの回折格子103を形成している。
【0084】前記図19で明らかなように、設計次数の
回折効率は最適化した波長530nmから離れるに従って
低下し、一方設計次数近傍の次数の0次回折光と2次回
折光の回折効率が増大している。その設計次数以外の回
折光の増加はフレアとなり、光学系の解像度の低下につ
ながる。
回折効率は最適化した波長530nmから離れるに従って
低下し、一方設計次数近傍の次数の0次回折光と2次回
折光の回折効率が増大している。その設計次数以外の回
折光の増加はフレアとなり、光学系の解像度の低下につ
ながる。
【0085】図18に示す2つの回折格子104、10
5を積層した積層型の回折光学素子の波長依存特性を図
20に示す。前記図18では、基材102上に紫外線硬
化樹脂(nd=1.499、vd=54)から成る第1の回
折格子104を形成し、その上に別の紫外線硬化樹脂
(nd=1.598、vd=28)から成る第2の回折格子
105を形成している。この材質の組合せでは、第1の
回折格子104の格子厚d1はd1=13.8μm、第2の
回折格子105の格子厚d2はd2=10.5μmとしてい
る。前記 図20から判るように、積層構造の回折光学
素子にすることで、設計次数の回折効率は、使用波長全
域で95%以上の高い回折効率を有している。
5を積層した積層型の回折光学素子の波長依存特性を図
20に示す。前記図18では、基材102上に紫外線硬
化樹脂(nd=1.499、vd=54)から成る第1の回
折格子104を形成し、その上に別の紫外線硬化樹脂
(nd=1.598、vd=28)から成る第2の回折格子
105を形成している。この材質の組合せでは、第1の
回折格子104の格子厚d1はd1=13.8μm、第2の
回折格子105の格子厚d2はd2=10.5μmとしてい
る。前記 図20から判るように、積層構造の回折光学
素子にすることで、設計次数の回折効率は、使用波長全
域で95%以上の高い回折効率を有している。
【0086】このように、本発明の実施例の回折光学素
子として積層構造を用いると、光学性能を更に改善する
ことができる。
子として積層構造を用いると、光学性能を更に改善する
ことができる。
【0087】なお回折光学素子として、材質を紫外線硬
化樹脂に限定するものではなく、他のプラスチック材な
ども使用できるし、基材によっては第1の回折格子部1
04を直接基材に形成しても良い。また各格子厚が必ず
しも必要はなく、材料の組合せでは図21に示すように
2つの格子厚を等しくできる。この場合、回折光学素子
表面に格子形状が形成されないので、防塵性に優れ、回
折光学素子の組立作業性が向上し、より安価な光学系を
提供できる。
化樹脂に限定するものではなく、他のプラスチック材な
ども使用できるし、基材によっては第1の回折格子部1
04を直接基材に形成しても良い。また各格子厚が必ず
しも必要はなく、材料の組合せでは図21に示すように
2つの格子厚を等しくできる。この場合、回折光学素子
表面に格子形状が形成されないので、防塵性に優れ、回
折光学素子の組立作業性が向上し、より安価な光学系を
提供できる。
【0088】また、図22のように、基材102上に紫
外線硬化樹脂(nd=1.6685、vd=19.7)から成
る第1の回折格子107を形成し、前記回折格子107
に対し、互いの鋸の山の部分の間隔を約1.5μm程度離
れた場所に、別の紫外線硬化樹脂(nd=1.5240、v
d=50.8)から成る第2の回折格子106を形成した
積層構造の回折光学素子でも、前記図18の回折格子と
同等の回折効率を得ることができる。この材質の組合せ
では、第1の回折格子107の格子厚d1はd1=5.0
μm、第2の回折格子106の格子厚d2はd2=7.5μ
mとしている。
外線硬化樹脂(nd=1.6685、vd=19.7)から成
る第1の回折格子107を形成し、前記回折格子107
に対し、互いの鋸の山の部分の間隔を約1.5μm程度離
れた場所に、別の紫外線硬化樹脂(nd=1.5240、v
d=50.8)から成る第2の回折格子106を形成した
積層構造の回折光学素子でも、前記図18の回折格子と
同等の回折効率を得ることができる。この材質の組合せ
では、第1の回折格子107の格子厚d1はd1=5.0
μm、第2の回折格子106の格子厚d2はd2=7.5μ
mとしている。
【0089】本実施例における回折光学素子には、以上
のような構成の回折光学素子を用いれば、色収差を低減
でき、構成レンズ枚数を削減でき、尚且つ良好な光学性
能を持つズームレンズを得ることができるが、本実施例
に適用可能な回折光学素子は上記の限りではなく、他の
回折光学素子を用いても構わない。
のような構成の回折光学素子を用いれば、色収差を低減
でき、構成レンズ枚数を削減でき、尚且つ良好な光学性
能を持つズームレンズを得ることができるが、本実施例
に適用可能な回折光学素子は上記の限りではなく、他の
回折光学素子を用いても構わない。
【0090】以上に記載したようなズームレンズは、液
晶プロジェクタやカメラ等に適用することができる。図
23には液晶プロジェクタに適用した場合、図24には
カメラに適用した場合の図を示す。図23においては、
液晶プロジェクタ本体201内部において、縮小共役位
置に配置された液晶パネル205により形成されたRGB
3色の画像をプリズム202によって合成し、合成され
てプリズムから出射した光束を投影レンズ203、つま
り本発明によるズームレンズによってスクリーン204
に投影している。また、図24においては、カメラ本体
206内部において、被写体209の像を撮像レンズ2
08、つまり本発明によるズームレンズを通して、縮小
共役位置にある感光体207上に結像させて撮影を行っ
ている。このズームレンズが適用できる範囲は上記の限
りではなく、例えば、図23のフロントプロジェクショ
ンタイプの液晶プロジェクタに限らずリアプロジェクシ
ョンタイプの液晶プロジェクタにも適用可能であるし、
その他の光学機器にも適用できる。
晶プロジェクタやカメラ等に適用することができる。図
23には液晶プロジェクタに適用した場合、図24には
カメラに適用した場合の図を示す。図23においては、
液晶プロジェクタ本体201内部において、縮小共役位
置に配置された液晶パネル205により形成されたRGB
3色の画像をプリズム202によって合成し、合成され
てプリズムから出射した光束を投影レンズ203、つま
り本発明によるズームレンズによってスクリーン204
に投影している。また、図24においては、カメラ本体
206内部において、被写体209の像を撮像レンズ2
08、つまり本発明によるズームレンズを通して、縮小
共役位置にある感光体207上に結像させて撮影を行っ
ている。このズームレンズが適用できる範囲は上記の限
りではなく、例えば、図23のフロントプロジェクショ
ンタイプの液晶プロジェクタに限らずリアプロジェクシ
ョンタイプの液晶プロジェクタにも適用可能であるし、
その他の光学機器にも適用できる。
【0091】
【外6】
【0092】
【外7】
【0093】
【外8】
【0094】
【外9】
【0095】
【発明の効果】本発明によれば、以上のように、拡大共
役側より順に負の屈折力の第1群、負の屈折力の第2
群、正の屈折力の第3群の3つのレンズ群を含む5群構
成以上のズームレンズにおいて、所定のレンズ群に回折
光学素子を適切に設定し、且つ各レンズ群の屈折力や広
角端から望遠端への変倍に伴う各群の移動条件等を適切
に設定することにより、色収差(特に倍率色収差)を補
正することは勿論のこと、レンズ系全体の小型化も図っ
た液晶プロジェクタ等に使用される、液晶画像等を拡大
投影するための投射レンズに好適なズームレンズを達成
している。特に本発明によれば、前述記載の構成にする
ことにより、変倍比1.2以上でFno2.0程度と大口径
を確保しながらも、諸収差が十分補正されており、且つ
色合成プリズム等の光学素子や各種フィルタの光学素子
が入るバックフォーカス空間を十分に確保しつつ、倍率
色収差が良好に補正され全ズーム域・全物体距離に渡っ
て良好な性能を有するテレセントリックな光学系のズー
ムレンズを実現し、合わせて該ズームレンズに適した液
晶プロジェクタを実現することができる。また、その
際、レンズ全長の小型化も実現可能となっている。
役側より順に負の屈折力の第1群、負の屈折力の第2
群、正の屈折力の第3群の3つのレンズ群を含む5群構
成以上のズームレンズにおいて、所定のレンズ群に回折
光学素子を適切に設定し、且つ各レンズ群の屈折力や広
角端から望遠端への変倍に伴う各群の移動条件等を適切
に設定することにより、色収差(特に倍率色収差)を補
正することは勿論のこと、レンズ系全体の小型化も図っ
た液晶プロジェクタ等に使用される、液晶画像等を拡大
投影するための投射レンズに好適なズームレンズを達成
している。特に本発明によれば、前述記載の構成にする
ことにより、変倍比1.2以上でFno2.0程度と大口径
を確保しながらも、諸収差が十分補正されており、且つ
色合成プリズム等の光学素子や各種フィルタの光学素子
が入るバックフォーカス空間を十分に確保しつつ、倍率
色収差が良好に補正され全ズーム域・全物体距離に渡っ
て良好な性能を有するテレセントリックな光学系のズー
ムレンズを実現し、合わせて該ズームレンズに適した液
晶プロジェクタを実現することができる。また、その
際、レンズ全長の小型化も実現可能となっている。
【図1】本発明の数値実施例1のレンズ断面図
【図2】本発明の数値実施例2のレンズ断面図
【図3】本発明の数値実施例3のレンズ断面図
【図4】本発明の数値実施例4のレンズ断面図
【図5】本発明の数値実施例1の広角端の収差図
【図6】本発明の数値実施例1の中間位置の収差図
【図7】本発明の数値実施例1の望遠端の収差図
【図8】本発明の数値実施例2の広角端の収差図
【図9】本発明の数値実施例2の中間位置の収差図
【図10】本発明の数値実施例2の望遠端の収差図
【図11】本発明の数値実施例3の広角端の収差図
【図12】本発明の数値実施例3の中間位置の収差図
【図13】本発明の数値実施例3の望遠端の収差図
【図14】本発明の数値実施例4の広角端の収差図
【図15】本発明の数値実施例4の中間位置の収差図
【図16】本発明の数値実施例4の望遠端の収差図
【図17】本発明に係る回折光学素子の説明図
【図18】本発明に係る回折光学素子の説明図
【図19】本発明に係る回折光学素子(図17)の波長
依存特性の説明図
依存特性の説明図
【図20】本発明に係る回折光学素子(図18)の波長
依存特性の説明図
依存特性の説明図
【図21】本発明に係る回折光学素子の説明図
【図22】本発明に係る回折光学素子の説明図
【図23】本発明に係るズームレンズを用いた液晶プロ
ジェクタ
ジェクタ
【図24】本発明に係るズームレンズを用いたカメラ
L1 第1群 L2 第2群 L3 第3群 L4 第4群 L5 第5群 L6 第6群 SP 絞り GB ガラスブロック △M メリジオナル像面 △S サジタル像面 201 液晶プロジェクタ本体 202 プリズム 203 投影レンズ(本発明によるズームレンズ) 204 スクリーン 205 液晶パネル 206 カメラ本体 207 感光体 208 撮像レンズ(本発明によるズームレンズ) 209 被写体
フロントページの続き Fターム(参考) 2H049 AA03 AA18 AA33 AA45 AA55 AA64 2H087 KA06 MA12 NA15 PA09 PA10 PA18 PB10 PB11 QA02 QA07 QA14 QA22 QA26 QA34 QA41 QA45 RA36 RA42 RA46 SA44 SA47 SA49 SA53 SA55 SA57 SA63 SA64 SA65 SA66 SA72 SA76 SB04 SB12 SB13 SB22 SB32 SB44 SB45 2H101 DD00 5C058 AA06 BA35 EA12 EA26
Claims (28)
- 【請求項1】 拡大共役側より順に負の屈折力の第1
群、変倍の際に移動する負の屈折力の第2群、第3群、
第4群、第5群を有するズームレンズにおいて、該ズー
ムレンズは回折光学素子を少なくとも1つ有しているこ
とを特徴とするズームレンズ。 - 【請求項2】 前記ズームレンズにおいて、第3群は正
の屈折力、第4群は負の屈折力、第5群は正の屈折力を
有することを特徴とする請求項1記載のズームレンズ。 - 【請求項3】 前記ズームレンズは第6群を有し、前記
第5群が変倍の際に移動することを特徴とする請求項1
又は2記載のズームレンズ。 - 【請求項4】 前記ズームレンズは正の屈折力の第6群
を有することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項
記載のズームレンズ。 - 【請求項5】 前記ズームレンズは変倍の際に移動する
絞りを有していることを特徴とする請求項1乃至4いず
れか1項記載のズームレンズ。 - 【請求項6】 前記ズームレンズは、前記第3群と前記
第4群との間に絞りを有していることを特徴とする請求
項1乃至5いずれか1項記載のズームレンズ。 - 【請求項7】 前記絞りは、変倍の際に前記第3群と共
に移動することを特徴とする請求項5又は6記載のズー
ムレンズ。 - 【請求項8】 前記回折光学素子は、前記絞りよりも縮
小共役側に配されていることを特徴とする請求項5乃至
7いずれか1項記載のズームレンズ。 - 【請求項9】 前記回折光学素子は、前記第5群内に配
置されていることを特徴とする請求項1乃至8いずれか
1項記載のズームレンズ。 - 【請求項10】 前記第1群の焦点距離をf1、全系の
広角端の焦点距離をfwとした時、 -0.50 < fw / f1 < -0.01 を満足することを特徴とする請求項1乃至9いずれか1
項記載のズームレンズ。 - 【請求項11】 広角端から望遠端への変倍に際して、
第4群が拡大共役側から縮小共役側へ移動することを特
徴とする請求項1乃至10いずれか1項記載のズームレ
ンズ。 - 【請求項12】広角端における第3群と第4群の間隔を
d3W、望遠端における第3群と第4群の間隔をd3Tとす
る時、 0.05 < d3W / d3T < 0.60 を満足することを特徴とする請求項1乃至11いずれか
1項記載のズームレンズ。 - 【請求項13】 広角端から望遠端への変倍に際して、
該第2群が縮小共役側から拡大共役側へ移動することを
特徴とする請求項1乃至12いずれか1項記載のズーム
レンズ。 - 【請求項14】 広角端から望遠端への変倍に際する第
2群の移動量をM2、広角端から望遠端への変倍に際す
る第4群の移動量をM4とする時、 0.05 < | M2 / M4 | < 1.0 を満足することを特徴とする請求項1乃至13いずれか
1項記載のズームレンズ。 - 【請求項15】 広角端から望遠端への変倍に際する前
記第3群、前記第4群の移動量をM3、M4とする時、 0.01 < | M3 / M4 | <1.0 を満足することを特徴とする請求項1乃至14いずれか
1項記載のズームレンズ。 - 【請求項16】 広角端から望遠端への変倍に際して、
ズームレンズの両端の群が固定であることを特徴とする
請求項1乃至15いずれか1項記載のズームレンズ。 - 【請求項17】 前記第2群は、1枚の正レンズと1枚
の負レンズ、若しくは1枚の負レンズにより構成されて
いることを特徴とする請求項1乃至16いずれか1項記
載のズームレンズ。 - 【請求項18】 前記第3群は、1枚の正レンズにより
構成されていることを特徴とする請求項1乃至17いず
れか1項記載のズームレンズ。 - 【請求項19】 該第4群は、1枚の負レンズにより構
成されていることを特徴とする請求項1乃至18いずれ
か1項記載のズームレンズ。 - 【請求項20】 前記第1群が拡大共役側より順に正レ
ンズ、負レンズ、負レンズの3枚若しくは正レンズ、正
レンズ、負レンズの3枚から形成されていることを特徴
とする請求項1乃至19いずれか1項記載のズームレン
ズ。 - 【請求項21】 前記回折光学素子が一つの回折格子か
ら成ることを特徴とする請求項1乃至20いずれか1項
記載のズームレンズ。 - 【請求項22】 前記回折光学素子が複数の回折格子を
積層して形成されていることを特徴とする請求項1乃至
20いずれか1項記載のズームレンズ。 - 【請求項23】 前記回折光学素子は、格子厚が等しい
二つの回折格子を向かい合わせに組み合わせて形成し、
前記回折光学素子表面を平坦にしたことを特徴とする請
求項1乃至20いずれか1項記載のズームレンズ。 - 【請求項24】 前記回折光学素子は、複数の回折格子
を組み合わせて形成していることを特徴とする請求項1
乃至20いずれか1項記載のズームレンズ。 - 【請求項25】 前記回折光学素子は、複数の回折格子
を空気を介して向かい合わせて形成されていることを特
徴とする請求項1乃至20いずれか1項記載のズームレ
ンズ。 - 【請求項26】 請求項1乃至25いずれか1項記載の
ズームレンズを有し、該ズームレンズにより縮小側の共
役位置に配置された原画の像を被投影面に投影すること
を特徴とする画像投影装置。 - 【請求項27】 前記原画は液晶パネルであることを特
徴とする請求項26記載の画像投影装置。 - 【請求項28】 請求項1乃至25いずれか1項記載の
ズームレンズを有し、該ズームレンズを用いて、縮小側
の共役位置にある感光体に物体の像を投影することを特
徴とする撮像装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000382025A JP2002182110A (ja) | 2000-12-15 | 2000-12-15 | ズームレンズ及びそれを用いた画像投影装置及び撮像装置 |
US10/022,556 US6741398B2 (en) | 2000-12-15 | 2001-12-13 | Zoom lens system, image projecting and image pick-up devices using the same |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000382025A JP2002182110A (ja) | 2000-12-15 | 2000-12-15 | ズームレンズ及びそれを用いた画像投影装置及び撮像装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=18849927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000382025A Withdrawn JP2002182110A (ja) | 2000-12-15 | 2000-12-15 | ズームレンズ及びそれを用いた画像投影装置及び撮像装置 |
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Country | Link |
---|---|
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-
2000
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