JPH10170716A - カラーフィルタおよび反射型カラー液晶表示装置、ならびに評価方法 - Google Patents

カラーフィルタおよび反射型カラー液晶表示装置、ならびに評価方法

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JPH10170716A
JPH10170716A JP35283196A JP35283196A JPH10170716A JP H10170716 A JPH10170716 A JP H10170716A JP 35283196 A JP35283196 A JP 35283196A JP 35283196 A JP35283196 A JP 35283196A JP H10170716 A JPH10170716 A JP H10170716A
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cyan
yellow
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JP35283196A
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Tadahiro Furukawa
忠宏 古川
Tatsuhiko Murai
達彦 村井
Atsushi Takahashi
敦 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イエロー(Y)、マゼンタ(M)およびシア
ン(C)の各色画素を含む反射型カラー液晶表示装置用
のカラーフィルタを提供する。 【解決手段】 反射型のものでは、カラーフィルタを光
が2回通過するので、明るさが優先されるべきである。
そうした明るい範囲では、YMC系の方が、RGB系の
ものよりも色再現範囲が広く有利である。また、2回通
過した光について、各色のXYZ表色系における明度Y
値の平均値を、次のA〜Bの範囲に設定すべきである。
Aは、色画素の色濃度の大きさを変化させるとき、ある
色濃度を境にして色目が変わることを基にして規定した
値であり、たとえば標準の光Cのときの68%に相当す
る。また、Bは、各色画素がカラー表示のために少なく
とも必要とする色濃度から規定した値であり、たとえば
標準の光Cのときの46%が相当する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、イエロー、マゼ
ンタおよびシアンの各色画素を含む反射型液晶表示装置
のためのカラーフィルタ、ならびに、そのカラーフィル
タを備える反射型カラー液晶表示装置に関する。
【0002】
【発明の背景】一般に、反射型の液晶表示装置は、バッ
クライトを用いずに装置周囲の自然光を利用する点で、
透過型の液晶表示装置に比べてより小型化することがで
きる。この反射型のものをカラー表示する手法の一つと
して、カラーフィルタを用いる方法がある。カラーフィ
ルタを含む反射型のカラー液晶表示装置自体は、たとえ
ば特開平8−304816号公報が示すように、光シャ
ッタとしての液晶層の一面にカラー表示のためのカラー
フィルタ、その液晶層の他面に光反射機能をもつ反射層
を備えている。こうしたカラーフィルタを用いる方式
は、背景色をペーパーホワイトにし、広い色表示範囲を
目指す上で、カラーフィルタを用いない他の方式に比べ
て有利である。
【0003】このような反射型のカラー液晶表示装置で
は、装置の周囲から入射する光が、カラーフィルタを2
回通過(透過)するため、カラーフィルタとしてできる
だけ明るいものが要求される。明るさを向上する観点か
らすれば、反射層の反射機能の改善、またはカラーフィ
ルタの明るさの向上が有効である。ここでは、特にカラ
ーフィルタの明るさの向上に着目した。カラーフィルタ
の明るさの向上については、たとえば別の特開平7−2
87115号公報が示すように、透過型のカラー液晶表
示装置で主流のレッド、グリーン、ブルーを3原色とし
たものよりも、それらの補色であるイエロー、マゼンタ
およびシアンの補色系の各色画素を含むカラーフィルタ
が期待される。
【0004】
【発明の課題】イエロー、マゼンタおよびシアンの補色
系を採用するにしても、より明るくするために色濃度を
薄くすれば色純度は悪くなってしまう。実用に適した反
射型のカラー液晶表示装置用のカラーフィルタをどのよ
うに設計すべきか、別にいうと、明るく、しかもまた色
の表示範囲をある程度広くとることができるカラーフィ
ルタをいかに得るかが問題である。この発明は、多くの
視感実験とその解析および検討の結果に基づいてなされ
たものであり、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色
画素を含む反射型カラー液晶表示装置用のカラーフィル
タとして好適な技術を提供することを目的とする。ま
た、この発明は、明るく、しかも、色の表示範囲が広い
カラーフィルタを含む反射型カラー液晶表示装置を提供
することをも目的とする。さらに、この発明は、反射型
カラー液晶表示装置用カラーフィルタの良否を有効に判
定することができる評価技術を提供することを他の目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
a.色画素として、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)のYMC系を用いる。反射型液晶表示装置
用のカラーフィルタの場合、表示光はカラーフィルタを
2回通過するため、2回通過した光のデータに基づいて
特性を評価するのが妥当である。また、測色に際して
は、人の視感度を考慮して標準の光を選定すべきであ
り、ここでは、JISのZ8720に規定される標準の
光Cの下で各種のデータをとった。しかし、その標準の
光Cの下でのデータが、分光分布を考慮しつつ同じJI
Sに規定される他の標準の光の下でのデータに変換でき
ることは勿論である。こうした測色に対する基本的な考
えの下で、まず、レッド(R)、グリーン(G)、ブル
ー(B)のRGB系、あるいはイエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)のYMC系のいずれが反射型液
晶表示装置用として妥当であるかを検討した。そのため
に、RGB系およびYMC系のそれぞれについて、視感
的に良好と思われる反射型装置用のカラーフィルタをそ
れぞれ開発した。
【0006】次の表1および表2は、その開発によるR
GB系のもの、YMC系のものについての、CIE(国
際照明委員会)によるXYZ表色系における各色から求
めたホワイトバランスの色度(x,y)および明度Yを
示している。また、図1および図2は、それぞれRGB
系、YMC系の各分光特性を示す図であり、さらに、図
3および図4は、それぞれRGB系、YMC系の色度図
を示している。なお、XYZ表色系において、各色から
ホワイトバランスのx、yおよびYの各値については、
JISのZ8701によって、次の式1、式2および式
3から求めることができる。
【式1】
【式2】
【式3】 これらの式の中で、3刺激値X、YおよびZに添えた
c、mおよびyは、それぞれシアン、マゼンタ、イエロ
ーに対応し、したがって、たとえばXcはシアンのX刺
激値、YmはマゼンタのY刺激値、ZyはイエローのZ
刺激値を示すのは勿論である。
【0007】
【表1】
【表2】
【0008】これらの結果から、特に明るさが優先され
る反射型のものにおいては、3色の明度Y値の平均、す
なわち全体の明るさが50%以上において考えると、色
度図上でYMC系の方がRGB系のものよりも色再現範
囲が広くなり有利であることが分かる。そのことは、R
GB系における1回通過のデータとYMC系における2
回通過のデータの明度Y値がほぼ同じになることからも
理解できる。したがって、明るさが要求される反射型の
液晶表示装置用カラーフィルタとしては、明るい範囲で
演色範囲が大きいYMC系が、RGB系のものよりも適
している。そこで、この発明では、YMC系を採用す
る。
【0009】b.カラー表示を可能とするためには、各
色画素の色濃度として、各色画素を1回通過したときの
透過率を40%以下に設定、つまりはそれよりも色濃度
を濃くすることが必要である。これは、色度図上の3角
形の広がりを考慮しつつ、人の視感の面から経験的に割
り出される数値であり、実際の測色に際しては、各色画
素の色に応じて適正な波長域の分光透過率をもって把握
するのが良い。イエローについては420〜470n
m、マゼンタについては520〜580nm、シアンに
ついては590〜610nmの各波長域における分光透
過率の最小値が40%以下になるように設定するのが好
ましい。このbの内容は、標準の光Cを用いたときの明
度Y値が68%以下であることに対応する。
【0010】c.各色画素の色濃度の大きさを変化させ
るとき、ある色濃度を境にして色目が変わるため、その
色目の変換点または色相を越えない範囲の色濃度にすべ
きである。表3、表4、表5、表6および表7が、各色
画素の色濃度を変化させたときの色度(x,y)および
明度Yについて、各色画素を光が1回通過したとき(以
下、この場合を「1回通過」という。)のデータと、光
が2回通過したとき(以下、この場合を「2回通過」と
いう。)のデータとを示している。また、図5は、表
3、4および6に対応する「1回通過」の色度図、図6
は、表3、4および6に対応する「2回通過」の色度
図、さらに、図7は、表5および表7に対応する「1回
通過」の色度図、図8は、表5および表7に対応する
「2回通過」の色度図である。これらのデータを得ると
き、「1回通過」については、各色画素の分光透過率を
測定し、その分光透過率からJISのZ8701に規定
される計算式によってx、yおよびYの各値を求め、
「2回通過」については、測定した各波長の分光透過率
を2乗し、それら2乗した分光透過率からやはりJIS
のZ8701に規定される計算式によってx、yおよび
Yの各値を求める。
【0011】
【表3】
【0012】この表3に示すイエローについてのデータ
は、イエロー染料VALIFAST YELLOW1101(オリエント
社)をポリイミド樹脂溶液に溶解した塗布材料を用いて
形成した色画素に対するものである。図9は、特に、こ
の結果をxを横軸、yを縦軸にとってプロットした特性
図であり、Sが「1回通過」について、Wが「2回通
過」についての各特性をそれぞれ示している。また、図
中、Y40、Y30、…、Y1は、添字で示す40、30、…、1
の各透過率(%)における色度(x,y)の座標位置を
示している。なお、イエローの透過率自体は、420〜
470nmの波長域における分光透過率である。「1回
通過」の結果を見ただけでは定かではないが、「2回通
過」の結果が示すように、このイエローについては、点
Y5 のあたりから色目がオレンジ色の方向に変化し始め
てしまう。
【0013】
【表4】
【0014】また、表4は、キサンテン系のマゼンタ染
料(C.I. Acid Red 87)をポリイミド樹脂溶液に溶解し
た塗布材料を用いて形成した色画素に対するものであ
り、図10が、イエローについて示す図9と同様に、そ
のマゼンタについて示す特性図である。ここでも、図
中、M40、M30、…、M1は、添字で示す40、30、…、1
の各透過率(%)における色度(x,y)の座標位置を
示している。なお、マゼンタの透過率自体は、520〜
580nmの波長域における分光透過率である。このマ
ゼンタについても、「2回通過」の結果がより明らかに
している。このマゼンタについては、点M10よりも濃く
なると、色目が赤の方向に変化し純度が低下する傾向が
ある。
【0015】
【表5】
【0016】一方、表5は、キサンテン系の別のマゼン
タ染料(C.I. Acid Red 289)をポリイミド樹脂溶液に
溶解した塗布材料を用いて形成した色画素に対するもの
であり、図11が、図10と同様に、その別のマゼンタ
について示す特性図である。ここでも、図中、M40、M
30、…、M1は、添字で示す40、30、…、1の各透過率
(%)における色度(x,y)の座標位置を示してい
る。なお、マゼンタの透過率自体は、前と同様に520
〜580nmの波長域における分光透過率である。この
別のマゼンタについても、「2回通過」の結果がより明
らかにしている。このマゼンタについては、点M5 より
も濃くなると、色目が赤の方向に変化し純度が低下する
傾向がある。
【0017】
【表6】
【0018】さらに、表6は、トリフェニルメタン系の
シアン染料(C.I. Acid Blue 9)をポリイミド樹脂溶液
に溶解した塗布材料を用いて形成した色画素に対するも
のであり、図12が、前のものと同様に、そのシアンに
ついて示す特性図である。ここでも、図中、C40、C3
0、…、C1、C1uは、添字で示す40、30、…、1、1以下
の各透過率(%)における色度(x,y)の座標位置を
示している。なお、シアンの透過率自体は、590〜6
10nmの波長域における分光透過率である。このシア
ンについても、「1回通過」の結果では明らかではない
が、「2回通過」の結果によると、点C3 よりも濃くな
ると、色純度の動きの割には暗くなる傾向がある。
【0019】
【表7】
【0020】さらにまた、表7は、フタロシアニン系の
シアン顔料をポリイミド樹脂溶液に分散させた塗布材料
を用いて形成した色画素に対するものであり、図13
が、前のものと同様に、そのシアンについて示す特性図
である。ここでも、図中、C40、C30、…、C1は、添
字で示す40、30、…、1の各透過率(%)における色度
(x,y)の座標位置を示している。なお、シアンの透
過率自体は、590〜610nmの波長域における分光
透過率である。このシアンの着色材は顔料であり、着色
材として染料を用いた他のものに比べると、「1回通
過」および「2回通過」の両結果ともに、大きな変化点
は見られない。しかし、色を濃くしたときの変化は、
「2回通過」では始めから青色方向への変化であり
(「1回通過」の値も参酌すると、色相の変化点は、2
0%近辺となっている。)、色が濃い場合には、シアン
の色相を示すのは、概ね20%までであり、それ以上で
は色相が青となっている。
【0021】以上の結果から、着色材として染料を用い
た場合、イエロー、マゼンタおよびシアンのいずれにお
いても、ある色濃度を境にして色目が変化する傾向があ
る。そうした変化する点における、3色の明度Yの平均
値は46%の値である。そして、それに対応する各色画
素の特定波長域における透過率は、ほぼ4%である。な
お、前記のような色目が変化する傾向は、染料を主成分
とするかぎり、各種の添加剤、たとえば色補正のための
他の着色材、表面改質剤、シランカップリング剤等を含
むものに共通して生じる現象である。なお、視感実験の
結果からすると、各色画素の特定波長域における透過率
は、5〜25%の範囲が好ましい。
【0022】なお、カラー表示するためのカラーフィル
タにとって、3色のバランスが重要であることはいうま
でもない。図4に示すYMC系のカラーフィルタの色度
図から分かるように、カラーフィルタを1回通過する場
合と、2回通過する場合との各色度は互いに異なる。各
色度への影響する要因として、イエロー、マゼンタおよ
びシアンの各色画素の最適とされる波長域における光の
透過率が大事になる。なぜなら、1回の透過に基づく透
過率の最大値がそれぞれ90%、80%としたとき、2
回の透過(通過)では81%、64%となり、各場合に
おける差が倍近くになるからである。そこで、最適とさ
れる波長域における光の透過率として、1回通過したと
きに、イエローについては500〜700nm、マゼン
タについては400〜500nmおよび580〜700
nm、シアンについては400〜560nmの各波長域
における分光透過率の最大値が80%以上にすることが
好ましい。
【0023】
【カラーフィルタの具体例】図14にカラーフィルタを
含む反射型のカラー液晶表示装置の断面構造を示す。カ
ラー液晶表示装置10は、ホストゲスト液晶20の一面
にカラーフィルタ30、また、その他方の面に反射層4
0を備えている。カラーフィルタ30自体は、ガラス等
の透明基板32と、その基板32上に形成したYMC3
色の色画素36とからなる。これらの色画素36につい
ては、透過型のカラーフィルタの製造において良く知ら
れた、たとえばフォトリソグラフィ技術などによって形
成することができる。YMC系の各色画素36を作成す
る上での塗布材料の組成および塗布条件、ならびにそれ
による色画素の膜厚および透過率の例を次に示す。 イエローの塗布材料の組成: ポリイミド前駆体の28%溶液 4.0 メチルセロソルブ 35.0 VALIFAST YELLOW 1101(オリエント社) 0.6 表面改質剤 0.02 シランカップリング剤 0.02 回転数:500rpm 膜厚 :0.32μm 透過率:23% マゼンタの塗布材料の組成: ポリイミド前駆体の28%溶液 4.0 メチルセロソルブ 30.0 キサンテン系染料(Acid Red 87) 0.30 表面改質剤 0.02 シランカップリング剤 0.02 回転数:600rpm 膜厚 :0.30μm 透過率:20% シアンの塗布材料の組成: ポリイミド前駆体の28%溶液 4.0 メチルセロソルブ 35.0 トリフェニルメタン系染料(Acid Blue 9) 0.25 表面改質剤 0.02 シランカップリング剤 0.02 回転数:500rpm 膜厚 :0.30μm 透過率:13.5%
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明をする上で作成したRGB系のカラフ
ィルタの分光特性図である。
【図2】この発明をする上で作成したYMC系のカラフ
ィルタの分光特性図である。
【図3】図1のRGB系のものの色度図である。
【図4】図2のYMC系のものの色度図である。
【図5】表3、4および6に対応する「1回通過」の色
度図である。
【図6】表3、4および6に対応する「2回通過」の色
度図である。
【図7】表5および7に対応する「1回通過」の色度図
である。
【図8】表5および7に対応する「2回通過」の色度図
である。
【図9】イエローについての特性図である。
【図10】マゼンタについての特性図である。
【図11】別のマゼンタについての特性図である。
【図12】シアンについての特性図である。
【図13】別のシアンについての特性図である。
【図14】反射型のカラー液晶表示装置の一例を示す断
面図である。
【符号の説明】
10 反射型のカラー液晶表示装置 20 液晶 30 カラーフィルタ 40 反射層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イエロー、マゼンタおよびシアンの各色
    画素を含む反射型液晶表示装置のためのカラーフィルタ
    であって、前記カラーフィルタを2回通過した光につい
    て、前記イエロー、マゼンタおよびシアンの各色のXY
    Z表色系における明度Y値の平均値を、次に示すA〜B
    の範囲に設定したことを特徴とする、反射型液晶表示装
    置用のカラーフィルタ。Aは、前記の色画素の色濃度の
    大きさを変化させるとき、ある色濃度を境にして色目が
    変わることを基にして規定した値。Bは、前記の各色画
    素がカラー表示のために少なくとも必要とする色濃度か
    ら規定した値
  2. 【請求項2】 前記明度Y値の平均値が、JISのZ8
    720における標準の光Cを用いたときに46%〜68
    %である、請求項1のカラーフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記色目の変化を、XYZ表色系におけ
    る色度座標の変化から知る請求項1のカラーフィルタ。
  4. 【請求項4】 イエロー、マゼンタおよびシアンの各色
    画素を含む反射型液晶表示装置のためのカラーフィルタ
    であって、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色画素
    を光が1回通過したときに、イエローについては420
    〜470nm、マゼンタについては520〜580n
    m、シアンについては590〜610nmの各波長域に
    おける分光透過率の最小値が4〜40%になるように設
    定したことを特徴とする、反射型液晶表示装置用のカラ
    ーフィルタ。
  5. 【請求項5】 前記最小値の望ましい値は、5〜25%
    である、請求項4のカラーフィルタ。
  6. 【請求項6】前記イエロー、マゼンタおよびシアンの各
    色画素を光が1回通過したときに、イエローについては
    500〜700nm、マゼンタについては400〜50
    0nmおよび580〜700nm、シアンについては4
    00〜560nmの各波長域における分光透過率の最大
    値が80%以上である、請求項4あるいは5のカラーフ
    ィルタ。
  7. 【請求項7】 前記色画素は、着色材とその着色材を保
    持する樹脂とからなり、前記着色材が染料を含む、請求
    項1〜6のカラーフィルタ。
  8. 【請求項8】 光シャッタとしての液晶層の一面にカラ
    ー表示のためのカラーフィルタ、その液晶層の他面に光
    反射機能をもつ反射層を備える反射型カラー液晶表示装
    置において、前記カラーフィルタの色画素がイエロー、
    マゼンタおよびシアンであり、しかも、各色画素を2回
    通過した光について、前記イエロー、マゼンタおよびシ
    アンの各色のXYZ表色系における明度Y値の平均値
    が、JISのZ8720における標準の光Cを用いたと
    きに46%〜68%であることを特徴とする、反射型カ
    ラー液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 イエロー、マゼンタおよびシアンの各色
    画素を含む反射型カラー液晶表示装置用のカラーフィル
    タの良否を評価するに際し、前記の各色画素を2回通過
    した光について、前記イエロー、マゼンタおよびシアン
    の各色のXYZ表色系における明度Y値の平均値の大き
    さを求め、それが次に示すA〜Bの範囲にあるとき良と
    判定することを特徴とする、カラーフィルタの評価方
    法。Aは、前記の色画素の色濃度の大きさを変化させる
    とき、ある色濃度を境にして色目が変わることを基にし
    て規定した値。Bは、前記の各色画素がカラー表示のた
    めに少なくとも必要とする色濃度から規定した値
  10. 【請求項10】 前記明度Y値の平均値が、JISのZ
    8720における標準の光Cを用いたときに46%〜6
    8%であるとき、良と判定する、請求項9の評価方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010256841A (ja) * 2009-04-02 2010-11-11 Toppan Printing Co Ltd 画像表示装置及びその製造方法
WO2011158606A1 (ja) 2010-06-16 2011-12-22 エム・テクニック株式会社 新規な黄色顔料組成物及び黄色顔料微粒子の製造方法
JP2014178211A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Ricoh Co Ltd 測色装置および画像形成装置

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