JPH10170348A - 温度センサ及びその製造方法 - Google Patents
温度センサ及びその製造方法Info
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- JPH10170348A JPH10170348A JP8340591A JP34059196A JPH10170348A JP H10170348 A JPH10170348 A JP H10170348A JP 8340591 A JP8340591 A JP 8340591A JP 34059196 A JP34059196 A JP 34059196A JP H10170348 A JPH10170348 A JP H10170348A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型、高抵抗で、製造が容易な温度センサ及
びその製造方法を提供する。 【解決手段】 基板1の表裏両面側に感温抵抗体回路2
a,2bを配設するとともに、基板1の表裏両面側に配
設された2つの感温抵抗体回路2a,2bをスルーホー
ル4a,4bにより接続して一つの感温抵抗体回路を構
成する。また、前記基板に感温抵抗体回路と同一のパタ
ーンで表面活性剤を塗布して無電解メッキを行うことに
より表面活性剤を塗布した部分に抵抗膜を成膜させる。
また、あらかじめスルーホール用の穴が形成された基板
を用い、その両面に感温抵抗体回路と同一のパターンで
表面活性剤を塗布するとともに、スルーホール内にも表
面活性剤を塗布し、無電解メッキを行う。
びその製造方法を提供する。 【解決手段】 基板1の表裏両面側に感温抵抗体回路2
a,2bを配設するとともに、基板1の表裏両面側に配
設された2つの感温抵抗体回路2a,2bをスルーホー
ル4a,4bにより接続して一つの感温抵抗体回路を構
成する。また、前記基板に感温抵抗体回路と同一のパタ
ーンで表面活性剤を塗布して無電解メッキを行うことに
より表面活性剤を塗布した部分に抵抗膜を成膜させる。
また、あらかじめスルーホール用の穴が形成された基板
を用い、その両面に感温抵抗体回路と同一のパターンで
表面活性剤を塗布するとともに、スルーホール内にも表
面活性剤を塗布し、無電解メッキを行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、温度センサに関
し、詳しくは、基板上に感温抵抗体膜を配設してなる温
度センサ及びその製造方法に関する。
し、詳しくは、基板上に感温抵抗体膜を配設してなる温
度センサ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】基体の
表面に感温抵抗体膜を配設してなる膜式温度センサとし
ては、円柱状の基体表面に感温抵抗体膜を配設した円柱
型温度センサや、平板状の基体(基板)上に感温抵抗体
膜を配設した平板型温度センサなどが製品化されてい
る。そして、感温抵抗体膜としては、白金膜やニッケル
膜、あるいは、ニッケルや鉄などの合金膜が一般的に使
用されている。
表面に感温抵抗体膜を配設してなる膜式温度センサとし
ては、円柱状の基体表面に感温抵抗体膜を配設した円柱
型温度センサや、平板状の基体(基板)上に感温抵抗体
膜を配設した平板型温度センサなどが製品化されてい
る。そして、感温抵抗体膜としては、白金膜やニッケル
膜、あるいは、ニッケルや鉄などの合金膜が一般的に使
用されている。
【0003】ところで、このタイプの温度センサの抵抗
値(R)は、感温抵抗体膜の比抵抗をρ、感温抵抗回路
の長さ(回路長)をL、感温抵抗回路の幅(回路幅)を
w、感温抵抗体膜の膜厚をtとすると、次の式(1) で表
される。 R=ρ×L/(w×t)…………(1)
値(R)は、感温抵抗体膜の比抵抗をρ、感温抵抗回路
の長さ(回路長)をL、感温抵抗回路の幅(回路幅)を
w、感温抵抗体膜の膜厚をtとすると、次の式(1) で表
される。 R=ρ×L/(w×t)…………(1)
【0004】そして、上記のような温度センサにおいて
は、抵抗値(R)の値が大きくなると、 リード線抵抗の影響を受けにくくなる、 出力信号を大きくとることが可能になる などのメリットが得られることから、抵抗値(R)は温
度センサの特性のうちでも重要な特性とされている。
は、抵抗値(R)の値が大きくなると、 リード線抵抗の影響を受けにくくなる、 出力信号を大きくとることが可能になる などのメリットが得られることから、抵抗値(R)は温
度センサの特性のうちでも重要な特性とされている。
【0005】この抵抗値(R)を大きくするためには、
上記の式(1) より、感温抵抗体膜の比抵抗ρと回路長L
を大きくし、回路幅wと膜厚tを小さくすればよいこと
がわかるが、ρは感温抵抗膜材料によりほぼ定まり、白
金の場合、10〜12×10-8Ω・cm、ニッケルの場
合、7〜9×10-8Ω・cmとなる。なお、上記のρのば
らつきは、膜材料の純度や感温膜の形成条件などに起因
するものである。
上記の式(1) より、感温抵抗体膜の比抵抗ρと回路長L
を大きくし、回路幅wと膜厚tを小さくすればよいこと
がわかるが、ρは感温抵抗膜材料によりほぼ定まり、白
金の場合、10〜12×10-8Ω・cm、ニッケルの場
合、7〜9×10-8Ω・cmとなる。なお、上記のρのば
らつきは、膜材料の純度や感温膜の形成条件などに起因
するものである。
【0006】また、膜厚tに関しては、一般的に、スパ
ッタや蒸着などのいわゆる薄膜形成方法では0.1〜数
μm、スクリーン印刷などの印刷方法では1〜数十μmの
範囲が膜厚調整の限界である。したがって、抵抗値
(R)を大きくするために膜厚tを小さくする場合に、
膜厚tを0.1μmより小さくすることは、感温抵抗膜
の特性の安定性や信頼性、製造上の歩留まりなどの点で
実用的ではない。
ッタや蒸着などのいわゆる薄膜形成方法では0.1〜数
μm、スクリーン印刷などの印刷方法では1〜数十μmの
範囲が膜厚調整の限界である。したがって、抵抗値
(R)を大きくするために膜厚tを小さくする場合に、
膜厚tを0.1μmより小さくすることは、感温抵抗膜
の特性の安定性や信頼性、製造上の歩留まりなどの点で
実用的ではない。
【0007】したがって、抵抗値(R)を大きくするた
めには、回路長Lを大きくするか、回路幅wを小さくす
ることが必要になるが、回路幅wに関しては、現在の微
細加工技術では、レーザ加工法で10〜20μm、ドラ
イエッチング法で1μm程度が限界になっている。その
ため、さらに抵抗値(R)を大きくするためには、回路
長Lを長くする、すなわち感温抵抗体回路を形成する面
積を広くすることが必要となる。
めには、回路長Lを大きくするか、回路幅wを小さくす
ることが必要になるが、回路幅wに関しては、現在の微
細加工技術では、レーザ加工法で10〜20μm、ドラ
イエッチング法で1μm程度が限界になっている。その
ため、さらに抵抗値(R)を大きくするためには、回路
長Lを長くする、すなわち感温抵抗体回路を形成する面
積を広くすることが必要となる。
【0008】そこで、円柱状の基体表面に感温抵抗体回
路を形成して、素子表面を広く利用できるようにした上
述の円柱型温度センサが提案されているのであるが、円
柱型温度センサでは、感温抵抗体回路が形成される基体
の表面が3次元面であるため、ドライエッチングなどの
方法を用いることが事実上できず、また、レーザ加工法
を用いた場合にも基体を回転させながら順送し、回路形
成することが必要になるため、平板型温度センサに比べ
て製造方法が複雑になり、製造コストの増大や製品の大
型化を招くという問題点がある。
路を形成して、素子表面を広く利用できるようにした上
述の円柱型温度センサが提案されているのであるが、円
柱型温度センサでは、感温抵抗体回路が形成される基体
の表面が3次元面であるため、ドライエッチングなどの
方法を用いることが事実上できず、また、レーザ加工法
を用いた場合にも基体を回転させながら順送し、回路形
成することが必要になるため、平板型温度センサに比べ
て製造方法が複雑になり、製造コストの増大や製品の大
型化を招くという問題点がある。
【0009】本願発明は、上記問題点を解決するもので
あり、小型、高抵抗で、複雑な製造工程を必要としない
温度センサ及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
あり、小型、高抵抗で、複雑な製造工程を必要としない
温度センサ及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明の温度センサは、基板の表裏両面側に感温
抵抗体回路が配設されているとともに、前記基板の表裏
両面側に配設された2つの感温抵抗体回路がスルーホー
ルにより接続されて一つの感温抵抗体回路が形成されて
いることを特徴としている。
に、本願発明の温度センサは、基板の表裏両面側に感温
抵抗体回路が配設されているとともに、前記基板の表裏
両面側に配設された2つの感温抵抗体回路がスルーホー
ルにより接続されて一つの感温抵抗体回路が形成されて
いることを特徴としている。
【0011】また、前記感温抵抗体回路の一部をトリミ
ングすることにより抵抗値の微調整が行われていること
を特徴としている。
ングすることにより抵抗値の微調整が行われていること
を特徴としている。
【0012】また、本願発明の温度センサの製造方法
は、上記本願発明の温度センサを製造する方法であっ
て、前記基板に前記感温抵抗体回路と同一のパターンで
表面活性剤を付与して無電解メッキを行い、前記基板の
表面活性剤を付与した部分に抵抗体膜を成膜させること
により前記感温抵抗体回路を形成することを特徴として
いる。
は、上記本願発明の温度センサを製造する方法であっ
て、前記基板に前記感温抵抗体回路と同一のパターンで
表面活性剤を付与して無電解メッキを行い、前記基板の
表面活性剤を付与した部分に抵抗体膜を成膜させること
により前記感温抵抗体回路を形成することを特徴として
いる。
【0013】また、本願発明の温度センサの製造方法
は、前記基板として、あらかじめスルーホール用の穴が
形成された基板を用い、その両面に前記感温抵抗体回路
と同一のパターンで表面活性剤を付与するとともに、前
記スルーホール用の穴の内周面にも表面活性剤を付与し
た後、無電解メッキを行うことにより、前記基板の表裏
両面側への感温抵抗体回路の形成と前記スルーホール用
の穴の内周面への抵抗体膜の形成を同時に行い、内周面
に抵抗体膜が形成されたスルーホールにより前記基板の
表裏両面側の2つの感温抵抗体回路を接続して一つの感
温抵抗体回路を形成するようにしたことを特徴としてい
る。
は、前記基板として、あらかじめスルーホール用の穴が
形成された基板を用い、その両面に前記感温抵抗体回路
と同一のパターンで表面活性剤を付与するとともに、前
記スルーホール用の穴の内周面にも表面活性剤を付与し
た後、無電解メッキを行うことにより、前記基板の表裏
両面側への感温抵抗体回路の形成と前記スルーホール用
の穴の内周面への抵抗体膜の形成を同時に行い、内周面
に抵抗体膜が形成されたスルーホールにより前記基板の
表裏両面側の2つの感温抵抗体回路を接続して一つの感
温抵抗体回路を形成するようにしたことを特徴としてい
る。
【0014】また、本願発明の温度センサの製造方法
は、前記感温抵抗体回路の一部をレーザ加工法によりト
リミングして抵抗値の微調整を行うことを特徴としてい
る。
は、前記感温抵抗体回路の一部をレーザ加工法によりト
リミングして抵抗値の微調整を行うことを特徴としてい
る。
【0015】
【作用】本発明の温度センサにおいては、基板の表裏両
面側に配設された2つの感温抵抗体回路をスルーホール
により接続して一つの感温抵抗体回路を構成するように
しているので、複雑な製造工程を必要とすることなく、
基板の両面を有効に利用して、小型で、感温抵抗体回路
の回路長が長く抵抗値の高い温度センサを得ることがで
きるようになる。
面側に配設された2つの感温抵抗体回路をスルーホール
により接続して一つの感温抵抗体回路を構成するように
しているので、複雑な製造工程を必要とすることなく、
基板の両面を有効に利用して、小型で、感温抵抗体回路
の回路長が長く抵抗値の高い温度センサを得ることがで
きるようになる。
【0016】また、前記感温抵抗体回路の一部をトリミ
ングすることにより、抵抗値の微調整が可能になり、所
望の特性を実現することが可能になる。
ングすることにより、抵抗値の微調整が可能になり、所
望の特性を実現することが可能になる。
【0017】また、本願発明の温度センサの製造方法
は、基板に、感温抵抗体回路と同じパターンとなるよう
に表面活性剤を付与した後、無電解メッキを行って基板
に抵抗体回路を形成するようにしているので、無電解メ
ッキのみで感温抵抗体回路パターンを形成することが可
能になり、回路形成のために、エッチングやレーザ加工
などを行う工程を不要にして、効率よく感温抵抗体回路
を形成することが可能になる。なお、本願発明の温度セ
ンサの製造方法において用いることが可能な表面活性剤
の種類には特別の制約はなく、パラジウム、白金、金な
どを主成分とする表面活性剤を用いることが可能であ
る。
は、基板に、感温抵抗体回路と同じパターンとなるよう
に表面活性剤を付与した後、無電解メッキを行って基板
に抵抗体回路を形成するようにしているので、無電解メ
ッキのみで感温抵抗体回路パターンを形成することが可
能になり、回路形成のために、エッチングやレーザ加工
などを行う工程を不要にして、効率よく感温抵抗体回路
を形成することが可能になる。なお、本願発明の温度セ
ンサの製造方法において用いることが可能な表面活性剤
の種類には特別の制約はなく、パラジウム、白金、金な
どを主成分とする表面活性剤を用いることが可能であ
る。
【0018】また、基板の両面に感温抵抗体回路と同一
のパターンで表面活性剤を付与するとともに、スルーホ
ール内にも表面活性剤を付与した後、無電解メッキを行
うようにした場合、前記基板の表裏両面側への感温抵抗
体回路の形成と前記スルーホールの穴の内周面への抵抗
体膜の形成を同時に行うことが可能になり、製造工程を
大幅に簡略化して、製造コストの低減を図ることが可能
になる。
のパターンで表面活性剤を付与するとともに、スルーホ
ール内にも表面活性剤を付与した後、無電解メッキを行
うようにした場合、前記基板の表裏両面側への感温抵抗
体回路の形成と前記スルーホールの穴の内周面への抵抗
体膜の形成を同時に行うことが可能になり、製造工程を
大幅に簡略化して、製造コストの低減を図ることが可能
になる。
【0019】また、感温抵抗体回路の一部をレーザ加工
法によりトリミングするようにした場合、正確なトリミ
ングを容易に行うことが可能になり、抵抗値の微調整を
確実に行うことができるようになる。
法によりトリミングするようにした場合、正確なトリミ
ングを容易に行うことが可能になり、抵抗値の微調整を
確実に行うことができるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を示
してその特徴とするところをさらに詳しく説明する。
してその特徴とするところをさらに詳しく説明する。
【0021】[実施形態1]図1(a)は本願発明の一実
施形態にかかる平板型の温度センサの表面側の構成を示
す斜視図、図1(b)はその裏面側の構成を示す斜視図、
図2は図1のII−II線断面である。
施形態にかかる平板型の温度センサの表面側の構成を示
す斜視図、図1(b)はその裏面側の構成を示す斜視図、
図2は図1のII−II線断面である。
【0022】この温度センサは、図1(a),(b),及び
図2に示すように、基板1の表裏両面に感温抵抗体回路
2a,2bを配設してなる素子10の一方の面(感温抵
抗体回路2aが形成された方の面(図1(a))の上側の
面であって、以下「表面」ともいう)の長手方向一端側
に一対のリード線3a,3bが配設された構造を有して
いる。そして、表裏両主面側に配設された感温抵抗体回
路2a,2bは、基板1の長手方向両端側に形成された
スルーホール4a,4bにより電気的に接続され、一つ
の感温抵抗体回路を形成している。
図2に示すように、基板1の表裏両面に感温抵抗体回路
2a,2bを配設してなる素子10の一方の面(感温抵
抗体回路2aが形成された方の面(図1(a))の上側の
面であって、以下「表面」ともいう)の長手方向一端側
に一対のリード線3a,3bが配設された構造を有して
いる。そして、表裏両主面側に配設された感温抵抗体回
路2a,2bは、基板1の長手方向両端側に形成された
スルーホール4a,4bにより電気的に接続され、一つ
の感温抵抗体回路を形成している。
【0023】なお、この温度センサにおいては、基板1
として、例えば、アルミナ、ジルコニア、ガラスなどか
ら形成された厚さ0.3mmの基板が用いられている。
として、例えば、アルミナ、ジルコニア、ガラスなどか
ら形成された厚さ0.3mmの基板が用いられている。
【0024】また、感温抵抗体回路2a,2bは、例え
ば、白金膜から形成されている。また、基板1の一方の
主面(表面)に形成された感温抵抗体回路2aには、図
1(a)に示すように、回路長を長くするためのスリット
(抵抗体膜が形成されていない部分)5が所定の位置に
形成されている。また、基板1の一方の主面のリード線
3a,3bが取り付けられた方の端部には、2つのリー
ド線3a,3bが表面側の感温抵抗体回路2aを介して
短絡してしまわないように、スリット5aが形成されて
いる。また、一方の感温抵抗体回路2bは、図1(b)に
示すように、基板1の他方の主面(裏面)に形成されて
おり、スルーホール4a,4bを介して基板の表面側に
形成された感温抵抗体回路2aと接続されている。ま
た、感温抵抗体回路2bにも、図1(b)に示すように、
回路長を長くするためのスリット5が形成されている。
ば、白金膜から形成されている。また、基板1の一方の
主面(表面)に形成された感温抵抗体回路2aには、図
1(a)に示すように、回路長を長くするためのスリット
(抵抗体膜が形成されていない部分)5が所定の位置に
形成されている。また、基板1の一方の主面のリード線
3a,3bが取り付けられた方の端部には、2つのリー
ド線3a,3bが表面側の感温抵抗体回路2aを介して
短絡してしまわないように、スリット5aが形成されて
いる。また、一方の感温抵抗体回路2bは、図1(b)に
示すように、基板1の他方の主面(裏面)に形成されて
おり、スルーホール4a,4bを介して基板の表面側に
形成された感温抵抗体回路2aと接続されている。ま
た、感温抵抗体回路2bにも、図1(b)に示すように、
回路長を長くするためのスリット5が形成されている。
【0025】また、スルーホール4a,4bは、その直
径が0.1〜0.2mmであり、図2に示すように、内部
には感温抵抗回路2a,2bを構成する抵抗体膜と同じ
抵抗体膜2(図2)が配設されている。
径が0.1〜0.2mmであり、図2に示すように、内部
には感温抵抗回路2a,2bを構成する抵抗体膜と同じ
抵抗体膜2(図2)が配設されている。
【0026】また、上記リード線3a,3bは、感温抵
抗体回路2a上に溶接、ボンディング、はんだ付け導電
性接着剤による接着などの方法で取り付けられている。
なお、リード線3a,3bを取り付ける取付部の、感温
抵抗体膜の上層側又は下層側に、同種又は異種の金属
膜、又は合金膜(例えば、白金、金、パラジウム、銀又
はこれらの合金)を形成して、リード線3a,3bの接
合強度の向上を図ることも可能である。
抗体回路2a上に溶接、ボンディング、はんだ付け導電
性接着剤による接着などの方法で取り付けられている。
なお、リード線3a,3bを取り付ける取付部の、感温
抵抗体膜の上層側又は下層側に、同種又は異種の金属
膜、又は合金膜(例えば、白金、金、パラジウム、銀又
はこれらの合金)を形成して、リード線3a,3bの接
合強度の向上を図ることも可能である。
【0027】上記のように構成された温度センサにおい
ては、リード線3aからの信号は、一方のスルーホール
4aから裏面側の感温抵抗体回路2bに流れ、さらに他
方のスルーホール4bから表面側の感温抵抗体回路2a
を通り、リード線3bに流れる。したがって、基板の一
方の面にのみ感温抵抗体回路を配設するようにした従来
の温度センサに比べて、基板の寸法を同一とした場合の
回路長を約2倍にすることが可能になり、抵抗値を大幅
に増大させることが可能になる。
ては、リード線3aからの信号は、一方のスルーホール
4aから裏面側の感温抵抗体回路2bに流れ、さらに他
方のスルーホール4bから表面側の感温抵抗体回路2a
を通り、リード線3bに流れる。したがって、基板の一
方の面にのみ感温抵抗体回路を配設するようにした従来
の温度センサに比べて、基板の寸法を同一とした場合の
回路長を約2倍にすることが可能になり、抵抗値を大幅
に増大させることが可能になる。
【0028】次に、上記温度センサの製造方法について
説明する。図3(a),(b)は感温抵抗体回路の形成方法
の一例を示す図であり、図3(a)は、多数の素子が切り
出される、一辺の長さが2〜3インチの親基板を示す
図、図3(b)は親基板に表面活性剤を所定のパターンで
塗布した状態を示す図である。なお、親基板11にはあ
らかじめ所定の位置にスルーホール用の穴(図示せず)
が形成されている。この親基板11に感温抵抗体回路を
形成するにあたっては、まず、親基板11を酸洗し、脱
脂した後、その表裏両面に、スクリーン印刷法により、
形成しようとする感温抵抗体回路パターンと同じパター
ンに表面活性剤(この実施形態ではパラジウム有機金属
ペーストの活性剤)12を塗布する(図3(b))。な
お、このとき、スルーホール用の穴の内周面にも表面活
性剤を付着させる。それから、親基板11に無電解メッ
キを施して、表面活性剤12を塗布した部分にメッキ膜
(この実施形態では白金膜)を付着させることにより、
親基板11の表裏両面に感温抵抗体回路(抵抗体膜)を
形成するとともに、スルーホール用の穴の内周面にも抵
抗体膜を成膜させる。
説明する。図3(a),(b)は感温抵抗体回路の形成方法
の一例を示す図であり、図3(a)は、多数の素子が切り
出される、一辺の長さが2〜3インチの親基板を示す
図、図3(b)は親基板に表面活性剤を所定のパターンで
塗布した状態を示す図である。なお、親基板11にはあ
らかじめ所定の位置にスルーホール用の穴(図示せず)
が形成されている。この親基板11に感温抵抗体回路を
形成するにあたっては、まず、親基板11を酸洗し、脱
脂した後、その表裏両面に、スクリーン印刷法により、
形成しようとする感温抵抗体回路パターンと同じパター
ンに表面活性剤(この実施形態ではパラジウム有機金属
ペーストの活性剤)12を塗布する(図3(b))。な
お、このとき、スルーホール用の穴の内周面にも表面活
性剤を付着させる。それから、親基板11に無電解メッ
キを施して、表面活性剤12を塗布した部分にメッキ膜
(この実施形態では白金膜)を付着させることにより、
親基板11の表裏両面に感温抵抗体回路(抵抗体膜)を
形成するとともに、スルーホール用の穴の内周面にも抵
抗体膜を成膜させる。
【0029】それから、感温抵抗体回路が形成された親
基板11を所定の温度で熱処理(焼成)し、レーザトリ
ミングを行った後、切断ラインL(図3(a),(b))に
沿ってカットし、個々の素子10を切り出す。そして、
素子10の所定の位置にリード線3a,3b(図1)を
取り付け、外装用の樹脂で外部コートを行うことによ
り、図1,図2に示すような温度センサが得られる。図
1,図2においては、外部コートの図示を省略してい
る。
基板11を所定の温度で熱処理(焼成)し、レーザトリ
ミングを行った後、切断ラインL(図3(a),(b))に
沿ってカットし、個々の素子10を切り出す。そして、
素子10の所定の位置にリード線3a,3b(図1)を
取り付け、外装用の樹脂で外部コートを行うことによ
り、図1,図2に示すような温度センサが得られる。図
1,図2においては、外部コートの図示を省略してい
る。
【0030】なお、焼成後のトリミングは、レーザ加工
法により、所定のトリミングラインに沿って感温抵抗体
回路の一部を切断することにより行う。図4にレーザト
リミングを行った温度センサを示す。なお、図4は、所
定のトリミングラインTに沿って、感温抵抗体回路2a
の一部をレーザトリミングして抵抗値の微調整を行った
状態を示している。この場合、トリミングの距離が長く
なるほど高抵抗となる。
法により、所定のトリミングラインに沿って感温抵抗体
回路の一部を切断することにより行う。図4にレーザト
リミングを行った温度センサを示す。なお、図4は、所
定のトリミングラインTに沿って、感温抵抗体回路2a
の一部をレーザトリミングして抵抗値の微調整を行った
状態を示している。この場合、トリミングの距離が長く
なるほど高抵抗となる。
【0031】上記実施形態の温度センサの製造方法にお
いては、親基板11に、感温抵抗体回路2a,2b(図
1)と同じパターンで表面活性剤12(図3(b))を塗
布した後、無電解メッキを行って親基板11の表裏両面
側の感温抵抗体回路を形成するようにしているので、エ
ッチングやレーザ加工などの回路形成のための加工工程
を必要とすることなく無電解メッキのみで感温抵抗体回
路を形成することが可能になり、効率よく基板の表裏両
面側に感温抵抗体回路が形成された温度センサを製造す
ることができる。また、親基板の表裏両面側への感温抵
抗体回路の形成とスルーホール用の穴の内周面への抵抗
体膜の形成が同時に行われるため、製造工程を大幅に簡
略化して、製造コストの低減を図ることが可能になる。
いては、親基板11に、感温抵抗体回路2a,2b(図
1)と同じパターンで表面活性剤12(図3(b))を塗
布した後、無電解メッキを行って親基板11の表裏両面
側の感温抵抗体回路を形成するようにしているので、エ
ッチングやレーザ加工などの回路形成のための加工工程
を必要とすることなく無電解メッキのみで感温抵抗体回
路を形成することが可能になり、効率よく基板の表裏両
面側に感温抵抗体回路が形成された温度センサを製造す
ることができる。また、親基板の表裏両面側への感温抵
抗体回路の形成とスルーホール用の穴の内周面への抵抗
体膜の形成が同時に行われるため、製造工程を大幅に簡
略化して、製造コストの低減を図ることが可能になる。
【0032】また、上述のように、レーザ加工法によ
り、感温抵抗体回路のトリミングを行うことにより、感
温抵抗体回路を構成する抵抗体膜の膜質や製造工程で生
じた感温抵抗体回路パターンの寸法のばらつきや位置ず
れなどに伴う抵抗値のばらつきを精度よく修正して、所
望の抵抗値を有する温度センサを確実に製造することが
できる。
り、感温抵抗体回路のトリミングを行うことにより、感
温抵抗体回路を構成する抵抗体膜の膜質や製造工程で生
じた感温抵抗体回路パターンの寸法のばらつきや位置ず
れなどに伴う抵抗値のばらつきを精度よく修正して、所
望の抵抗値を有する温度センサを確実に製造することが
できる。
【0033】[実施形態2]また、図5(a)は本願発明
の他の実施形態にかかる平板型の温度センサの表面側の
構成を示す斜視図、図5(b)はその裏面側の構成を示す
斜視図である。この実施形態の温度センサは、図5
(a),(b)に示すように、基板21の表裏両面側に感温
抵抗体回路22a,22bが配設された素子30の表面
側の長手方向一端側に一方のリード線23aが取り付け
られ、他端側に他方のリード線23bが取り付けられ
た、いわゆるアキシャルタイプの温度センサである。そ
して、表裏両面側の感温抵抗体回路22a,22bは、
スルーホール24a,24bにより接続され、一つの感
温抵抗体回路を形成している。また、基板21の表面側
のリード線23bが取り付けられた方の端部には、2つ
のリード線23a,23bが表面側の感温抵抗体回路2
2aを介して短絡してしまわないように、スリット25
aが形成されている。
の他の実施形態にかかる平板型の温度センサの表面側の
構成を示す斜視図、図5(b)はその裏面側の構成を示す
斜視図である。この実施形態の温度センサは、図5
(a),(b)に示すように、基板21の表裏両面側に感温
抵抗体回路22a,22bが配設された素子30の表面
側の長手方向一端側に一方のリード線23aが取り付け
られ、他端側に他方のリード線23bが取り付けられ
た、いわゆるアキシャルタイプの温度センサである。そ
して、表裏両面側の感温抵抗体回路22a,22bは、
スルーホール24a,24bにより接続され、一つの感
温抵抗体回路を形成している。また、基板21の表面側
のリード線23bが取り付けられた方の端部には、2つ
のリード線23a,23bが表面側の感温抵抗体回路2
2aを介して短絡してしまわないように、スリット25
aが形成されている。
【0034】したがって、この実施形態の温度センサに
おいては、リード線23aからの信号は、表面側の感温
抵抗体回路22aを流れ、一方のスルーホール24aか
ら裏面側の感温抵抗体回路22bに流れ、さらに他方の
スルーホール4bから表面側に戻ってリード線23bに
流れる。
おいては、リード線23aからの信号は、表面側の感温
抵抗体回路22aを流れ、一方のスルーホール24aか
ら裏面側の感温抵抗体回路22bに流れ、さらに他方の
スルーホール4bから表面側に戻ってリード線23bに
流れる。
【0035】この実施形態2の温度センサの場合にも、
上記実施形態1の温度センサの場合と同様に、基板の一
方の面にのみ感温抵抗体回路を配設するようにした従来
の温度センサに比べて、基板の寸法を同一とした場合の
回路長を約2倍にすることが可能になり、抵抗値を大幅
に増大させることが可能になる。
上記実施形態1の温度センサの場合と同様に、基板の一
方の面にのみ感温抵抗体回路を配設するようにした従来
の温度センサに比べて、基板の寸法を同一とした場合の
回路長を約2倍にすることが可能になり、抵抗値を大幅
に増大させることが可能になる。
【0036】なお、本願発明は上記実施形態に限定され
るものではなく、基板の具体的な形状、感温抵抗体回路
のパターン、スルーホールの配設位置、感温抵抗体回路
の一部をトリミングする場合のトリミング位置、無電解
メッキ工程の具体的な条件、表面活性剤の種類や、感温
抵抗体回路として形成すべき抵抗体膜の構成材料(メッ
キ膜材料)の種類、レーザ加工法によるトリミングの条
件などに関し、発明の要旨の範囲内において、種々の応
用、変形を加えることが可能である。
るものではなく、基板の具体的な形状、感温抵抗体回路
のパターン、スルーホールの配設位置、感温抵抗体回路
の一部をトリミングする場合のトリミング位置、無電解
メッキ工程の具体的な条件、表面活性剤の種類や、感温
抵抗体回路として形成すべき抵抗体膜の構成材料(メッ
キ膜材料)の種類、レーザ加工法によるトリミングの条
件などに関し、発明の要旨の範囲内において、種々の応
用、変形を加えることが可能である。
【0037】
【発明の効果】上述のように、本願発明の温度センサ
は、基板の表裏両面側に配設された2つの感温抵抗体回
路をスルーホールにより接続して一つの感温抵抗体回路
を構成するようにしているので、複雑な製造工程を必要
とすることなく、基板の両面を有効に利用して、小型
で、感温抵抗体回路の回路長が長く抵抗値の高い温度セ
ンサを得ることができる。
は、基板の表裏両面側に配設された2つの感温抵抗体回
路をスルーホールにより接続して一つの感温抵抗体回路
を構成するようにしているので、複雑な製造工程を必要
とすることなく、基板の両面を有効に利用して、小型
で、感温抵抗体回路の回路長が長く抵抗値の高い温度セ
ンサを得ることができる。
【0038】また、前記感温抵抗体回路の一部をトリミ
ングすることにより、抵抗値の微調整が可能になり、所
望の特性を実現することが可能になる。
ングすることにより、抵抗値の微調整が可能になり、所
望の特性を実現することが可能になる。
【0039】また、本願発明の温度センサの製造方法
は、基板に、感温抵抗体回路と同じパターンとなるよう
に表面活性剤を付与した後、無電解メッキを行って基板
に抵抗体回路を形成するようにしているので、無電解メ
ッキのみで感温抵抗体回路パターンを形成することが可
能になり、回路形成のためにエッチングやレーザ加工な
どを行う工程が不要になることから、製造工程を簡略化
してコストの低減を図ることができる。
は、基板に、感温抵抗体回路と同じパターンとなるよう
に表面活性剤を付与した後、無電解メッキを行って基板
に抵抗体回路を形成するようにしているので、無電解メ
ッキのみで感温抵抗体回路パターンを形成することが可
能になり、回路形成のためにエッチングやレーザ加工な
どを行う工程が不要になることから、製造工程を簡略化
してコストの低減を図ることができる。
【0040】また、基板の両面に感温抵抗体回路と同一
のパターンで表面活性剤を付与するとともに、スルーホ
ール内にも表面活性剤を付与した後、無電解メッキを行
うようにした場合、前記基板の表裏両面側への感温抵抗
体回路の形成と前記スルーホールの穴の内周面への抵抗
体膜の形成を同時に行うことが可能になり、製造工程を
大幅に簡略化して、製造コストの低減を図ることが可能
になる。
のパターンで表面活性剤を付与するとともに、スルーホ
ール内にも表面活性剤を付与した後、無電解メッキを行
うようにした場合、前記基板の表裏両面側への感温抵抗
体回路の形成と前記スルーホールの穴の内周面への抵抗
体膜の形成を同時に行うことが可能になり、製造工程を
大幅に簡略化して、製造コストの低減を図ることが可能
になる。
【0041】また、感温抵抗体回路の一部をレーザ加工
法によりトリミングするようにした場合、正確なトリミ
ングを容易に行うことが可能になり、所望の抵抗値を有
する小型、高性能の温度センサを得ることが可能にな
る。
法によりトリミングするようにした場合、正確なトリミ
ングを容易に行うことが可能になり、所望の抵抗値を有
する小型、高性能の温度センサを得ることが可能にな
る。
【図1】(a)は本願発明の一実施形態にかかる温度セン
サの表面側の構成を示す斜視図、(b)はその裏面側の構
成を示す斜視図である。
サの表面側の構成を示す斜視図、(b)はその裏面側の構
成を示す斜視図である。
【図2】図1(a)のII−II線断面図である。
【図3】感温抵抗体回路の形成方法の一例を示す図であ
り、(a)は親基板を示す斜視図、(b)は親基板に表面活
性剤を付与した状態を示す斜視図である。
り、(a)は親基板を示す斜視図、(b)は親基板に表面活
性剤を付与した状態を示す斜視図である。
【図4】本願発明の一実施例にかかるトリミングされた
温度センサを示す斜視図である。
温度センサを示す斜視図である。
【図5】(a)は本願発明の他の実施形態にかかる温度セ
ンサの表面側の構成を示す斜視図、(b)はその裏面側の
構成を示す斜視図である。
ンサの表面側の構成を示す斜視図、(b)はその裏面側の
構成を示す斜視図である。
1,21 基板 2 抵抗体膜 2a,2b,22a,22b 抵抗体回路 3a,3b,23a,23b リード線 4a,4b,24a,24b スルーホール 5,5a,25,25a スリット 10,30 素子 11 親基板 12 表面活性剤 T トリミングライン
Claims (5)
- 【請求項1】基板の表裏両面側に感温抵抗体回路が配設
されているとともに、 前記基板の表裏両面側に配設された2つの感温抵抗体回
路がスルーホールにより接続されて一つの感温抵抗体回
路が形成されていることを特徴とする温度センサ。 - 【請求項2】前記感温抵抗体回路の一部をトリミングす
ることにより抵抗値の微調整が行われていることを特徴
とする請求項1記載の温度センサ。 - 【請求項3】請求項1記載の温度センサを製造する方法
であって、 前記基板に前記感温抵抗体回路と同一のパターンで表面
活性剤を付与して無電解メッキを行い、前記基板の表面
活性剤を付与した部分に抵抗体膜を成膜させることによ
り前記感温抵抗体回路を形成することを特徴とする温度
センサの製造方法。 - 【請求項4】前記基板として、あらかじめスルーホール
用の穴が形成された基板を用い、その両面に前記感温抵
抗体回路と同一のパターンで表面活性剤を付与するとと
もに、前記スルーホール用の穴の内周面にも表面活性剤
を付与した後、無電解メッキを行うことにより、前記基
板の表裏両面側への感温抵抗体回路の形成と前記スルー
ホール用の穴の内周面への抵抗体膜の形成を同時に行
い、内周面に抵抗体膜が形成されたスルーホールにより
前記基板の表裏両面側の2つの感温抵抗体回路を接続し
て一つの感温抵抗体回路を形成するようにしたことを特
徴とする請求項3記載の温度センサの製造方法。 - 【請求項5】前記感温抵抗体回路の一部をレーザ加工法
によりトリミングして抵抗値の微調整を行うことを特徴
とする請求項3又は4記載の温度センサの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8340591A JPH10170348A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 温度センサ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8340591A JPH10170348A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 温度センサ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10170348A true JPH10170348A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18338461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8340591A Withdrawn JPH10170348A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 温度センサ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10170348A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006073729A (ja) * | 2004-09-01 | 2006-03-16 | Kamaya Denki Kk | チップ抵抗器の製造方法、集合基板及びチップ抵抗器 |
KR101020177B1 (ko) | 2010-04-23 | 2011-03-08 | 지에프텍 주식회사 | 후막 인쇄 저항을 이용한 온도 센서 |
JP5228211B2 (ja) * | 2003-07-02 | 2013-07-03 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | 複合化ptc素子 |
JP2016186434A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | 東京コスモス電機株式会社 | 温度センサ |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP8340591A patent/JPH10170348A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5228211B2 (ja) * | 2003-07-02 | 2013-07-03 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | 複合化ptc素子 |
JP2006073729A (ja) * | 2004-09-01 | 2006-03-16 | Kamaya Denki Kk | チップ抵抗器の製造方法、集合基板及びチップ抵抗器 |
JP4664024B2 (ja) * | 2004-09-01 | 2011-04-06 | 釜屋電機株式会社 | チップ抵抗器の製造方法、集合基板及びチップ抵抗器 |
KR101020177B1 (ko) | 2010-04-23 | 2011-03-08 | 지에프텍 주식회사 | 후막 인쇄 저항을 이용한 온도 센서 |
JP2016186434A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | 東京コスモス電機株式会社 | 温度センサ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040302 |