JPH10169A - 浴槽装置 - Google Patents
浴槽装置Info
- Publication number
- JPH10169A JPH10169A JP15420196A JP15420196A JPH10169A JP H10169 A JPH10169 A JP H10169A JP 15420196 A JP15420196 A JP 15420196A JP 15420196 A JP15420196 A JP 15420196A JP H10169 A JPH10169 A JP H10169A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- pantograph
- wall surface
- backrest
- handle
- Prior art date
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- Pending
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、背もたれを配置し、浴槽内の入浴
者が、この背もたれの傾斜の調節が容易な浴槽装置を提
供せんとするものである。 【解決手段】 背もたれ１の下端部を浴槽内の底部に枢
支し、この背もたれ１の上端部を連結手段を介して浴槽
内の上部壁面に配置した把手４に接続して成ることを特
徴とする浴槽装置、及び、連結手段が浴槽の壁面に配置
されたパンタグラフ３であることを特徴とする前記浴槽
装置。
者が、この背もたれの傾斜の調節が容易な浴槽装置を提
供せんとするものである。 【解決手段】 背もたれ１の下端部を浴槽内の底部に枢
支し、この背もたれ１の上端部を連結手段を介して浴槽
内の上部壁面に配置した把手４に接続して成ることを特
徴とする浴槽装置、及び、連結手段が浴槽の壁面に配置
されたパンタグラフ３であることを特徴とする前記浴槽
装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、背もたれを配置
し、浴槽内の入浴者が、この背もたれの傾斜の調節が容
易な浴槽装置を提供せんとするものである。
し、浴槽内の入浴者が、この背もたれの傾斜の調節が容
易な浴槽装置を提供せんとするものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、実開平１−１６７２４０号、
実開平２−０９８９３２号等に、内に傾斜の調節が可能
な背もたれを配置した浴槽装置が開示されている。しか
しながら、これらは、傾斜の調節装置が浴槽の外部に有
るなど、浴槽内の入浴者にとって、背もたれの傾斜の調
節は容易でなかった。
実開平２−０９８９３２号等に、内に傾斜の調節が可能
な背もたれを配置した浴槽装置が開示されている。しか
しながら、これらは、傾斜の調節装置が浴槽の外部に有
るなど、浴槽内の入浴者にとって、背もたれの傾斜の調
節は容易でなかった。
【０００３】即ち、従来の浴槽装置にあっては、入浴者
が、体を起こすには、手すり、浴槽のフランジ等を掴ん
で起き上がるしかなかったのである。
が、体を起こすには、手すり、浴槽のフランジ等を掴ん
で起き上がるしかなかったのである。
【０００４】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、老
人、病人にとって、自力で手すり、浴槽のフランジ等を
掴んで起き上がるのは、大変なことであった。
人、病人にとって、自力で手すり、浴槽のフランジ等を
掴んで起き上がるのは、大変なことであった。
【０００５】本発明は，上記の欠点に鑑みてなされたも
のであり、背もたれの傾斜の調節を行う把手が浴槽内に
あり、浴槽内の入浴者が、この把手を操作することによ
り、背もたれの傾斜の調節、なかんずく、背もたれを起
き上がらせるのが容易な、浴槽装置を提供せんとするも
のである。
のであり、背もたれの傾斜の調節を行う把手が浴槽内に
あり、浴槽内の入浴者が、この把手を操作することによ
り、背もたれの傾斜の調節、なかんずく、背もたれを起
き上がらせるのが容易な、浴槽装置を提供せんとするも
のである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明の要旨とすると
ころは、背もたれの下端部を浴槽内の底部に枢支し、こ
の背もたれの上端部を連結手段を介して浴槽内の上部壁
面に配置した把手に接続して成ることを特徴とする浴槽
装置である。
ころは、背もたれの下端部を浴槽内の底部に枢支し、こ
の背もたれの上端部を連結手段を介して浴槽内の上部壁
面に配置した把手に接続して成ることを特徴とする浴槽
装置である。
【０００７】なお、このような、把手及び、連結手段
は、背もたれを動かすのに支障がなければ、如何様なも
のでもよく、かつ、配置も、背もたれの両側に設けても
よいし、片側だけでもよい。
は、背もたれを動かすのに支障がなければ、如何様なも
のでもよく、かつ、配置も、背もたれの両側に設けても
よいし、片側だけでもよい。
【０００８】連結手段としては、単なるコネクティング
ロッドのようなものでもよいが、クラクシャフト、パン
タグラフ等の倍力手段が賞用される。
ロッドのようなものでもよいが、クラクシャフト、パン
タグラフ等の倍力手段が賞用される。
【０００９】また、この連結手段は、浴槽の内壁面にカ
バーで被覆して配置されるのが、入浴の邪魔にならず好
ましい。
バーで被覆して配置されるのが、入浴の邪魔にならず好
ましい。
【００１０】特に、浴槽の内壁面の上部に凹部を設け、
この凹部にパンタグラフを配置し、この凹部をカバーで
被覆して成るものは、倍力効果が得られると共に、入浴
の邪魔にならず、且つ、安全性が高く、好ましい。
この凹部にパンタグラフを配置し、この凹部をカバーで
被覆して成るものは、倍力効果が得られると共に、入浴
の邪魔にならず、且つ、安全性が高く、好ましい。
【００１１】
【実施の形態】本発明の実施の形態について、図面にも
とづいて説明する。
とづいて説明する。
【００１２】本発明の一実施形態を，図１乃至図４に示
す。これは、背もたれ１の下端部を浴槽内の短手方向壁
面の底部にヒンジ２にて枢支し、この背もたれ１の上端
部を連結手段であるパンタグラフ３を介して浴槽内の上
部壁面に配置した把手４に接続して成る浴槽装置であ
る。
す。これは、背もたれ１の下端部を浴槽内の短手方向壁
面の底部にヒンジ２にて枢支し、この背もたれ１の上端
部を連結手段であるパンタグラフ３を介して浴槽内の上
部壁面に配置した把手４に接続して成る浴槽装置であ
る。
【００１３】この例では、把手４を浴槽内の長手方向上
部壁面に対向配置し、パンタグラフ３を浴槽内の長手方
向上部壁面に対向配置し、各把手４を、各パンタグラフ
３に接続し、各パンタグラフ３を背もたれ１の上部の各
端部に接続している。従って、背もたれ１を動かすのに
は、両側の把手４を同時に動かす必要がある。
部壁面に対向配置し、パンタグラフ３を浴槽内の長手方
向上部壁面に対向配置し、各把手４を、各パンタグラフ
３に接続し、各パンタグラフ３を背もたれ１の上部の各
端部に接続している。従って、背もたれ１を動かすのに
は、両側の把手４を同時に動かす必要がある。
【００１４】パンタグラフ３は、４本のステンレス扞を
ヒンジ接続した４リンク機構を用いたものである。
ヒンジ接続した４リンク機構を用いたものである。
【００１５】浴槽の長手方向内壁面に配置されたパンタ
グラフ３は、倍力効果を有する。このパンタグラフ３
は、浴槽の長手方向内壁面の上部に外方に開く段部を形
成して凹部５とし、この凹部５内にパンタグラフ３を配
置し、この凹部５をカバー６で被覆している。
グラフ３は、倍力効果を有する。このパンタグラフ３
は、浴槽の長手方向内壁面の上部に外方に開く段部を形
成して凹部５とし、この凹部５内にパンタグラフ３を配
置し、この凹部５をカバー６で被覆している。
【００１６】パンタグラフ３の一方の横方向ヒンジ部が
把手４に接続され、他方の横方向ヒンジ部が背もたれ１
の上端部に接続されている。他方の横方向ヒンジ部が背
もたれ１の上端部両側に設けられた枢支金具１０に枢支
接続されている。
把手４に接続され、他方の横方向ヒンジ部が背もたれ１
の上端部に接続されている。他方の横方向ヒンジ部が背
もたれ１の上端部両側に設けられた枢支金具１０に枢支
接続されている。
【００１７】また、パンタグラフ３の縦方向ヒンジは、
浴槽の内壁面に設けられた縦溝１４にガイドされて円滑
に動くようになっている。
浴槽の内壁面に設けられた縦溝１４にガイドされて円滑
に動くようになっている。
【００１８】把手４は、浴槽の長手方向に、スライド式
のものであり、反背もたれ１方向に押すと、背もたれ１
が立ち上がり、背もたれ１方向に押すと背もたれ１が短
手方向壁面に向かって傾斜するものである。把手４は、
長い孔１２が、浴槽内面に突設されたボルト１３に遊嵌
されているので、長い孔１２の方向に孔幅だけ動かせる
のである。この際、パンタグラフ３は、倍力効果を奏す
るので、入浴者は、背もたれ１にもたれたままで、背も
たれ１の傾斜を変えることができ、立居振る舞いが容易
にできる。
のものであり、反背もたれ１方向に押すと、背もたれ１
が立ち上がり、背もたれ１方向に押すと背もたれ１が短
手方向壁面に向かって傾斜するものである。把手４は、
長い孔１２が、浴槽内面に突設されたボルト１３に遊嵌
されているので、長い孔１２の方向に孔幅だけ動かせる
のである。この際、パンタグラフ３は、倍力効果を奏す
るので、入浴者は、背もたれ１にもたれたままで、背も
たれ１の傾斜を変えることができ、立居振る舞いが容易
にできる。
【００１９】カバー６は、弾性に富んだＨＩＰＳ製であ
り、上板と側板からなり、凹部５の上面と側面を被覆す
る。このカバー６は、凹部５に突設されたピボット８に
着脱自在に係止されている。上板と側板の端部に設けら
れた切欠部９をピボット８に係止しているので、弾性を
利用して押し開くことにより、ピボット８から取り外こ
とができる。
り、上板と側板からなり、凹部５の上面と側面を被覆す
る。このカバー６は、凹部５に突設されたピボット８に
着脱自在に係止されている。上板と側板の端部に設けら
れた切欠部９をピボット８に係止しているので、弾性を
利用して押し開くことにより、ピボット８から取り外こ
とができる。
【００２０】
【発明の効果】この発明の浴槽装置によれば、入浴者
は、浴槽の内壁面の上部に設けた把手を操作することに
より、背もたれの傾斜を変えることができるので、操作
性が極めて優れているのである。連結手段に倍力効果が
あれば、背もたれしたまま、背もたれの傾斜を変えるこ
とも容易である。
は、浴槽の内壁面の上部に設けた把手を操作することに
より、背もたれの傾斜を変えることができるので、操作
性が極めて優れているのである。連結手段に倍力効果が
あれば、背もたれしたまま、背もたれの傾斜を変えるこ
とも容易である。
【００２１】連結手段としてパンタグラフを用いると倍
力効果があり、一層操作性が良くなる。
力効果があり、一層操作性が良くなる。
【００２２】特に、浴槽の内壁面の上部に凹部を設け、
この凹部にパンタグラフを配置し、この凹部をカバーで
被覆して成るものは、倍力効果が得られると共に、入浴
の邪魔にならず、且つ、安全性が高く、好ましい。
この凹部にパンタグラフを配置し、この凹部をカバーで
被覆して成るものは、倍力効果が得られると共に、入浴
の邪魔にならず、且つ、安全性が高く、好ましい。
【図１】本発明の一実施態様を示す断面図。
【図２】（ａ）は同上の凹部を示す断面図、（ｂ）は同
上のカバーを示す斜視図。
上のカバーを示す斜視図。
【図３】（ａ）は同上の把手を示す断面図、（ｂ）は同
上の把手を示す正面図。
上の把手を示す正面図。
【図４】同上の背もたれを示す正面図。
１ 背もたれ ２ ヒンジ ３ パンタグラフ ４ 把手 ５ 凹部 ６ カバー ８ ピボット ９ 切欠部 １０ 枢支金具 １２ 長い孔 １３ ボルト １４ 縦溝
Claims (3)
- 【請求項１】 背もたれの下端部を浴槽内の底部に枢支
し、この背もたれの上端部を連結手段を介して浴槽内の
上部壁面に配置した把手に接続して成ることを特徴とす
る浴槽装置。 - 【請求項２】 連結手段が浴槽の壁面に配置されたパン
タグラフであることを特徴とする請求項１記載の浴槽装
置。 - 【請求項３】 浴槽の内壁面の上部に凹部を設け、この
凹部にパンタグラフを配置し、この凹部をカバーで被覆
して成ることを特徴とする請求項２記載の浴槽装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15420196A JPH10169A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 浴槽装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15420196A JPH10169A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 浴槽装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10169A true JPH10169A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15579058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15420196A Pending JPH10169A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 浴槽装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10169A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20130006612A (ko) | 2010-02-17 | 2013-01-17 | 가부시키가이샤 니콘 | 반송 장치, 반송 방법, 노광 장치, 및 디바이스 제조 방법 |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP15420196A patent/JPH10169A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20130006612A (ko) | 2010-02-17 | 2013-01-17 | 가부시키가이샤 니콘 | 반송 장치, 반송 방법, 노광 장치, 및 디바이스 제조 방법 |
| KR20180088493A (ko) | 2010-02-17 | 2018-08-03 | 가부시키가이샤 니콘 | 반송 장치, 반송 방법, 노광 장치, 및 디바이스 제조 방법 |
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