JPH10169397A - 資材積載用パレットと台車との位置決め装置 - Google Patents

資材積載用パレットと台車との位置決め装置

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JPH10169397A
JPH10169397A JP8352472A JP35247296A JPH10169397A JP H10169397 A JPH10169397 A JP H10169397A JP 8352472 A JP8352472 A JP 8352472A JP 35247296 A JP35247296 A JP 35247296A JP H10169397 A JPH10169397 A JP H10169397A
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JP
Japan
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pallet
positioning
truck
movable rod
positioning hole
Prior art date
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Application number
JP8352472A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Maeda
俊幸 前田
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Maeda Corp
Original Assignee
Maeda Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ低コストの方法で台車にパレットを
正確に位置決めすることができ、しかも、台車に対する
パレットの積み下ろしも容易な形態とすることができる
技術を提供する。 【解決手段】 資材を積載するためのパレット10と、
そのパレット10を載せて軌道上を走行する台車20と
の位置決め装置であって、台車20の上面の四隅近くに
それぞれ設けられた凸部25と、パレット10の下面側
に設けられ凸部25とはまり合う凹部15と、パレット
に設けられた位置決め孔17と、台車に設けられた可動
ロッド26付のシリンダ27とを備え、その可動ロッド
26は、位置決め孔17に対して出没可能にはまり合う
先端部分26aを有し、その先端部分は先細りに形成さ
れている構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、資材積載用のパレ
ットと台車との位置決め装置に関し、特に、シールドト
ンネル等の地下工事に必要な資材を積載するパレットを
台車に対して正確に位置決めするための技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えばシールド工法を利用してトンネル
工事を行う場合、立坑を施工し、その立坑を利用してト
ンネル工事に必要な各種資材の搬入搬出、特に、多量に
使用するセグメントの地上からの搬入などに利用するよ
うにしている。
【0003】資材の搬入に際しては、資材を地上クレー
ン等で吊り、立坑下部まで吊り下ろして搬入する方法、
あるいはエレベータ式の搬入装置を予め立坑に添わせて
設備しておき、これを利用して立坑下部まで搬入する方
法などが採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の資材搬入方法では、その資材搬入工程において
資材の受け渡し、受け取りのために人力を必要とする課
題があった。そこで、本出願人は、リストアップ式の水
平移動台車と垂直用ウインチ(垂直移動する可動ゲージ
を含む移動機構)との組み合わせで構成すると共に、地
上と立坑中段とに水平移動台車を配置し、立坑中段にお
いて一度横移動した後、立て坑下で待機している坑内自
動搬送台車に自動積み込みを行う、立坑自動搬入装置を
開発した。
【0005】この装置では、資材をパレットに積載し、
そのパレットを台車に載せて移動させる考え方を採用し
ている。したがって、地上の台車から坑内自動搬送台車
に対して資材を受け渡す場合にはパレットごと受け渡す
ことになる。そのため、パレットを台車に対して正確に
位置合わせした状態で載せていない限り、誤動作が発生
し、受け渡しに支障をきたす恐れがある。
【0006】勿論、予め台車にパレットを正確に位置決
めしつつ載せることができる積載装置を設備することも
可能である。しかし、この方法ではそのための大掛かり
な積載装置及び制御系などが必要となるために多大な費
用がかかり、よい解決方法とは言えない。
【0007】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、簡単かつ低コストの方法で台車にパレット
を正確に位置決めすることができ、しかも、台車に対す
るパレットの積み下ろしも容易な形態とすることができ
る技術を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、資材を積載するためのパレットと、そ
のパレットを載せて軌道上を走行する台車との位置決め
装置であって、台車の上面の四隅近くにそれぞれ設けら
れた凸部と、パレットの下面側に設けられ凸部とはまり
合う凹部と、パレットに設けられた位置決め孔と、台車
に設けられた可動ロッド付のシリンダとを備え、その可
動ロッドは、位置決め孔に対して出没可能にはまり合う
先端部分を有し、その先端部分は先細りに形成されてい
る構成とした。ここで、凸部と凹部が互いにはまり合っ
た状態で、パレットが台車に対してその台車の車幅方向
にのみ移動可能な構成とするのが好適である。また、位
置決め孔の軸線と可動ロッドの軸線とが互いに上下に延
びる形態で合致するように設定された構成とすることも
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付の図1〜図5を参照して説明する。図1
はパレットと台車の正面図、図2及び図3はパレットの
平面図及び正面図、図4及び図5はパレットの要部の拡
大平面図及び正面図である。
【0010】これらの図において、パレットは符号10
で示し、台車は符号20で示している。パレット10は
セグメントSの積載用であり、その積載に必要な長さ、
幅を有する平面ほぼ長方形状に形成されている。セグメ
ントは通常円弧状に湾曲する版状であることから、パレ
ット10の中央部分も図1の正面図で示すように一段下
がった段差のある形状となっている。
【0011】台車20は軌道Rに沿って走行する自走式
の搬送台車であり、車体フレーム21と、その車体フレ
ーム21に取り付けた複数の車輪(4輪)22と、リフ
トアップ式の可動テーブル23とを備える。車体フレー
ム21は、台車全体の高さを低く押さえるために、可動
テーブル23の直下のフレーム部分を一段下げて重心位
置も低くしている。
【0012】可動テーブル23は、ここでは特に図示し
ていないが、リンク機構によって車体フレーム21に支
持され、リフトアップ用電動機によって上下移動可能に
構成している。これにより、パレット10を上下動させ
てパレット10の受け渡し及び受け取りを自動的に行う
ことができる。
【0013】可動テーブル23は平面矩形であり、その
上面の四隅近くには、パレット10を位置決めするため
の第1凸部25がそれぞれ設けられ、一方のパレット1
0の下面側には、対応する第1凸部25とそれぞれはま
り合う第1凹部15がそれぞれ設けられている。また、
第1凸部25と第1凹部15が互いにはまり合った状態
で、パレット10が台車20に対してその台車20の車
軸方向にのみ移動可能である。これらの凸部25と凹部
15とによって、台車20に対するパレット10の第1
の位置決め装置を構成している。
【0014】パレット10は、図2ないし図5に明示す
るように、台車20の車幅方向に延在する互いに平行な
メインビーム11と、両メインビーム11を接続する繋
ぎ材12とによって構成することにより軽量化してい
る。メインビーム11はI形鋼により構成され、その両
端近くの下面には、パレット10の受け渡し及び受け取
り時においてそのパレット10を台車以外の箇所へ載せ
る際に利用するための第2凹部16が設けられている。
この第2凹部16は、例えば図1に示してあるような支
持台30上に設けた第2凸部31とはまり合うことがで
きる。
【0015】一方、このパレット10の前記第1凹部1
5と第2凹部16との間には、軸線が上下に向いた位置
決め孔17を設けている。この位置決め孔17はメイン
ビーム11に固定したプレート18に形成していて、平
面矩形の四隅となる位置に合計四カ所設けている。この
位置決め孔17を形成するプレート18を補強するため
に、図5に示すような裏当板19を配設している。13
はセグメント受け、Rは軌道である。
【0016】他方、台車20には、上記の位置決め孔1
7に対して進入及び進退可能な可動ロッド26付のシリ
ンダ27が設けられている。可動ロッド26は位置決め
孔17と協力し合ってパレット10を台車20に対して
位置決めするための第2の位置決め装置を構成してい
る。
【0017】即ち、可動ロッド26の先端部分26aは
先細りに形成されていて、位置決め孔17に対し出没可
能であり、先端部分26a以外の胴部の直径は位置決め
孔17の内径よりも僅かに小さく形成されている。さら
に、位置決め孔17の軸線と可動ロッド26の軸線とが
互いに上下に延びる形態で合致するように設定されてい
る。したがって、位置決め孔17に可動ロッド26がは
まり込んだ状態で、パレット10が台車20に対して正
確に位置決めされるように設定されている。
【0018】本実施の形態によれば、パレット10を台
車20に載せるときに、まず第1の位置決め装置を構成
する第1凸部25と第1凹部15とがはまり合うように
して載せることにより、パレット10を台車20に対し
その車幅方向について仮り位置決めすることができる。
このとき、第1凸部25は車軸方向に延びる山形となっ
ているので、パレット10は台車20の車軸方向に移動
可能である。
【0019】次に、シリンダ27を作動させて可動ロッ
ド26を位置決め孔17に進入させることによりパレッ
ト10を台車20に対して所定の位置に正確に位置決め
することができる。その際、位置決め孔17の軸線と可
動可動ロッド26の軸線とが多少ずれていても、即ち、
パレット10が車軸方向にずれていても、可動ロッド2
6の先端部分26aは先細りになっているので、その可
動ロッド26を位置決め孔17に強制的に進入させるこ
とにより、パレット10を台車20上で車軸方向にスラ
イドさせながら進入させることができる。その結果、パ
レット10を目的とする所定の位置に合致させて位置決
めすることができる。
【0020】なお、実施の形態においては、セグメント
積載用のパレットとの台車の位置決め装置に例をとり説
明したが、他の資材を搬送するためのパレットと台車の
位置決め装置としても適用することができる。また、第
2位置決め装置については少なくと2カ所装備すれば足
りるが、高精度に位置決めする場合には4カ所とするの
が望ましい。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、資材を
積載するためのパレットと、そのパレットを載せて軌道
上を走行する台車との位置決め装置であって、台車の上
面の四隅近くにそれぞれ設けられた凸部と、パレットの
下面側に設けられ凸部とはまり合う凹部と、パレットに
設けられた位置決め孔と、台車に設けられた可動ロッド
付のシリンダとを備え、そのシリンダの可動ロッドは、
位置決め孔に対して出没可能にはまり合う先端部分を有
し、その先端部分は先細りに形成されている構成とした
ので、簡単かつ低コストの方法で台車にパレットを正確
に位置決めすることができ、しかも、台車に対するパレ
ットの積み下ろしも容易な形態とすることができる。
【0022】また、凸部と凹部が互いにはまり合った状
態で、パレットが台車に対してその台車の車軸方向にの
み移動可能な構成とすることによって、特にパレットを
台車に載せる初期の段階では比較的ラフ状態で載せるこ
とができるので、高精度な積載装置や制御系等も不要に
することができる。
【0023】さらに、位置決め孔の軸線と可動ロッドの
軸線とが互いに上下に延びる形態で合致するように設定
した構成とすることによって、位置決めの第2段階でパ
レットを台車に正確に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示すパレットと台車の
正面図である。
【図2】 本発明の実施の形態を示すパレットの平面図
である。
【図3】 本発明の実施の形態を示すパレットの正面図
図である。
【図4】 本発明の実施の形態を示すパレットの部分拡
大平面図である。
【図5】 本発明の実施の形態を示すパレットの部分拡
大正面図である。
【符号の説明】
10 パレット 11 メインビーム 12 繋ぎ材 13 セグメント受け 15 第1凹部 16 第2凹部 17 位置決め孔 18 プレート 19 裏当て板 20 台車 21 車体フレーム 22 車輪 23 可動テーブル 25 第1凸部 26 可動ロッド 26a 先端部分 27 シリンダ 30 支持台 31 第2凸部 R 軌道

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 資材を積載するためのパレットと、その
    パレットを載せて軌道上を走行する台車との位置決め装
    置であって、前記台車の上面の四隅近くにそれぞれ設け
    られた凸部と、前記パレットの下面側に設けられ前記凸
    部とはまり合う凹部と、前記パレットに設けられた位置
    決め孔と、前記台車に設けられた可動ロッド付のシリン
    ダとを備え、その可動ロッドは、前記位置決め孔に対し
    て出没可能にはまり合う先端部分を有し、その先端部分
    は先細りに形成されていることを特徴とする資材積載用
    パレットと台車との位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記凸部と凹部が互いにはまり合った状
    態で、前記パレットが前記台車に対してその台車の車軸
    方向にのみ移動可能である、請求項1に記載の資材積載
    用パレットと台車との位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記位置決め孔の軸線と前記可動ロッド
    の軸線とが互いに上下に延在する形態で合致するように
    設定されていることを特徴とする、請求項1あるいは2
    に記載の資材積載用パレットと台車との位置決め装置。
JP8352472A 1996-12-13 1996-12-13 資材積載用パレットと台車との位置決め装置 Pending JPH10169397A (ja)

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JP8352472A JPH10169397A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 資材積載用パレットと台車との位置決め装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107355241A (zh) * 2017-08-15 2017-11-17 中国路桥工程有限责任公司 新型定位铺设防水板隧道台车
CN113027468A (zh) * 2021-04-07 2021-06-25 中交一公局集团有限公司 一种隧道小变大加固结构及施工方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107355241A (zh) * 2017-08-15 2017-11-17 中国路桥工程有限责任公司 新型定位铺设防水板隧道台车
CN107355241B (zh) * 2017-08-15 2023-06-30 中国路桥工程有限责任公司 一种定位铺设防水板隧道台车
CN113027468A (zh) * 2021-04-07 2021-06-25 中交一公局集团有限公司 一种隧道小变大加固结构及施工方法

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