JPH06247204A - 牽引トレーラ付きコンテナパレットローダ - Google Patents
牽引トレーラ付きコンテナパレットローダInfo
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- JPH06247204A JPH06247204A JP3710393A JP3710393A JPH06247204A JP H06247204 A JPH06247204 A JP H06247204A JP 3710393 A JP3710393 A JP 3710393A JP 3710393 A JP3710393 A JP 3710393A JP H06247204 A JPH06247204 A JP H06247204A
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Abstract
を、搬送にトラックベースの貨物搬送車を利用すること
ができる構成にすることにより、航空貨物の地上搬送の
高速化を図る。 【構成】 フロントプラットフォーム3およびリヤプラ
ットフォーム4の上面を、航空機の貨物搬送路面の高さ
に合わせ、プラットフォーム22の上面をトラック型搬
送車の地上高さに合わせる。航空機から貨物を搬出する
場合は、貨物をフロントプラットフォーム3を経てリヤ
プラットフォーム4に移載し、リヤプラットフォーム4
をプラットフォーム22の高さまで下降させる。プラッ
トフォーム22上で、貨物の幅の広い方をトラック型搬
送車の縦方向とすべく貨物を方向転換させ、トラック型
搬送車に移載する。
Description
入する場合や航空機から貨物等を搬出する場合に用いら
れる牽引トレーラ付きコンテナパレットローダに関す
る。
航空機からの貨物等の搬出作業においては、牽引トレー
ラ付きコンテナパレットローダ(荷役作業車両)が使用
されている。
レットローダを用いた従来の航空貨物の搬送方式を示
す。この図において、31はトレーラ32が連結された
コンテナパレットローダ本体であり、走行台車上に昇降
自在なプラットフォームを設け、該プラットフォームの
上面を航空機30の貨物室の床面と同一高さとした状態
で、プラットフォーム上の貨物等が航空機30の貨物室
へ出し入れされるようになっている。これらの貨物等
は、貨物ヤード33においてコンテナパレット台車35
に搭載されて牽引車34により牽引され、トレーラ32
に移載されて、コンテナパレットローダ本体31から貨
物室へ搬入される。ここで、コンテナパレットローダ本
体31のプラットフォームは、トレーラ32から貨物等
が移載される時は、トレーラ32の高さまで下降するよ
うになっており、貨物等が搭載されると、貨物室の床面
と略同一高さに上昇するようになっている。一方、貨物
等が貨物室から搬出される場合は、貨物等は、コンテナ
パレットローダ本体31からトレーラ32を経て、コン
テナパレット台車35に搭載され、貨物ヤード33へ運
ばれる。
機の乗入れ増加に伴い空港の拡張計画が進められてお
り、それと共に貨物等の地上搬送距離が延長され、搬送
の高速化が求められている。しかしながら、上述した従
来の航空貨物の搬送方式においては、貨物等を搭載して
走行する台車は牽引式のため、走行スピードが遅く、更
に、勾配路の走行が不可能である。このような問題を解
決するために、牽引車によって牽引される台車の代わり
に、トラックベースの貨物搬送車であるトラック型搬送
車を使用することが考えられる。しかし、トラック型搬
送車の荷台の地上高さは1.2m〜1.5mであるのに
対し、従来のトレーラの地上高さは、従来の台車と同じ
約0.5mしかなく、貨物等の移載が不可能であるとい
う問題があった。
たもので、搬送にトラックベースの貨物搬送車を利用す
ることが可能となり、航空貨物の地上搬送の高速化を図
ることができる牽引トレーラ付きコンテナパレットロー
ダを提供することを目的とする。
ーラ付きコンテナパレットローダは、走行台車上に昇降
自在なプラットフォームが設けられ、前記プラットフォ
ームの前端部が航空機の貨物搬送路と対向することによ
り、前記プラットフォームの上面に前記貨物搬送路が形
成されるコンテナパレットローダと、前記コンテナパレ
ットローダの前記走行台車の後端部に連結された牽引ト
レーラとからなる牽引トレーラ付きコンテナパレットロ
ーダにおいて、前記牽引トレーラは、台車上に設けられ
た昇降自在なトレーラプラットフォームと、前記トレー
ラプラットフォームを昇降させる昇降手段と、前記トレ
ーラプラットフォームの上面に設けられ、前記貨物搬送
路と同一の方向に搬送路を形成して貨物を移送する前後
方向移送手段と、前記貨物搬送路上に位置する前記貨物
を、前記貨物搬送路に対し直角方向に方向転換させる方
向転換手段とを備えたことを特徴としている。
際は、プラットフォームを上昇させ、該プラットフォー
ムに貨物を移載してトレーラプラットフォームの高さに
下降させる。そして、貨物をトレーラプラットフォーム
上に移載し、方向転換手段により、貨物の幅の広い方が
貨物搬送車の縦方向と一致するよう方向転換させる。そ
の後、前後方向移送手段を作動することにより、トレー
ラに横付けした貨物搬送車に貨物を移載する。航空機に
貨物を搬入する際は、この逆の手順にて行う。
について説明する。図1はこの発明の一実施例による牽
引トレーラ付きコンテナパレットローダの構成を示す側
面図である。この図において、1はコンテナパレットロ
ーダ本体であり、車体2と、車体2上に設けられたフロ
ントプラットフォーム3およびリヤプラットフォーム4
からなる。5,6は昇降用油圧シリンダ7によって屈伸
作動するシザースリンクであり、フロントプラットフォ
ーム3およびリヤプラットフォーム4を各々車体2と連
結し、各々別個に昇降操作可能としている。また、フロ
ントプラットフォーム3およびリヤプラットフォーム4
の各上面両側部には、各々手摺8,9が設けられてい
る。更に、車体2の側面およびフロントプラットフォー
ム3の手摺8の横の出入口3aの下方には、作業者昇降
用の第1のハシゴ10および第2のハシゴ11が設けら
れておる。この第1のハシゴ10は車体2に取付固定さ
れおり、第2のハシゴ11は、フロントプラットフォー
ム3が最下降位置に収納された時、路面と所定の間隔を
保つような長さに形成されている。
1に連結された、トレーラである。トレーラ20は、台
車21と、シザースリンク23によって台車21に連結
されたプラットフォーム22とからなる。このプラット
フォーム22は、昇降用油圧シリンダによって、地上高
さ0.5m〜1.5mの任意の高さに昇降自在となって
いる。
ラ付きコンテナパレットローダの平面図を示す。この図
に示すように、フロントプラットフォーム3およびリヤ
プラットフォーム4の上面には、ドライブタイヤ12,
12,…およびコロ13,13,…が前後方向に並んで
配設されており、これらにより貨物等を矢印X−X’方
向に搬送する貨物搬送路が構成されている。また、この
搬送路の両側には、貨物落下防止用のガイドレール1
4,14,…が搬送路と平行に配設されている。このガ
イドレール14,14,…は、各々下端に複数本の図示
しない固定ピンを備えており、フロントプラットフォー
ム3およびリヤプラットフォーム4の上面に配設された
図示しないソケットに差し込むことによって、着脱可能
に固定されている。そして、フロントプラットフォーム
3およびリヤプラットフォーム4上には、このようなソ
ケットが搬送路に沿って複数列に配設されており、これ
ら複数のソケットの列のうち何れかを選択してガイドレ
ール14,14,…を差し替えることにより、搬送路幅
を変更することができるようになっている。また、フロ
ントプラットフォーム3上の搬送路の側方には、長方形
の操縦席台15が設けられており、この操縦席台15は
図示しない油圧駆動機構によって搬送路の幅方向に移動
されるようになっている。
2上には、リヤプラットフォーム3のドライブタイヤ1
2,12,…の延長線上にドライブタイヤ25,25,
…が配設されており、貨物等を矢印X−X’方向に移送
する。ドライブタイヤ25,25,…は、図示しない油
圧シリンダにより上下動可能となっている。26はトレ
ーラ20の中心部に設けられている回転支持台であり、
油圧シリンダ(図示せず)により上下動可能であって、
貨物等の底面中央に密着するようになっている。27
a,27bはドライブローラであり、矢印Y−Y’方向
に回転駆動することにより、プラットフォーム22上に
載せられた貨物等の位置合わせを行う。また、ドライブ
ローラ27a,27bは、図示しない油圧シリンダによ
り上下動可能となっており、貨物等の底面に接触し、互
いに反対方向に回転することにより貨物等を90゜方向
転換させる。28はボールマットであり、多数のボール
(自由回転球)29,29,…が全方向回動可能に埋め
込まれており、プラットフォーム22上の貨物等の移動
を円滑にする。
ットローダの動作について説明する。航空機への貨物等
の搬入および搬出を行う際、まず、この牽引トレーラ付
きコンテナパレットローダを航空機に横付けし、フロン
トプラットフォーム3およびリヤプラットフォーム4を
上昇させ、その上面と航空機内の貨物搬送路面の高さを
合わせる。また、トレーラ20のプラットフォーム22
を、トレーラ20に横付けされるトラック型搬送車の荷
台の地上高さに合わせて1.5m程度に上昇させる。そ
して、フロントプラットフォーム3およびリヤプラット
フォーム4上のドライブタイヤ12,12,…を作動す
る。
きコンテナパレットローダによる搬送方法について説明
する。ここでは、航空機30の貨物室からトラック型搬
送車40へ貨物Pを搬出する場合を示す。この貨物P
は、幅の広い方を縦方向とすると、航空機30内におい
ては、横向き、すなわち横方向が矢印Y方向と一致する
ように搭載されている。まず、航空機30内から、貨物
Pを、航空機30内に搭載されている向きのままフロン
トプラットフォーム3上に搭載し、矢印X方向に移送し
てリヤプラットフォーム4上に載せる。そして、リヤプ
ラットフォーム4をトレーラ20のプラットフォーム2
2の上面と等しい高さに下降し、ドライブタイヤ25,
25,…を作動して、貨物Pをトレーラ20のプラット
フォーム22上に移載する。
イブタイヤ25,25,を一旦停止させ、貨物Pの位置
がずれている場合は、図2に示すドライブローラ27
a,27bを矢印Y方向(もしくは矢印Y’方向)に回
転駆動して、貨物Pの位置合わせを行う。その後、回転
支持台26を上昇させて貨物Pの中心に密着させる。ま
た、ドライブローラ27a,27bを上昇させ、貨物P
に接触させて、各々反対方向、すなわち一方は矢印Y方
向、他方は矢印Y’方向に回転させる。それにより、貨
物Pを矢印Q方向(もしくはその逆方向)に90゜回転
させる。そして、回転支持台26およびドライブローラ
27a,27bを下降させ、貨物Pをドライブタイヤ2
5,25,…上に載せてドライブタイヤ25,25,…
を回転駆動し、矢印X方向に移送することによりトラッ
ク型搬送車40上に搭載する。また、トラック型搬送車
40を図3に示す位置に横付けすることができず、トレ
ーラ20の横方向に横付けした場合、ドライブタイヤ2
5,25,…および回転支持台26を下降させ、ドライ
ブローラ27a,27bを上昇させて回転駆動すること
により、貨物Pを矢印Y方向(もしくはY’方向)に移
送し、トラック型搬送車40の荷台へ移載する。一方、
貨物Pをトラック型搬送車40から航空機30内に搬入
する場合は、上述の方法と逆の手順によって行う。
の幅の広い方をトラック型搬送車40の縦方向とすべく
方向転換するので、トラック型搬送車40の全幅の寸法
を広げることなく、一般のトラックの寸法で貨物を搭載
することが可能となる。また、トレーラ20上におい
て、回転支持台26を油圧シリンダにより貨物Pに密着
させるので、貨物Pがずれることなく方向転換させるこ
とができる。
ば、トレーラのトレーラプラットフォームを昇降自在と
し、トラックの地上高さと同じ高さに上昇させることを
可能としたので、トラックベースの貨物搬送車を利用し
て搬送を行うことができる。そのため、航空貨物の地上
搬送における高速化および安全性の向上を実現させるこ
とができるという効果がある。また、航空機から搬出さ
れる貨物を、幅の広い方を貨物搬送車の縦方向とすべく
方向転換させるので、一般のトラックの寸法であるトラ
ックベースの貨物搬送車を使用することができ、安全性
および操作性が向上するという効果がある。
ンテナパレットローダの構成を示す側面図である。
ットローダの構成を示す正面図である。
ットローダの使用例を示す図である。
ム) 4 リヤプラットフォーム(プラットフォーム) 20 トレーラ 22 プラットフォーム(トレーラプラットフォー
ム) 23 シザースリンク(昇降手段) 25 ドライブタイヤ(前後方向移送手段) 26 回転支持台 27a,27b ドライブローラ(方向転換手段) 28 ボールマット
Claims (1)
- 【請求項1】 走行台車上に昇降自在なプラットフォー
ムが設けられ、前記プラットフォームの前端部が航空機
の貨物搬送路と対向することにより、前記プラットフォ
ームの上面に前記貨物搬送路が形成されるコンテナパレ
ットローダと、前記コンテナパレットローダの前記走行
台車の後端部に連結された牽引トレーラとからなる牽引
トレーラ付きコンテナパレットローダにおいて、 前記牽引トレーラは、 台車上に設けられた昇降自在なトレーラプラットフォー
ムと、 前記トレーラプラットフォームを昇降させる昇降手段
と、 前記トレーラプラットフォームの上面に設けられ、前記
貨物搬送路と同一の方向に搬送路を形成して貨物を移送
する前後方向移送手段と、 前記貨物搬送路上に位置する前記貨物を、前記貨物搬送
路に対し直角方向に方向転換させる方向転換手段とを備
えたことを特徴とする牽引トレーラ付きコンテナパレッ
トローダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03710393A JP3214130B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 牽引トレーラ付きコンテナパレットローダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
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ID=12488259
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP03710393A Expired - Lifetime JP3214130B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 牽引トレーラ付きコンテナパレットローダ |
Country Status (1)
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