JPH10169170A - 二重床用床板 - Google Patents

二重床用床板

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Publication number
JPH10169170A
JPH10169170A JP35206996A JP35206996A JPH10169170A JP H10169170 A JPH10169170 A JP H10169170A JP 35206996 A JP35206996 A JP 35206996A JP 35206996 A JP35206996 A JP 35206996A JP H10169170 A JPH10169170 A JP H10169170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
plate
sheet
base
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP35206996A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Yamamoto
山本  清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OYO KIKAKU KK
Free Kogyo KK
Oyo Kikaku KK
Original Assignee
OYO KIKAKU KK
Free Kogyo KK
Oyo Kikaku KK
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Publication date
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Publication of JPH10169170A publication Critical patent/JPH10169170A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線溝付きの二重床を形成する場合、床板本
体と、床板間に架設する蓋の双方が鋼板で形成される
と、鋼板と鋼板が互いに当たって騒音を出す。この騒音
を防ぐことを目的とする。 【構成】 いずれも鋼板で形成された支持台の上に表面
板を重ねて床板を形成する時に、両者間に緩衝性シート
状物を挟み込む。緩衝性シート状物を表面板から突出す
る支持台の上に延長させておき、支持台の上のシート状
物の上に蓋板を載荷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重床用の床板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、溝配線路付きの二重床が多用され
るようになった。二重床の床板の周囲が一段下がって載
架縁が形成され、床板を所定の間隔をおいて設置し、隣
接する床板の載架縁間に蓋板を着脱可能なように載架し
て、全面を同一レベルとし、蓋板の下を配線路とする方
法が用いられるようになった。
【0003】このような場合、蓋板としては、撓みを少
なくするために強度が要求される関係で、一般には鋼板
がもちいられている。しかし、鋼板が載架縁に直接載せ
られると、少しの不陸であっても、鋼板の蓋と載架縁と
が触れ合ってカタカタと音を出してしまう。これを防ぐ
ために、載架縁にクッションテープを貼りつけたり、鋼
板に樹脂コートをしたりしているが、手間が掛かるので
コストが高くなって仕舞う欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような鋼板と、剛
体からなる載架縁との触れ合い音を、低コストで解決す
ることが本発明の課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】支持台の上に剛性薄板か
らなる表面板を重て床板を形成する時に、表面板の略全
周囲に、支持台の周囲を突出されて載架縁を形成する。
表面板と支持台の間に、緩衝シート状物を挟持させると
同時に、その緩衝シート状物の周囲の延長部分で、載架
縁の上面をも覆うものである。
【0006】
【作用】巾の狭い載架縁に緩衝シートを貼ろうとする
と、手間が掛かる上に、貼ったシートが剥がれ易い。大
きな緩衝シートを表面板と支持台の間に挟持させて付設
し、その縁を表面板からはみ出させて載架縁をカバーさ
せると、作業性が良い上に剥がれ難い。同時に表面板と
支持台の間の緩衝にも役立つことができる。
【0007】
【実施例1】図1に示すのは、厚さ2ミリメートルの亜
鉛メッキ鋼板からなる略八角形の表面板1で、一辺40
センチメートルの正方形の平板の隅を切り落とした形状
である。
【0008】図2に示すのは、厚さ1.2ミリメートル
の亜鉛メッキ鋼板からなり、周囲並びに中央部を下方に
屈折して支持脚21を付設した支持台2である。支持脚
の下端は外側に略直角に屈折されて、短い接地部22を
形成している。上面23の形状も略八角形で、表面板よ
り一周り大きく形成してある。
【0009】図3に示すように、支持台2の上面23の
上に表面板1を重ねて、両者をところどころで、かしめ
るとか溶接などの方法で接合して床板3を形成する。接
合する際に支持台全面とと略同一の大きさの緩衝性シー
ト状物4を両者の間に挟みこむ。緩衝性シート状物4は
表面板からはみ出した支持台の縁24部分の略全面を覆
うことになる。
【0010】通常、緩衝性シート状物としては、軟質プ
ラスチックシートないしゴムなどの柔らかいシートが一
般的である、長期使用に耐えるように、耐候性の良い材
料を選ぶことが望ましい。ムクのシートの他、発泡シー
ト、孔明きシート、小凹凸を有するシートなどでを用い
ることも可能である。
【0011】図4に示すように、床板3と床板3を10
センチメートルの間隔をおいて、床面5に設置し、支持
台2の縁24同士の間に表面板と同じ厚さの蓋板6を架
設し、全体を平らに仕上げる。支持台2と蓋板6の間に
は、緩衝性シート状物4が挟み込まれ、鋼製の板同士の
間の音を防ぐと共に、当たりを柔らかくしている。
【0012】四枚の床板3の隅部に囲まれた、略八角形
の空間も、空間に合致する形状の蓋板を架設して、全体
を平らに仕上げる。この場合も、蓋板と支持台の縁との
間には、緩衝性シート状物を付設しておくのがよい。
【0013】蓋板6の下の空間が配線溝7として使用さ
れる。蓋板の着脱により、配線溝への電線等の収納作業
が可能となる。
【0014】実施例では支持台を鋼板で形成した例を示
したが、充分の耐圧強度と剛性があれば、鋼製に限定さ
れることはない。表面板も一枚の鋼板で形成した例を示
したが、二以上の複合体で構成することも可能である。
床板の平面形状を八角形の例を示したが、その形状も長
方形などであってもよい。
【0015】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ので、次のような効果が期待できる。1 支持台の縁全
体に緩衝性のテープとか緩衝性の物体を塗り付けたりす
るのは非常に手間が掛り、乾く迄待つとか、時間の無駄
も多い。シート状物を挟み込む場合は、一枚のシートを
取り扱うだけであるから、作業数が非常に少なくて済
み、作業が簡単である。2 支持台と表面板の間に全体
に緩衝性シートが挟みこまれるので、表面板に当音も、
消されるので、消音効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図 1】 表面板の一例を示す平面図である。
【図 2】 支持台の一例を示す平面図である。
【図 3】 緩衝性シート状物付きの床板の一例を示す
平面図である。
【図 4】 蓋板を架設した部分側断面図である。
【符号の説明】
1 表面板 2 支持台 3 床板 4 緩衝性シート状物 5 床面 6 蓋板 7 配線溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一ないし二以上の支持台と、その上面
    に付設された、剛性薄板からなる表面板とからなり、上
    記表面板の略全周囲に、支持台の上面が所定巾で突出さ
    れて載架縁を形成してなる、二重床用床板に於いて、 表面板と支持台の間に、緩衝シート状物を介在せしめる
    と共に、上記緩衝シート状物が、表面板の周囲に突出し
    た載架縁の上面をも覆ったことを特徴とした、二重床用
    床板。
JP35206996A 1996-12-11 1996-12-11 二重床用床板 Pending JPH10169170A (ja)

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JP35206996A JPH10169170A (ja) 1996-12-11 1996-12-11 二重床用床板

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JP35206996A JPH10169170A (ja) 1996-12-11 1996-12-11 二重床用床板

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JPH10169170A true JPH10169170A (ja) 1998-06-23

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