JP2508730Y2 - 床構造 - Google Patents

床構造

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JP2508730Y2
JP2508730Y2 JP1990029111U JP2911190U JP2508730Y2 JP 2508730 Y2 JP2508730 Y2 JP 2508730Y2 JP 1990029111 U JP1990029111 U JP 1990029111U JP 2911190 U JP2911190 U JP 2911190U JP 2508730 Y2 JP2508730 Y2 JP 2508730Y2
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foamed resin
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信一 金田
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Kokuyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、コンクリートなどから成る床盤と、その面上
に配設される床部材との間に通信ケーブルなどが配線で
きるように構成した床構造に関する。
従来の技術 従来、コンクリートなどから成る床盤と、その面上に
配設される床部材との間に、通信ケーブルなどが配線で
きるように、配線用空隙部を形成し、かつ、床部材の面
上に、他の床部材に跨がってカーペットなどの表装板を
接着剤により接着して成る床構造は公知であり、床部材
としては、床板の下面4隅位置に或いは床板の一辺に平
行するように複数の脚片を垂設して成るもの、若しくは
床盤上に立設した高さ調整可能な4本の脚柱の上部に設
けた受板に跨がって、接合する床板のコーナ部を夫々載
置して成るものなどがあり、また素材として、合成樹脂
から成るもの或いは鋼板から成るものなどが存在する。
考案が解決しようとする課題 ところで、例えばOA機器を配置替えする場合、或いは
新規なOA機器を増設する場合、これに伴ってケーブルの
配線態様も変更する必要があり、この場合、通信ケーブ
ルの配線に沿って床部材を床盤上から部分的に取り除く
必要があるが、従来の床構造によれば、床部材の面上に
表装板を接着剤により接着して成るので、床部材を床盤
上から取り除く際に、床部材から表装板を無理に剥離す
るか或いは表装板を部分的に切断しなければならないと
いう不都合があった。
そこで本願は、上記した従来の不都合を解消すること
を目的としたものである。
課題を解決するための手段 本願は上記した目的を達成するために、床盤上に、上
面が平滑な床部材を配設して、それらの間に通信ケーブ
ルなどの配線用空隙部を形成し、かつ、床部材の面上
に、平滑面に対し押圧作用により吸着性を有する無数の
独立気泡体と連続気泡体とを混在して成る柔軟な発泡樹
脂層を裏面に設けたカーペットなどの表装板を吸着して
敷設せしめたことを特徴とするものであり、また床盤上
に、床部材を配設して、これらの間に通信ケーブルなど
の配線用空隙部を形成し、かつ、床部材の上面に、無数
の独立気泡体と連続気泡体とを混在して成ると共に平滑
面に対して押圧作用により吸着性を有する柔軟な発泡樹
脂層を設け、かつ、カーペットなどの表装板の裏面に、
樹脂層により平滑面を形成し、この平滑面を、前記発泡
樹脂層に吸着して、前記床部材の面上に、表装板を敷設
せしめたことを特徴とするものであり、上記において、
発泡樹脂層或いは平滑面を形成する樹脂層を敷設する全
面にわたって設ける場合と、所要位置に部分的に設ける
場合とがある。
作用 しかして、従来と同様に、床盤上に床部材を配設し、
かつ、通信ケーブルを配線したのち、その床部材の面上
に表装板を敷設すると共に、発泡樹脂層を平滑面である
床部材の上面乃至は表装板の裏面に形成した樹脂層に押
し当てる。
すると、発泡樹脂層が床部材の上面乃至は樹脂層に吸
着して、表装板は床部材の面上に固定される。
そして、床部材と床盤との間に配設された通信ケーブ
ルの配線態様を変更しようとするときは、床部材から表
装板を剥離して、所要部分の床部材を露出し、かつ、そ
の部分の床部材を床盤上より取り除いて配線態様を変更
したのち、床部材を床盤上に戻して、その上面に表装板
を再び吸着させるものである。
実施例 以下図面にもとづいて本願の実施例を詳述すると、
(1)は例えば一辺が500mmの床板(1)aの下面に、
その一辺と平行する複数の脚片(1)bを垂設して成る
床部材を示しており、この床部材(1)を、コンクリー
トから成る床盤(2)に密集状に配設し、この床盤
(2)と前記床部材(1)との間に形成された空隙部
(3)に、通信ケーブル(4)が配設される。(5)は
床盤(2)上に配設された床部材(1)の上面に敷設す
るカーペットなどから成る表装板で、その裏面に、全体
的に或いは部分的に、無数の独立気泡体と連続気泡体と
が混在し、かつ、柔軟で平滑面に対して吸着性を有する
発泡樹脂層(6)が、塗布手段により或いは発泡樹脂シ
ートを接着するなどして設けてある。
しかして、このように構成された表装板(5)を、床
盤(2)上に配設した床部材(1)の面上に敷設し、か
つ、これを押圧する。
すると、合成樹脂乃至鋼板から成る床部材(1)の床
板(1)aの表面が平滑面であることにより、発泡樹脂
層(6)が床板(1)aの表面に吸着して、表装板
(5)は床部材(1)の面上に固定される。
この状態において、通信ケーブル(4)の配線態様を
変更しようとするときは、床部材(1)の表面より表装
板(5)を剥離して床部材(1)を露出し、かつ、床部
材(1)を床盤(2)上から取り除いて通信ケーブル
(4)の配線を変更したのち、床部材(1)を床盤
(2)に戻して、再び表装板(5)を床部材(1)の面
上の押し当てるものである。
上記実施例は、表装板(5)の裏面に発泡樹脂層
(6)を設けた場合を示したが、第3図で示すように、
床部材(1)の床板(1)aに表面に全体的に或いは部
分的に発泡樹脂層(6)を設け、これと対向する表装板
(5)の裏面には、樹脂液をコートするか、或いは樹脂
シートを接着するなどして平滑な樹脂層(7)を設け
て、この樹脂層(7)と、発泡樹脂層(6)とを吸着さ
せた場合の他の実施例を示している。
考案の効果 以上のように、本願によれば、従来のように表装板を
切断したり或いは損傷を与えることなく、床部材から容
易に剥離することができるので、通信ケーブルを配線す
る際に極めて便利であると共に、模様替えなどのため
に、表装板全体を変換する場合にも便利であるという利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は総体正面
図、第2図は部分拡大縦断面図、第3図は他の実施例に
おける部分拡大縦断面図である。 図中、(1)は床部材、(1)aは床板、、(1)bは
脚片、(2)は床盤、(3)は空隙部、(4)は通信ケ
ーブル、(5)は表装板、(6)は発泡樹脂層である。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床盤上に、上面が平滑な床部材を配設し
    て、それらの間に通信ケーブルなどの配線用空隙部を形
    成し、かつ、床部材の面上に、平滑面に対し押圧作用に
    より吸着性を有する無数の独立気泡体と連続気泡体とを
    混在して成る柔軟な発泡樹脂層を裏面に設けたカーペッ
    トなどの表装板を吸着して敷設せしめたことを特徴とす
    る床構造。
  2. 【請求項2】発泡樹脂層を、表装板裏面の全体的に或い
    は部分的に設けて成る請求項1記載の床構造。
  3. 【請求項3】床盤上に、床部材を配設して、これらの間
    に通信ケーブルなどの配線用空隙部を形成し、かつ、床
    部材の上面に、無数の独立気泡体と連続気泡体とを混在
    して成ると共に平滑面に対して押圧作用により吸着性を
    有する柔軟な発泡樹脂層を設け、かつ、カーペットなど
    の表装板の裏面に、樹脂層により平滑面を形成し、この
    平滑面を、前記発泡樹脂層に吸着して、前記床部材の面
    上に、表装板を敷設せしめたことを特徴とする床構造。
  4. 【請求項4】発泡樹脂層を、床部材上面に全体的に或い
    は部分的に設け、かつ、樹脂層を表装板裏面の全体的に
    或いは部分的に設けて成る請求項3記載の床構造。
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JPH03120734U JPH03120734U (ja) 1991-12-11
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JPS5171020U (ja) * 1974-11-30 1976-06-04
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JPH0654056B2 (ja) * 1988-01-19 1994-07-20 東リ株式会社 床仕上げ構造及び床仕上げ方法並びに床材

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