JPH10169106A - 2重構造の屋根構造 - Google Patents

2重構造の屋根構造

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JPH10169106A
JPH10169106A JP32947296A JP32947296A JPH10169106A JP H10169106 A JPH10169106 A JP H10169106A JP 32947296 A JP32947296 A JP 32947296A JP 32947296 A JP32947296 A JP 32947296A JP H10169106 A JPH10169106 A JP H10169106A
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flat
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rising
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Senichi Sunatsuka
仙一 砂塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の低減化。施工工事の簡便化。 【解決手段】 屋根下地構造体1に取付金具2、200
を固定し、取付金具2、200に折板屋根材3、300
を固定し、折板屋根材3、300に吊り子4、400を
固定し、吊り子4、400の立上がり部(結合部43、
巻はぜ部401)と、隣り合う平板屋根材3、300の
第1立上がり部(メス嵌合はぜ部52、巻はぜ部50
1)と、第2立上がり部(オス嵌合はぜ部55、巻はぜ
部502)と、を固定し、折板屋根材3、300の山部
と平板屋根材5、500の底部50との間にバックアッ
プ材6を介装する。この結果、従来の2重構造の屋根構
造と比較して、第2取付金具が不要となり、その分部品
点数が少なくなり、また施工工事が簡便となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内側の既設の折板
屋根材に外側の新設の平板屋根材を葺き上げたり、又は
内側の新設の折板屋根材に外側の新設の平板屋根材を葺
き上げたりしてなる2重構造の屋根構造に係り、特に部
品点数が少なく、また施工工事が簡便である2重構造の
屋根構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の2重構造の屋根構造は、
一般に、屋根下地構造体に固定した第1取付金具と、そ
の第1取付金具に取り付けた第1折板屋根材と、その第
1折板屋根材に固定した第2取付金具及び吊り子と、そ
の第2取付金具及び吊り子に取り付けた第2折板屋根材
とからなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の2重構造の屋根構造は、第1折板屋根材に第2取付金
具及び吊り子を固定し、その第2取付金具及び吊り子に
第2折板屋根材を取り付けてなるものである。すなわ
ち、第2折板屋根材は第2取付金具及び吊り子により保
持固定されている。このために、第1折板屋根材に第2
取付金具と吊り子とをそれぞれ固定する必要があるの
で、その分部品点数が多く、また施工工事が煩雑である
等の問題がある。
【0004】本発明の目的とするところは、部品点数が
少なく、また施工工事が簡便である2重構造の屋根構造
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題を
解決するために、屋根下地構造体に固定した取付金具
と、山部と谷部と傾斜側部とを有し、前記取付金具に取
り付けられた折板屋根材と、固定部と立上がり部とを有
し、前記固定部が前記折板屋根材に固定された吊り子
と、底部と、前記底部の一側部が立ち上げて形成された
第1立上がり部と、前記底部の他側部が立ち上げて形成
された第2立上がり部とを有し、隣り合う前記第1立上
がり部と前記第2立上がり部とが前記吊り子の立上がり
部に固定することにより、前記吊り子を介して前記折板
屋根材に固定された平板屋根材と、前記折板屋根材の山
部と前記平板屋根材の底部との間に介装されたバックア
ップ材と、を備えたことを特徴とする。
【0006】この結果、本発明の2重構造の屋根構造
は、平板屋根材の底部がバックアップ材を介して折板屋
根材の山部に保持され、かつ隣り合う平板屋根材の第1
立上がり部と第2立上がり部とが吊り子の立上がり部に
固定されているので、従来の2重構造の屋根構造と比較
して、第2取付金具が不要となり、その分部品点数が少
なくなり、また施工工事が簡便となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の2重構造の屋根構
造の一実施の形態を添付図面を参照して説明する。な
お、図面の読解上ハッチングを省略してある部分があ
る。また、図2において、二点鎖線から左右両側の部分
は図1におけるIIA−IIA線断面図、中央部分は図
1におけるIIB−IIB線断面ずである。
【0008】図1及び図2において、1は屋根下地構造
体である。この屋根下地構造体1は、例えば、適宜間隔
(例えば約3m程度)をおいて設けた建造物のH鋼など
のはりからなり、または建造物の屋上のコンクリートス
ラブと、その上に敷設したアスファルトフェルトや断熱
材などの下葺とからなる。
【0009】図1及び図2及び図3において、2は第1
取付金具としてのタイトフレームである。このタイトフ
レーム2は、長方形形状の鋼板を折り曲げてなるもの
で、天板部20と、その天板部20の両端部がそれぞれ
斜下方に末広に折り曲げて形成された側板部21と、そ
の両側板部21の端部がそれぞれ外側に水平に折り曲げ
て形成された底板部22とからなる。このタイトフレー
ム2の底板部22を前記屋根下地構造体1に溶接等によ
り固定する。なお、この例のタイトフレーム2は、連続
山形状であるが、1山のものであっても良い。
【0010】図1及び図2及び図4において、3は折板
屋根材である。この例の折板屋根材3は、屋根下地構造
体1への固定手段がボルト式のものである。この折板屋
根材3は、薄鋼板を折り曲げてなるものであり、底板部
30と、その底板部30の両端部がそれぞれ斜上方に外
側に広げて折り曲げて成形された側板部31及び32
と、その一方(左側)の側板部31の端部が外側に水平
に折り曲げて形成された第1天板部33と、その第1天
板部33の端部が斜下方に外側に折り曲げて形成された
第1垂下板部34と、前記他方(右側)の側板部32の
端部が外側に水平に折り曲げて形成された第2天板部3
5と、その第2天板部35の端部が斜下方に外側に折り
曲げて形成された第2垂下板部36とからなる。前記第
2天板部35及び第2垂下板部36に前記第1天板部3
3及び第1垂下板部34が外嵌し得るように構成する。
この第1折板屋根材3を前記タイトフレーム2に、図1
において左側から右側へと順次取り付ける。すなわち、
一(左側)の第1折板屋根材1を前記タイトフレーム2
の上に載置し、その一の第1折板屋根材2の第2天板部
35及び第2垂下板部36及び右側の側板部32の上部
に他(右側)の第1折板屋根材3の第1天板部33及び
第1垂下板部34及び左側の側板部31の上部を外嵌
し、その一の第1折板屋根材3の第2天板部35と他の
第1折板屋根材3の第1天板部33とタイトフレーム2
の天板部20とを、しぼり座37を介して固定ボルト3
8及び固定ナット39により固定する。ここで、上述の
第1折板屋根材3において、山部とは第1天板部33及
び第1垂下板部34及び一方の側板部31の上部と、第
2天板部35及び第2垂下板部36及び他方の側板部3
2の上部を言う。また、谷部とは底板部30及び両側板
部31及び32の下部を言う。さらに、傾斜側部とは前
記山部と谷部との間の部分であって両側板部31及び3
2の中間部を言う。なお、この第1折板屋根材3は、図
1において前後に任意の長さを有する。
【0011】図1、図2、図5乃至図8において、4は
吊り子である。この吊り子4は、鋼板を折り曲げてな
り、傾斜部40と、この傾斜部40の一側部がほぼ水平
に折り曲げてな形成された水平部41と、この水平部4
1の一側部がほぼ垂直に立ち上げて形成された立上がり
部42と、この立上がり部42の先端部が傾斜部40及
び水平部41と反対側に逆U字形乃至逆V字形に折返し
て形成された結合部43と、傾斜部40及び水平部41
及び立上がり部42の下半部に設けた2本の補強用のリ
ブ44とからなる。前記傾斜部40及び前記水平部41
にはタッピングねじ45挿通用の透孔46を設ける。
【0012】図1、図2、図9及び図10において、5
は平板屋根材である。この平折板屋根材5は、金属板
(例えば鋼板や銅板、またはステンレス板にふっ素樹脂
をラミネートしたものなど)からなる。この例の平板屋
根材5は、上述の吊り子4との固定手段が嵌合式のもの
である。
【0013】この平板屋根材5は、幅が上述の折板屋根
材3の2山分有する平板状の底部(溝板)50と、前記
底部50の一側部が垂直に立ち上げて形成された第1立
上がり部51と、前記第1立上がり部51の先端部が外
側に斜下方に折り返しかつ下方に垂直に折り曲げて形成
されたメス嵌合はぜ部52と、前記メス嵌合はぜ部52
の先端部が内側に斜下方に折り曲げかつ外側にほぼ水平
に折り返して形成された係止係合部53と、前記底部5
0の他側部が立ち上げて形成された第2立上がり部54
と、前記第2立上がり部54の先端部が内側に斜下方に
折り返して形成されたオス嵌合はぜ部55と、前記オス
嵌合はぜ部55の先端部が外側に斜上方に折り返して形
成された弾性係合部56と、を備える。
【0014】そして、上述の平板屋根材5において、メ
ス嵌合はぜ部52の内法の幅W1がオス嵌合はぜ部55
の外法の幅W2よりも若干小であり、またメス嵌合はぜ
部52の内法の高さT1とオス嵌合はぜ部55の外法の
高さT2とほぼ等しい。この結果、隣り合う一の平板屋
根材5(5A)のオス嵌合はぜ部55及び上述の吊り子
4の結合部43に他の平板屋根材5(5B)のメス嵌合
はぜ部52を押し込み嵌合させると、図15に示すよう
に、前記オス嵌合はぜ部55側の弾性係合部56が前記
メス嵌合はぜ部52側の係止係合部53に弾性係合して
この係止係合部53と弾性係合部56とが圧接されると
共に、前記メス嵌合はぜ部52の折り返し部と前記オス
嵌合はぜ部55の折り返し部とが吊り子4の結合部43
に圧接され、隣り合う平板屋根材5(5A)(5B)が
吊り子4を介して折板屋根材3に確固に固定される。ま
た、前記係止係合部53と前記弾性係合部56の圧接箇
所57と、前記両折り返し部の結合部43との圧接箇所
58と、前記メス嵌合はぜ部52及び前記オス嵌合はぜ
部55と、により囲まれた毛細管現象防止空間59が形
成されることとなる。
【0015】この平板屋根材5において、図1において
前後方向に延びた長尺ものをなす。また、この平板屋根
材5の軒先部分503を、図2に示すように、下方に垂
直に折り曲げる。
【0016】図1及び図2中、6はバックアップ材(ハ
ッチングが施されている部分)である。このバックアッ
プ材6は、例えば、硬質ウレタン、グラスボード、木毛
板等の断熱材からなり、平板形状をなす。このバックア
ップ材6は、前記折板屋根材3の山部(第1天板部33
及び第2板部35)と前記平板屋根材5の底部50との
間に介装される。
【0017】図2において、7は上述の平板屋根材5の
軒先に固定された唐草である。この唐草7は、水平部が
平板屋根材5の底部50とバックアップ材6との間に挟
み込まれ、また折曲部が平板屋根材5の垂直状態のもの
を水平に折り曲げた軒先部分503により掴まれ、さら
に垂直部が平板屋根材5の軒先を覆うものである。
【0018】図2において、70は上述の折板屋根材3
の軒先部分に固定された軒先面戸である。この軒先面戸
70は折板屋根材3と図示しない外壁との間を閉塞する
ものである。
【0019】次に、上述の構成部材からなるこの実施の
形態における本発明の2重構造の屋根構造の葺き上げ施
工作業を図11乃至図15を参照して説明する。
【0020】まず、内側の折板屋根材3が既設の場合
は、その既設の折板屋根材3の上に外側の新設の平板屋
根材5を葺き上げる。また、内側の折板屋根材3が新設
の場合は、先に内側の新設の折板屋根材3を葺き上げ、
その新設の折板屋根材3の上に外側の新設の平板屋根材
5を葺き上げる。前工程で吊り子4により一の平板屋根
材5(5A)が折板屋根材3に固定されている(図11
を参照)。
【0021】次に、上述の一の平板屋根材5(5A)の
オス嵌合はぜ部55に吊り子4の結合部43を外側から
嵌合すると共に、この吊り子4の立上がり部42を一の
平板屋根材5(5A)の第2立上がり部54及びバック
アップ材6の端面に当接させ、かつこの吊り子4の傾斜
部40及び水平部41を内側の折板屋根材3の山部にタ
ッピングねじ45により固定する(図12を参照)。
【0022】続いて、内側の折板屋根材3の山部に新た
なバックアップ材6(図13中右側)を載置し、この新
たなバックアップ材6の端面と、既に折板屋根材3の山
部と平板屋根材5の底部50との間に固定されているバ
ックアップ材6(図13中左側)の端面とを当接させる
(図13参照)。
【0023】それから、一の平板屋根材5(5A)のオ
ス嵌合はぜ部55に他の平板屋根材5(5B)のメス嵌
合はぜ部52を外側から押し込み嵌合させる。すると、
この押し込み嵌合に伴って、一の平板屋根材5(5A)
のオス嵌合はぜ部55が矢印方向の内側に、また他の平
板屋根材5(5B)のメス嵌合はぜ部52が矢印方向の
外側に、それぞれ撓みながら、他の平板屋根材5(5
B)の係止係合部53が一の平板屋根材5(5A)の弾
性係合部56に達する(図14を参照)。
【0024】そして、他の平板屋根材5(5B)の係止
係合部53が一の平板屋根材5(5A)の弾性係合部5
6を乗り越えたところで、すなわち、押し込み嵌合が完
了したところで、撓んでいた一の平板屋根材5(5A)
のオス嵌合はぜ部55と他の平板屋根材5(5B)のメ
ス嵌合はぜ部52がそれぞれ矢印と逆方向弾性復帰し
て、一の平板屋根材5(5A)のオス嵌合はぜ部55側
の弾性係合部56と他の平板屋根材5(5B)のメス嵌
合はぜ部52側の係止係合部53とが相互に弾性係合す
る(図15を参照)。
【0025】この結果、平板屋根材5(特に一の平板屋
根材5(5A))が吊り子4を介して内側の折板屋根材
3に固定され、一施工工程が完了する。以下、同様に上
述の工程を施工して、外側の平板屋根材5を吊り子4を
介して内側の折板屋根材3に固定する。
【0026】このように、この実施の形態における本発
明の2重構造の屋根構造は、平板屋根材5の底部50が
バックアップ材6を介して折板屋根材3の山部に保持さ
れ、かつ隣り合う平板屋根材5(5A)、5(5B)の
第1立上がり部51側のメス嵌合はぜ部52と第2立上
がり部54側のオス嵌合はぜ部55とが吊り子4の立上
がり部42側の結合部43に固定されているので、従来
の平板葺き屋根構造と比較して、第2取付金具が不要と
なり、その分部品点数が少なくなり、また施工工事が簡
便となる。
【0027】また、この実施の形態における本発明の2
重構造の屋根構造は、図15に示すように、係止係合部
53と弾性係合部56の圧接箇所57と、両折り返し部
の結合部43との圧接箇所58と、メス嵌合はぜ部52
及びオス嵌合はぜ部55と、により囲まれた毛細管現象
防止空間59が形成されるので、水が内側に侵入するの
を防ぐことができる。
【0028】さらに、この実施の形態における本発明の
2重構造の屋根構造は、内側の折板屋根材3に対して外
側の平板屋根材5が葺き上がるので、既設の折板屋根材
3に対して新設の平板屋根材5が葺き上げられて、屋根
の外観形状が一新される効果がある。
【0029】さらにまた、外側が平板屋根材5から葺き
上げられるので、外側が折板屋根材で葺き上げられてい
た従来の2重構造の屋根構造と比較して、外側の平板屋
根材5と外側の折板屋根材との材料が少なくて済み、ま
た塗装面積が少なくて済む等の効果がある。
【0030】図16は折板屋根材の屋根下地構造体への
固定手段がボルトレス式のものを示した葺き上がった状
態の一部断面図である。この例のものは、屋根下地構造
対1にタイトフレーム200を固定し、このタイトフレ
ーム200に吊り子201をボルト、ナット等202に
より固定し、この吊り子202の立上がり部202と、
一の折板屋根材300(300A)の第1立上がり部3
01と、他の折板屋根材300(300B)の第2立上
がり部302とを巻はぜ固定してなるものである。な
お、平板屋根材5と吊り子4との固定手段は上述の嵌合
式であり、図中図1乃至図15と同符号は同一のものを
示す。
【0031】図17は平板屋根材と吊り子との固定手段
が巻はぜ式のものを示した葺き上がった状態の一部断面
図である。この例のものは、一の平板屋根材500(5
00A)の第1立上がり部501と、他の平板屋根材5
00(500B)の第2立上がり部502と、吊り子4
00の立上がり部401とを巻はぜ固定してなるもので
ある。なお、折板屋根材3の屋根下地構造体1への固定
手段が上述のボルト式であり、図中図1乃至図15と同
符号は同一のものを示す。
【0032】さらに、図示しないが、平板屋根材500
と吊り子400との固定手段が巻はぜ式であり、また折
板屋根材300の屋根下地構造体1への固定手段がボル
トレス式であっても良い。
【0033】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の2重
構造の屋根構造は、屋根下地構造体に取付金具を固定
し、その取付金具に折板屋根材を固定し、その折板屋根
材に吊り子を固定し、その吊り子の立上がり部と、隣り
合う平板屋根材の第1立上がり部と、第2立上がり部
と、を固定し、その折板屋根材の山部と平板屋根材の底
部との間にバックアップ材を介装してなるものであるか
ら、平板屋根材の底部がバックアップ材を介して折板屋
根材の山部に保持され、かつ隣り合う平板屋根材の第1
立上がり部と第2立上がり部とが吊り子の立上がり部に
固定されていることとなる。この結果、従来の2重構造
の屋根構造と比較して、第2取付金具が不要となり、そ
の分部品点数が少なくまた施工工事が簡便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平板葺き屋根構造の一実施の形態を示
した施工状態の一部縦断面図である。
【図2】図1におけるIIA−IIA線断面とIIB−
IIB線断面とを結合した断面図である。
【図3】タイトフレームの斜視図である。
【図4】折板屋根材の斜視図である。
【図5】吊り子の正面図である。
【図6】吊り子の平面図である。
【図7】吊り子の側面図である。
【図8】吊り子の断面図である。
【図9】平板屋根材の斜視図である。
【図10】平板屋根材の一部正面図である。
【図11】一の平板屋根材の施工が完了した状態を示す
一部断面図である。
【図12】吊り子を折板屋根材の山部に固定した状態を
示す一部断面図である。
【図13】バックアップ材を折板屋根材の山部に載置し
た状態を示す一部断面図である。
【図14】一の平板屋根材のオス嵌合はぜ部に他の平板
屋根材のメス嵌合はぜ部を嵌合している状態を示す一部
断面図である。
【図15】一の平板屋根材のオス嵌合はぜ部と他の平板
屋根材のメス嵌合はぜ部とが相互に嵌合固定された状態
を示す一部断面図である。
【図16】折板屋根材の屋根下地構造体への固定手段が
ボルトレス式のものを示した葺き上がった状態の一部断
面図である。
【図17】平板屋根材と吊り子との固定手段が巻はぜ式
のものを示した葺き上がった状態の一部断面図である。
【符号の説明】
1…屋根下地構造体、2、200…タイトフレーム、
3、300、300A、300B…折板屋根材、4、4
00…吊り子、43…結合部、401…立上がり部、
5、5A、5B、500、500A、500B…平板屋
根材、50…底部、51…第1立上がり部、52…メス
嵌合はぜ部、53…係止係合部、54…第2立上がり
部、55…オス嵌合はぜ部、56…弾性係合部、57、
58…圧接箇所、59…毛細管現象防止空間、501…
第1立上がり部、502…第2立上がり部、503…軒
先部分、6…バックアップ材、7…唐草、70…軒先面
戸。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根下地構造体に固定した取付金具と、 山部と谷部と傾斜側部とを有し、前記取付金具に取り付
    けられた折板屋根材と、 固定部と立上がり部とを有し、前記固定部が前記折板屋
    根材に固定された吊り子と、 底部と、前記底部の一側部が立ち上げて形成された第1
    立上がり部と、前記底部の他側部が立ち上げて形成され
    た第2立上がり部とを有し、隣り合う前記第1立上がり
    部と前記第2立上がり部とが前記吊り子の立上がり部に
    固定することにより、前記吊り子を介して前記折板屋根
    材に固定された平板屋根材と、 前記折板屋根材の山部と前記平板屋根材の底部との間に
    介装されたバックアップ材と、 を備えたことを特徴とする2重構造の屋根構造。
  2. 【請求項2】 隣り合う平板屋根材の第1立上がり部と
    第2立上がり部と吊り子の立上がり部とを相互に固定す
    る手段としては、第1立上がり部に設けたメス嵌合はぜ
    部と第2立上がり部に設けたオス嵌合はぜ部と立上がり
    部に設けた結合部との嵌合式であることを特徴とする請
    求項1に記載の2重構造の屋根構造。
  3. 【請求項3】 隣り合う平板屋根材の第1立上がり部と
    第2立上がり部と吊り子の立上がり部とを相互に固定す
    る手段としては、第1立上がり部と第2立上がり部と立
    上がり部との巻はぜ式であることを特徴とする請求項1
    に記載の2重構造の屋根構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002227348A (ja) * 2001-01-29 2002-08-14 Nkk Corp 建築構造物の屋根構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002227348A (ja) * 2001-01-29 2002-08-14 Nkk Corp 建築構造物の屋根構造

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