JPH10168859A - 構造物の保護構造並びに目地保護材及び緩衝性耐摩耗保護材 - Google Patents

構造物の保護構造並びに目地保護材及び緩衝性耐摩耗保護材

Info

Publication number
JPH10168859A
JPH10168859A JP8335561A JP33556196A JPH10168859A JP H10168859 A JPH10168859 A JP H10168859A JP 8335561 A JP8335561 A JP 8335561A JP 33556196 A JP33556196 A JP 33556196A JP H10168859 A JPH10168859 A JP H10168859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
cushioning
wear
resistant protective
protecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8335561A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3596648B2 (ja
Inventor
Masaru Inaya
優 稲家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibata Industrial Co Ltd
Original Assignee
Shibata Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibata Industrial Co Ltd filed Critical Shibata Industrial Co Ltd
Priority to JP33556196A priority Critical patent/JP3596648B2/ja
Publication of JPH10168859A publication Critical patent/JPH10168859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3596648B2 publication Critical patent/JP3596648B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 緩衝性耐摩耗保護材の構造物への取付や補修
等の作業が、作業員に手間をかけさせないで行えるよう
にしようとする課題があった。 【解決手段】 連続する緩衝性耐摩耗保護材10同士の
目地15と構造物9との間に弾性材からなる目地保護材
17を配置し、緩衝性耐摩耗保護材10を構造物9に取
付具で締めつけることにより、前記目地保護材17を構
造物9に圧着して固定させるようにした構造物の保護構
造を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川や海岸等の場
所に設置される砂防ダムや橋脚等のコンクリートによる
構造物の表面に弾性材からなる板状の緩衝性耐摩耗保護
材を取付具により締めつけて固定し、前記構造物の表面
を砂や水等による浸食から保護するようにした構造物の
保護構造並びにこの保護構造に使用する目地保護材及び
緩衝性耐摩耗保護材に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、河川や海岸等の場所に設置され
る砂防ダムや橋脚等のコンクリートによる構造物の表面
には、弾性材からなる板状の緩衝性耐摩耗保護材を敷き
つめて、砂や水等による浸食から保護するようにした構
造物の保護構造が知られている。以下に、従来の構造物
の保護構造を説明する。図8は従来の構造物の保護構造
の要部断面図、図9は従来の緩衝性耐摩耗保護材の斜視
図、図10は緩衝性耐摩耗保護材の構造物への敷設状態
説明図である。なお、図9では、緩衝性耐摩耗保護材
は、構造物への当接面を上にし、砂や水等の浸食物との
接触面を下にして描いているものとする。
【0003】図8に示すように、この構造物の保護構造
では、構造物1の表面に緩衝性耐摩耗保護材2を配置
し、構造物1に適宜設けてあるアンカーソケット3と緩
衝性耐摩耗保護材2に適宜穿孔してあるボルト挿通孔4
とにボルト5を螺合して、緩衝性耐摩耗保護材2を構造
物1に締めつけて固定するようになっている。前記ボル
ト挿通孔4は、内側で段差を有しており、前記ボルト5
の頭部がその段差に圧着するようになっている。前記ボ
ルト5の頭部は、ゴムや合成樹脂等の弾性体で被覆され
ている。
【0004】前記緩衝性耐摩耗保護材2は、外力に対し
て優れた耐衝撃性及び耐摩耗性を有するゴムや合成樹脂
等の弾性体により形成されており、その内部には弾性変
形を抑制するための鉄板6を埋設してあり、緩衝性耐摩
耗保護材2の目地部分の保護のため、後述するように端
面に形成する段差部位7,8同士を互いに重ね合わせて
構造物1に敷設される。また、図9に示すように、緩衝
性耐摩耗保護材2の形状は板状であり、上述した段差部
位7が、図中上面の構造物1との当接面側に一つの頂点
で隣り合う2辺の縁部分を凹ませて形成され、段差部位
8が、図中下面の浸食物との接触面に一つの頂点で隣り
合う2辺の縁部分を凹ませて形成されている。なお、前
記当接面側の頂点と前記接触面側の頂点は、緩衝性耐摩
耗保護材2の立体対角線上を通る点であり、それぞれの
面に形成された段差は、緩衝性耐摩耗保護材2の体心で
点対称になっている。ここで、体心は、緩衝性耐摩耗保
護材2の立体対角線の交点とする。このため、図10に
示すように、緩衝性耐摩耗保護材2の構造物1への敷設
の際には、緩衝性耐摩耗保護材2同士の段差部位7,8
を順次重ね合わせて敷設する。従って、緩衝性耐摩耗保
護材2には、敷設方向性がある。ここでは、この敷設方
向性は、図中下から上、かつ、左から右の順に敷設する
ものとしてある。なお、緩衝性耐摩耗保護材2の敷設の
際には、図8及び図10に示す矢視方向に砂や水が流れ
るようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構造物の保護構造では、上述したように敷設方向性があ
るため、緩衝性耐摩耗保護材の現地での取付作業の際に
手間がかかる問題がある。また、構造物に敷設固定され
た任意の緩衝性耐摩耗保護材を取り外すのには、重ね合
わさった隣接する緩衝性耐摩耗保護材を全て撤去しなけ
ればならないため、構造物や緩衝性耐摩耗保護材等の補
修の際に手間がかかる問題があり、特に、一枚の緩衝性
耐摩耗保護材を複数のボルトで構造物に螺合させるよう
にしている場合には、その手間が大きなものとなるた
め、補修作業が困難である問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、砂防ダ
ムや橋脚等のコンクリートによる構造物の表面に弾性材
からなる板状の緩衝性耐摩耗保護材を取付具により締め
つけて固定し、前記構造物の表面を砂や水等による浸食
から保護するようにした構造物の保護構造において、連
続する緩衝性耐摩耗保護材同士の目地と構造物との間に
弾性材からなる目地保護材を配置し、緩衝性耐摩耗保護
材を構造物に取付具で締めつけることにより、前記目地
保護材を構造物に圧着して固定させるようにした。
【0007】なお、緩衝性耐摩耗保護材の端面に段差を
形成し、その段差の形成面を構造物に向けて目地保護材
の上に載せて、緩衝性耐摩耗保護材を構造物に敷設する
ものとし、目地保護材が前記段差に見合う厚さを有する
ようにしてもよく、また、目地保護材を、緩衝性耐摩耗
保護材の弾性変形に見合う厚さのシート状としてもよ
い。さらにまた、目地保護材は、その形状を帯状に成形
し、この帯状の目地保護材を適宜構造物に敷設させるの
が好ましく、また、緩衝性耐摩耗保護材の形状よりも小
さな穴を適宜配置して格子状に成形してもよい。また、
目地保護材及び緩衝性耐摩耗保護材は、その内部に拘束
材を埋設するのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態を説明する。 第1の実施の形態 図1は第1の実施の形態の構造物の保護構造の要部断面
図、図2は第1の実施の形態の緩衝性耐摩耗保護材の斜
視図、図3は目地保護材の配置パターンの説明図、図4
は緩衝性耐摩耗保護材の構造物への敷設状態説明図、図
5は拘束材埋設の状態説明図である。なお、図2では、
緩衝性耐摩耗保護材は、構造物への当接面を上にし、砂
や水等の浸食物との接触面を下にして描いているものと
する。
【0009】図1に示すように、この構造物の保護構造
では、構造物9の表面に緩衝性耐摩耗保護材10を配置
し、構造物9に適宜設けてあるアンカーソケット11と
緩衝性耐摩耗保護材10に適宜穿孔してあるボルト挿通
孔12とにボルト13を螺合して、緩衝性耐摩耗保護材
10を構造物9に締めつけて固定するようになってい
る。前記ボルト挿通孔12は、内側で段差を有してお
り、前記ボルト13の頭部がその段差に圧着するように
なっている。前記ボルト13の頭部は、ゴムや合成樹脂
等の弾性体で被覆されている。
【0010】前記緩衝性耐摩耗保護材10は、外力に対
して優れた耐衝撃性及び耐摩耗性を有するゴムや合成樹
脂等の弾性体により形成されており、その内部には弾性
変形を抑制するための鉄板14を埋設してある。また、
緩衝性耐摩耗保護材2の目地15を橋渡すように、隣り
合う緩衝性耐摩耗保護材10の端面に形成した段差部位
16を目地保護材17に当接させて構造物9と目地15
とを隔てさせ、目地15において砂や水の浸食物から構
造物を保護するようにしたものである。また、図2に示
すように、緩衝性耐摩耗保護材10の形状は板状であ
り、上述した段差部位16が、図中上面の構造物1との
当接面側に縁部分を凹ませて形成されている。なお、そ
のような段差部位は浸食物との接触面側には形成されて
いない。
【0011】また、前記目地保護材17は、外力に対し
て優れた耐衝撃性及び耐摩耗性を有するゴムや合成樹脂
等の弾性体により形成されており、構造物9上に緩衝性
耐摩耗保護材10の形状よりも小さな囲みを作るように
載せられる。例えば、図3に示すように、複数の長い目
地保護材17aを間隔で構造物9上に適宜載せ、これら
各長い目地保護材17aの間に橋渡すように短い目地保
護材17bを適宜載せて上述のような囲みを作る。そし
て、図4に示すように、上述の囲みからなる目地保護材
17の上に緩衝性耐摩耗保護材10の段差部位16を当
接させて構造物9上に1枚ずつ載せ、ボルト13により
構造物9へ締めつけ固定するようにした。このため、本
実施の形態の場合には、緩衝性耐摩耗保護材10同士の
重なり部分が存在しない。従って、本実施の形態の場合
には、緩衝性耐摩耗保護材10に敷設方向性はなく、1
枚毎に緩衝性耐摩耗保護材10が独立して取り付けられ
る。なお、長い目地保護材17aは砂や水等の浸食物の
流れの方向に向けて配置するのが好ましいが、これに限
らず、その流れの方向と無関係に配置するようにしても
よく、例えば、その流れの方向と直交する方向でもよ
い。
【0012】また、図5に示すように、前記緩衝性耐摩
耗保護材10に拘束材18、前記目地保護材17に拘束
材19をそれぞれ埋設するのが好ましい。例えば、「拘
束材」は、繊維や金網等である。拘束材18,19によ
り緩衝性耐摩耗保護材10及び目地保護材17の弾性変
形を抑制することができる。ところで、前記ボルト13
の頭部の被覆物、前記緩衝性耐摩耗保護材10及び目地
保護材17は、ゴムや合成樹脂等の弾性体であるが、そ
れぞれの材質は異質であっても同質であっても構わな
い。また、硬度に差があっても構わない。
【0013】上記第1の実施の形態によると、緩衝性耐
摩耗保護材の現地での取付作業の際に、従来のように敷
設方向性を考慮しなくてもよくなる効果が得られ、その
分作業員に手間が掛からなくなる効果が得られる。この
ため、構造物に敷設固定された任意の緩衝性耐摩耗保護
材を取り外す際にも、従来のように重ね合わさった隣接
する緩衝性耐摩耗保護材を全て撤去しなくてもよくなる
ため、構造物や緩衝性耐摩耗保護材等の補修の際にかか
る手間が減り、作業員の作業効率が良くなる効果が得ら
れる。特に、一枚の緩衝性耐摩耗保護材を複数のボルト
で構造物に螺合させるようにしている場合には、作業員
の作業効率の面でその効果が大きく、補修作業が容易な
ものとなる効果が得られる。さらにまた、構造物表面に
不陸が生じていても目地保持材が追従するため目地に段
差を生じさせない効果がある。また、緩衝性耐摩耗保護
材に埋設している鉄板によって目地保護材を構造物に圧
着させることができるので、目地での止水効果も期待で
きるため、寒冷地や冬季等で河川等が凍結した場合にお
いても緩衝性耐摩耗保護材に対する凍上問題も解決され
る効果が得られる。
【0014】第2の実施の形態 図6は、第2の実施の形態の構造物の保護構造の要部断
面図である。なお、以下では、上記第1の実施の形態と
同様の構成要素には同一符号を付し、その説明を適宜省
略するものとする。図に示すように、この構造物の保護
構造では、構造物9の表面に緩衝性耐摩耗保護材20を
配置し、構造物9に適宜設けてあるアンカーソケット1
1と緩衝性耐摩耗保護材20に適宜穿孔してあるボルト
挿通孔12とにボルト13を螺合して、緩衝性耐摩耗保
護材20を構造物9に締めつけて固定するようになって
いる。前記ボルト挿通孔12は、上記第1の実施の形態
の場合と同様であるので説明を省略する。
【0015】前記緩衝性耐摩耗保護材20は、外力に対
して優れた耐衝撃性及び耐摩耗性を有するゴムや合成樹
脂等の弾性体により形成されており、その内部には弾性
変形を抑制するための鉄板14を埋設してある。また、
緩衝性耐摩耗保護材2の目地21を橋渡すように、隣り
合う緩衝性耐摩耗保護材20の端面が目地保護材22に
当接して構造物9と目地21とを隔てさせ、目地21に
おいて砂や水の浸食物から構造物を保護するようにした
ものである。また、緩衝性耐摩耗保護材20の形状は、
特に、構造物9との当接面側が平坦な板状であり、上記
第1の実施の形態のような前記段差部位16は形成され
ていない(図2参照)。
【0016】また、前記目地保護材22は、外力に対し
て優れた耐衝撃性及び耐摩耗性を有するゴムや合成樹脂
等の弾性体により形成され、緩衝性耐摩耗保護材20の
弾性変形に見合う厚さのシート状をしている。即ち、図
6に示すように、緩衝性耐摩耗保護材20がボルト13
により構造物9へ締めつけ固定して、緩衝性耐摩耗保護
材20の端面が目地保護材22を押圧した場合に、緩衝
性耐摩耗保護材20の構造物9の当接面側の弾性変形
が、砂や水等の浸食物との接触面側に余り大きな変形を
与えない程度の厚さのシート状のものである。その程度
の厚さであることが必要なのは、接触面側に大きな変形
が加わると目地21に浸食物の流れによる力が作用し、
目地21を捲れさせてしまう恐れがあるからである。ま
た、目地保護材21の構造物9への配置パターンは、上
記第1の実施の形態の目地保護材17の配置パターンと
同様であるので説明を省略する。
【0017】なお、上記第1の実施の形態と同様に、前
記緩衝性耐摩耗保護材20及び前記目地保護材22に拘
束材をそれぞれ埋設するようにしてもよい。また、前記
ボルト13の頭部の被覆物、前記緩衝性耐摩耗保護材2
0及び目地保護材22の材質の説明も上記第1の実施の
形態と同様である。上記第2の実施の形態によると、緩
衝性耐摩耗保護材の現地での取付作業の際に、従来のよ
うに敷設方向性を考慮しなくてもよくなる効果が得ら
れ、その分作業員に手間が掛からなくなる効果が得られ
る。このため、構造物に敷設固定された任意の緩衝性耐
摩耗保護材を取り外す際にも、従来のように重ね合わさ
った隣接する緩衝性耐摩耗保護材を全て撤去しなくても
よくなるため、構造物や緩衝性耐摩耗保護材等の補修の
際にかかる手間が減り、作業員の作業効率が良くなる効
果が得られる。特に、一枚の緩衝性耐摩耗保護材を複数
のボルトで構造物に螺合させるようにしている場合に
は、作業員の作業効率の面でその効果が大きく、補修作
業が容易なものとなる効果が得られる。さらに、本実施
の形態では、緩衝性耐摩耗保護材の形状が平坦な板状で
良いので、その成形が容易であり、製造及び現地での取
付作業がさらに容易に行うことができる効果が得られ
る。さらにまた、構造物表面に不陸が生じていても目地
保持材が追従するため目地に段差を生じさせない効果が
ある。また、緩衝性耐摩耗保護材に埋設している鉄板に
よって目地保護材を構造物に圧着させることができるの
で、目地での止水効果も期待できるため、寒冷地や冬季
等で河川等が凍結した場合においても緩衝性耐摩耗保護
材に対する凍上問題も解決される効果が得られる。
【0018】最後に、目地保護材の他の例を説明する。
図7は、目地保護材の他の例示図である。上記第1の実
施の形態では、目地保護材が、長い目地保護材と短い目
地保護材とに分けたものとして説明したが、図に示すよ
うに、緩衝性耐摩耗保護材の形状に合わせて、この緩衝
性耐摩耗保護材の形状よりも小さな穴を適宜配置した格
子状の目地保護材23としてもよい。このようにする
と、構造物への敷設作業が容易なものとなる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、緩
衝性耐摩耗保護材の現地での取付作業の際に、従来のよ
うに敷設方向性を考慮しなくてもよくなる効果が得ら
れ、その分作業員に手間が掛からなくなる効果が得られ
る。このため、構造物に敷設固定された任意の緩衝性耐
摩耗保護材を取り外す際にも、従来のように重ね合わさ
った隣接する緩衝性耐摩耗保護材を全て撤去しなくても
よくなるため、構造物や緩衝性耐摩耗保護材等の補修の
際にかかる手間が減り、作業員の作業効率が良くなる効
果が得られる。特に、一枚の緩衝性耐摩耗保護材を複数
のボルトで構造物に螺合させるようにしている場合に
は、作業員の作業効率の面でその効果が大きく、補修作
業が容易なものとなる効果が得られる。また、構造物表
面に不陸が生じていても目地保持材が追従するため目地
に段差を生じさせない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構造物の保護構造の要部断
面図
【図2】第1の実施の形態の緩衝性耐摩耗保護材の斜視
【図3】目地保護材の配置パターンの説明図
【図4】緩衝性耐摩耗保護材の構造物への敷設状態説明
【図5】拘束材埋設の状態説明図
【図6】第2の実施の形態の構造物の保護構造の要部断
面図
【図7】目地保護材の他の例示図
【図8】従来の構造物の保護構造の要部断面図
【図9】従来の緩衝性耐摩耗保護材の斜視図
【図10】緩衝性耐摩耗保護材の構造物への敷設状態説
明図
【符号の説明】
9 構造物 10 緩衝性耐摩耗保護材 11 アンカーソケット 12 ボルト挿通孔 13 ボルト 14 鉄板 15 目地 16 段差部位 17 目地保護材 18,19 拘束材 20 緩衝性耐摩耗保護材 21 目地 22,23 目地保護材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砂防ダムや橋脚等のコンクリートによる
    構造物の表面に弾性材からなる板状の緩衝性耐摩耗保護
    材を取付具により締めつけて固定し、前記構造物の表面
    を砂や水等による浸食から保護するようにした構造物の
    保護構造において、 連続する緩衝性耐摩耗保護材同士の目地と構造物との間
    に弾性材からなる目地保護材を配置し、緩衝性耐摩耗保
    護材を構造物に取付具で締めつけることにより、前記目
    地保護材を構造物に圧着して固定させるようにしたこと
    を特徴とする構造物の保護構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、緩衝性耐摩耗保護材
    の端面に段差を形成し、その段差の形成面を構造物に向
    けて目地保護材の上に載せて、緩衝性耐摩耗保護材を構
    造物に敷設するものとし、 目地保護材が前記段差に見合う厚さを有することを特徴
    とする構造物の保護構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、目地保護材を、緩衝
    性耐摩耗保護材の弾性変形に見合う厚さのシート状とし
    たことを特徴とする構造物の保護構造。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3に記載
    の目地保護材において、その形状を帯状に成形し、この
    帯状の目地保護材を適宜構造物に敷設させるようにした
    ことを特徴とする目地保護材。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2又は請求項3に記載
    の目地保護材において、緩衝性耐摩耗保護材の形状より
    も小さな穴を適宜配置して格子状に成形したことを特徴
    とする目地保護材。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2又は請求項3に記載
    の目地保護材において、その内部に拘束材を埋設してな
    ることを特徴する目地保護材。
  7. 【請求項7】 請求項1、請求項2又は請求項3に記載
    の緩衝性耐摩耗保護材において、その内部に拘束材を埋
    設してなることを特徴とする緩衝性耐摩耗保護材。
JP33556196A 1996-12-16 1996-12-16 構造物の保護構造および目地保護材 Expired - Fee Related JP3596648B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33556196A JP3596648B2 (ja) 1996-12-16 1996-12-16 構造物の保護構造および目地保護材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33556196A JP3596648B2 (ja) 1996-12-16 1996-12-16 構造物の保護構造および目地保護材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10168859A true JPH10168859A (ja) 1998-06-23
JP3596648B2 JP3596648B2 (ja) 2004-12-02

Family

ID=18289963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33556196A Expired - Fee Related JP3596648B2 (ja) 1996-12-16 1996-12-16 構造物の保護構造および目地保護材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3596648B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020017582A (ko) * 2000-08-31 2002-03-07 김현우 교량 및 통로암거 시공용 조립식 타르 페이퍼 블럭
JP2008297761A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Dyflex Corp 水利施設におけるコンクリート構造物の表面構造及び表面処理方法
JP2009030301A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Takamura Sogyo Kk 耐衝撃用結合部材
JP2010024783A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Keeper Co Ltd 構造物の保護部材
JP2010024676A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Takamura Sogyo Kk コンクリート製構造物に対する耐衝撃用保護板の取り付け方法
CN112663479A (zh) * 2020-12-04 2021-04-16 山东交通职业学院 一种公路抗震装置
WO2022135123A1 (zh) * 2021-06-15 2022-06-30 中国长江三峡集团有限公司 水工建筑物防空蚀装置及施工方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027117U (ja) * 1983-07-31 1985-02-23 住友ゴム工業株式会社 コンクリ−ト橋脚用プロテクタ−
JPH03247809A (ja) * 1990-02-26 1991-11-06 Kinki Concrete Kogyo Kk 水路内面のライニング工法
JPH09132908A (ja) * 1995-11-08 1997-05-20 Kubota Corp 流路の内面補修板の取付け構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6027117U (ja) * 1983-07-31 1985-02-23 住友ゴム工業株式会社 コンクリ−ト橋脚用プロテクタ−
JPH03247809A (ja) * 1990-02-26 1991-11-06 Kinki Concrete Kogyo Kk 水路内面のライニング工法
JPH09132908A (ja) * 1995-11-08 1997-05-20 Kubota Corp 流路の内面補修板の取付け構造

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020017582A (ko) * 2000-08-31 2002-03-07 김현우 교량 및 통로암거 시공용 조립식 타르 페이퍼 블럭
JP2008297761A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Dyflex Corp 水利施設におけるコンクリート構造物の表面構造及び表面処理方法
JP2009030301A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Takamura Sogyo Kk 耐衝撃用結合部材
JP2010024676A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Takamura Sogyo Kk コンクリート製構造物に対する耐衝撃用保護板の取り付け方法
JP2010024783A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Keeper Co Ltd 構造物の保護部材
CN112663479A (zh) * 2020-12-04 2021-04-16 山东交通职业学院 一种公路抗震装置
WO2022135123A1 (zh) * 2021-06-15 2022-06-30 中国长江三峡集团有限公司 水工建筑物防空蚀装置及施工方法
GB2614441A (en) * 2021-06-15 2023-07-05 China Three Gorges Corp Anti-cavitation-corrosion device for hydraulic structure, and construction method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3596648B2 (ja) 2004-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101129488B1 (ko) 지주 및 방음패널의 이탈방지 및 내진 장치
WO2000065267A1 (en) Conduit support assembly
JPH10168859A (ja) 構造物の保護構造並びに目地保護材及び緩衝性耐摩耗保護材
JP2008184814A (ja) 法面保護材
JP4582585B2 (ja) 目地部材用止め金具
KR200384167Y1 (ko) 낙석방지망용 와이어의 고정장치
KR100305089B1 (ko) 가스관매설용 보호블록
KR100693908B1 (ko) 해저 또는 하상에 부설되는 관로보호를 위한 관로보호공의시공방법
KR200245373Y1 (ko) 교체가능한 교량신축이음구조
JP3574515B2 (ja) 可撓ボックスカルバート
JP2007231631A (ja) 高架道路の荷重支持型伸縮継手
JP2565990Y2 (ja) 空気式防舷材のチェーンネット用プロテクター
KR20200134406A (ko) 신축이음장치
KR20210019264A (ko) 교량용 풀림 방지 신축이음장치
JPH0645457Y2 (ja) 可撓性膜堰の据付け部保護構造
JP3957500B2 (ja) 覆工板の締結装置
JP3607755B2 (ja) ボックスカルバートの可撓接合構造
JP5681983B2 (ja) 鉄筋コンクリート構造物に対する電気防食用陽極材の設置方法
JP2004251051A (ja) 流水施設のコンクリート用耐摩耗板
KR200175290Y1 (ko) 맨홀용 인상링의 고정장치
JPH10183755A (ja) Pc外ケーブルによる海上構造物の補強構造及び補強方法
JP3328077B2 (ja) 海上構造物基礎の鋼部材の腐蝕防止用マット
JP2707048B2 (ja) 河床保護構造およびその施工方法
KR200283562Y1 (ko) 교량용 신축이음 장치
KR100596032B1 (ko) 상수도관 침하 방지장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees