JPH10167590A - ダウンピークのグループ最適化システム - Google Patents

ダウンピークのグループ最適化システム

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JPH10167590A
JPH10167590A JP9334689A JP33468997A JPH10167590A JP H10167590 A JPH10167590 A JP H10167590A JP 9334689 A JP9334689 A JP 9334689A JP 33468997 A JP33468997 A JP 33468997A JP H10167590 A JPH10167590 A JP H10167590A
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JP
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group
elevator
floor
overlapping
groups
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Application number
JP9334689A
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English (en)
Inventor
Robert C Macdonald
ロバート・シー・マクドナルド
Christian Semoroz
クリステイアン・ゼモロツツ
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Inventio AG
Original Assignee
Inventio AG
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/02Control systems without regulation, i.e. without retroactive action
    • B66B1/06Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric
    • B66B1/14Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric with devices, e.g. push-buttons, for indirect control of movements
    • B66B1/18Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric with devices, e.g. push-buttons, for indirect control of movements with means for storing pulses controlling the movements of several cars or cages
    • B66B1/20Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric with devices, e.g. push-buttons, for indirect control of movements with means for storing pulses controlling the movements of several cars or cages and for varying the manner of operation to suit particular traffic conditions, e.g. "one-way rush-hour traffic"

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  • Automation & Control Theory (AREA)
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  • Feedback Control In General (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダウンピーク輸送を処理するようにエレベー
タグループのエレベータの昇降ケージを最適に割り振る
ためのシステムおよび方法を提供する。 【解決手段】 待機中の下りのホールコールの「スナッ
プショット」を監視し、初期化したフロア分離値に基づ
いてグループを生成する。形成したグループの数が、エ
レベータグループ中の利用可能なエレベータの昇降ケー
ジの数よりも大きい場合、システムは、フロア分離値を
「+1」だけ拡大し、待機中の下りのホールコールの
「スナップショット」を再グループ化する。この手順
は、形成したグループの数が利用可能なエレベータの昇
降ケージの数以下になるまで繰り返すことができる。こ
のシステムは、その後、形成した各グループをそれぞれ
の利用可能なエレベータの昇降ケージに割振り、ダウン
ピーク輸送を処理することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータグルー
プにおけるダウンピークのエレベータ輸送の割振りを最
適化するシステムを対象とする。
【0002】
【従来の技術】夕方のラッシュアワーの間、エレベータ
の大量輸送が発生し、エレベータの昇降ケージは上方の
階で満員になり、下方の階をバイパスする。したがっ
て、下方の階の下りのフロアコールの待機時間は劇的に
長くなる。
【0003】上方の階および下方の階の間でサービスを
平等にするために、いくつかのエレベータではコンピュ
ータ制御の給送方策を利用して、時間ベースのアルゴリ
ズムにしたがってエレベータの輸送を割り振っている。
このような時間ベースのアルゴリズム方策の一例は、米
国特許第4492288号に示され、その開示は参照に
より完全に組み込まれる。4492288号の特許で
は、入力されたホールコールの発生順序に基づいて、下
りのホールコールを組み合わせてグループを形成する。
下りのホールコールは、発生順にRAMに記憶する。最
も古いコールは優先順位が最高のエレベータの昇降ケー
ジに割り振り、その次に古いコールは、特定の状況によ
って、優先順位が最高のエレベータの昇降ケージまたは
優先順位が二番目の昇降ケージのどちらかに割り振る。
【0004】下りのホールコールを割り振る別のシステ
ムが、米国特許第5480006号に示されている。ダ
ウンピーク期間の間、このシステムは下りに移動する輸
送に優先的なサービスを与え、少なくとも一つのエレベ
ータの昇降ケージを上りのサービス用に確保する。ただ
し、下りのサービスを必要とする全てのフロアには、そ
のビルディングに関するそのフロアの位置に関わらず、
システムへの平等なアクセス権を与える。このシステム
は、ビルディングを、ダウンピークの間利用可能な昇降
ケージの数と等しい数のいくつかのセクタに分割する。
残りのフロアがあれば、それよりも下に再分配される。
特定のセクタはそのセクタができてからの時間によっ
て、昇降ケージに割り当てられる。セクタが割り当てら
れると、昇降ケージは下りのホールコールが発生するま
でそのセクタの最上部で停止し、最上階から最下階まで
の下りのホールコールを処理する。
【0005】しかし、上記の方策を利用しても、ビルデ
ィング全体において対応する不十分なエレベータの分配
のために、平均待機時間は依然として長いままである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術の上記の欠点をもたない、ダウンピークのグループ
を最適化するシステムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
複数の昇降ケージがあるエレベータグループで使用し
て、所定数のフロアにサービスするグループ内の既定の
要求を処理するようにエレベータグループの各昇降ケー
ジを割り振る、グループ最適化システムを対象とするこ
とができる。このグループ最適化システムは、既定の要
求を処理する割振り可能な昇降ケージを指定する装置を
含むことができ、この装置は、指定したいくつかの昇降
ケージを決定する装置、およびこのエレベータグループ
の応答範囲を初期化する装置を含む。この応答範囲は、
所定数の隣接するフロアを含むことができる。このグル
ープ最適化システムはまた、ホールコール要求を記憶す
る装置、この記憶手段を走査してエレベータのサービス
を要求する特定のフロアを決定する装置、およびサービ
スを要求する特定のフロアを最上フロアから最下フロア
の順にグループ化する装置を含むこともできる。このグ
ループ化装置は、応答範囲以下のサイズの重複しないグ
ループを形成することができる。このシステムはまた、
グループ化手段が形成した重複しないグループの数を割
振り可能な昇降ケージの指定した数と比較する装置、お
よび重複しないグループの一つだけを割振り可能な各昇
降ケージに割り振る装置を含むこともできる。
【0008】本発明の別の特徴によれば、重複しないグ
ループの数を、指定した割振り可能な昇降ケージの数と
等しくすることができる。あるいは、重複しないグルー
プの数を、指定した割振り可能な昇降ケージの数より大
きくすることもできる。
【0009】本発明の別の特徴によれば、比較装置は、
重複しないグループの数が指定した割振り可能な昇降ケ
ージの数より大きい場合に、一フロア分だけ応答範囲を
拡大する装置を含むことができる。このシステムはま
た、サービスを要求する特定のフロアを、最上フロアか
ら最下フロアの順に再グループ化する装置を含むことも
できる。この再グループ化装置は、拡大した応答範囲以
下のサイズの重複しない再グループ化したグループを形
成することができる。このシステムはまた、重複しない
再グループ化したグループの数を指定した割振り可能な
昇降ケージの数と比較する装置を含むことができ、割振
り装置はまた、重複しないグループの数が指定した割振
り可能な昇降ケージの数以下である場合に、重複しない
再グループ化したグループの一つだけを割振り可能な各
昇降ケージに割り振ることもできる。
【0010】本発明の別の特徴によれば、比較装置は、
重複しない再グループ化したグループの数が指定した割
振り可能な昇降ケージの数より大きい場合に、一フロア
分だけ応答範囲を拡大する装置を含むことができ、シス
テムは、サービスを要求する特定のフロアを再グループ
化する段階と、再グループ化したグループの数を比較す
る段階と、重複しない再グループ化したグループの数が
指定した割振り可能な昇降ケージの数以下になるまで応
答範囲を拡大する段階とを繰り返すことができる。
【0011】本発明の別の特徴によれば、システムはダ
ウンピーク期間を開始することによって使用可能にする
ことができる。
【0012】本発明の別の特徴によれば、割振り可能な
昇降ケージを割り振ってから指定した時間期間の後で、
走査装置は、記憶装置を再走査して、サービスを要求す
る特定のフロアを決定することができる。
【0013】本発明の別の特徴によれば、グループ化装
置は、サービスを要求する特定のフロアを最上フロアか
ら最下フロアの順にグループ化し、このグループ化手段
は、最も下に形成したグループより上の各グループに対
しては応答範囲と等しいサイズの重複しないグループを
形成し、最も下に形成したグループに対しては応答範囲
以下のサイズの重複しないグループを形成する。
【0014】本発明は、複数の昇降ケージがあるエレベ
ータグループで、エレベータの昇降ケージの割振りを最
適化し、エレベータグループの各昇降ケージを既定の要
求を処理するように割り振る方法を対象とすることがで
きる。エレベータグループは所定数のフロアにサービス
することができる。このグループ最適化の方法は、割振
り可能な昇降ケージを指定して、既定の要求を処理し、
指定した昇降ケージの数を決定する段階と、エレベータ
グループに対する、所定数の隣接するフロアを含む応答
範囲を初期化する段階とを含むことができる。この方法
はまた、待機中のホールコールを走査してエレベータの
サービスを要求する特定のフロアを決定する段階と、サ
ービスを要求する特定のフロアを最上フロアから最下フ
ロアの順にグループ化し、応答範囲以下のサイズの重複
しないグループを形成する段階と、グループ化手段が形
成した重複しないグループの数を指定した割振り可能な
昇降ケージの数と比較する段階とを含むこともできる。
この方法はまた、重複しないグループの一つだけを割振
り可能な各昇降ケージに割り振る段階も含むこともでき
る。
【0015】本発明の別の特徴によれば、重複しないグ
ループの数を、指定した割振り可能な昇降ケージの数と
等しくすることができる。
【0016】本発明の別の特徴によれば、重複しないグ
ループの数を、指定した割振り可能な昇降ケージの数よ
り大きくすることができる。
【0017】本発明の別の特徴によれば、この方法は、
重複しないグループの数が指定した割振り可能な昇降ケ
ージの数より大きい場合に、一フロア分だけ応答範囲を
拡大する段階を含むことができる。
【0018】本発明の別の特徴によれば、この方法は、
サービスを要求する特定のフロアを、最上フロアから最
下フロアの順に再グループ化し、拡大した応答範囲と等
しいサイズの重複しない再グループ化したグループを形
成し、最も下に形成したグループに対しては拡大した応
答範囲以下のサイズの重複しない再グループ化したグル
ープを形成する段階と、重複しない再グループ化したグ
ループの数を指定した割振り可能な昇降ケージの数と比
較する段階とを含むことができる。この方法はまた、重
複しないグループの数が指定した割振り可能な昇降ケー
ジの数以下である場合に、重複しない再グループ化した
グループの一つだけを割振り可能な各昇降ケージに割り
振る段階も含むことができる。
【0019】本発明の別の特徴によれば、この方法は、
重複しない再グループ化したグループの数が指定した割
振り可能な昇降ケージの数より大きい場合に、一フロア
分だけ応答範囲を拡大する段階を含むことができる。こ
の方法はまた、サービスを要求する特定のフロアを再グ
ループ化する段階と、再グループ化したグループの数を
比較する段階と、重複しない再グループ化したグループ
の数が指定した割振り可能な昇降ケージの数以下になる
まで応答範囲を拡大する段階とを繰り返す段階を含むこ
ともできる。
【0020】本発明の別の特徴によれば、この方法は、
ダウンピーク期間を開始することによって使用可能にす
ることができる。
【0021】本発明の別の特徴によれば、割振り可能な
昇降ケージを割り振ってから指定した時間期間の後で、
この方法は、待機中のホールコールを再走査してエレベ
ータのサービスを要求する特定のフロアを決定する段階
を含むことができる。
【0022】本発明の別の特徴によれば、この方法は、
サービスを要求する特定のフロアを最上フロアから最下
フロアの順にグループ化する段階と、最も下に形成した
グループより上の各グループに対しては応答範囲と等し
いサイズの重複しないグループを形成し、最も下に形成
したグループに対しては応答範囲以下のサイズの重複し
ないグループを形成する段階とを含むことができる。
【0023】本発明の上記の目的および特徴について、
添付の図面および特定の例に関して、以下でより詳細に
論じることにする。
【0024】本発明の好ましい実施形態の非制限的な例
である顕著な複数の図面に関連した以下の詳細な説明
で、本発明についてさらに記述する。いくつかの図面の
図を通じて同様の参照番号が同様の部分を表す。
【0025】
【発明の実施の形態】本明細書に示す詳細は例示的なも
のであり、本発明の好ましい実施形態の例示的な議論の
みを目的とするものであり、本発明の原理および概念面
が最も有効かつ容易に理解される説明であると考えられ
るものを提供するために与えたものである。この点に関
して、本発明の構造上の詳細を示すことは、本発明の根
本的な理解に必要とされる以上には詳細に試みておら
ず、この説明は、本発明のいくつかの形態を実際に実施
することができる方法を当業者に明らかにする図面とと
もに行う。
【0026】本発明によるダウンピーク輸送を最適化す
るエレベータ制御システムの概略を図1に示すが、これ
はその開示が参照により本明細書に完全に組み込まれ
る、米国特許第4492288号に開示のシステムと同
様である。エレベータシャフト1は、例えばA、B、C
で示す三つのエレベータを含むエレベータグループのエ
レベータA用のものである。エレベータの昇降ケージ4
はエレベータシャフト1中を誘導され、適当な任意の巻
上げまたは駆動エンジン2によって巻上げケーブル3
で、あるいはその他の同様の巻上げ装置によって駆動さ
れる。図1に示す例示的なエレベータシステムでは、ビ
ルディングは、サービスする例えば15の階、E1から
E15を含むことができる。巻上げまたは駆動エンジン
2は、例えばその開示が参照により完全に本明細書に組
み込まれる米国特許第4337847号に記載の駆動制
御により制御することができる。駆動制御は、基準値の
生成、自動調節または制御機能、および停止開始を実現
するためのマイクロコンピュータシステム5を含むこと
ができ、さらに第一インタフェースIF1を介してマイ
クロコンピュータシステム5に接続される、駆動制御の
測定および調節部材6を含むことができる。個別のエレ
ベータA、B、Cのマイクロコンピュータシステム5
は、比較器7および第二インタフェースIF2によっ
て、またパーティライン伝送システム8および第三イン
タフェースIF3を介して相互接続される。このように
して、マイクロコンピュータシステム5は、例えばその
開示が参照により完全に本明細書に組み込まれる米国特
許第4335705号に記載されるものなどの、グルー
プ制御を形成する。このグループ制御を介して、エレベ
ータA、B、Cを最適に割り振り、階/ホールコール記
憶RAM1に記憶された階またはホールコールに応答す
ることができる。マイクロコンピュータシステム5はま
た、どのフロアが未処理の階/ホールコールをもつかを
検出するためにRAM1を走査し、それらのフロアの位
置を割振り記憶メモリ11に記憶する走査装置10も含
むことができる。走査装置10は、例えばEPROMな
ど、プログラム可能な読取り専用メモリに記憶されたソ
フトウェア機能で実現することができ、割振り記憶メモ
リ11は、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)な
ど、任意の従来のメモリ装置で実現することができる。
【0027】走査装置10は、エレベータシステムが、
例えば午後4時30分などダウンピーク期間に入ったと
きに使用可能にすることができる。この時間は、図示し
ない内部時計で監視することができる。利用者を長時間
待たせる問題を回避するために、走査装置は、最初のR
AM1の走査を実行し、現在の階/ホールコールを割振
り記憶メモリ11に記憶する。走査後、RAM1はクリ
アされ、次の一連の階/ホールコールで充填される。し
かし、走査装置10は、周期タイマまたはその他の適当
な装置によって実現することができる割振り装置20か
らのイネーブル信号を待機することができる。すなわ
ち、割振り装置20は、ダウンピーク輸送を処理するた
めに割振り記憶メモリ11に記憶された階/ホールコー
ルを利用可能なエレベータの昇降ケージに割り振った
後、次の組の待機中の階/ホールコールを転送するよう
走査装置に信号を送る。
【0028】切換システムまたは配列9を利用して、階
/ホールコールをマイクロコンピュータシステム5に供
給することができる。ダウンピーク期間の間、切換シス
テム9の入力側は、下降すなわち下りのコールの伝送器
13と、伝送装置12によって接続される。伝送装置1
2は、下降すなわち下りのホールコールを時間順すなわ
ちそれらの入力の発生順に伝送する。下りのホールコー
ルの発生順の入力は、切換システム9を介して切換回路
14に伝送される。切換回路14は、RAM1に結合さ
れ、待機中の各ホールコールごとに論理「高」または論
理「1」を示すことができる。図示するように、RAM
1はビルディングの例えば15の各フロアに対するエン
トリを含むことができる。その後、RAM1は、指定さ
れたフロアで利用者がサービスを待機していることを示
す1および0の連続で充填される。図1に示す例では、
RAM1はフロアE15、E13、およびE5に対する
下りのホールコールを含む。
【0029】ダウンピーク期間中に下りのホールコール
を伝送および記憶する一般的な動作は、以下のように説
明することができる。
【0030】ダウンピーク期間に切り替わった後、伝送
装置12は、下降すなわち下りのホールコール伝送器1
3が作動するたびにフロアの位置を発生順に転送する。
例えば、ダウンピークが開始した後、下りのホールコー
ルの発生順の入力順序は、E14、続いてE13、E1
5となるものと想定する。個々の下りのホールコール
は、切換システム9を介して切換回路14に転送され
る。切換回路14は、各フロア位置を階/ホールコール
記憶メモリRAM1に転送し、これらはここで走査装置
10が使用可能になるまで記憶される。
【0031】走査装置が階/ホールコール記憶RAM1
を走査し、待機中の下りのホールコールの位置、例えば
E14、E13、E15を割振り記憶メモリ11に記憶
した後で、例えば割振り装置20に記憶されたものな
ど、ダウンピーク輸送に応答するためにエレベータの昇
降ケージの割振りを最適化するプログラム、すなわちダ
ウンピーク最適化システムを利用することができる。
【0032】図2は、本発明によるダウンピーク最適化
システムの例示的なフローダイアグラムを示す図であ
る。このフローダイアグラムは、ダウンピーク期間を開
始することから始まる。上記のように、ダウンピーク期
間は一般に夕方のラッシュ時間であり、例えば午後4時
30分に始まる可能性がある。一日のうちのこの時間
は、図示はしないが内部時計または同様の装置で監視す
ることができる。
【0033】段階201で、ダウンピーク最適化システ
ムは、エレベータグループに関するグループのサイズを
初期化する。グループのサイズは、任意の特定のエレベ
ータグループが適切に応答することができる所定のフロ
ア数にすることができる。グループのサイズを5フロア
に設定したものと想定すると、ダウンピークの各グルー
プは、サイクルあたり三つのフロアコールにしか応答す
ることができない。
【0034】グループのサイズは、ダウンピーク輸送に
応答するために割り振ることができる昇降ケージの数、
およびビルディング中の階またはフロアの数を考慮する
ことによって決定することができる。例えば、本発明を
15階のビルディングで使用し、ダウンピーク輸送に応
答するためにシステムが三つのエレベータの昇降ケージ
を利用するものと想定すると、グループのサイズは、フ
ロアの総数を割振り可能なエレベータの昇降ケージの数
で割ることで決定することができる。この特定の例で
は、グループのサイズは5にすることができる。したが
って、個別のエレベータの昇降ケージに割り振ることが
できる最大のグループは、5フロアを含むグループとな
る。
【0035】グループのサイズを確立した後、段階20
2で、フロア分離(応答範囲)値を初期化し、各グルー
プに割振り可能な最初のコールと最後のコールの間のフ
ロア分離(または範囲)を最初に指定する。換言すれ
ば、フロア分離値を最初に「1」と指定した場合は、割
り振られた最初のコールと最後のコールの間のコール範
囲は、「1」フロア、または隣接する二つのフロアとな
る。エレベータグループに対するコール範囲は、下りの
ホールコールの最も上にあるフロア、および特定のフロ
ア分離値と等しい数の、最初のコールのフロアより下の
いくつかのフロアを含むものと考えることができる。従
って、フロア分離値を例えば「1」として開始した場合
には、各グループを、隣接する二つのフロアより大きく
することはできない。例えば、最も高い階/ホールコー
ルがフロアE10から始まる場合は、第一グループに割
振り可能なコールの範囲は、フロアE10からE9まで
となる。フロアE9より下で始まる任意の階/ホールコ
ールは、その後に確立されたグループに割り振らなけれ
ばならない。
【0036】フロア分離値を初期化した後で、段階20
3で、未処理または待機中の下りの階/ホールコールを
求めてビルディングを走査することができる。上記に論
じたように、この走査は、階/ホールコール記憶RAM
1に入力された値を発生順に走査する走査装置10によ
って実行することができる。その後、走査した値を割振
り記憶メモリ11に記憶することができる。しかし、従
来技術のシステムとは異なり、本システムでは階/ホー
ルコールを発生順に記憶することを必要とせず、割振り
記憶メモリ11は、走査した階/ホールコール記憶RA
M1の「スナップショット」を含む。したがって、割振
り記憶メモリ11は、下りのコールが特定のフロアから
発行されているかどうか、また、どのフロアがダウンピ
ーク最適化システムによるダウンピークの割振りを必要
としているかを示す。
【0037】図3に示すように、ビルディングを走査す
る前に、下りの階/ホールコールが、以下のフロアで例
えばE14、E13、E15、E10、E8、E12、
E9、E11、E7の順序で生成されたものと想定され
たい。図3は、発生順にコールを記憶した、階/ホール
コール記憶RAM1の一例を表す図である。図4は、走
査装置10が階/ホールコール記憶RAM1を走査した
後の、割振り記憶メモリ11の一例を表す図である。割
振り記憶メモリ11は、論理「1」によって、どのフロ
アが未処理の下りのコールをもつかということ、および
/またはどのフロアが割振り可能なダウンピークのエレ
ベータの昇降ケージによる応答を必要としているかとい
うことを示す。図4に示すように、割振り記憶装置11
は、単に、下りのサービスを必要としているフロア、す
なわちE15、E14、E13、E11、E10、E
9、E7を示す。
【0038】未処理の下りの階/ホールコールを走査し
て記憶した後、ダウンピーク最適化システムは、段階2
04で、ダウンピークの負荷を処理するために必要ない
くつかのグループを決定する。したがって、図4に示す
ように、E15からE13、E11からE9およびE7
の各フロアで、下りのホールコールが発行される(下り
のサービスが要求される)。本発明のグループ化手順に
よれば、システムは、例えば最も上にある階/ホールコ
ールのフロアE15から始まるグループの数を決定し、
グループ化を開始することができる。図5は、ダウンピ
ーク最適化システムによる最初のグループ化の一例を示
す図である。グループg1は最初に、例えばE15など
の最上の下りのホールコールからのコール、および最上
のコールより下の、例えば初期化した値「1」など、フ
ロア分離または応答範囲と等しい指定した数の隣接する
フロアを含むことができる。従って、グループg1は、
最初にE15およびE14を含む。グループg2は、階
/ホールコール記憶装置に記憶され、グループg1に入
らないその次の下りの階/ホールコール、例えばE13
を含むことができる。グループg2はE13のみしか含
むことができないが、これは最初のフロア分離値「1」
で決定されるように、グループg2が含むように利用可
能なその他のフロアはE12しかないためである。しか
し、ビルディングの走査によれば、E12は階/ホール
コールを介して下りのサービスを要求しなかったので、
グループg2はただ一つの下りのコール要素しか含まな
い。グループg3は、その次の記憶された階/ホールコ
ール、例えばE11およびE10を含むことができる。
グループg4は、E9を含むことができる。グループg
5はE7を含むことができる。
【0039】各グループが少なくとも一つの階/ホール
コールを含まなければならないことに留意されたい。ま
た、各フロアがグループ化計画に含まれる必要はないこ
とにも留意されたい。しかし、グループ化は、重複する
グループ要素を含まないものとする、すなわち各グルー
プは重複しないように形成する。
【0040】グループを最初に確立した後で、段階20
5で、確立したグループの数を、ダウンピークの負荷を
処理するために利用可能なエレベータの昇降ケージの総
数と比較する。システムはダウンピークの負荷を処理す
るために利用可能な三つのエレベータの昇降ケージを備
えるように指定されるものと想定すると、三つのエレベ
ータは、下りのホールコールの最初のグループ化で形成
した五つのグループを適切に扱うことができない。
【0041】システムが、グループを処理するために利
用可能なエレベータの昇降ケージの総数を超えるいくつ
かのグループを最初に確立した場合は、段階207で、
ダウンピーク最適化システムは、フロア分離値がここで
「2」になるように、値「+1」だけフロア分離値を拡
大することができる。従って、各グループは、ここで例
えば隣接する三つのフロアを含むことができる。フロー
ダイアグラムは段階204に戻り、新規のフロア分離ま
たは応答範囲に従ってグループを形成する。したがっ
て、図6は、応答範囲を拡大した後の、本発明によるダ
ウンピーク最適化システムが実行するグループ化の一例
を示す図である。最上の下りの階/ホールコールから最
下の下りの階/ホールコールまで、割振り記憶装置11
に記憶されたコールのグループ化は以下のようにするこ
とができる。グループg1はE15、E14、E13を
含むことができ、グループg2はE11、E10、E9
を含むことができ、グループg3はE7を含むことがで
きる。段階205で、ダウンピーク最適化システムは、
三つのグループが形成されていることをカウントするこ
とができる。段階206で、システムは次に、確立した
グループの数が利用可能なエレベータの昇降ケージの数
と等しいかどうかを判定することができる。したがっ
て、段階208で、システムは、ダウンピークの負荷を
処理するために、フロア位置を適当なエレベータの昇降
ケージに割り振ることができる。
【0042】ダウンピークの要求に応答するためにエレ
ベータの昇降ケージが割り振られた後で、ダウンピーク
最適化システムは、段階202に戻り、フロア分離また
は応答範囲を「1」に初期化し、段階203ないし20
8を繰り返すことができる。この手順は、規定のダウン
ピークの終了時間、例えば午後8時まで、ダウンピーク
の要求を利用可能なエレベータの昇降ケージに割り振る
フローダイアグラムの各段階を通して循環することがで
きる。
【0043】本発明によれば、ビルディングを一度走査
し、その時点で待機中の下りの階/ホールコールの「ス
ナップショット」を記憶し、グループ化−拡大−グルー
プ化の段階で利用する。下りの階/ホールコールが利用
可能なエレベータの昇降ケージに割り振られた後は、
「スナップショット」は除去すなわちクリアされ、シス
テムは応答範囲の初期化から繰り返す。さらに、形成し
たグループの数が割振りに利用可能な昇降ケージの数よ
り少ない場合には、システムは最も有利な応答経路を有
する昇降ケージを、下りコールのそれぞれの独自のグル
ープに割り振ることになることに留意されたい。
【0044】上記の例から分かるように、本発明による
ダウンピークのシステムは利用可能なエレベータの昇降
ケージの使用を最適化し、利用可能なエレベータの昇降
ケージが停止するフロアの総数を少なくする。さらに、
本発明は、フロアの総数または利用可能なエレベータの
昇降ケージの総数による制限を受けない。本発明は、利
用可能なエレベータの昇降ケージへの下りの階/ホール
コールの、ダウンピークの最適な割当てを決定する前
に、それらの各要素を変数として考慮に入れている。
【0045】本発明の付加的な利点は、ゾーン化された
エレベータシステム、すなわち特定の昇降ケージがビル
ディングの指定したゾーンまたはフロアの専用となって
いるシステムで、本システムを利用することができる点
である。したがって、上記で論じたルーチンを、既定の
各ビルディングゾーンで任意選択で利用し、ゾーンあた
りのダウンピーク輸送を最適化することができる。
【0046】前述の例は単に説明の目的ために提供した
ものであり、本発明を制限するものと解釈されるもので
はないことに留意されたい。好ましい実施形態に関連し
て本発明について記述したが、本明細書で使用した言葉
は限定するものではなく、説明および例示の言葉である
ことを理解されたい。添付の特許請求の範囲内で、その
態様が本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく、こ
こまでに述べ、また修正したように、変更を加えること
ができる。特定の手段、材料、および実施形態に関連し
て、本発明について本明細書に記述したが、本発明は本
明細書に開示した詳細に限定されるものではなく、本発
明は、添付の特許請求の範囲内の機能上等価な全ての構
造、方法、および使用法に及ぶものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用するグループ制御システムの概略
図である。
【図2】本発明による例示的なダウンピーク最適化シス
テムのフローダイアグラムである。
【図3】階/ホールコール記憶RAM1の一例を示す図
である。
【図4】割振り記憶装置の一例を示す図である。
【図5】本発明のダウンピークのグループ最適化システ
ムによる、コールの最初のグループ化の一例を示す図で
ある。
【図6】本発明のダウンピークのグループ最適化システ
ムによる、コールの拡大したグループ化の一例を示す図
である。
【符号の説明】
1 エレベータシャフト 2 巻上げまたは駆動エンジン 3 巻上げケーブル 4 昇降ケージ 5 マイクロコンピュータシステム 6 調節要素 7 比較器 8 パーティライン伝送システム 9 切換システム 10 走査装置 11 割振り記憶装置 12 伝送装置 13 伝送器 14 切換回路 20 割振り装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリステイアン・ゼモロツツ スイス国、ツエー・ハー−6004・ルツエル ン、フルーマツトシユトラーセ・23

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定数のフロアにサービスを提供する複
    数の昇降ケージがあるエレベータグループにおいて使用
    される、既定の要求を処理するようにそのエレベータグ
    ループ中の各昇降ケージを割り振るためのグループ最適
    化システムであって、 既定の要求を処理するために割振り可能な昇降ケージを
    指定する手段であって、その指定手段が指定するいくつ
    かの昇降ケージを決定する手段を含む指定手段と、 前記のエレベータグループに対する、所定数の隣接する
    フロアを含む応答範囲を初期化する手段と、 待機中のホールコールを走査して、エレベータのサービ
    スを要求する特定のフロアを決定する手段と、 前記応答範囲以下のサイズの重複しないグループを形成
    する、サービスを要求する前記の特定のフロアを最上フ
    ロアから最下フロアの順にグループ化する手段と、 前記のグループ化手段が形成した前記の重複しないグル
    ープの数を、割振り可能な昇降ケージの前記の指定数と
    比較する手段と、 前記の重複しないグループの一つだけを前記の割振り可
    能な各昇降ケージに割り振る手段とを含む、グループ最
    適化システム。
  2. 【請求項2】 重複しないグループの前記の数が、指定
    した割振り可能な昇降ケージの前記の数と等しい、請求
    項1に記載のグループ最適化システム。
  3. 【請求項3】 重複しないグループの前記の数が、指定
    した割振り可能な昇降ケージの前記の数より大きい、請
    求項1に記載のグループ最適化システム。
  4. 【請求項4】 前記の比較手段が、重複しないグループ
    の前記の数が指定した割振り可能な昇降ケージの前記の
    数より大きい場合に、一フロア分だけ前期の応答範囲を
    拡大する手段を含む、請求項1に記載のグループ最適化
    システム。
  5. 【請求項5】 前記の拡大した応答範囲と等しいサイ
    ズ、また最も下に形成したグループに対して前記の拡大
    した応答範囲以下のサイズの重複しない再グループ化し
    たグループを形成する、サービスを要求する前記の特定
    のフロアを最上フロアから最下フロアの順に再グループ
    化する手段と、 前記の重複しない再グループ化したグループの数を指定
    した割振り可能な昇降ケージの前記の数と比較する手段
    とをさらに含み、 前記の割振り手段がさらに、重複しないグループの前記
    の数が指定した割振り可能な昇降ケージの前記の数以下
    である場合に、前記の重複しない再グループ化したグル
    ープの一つだけを前記の割振り可能な各昇降ケージに割
    り振るためのものである、請求項4に記載のグループ最
    適化システム。
  6. 【請求項6】 前記の比較手段が、重複しない再グルー
    プ化したグループの前記の数が、指定した割振り可能な
    昇降ケージの前記の数より大きい場合に、一フロア分だ
    け前記の応答範囲を拡大する手段を含み、 前記のシステムが、サービスを要求する前記の特定のフ
    ロアを再グループ化する前記段階、再グループ化したグ
    ループの数を比較する前記段階、および前記の重複しな
    い再グループ化したグループの前記の数が指定した割振
    り可能な昇降ケージの前記の数以下になるまで前記の応
    答範囲を拡大する段階を繰り返す、請求項5に記載のグ
    ループ最適化システム。
  7. 【請求項7】 前記のシステムが、ダウンピーク期間を
    開始することによって使用可能にされる、請求項1に記
    載のグループ最適化システム。
  8. 【請求項8】 前記の割振り可能な昇降ケージを割り振
    ってから指定した時間周期の後に、前記の走査手段がさ
    らに、前記の待機中のホールコールを再走査して、エレ
    ベータのサービスを要求する特定のフロアを決定する、
    請求項1に記載のグループ最適化システム。
  9. 【請求項9】 前記のグループ化手段が、サービスを要
    求する前記の特定のフロアを最上フロアから最下フロア
    の順にグループ化し、前記のグループ化手段が、最も下
    に形成したグループより上の各グループに対しては前記
    の応答範囲と等しいサイズの重複しないグループを形成
    し、前記の最も下に形成したグループに対しては前記の
    応答範囲以下のサイズの重複しないグループを形成す
    る、請求項1に記載のグループ最適化システム。
  10. 【請求項10】 所定数のフロアにサービスを提供する
    複数の昇降ケージがあるエレベータグループで、既定の
    要求を処理するようにそのエレベータグループの各昇降
    ケージを割り振るための、割振りを最適化する方法であ
    って、 割振り可能な昇降ケージを指定して、既定の要求を処理
    し、指定したいくつかの昇降ケージを決定する段階と、 エレベータグループに対する、所定数の隣接するフロア
    を含む応答範囲を初期化する段階と、 待機中のホールコールを走査して、エレベータのサービ
    スを要求する特定のフロアを決定する段階と、 サービスを要求する特定のフロアを最上フロアから最下
    フロアの順にグループ化し、応答範囲以下のサイズの重
    複しないグループを形成する段階と、 グループ化手段が形成した重複しないグループの数を、
    割振り可能な昇降ケージの指定数と比較する段階と、 重複しないグループの一つだけを割振り可能な各昇降ケ
    ージに割り振る段階とを含む、グループ最適化の方法。
  11. 【請求項11】 重複しないグループの数が指定した割
    振り可能な昇降ケージの数と等しい、請求項1または1
    0に記載のグループを最適化する方法。
  12. 【請求項12】 重複しないグループの数が指定した割
    振り可能な昇降ケージの数より大きい、請求項1または
    10に記載のグループを最適化する方法。
  13. 【請求項13】 重複しないグループの数が指定した割
    振り可能な昇降ケージの数より大きい場合に、一フロア
    分だけ応答範囲を拡大する、請求項1または10に記載
    のグループを最適化する方法。
  14. 【請求項14】 サービスを要求する特定のフロアを、
    最上フロアから最下フロアの順に再グループ化し、拡大
    した応答範囲と等しいサイズの重複しない再グループ化
    したグループを形成し、最も下に形成したグループに対
    しては拡大した応答範囲以下のサイズの重複しない再グ
    ループ化したグループを形成する段階と、 重複しない再グループ化したグループの数を指定した割
    振り可能な昇降ケージの数と比較する段階と、 重複しないグループの数が指定した割振り可能な昇降ケ
    ージの数以下である場合に、重複しない再グループ化し
    たグループの一つだけを割振り可能な各昇降ケージに割
    り振る段階とをさらに含む、請求項4または13に記載
    のグループを最適化する方法。
  15. 【請求項15】 重複しない再グループ化したグループ
    の数が指定した割振り可能な昇降ケージの数より大きい
    場合に、一フロア分だけ応答範囲を拡大し、 サービスを要求する特定のフロアを再グループ化する段
    階、再グループ化したグループの数を比較する段階、お
    よび重複しない再グループ化したグループの数が指定し
    た割振り可能な昇降ケージの数以下になるまで応答範囲
    を拡大する段階を繰り返す、請求項5または14に記載
    のグループを最適化する方法。
  16. 【請求項16】 ダウンピーク期間を開始することによ
    って使用可能にされる、請求項1または10に記載のグ
    ループを最適化する方法。
  17. 【請求項17】 割振り可能な昇降ケージを割り振って
    から指定した時間期間の後で、待機中のホールコールを
    再走査してエレベータのサービスを要求する特定のフロ
    アを決定する、請求項1または10に記載のグループを
    最適化する方法。
  18. 【請求項18】 サービスを要求する特定のフロアを最
    上フロアから最下フロアの順にグループ化し、最も下に
    形成したグループより上の各グループに対しては応答範
    囲と等しいサイズの重複しないグループを形成し、最も
    下に形成したグループに対しては応答範囲以下のサイズ
    の重複しないグループを形成する、請求項1または10
    に記載のグループを最適化する方法。
JP9334689A 1996-12-04 1997-12-04 ダウンピークのグループ最適化システム Pending JPH10167590A (ja)

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