JPH10167524A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH10167524A
JPH10167524A JP10009997A JP999798A JPH10167524A JP H10167524 A JPH10167524 A JP H10167524A JP 10009997 A JP10009997 A JP 10009997A JP 999798 A JP999798 A JP 999798A JP H10167524 A JPH10167524 A JP H10167524A
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JP
Japan
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paper
tray
setting
button
trays
Prior art date
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JP10009997A
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English (en)
Inventor
Kaoru Kaminaga
薫 神長
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動用紙選択モードにおいて、特定トレイの
使用を禁止する設定を行うことが可能な記録装置におい
て、全ての用紙トレイを禁止トレイとした際、機構部が
異常な動作をすることを防止すること。 【解決手段】 記憶装置は複数の用紙トレイの各々の使
用を原則的に禁止するか否かを判断する禁止トレイ判断
手段106と自動用紙選択モードの機能の作動を禁止する
禁止手段110とを有し、禁止トレイ判断手段は複数の用
紙トレイのうち、各々の用紙トレイが、自動用紙選択モ
ードの選択対象から外されているか否かを判断するとと
もに、禁止手段は禁止トレイ判断手段によって、複数の
用紙トレイの全ての用紙トレイが、自動用紙選択モード
の選択対象から外されていると判断された場合に、自動
用紙選択モードの機能の作動を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の用紙トレイを有
し、原稿サイズに応じて自動的に用紙を選択するモード
である自動用紙選択モードを備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の用紙トレイを有し、原稿サイズに
応じて自動的に用紙を選択するモードである自動用紙選
択モードを備えた記録装置に関して、特開平1−247
344号公報において、特殊紙が収納されているカセッ
トからの給紙を規制するために、該カセットに特定給紙
部認識手段を設け、オペレータが意図しない紙種の記録
用紙による記録がなされることを事前に回避することの
できる記録装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、全ての用紙ト
レイを、自動用紙選択モードの選択対象から外した場合
については記載が無く、そうした場合、例えば、任意の
用紙トレイの用紙に記録を実行するなど、機構部が正規
の動作をしなくなるという恐れがあった。本発明の目的
は、自動用紙選択モードにおいて、特定トレイの使用を
禁止する設定を行うことが可能な記録装置において、全
ての用紙トレイを禁止トレイとした際、機構部が異常な
動作をすることを防止することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は用紙を収容する複数の用紙トレイ
と、原稿サイズに応じて自動的に用紙を選択するモード
である自動用紙選択モードとを有する記録装置におい
て、複数の用紙トレイのうち、各々の用紙トレイが、自
動用紙選択モードの選択対象から外されているか否かを
判断する禁止トレイ判断手段と、禁止トレイ判断手段に
よって、前記複数の用紙トレイの全ての用紙トレイが、
自動用紙選択モードの選択対象から外されていると判断
された場合、自動用紙選択モードの機能の作動を禁止す
る禁止手段とを有する構成にある。また、請求項2の発
明は、用紙を収容する複数の用紙トレイと、原稿サイズ
に応じて自動的に用紙を選択するモードである自動用紙
選択モードとを有する記録装置において、複数の用紙ト
レイのうち、各々の用紙トレイを、自動用紙選択モード
の選択対象から外すように設定する禁止トレイ設定手段
と、禁止トレイ設定手段によって、複数の用紙トレイの
全ての用紙トレイが、自動用紙選択モードの選択対象か
ら外すように設定された場合、自動用紙選択モードの機
能の作動を禁止する禁止手段とを有する構成にある。ま
た、請求項3の発明は、請求項2の発明において、禁止
手段は禁止トレイ設定手段によって、複数の用紙トレイ
の全ての用紙トレイが、自動用紙選択モードの選択対象
から外すように設定された場合、その設定の受け付けを
禁止するようにした構成にある。更に、請求項4の発明
は、請求項3の発明において、禁止トレイ設定手段によ
って、複数の用紙トレイの全ての用紙トレイが、前記自
動用紙選択モードの選択対象から外すように設定された
場合、その設定が無効である旨を警告する報知手段を備
えた構成にある。
【0005】
【発明の作用・効果】請求項1の構成によれば、全ての
用紙トレイが禁止トレイと判断された場合、自動用紙選
択モードの機能の作動を禁止することで、機構部が異常
な動作をするという事態を未然に防止できる。請求項2
の構成によれば、全ての用紙トレイを禁止トレイに設定
した場合、自動用紙選択モードの機能の作動を禁止する
ことで、機構部が異常な動作をするという事態を未然に
防止できる。請求項3の構成によれば、全ての用紙トレ
イを禁止トレイに設定した場合、その設定の受け付けを
禁止することで、設定を受け付け、自動用紙選択モード
による作動を禁止するものに比べ、設定のミスを早期に
解決でき、ユーザの操作性向上を図ることができる。請
求項4の構成によれば、全ての用紙トレイを禁止トレイ
に設定した場合、その設定の受け付けを禁止し、ユーザ
に再設定を促し、正常な設定をさせることで、機構部が
異常な動作をするという事態を未然に防止できる。
【0006】
【発明の実施の態様】以下、本発明の実施例を図面を参
照しながら説明する。尚、本実施例は複写機に適用した
もので、べ一スマシンに両面自動送り装置、ソータなど
の付属装置が組み合わされて構成されるものである。複
写機は、第2図に示すように、べ一スマシン1に両面自
動原稿送り装置2、ソータ3が取付けられており、この
べ一スマシン1はコントロールパネル4によって設定さ
れたジョブに応じて付属装置を合む機構部を制御し、両
面自動原稿送り装置2で送られた原稿から読み取った画
像処理を基にトレイ5から供給される指定サイズの用紙
に対して画像処理を施した後、排紙処理を実行すると共
に、ソータ3において画像処理された用紙の仕分けを行
うように構成されている。
【0007】複写機の概略を第3図を用いて説明する。
複写機1内には感光ドラム7が配置されている。図にお
いて、感光体8は感光ドラム7外周面に層状に形成され
ている。この感光ドラム7は、矢印方向に回転するよう
に図示しない駆動装置に連結されている。感光ドラム7
の外周には、チャージコロトロン9、現像器11、転写
コロトロン13およびクリーニング装置15が配置され
ている。この複写機においては、感光ドラム7が矢印方
向に回転するにつれて、感光体8がチャージコロトロン
9によって一様に帯電された後、露光箇所16で光の照
射を受け静電潜像が形成される。露光箇所16には、複
写機1の上面に配置されたプラテンガラス17上に載置
された図示しない原稿の光像が入射されるようになって
いる。このために、露光ランプ19と、これによって照
明された原稿面の反射光を伝達する複数のミラー20及
び光学レンズ21が配置されており、このうち所定のも
のは原稿の読み取りのためにスキャンされるようになっ
ている。静電潜像が形成された感光体8は、その後、現
像器11で現像される。ここで感光体8上に形成された
トナー像は、転写コロトロン13により用紙上に転写さ
れ、ヒートロール23及びプレッシャロール24間で熱
定着されて搬出される。一方、感光体8はクリーニング
装置15によりクリーニングされ再使用に供される。一
方、複写機1に配置されている供給トレイ25に収容さ
れている用紙あるいは手差しトレイ28に沿って手差し
で送り込まれる用紙27は、送りロール29あるいは3
1によって送り出され、搬送ロール32に案内されて感
光ドラム7と転写コロトロン13の間を通過する。この
とき、トナー像が用紙27上に転写される。転写後の用
紙27はヒートロール23及びプレッシャロール24の
間を通過して熱定着される。そして、搬送ロールの間を
通過して搬出トレイであるソータ3に搬出される。
【0008】次にコンソールパネル上のハードキーおよ
びタッチパネルキーの各操作ボタンの説明をする。コン
ソールパネル4には、図4に示すように次のハードボタ
ンが設けられている。すなわち、スタート、ストップ、
クリア、テンキー、オールクリア、トレイ選択、固定倍
率、任意倍率、割り込み、ちょっと小さめ、設定確認お
よび予熱の各ボタンである。これらのハードボタンの内
の主なボタンの機能について説明する。スタートボタン
40は、コピーの開始や続行あるいは「お待ちくださ
い」表示中にスタートを予約したいときなどに使用され
る。ストップボタン41は、コピー作業を途中でやめる
ときに使用される。トレイ選択ボタン42は、使用した
いトレイまたは自動用紙選択を選択するときに使用され
る。固定倍率ボタン43Aは、自動倍率ボタンを兼ね、
イメージサイズまたは自動倍率を選択するときに使用さ
れる。任意倍率ボタン43Bは、任意(1%きざみ)に
縮倍率を選択するときに使用される。設定確認ボタン4
4は、それまでに設定された機能を表示したいときに使
用される。設定確認ボタンを押すと、例えばコピー濃
度、ソータ、両面コピー、単色カラー、わく消し、ペー
ジ連写等の機能がLCDに同時にボタン表示される。L
CD画面45は、320×200dot(1dot=0.33×0.
33mm)の画素を有し、この画素により構成されるLC
D画面内にタッチパネルが配置されている。このタッチ
パネルは、10×7Tile(1Tile=32×24do
t)により構成されている。
【0009】次にタッチパネルの操作の概要について述
べる。機能の選択/解除は、LCD上に表示された機能
に対応するボタンを押すことで行う。機能の選択操作に
おいて、パラメータのない機能またはガイドオペレーシ
ョンが不必要な機能の場合は、ボタン表示を暗色に反転
させる。パラメータのある機能またはガイドオペレーシ
ョンが必要な機能の場合は、ポップアップウインドウが
表示されるので、このウインドウによりパラメータを指
定して終了ボタンを押すことにより、ウインドウが閉じ
られ、設定されたパラメータを持つ機能のボタン表示が
暗色に反転する。そして、機能の解除操作は、パラメー
タのない機能の場合、暗色反転状態にあるボタンが押さ
れた時、機能を解除し、ボタン表示の反転を元の明色に
戻す。また、パラメータのある機能の場合は、ポップア
ップウインドウ中の取消ボタンが押されるとウインドウ
が閉じられ、設定された機能を解除し、ボタンの暗色を
明色に戻す。以上のタッチパネルの操作の概要を図5に
示すフローチャートに従って説明する。
【0010】パラメータのある機能については機能ボタ
ンを押す(ステップ101)と、ブザーが一定時間鳴っ
て注意を喚起(ステップ102)する。そしてポップア
ップウインドを開く(ステップ103)。基本、応用、
専門ボタンのいずれかを押し(ステップ104)、必要
があればパラメータの指定(ステップ105)を行う。
このとき、パラメータの指定が終了していないと警告メ
ッセージがLCD画面上に表示(ステップ109)され
る。指定したパラメータでよければ終了ボタンを押すと
ポップアップウインドは閉じ(ステップ106)、選択
した機能ボタンの色が反転表示(ステップ107)さ
れ、機能選択状態(ステップ108)となる。また、ス
テップ103の状態でパラメータの指定を行う場合は、
まず、パラメータの指定(ステップ110)の後、よけ
れば終了ボタンを押す(ステップ111)と、ポップア
ップウインドは閉じ(ステップ112)、選択された機
能ボタンの色を反転させ(ステップ113)、機能選択
状態(ステップ114)となる。また、ステップ103
またはステップ110の段階で取消しボタンを押す(ス
テップ115)と、ポップアップウインドが閉じ(ステ
ップ116)、選択した機能ボタンの表示色を非反転
(ステップ117)として、機能選択を行わなかった状
態(ステップ118)にする。一方パラメータのない機
能を選択する場合は、機能ボタンを押す(ステップ11
9)と一定時間ブザーが鳴り(ステップ120)、機能
を選択(終了ボタンを押す)(ステップ121)する
と、ボタン表示は反転(ステップ122)し、機能選択
状態(ステップ123)となる。また機能選択状態でな
い(取消しボタンを押す)と、ボタン表示は非反転(ス
テップ124)であり、機能解除状態(ステップ12
5)となる。
【0011】設定されるコピー機能は、図6〜9に示す
基本、応用および専門の各機能とそれぞれのパラメータ
からなるツリー構造を有している。機能選択ボタンは、
図10に示すように、基本ボタン200、応用ボタン3
00および専門ボタン400に分けられる。基本ボタン
200は、オペレータが基本コピーに必要な機能を選択
するためのボタンである。基本ボタン200が押される
と図10に示す基本画面が表示される。基本画面201
にはコピー濃度調整、ソーター、両面およびユーザー設
定(仕様設定で設定なしを指示している時は表示しな
い。)の各機能に対応したボタンが設けられている。こ
の基本画面201は電源投入時、オールクリアボタンが
押された後、オートクリア動作後、予熱モード復帰後、
割り込み復帰後、設定確認モード復帰後、仕様設定終了
後は自動的に表示される。応用ボタン300は、オペレ
ータが応用コピーに必要な機能を選択するためのボタン
である。応用ボタン300が押されると図11に示す応
用画面301が表示される。応用画面301には単色カ
ラー310、とじしろ320、わく消し330、ページ
連写340、OHP合紙350、応用原稿送り360の
各機能に対応したボタンが設けられている。応用画面3
01にて機能を選択した後に専門/基本画面を表示した
場合は、応用機能が選択されていることを示すために、
“応用”文字は暗色に反転表示される。専門ボタン40
0は、オペレータが専門コピーに必要な機能を選択する
ためのボタンである。専門ボタン400が押されると図
12に示す専門画面401が表示される。専門画面40
1には合成410、寸法変倍420、ジョブメモリ43
0および仕様設定440の各機能に対応したボタンが設
けられている。専門画面401にて機能を選択した後に
応用/基本画面を表示した場合は、専門機能が選択され
ていることを示すために、“専門”文字は暗色に反転表
示される。
【0012】次に機能選択/解除について説明する。コ
ピー濃度設定ボタンは、自動モードボタン202、マニ
ュアルモード203および写真モード204を選択/解
除するために押すボタンである。ユーザ設定ボタン20
5は、ユーザーが頻繁に使用する機能の選択を容易にす
るためのものである。ユーザーが仕様設定で設定したボ
タンが表示される。ソーターボタン206は、ソーター
を使用する時に押すボタンである。選択できる機能は丁
合いとスタックの二つのうち一つで、いずれかが選択さ
れた場合、ステイプラソーター付き機械の場合、自動ホ
チキス止め機能を選択できる。両面ボタン207は、片
面原稿、両面原稿から両面コピーを取りたい時、または
両面原稿から片面コピーを取りたい時に押すボタンであ
る。
【0013】単色カラーボタン310は、画面上にセッ
トされている色、たとえば「赤」表示311され、この
色でコピーを取りたい時に押すボタンである。とじしろ
ボタン320は、右とじしろ321または左とじしろ3
22の機能が選択できる。このボタンを押すと開かれる
ウインドウにより選択されたとじしろの表とじしろ量3
211または裏とじしろ量3212の入力設定を行う。
わく消しボタン330は、上下わく消し量331、左右
わく消し量332および中消し量333の機能が選択で
きる。このボタンを押すと開かれるウインドウにより上
記消し量がmm単位で設定できる。ページ連写ボタン3
40は、見開きでB4版(またはA3版)の本などを、
一度スタートボタンを押すだけで、片ページずつの二分
割コピーができる。このボタンを押すと開かれるウイン
ドウによりコピー後のページを揃える洋書341または
和書342の指定ができる。OHP合紙ボタン350と
は、OHPコピー時に自動的に白紙を挿入する時に押す
特殊機能ボタンである。応用原稿送りボタン360は、
オペレータが両面自動原稿送り装置を特殊な仕様で使用
する場合に機能選択するためのものである。このボタン
を押すと開かれるウインドウにより、両面自動原稿送り
装置にセットされた原稿二枚分をプラテンガラス上に並
列にセットする2イン1モード361およびサイズの異
なる原稿を連続して搬送するミックスサイズモード36
2が指定できる。特に2イン1モード361では、奇数
指定3611、偶数指定3612および自動カウント3
613の設定ができる。
【0014】合成ボタン410は、複数のコピー原稿を
一つにしてコピーする合成コピー機能を選択する。この
ボタンを押すと開かれるウインドウにより、合成41
1、連写412、カラー合成413および連写カラー合
成414の各機能の指定ができる。寸法変倍ボタン42
0は、希望の倍率(大きさ)にコピーしたいときの自動
倍率計算機能を選択する。このボタンを押すと開かれる
ウインドウにより、原稿コピーの大きさがmm単位で指
定でき、その指定された大きさから自動的に倍率が計算
され、その倍率が表示される。ジョブメモリボタン43
0は、コンソールおよびタッチパネル上の設定を初期状
態としてマシン(M/C)に記憶させ、これを必要に応
じて呼び出す初期状態設定機能を選択する。このボタン
を押すと開かれるウインドウにより、呼出し431、登
録432および削除433の各機能の操作ができる。ジ
ョブモードは、例えば3種類の初期状態がジョブメモリ
4300のNO1〜3に登録できる。M/Cには呼び出
しボタン431を押してジョブメモリNOを指定するこ
とにより設定される。仕様設定ボタン440は、初期値
の設定、機能の設定/解除等の仕様設定モードを選択す
る。
【0015】本実施形態は、図9に示す本システムの機
能構成の中で仕様設定に関し、特に自動モードの優先/
禁止トレイを任意に設定できる機能および仕様設定モー
ドでトレイの優先/禁止の重複をチェックする機能を備
えている。仕様設定モードとは、ユーザが初期優先モー
ド(基本状態)等の変更を行うもので、ジョブメモリま
たはデフォルトのいずれかを選択する初期モードの設
定、自動トレイ切り換えの実施/禁止の設定、自動モー
ド選択時の優先/禁止トレイの設定、その他の各種機能
の設定ができるように構成されている。図1は仕様設定
モードの中の自動モード選択時の優先/禁止トレイ設定
機能を実現するための構成が示されている。
【0016】入力手段100は、LCD上のタッチキ
ー,パネル上のハードキーの操作信号を出力するように
構成され、これらのキーにより自動用紙選択モード、自
動トレイ切換モードを指定する自動モード入力手段10
1、同一サイズの用紙がセットされたトレイ間の使用順
を定義し、先に使うトレイ(以下「優先トレイ」と記
す)を指定する優先トレイ入力手段102、使用を原則
的に禁止するトレイ(以下「禁止トレイ」と記す)を指
定する禁止トレイ入力手段103、および自動モードで
禁止トレイの使用許可を指示する禁止トレイ使用確認入
力手段104から構成されている。なお、禁止トレイ使
用確認入力手段104は、例えばスタートボタンの再操
作で使用許可し、またストップボタンの操作で使用不許
可にするための信号を出力するように構成される。
【0017】自動モード判定手段105は、自動モード
入力手段101からの自動モードに対応した優先トレイ
入力手段および禁止トレイ入力手段からのトレイ入力情
報、例えば優先順位情報、禁止情報をトレイ入力情報判
定手段106に出力する。トレイ入力情報判定手段10
6は、優先トレイの順番を重複入力したり、禁止トレイ
を全てのトレイに指定するなど機械の使用条件に適合し
ない入力を判断し、確定したトレイ入力情報(以下「ト
レイ設定情報」と記す)を記憶手段107および判断結
果を表示制御手段108にそれぞれ出力する。設定情報
記憶手段107は、入力された自動モードに対応して確
定したトレイ設定情報を記憶する。
【0018】表示制御手段108は、トレイ入力情報判
定手段106からの判断結果を基に表示器109を動作
させる。表示器109は、CRT,LCDなどにより構
成され、自動モードにおけるトレイ設定情報を表示す
る。トレイ制御手段110は、記憶情報から読み出され
るトレイ設定情報に基づいて用紙の供給制御を行う。禁
止トレイ使用判定手段111は、自動モードで要求する
用紙が禁止トレイ以外のトレイに無くかつ当該用紙が禁
止トレイに入っている場合や自動トレイ切換モードで用
紙切れが発生し、かつ当該用紙が禁止トレイにあって、
それを使うことによりジョブの続行が可能な場合に、使
用するか否かをユーザに選択させ、禁止トレイの使用の
許可または不許可信号をトレイ制御手段に出力する。す
なわち、禁止トレイ使用判定手段111では、トレイ用
紙検知手段112からの各トレイに対する用紙の有無情
報と記憶手段107からの禁止トレイ情報よりジョブモ
ードの要求する用紙が禁止トレイにある場合にはその旨
を表示器109に表示するための信号を表示制御手段1
08に出力すると共に、禁止トレイ使用確認入力手段1
04からの入力情報に基づいて使用許可信号をトレイ制
御手段110に出力する。
【0019】次に自動モードの優先/禁止トレイ設定モ
ードのLCD画面について説明する。専門画面401で
仕様設定ボタン440を押すと、メニューウインドウが
開かれ、図13に示すメニュー画面402が表示され
る。このメニュー画面402には用意された仕様設定モ
ードが表示されるメニュー表示部4021、仕様設定モ
ードの選択方法をメッセージにより誘導するメッセージ
表示部4022、および当該画面での操作に必要なボタ
ン表示部4023が設けられている。ボタンは仕様設定
モードの位置に反転表示446を移動されるためのアッ
プ/ダウンボタン441、反転表示位置の仕様設定モー
ドに関するサブウインドウを開くための開ボタン44
2、仕様設定前の状態に戻したいときに押される終了ボ
タン443および開画面の操作で不必要な白抜きボタン
445の5種類により構成されている。
【0020】メニュー表示部4021には、例えば常時
7種類の設定モードメニューが表示され、これを超える
設定モードはスクロール表示される。例えば仕様設定モ
ードとして12モードが用意されている場合、メニュー
初期画面には1〜7のモードが表示され、8〜12のモ
ードについてはこのメニュー画面外に待機状態にある。
この8〜12のモードはダウンボタン441を押し続け
ることによりスクロールして図14に示すように表示さ
れる。アップ/ダウンボタンで仕様設定モードを選択し
た後に開ボタン442を押すと、当該仕様選択モードの
サブウインドウが開かれ、図15に示す設定画面が表示
される。この設定画面には設定できるパラメータが表示
されたサブメニュー表示部4041、サブメニューの中
から特定のパラメータ項目を設定するための手順を誘導
するメッセージ表示部4022および当該画面での操作
に必要なボタン表示部4023が設けられている。ボタ
ンはパラメータの位置にハイライトを移動させるための
アップ/ダウンボタン441,反転表示位置のパラメー
タを設定するための決定ボタン444および設定画面の
操作で不必要な2つの白抜きボタン445により構成さ
れている。
【0021】次に自動モードの優先/禁止トレイ設定機
能の作用を説明する。図18は上記設定機能のフローチ
ャートが示されている。なお、本実施例では本システム
が具有する複数の機能設定モードの一つである仕様設定
モードの中で上記トレイ設定が選択できるように構成さ
れている。まず、複数の機能設定モードから仕様設定モ
ードを指定(ステップ200)し、この仕様設定モード
のメニュー(図13参照)から8番の項目である自動モ
ードの優先/禁止トレイ設定(図14参照)をアップ/
ダウンボタン441を押して反転表示させた後に開ボタ
ン442を押して選択(ステップ210)する。する
と、M/Cに装備されたトレイ番号が設定画面(図15
参照)に表示(ステップ220)される。この設定画面
により各トレイごとにテンキーを使って優先順位、禁止
情報を入力(ステップ230,240)し、決定ボタン
444を押して設定する。優先トレイの入力では、例え
ば図15に示す画面の優先順位表示欄に数字「1〜4」
が表示される。ここで図16に示すようにトレイ1と2
を同じ順位「1」で決定ボタン444を押した場合に
は、図示の如く「入力ミスです。もう一度入力しなおし
て下さい」とのメッセージが表示され、再び訂正入力し
て決定を押すと、正しい入力であれば図15に示す画面
が表示される。
【0022】禁止トレイの入力では、例えば図15に示
す設定画面の優先順位表示欄にテンキーで「0」を入力
することにより「禁止」表示される。ここで、全て
「0」で決定した場合には、図17に示すメッセージ
「優先順位を入力してください」が表示され、再び訂正
入力して決定ボタン444を押すと、正しい入力
(「0」以外)であれば図15の一部トレイの優先順位
表示欄に「禁止」表示がなされた画面が表示される。入
力の訂正、追加、修正などの変更を行う場合には、変更
するトレイを指定して再入力(ステップ250)した後
に決定ボタンを操作(ステップ260)する。決定され
た入力情報はトレイ設定情報として図1に示す記憶手段
107に記憶される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】 記録装置としての複写機の斜視図である。
【図3】 複写機の概略機構図である。
【図4】 コンソールパネルの構成図である。
【図5】 LCD画面による操作フロー図である。
【図6】 基本画面で操作可能な機能構成図である。
【図7】 応用画面で操作可能な機能構成図である。
【図8】 応用原稿送りの機能構成図である。
【図9】 専門画面で操作可能な機能構成図である。
【図10】 基本画面の構成図である。
【図11】 応用画面の構成図である。
【図12】 専門画面の構成図である。
【図13】 仕様設定モードのメニュー画面の構成図で
ある。
【図14】 仕様設定モードのサブメニュー画面の構成
図である。
【図15】 自動トレイ切替えモードの優先/禁止トレ
イ設定画面の構成図である。
【図16】 優先トレイの優先順位設定例を説明する図
である。
【図17】 禁止トレイの設定例を説明する図である。
【図18】 自動モードの優先/禁止トレイ設定機能の
フローチャートである。
【符号の説明】
1…ベースマシン、2…両面自動原稿送り装置、3…ス
テイプルソータ、4…コンソールパネル、5…用紙トレ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を収容する複数の用紙トレイと、 原稿サイズに応じて自動的に用紙を選択するモードであ
    る自動用紙選択モードとを有する記録装置において、 前記複数の用紙トレイのうち、各々の用紙トレイが、前
    記自動用紙選択モードの選択対象から外されているか否
    かを判断する禁止トレイ判断手段と、 前記禁止トレイ判断手段によって、前記複数の用紙トレ
    イの全ての用紙トレイが、前記自動用紙選択モードの選
    択対象から外されていると判断された場合、前記自動用
    紙選択モードの機能の作動を禁止する禁止手段と、を有
    する記録装置。
  2. 【請求項2】 用紙を収容する複数の用紙トレイと、 原稿サイズに応じて自動的に用紙を選択するモードであ
    る自動用紙選択モードとを有する記録装置において、 前記複数の用紙トレイのうち、各々の用紙トレイを、前
    記自動用紙選択モードの選択対象から外すように設定す
    る禁止トレイ設定手段と、 前記禁止トレイ設定手段によって、前記複数の用紙トレ
    イの全ての用紙トレイが、前記自動用紙選択モードの選
    択対象から外すように設定された場合、前記自動用紙選
    択モードの機能の作動を禁止する禁止手段と、を有する
    記録装置。
  3. 【請求項3】 前記禁止手段は、前記禁止トレイ設定手
    段によって、前記複数の用紙トレイの全ての用紙トレイ
    が、前記自動用紙選択モードの選択対象から外すように
    設定された場合、その設定の受け付けを禁止するもので
    あることを特徴とする請求項2記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記禁止トレイ設定手段によって、前記
    複数の用紙トレイの全ての用紙トレイが、前記自動用紙
    選択モードの選択対象から外すように設定された場合、
    その設定が無効である旨を警告する報知手段を備えた請
    求項3記載の記録装置。
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