JPH10165142A - 燻製肉用容器及び圧縮成形方法 - Google Patents

燻製肉用容器及び圧縮成形方法

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JPH10165142A
JPH10165142A JP8356537A JP35653796A JPH10165142A JP H10165142 A JPH10165142 A JP H10165142A JP 8356537 A JP8356537 A JP 8356537A JP 35653796 A JP35653796 A JP 35653796A JP H10165142 A JPH10165142 A JP H10165142A
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JP
Japan
Prior art keywords
container
meat
plate
smoked meat
smoked
Prior art date
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Pending
Application number
JP8356537A
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English (en)
Inventor
Keiji Takuwa
敬二 多久和
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 力を使う事無く大量に生産でき、肉の厚みを
均一にし、無駄が少なく、衛生的な燻製肉用容器及び圧
縮成形方法を提供することにある。 【解決手段】 箱状に形成し、底板には熱を通すための
孔を穿設すると共に、四方の側板には少し大きめの孔を
連設し、底面には補強用の凸型の補強板を突設し、上部
外周には係止枠を設けてなる容器本体と、上板の外周を
下方に折曲した側板を3方向に設け、長手方向の側板に
はストッパーを蝶着してあり、長手方向の側板の対向位
置に係止片を形成すると共に、上板の表面には熱を通す
ための孔を穿設し、補強用の凸型の補強板を突設してあ
る容器蓋とから構成される燻製肉用容器。肉を入れた容
器本体の係止枠に容器蓋の係止片を引っ掛け、燻製肉用
容器を圧縮装置の基台上に置き、作動スイッチ押すこと
により圧力板が下降し、そのまま容器蓋3を押圧し、燻
製肉用容器の肉を所要の大きさに成形する圧縮成形方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加工肉製造工場の燻
製肉用容器及びこの容器を圧縮し、中身の肉を成形する
圧縮成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の加工肉の成型は、蓋と本体が蝶番
で一体化してある箱状の容器で、容器本体内に肉を入
れ、蓋に手で体重を乗せ圧力を加え、クリップ状の止め
金具で固定し成形する方法が主流である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
容器では、本体内に入れた肉を蓋の上方から手で体重を
かけ押さえ、止める為、容器の大きさと肉の量に制限を
有し、力を使う為大変重労働である。よって、作業効率
が著しく劣り大量生産が難しく、かつ容器の圧力が片側
に寄り易すく肉の厚みが不揃いになり目方が揃えにく
く、肉の量(長さ)に制限(約500mm位)があるた
め、薄切りするときの終始(両端を切断して捨てる)に
無駄が多い。また、蓋と本体が蝶番で一体化してある為
に構造が複雑で洗浄に時間を要し、衛生面でも問題を有
する。本発明は、従来の上記問題点に着目してなされた
ものであり、従って本発明の目的は、力を使う事無く大
量に生産し、肉の厚みを均一にし、無駄が少なく、衛生
的な燻製肉用容器及び圧縮成形方法を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】箱状に形成し、底板には
熱を通すための孔を穿設すると共に、四方の側板には少
し大きめの孔を連設し、底面には補強用の凸型の補強板
を突設し、上部外周には係止枠を設けてなる容器本体
と、上板の外周を下方に折曲した側板を3方向に設け、
長手方向の側板にはストッパーを蝶着してあり、長手方
向の側板の対向位置に係止片を形成すると共に、上板の
表面には熱を通すための孔を穿設し、補強用の凸型の補
強板を突設してある容器蓋とから構成される燻製肉用容
器。また、容器本体内に肉を入れた後、容器本体の係止
枠に容器蓋の係止片を引っ掛け、燻製肉用容器を圧縮装
置の基台上に置き、切り替えスイッチを下方に切り替
え、作動スイッチ押すことにより圧力板が下降し、容器
蓋の補強板に当接し、そのまま容器蓋3を押圧し、スト
ッパーが自動的に係止枠に引っ掛った時点でストップさ
せ、燻製肉用容器内の肉を所要の大きさに成形する圧縮
成形方法。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明を詳細に説明する。燻
製肉用容器1は、容器本体2と容器蓋3との組合せによ
り構成され、容器本体2はステンレス製により箱状に形
成し、底板2aには熱を通すための丸孔2a1を穿設
(この実施例の場合、10列)すると共に、四方の側板
2cには少し大きめの角孔2c1を連設し、底面には補
強用の凸型の補強板2b(この実施例の場合、6箇所)
を突設してある。また、上部外周には後述する容器蓋3
を係止する係止枠2dを設けてある。
【0006】つぎに、容器蓋3は上記同様にステンレス
製により上板3aの外周を下方に折曲した側板3a1を
3方向に設け、長手方向の側板3a1には2箇所略L字
形に折曲したストッパー3bを蝶着してあり、長手方向
の側板3a1の対向位置にL字形の係止片3a2を形成
してある。また、上板3aの表面には熱を通すための丸
孔3a3を穿設(この実施例の場合、10列)すると共
に、補強用の凸型の補強板3c(この実施例の場合、6
箇所)を突設してある。
【0007】なお、容器本体2内には中に入れる肉の量
を調整する調整具4を設けてあり、この調整具4はステ
ンレス製による平板をコの字形に折曲すると共に、両側
中央に角孔2c1に挿入する支持片4a1を突設してな
るコの字形の調整板4a及び平板をコの字形に折曲した
押圧板4bを前後に設け、間に複数のに圧縮用スプリン
グ4cを設けてなるもので、所要の角孔2c1に調整板
4aの支持片4a1を挿入して使用するものであり、肉
の長さLは約1000mm位とする。
【0008】つぎに、上記燻製肉用容器1を使用して効
率よく容器本体2内に肉を入れ、成形する圧縮成形方法
について説明する。まず、圧縮成形方法に使用する圧縮
装置5について説明すると、上記燻製肉用容器1を置く
基台5aと、先端に圧力板5bを取り付けたエアーシリ
ンダー5cと、耐圧ホース5dと、エアーシリンダー5
cへ空気を送り込むための空気圧縮機5eより構成さ
れ、切り替えスイツチ5f及び作動スイッチ5gにて制
御するものである。
【0009】上記圧縮装置5を使用して成形する圧縮成
形方法においては、まず容器本体2内に、燻製液に漬け
ビニール等で包んだ肉Aを入れる。つぎに、係止枠2d
に容器蓋3の係止片3a2を引っ掛け、燻製肉用容器1
を基台5aの上に置く。つづいて、切り替えスイッチ5
fを下方に切り替え、作動スイッチ5gを押す(ON)
ことによりエアーシリンダー5cが作動し、圧力板5b
を下げることにより補強板3cに当接し、そのまま容器
蓋3を押圧し、ストッパー3bが自動的に係止枠2dに
引っ掛った時点で作動スイッチ5gをOFFする。な
お、予め圧力板5bのストロークを決めておいて自動的
にOFFしてもよい。その後、切り替えスイッチ5fを
上方に切り替え、再度作動スイッチ5gを押し(O
N)、圧力板5bを上昇させ作業を完了する。
【0010】上記のように成形された燻製肉用容器1は
燻製室の中に入れ、蒸気等により燻製にするもので、燻
製後は肉Aが収縮しているためストッパー3bは簡単に
解除できるものである。出来上がった燻製肉は両端を切
断して取り除くが、長さLが従来品より2倍位あり、従
来4箇所の切り捨てが、本発明では2箇所で済み、無駄
もない。
【0011】なお、本発明における丸孔及び角孔の数に
ついては上記実施例に限定しない。また、燻製肉用容器
の大きさも必要に応じて決定すればよい。さらに、容器
蓋に設けたストッパーを係止片の代りに設けてもよく、
数も必要によって決定する。
【0012】
【発明の効果】本発明の燻製肉用容器によれば大量に生
産出来、しかも肉の厚みを均一にし、無駄が少なく、衛
生的である。また、圧縮成形方法によれば人力を使うこ
となく、大量にしかも燻製肉用容器における容器本体と
容器蓋を簡単に係止固定することができ、歩留りも良
く、速く・安全・確実・大量に作業が行え、作業者の労
力を軽減出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す容器本体の底面図。
【図2】本発明の一実施例を示す容器蓋の平面図。
【図3】本発明の一実施例を示す燻製肉用容器の側面
図。
【図4】本発明の一実施例を示す燻製肉用容器の縦断側
面図。
【図5】本発明の一実施例を示す燻製肉用容器の背面
図。
【図6】本発明の一実施例を示す燻製肉用容器の縦断背
面図。
【図7】本発明の一実施例を示す圧縮装置の一部縦断正
面図。
【図8】本発明の一実施例を示す圧縮装置の一部縦断側
面図。
【図9】本発明の一実施例を示す圧縮成形方法における
容器蓋を押圧し始めた燻製肉用容器の縦断側面図。
【図10】本発明の一実施例を示す圧縮成形方法におけ
る圧縮を完了した燻製肉用容器の縦断側面図。
【符合の説明】
1−−−燻製肉用容器 2−−−容器本体 3−−−容器蓋 4−−−調整具 5−−−圧縮装置 A−−−肉

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状に形成し、底板には熱を通すための
    孔を穿設すると共に、四方の側板には少し大きめの孔を
    連設し、底面には補強用の凸型の補強板を突設し、上部
    外周には係止枠を設けてなる容器本体と、上板の外周を
    下方に折曲した側板を3方向に設け、長手方向の側板に
    はストッパーを蝶着してあり、長手方向の側板の対向位
    置に係止片を形成すると共に、上板の表面には熱を通す
    ための孔を穿設し、補強用の凸型の補強板を突設してあ
    る容器蓋とから構成される燻製肉用容器。
  2. 【請求項2】 容器本体内に肉を入れた後、容器本体の
    係止枠に容器蓋の係止片を引っ掛け、燻製肉用容器を圧
    縮装置の基台上に置き、切り替えスイッチを下方に切り
    替え、作動スイッチ押すことにより圧力板が下降し、容
    器蓋の補強板に当接し、そのまま容器蓋3を押圧し、ス
    トッパーが自動的に係止枠に引っ掛った時点でストップ
    させ、燻製肉用容器内の肉を所要の大きさに成形する圧
    縮成形方法。
JP8356537A 1996-12-05 1996-12-05 燻製肉用容器及び圧縮成形方法 Pending JPH10165142A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014015744A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Asahi Industry Co Ltd 点検窓の取付方法及び点検窓取付構造体
KR101506079B1 (ko) * 2013-06-20 2015-03-26 김춘석 휴대 및 보관 가능한 밥 및 그 제조방법
JP2016538880A (ja) * 2013-11-01 2016-12-15 マーフィー,ポール 食品製品を成形するための装置および方法
JP2019187271A (ja) * 2018-04-23 2019-10-31 アサヒ技研株式会社 リテーナーの自動ロック装置

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