JP4769497B2 - 食品材料の成形装置及び食品材料の成形方法 - Google Patents

食品材料の成形装置及び食品材料の成形方法 Download PDF

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Description

本願発明は、食品材料の成形装置及び食品材料の成形方法に関するものである。
特公昭62−43660号公報
練物状である食品材料、特に、ハンバーグなど本来全体が曲面にて構成される食品の材料において、人手に代わり、そのように全体を曲面に賦形する成形装置は、従来皆無であった。このため、手作りで形を整えたものと、食品成形装置による成形品とでは、見た目において、その違いが顕著であった。
具体的に説明すると、本願発明者は、以前に上記特許文献1に示す装置を提案している。
上記特許文献1の第1図へ示す通り、この装置において、専ら中空型部材2(シリンダ部)と、中間筒部材4及び作動軸部材5(ピストン部)とにて構成される押し出し用型のみを用いて、中空型部材2内に収容された食品材料に対して、中間筒部材4及び作動軸部材5とを上方から下方へ押圧し食品材料を中空型部材2から、押出し成形していたに過ぎない。
即ち、上型(押し出し用型)のみで、食品材料の上部のみを成形し、成型後は、作動軸部材5を中間筒部材4より下方に突出させて、下方に食品材料を落としていたに過ぎないのであった。
このため、食品材料の、中空型部材2と中間筒部材4及び作動軸部材5と当接する部位(上面)は、成形されるものの、これらと当接しない先端部(下面)は、全く成形されなかった。
従って、より本来のハンバーグの外形に近づけるために、上記にて押し出された食品材料の先端部について、逐次カッターで水平にカットするなどして平らにするといった別途の手段を講ずる必要があった。
また、本願発明者は、上記の中空型部材2の下端を平らな板面に当てると共に、適当な空気抜きの手段を講じて中空型部材2内の空気を抜きつつ、当該板面に対し、上記中間筒部材4及び作動軸部材5の作動にて、食品材料を押し付けることで、食品の下部について形を整えるということを考えた。
しかし、この場合も、上記のカッターを用いるのと同様、食品材料の下部は、押し当られる板面に沿って平らになるに過ぎないものであった。
このような背景から、本願発明者は更に検討し、上記の板面に代えて、食品材料の下面を成形する下型(型構成部材)を用いることを考えた。
しかし、加熱処理が施される前の、練物状である食品材料を成型後にこのような下型から形を崩さずに取り出すのは、困難であった。
この点について、詳しく説明する。
上型(食品材料の上面を形成する型構成部材)を構成する、上記の中空型部材2と中間筒部材4及び作動軸部材5から食品材料を抜く点については、食品材料にかかる重力を利用して、成型後、下型から上型を離して、上記特許文献1の第1図(E)へ示す通り、適当な空気の導入を行えば、実現することができる。
しかし、下型から上方に食品材料を型抜きするに際しては、重力に逆らうことになるので、空気の導入を行って、下型の型面から食品材料表面を剥離させることはできても、形を崩さずに下型内から取り出すのは容易ではない。
このため、例えばハンバーグの材料の下面を本来ハンバーグが有する曲面に成形することが可能な凹部を備えた下型を用いたいのであるが、そのような下型の採用を実現するには至っていないのである。
尚、上記において、用いた図番及び部材番号は、この特許文献1の説明のみに用いるものであり、本明細書の他の記載と無関係である。
そこで本願発明は、成形した食品材料を抜型から抜く際に従来生じていた形崩れを抑制する手段を提供して上記の課題を解決した。特に、本願発明は、練り物などの粘性の高い食品材料を形崩れを生じさせずに、型から抜くことを可能として、このような食品材料の表面の各部を成型にて形を整えることを実現し、上記課題の解決を図った。
本願第1の発明は、1つの成形用型を構成する第1及び第2の少なくとも2つの型構成部材1,2を備え、両型構成部材1,2により加圧して食品材料を成形するものであって、第1型構成部材1は、食品材料を受容し成形する凹部を型面として備え、型面と当該型面に充填される食品材料との間に介在する空気を型の外へ排出する空気抜き孔が、第1型構成部材の当該型面に設けられた食品材料の成形装置について、次の構成を採るものを提供する。
即ち、この食品材料の成形装置にあっては、第2型構成部材2と食品材料との間に介されるシート3と、シート移動部とを備える。上記空気抜き孔が、空気抜き孔を開閉する開閉弁を備える。食品材料を第1型構成部材1の型面に充填する間、開閉弁が開いて空気抜き孔を開放し、成形用型内の空気を抜く。食品材料の成形用型への充填の完了により、開閉弁が閉じて空気抜き孔を閉鎖する。抜型時、開閉弁が開いて空気抜き孔を開放し型面に空気を導入する。開閉弁は、食品材料を押圧し、食品材料の離型を促す。上記シート移動部は、上記シートを変位させることにより、成型後の食品材料を乗せたシートを上記第2型構成部材から他へ移動させる
本願第2の発明では、上記本願第1の発明にあって、次の構成を採る食品材料の成形装置を提供する。
即ち、上記第1型構成部材1の型面は、下方を向く。上記第2型構成部材2の型面は、凹部を備えると共に上方を向く。少なくとも成形時、上記第1型構成部材1は、食品材料が型面に充填された状態にて、第2型構成部材2の上方に配置されて、第2型構成部材2に対して相対的に下方へ移動して第2型構成部材2と合わされて上記食品材料の加圧を行う。上記シートは、弾力性を備えたものである。成形の際、上記の加圧によって、上記シートが、食品材料と共に第2型構成部材2の型面に沿い、型抜きの際、シートと共に食品材料が第2型構成部材2の型面から離される。上記シート移動部は、上記シート3を変位させることにより、成型後の食品材料を乗せたシート3を上記第2型構成部材2から他へ移動させる。この成形装置は、上記シート3として環状のベルトを備え、当該ベルト全体を上記シート3とするものである。シート移動部は、環状のベルトの内側に配置されて当該ベルトが掛けられる複数のローラを備え、環状のベルトである当該シート3の外側の面であって、上方を向く面には、シート3と当接するものを備えない
本願第3の発明では、1つの成形用型を構成する第1及び第2の少なくとも2つの型構成部材を用い、両型構成部材により加圧して食品材料を成形するものであって、第1型構成部材には、食品材料を受容し成形する凹部を型面として備えたものを採用し、型面と当該型面に充填される食品材料との間に介在する空気を型の外へ排出する空気抜き孔を、第1型構成部材の当該型面に設けた食品材料の成形方法にあって、次の構成を採るものを提供する。
即ち、この食品材料の成形方法は、第2型構成部材と食品材料との間にシートを介すると共に、シート移動部を用い、上記空気抜き孔には、空気抜き孔を開閉する、開閉弁を設けておき、食品材料を第1型構成部材の型面に充填する間、開閉弁を開いて空気抜き孔を開放し、成形用型内の空気を抜き、
食品材料の成形用型への充填の完了により、開閉弁を閉じて空気抜き孔を閉鎖させ、抜型時、開閉弁を開いて空気抜き孔を開放し型面に空気を導入するものであり、開閉弁にて食品材料を押圧することにより、食品材料の離型を促すものであり、上記シート移動部にて、上記シートを変位させることにより、成型後の食品材料を乗せたシートを上記第2型構成部材から他へ移動させる
本願の第1〜の各発明は、成型する食品材料に対し、型(型構成部材)の型面から成型後の食品材料を、形崩れを抑えて円滑に抜型できるものとした。特に、成型する食品材料に対し、型抜きする方向によらず、型面から成型後の食品材料を円滑に抜型できるものとした。即ち、型抜きに際して、シートと共に食品材料を型内から引き出すことにより、シートにて食品材料の型入れされた部分全体対し、満遍なく型から引き出す力を加えることができ、円滑に型抜きを行うことができる。言い換えると、この発明は、食品材料に取り出しのための偏った力を与える必要をなくして、上記の通り型崩れを抑制したものである。
このため、従来押出し用の型のみ用いて成形していた食品材料について、当該押出し用の型に対向する受け型を設けて、押出される食品材料の先端部分についても、所望の形状に成形することを可能とした。即ち、当該受け型から上記シートによって円滑に成形後の食品材料を抜型できるので、このような受け型を採用することができ、食品材料に対してよりきめの細かい成形を行うことが可能となった。
特に、本願発明では、押出し型側についても、成形後の食品材料の型抜きがより円滑に行える。
本願は発明の実施によって、特に、ハンバーグやコロッケ、魚肉練り製品など、練物状である食品材料について、円滑でよりきめの細やかい成形を行うことが可能となった。従って、このような食品材料について、手作りに近い成形を効率よく行うことができ、自動化の促進と手作り感の両立をなし得たものである。
以下、図面を参照しつつ、本願発明の好ましい実施の形態について、説明する。図1〜図9へ本願発明の一実施の形態を示す。図1は、上型(第1型構成部材1)が食品材料を充填される位置にある、本願発明に係る装置の略側面図である。図2は、食品材料が充填された後の上型の移動先を示す、上記装置の略側面図である。図3は、上型を下型(第2型構成部材2)へ押圧する配置(上型の移動先)を示す、上記装置の略側面図である。図4は、図1に示す装置の要部略斜視図である。図5は、図2に示す移動先に上記上型を移動させた後の、上記装置の要部略斜視図である。図6は、上記上型と下型とを対面させた状態の、上記装置の要部略斜視図である。図7は、上型を下型へ押圧して食品材料の成形を行う状態を示す上記装置の要部斜視図である。図8(A)は図1及び図4に示す状態の上記装置において、上型の下方に食品材料が移送されて来る状態を示す説明図(要部略縦断面図)であり、図8(B)はこの食品材料が上型内に充填される様子を示す説明図である。図9(A)は食品材料充填後の上型が下型と対面した状態を示す説明図(要部略縦断面図)であり、図9(B)は上型が下型に押圧され食品材料を成形している状態を示す説明図であり、図9(C)は成形後食品材料の型抜きの状態を示す上記装置の説明図であり、図9(D)は型抜きされた食品材料が型から移動する状態を示す説明図である。
各図において、説明の便宜上、Uは上方を、Sは下方を、Fは食品材料の移送方向の前方を、Bは食品材料の移送方向の後方を、夫々示している。
この食品製造装置は、投入部100と、成型部200と、抜型部300とを備える。
以下、加熱調理される前のハンバーグの成型を例に採り、成形の順を追って、各部の構成について詳しく説明する。
図1〜図3へ示す通り、上記の投入部100に、成型する食品材料m即ちペースト状のハンバーグの素材が投入される。投入部100は、食品材料を受けるホッパ101と、ホッパ101に投入された食品材料を練りながら成型部200へ移送するスクリューコンベア102とを備える。
上記の成型部200において、食品材料mが成型される。即ち、ハンバーグ表面の各部が滑らかな曲面となるように成型される。
この成型部200は、図1〜図3及び図4へ示す通り、基台210と、第1型構成部材1と、第2型構成部材2と、充填部220と、型合せ部230とを備える。
第1型構成部材1と第2型構成部材2とは、割型として、双方合されることにより、一つの型を構成し、食品材料mの表面全体を成型することができる。
この実施の形態において、第1型構成部材1は、ハンバーグの上部を成型し、第2型構成部材2は、ハンバーグの下部を成型する。
具体的には、第1型構成部材1は、ハンバーグの上部表面の曲面を模る凹状に形成された型面を備え、当該型面を下方に向ける。第2型構成部材2は、ハンバーグ下部表面の曲面を模る凹状に形成された型面を備え、当該型面を上方に向ける。
図1〜図3へ示す通り、上記の基台210は、投入部100の前方に配置される。また、上記の基台210には充填部220と、第2型構成部材2とが固定されている。充填部220は、基台210の後部内部に設けられている。第2型構成部材2は、基台210の上面において、充填部220より前方に設けられている。尚、図2及び図3中の一点鎖線は、第1型構成部材1の移動先を示す。
上記の充填部220は、基台210内部に設けられている。この充填部220は、図8(A)へ示す通り、通路221と、押し込み部材222と、副通路223とを備える。この通路221の後端は、スクリューコンベア102の前方に接続されており、この通路221の先端は、基台210上面にて開口する。副通路223は、押し込み部材222を収容すると共に通路221下方から通路221に連絡する。
上記の型合せ部230は、第1型構成部材1を保持するものであり、上記通路221の基台210上面の開口部を、型合せ部230に保持された第1型構成部材1の型面が塞いでいる。
上記押し込み部材222は、上方へ変位することにより、副通路223から通路221内へ突出して、スクリューコンベア102にて成型部200の上記通路221へ送られてきた食品材料mを、図8(B)へ示す通り、通路221の先端を封じている上記第1型構成部材1の型面に、下方より押し込むものである。
押し込み部材222は、流体圧にて作動する周知のアクチュエータを採用して実施することができる。
尚、第1型構成部材1の型面には、他より上記型面に空気を導入する空気導入部14と、抜型時に食品材料を押圧する押圧部材15とが設けられている。上記の空気導入部14は、第1型構成部材1の型面と他とを連絡する孔である。この空気導入部14孔内に、上記の押圧部材15が、空気導入部14を開閉する弁として、設けられている。押圧部材15の開閉は、周知の作動手段を採用することによって行うことができる。この実施の形態において、押圧部材15の開閉は、エアシリンダ(図示せず)を利用することによって行われる。図8(A)へ示す通り、押し込み部材222が、食品材料mを第1型構成部材1の型面に押し込む間、押圧部材15は空気導入部14を開放しており、上記の空気導入部14より、他へ第1型構成部材1内の空気が抜かれる。そして、図8(B)へ示す通り、第1型構成部材1への食品材料mの充填が完了すると、上記押圧部材15が空気導入部14を閉じる。この押圧部材15の作動の制御は、周知のタイマを用いることによって行うことができる。即ち、押し込み部材222による食品材料mの第1型構成部材1への充填完了のタイミングをタイマによって検出し、押圧部材15の作動を行わせる。このように、第1型構成部材1への食品材料m充填時、空気導入部14を開放して、第1型構成部材1の型面内から空気を抜くことにより、食品材料mに巣などが生じず、成形を的確に行うことができる。
型合せ部230は、第1型構成部材1の型面と第2型構成部材2の型面とを合せるものである。図4〜図7へ示す通り、型合せ部230は、基台210に固定された第2型構成部材2に対して、第1型構成部材1を移動して上記の型合せを行うものであり、図4へ示すように、第1型構成部材1の当該移動を担う、移動部240と、変位部250とを備える。
移動部240は、支持板241と、支持板241を前後に摺動するアクチュエータ242と、横ガイド部243とを備える。この実施の形態において、アクチュエータ242は、流体圧シリンダと、この流体圧シリンダに収容されたピストンとにて構成されており(図1〜図3において省略する。)、このピストンの先端に、上記支持板241が取り付けられている。上記支持板241は、上記ピストンの摺動にて、前後に移動することができる。
図示しないが、支持板241の底部に車輪を設けると共に、基台210の上面に充填部220上から第2型構成部材2にかけてガイドレールを設け、支持板241の移動に伴い、当該車輪を当該ガイドレールに沿って基台210上で転がすことにより、上記支持板241の移動を円滑に行うことができる。
上記の支持板241には、上記の第1型構成部材1が取り付けられている。
第1型構成部材1は、支持板241にて、上記充填部220の上方に配位される。そして、上記の支持板241の摺動によって、図5へ示す通り、第1型構成部材1を、充填部220(の上)から、第2型構成部材2の(上に)移動(前進)させることができる。
上記の支持板241は、当該支持板241を上下に貫通する筒状部244を備え、この筒状部244内に、第1型構成部材1が収容される。第1型構成部材1は、この筒状部244に対し上下へ変位可能に収容されている。
この実施の形態において、第1型構成部材1には、キャスタ13,13が設けられている。
移動部240が備える前記横ガイド部243は、支持板241の前後の移動に伴い、キャスタ13,13を乗せて前後の移動のガイドを行う2本のレールであり、基台210に固定されている。
上記の変位部250は、移動部240の横ガイド部243の前端に配置されており、図6へ示す通り、第1型構成部材1を、基台210上面の第2型構成部材2へ向け下方に案内する。
この変位部250は、キャスタ受部251,251と、受部作動部252と、縦ガイド部253,253と、押圧部254とを備える。
キャスタ受部251,251は、夫々上記の第1型構成部材1が備える上記キャスタ13,13を収容するものであり、横ガイド部243の先端に配置されている。受部作動部252は、キャスタ受部251,251を横ガイド部243より下方に移動させることが可能なアクチュエータである。この実施の形態において、受部作動部252は、軸方向を鉛直とするシリンダ部材と、当該シリンダ部材に収容されてシリンダ部材の上方にて出没するピストン部材とを備える。このシリンダ部材は流体圧によって、ピストン部材を上下に作動することができる。そして、上記ピストン部材の先端(上端)に上記キャスタ受部251,251が設けられている。上記ピストン部材の上下動にて、キャスタ受部251は、横ガイド部243と同じ高さから、下方の第2型構成部材2側へ、キャスタ13,13を移動させる。上記の縦ガイド部253,253は、キャスタ受部251,251の上記上下の移動をガイドする、鉛直に配置されたガイドレールである。
このキャスタ13,13の下方への移動に伴い、当該キャスタ13,13が設けられた第1型構成部材1は、支持板241に対し筒状部244内を下方へ変位することができる(図6)。
第1型構成部材1の下方への上記変位によって、図9(A)へ示す通り、第1型構成部材1の型面を第2型構成部材2の型面へ対面させることができる。
上記の型合せによる食品の成形について、更に詳しく説明する。
上記の第1型構成部材1は、図8及び図9へ示す通り、シリンダ部11と、先端がシリンダ部11内へ収容されたピストン部12と、付勢部とを備える。
シリンダ部11は、軸方向を上下として配置されたものであり、ピストン部12はシリンダ部11内を上下に変位することができる。
また、上記の付勢部(図示せず。)により、ピストン部12はシリンダ部11内において上方へ付勢されている。付勢部には、バネを採用することができる。但し、バネの弾性を利用するものに限定するのではなく、電磁的な機構によって作動する周知の他の付勢手段を備えたものを採用することができる。
前述のキャスタ13,13は、上記シリンダ部1の外部(表面)に設けられている。
前記押圧部254は、第2型構成部材2の上方に配置され、図7及び図9(B)へ示す通り、第2型構成部材2の上に移動してきた第1型構成部材1の上記ピスント部12の後端(上端)を押圧する。これにて、上記付勢部の付勢に抗して、シリンダ部11に対してピストン部12を下方へ変位させることができる。
押圧部254には、流体圧を利用して作動するピストンロッド255を備えた周知のアクチュエータを採用することができる。上記の通り、押圧部254は、当該ピストンロッド255の先端にて、第1型構成部材1のシリンダ部11から上方に露出する、ピストン部12の後端(上端)を、下方へ押し付けることにより、上記の通りピストン部12を下方へ変位させる。押圧部254には、押圧の衝撃を緩和するための緩衝部材256を設けておくのが好ましい。緩衝部材として、バネを採用することができる。
上記ピストン部12の先端面(下面)が、第1型構成部材1の上記の型面として形成されている。従って、上記押圧部254にて、ピストン部12の先端面が、下方の第2型構成部材2の型面へ押し付けられ、食品材料mが成形される。
また、他より上記型面に空気を導入する前述の空気導入部14と、抜型時に食品材料を押圧する前述の押圧部材15とは、上記のピストン部12の型面に設けられている。即ち、空気導入部14は、ピストン部12の先端面と、ピストン部12のシリンダ部11より露出する部分とを連絡する孔である。前述の通り、この空気導入部14の孔内に、上記の押圧部材15が、空気導入部14を開閉する弁として、設けられている。
この空気導入部14は、前述の第1型構成部材1への食品材料m充填に際しては、空気抜きとして、第1型構成部材1内の空気を外部へ導出するものであったが、型抜きに際しては、その名の通り、第1型構成部材1内に外部より空気を導入するものである。この型抜き時の空気導入部14の機能については、後述する。
一方、前記の抜型部300は、図1〜図7へ示す通り、上記の第2型構成部材2の型面の上方に配されたシート3と、当該シート3を第2型構成部材2から前方に変位させるシート移動部4とを備える。シート3には、シリコンゴムに代表されるゴム或いはビニールに代表される軟質プラスチックといった、弾力性を有するものを採用する。
シート3は、第2型構成部材2の型面を覆う寸法を備える。更に、シート3は、型合せ時、第1型構成部材1のシリンダ部11と第2型構成部材2とにて挟まれる部分を備える。即ち、シート3は、平面視において、上記ピストン部12と第2型構成部材2との間より、周囲にはみ出す広さを有する。
この実施の形態において、シート3は、環状のベルトとして形成され、そして、上記のシート移動部4は、複数のローラ40…40にて構成される。これらのローラ40…40の少なくとも一部は、電動機といった周知の動力源(図示せず。)から回転力を得て回転する。上記環状のベルトであるシート3は、これらのローラ40…40に掛けられ、シート3とこのシート移動部4(ローラ群)は、第2型構成部材2から成形後の食品材料を他へ搬出するコンベアを構成する。
即ち、ローラ40…40に掛けられ、駆動されることによって、環状のベルトであるシート3は、循環する。その循環経路の途中に上記の第2型構成部材2が配置されているのである。成形時ローラ40…40は、作動を止め、シート3の上記循環を停止させる。即ち、上記の循環は、型合せ時停止し、型抜き後開始するよう、断続的に行われる。
弾力性を有する上記シート3は、加圧されることによって、平らな状態から変形して第2型構成部材2の型面に沿う。シート3は、皺が生じず、当該型面の形状を損なわない程度の厚みを有するものが好ましい。
既述の通り受部作動部252の動作により第1型構成部材1が支持板241の筒状部244内にて下方に移動した際、第1型構成部材1のシリンダ部11の先端(下端)と第2型構成部材2とが、上記シート3の、第2型構成部材2の上に位置する部位を挟む(図9(A))。この状態において、前述の通り、押圧部254の押圧にて、ピストン部12の先端面が、下方の第2型構成部材2の型面へ押し付けられて第1型構成部材1(ピストン部12)の型面に充填されている食品材料mが、第2型構成部材2の型面に押し込まれ、ビストン部12の型面と、第2型構成部材2の型面とが合わされる。このとき、押圧部254の押圧にて、シート3の、上記シリンダ部11の先端と第2型構成部材2とに挟まれた部分の内側の部分が、食品材料mに押されて伸び、第2型構成部材2の型面に沿う(図9(B))。
このように、食品材料mは、上記シリンダ部11と、シート3にて型面が覆われた第2型構成部材2とにて成形される。
成型後、受部作動部252は、キャスタ13,13を上方に変位させ、第1型構成部材1が、第2型構成部材2から上方へ、離される。このとき、図9(C)へ示す通り、上記の押圧部材15は、空気導入部14内から下方に移動して、成型後の食品材料を下方に押すと共に、空気導入部14を開放して外部より第1型構成部材1の片面に空気を導入する。この押圧部材15の押圧と空気の導入により、成形後の食品材料mが、上記の抜型時、第1型構成部材1から確実に離され、第2型構成部材2の上に残される。
一方、受部作動部252にて第1型構成部材1が、第2型構成部材2から上方へ、離されることによって、食品材料mが押し付けられて変形していたシート3は、当該押圧から開放されて、元の平らな状態に復元する。これによって、食品材料2は、シート3と共に第2型構成部材2の型面から抜かれる。
上記の型抜き後、図9(D)へ示す通り、ローラ40…40の駆動によって、シート3は、第2型構成部材2から前方へ成型後の食品材料を搬出する。そしてシート3の循環によって、当該シート3の、次に成形される食品材料に対応する部分が、第2型構成部材2の上に移動してくる。
第1型構成部材1は、受部作動部252の上記動作にて上方に移動し、再び元の高さに戻る。そして、キャスタ13,13が、横ガイド部243と同じ高さに戻ると、アクチュエータ242が、支持板241を後方へ移動させ、充填部220の上に戻す。
このような動作を繰り返して、食品材料を順次自動的に成形して行く。
この実施の形態において、シート3は、環状のベルト全体を構成するものとしたが、この他、カット(平面視矩形状或いは他の形状にカット)された複数のシート3…3を連結して、上記の環状に形成するものとしても実施可能である。その場合、隣接するシート3,3間には、シート3のような弾力性を持たない別途の素材を介して、シート3,3同士を連結するものとしても実施可能である。但し、このように、一本のベルトをシート3とそうでない部分とにて形成するものとすると、成形時に、各シート3を第2型構成部材2へ位置決めする手段が必要となる。この点、上述の通り、ベルト全体をシートとすれば、このような位置決めの手段を講ずる必要がない。
また、抜型時、適当な張力をシート3に与えて平らな状態に戻すものとすれば、シート3を弾力性のない素材にて形成することも可能である。但し、皺を生じさせないように、型面に沿わすために、シート3を、上記の通り弾力性を有する素材にて形成するのが好ましい。
上記の実施の形態において、第1型構成部材1を移動させて第2型構成部材2との型合せを行うものとしたが、第2型構成部材2を第1型構成部材1側へ移動して型合せするものとしても実施可能である。また、第1及び第2の型構成部材1,2の双方を移動させて型合せするものとしても実施可能である。
また、上記の実施の形態において、第1型構成部材1を上型(食品材料の上部を成型する型)とし、第2他構成部材2を下型(食品材料の下部を成型する型)とした。この他、各型構成部材がこのような上下の位置関係をとるのではなく、右型(食品材料の右部を成型する型)や左型(食品材料の左部を成型する型)としても実施可能である。
上記の実施の形態では、型は、第1及び第2の2つの型構成部材1,2にて構成されるものとしたが、第3型構成部材或いはそれ以上の数の型構成部材を用いて一つの型を構成するものとしても実施可能である。
更に、上記のシート3は、第2型構成部材2に設けるものに限定するものではなく、他の型構成部材に設けるものとしても実施可能である。
上記の押し込み部材222や他の作動部において示した、アクチュエータの夫々については、シリンダとピストン、シリンダ部とピストン部、シリンダ部材とピストン部材、或いはピストンロッド255を備え、油圧その他の流体圧で作動するものとした。しかし、上記の各アクチュエータは、このような流体圧にて作動するものに限定するものではなく、他の、周知である機械的或いは電磁気的手段によって作動するものとしても実施可能である。
上記において、ハンバーグを例に採って説明したが、ハンバーグ以外の他の食品材料にも、本願の装置を利用することができる。
本願発明の一実施の形態を示す装置の略側面図である。 本願発明の一実施の形態を示す装置の略側面図である。 本願発明の一実施の形態を示す装置の略側面図である。 第1型部構成部材1が食品材料を充填される位置にある上記装置の要部略斜視図である。 第1型部構成部材1が第2型構成部材2の上方へ移動した状態を示す上記装置の要部略斜視図である。 第1型部構成部材1が第2型構成部材2に向けて下降した状態を示す上記装置の要部略斜視図である。 第1型部構成部材1と第2型構成部材2の型面が合わされた状態を示す上記装置の要部略斜視図である。 (A)は図4へ示す状態において、スクリューコンベア102から充填部220へ食品材料が送られる状態を示す説明図であり、(B)は充填部220が食品材料を第1型構成部材1内へ充填する状態を示す説明図である。 (A)〜(D)は、第1型構成部材1と第2型構成部材2とが、食品材料を成形する状態を示す説明図である。
1 第1型構成部材
2 第2型構成部材
3 シート

Claims (3)

  1. 1つの成形用型を構成する第1及び第2の少なくとも2つの型構成部材を備え、両型構成部材により加圧して食品材料を成形するものであって、第1型構成部材は、食品材料を受容し成形する凹部を型面として備え、型面と当該型面に充填される食品材料との間に介在する空気を型の外へ排出する空気抜き孔が、第1型構成部材の当該型面に設けられた食品材料の成形装置において、
    第2型構成部材と食品材料との間に介されるシートと、シート移動部とを備え、
    上記空気抜き孔は、空気抜き孔を開閉する開閉弁を備え、
    食品材料を第1型構成部材の型面に充填する間、開閉弁が開いて空気抜き孔を開放し、成形用型内の空気を抜くものであり、
    食品材料の成形用型への充填の完了により、開閉弁が閉じて空気抜き孔を閉鎖し、
    抜型時、開閉弁が開いて空気抜き孔を開放し型面に空気を導入するものであり、
    開閉弁は、食品材料を押圧し、食品材料の離型を促すものであり、
    上記シート移動部は、上記シートを変位させることにより、成型後の食品材料を乗せたシートを上記第2型構成部材から他へ移動させるものであることを特徴とする食品材料の成形装置。
  2. 上記第1型構成部材の型面は、下方を向くものであり、
    上記第2型構成部材の型面は、凹部を備えると共に上方を向くものであり、
    少なくとも成形時、上記第1型構成部材は、食品材料が型面に充填された状態にて、第2型構成部材の上方に配置されて、第2型構成部材に対して相対的に下方へ移動して第2型構成部材と合わされて上記食品材料の加圧を行うものであり、
    上記シートは、弾力性を備えたものであり、
    成形の際、上記の加圧によって、上記シートが、食品材料と共に第2型構成部材の型面に沿い、型抜きの際、シートと共に食品材料が第2型構成部材の型面から離されるものであり、
    上記シートとして環状のベルトを備え、当該ベルト全体を上記シートとするものであり、シート移動部は、環状のベルトの内側に配置されて当該ベルトが掛けられる複数のローラを備え、
    環状のベルトである当該シートの外側の面であって、上方を向く面には、シートと当接するものを備えないことを特徴とする請求項1記載の食品材料の成形装置。
  3. 1つの成形用型を構成する第1及び第2の少なくとも2つの型構成部材を用い、両型構成部材により加圧して食品材料を成形するものであって、第1型構成部材には、食品材料を受容し成形する凹部を型面として備えたものを採用し、型面と当該型面に充填される食品材料との間に介在する空気を型の外へ排出する空気抜き孔を、第1型構成部材の当該型面に設けた食品材料の成形方法において、
    第2型構成部材と食品材料との間にシートを介すると共に、シート移動部を用いるものであり、
    上記空気抜き孔には、空気抜き孔を開閉する、開閉弁を設け、
    食品材料を第1型構成部材の型面に充填する間、開閉弁を開いて空気抜き孔を開放し、成形用型内の空気を抜き、
    食品材料の成形用型への充填の完了により、開閉弁を閉じて空気抜き孔を閉鎖させ、
    抜型時、開閉弁を開いて空気抜き孔を開放し型面に空気を導入するものであり、
    開閉弁にて食品材料を押圧することにより、食品材料の離型を促すものであり、
    上記シート移動部にて、上記シートを変位させることにより、成型後の食品材料を乗せたシートを上記第2型構成部材から他へ移動させるものであることを特徴とする食品材料の成形方法。
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