JPH10164288A - ホスト装置及び情報処理装置 - Google Patents

ホスト装置及び情報処理装置

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JPH10164288A
JPH10164288A JP8315105A JP31510596A JPH10164288A JP H10164288 A JPH10164288 A JP H10164288A JP 8315105 A JP8315105 A JP 8315105A JP 31510596 A JP31510596 A JP 31510596A JP H10164288 A JPH10164288 A JP H10164288A
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/10Program control for peripheral devices
    • G06F13/102Program control for peripheral devices where the programme performs an interfacing function, e.g. device driver
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホスト装置またはそれに接続された各外部装
置のプログラム用メモリの内容を容易かつ確実に書き換
えることができるようにすること。 【解決手段】 ファクシミリ装置Fに対して複数の外部
装置Gn(n=1,2,3,…)をディジーチェーン方式で接続し
ている。ファクシミリ装置F及び外部装置Gnには、制
御プログラムを記憶するための第1フラッシュメモリ2
及び第2フラッシュメモリ22が設けられている。ファ
クシミリ装置Fには、ソケット部12が設けられ、この
ソケット部12には、制御プログラムを記憶したROM
13が装着される。ROM13内の制御プログラムは、
ファクシミリ装置Fの第1フラッシュメモリ2及び各外
部装置Gnの第2フラッシュメモリ22に転送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
やパソコン等の情報処理を行うためのホスト装置及びそ
のホスト装置に外部装置を接続してなる情報処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報化社会の発達に伴い情報処理
装置の使用形態も多種多様になってきている。多種多様
な使用形態に対応可能な情報処理装置を一台の装置で実
現しようとすると、コストが上昇する。そこで、基本的
な機能を備えたホスト装置に対して必要に応じて各種の
外部装置を接続することが行われている。
【0003】ここで、ホスト装置としてファクシミリ装
置を例にとると、外部装置としては多回線化を図るため
のモデム、スキャナ、プリンタ等が考えられる。ところ
で、このようなシステムにおけるホスト装置及び各外部
装置には、それぞれ制御プログラムを記憶したメモリが
搭載されている。ホスト装置及び各外部装置は、それぞ
れメモり内のプログラムに従って動作する。そして、制
御プログラムのバージョンアップが行われた場合には、
サービスマンが情報処理装置及び各外部装置に設けられ
ているメモリを、バージョンアップされた制御プログラ
ムが記憶されたメモリに手作業で交換するようにしてい
る。或いはプログラムメモリとして書き換え可能なフラ
ッシュメモリが使用されている場合は、サービスセンタ
ーから公衆回線網を介して制御プログラムデータを転送
することによりフラッシュメモリを書き換える方法等が
行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サービ
スマンがホスト装置及び各外部装置に設けられているメ
モリを手作業で交換する作業は煩雑である。特に、外部
装置が多数接続されている場合には、交換作業が非常に
面倒である。また、公衆回線網等を利用してフラッシュ
メモリを書き換える方法では、メモり交換の煩わしさは
回避できるが、プログラムデータの伝送エラーが生じる
おそれがあり、信頼性に欠けるという問題がある。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、ホスト装置またはそれに接
続された各外部装置のプログラム用メモリの内容を容易
かつ確実に書き換えることができるホスト装置及び情報
処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明においては、情報処理を行
うためのホスト装置において、書き換え可能な制御プロ
グラム用の第1記憶手段を有する外部装置を接続するた
めの接続手段と、外部装置の第1記憶手段に対して、接
続手段を介して制御プログラムデータを転送する転送手
段とを備えた。
【0007】請求項2に記載の発明においては、情報処
理を行うためのホスト装置において、書き換え可能な第
1記憶手段を有する外部装置を接続するための接続手段
と、データを格納した第2記憶手段を装着するための装
着部と、装着部に装着された第2記憶手段内のデータを
外部装置の第1記憶手段に対して、接続手段を介して転
送する転送手段とを備えた。
【0008】請求項3に記載の発明においては、情報処
理装置において、ホスト装置に対して複数の外部装置を
接続可能とし、ホスト装置及び外部装置には、制御プロ
グラムを記憶するための書き換え可能な第1記憶手段を
設け、ホスト装置には制御プログラムを記憶した第2記
憶手段を着脱可能に装着するための装着部と、装着部に
装着された第2記憶手段内のプログラムをホスト装置ま
たは外部装置の第1記憶手段に転送する転送手段とを設
けた。
【0009】従って、請求項1の発明によれば、外部装
置の第1記憶手段には、ホスト装置から制御プログラム
データが接続手段を介して転送される。このため、外部
装置が複数接続されていても、各外部装置毎に第1記憶
手段を交換する必要がない。
【0010】請求項2の発明によれば、外部装置の第1
記憶手段には、ホスト装置の装着部に装着された第2記
憶手段内のデータが接続手段を介して転送される。この
ため、複数の外部装置の第1記憶手段の制御プログラム
を書き換える場合でも、制御プログラムデータが格納さ
れた第2記憶手段をホスト装置の装着部に装着するだけ
で良い。
【0011】請求項3の発明によれば、ホスト装置及び
外部装置の第1記憶手段には、ホスト装置の装着部に装
着された第2記憶手段内のデータが転送される。このた
め、制御プログラムの書き換えに際しては、第2記憶手
段をホスト装置の装着部に装着するだけで良い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明をファクシミリ装置
F及びそれに接続される外部装置Gnに具体化した一実
施形態を図面に基づいて説明する。
【0013】図1に示すように、この実施形態では、第
1回線L1を有するホスト装置としてのファクシミリ装
置Fに、第2回線L2を有する外部装置G1が接続され
ている。そして、ファクシミリ装置F側の第1回線L1
及び外部装置G1側の第2回線L2を通じて、同時に2
つの通信が可能となっている。つまり、本実施形態で
は、1回線を有するファクシミリ装置Fが、オプション
としての外部装置G1を接続することにより、2回線の
ファクシミリ装置Fとして拡張されている。
【0014】また、外部装置G1には、他の外部装置G
2が接続でき、この外部装置G2には、さらに他の外部
装置Gnが接続できるようになっている。つまり、本実
施形態では、ファクシミリ装置Fに対して、複数の外部
装置Gnをディジーチェーン(Daisy Chain )方式で順
次接続できるようになっている。
【0015】まず、第1回線L1を有するファクシミリ
装置Fについて説明する。第1CPU(Central Proces
sing Unit;中央処理装置)1には、ファクシミリ装置
F全体の動作と、外部装置G1に備えられた後述するD
PRAM26との間でのデータの転送とを制御するため
のプログラム等を記憶した第1記憶手段としての第1フ
ラッシュメモリ(フラッシュEEPROM;Flash Elec
trically Erasable Programmable Read Only Memory)
2、各種情報を一時的に記憶する第1RAM(Random A
ccess Memory)3が、バスB1を介して接続されてい
る。なお、第1フラッシュメモリ2内の制御プログラム
は、ファクシミリ装置Fにより行われる通信処理等の通
常処理を実行するためのものである。
【0016】第1NCU(Network Control Unit)4
は、第1回線L1との接続を制御するとともに、相手局
先の電話番号に対応したダイヤルパルスの送出及び着信
を検出する機能等を備えている。
【0017】第1モデム5は送受信データの変調及び復
調を行う。読取部6は、原稿上の画像を読み取る。記録
部7は、受信された画データや前記読取部6にて読み取
られた画データ等に基づいて記録紙上に印字を行う。操
作部8は、電話番号等を入力するためのテンキー、ファ
クシミリ通信動作を開始させるためのスタートキー等の
各種操作キーを備えている。
【0018】LCD(Liquid Crystal Display)等より
なる表示部9は、各種情報を表示するためのものであ
る。コーデック10は、前記読取部6にて読み取られた
画像を送信のために符号化(エンコード)する。また、
コーデック10は、受信された画データを復号(デコー
ド)する。接続手段としての第1コネクタ27は、バス
B1を介して第1CPU1と接続されている。このバス
B1は、アドレス信号を伝送するためのアドレスバス、
データを伝送するためのデータバス、割り込み信号やBu
sy信号等の第1CPU1を制御する信号を伝送するため
の制御バスを有し、全二重通信が可能な構成となってい
る。
【0019】第1マスクROM(Read Only Memory)1
1は、第1フラッシュメモリ2内のデータの書き換え処
理を制御するためのプログラム及び外部装置G1に備え
られた後述するDPRAM26との間でのデータの転送
とを制御するためのプログラムを格納している。
【0020】装着部としてのソケット部12は、バージ
ョンアップしたプログラムが格納された第2記憶手段と
してのROM13を取り付けるためのものである。電源
スイッチ14は、ファクシミリ装置Fの電源をON/O
FFするためのものである。
【0021】本実施形態では、第1CPU1、第1マス
クROM11、第1RAM3により転送手段が構成され
ている。次に、第2回線L2を有する外部装置G1につ
いて説明する。
【0022】第2CPU21には、外部装置G1全体の
動作と、この外部装置G1に備えられている後述のDP
RAM26に対するデータの読み書き動作とを制御する
ためのプログラム等を記憶した第1記憶手段としての第
2フラッシュメモリ22、各種情報を一時的に記憶する
第2RAM23が、バスB22を介して接続されてい
る。
【0023】第2NCU24は、第2回線L2との接続
を制御するとともに、相手局先の電話番号に対応したダ
イヤルパルスの送出及び着信を検出する機能等を備えて
いる。第2モデム25は送受信データの変調及び復調を
行う。
【0024】双方向から読み書き可能なDPRAM(デ
ュアルポートランダムアクセスメモリ)26は、外部装
置G1内に設けられている。このDPRAM26は、ア
ップロードエリア26aとダウンロードエリア26bと
の2つの記憶領域を有している。DPRAM26は、バ
スB22を介して第2CPU21と接続されている。こ
のバスB22も前記ファクシミリ装置F側のバスB1と
同じくアドレスバス、データバス及び制御バスを有し、
しかも全二重通信が可能な構成である。
【0025】接続手段としての第2コネクタ28は、バ
スB21を介してDPRAM26と接続されている。こ
のバスB21も前記バスB1,B22と同じく、アドレ
スバス、データバス及び制御バスを有している。第2コ
ネクタ28及び同コネクタ28と接続されるバスB21
は、全二重通信が可能な構成となっている。そして、前
記ファクシミリ装置F側の第1コネクタ27と、この第
2コネクタ28とを接続することにより、ファクシミリ
装置Fと外部装置G1との間で全二重通信が可能とな
り、外部装置G1は、ファクシミリ装置Fの付属装置と
してそのファクシミリ装置Fによって制御される。ま
た、外部装置G1は、他の外部装置G2を接続するため
の接続手段としての第3コネクタ29を備えている。こ
の第3コネクタ29は、バスB22を介して第2CPU
21と接続されている。この第3コネクタ29も、全二
重通信が可能な構成となっている。
【0026】なお、外部装置G2も前記外部装置G1と
同様に第2コネクタ28、第3コネクタ29及びDPR
AM26を備えている。例えば、外部装置G2がスキャ
ナであれば、外部装置G1における第2NCU24及び
第2モデム25の代わりに、画像を読み取るための読取
部を設けた構成とすればよい。そして、この外部装置G
2の第2コネクタ28を外部装置G1の第3コネクタ2
9に接続することにより両外部装置G1,G2間で全二
重通信が可能となる。以後同様にして、末端の外部装置
Gnに各種の外部装置を順次接続することができる。
【0027】前記DPRAM26におけるアップロード
エリア26aは、外部装置Gn側からファクシミリ装置
F側に向かって転送されるデータを記憶するための領域
であり、ダウンロードエリア26bは、ファクシミリ装
置F側から外部装置Gn側に向かって転送されるデータ
を記憶するための領域である。そして、ファクシミリ装
置Fと外部装置G1との間の通信がこのDPRAM26
を介して行われる。このファクシミリ装置Fの第1CP
U1及び外部装置Gnの第2CPU21は、相手に伝え
るべき情報をこのDPRAM26に書き込み、また、相
手により書き込まれた情報を読み取って動作する。具体
的には、ファクシミリ装置Fは、外部装置G1のDPR
AM26のアップロードエリア26a内のデータを読み
込み、ダウンロードエリア26b内にデータを書き込
む。外部装置G1は、外部装置G1のダウンロードエリ
ア26b内のデータを読み込み、外部装置G1のアップ
ロードエリア26a内にデータを書き込む。その結果、
ファクシミリ装置Fと外部装置G1との間で通信が行わ
れることになる。なお、ファクシミリ装置Fに1番目に
接続される外部装置G1は、2番目に接続される外部装
置G2におけるDPRAM26のアップロードエリア2
6a内のデータを読み込み、同装置G2のダウンロード
エリア26b内にデータを書き込む。
【0028】第2マスクROM31は、第2フラッシュ
メモリ22内のデータの書き換え処理を制御するための
プログラム、及び外部装置G1に接続される他の外部装
置Gnやファクシミリ装置Fとの間でのDPRAM26
を介したデータの転送とを制御するためのプログラムを
格納している。
【0029】次に、DPRAM26のアップロードエリ
ア26a及びダウンロードエリア26bの内部構成につ
いて説明する。DPRAM26のアップロードエリア2
6a及びダウンロードエリア26bの内部には、それぞ
れ管理領域とデータ領域とが設けられている。データ領
域は、実データを記憶するための領域である。管理領域
は、データ領域内の実データに関する情報を格納する領
域である。この管理領域は、ステータス領域、スタック
ナンバー領域等を有している。
【0030】ステータス領域は、データ領域の状態を示
す情報を格納するためのものである。スタックナンバー
領域は、データ領域内のデータが自装置に対するものな
のか否か等を判断するためのスタック番号を格納するた
めのものである。
【0031】次に、本実施形態の作用について説明す
る。さて、上述したように、本実施形態では、ファクシ
ミリ装置Fに対して複数の外部装置Gnをディジーチェ
ーン方式にて順次接続することができる。このような構
成においては、ファクシミリ装置Fは、同装置Fに直接
接続された外部装置G1におけるDPRAM26のアッ
プロードエリア26a内のデータ、つまり外部装置Gn
側から転送されてきたデータを読み取ったとき、そのデ
ータの送信先がどの外部装置Gnであるのかを判断する
必要がある。また、ファクシミリ装置Fは、前記外部装
置G1におけるDPRAM26のダウンロードエリア2
6bにデータを書き込むとき、つまり外部装置Gn側に
向かってデータを転送するとき、そのデータ中に同デー
タの宛先となるべき外部装置Gnを示す必要がある。
【0032】一方、各外部装置Gnは、自身のDPRA
M26のダウンロードエリア26b内に書き込まれたデ
ータ、つまりファクシミリ装置F側から転送されてきた
データを読み取ったとき、そのデータが自分宛のもので
あるのか否かを判断する必要がある。また、各外部装置
Gnは、自身のDPRAM26のアップロードエリア2
6aにデータを書き込むとき、つまりファクシミリ装置
F側に向かってデータを転送するとき、そのデータ中に
同データの発信元が自身である旨を示す必要がある。
【0033】上記のような用件を満たすために、本実施
形態では次のような動作が行われる。なお、ここでは、
図2に示すように、ファクシミリ装置Fに複数の外部装
置G1〜Gnが接続されているものとして説明を行う。
【0034】図2に示すように、例えば、ファクシミリ
装置Fが、データの宛先であるn番目の外部装置Gn
に対してデータを転送する場合には、1番目に接続され
ている外部装置G1におけるDPRAM26のダウンロ
ードエリア26bにデータを書き込むときに、同エリア
26bのスタックナンバー領域に、スタックナンバーと
して「n−1」を書き込む。1番目の外部装置G1は、
自装置のダウンロードエリア26b内のデータを読み込
んだとき、スタックナンバー領域内のスタックナンバー
が「0」である場合には、ダウンロードエリア26b内
のデータが自装置宛のデータであると判断する。なお、
この場合は、スタックナンバー領域内のスタックナンバ
ーが「n−1」なので、外部装置G1は、ダウンロード
エリア26b内のデータが、他の外部装置宛のデータで
あると判断する。そして、外部装置G1は、読み込んだ
データを、ファクシミリ装置Fとは反対側(ダウンロー
ド側)に接続されている外部装置G2におけるDPRA
M26のダウンロードエリア26bに書き込む。このと
き、外部装置G1は、先に読み込んだスタックナンバー
「n−1」を「1」ディクリメントした値である「n−
2」を、外部装置G2のダウンロードエリア26bのス
タックナンバー領域に書き込む。
【0035】このようにして、ファクシミリ装置Fから
発信されたデータが複数の外部装置Gnを経て末端の外
部装置Gn側に転送されるのに伴い、各外部装置におけ
るダウンロードエリア26bのスタックナンバー領域に
書き込まれるスタックナンバーが「1」ずつディクリメ
ントされる。すると、n番目の外部装置Gnにおけるダ
ウンロードエリア26bのスタックナンバー領域には、
スタックナンバーとして「0」が書き込まれることにな
る。従って、n番目の外部装置Gnは、自装置のダウン
ロードエリア26b内のデータを読み込んだとき、
「0」というスタックナンバーに基づいて、ダウンロー
ドエリア26b内のデータが自装置宛のデータであると
いうことを認識する。
【0036】一方、例えば、ある外部装置Gn(ファク
シミリ装置Fからn番目の外部装置)がファクシミリ装
置Fに対してデータを転送する場合には、自装置のDP
RAM26のアップロードエリア26aにデータを書き
込むときに、同エリア26aのスタックナンバー領域
に、スタックナンバーとして「0」を書き込む。上記の
外部装置Gnのファクシミリ装置F側(アップロード
側)に接続されている外部装置Gn−1は、外部装置G
nのアップロードエリア26a内のデータを読み込む
と、その読み込んだデータを、自身のDPRAM26の
アップロードエリア26aに書き込む。このとき、外部
装置Gn−1は、読み込んだスタックナンバー「0」を
「1」インクリメントした値である「1」を、自身のア
ップロードエリア26aのスタックナンバー領域に書き
込む。
【0037】このようにして、ある外部装置Gnから発
信されたデータが複数の外部装置Gnを経てファクシミ
リ装置F側に転送されるのに伴い、各外部装置Gnにお
けるアップロードエリア26aのスタックナンバー領域
に書き込まれるスタックナンバーが「1」ずつインクリ
メントされる。すると、ファクシミリ装置Fに直接接続
された外部装置G1におけるアップロードエリア26a
のスタックナンバー領域には、スタックナンバーとして
「n−1」が書き込まれるとになる。従って、ファクシ
ミリ装置Fは、この外部装置G1のアップロードエリア
26a内のデータを読み込んだとき、「n−1」という
スタックナンバーに基づいて、データの発信元が自装置
からn番目に接続されている外部装置Gnであるという
ことを認識する。
【0038】以上のような動作が行われることにより、
外部装置Gnは、ファクシミリ装置Fから自装置に送ら
れてきたデータか、または他の外部装置に送られてきた
データであるかを正確かつ容易に認識することができ
る。また、ファクシミリ装置Fは、外部装置Gnから送
られてきたデータがどの外部装置Gnから送られてきた
データであるのかを正確かつ容易に認識することができ
る。
【0039】次に、ファクシミリ装置Fのソケット部1
2にバージョンアップしたプログラムが格納されたRO
M13を装着して、このROM13からバージョンアッ
プしたプログラムをファクシミリ装置F或いは外部装置
G1〜Gnの第2フラッシュメモリ22に転送する場合
の動作について説明する。なお、図3のフローチャート
は、ファクシミリ装置Fで行われる動作を示し、図4の
フローチャートは、外部装置G1で行われる動作を示し
ている。そして、図3のフローチャートと、図4のフロ
ーチャートとは、並行して進行する。
【0040】まず、ファクシミリ装置Fの電源スイッチ
14がONされると、そのONと同時に操作部8の何れ
かのテンキーが押下されているか否かが判断される(S
1)。何れのテンキーも押下されていない場合は、第1
フラッシュメモリ2内の通常のプログラムが起動され
(S2)、通常の動作が実行される(S3)。このと
き、各外部装置Gnにおいても、第2フラッシュメモリ
22内の通常のプログラムが起動されて、通常の動作が
実行される。前記S1において、電源ON時にテンキー
が押下されている場合には、そのテンキーが「0」であ
るか否かが判断される(S4)。押下されたテンキーが
「0」である場合は、第1マスクROM11内のプログ
ラムが起動されて(S5)、ファクシミリ装置Fの第1
フラッシュメモリ2内のプログラムを書き換えるための
処理が開始される。
【0041】すなわち、まず第1フラッシュメメモリ2
の内容が消去される(S6)。続いて、ソケット部12
に差し込まれたROM13内のバージョンアップされた
プログラムデータが、第1フラッシュメモリ2に転送さ
れる(S7)。
【0042】そして、プログラムデータが正常に転送さ
れたか否かが判断される(S8)。正常にプログラムデ
ータが転送された場合は、例えば「正常に書き換えが完
了しました。」等の表示が表示部9に表示され(S
9)、この処理が終了される。正常にプログラムデータ
が転送されなかった場合は、例えば「書き換えエラーで
す。」等の表示が表示部9に表示され、この処理が終了
される。
【0043】前記S4において、押下されたテンキーが
「0」以外である場合には、第1マスクROM内のプロ
グラムが起動されて(S11)、外部装置G1の第2フ
ラッシュメモリ22内のプログラムを書き換えるための
処理が開始される。
【0044】すなわち、まず外部装置G1におけるDP
RAM26のダウンロードエリア26bのステータス領
域が「1」になるのが待たれる(S12)。つまり、ダ
ウンロードエリア26bにデータを書き込んでも良いか
否かがこのステータス領域が「1」であるか否かに基づ
き判断している。
【0045】ダウンロードエリア26bのステータス領
域が「1」になると、ダウンロードエリア26bのデー
タ領域にROM13内のプログラムデータが書き込まれ
るとともに、スタックナンバー領域には前記S1で押下
されたテンキーの値から「1」ディクリメントされた値
がスタックナンバーとして書き込まれる(S13)。例
えば、テンキー「2」が押下されたときには、データの
宛先を外部装置G2にすべく「2」から「1」ディクリ
メントした値、つまり「1」がスタックナンバーとして
書き込まれる。つまり、押下するテンキーの値が、デー
タの宛先となるとともに、そのテンキーの値がファクシ
ミリ装置Fから順次接続される外部装置Gnの順番と一
致している。
【0046】続いて、ダウンロードエリア26bのデー
タ領域にデータの書き込みが終了した旨を示すために、
ダウンロードエリア26bのステータス領域に「0」が
書き込まれて、データ領域のデータが有効であることが
示される(S14)。このとき、ファクシミリ装置Fか
らDPRAM26を介して外部装置G1の第2CPU2
1に対して割り込み信号が出力され、この信号に基づ
き、外部装置G1の第2マスクROM31内のプログラ
ムが起動される。
【0047】すると、外部装置G1は、ダウンロードエ
リア26bのスタックナンバー領域内のスタックナンバ
ーが「0」であれば、ダウンロードエリア26b内のプ
ログラムデータを第2フラッシュメモリ22に書き換え
て記憶する。また、外部装置G1は、ダウンロードエリ
ア26bのスタックナンバー領域のスタックナンバーが
「0」以外であれば、ダウンロードエリア26b内のプ
ログラムデータを外部装置G2に転送する。なお、この
外部装置G1で行われる動作については、後に後述す
る。
【0048】次に、アップロードエリア26aのステー
タス領域が「0」になるのが待たれる(S15)。つま
り、外部装置Gn側でプログラムデータの書き換えが終
了すると、外部装置Gn側からプログラムデータの書き
換え結果を示す情報が順次ファクシミリ装置Fに向かっ
て転送されて、最終的に外部装置G1のアップロードエ
リア26aに書き込まれる。そして、書き換えの結果を
示す情報の書き込みに伴い、データ領域のデータの状態
を示すステータス領域が「0」に書き換えられる。
【0049】アップロードエリア26aのステータス領
域が「0」に書き換えられると、アップロードエリア2
6aのデータ領域のデータ(プログラムデータの書き換
え結果を示す情報)がファクシミリ装置Fに読み込まれ
る(S16)。そして、前記S8の処理に移行して、前
記と同様にプログラムデータの転送が正常に行われたか
否かが判断される。
【0050】次に、外部装置G1で行われる動作を図4
に示すフローチャートを用いて説明する。ファクシミリ
装置FからDPRAM26を介して第1番目に接続され
ている外部装置G1のCPU21に割り込み信号が入力
されると、第1マスクROM31に格納されているプロ
グラムが起動される(S21)。このプログラムの起動
により、まずDPRAM26のダウンロードエリア26
bのステータス領域が「0」であることが確認されたか
ら(S22)、スタックナンバー領域のスタックナンバ
ーが「0」であるか否かが判断される(S23)。スタ
ックナンバーが「0」でない場合は、自装置宛のデータ
でないと判断されて、スタックナンバーが「1」ディク
リメントされる(S24)。続いて、ダウンロードエリ
ア26bのデータが第2番目の外部装置G2のダウンロ
ードエリア26bに転送され(S25)、この処理が終
了される。このとき、外部装置G2のCPUには、外部
装置G1からの割り込み信号が入力される。従って、第
2番目の外部装置G2以降の外部装置Gnでも、この図
4のフローチャートと同様な動作が行われる。
【0051】スタックナンバーが「0」の場合は、自装
置宛のデータであると判断されて、自装置の第2フラッ
シュメモリ22の内容が消去される(S26)。続い
て、ダウンロードエリア26bのデータ領域のプログラ
ムデータが第2フラッシュメモリ22に転送される(S
27)。転送終了後、ダウンロードエリア26bを解放
するために、ダウンロードエリア26bのステータス領
域に「1」が書き込まれる(S28)。
【0052】次に、アップロードエリア26aのステー
タス領域が「1」であることが確認されてから(S2
9)、そのアップロードエリア26aのデータ領域にプ
ログラムデータの転送結果が書き込まれる(S30)。
このとき、アップロードエリア26aのスタックナンバ
ー領域には、データの発信元を示すために「0」が書き
込まれる。
【0053】続いて、アップロードエリア26aのステ
ータス領域に「0」が書き込まれて、データ領域のデー
タが有効であることが示され(S31)、処理が終了さ
れる。このとき、外部装置G1からファクシミリ装置F
の第1CPU1に対して割り込み信号が出力され、この
信号に基づき、ファクシミリ装置Fでは、図3のS15
以降の動作が行われる。
【0054】以上、詳述したように本実施形態において
は、次のような作用、効果をうることができる。 (1)ホスト装置であるファクシミリ装置Fには、バー
ジョンアップされた制御プログラムを記憶したROM1
3を装着するためのソケット12が設けられている。そ
して、このソケット12に装着されたROM13内の制
御プログラムが、ファクシミリ装置Fの第1フラッシュ
メモリ2や同装置Fに対してディジーチェーン方式で接
続された複数の外部装置Gnの第2フラッシュメモリ2
2に転送される。このため、ファクシミリ装置Fに対し
て複数の外部装置Gnが接続されている場合でも、ファ
クシミリ装置Fのソケット12にROM13を装着する
だけで、ファクシミリ装置F及び各外部装置Gnの第1
フラッシュメモリ2、第2フラッシュメモリ22のプロ
グラム内容を容易かつ確実に書き換えることができる。
従って、従来とは異なり、各外部装置毎にプログラムメ
モリを交換するといった煩雑な作業を行う必要がない。
【0055】(2)ソケット部12にROM13を装着
しておけば、プログラムの書き換え処理を、電源ON時
にいずれかのテンキーを押下するだけで簡単に開始させ
ることができる。このため、プログラムの書き換え処理
を開始させるための専用のキーやスイッチ等を設ける必
要がない。しかも、プログラムの書き換え対象となる装
置を、ファクシミリ装置Fの電源ONと同時に押下され
るテンキーの番号で容易に指定することができる。この
ため、プログラムの書き換え対象となる装置を間違える
おそれが極力回避される。
【0056】(3)プログラムの書き換え処理に際し
て、ファクシミリ装置F及び外部装置Gnは、押下され
たテンキーの番号に基づきプログラムの宛先を判断す
る。そして、ファクシミリ装置Fは、プログラムの宛先
が自身であれば、自身の第1フラッシュメモリ2のプロ
グラムの書き換えを行い、宛先が外部装置Gnであれ
ば、1番目に接続された外部装置G1に対して、宛先と
なる外部装置Gnを示すスタックナンバーとともにプロ
グラムデータを転送する。一方、外部装置Gnは、受け
取ったスタックナンバーに基づき、転送されてきたプロ
グラムが自装置宛のものであるかを判断し、自装置宛の
ものであれば、自身の第2フラッシュメモリ22のプロ
グラムの書き換えを行い、自装置宛でなければプログラ
ムを次の外部装置Gnに転送する。このような動作が行
われるので、ファクシミリ装置Fにディジーチェーン方
式で接続された各外部装置Gnに対して、プログラムの
転送を確実に行い得る。
【0057】(4)プログラムの書き換え結果がファク
シミリ装置Fの表示部9に表示される。このため、プロ
グラムの書き換えが正常に行われたか否かを確実に確認
できる。
【0058】(5)ファクシミリ装置Fには、1つのコ
ネクタを設けるだけで、複数の外部装置Gnをディジー
チェーン方式で接続できる。このため、外部装置Gnが
増加しても末端の外部装置Gnに新たな外部装置を接続
するだけでよい。従って、ファクシミリ装置Fの構成が
簡単になる。また、ファクシミリ装置Fから外部装置G
nへのデータ転送及び外部装置Gnからファクシミリ装
置Fへのデータ転送は、各外部装置Gnに設けられたD
PRAM26を介して行われる。このため、外部装置G
nの接続数に関係なく、それら外部装置Gnとファクシ
ミリ装置Fとの間のデータ転送を簡単に効率よく行うこ
とができる。
【0059】(6)外部装置Gnにおいては、DPRA
M26、2つのコネクタ28,29及びデータ転送に関
するソフトウェアを共通化できる。つまり、外部装置G
nはファクシミリ装置Fに対して何番目に接続されて
も、常にスタックナンバーが「0」であるか否かに基づ
いて、自身宛のデータであるか否かを判断できる。この
ため、外部装置Gnとして共通化できる要素が多く、従
って外部装置の低コスト化が図れる。
【0060】なお、上記実施形態は次のように変更して
具体化することも可能であり、その場合においても、上
記実施形態と同様な作用、効果を得ることができる。 (a)ファクシミリ装置Fに接続される外部装置とし
て、プリンタやスキャナ等、各種のものを用意するこ
と。例えば、外部装置としてのプリンタであれば、図1
に示す外部装置G1における第2NCU24及び第2モ
デム25に代えて、記録部を設ければよい。このような
外部装置を接続すれば、ファクシミリ装置Fで受信され
た画データを、この外部装置に転送して印字させること
ができる。また、外部装置としてのスキャナであれば、
図1に示す外部装置G1における第2NCU24及び第
2モデム25に代えて、読取部を設ければよい。このよ
うな外部装置を接続すれば、同外部装置で読み取った画
データをファクシミリ装置Fに転送して、同装置Fから
送信することができる。
【0061】(b)上記実施形態では、スタックナンバ
ーを「1」ずつインクリメント及びディクリメントして
いたが、それを2以上の数ずつインクリメント及びディ
クリメントすること。また、外部装置は、自装置からフ
ァクシミリ装置Fに対してデータの転送を開始するとき
は、スタックナンバーを「0」から開始していたが、こ
れを「0」以外の値にすること。それに応じて、外部装
置が自装置宛のデータであると判断するスタックナンバ
ーの値を「0」以外の値にすること。
【0062】(c)ファクシミリ装置Fから外部装置に
データ転送する場合にスタックナンバーをインクリメン
トし、外部装置からファクシミリ装置Fにデータ転送す
る場合にスタックナンバーをディクリメントするように
変更すること。
【0063】(d)DPRAM26を第1CPU1から
第2CPU21へデータ転送する第1FIFO(First I
n First Out)メモリに、第2CPU21から第1CPU
1へデータ転送する第2FIFOメモリに変更するこ
と。
【0064】(e)外部装置は必ずしも外部になければ
ならないことはなく、ファクシミリ装置Fの内部に配置
されるように装備しても良い。 (f)情報処理を行うホスト装置としてファクシミリ装
置Fに限らず、パーソナルコンピュータ等の機器にも適
用してもよい。
【0065】(g)電源ON時、テンキーの押下と同時
に「#」キーの押下でプログラムの転送先を指定するよ
うにすること。このように2カ所のキーを操作するよう
にすれば、電源ON時に誤ってテンキーを押下したこと
により生じるトラブルを防止することができる。なお、
この組み合わせは、「#」と「数字」との組み合わせに
限らず、「*」と「数字」などの組み合わせであっても
良い。さらに、「#」と「*」と「数字」との組み合わ
せであっても良い。
【0066】(h)前記実施形態では、ファクシミリ装
置Fにソケット部12を設け、同部12にバージョンア
ップしたROM13を差し込み、外部装置Gnにデータ
転送を行ったが、ソケット部12を外部装置Gnのいず
れかに備えて、ファクシミリ装置F或いは他の外部装置
Gnにデータ転送を行うよう構成しても良い。
【0067】(i)データ転送の結果をLEDまたはブ
ザー等で報知するようにしても良い。さらに、前記実施
形態より把握される請求項以外の技術的思想について、
その作用、効果と共に以下に記載する。
【0068】[1]制御プログラムを記憶した第2記憶
手段を着脱可能に装着するための装着部を有し、前記転
送手段は、装着部に装着した第2記憶手段内の制御プロ
グラムを外部装置の第1記憶手段に転送する請求項1に
記載のホスト装置。
【0069】[2]外部装置には双方向から読み書き可
能な第3記憶手段(26)が設けられ、前記転送手段
は、この第3記憶手段(26)を介してプログラムの転
送を行う請求項1または請求項2或いは前記[1]に記
載のホスト装置。
【0070】[3]書き換え可能な第1記憶手段がフラ
ッシュメモリである請求項1または2に記載のホスト装
置。 [4]外部装置には双方向から読み書き可能な第3記憶
手段(26)が設けられ、前記転送手段はこの第3記憶
手段を介してデータの転送を行う請求項1または2に記
載のホスト装置。
【0071】[5]ホスト装置に対して複数の外部装置
を接続する接続方式がディジーチェーン方式である請求
項3に記載の情報処理装置。 [6]外部装置には双方向から読み書き可能な第3記憶
手段(26)が設けられ、前記ホスト装置の転送手段は
外部装置に対するデータの転送を、第3記憶手段を介し
て行う請求項3に記載の情報処理装置。
【0072】[7]前記第3記憶手段は、外部装置から
ホスト装置側へ向かって転送されるデータを記憶するた
めのアップロードエリアと、ホスト装置から外部装置側
へ向かって転送されるデータを記憶するためのダウンロ
ードエリアとを備える前記[5]または[6]に記載の
情報処理装置。
【0073】[8]書き換え可能な第1記憶手段がフラ
ッシュメモリである請求項3に記載の情報処理装置。 [9]ホスト装置は、制御プログラムの転送先を示す情
報を入力するための入力手段(8)を有し、前記転送手
段は、外部装置に対する制御プログラムの転送時、入力
された情報に基づき制御プログラムの転送先を示す情報
も併せて転送する上記[5]に記載の情報処理装置。
【0074】[10]外部装置は、ホスト装置またはホ
スト装置側の他の外部装置と接続するための第1接続手
段と、ホスト装置とは反対側に他の外部装置を接続する
ための第2接続手段とを備える上記[5]に記載の情報
処理装置。
【0075】[11]外部装置は、ホスト装置またはホ
スト装置側の外部装置から制御プログラムが転送されて
きたとき、転送先を示す情報に基づき、制御プログラム
を自身の第1記憶手段に書き換えるか、次の外部装置に
転送するかを判断するように構成されている上記[9]
に記載の情報処理装置。
【0076】[12]ホスト装置に対して接続される外
部装置において、制御プログラムを記憶するための書き
換え可能な第1記憶手段と、ホスト装置から転送されて
くる制御プログラムを第1記憶手段に書き換える書き換
え手段とを備えた外部装置。
【0077】ここで、書き換え手段は、自装置のCPU
及びマスクROMにより構成される。 [13]他の外部装置からのデータをホスト装置側へ転
送する場合は、データとともに転送されるスタックナン
バーに所定値を加算し、ホスト装置側からのデータを他
の外部装置へ転送する場合は、データとともに転送され
るスタックナンバーから所定値を減算する前記[12]
に記載の外部装置。
【0078】[1]〜[13]のようにすれば、上記実
施形態と同様な効果を得ることができる。 [14]請求項3に記載の情報処理装置の各手段を実行
させるためのプログラムを記憶させた記憶媒体。
【0079】このようにすれば、請求項3に記載の情報
処理装置の各手段をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムが記録された記録媒体を提供することができ
る。なお、記録媒体とは、読み出しが可能な半導体記憶
装置、磁気記憶装置の記録媒体、光磁気記憶装置の記録
媒体など、コンピュータのプログラムを記録できるもの
ならどのようなものでもよい。具体的には、フロッピー
ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク、相変化ディスク、磁気テープなどを含むものとす
る。
【0080】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、外部装置が複数接続されいても、各外部装置
のプログラム用メモリの内容を容易かつ確実に書き換え
ることができる。
【0081】請求項2に記載の発明によれば、外部装置
が複数接続されいても、第2記憶手段をホスト装置の装
着部に装着するだけで、各外部装置のプログラム用メモ
リの内容を容易かつ確実に書き換えることができる。
【0082】請求項3に記載の発明によれば、情報処理
装置またはそれに接続された各外部装置のプログラム用
メモリの内容を容易かつ確実に書き換えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態のファクシミリ装置及び外部装置
のブロック図。
【図2】 ファクシミリ装置と、複数の外部装置との間
におけるデータ転送動作を説明するための説明図。
【図3】 ファクシミリ装置における動作を示すフロー
チャート。
【図4】 外部装置における動作を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…転送手段を構成する第1CPU、2…第1記憶手段
としての第1フラッシュメモリ、3…転送手段を構成す
る第1RAM、11…転送手段を構成する第1マスクR
OM、12…装着部としてのソケット部、13…第2記
憶手段としてのROM、F…ホスト装置としてのファク
シミリ装置、G1〜Gn…外部装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き換え可能な制御プログラム用の第1
    記憶手段を有する外部装置を接続するための接続手段
    と、外部装置の第1記憶手段に対して、接続手段を介し
    て制御プログラムデータを転送する転送手段とを備えた
    情報処理を行うためのホスト装置。
  2. 【請求項2】 書き換え可能な第1記憶手段を有する外
    部装置を接続するための接続手段と、データを格納した
    第2記憶手段を装着するための装着部と、装着部に装着
    された第2記憶手段内のデータを外部装置の第1記憶手
    段に対して、接続手段を介して転送する転送手段とを備
    えた情報処理を行うためのホスト装置。
  3. 【請求項3】 ホスト装置に対して複数の外部装置を接
    続可能とし、ホスト装置及び外部装置には、制御プログ
    ラムを記憶するための書き換え可能な第1記憶手段を設
    け、ホスト装置には制御プログラムを記憶した第2記憶
    手段を着脱可能に装着するための装着部と、装着部に装
    着された第2記憶手段内のプログラムをホスト装置また
    は外部装置の第1記憶手段に転送する転送手段とを設け
    た情報処理装置。
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