JPH05327835A - データ通信システム及びそれに使用されるメモリカード対応型多機能電話機 - Google Patents

データ通信システム及びそれに使用されるメモリカード対応型多機能電話機

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JPH05327835A
JPH05327835A JP13258492A JP13258492A JPH05327835A JP H05327835 A JPH05327835 A JP H05327835A JP 13258492 A JP13258492 A JP 13258492A JP 13258492 A JP13258492 A JP 13258492A JP H05327835 A JPH05327835 A JP H05327835A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホストコンピュータ側から多機能電話機側に
対する情報の提供を充分に行わせると共に、メモリカー
ドに格納されるソフトプログラムのバージョンアップを
メモリカードに無駄を生じさせず、迅速且つ容易に行わ
せる。 【構成】 メモリカード対応型多機能電話機Dとホスト
コンピュータAとが回線接続されたときに、メモリカー
ドCのプログラムメニューには含まれていない付加情報
がホストコンピュータAから前記多機能電話機側Dに送
信され、その内容が多機能電話機Dの表示部2に表示さ
れるように構成されている。また、多機能電話機Dが通
信制御用ソフトプログラムのデータを受信したときに
は、そのデータがメモリカードCに書き込まれるように
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機にセットされた
メモリカードのソフトプログラムで所定のデータ通信制
御が行われるデータ通信システム、及びそのシステムに
使用されるメモリカード対応型多機能電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メモリカード対応型多機能電話機
を利用したシステムとしては、例えば銀行口座の残高照
会等を行うための所謂ホームバンキングシステムや、証
券会社での株式の売買等を行うための所謂ホームトレー
ドシステム等のサービスシステムが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシステムは、メモリカード対応型多機能電話機と銀
行等に設置されたホストコンピュータとの両者間におい
て、ただ単にメモリカードに格納されている通信制御の
ソフトプログラムに従ったデータ通信が行われるに過ぎ
ないものであった。従って、従来では、メモリカードに
格納されたソフトプログラムには存在しない項目事項に
関しては、そのデータ通信が不可能であり、例えば情報
サービスを提供する銀行等側から、メモリカードのソフ
トプログラムには含まれていない新サービスや新商品の
紹介を行うようなことはできなかった。その結果、従来
では銀行等から顧客に対し、顧客に有用な情報の提供を
充分に行うことができず、この点で未だ改善すべき余地
があった。
【0004】また、従来のホームバンキング等のシステ
ムにあっては、銀行のサービスの多様化等に伴って、メ
モリカードに格納されるデータ通信のソフトプログラム
メニューを増加、或いは変更し、所謂バージョンアップ
を図らねばならない場合がある。ところが、従来におい
て、プログラムのバージョンアップを図るには、新規な
メモリカードを購入し、これを使用せざるを得なかっ
た。これでは、先に使用していたメモリカードが無駄と
なって不経済である他、メモリカードの購入には多少の
時間を要することによりバージョンアップを迅速に図れ
ないため、新しく提供されるサービスを早期に受けるこ
とができない等の難点も生じていた。
【0005】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、ホストコンピュータ側から多機能電話機側に対する
情報の提供を充分に行うことができるようにすると共
に、メモリカードに格納された通信制御のソフトプログ
ラムのバージョンアップや変更等が無駄なく、迅速且つ
容易に行えるようにすることを、その目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された請求項1に記載の本発明に係るデータ通信
システムは、メモリカードに格納されたデータの読み出
しを行うためのデータ読取部と、データ表示を行うため
の表示部とを具備し、データ読取部で読み出されたメモ
リカードのソフトプログラムの動作手順に従った通信制
御を行うように構成されたメモリカード対応型多機能電
話機と、この多機能電話機と回線を介してデータ通信を
行うホストコンピュータとから構成されたデータ通信シ
ステムであって、前記メモリカード対応型多機能電話機
とホストコンピュータとが回線接続されたときに、メモ
リカードのプログラムメニューには含まれていない付加
情報がホストコンピュータから前記多機能電話機側に送
信され、その内容が多機能電話機の表示部に表示される
ように構成されている。
【0007】請求項2記載の本発明に係るデータ通信シ
ステムは、上記請求項1記載の構成において、上記メモ
リカードには付加情報の照会メニューのプログラムが格
納されており、メモリカード対応型多機能電話機でこの
付加情報の照会メニューを選択したときにのみ所定の付
加情報がホストコンピュータから送信されて、多機能電
話機の表示部に表示されるように構成されている。上記
請求項1又は2に記載の本発明における付加情報として
は、請求項3に示すように、例えば多機能電話機のメン
テナンス情報、又は新商品や新サービスの提供に関する
情報がある。
【0008】請求項4記載の本発明に係るデータ通信シ
ステムは、上記請求項1又は2に記載の構成において、
上記メモリカード対応型多機能電話機は、送信されてく
るデータをメモリカードに書き込むためのデータ書込部
を備え、ホストコンピュータ又はホストコンピュータと
は別の通信端末から、メモリカードへの書き込み用の通
信制御用ソフトプログラムのデータを受信したときに
は、そのソフトプログラムのデータをメモリカードに書
き込むように構成されている。上記請求項4記載の本発
明における通信制御用ソフトプログラムとしては、請求
項5に示すように、例えばメモリカードに予め格納され
ている通信制御用ソフトプログラムがバージョンアップ
されたプログラムが適用される。
【0009】請求項6記載の本発明に係るメモリカード
対応型多機能電話機は、メモリカードに格納されたデー
タの読み出しを行うためのデータ読取部と、データ表示
を行うための表示部とを具備し、データ読取部で読み出
されたメモリカードのソフトプログラムの動作手順に従
った通信制御を行うメモリカード対応型多機能電話機で
あって、通信先から送信されてきたデータをメモリカー
ドに書き込むためのデータ書込部を備えた構成である。
【0010】
【作用】上記構成を特徴とする請求項1記載の本発明に
係るデータ通信システムにおいては、メモリカードのソ
フトプログラムに従ったデータ通信制御が行われるべく
多機能電話機が所定のホストコンピュータと回線接続さ
れているときに、ホストコンピュータからは、メモリカ
ードのソフトプログラムメニューには含まれていない付
加情報が多機能電話機側に送信され、その内容が多機能
電話機の表示部に表示される。従って、ホストコンピュ
ータを備えた銀行等の側からは、多機能電話機側(顧客
側)に対して、メモリカードに格納されたソフトプログ
ラムの通信メニューには無い新商品や新サービスの情
報、或いはメンテナンス情報等の所望の情報を適切に伝
達することができる。また、これにより、多機能電話機
側は、自己に有用なサービス等の提供を受けることが可
能となる。
【0011】請求項2記載の本発明に係るデータ通信シ
ステムにおいては、多機能電話機側で付加情報の照会メ
ニューを選択したときにのみホストコンピュータからの
付加情報を受信することができる。従って、多機能電話
機のユーザーにとって無用な情報が、ホストコンピュー
タの側から一方的に送信されてくるのを適切に回避する
ことが可能となる。
【0012】請求項4記載の本発明に係るデータ通信シ
ステムにおいては、メモリカードに格納されるソフトプ
ログラムのメニューを増加、或いは変更し、所謂バージ
ョンアップを図るに際し、ホストコンピュータ又はこれ
とは異なる所定の通信端末から新たなソフトプログラム
のデータが多機能電話機へ送信されてくると、その新た
なソフトプログラムのデータは、データ書込部でメモリ
カードに書き込まれる。従って、かかるソフトプログラ
ムのデータ書き込みが終了した後にあっては、多機能電
話機は、もはやその新たに書き込まれたソフトプログラ
ムの動作手順に従ったデータ通信制御を行うこととな
り、メモリカードの交換を行うことなく、ソフトプログ
ラムのバージョンアップが行える。
【0013】請求項6記載の本発明に係るメモリカード
対応型多機能電話機においては、メモリカードに格納さ
れたデータ読み出しによってそのソフトプログラムの動
作手順に従った通信制御を行うことは勿論のこと、通信
先から送信されてきた所望のデータを、データ書込部で
メモリカードに書き込むことができるため、上記請求項
4に記載のデータ通信システムの構築に寄与する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係るデータ通信システムの
一例を示す説明図、図2は本発明に係るメモリカード対
応型多機能電話機Dのハード構成の一例を示すブロック
図である。図1に示すデータ通信システムは、メモリカ
ード対応型多機能電話機D、銀行等に設置されるホスト
コンピュータA、多機能電話機Dのメンテナンス会社等
に設置されるコンピュータA1、A2、及びこれらを回
線接続させるための電話回線等の通信回線網N等から構
成されている。ここで、前記多機能電話機Dは、通常の
電話機として使用するためのダイヤル発呼用のテンキー
4aやハンドセット3を有する以外として、メモリカー
ドC用のカード差込口1や、液晶表示器等で構成された
表示部2を具備している。
【0015】メモリカードCとしては、ICカード、磁
気カード、ICカードメモリ、或いは光カード等の如
く、データの書き換えが自在な記憶媒体が使用される。
また、メモリカードCには、例えば銀行口座の残高照会
等のホームバンキングシステムを構築するための通信制
御用のソフトプログラムが予め格納されている。かかる
ソフトプログラムには、例えばホストコンピュータA側
から多機能電話機D側に提供されるデータの選択画面の
項目データや、多機能電話機Dで選択されたデータをホ
ストコンピュータA側から呼び出すための信号出力用の
データ等が含まれている。
【0016】多機能電話機Dは、図2に示すように、C
PU等で構成された信号処理部5に対し、テンキー4a
及びその他のキースイッチから構成され且つデータ通信
時には選択キーや実行キーとして機能するキー操作部
4、及び表示部2以外として、カード差込口1に差し込
まれたメモリカードCに格納されたデータを読み出すた
めのデータ読取部6や、メモリカードCにデータを書き
込むためのデータ書込部7が接続されている。また、こ
れ以外として、ROMやRAMで構成されたシステムメ
モリ8、ハンドセット3を介しての通話を行うための通
話回路9、ホストコンピュータA等とのデータ通信を行
うためのデータ通信制御部10等も信号処理部5に対し
て接続されている。
【0017】上記のうち、データ通信制御部10は、ホ
ストコンピュータA等との相互間でのデータ伝送に使用
されるDTMF(プッシュトーン信号)の送受信機能を
発揮するものである。信号処理部5は、データ読取部6
で読み取られたメモリカードCのソフトプログラムに従
ったデータ通信を行うべく各部を制御するように構成さ
れている。信号処理部5の具体的な制御機能としては、
例えば通話回路9とデータ通信制御部10との切換制
御、ホストコンピュータAに対するオートダイヤル発呼
の制御、プログラムされている選択メニューの表示部2
への表示、データ通信制御部10を介してなされるDT
MFの送受信制御等を行わせる。また、信号処理部5
は、それら以外として、ホストコンピュータAから返信
されてくるデータ内容を画面表示させる制御、及び特定
の受信データをデータ書込部7でメモリカードCに書き
込ませる如き制御も行う。何れにしても信号処理部5の
通信制御は、メモリカードCに格納されているソフトプ
ログラムの内容に従ってなされる。
【0018】ホストコンピュータAは、前記多機能電話
機Dとの通信機能を備えており、多機能電話機D側から
所定のデータの送信を求める制御コマンドを受信したと
きには、それに対応するデータをホストコンピュータA
の記憶部から読み出し、これをDTMFで多機能電話機
Dに送信させるように構成されている。また、ホストコ
ンピュータAは、メモリカードCのソフトプログラムの
メニューには含まれていない付加情報を予めその記憶部
に入力させておけば、多機能電話機Dと回線接続がなさ
れた時点で、その付加情報を多機能電話機D側へ送信す
るように構成されている。
【0019】次に、上記データ通信システムの使用例、
及び作用について説明する。先ず、メモリカードCを多
機能電話機Dのカード差込口1にセットし、起動させれ
ば、メモリカードC内の初期項目に関するデータが読み
出された後、パスワードの入力操作等を経て、例えば図
3(a)に示すような初期画面が表示部2に表示され
る。次いで、その初期画面に表示された項目のうち、例
えば『銀行アンサー』の項目をキー操作部4の操作で選
択すると、銀行に設置されたホストコンピュータAとの
回線接続が自動発呼によりなされた後に、前記項目に関
するデータを要求するための所定の制御コマンドがホス
トコンピュータA側に送信される。すると、ホストコン
ピュータAは、前記『銀行アンサー』の項目に関して提
供可能な情報項目のデータを多機能電話機D側へ返信す
る。また、かかる場合において、ホストコンピュータA
側で予め付加情報が入力設定されていれば、その付加情
報のデータも上記返信データに伴って同時に送信され
る。
【0020】従って、これらのデータを受信した多機能
電話機Dでは、図3(b)に示すように、その表示部2
には、先に選択した項目に関する内容(『残高照会』等
の項目)以外として、それらとは無関係な新商品等の紹
介を行う付加情報Bの内容も画面表示される。この付加
情報Bは、表示部2の下欄等の適当な箇所に割り込み表
示されるものであるが、かかる表示により、本来のホー
ムバンキングシステムの通信に支障を生じさせることな
く、新商品の紹介が行える。図3(b)では、新商品の
紹介を行っているが、この内容はホストコンピュータA
側で任意に変更できるものであるから、それ以外の新サ
ービスの紹介や、多機能電話機Dのメンテナンスに関す
る情報を表示させることも可能である。
【0021】一方、ホームバンキングシステムは、銀行
のサービスの多様化に対応し、その内容の拡充が図られ
ることが望まれ、例えば従来のシステムでは提供できな
かった情報内容、例えば外国為替レートの照会サービス
等をホームバンキングシステムで新たに行えるようにし
たいような場合がある。また、かかる場合、既存のメモ
リカードCの使用では新サービスの提供を受けることが
できず、メモリカードCに格納されたソフトプログラム
のバージョンアップを図らなければならない場合があ
る。このような場合には、ホストコンピュータAと多機
能電話機Dとの回線接続がなされた後に、ホストコンピ
ュータAから多機能電話機D側へ、新サービスが開始さ
れた旨の情報とバージョンアップされたソフトウェアを
提供するメンテナンス会社のコンピュータA1の電話番
号の内容を知らせるデータを、付加情報として送信すれ
ばよい。これによって、例えば図4(a)に示すよう
に、多機能電話機Dの表示部2には、上記の付加情報B
aが表示される。
【0022】これに対し、多機能電話機D側の顧客がか
かる新サービスを受けたい場合には、表示部2に表示さ
れた電話番号先に発呼を行えばよい。この発呼先の一例
としては、ソフトウェアを提供するメンテナンス会社の
コンピュータA1が適用される。そして、かかるコンピ
ュータA1と多機能電話機Dとが回線接続されると、こ
のコンピュータA1はバージョンアップされた新たなソ
フトプログラムのデータを送信する。このデータは、多
機能電話機Dで受信されることによりメモリカードCに
書き込まれ、メモリカードCはバージョンアップされた
新たなソフトプログラムを格納することとなる。その結
果、多機能電話機Dでは新たなメモリカードを購入する
ような必要がなく、ノーリンギングサービスにより新た
なソフトウェアを早期に入手することができる。よっ
て、その後多機能電話機Dを用いてホストコンピュータ
Aとのデータ通信制御を行うときには、新たに追加され
たサービスを受け得ることとなり、例えば図4(b)に
示すように、同図(a)のときでは照会することができ
なかった「外国為替照会」を実行可能となる。
【0023】尚、バージョンアップされたソフトプログ
ラムを多機能電話機Dに送信する方法としては、上記の
ようにメンテナンス会社のコンピュータA1から送信さ
せるのではなく、銀行に設置されたホストコンピュータ
Aから直接送信させるようにしてもよい。また、ソフト
プログラムのバージョンアップは、メモリカードCに先
に格納されていたソフトプログラムをそっくり新たなソ
フトプログラムに書き換える場合に限らず、先のソフト
プログラムに所定のデータを一部付加することによって
も行えるものであり、本発明では何れの場合であっても
よい。
【0024】ホストコンピュータA側では、多機能電話
機Dで使用されるメモリカードCのソフトプログラムの
バージョンに応じたデータ送信を行うが、かかるバージ
ョンの判別は多機能電話機Dから送信されてくる制御コ
マンドの内容を判断することにより行うことが可能であ
る。また、ホストコンピュータA側では、多機能電話機
Dからの各種信号を受信することにより、ホームバンキ
ングシステムに関しての顧客管理を行うことも可能であ
る。
【0025】図5(a)は、多機能電話機Dの表示部2
に、照会メニューとして、付加情報を選択させるための
『新情報照会』の項目を表示させた場合を示している。
かかる表示は、メモリカードCにその照会メニューの項
目データを格納させておくことにより実行することが可
能である。そして、本発明では、上記『新情報照会』の
項目が選択されて多機能電話機Dからその旨の制御コマ
ンドが送信された時点で、ホストコンピュータAから付
加情報を送信させ、同図(b)に示すようにその内容を
画面表示させるようにしてもよい。
【0026】また、多機能電話機Dは、上記のようなデ
ータ通信に使用されるだけではなく、例えば使用者のス
ケジュール管理に使用することも可能である。即ち、図
6は、多機能電話機Dの表示部2に、スケジュール内容
を表示させた場合の一例を示しているが、このようなス
ケジュールの画面表示を所望の指定時刻に自動表示させ
るようにすれば便利である。これは、多機能電話機Dの
システムメモリ8にスケジュールの内容を入力する際
に、指定時刻のデータも同時に入力させるようにした上
で、別途設けたカレンダークロック回路(不図示)で時
刻計時を行わせ、予め指定された時刻になったときに、
スケジュール内容を表示部2へ自動表示させるように制
御させればよい。また、かかる表示を点滅表示とした
り、或いは画面表示がなされるときにブザーを鳴動させ
る等して、使用者に見落としがないように配慮すること
も可能である。従来においてスケジュールの内容を確認
するには、例えば図7(a)に示すように、先ずメニュ
ー画面でスケジュール管理の項目を選択した後に、同図
(b)に示す画面で更にスケジュール表示の項目を選択
し、同図(c)に示す画面表示を行わせる必要があっ
た。従って、図7に示す従来の場合に比較すると、スケ
ジュールの内容を所望の指定時刻に自動表示させる手段
では、そのスケジュール管理が格段に容易となり、また
スケジュール内容を看過するような虞れもなく、好まし
い。
【0027】尚、このような方法のスケジュール管理
は、多機能電話機Dのみならず、例えば図8に示すよう
な、CRTや液晶表示器等の表示部20を備えたアラー
ムユニット等の住宅情報盤21にも適用することが可能
である。従来の住宅情報盤21の表示部20は、火災検
知、ガス漏れ検知、或いは防犯センサー等の各種センサ
ーで検出される異常の内容表示用途等に使用されている
が、かかる表示部20を利用して、上記のようなスケジ
ュール管理を行わせることも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1乃至5に記載の本発明に係るデータ通信システムに
よれば、メモリカードのプログラムメニューには含まれ
ていない付加情報を、ホストコンピュータから多機能電
話機側に送信し、表示させることができるので、従来の
通信システムでは提供できなかった新商品、新サービ
ス、或いはメンテナンスに関する情報の提供を適切に行
え、ホストコンピュータ側の情報提供者及び多機能電話
機側のユーザーの両者にとって有益である。
【0029】特に、請求項5に記載の本発明に係るデー
タ通信システム及び請求項6に記載の本発明に係るメモ
リカード対応型多機能電話機によれば、データ通信内容
の拡大、変更を行うに際し、メモリカードに格納された
ソフトプログラムのバージョンアップは、迅速且つ容易
に行え、しかも既存のメモリカードを廃棄する必要がな
く、既存のメモリカードをその後も有効に利用でき、経
済性にも優れる。
【0030】また、請求項2記載の本発明に係るデータ
通信システムによれば、多機能電話機側で付加情報の照
会メニューを選択したときにのみホストコンピュータか
らの付加情報を受信することができるので、多機能電話
機のユーザーにとって無用な情報がホストコンピュータ
の側から一方的に送信されてくるのを適切に回避できる
利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ通信システムの一例を示す
説明図。
【図2】本発明に係るメモリカード対応型多機能電話機
のハード構成の一例を示すブロック図。
【図3】(a)、(b)はメモリカード対応型多機能電
話機の表示画面の変化の一例を示す説明図。
【図4】(a)、(b)はメモリカード対応型多機能電
話機の表示画面の変化の他の例を示す説明図。
【図5】(a)、(b)はメモリカード対応型多機能電
話機の表示画面の他の例を示す説明図。
【図6】スケジュール管理を行う場合の表示画面の一例
を示す説明図。
【図7】(a)、(b)、(c)はスケジュール管理の
従来例を示す説明図。
【図8】スケジュール管理に適用される住宅情報盤の一
例を示す正面図。
【符号の説明】
1 カード差込口 2 表示部 4 キー操作部 5 信号処理部 6 データ読取部 7 データ書込部 10 データ通信制御部 C メモリカード D メモリカード対応型多機能電話機 A ホストコンピュータ A1,A2 コンピュータ N 通信回線網

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリカードに格納されたデータの読み出
    しを行うためのデータ読取部と、データ表示を行うため
    の表示部とを具備し、データ読取部で読み出されたメモ
    リカードのソフトプログラムの動作手順に従った通信制
    御を行うように構成されたメモリカード対応型多機能電
    話機と、この多機能電話機と回線を介してデータ通信を
    行うホストコンピュータとから構成されたデータ通信シ
    ステムであって、 前記メモリカード対応型多機能電話機とホストコンピュ
    ータとが回線接続されたときに、メモリカードのプログ
    ラムメニューには含まれていない付加情報がホストコン
    ピュータから前記多機能電話機側に送信され、その内容
    が多機能電話機の表示部に表示されるように構成されて
    いることを特徴とするデータ通信システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ通信システムにおい
    て、上記メモリカードには付加情報の照会メニューのプ
    ログラムが格納されており、メモリカード対応型多機能
    電話機でこの付加情報の照会メニューを選択したときに
    のみ所定の付加情報がホストコンピュータから送信され
    て、多機能電話機の表示部に表示されるように構成され
    ているデータ通信システム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のデータ通信システ
    ムにおいて、上記付加情報が、多機能電話機のメンテナ
    ンス情報、又は新商品や新サービスの提供に関する情報
    であるデータ通信システム。
  4. 【請求項4】請求項1又は2に記載のデータ通信システ
    ムにおいて、上記メモリカード対応型多機能電話機は、
    送信されてくるデータをメモリカードに書き込むための
    データ書込部を備え、ホストコンピュータ又はホストコ
    ンピュータとは別の通信端末から、メモリカードへの書
    き込み用の通信制御用ソフトプログラムのデータを受信
    したときには、そのソフトプログラムのデータをメモリ
    カードに書き込むように構成されていることを特徴とす
    るデータ通信システム。
  5. 【請求項5】請求項4記載のデータ通信システムにおい
    て、上記通信制御用ソフトプログラムが、メモリカード
    に予め格納されている通信制御用ソフトプログラムがバ
    ージョンアップされたプログラムであるデータ通信シス
    テム。
  6. 【請求項6】メモリカードに格納されたデータの読み出
    しを行うためのデータ読取部と、データ表示を行うため
    の表示部とを具備し、データ読取部で読み出されたメモ
    リカードのソフトプログラムの動作手順に従った通信制
    御を行うメモリカード対応型多機能電話機であって、通
    信先から送信されてきたデータをメモリカードに書き込
    むためのデータ書込部を有していることを特徴とするメ
    モリカード対応型多機能電話機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009077447A (ja) * 1996-05-24 2009-04-09 Alcatel-Lucent 電話端末用マン−マシンインタフェース装置

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JP2009077447A (ja) * 1996-05-24 2009-04-09 Alcatel-Lucent 電話端末用マン−マシンインタフェース装置

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