JPH10163128A - タングステン窒化膜の製造方法及びこれを用いた金属配線製造方法 - Google Patents
タングステン窒化膜の製造方法及びこれを用いた金属配線製造方法Info
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Abstract
いた金属配線製造方法を提供する。 【解決手段】 窒素形ガス:タングステンソースガスの
フロー率の比を調節し注入して、コンタクトホールの内
部のみに選択的にタングステン窒化膜を蒸着することに
より、シリコン基板の侵蝕現象が防止され、高温でも安
定したタングステン窒化膜を形成することができる。か
つ、金属配線のコンタクト抵抗も減少させ得る。
Description
法に係り、特に基板又は下部配線膜等を侵蝕せずにコン
タクトホール内又は下部金属配線層上のみに選択的に形
成され、高温でも安定したタングステン窒化膜を形成す
る方法及びこれを用いた金属配線製造方法に関する。
い、金属配線の幅は段々狭まり、コンタクトホールでは
アスペクト比(aspect ratio)が増加しつつある。しかし
ながら、現在金属配線の材料として用いられるアルミニ
ウム合金のような金属膜はスパッタリング等により形成
されるので、コンタクトホール内における段差塗布性が
不良であったり、ボイドのような欠陥が発生するように
なる。その結果、金属配線間の断線等が来されて集積回
路の信頼性が低下される。従って、化学気相蒸着方法に
より蒸着できるタングステンを用いて金属配線を形成す
る選択的タングステン化学気相蒸着方法(selective che
mical vapor deposition-W:以下、SCVD-Wという)が注
目を浴びている。
グステン膜を形成する方法を示している。
にイオンを注入してソース/ドレイン領域になる不純物
領域12を形成する。次いで、不純物領域12の形成さ
れた基板10の全面に、絶縁膜13としてシリコン酸化
膜を500〜2000Åの厚さで形成する。次に、図1
Bのように前記絶縁膜13とシリコン基板10を所定の
深さで蝕刻して金属配線の形成されるトレンチ19を形
成する。
チ19の内部にチタン(Ti)膜を200〜1500Åの厚
さで蒸着した後、熱処理を行う。熱処理によりシリコン
基板10とチタン膜とが反応して、基板との接触面のみ
にオーミック(ohmic) 層として作用するチタンシリサイ
ド(TiSix)14 が形成される。次に、反応しないチタンの
残留物を湿式蝕刻工程を用い取り除いて図1Cのような
結果物を得る。
てチタン窒化膜(TiN) を150〜900Åの厚さで蒸着
した後、その上にタングステン膜16を1000Å以上
の厚さで蒸着する。
chanical polishing:以下、CMPという) 等の方法に
てエッチバックして、図2Eのようにトレンチ19内の
みにタングステン膜16を残して金属配線を完成させ
る。
ステン化学気相蒸着工程を用いて金属配線を形成する場
合には、拡散防止膜のチタン窒化膜と金属配線膜のタン
グステン膜の物理的な特性(例えば、引っ張り力)が異な
るために、両膜の界面におけるストレスが大きくなる。
従って、タングステン膜がリフティングされる問題点が
発生し、特に物理的な力を与えるCMP工程の適用時に
チタン窒化膜/タングステン膜が絶縁膜からリフティン
グされ得る。
(B) にて形成する場合、後続熱処理工程時不純物がチタ
ンと反応してTiB2を形成する。従って、オーミックコン
タクト特性を低下させ、コンタクト抵抗を高める問題が
発生する。
3Aのようにシリコン基板20上に形成された不純物領
域22上にオーミック層としてタングステン膜24、拡
散防止膜としてタングステン窒化膜25を形成した後、
金属配線膜としてタングステン膜26を形成する方法が
提案された。
力0.1Torr 下でタングステンフッ化物(WF6) を6sccm
に、水素(H2)を200sccmのフロー率でフローさせて2
00〜1500Åの厚さでオーミック層のタングステン
膜24を形成した後、150〜900Åの厚さで拡散防
止膜のタングステン窒化膜25を蒸着してから、その上
にタングステン膜26を1000Å以上の厚さで蒸着す
る。次に、結果物をエッチバックして金属配線を完成す
る。金属配線の断面を走査電子顕微鏡にて撮影した写真
が図3Bに示されている。
ン膜を形成する場合には、シリコンとの接着特性に優れ
る反面、タングステンシリサイドを形成するためのタン
グステンとシリコンとの還元反応により、図3Bに示さ
れたようにシリコン基板が侵蝕されて電気的な特性が劣
化される更に他の問題点が発生する。侵蝕の問題は接合
の深さ(junction depth)が0.1μm以下に浅くなる超高
集積(ULSI)時代には尚更深刻な問題を引き起こす。か
つ、タングステンとシリコンが550℃以上で反応する
ために、後続工程が前記温度より高い温度で行われる場
合には、前記金属配線製造方法を半導体製造工程に適用
することが困難である。
た従来の問題点を解決するための半導体装置の製造方法
を提供することである。
に本発明の半導体装置は、導電層の形成されている半導
体基板上に絶縁膜を形成する段階と、前記絶縁膜を蝕刻
して前記導電層を露出させるコンタクトホールを形成す
る段階と、窒素系ガス、タングステンソースガス、還元
剤ガスの混合ガスを注入して前記コンタクトホールの内
部のみに選択的にタングステン窒化膜を蒸着する段階と
を具備することを特徴とする。
よる半導体装置の金属配線は、導電層の形成された半導
体基板上に絶縁膜を形成する段階と、前記絶縁膜を蝕刻
して前記導電層を露出させるコンタクトホールを形成す
る段階と、前記コンタクトホールにより露出された導電
層上にタングステン化合物を蒸着してオーミック層を形
成する段階と、イン−シーツ(in situ) 方法にて窒素系
ガス、タングステンソースガス及び、還元剤ガスの混合
ガスを注入して、前記オーミック層上にタングステン窒
化膜を連続的に蒸着して拡散防止膜を形成する段階と、
前記拡散防止膜上に金属膜を蒸着する段階とを具備する
ことを特徴とする。
ガスはWF6 又はWCl6を、前記窒素系ガスはN2,NH3又はメ
チル-ハイドライジンを、前記還元剤ガスはH2,SiH4,SiH
2Cl2又はPH3を用いることが望ましい。
スガスのフロー率の比は0.5 乃至100であることが
望ましく、2乃至7は更に望ましい。そして、前記還元
剤ガス:タングステンソースガスのフロー率の比は0乃
至500であることが望ましく、20乃至50は更に望
ましい。
は、前記コンタクトホールにより露出された導電層上に
タングステン窒化膜を蒸着する段階と、前記タングステ
ン窒化膜の形成された結果物を熱処理してタングステン
窒化膜内のタングステンがシリコン基板と反応して薄い
タングステンシリサイド膜からなるオーミック層を形成
させる段階とからなることが望ましい。
属配線を露出させるコンタクトホール内部のみに選択的
にタングステン窒化膜を形成することができるので、信
頼度の高い金属配線を形成することができる。
図面に基づき更に詳細に説明する。
の化学気相蒸着(CVD)反応室の断面図である。
グするためのサセプタ(susceptor)30が反応室40の
下部に設けられている。上部にはウェーハ32の温度を
反応に適した温度に上昇させる役割を果たすIRランプ
39が設けられている。タングステンソースガスと窒素
系ガスは第1ガス注入口34を通して注入され、サセプ
タ30上にローディングされるウェーハ32に水平にフ
ローされる。還元剤ガスは第2ガス注入口36を通して
注入された後、メッシュノズル38を通してウェーハ3
2に垂直にフローされて、第1ガス注入口34から注入
されるガスと反応してウェーハ32上にタングステン窒
化膜を形成する。そして、第1及び第2ガス注入口3
4,36 と反対側に形成されている排出口42を通して
反応の完了したガスが外部に排出される。
て、反応室内で発生され得る汚染源を最少化する。次
に、前記サセプタ30上に不純物領域の形成されたシリ
コン基板又はアルミニウム(Al)、タングステン(W) 、モ
リブデン(Mo)、コバルト(Co)、チタン(Ti)、銅(Cu)、白
金(Pt)等のような純粋金属、それらのシリサイド化合物
及びそれらの合金からなる群から選択された何れか一つ
から構成された下部金属配線膜の形成されたシリコン基
板をローディングする。反応室40内の温度をIRラン
プ39により200〜700℃まで上昇させた後、第1
及び第2ガス注入口34,36 を通して反応ガスを注入
する。前記反応ガスは0.01〜1Torrの圧力で注入す
ることが望ましい。この際、第1ガス注入口34に注入
されるタングステンソースガスとしてはWF6 又はWCl
6を、前記窒素系ガスとしてはN2,NH3 又はメチル-ハイ
ドライジンを用いることが望ましい。かつ、第2ガス注
入口36に注入される還元剤ガスとしてはH2,SiH4,SiH2
Cl2又はPH3のうち選択された何れか一つのガスを用いる
ことが望ましい。窒素系ガス:タングステンソースガス
のフロー率の比は0.5 乃至100であることが望まし
く、2乃至7は更に望ましい。そして、還元剤ガス:タ
ングステンソースガスのフロー率の比は0乃至500で
あることが望ましく、20乃至50は更に望ましい。
ソースガスとのフロー比に応じて変化するタングステン
窒化膜の成長を示す走査電子顕微鏡(SEM) の断面写真が
示されている。
板を化学気相蒸着装置の反応室(図4の40参照)にロ
ーディングした後、蒸着温度600℃、圧力0.1Tor
r、WF6フロー率6sccm、N2フロー率200sccmに工程条
件を工程させて、NH3フロー率を0,10,20,40sccm
にそれぞれ異なるようにしてタングステン窒化膜を形
成した後、その結果を測定したSEM写真を図5A乃至
図6Dにそれぞれ示した。
だけが形成された図5Aの写真を見ると、従来技術の問
題点で説明したように、基板の侵蝕現象が大変深刻なこ
とが分かる。その反面、NH3フロー率 を10sccmにした
場合には、図5Bのように侵蝕現象が抑制されたもの
の、薄膜はほとんど成長せず、コンタクトホールの底部
の表面だけに核が形成された。NH3フロー率 を20sccm
にした場合には、図6Cのようにタングステン窒化膜が
コンタクトホール内の基板部分と側壁だけで選択的に成
長され、コンタクトホール以外のシリコン酸化膜上では
成長しなかった。ところが、図6DのようにNH3フロー
率 を40sccmに増加した場合には、タングステン窒化
膜の選択的成長特性が無くなり、基板の全面に成長する
現象を示した。
ガスのフロー率の比を調節することにより、タングステ
ン窒化膜をコンタクトホール内でのみ選択的に成長させ
得ることが分かった。このような事実は図6Cに形成さ
れたタングステン窒化膜のX線回折分析結果を示す図7
を参照すると更に明確になる。図7を見ると、結晶方向
の相異なるβ-W2N位相のピークが三つ確認される。これ
は、シリコン基板上に選択的にタングステン窒化膜が形
成されたことを示すものである。
装置の金属配線を形成する方法を図8乃至図11を参考
して説明する。
リコン基板100上に絶縁膜103、例えばシリコン酸
化膜を500〜2000Åの厚さで形成する。この際、
前記シリコン酸化膜の代りにシリコン窒化膜又はシリコ
ン酸化膜、シリコン窒化膜に不純物を添加した膜を絶縁
膜103として用いることもできる。次いで、写真蝕刻
工程にて前記絶縁膜103を乾式蝕刻して不純物領域1
02を露出させるコンタクトホール110を形成する。
上部及びコンタクトホール110の内部にti膜を200
〜1500Åの厚さで蒸着する。次に、熱処理を行い前
記コンタクトホール110により露出されたシリコン基
板100と反応させて、その接触面のみにTiSix膜10
4 を形成する。反応しないTiの残留物は湿式蝕刻工程
を用いて取り除く。前記TiSix膜104 はオーミック層
として作用する。
の温度を200〜700℃まで上昇させ、窒素系ガス、
タングステンソースガス及び還元剤ガスをフローさせ
て、コンタクトホール110により露出された基板10
0と絶縁膜103の側壁のみにタングステン窒化膜10
5を選択的に蒸着させる。ここで、窒素系ガス:タング
ステンソースガスのフロー率の比は0.5〜100 に
し、還元剤ガス:タングステンソースガスのフロー率の
比は0〜500にする。
105を形成した後、イン−シーツ方法にて前記コンタ
クトホール110の内部のみに金属薄膜108を蒸着さ
せて金属配線を形成する。この際、前記金属膜はAl,W,M
o,Co,Ti,Cu,Pt 等の純粋金属、それらのシリサイド化合
物及びそれらの合金からなる群から選択された何れか一
つを用いて形成することが望ましい。
て形成したコンタクトホール(図8Aの110参照)内
に金属配線を形成せず、図9Aに示されたように絶縁膜
103及び基板100を蝕刻してトレンチ109を形成
した後、金属配線膜を形成することである。トレンチ1
09の形成後、図9Bのようにオーミック層としてTiSi
x膜104 、拡散防止膜としてタングステン窒化膜10
5を順番に形成した後、金属膜としてタングステン膜1
08を形成して金属配線を完成する工程は第1実施例と
同一である。トレンチ109を形成する理由はコンタク
トホールのアスペクト比が増加する問題を解決するため
である。
は、オーミック層としてチタンシリサイド膜の代りにC
VD方法にてタングステン又はタングステンシリサイド
等のタングステン化合物を蒸着してコンタクト抵抗を下
げ、拡散防止膜のタングステン窒化膜をイン−シーツ方
法にてCVD方法により蒸着するという点である。
程によりシリコン基板100上に活性領域を分離させる
ための素子分離領域101を形成した後、イオン注入工
程により不純物領域、例えばN+又はP+接合102を前記
活性領域に形成する。次いで、結果物上に絶縁膜10
3、例えばBPSGを塗布して段差部分を平坦化させ
る。
り前記絶縁膜103を蝕刻してシリコン基板100の不
純物領域102を露出させるコンタクトホール110を
形成する。
ール110の形成された結果物上にCVD方法によりタ
ングステン系統のオーミック層124を形成する。この
際、前記オーミック層124は下記の四つの方法により
形成され得る。
間にタングステンソースガスをフローさせてタングステ
ンオーミック層124を蒸着する。
ンソースガスのフロー率の比を2以下に下げて、コンタ
クトホールの底部のみに浅くも豊富なタングステンを有
するオーミック層124を形成してシリコン侵蝕を防止
する。次に、窒素系ガスのフロー量を増加させて窒素系
ガス:タングステンソースガスの割合を2〜100、更
に望ましくは2〜7に調整して、コンタクトホール11
0内にタングステン窒化膜125を形成する。このよう
にすると、シリコンの侵蝕の発生も防止でき、タングス
テン窒化膜もコンタクトホール内のみで選択的に形成さ
れ得る。
2Cl2ガスを混合して500℃以上で蒸着してタングステ
ンシリサイドを形成することによりオーミック層124
を形成する。
ン基板上に直接蒸着した後、タングステン窒化膜のタン
グステン元素がその下部のシリコンと反応してタングス
テンシリサイドを形成し得るように、アニールしてオー
ミック層124を形成する。
124を蒸着した同一チャンバ内で、第1実施例と同一
な方法を用いて拡散防止膜125、即ちタングステン窒
化膜を500Å以上の厚さになるように蒸着する。
25の形成された結果物上に金属配線膜128を蒸着す
る。前記金属配線膜128はアルミニウムや銅のような
配線用金属を蒸着して金属配線を形成することが望まし
い。
ず、コンタクトホールの側壁及びコンタクトホールによ
り露出されたシリコン基板又は下部金属配線層のみにタ
ングステン窒化膜を選択的に形成することができる。従
って、拡散防止膜としてタングステン窒化膜を形成した
後、金属配線膜としてタングステン膜を形成すると、両
膜間の物理的な特性が類似であるために、従来の金属配
線膜から発生したリフティング問題が解決される。そし
て、本発明の第3実施例に応じてオーミック層を形成す
ると、基板侵蝕の問題も解決され、後続の高温工程でも
安定した半導体素子を形成することができる。かつ、チ
タン膜を用いてオーミック層を形成する時に発生したコ
ンタクト抵抗増加の問題も解決される。
形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識
を有する者により可能であることは明白である。
従来の金属配線製造方法を説明するための工程別断面図
である。
ングステン膜からなる従来の金属配線製造方法を説明す
るための断面図であり、同図Bは同図Aに示された金属
配線の走査電子顕微鏡断面写真である。
めの反応室の断面図である。
ステン窒化膜の断面を示す走査電子顕微鏡写真である。
X線回折結果を示したグラフである。
線製造方法を説明するための工程別断面図である。
線製造方法を説明するための工程別断面図である。
配線製造方法を説明するための工程別断面図である。
Claims (27)
- 【請求項1】 導電層の形成されている半導体基板上に
絶縁膜を形成する段階と、 前記絶縁膜を蝕刻して前記導電層を露出させるコンタク
トホールを形成する段階と、 窒素系ガス、タングステンソースガス及び還元剤ガスの
混合ガスを注入して前記コンタクトホールの内部のみに
選択的にタングステン窒化膜を蒸着する段階とを具備す
ることを特徴とするタングステン窒化膜の製造方法。 - 【請求項2】 前記導電層は不純物のドーピングされた
シリコン又はアルミニウム(Al)、タングステン(W) 、モ
リブデン(Mo)、コバルト(Co)、チタン(Ti)、銅(Cu)、白
金(Pt)、それらのシリサイド化合物及びそれらの合金か
らなる群から選択された何れか一つから形成された金属
配線層であることを特徴とする請求項1に記載のタング
ステン窒化膜の製造方法。 - 【請求項3】 前記絶縁膜はシリコン酸化膜、シリコン
窒化膜、又はそれらに不純物を添加した膜から形成され
ることを特徴とする請求項1に記載のタングステン窒化
膜の製造方法。 - 【請求項4】 前記タングステンソースガスはWF6 又は
WCl6であることを特徴とする請求項1に記載のタングス
テン窒化膜の製造方法。 - 【請求項5】 前記窒素系ガスはN2,NH3 又はメチル-ハ
イドライジンを用いることを特徴とする請求項1に記載
のタングステン窒化膜の製造方法。 - 【請求項6】 前記還元剤ガスはH2,SiH4,SiH2Cl2又はP
H3を用いることを特徴とする請求項1に記載のタングス
テン窒化膜の製造方法。 - 【請求項7】 前記窒素系ガス:タングステンソースガ
スのフロー率の比は0.5 乃至100であることを特徴
とする請求項1に記載のタングステン窒化膜の製造方
法。 - 【請求項8】 前記窒素系ガス:タングステンソースガ
スのフロー率の比は2乃至7であることを特徴とする請
求項7に記載のタングステン窒化膜の製造方法。 - 【請求項9】 前記還元剤ガス:タングステンソースガ
スのフロー率の比は0乃至500であることを特徴とす
る請求項1に記載のタングステン窒化膜の製造方法。 - 【請求項10】 前記還元剤ガス:タングステンソース
ガスのフロー率の比は20乃至50であることを特徴と
する請求項9に記載のタングステン窒化膜の製造方法。 - 【請求項11】 前記コンタクトホールを形成する段階
の後に、前記露出された導電層を所定の深さで蝕刻して
トレンチを形成する段階を更に具備することを特徴とす
る請求項1に記載のタングステン窒化膜の製造方法。 - 【請求項12】 前記タングステン窒化膜を形成する段
階の前に、チタンシリサイド膜を形成することによりオ
ーミック層を形成する段階を更に具備することを特徴と
する請求項1に記載のタングステン窒化膜の製造方法。 - 【請求項13】 前記タングステン窒化膜を形成する段
階の後に、イン−シーツ方法にて前記タングステン窒化
膜上に金属膜を形成する段階を更に具備することを特徴
とする請求項1に記載のタングステン窒化膜の製造方
法。 - 【請求項14】 前記金属膜はアルミニウム(Al)、タン
グステン(W) 、モリブデン(Mo)、コバルト(Co)、チタン
(Ti)、銅(Cu)、白金(Pt)、それらのシリサイド化合物及
びそれらの合金からなる群から選択された何れか一つか
ら形成することを特徴とする請求項13に記載のタング
ステン窒化膜の製造方法。 - 【請求項15】 導電層の形成された半導体基板上に絶
縁膜を形成する段階と、 前記絶縁膜を蝕刻して前記導電層を露出させるコンタク
トホールを形成する段階と、 前記コンタクトホールにより露出された導電層上にタン
グステン化合物を蒸着してオーミック層を形成する段階
と、 イン−シーツ方法にて窒素系ガス、タングステンソース
ガス及び還元剤ガスの混合ガスを注入して、前記オーミ
ック層上にタングステン窒化膜を連続的に蒸着して拡散
防止膜を形成する段階と、 前記拡散防止膜上に金属膜を蒸着する段階とを具備する
ことを特徴とする半導体装置の金属配線製造方法。 - 【請求項16】 前記タングステン化合物はタングステ
ン、タングステンシリサイド及びタングステン窒化物の
群から選択された何れか一つを用いることを特徴とする
請求項15に記載の半導体装置の金属配線製造方法。 - 【請求項17】 前記オーミック層を形成する段階は、 前記コンタクトホールにより露出された導電層上にタン
グステン窒化膜を蒸着する段階と、 前記タングステン窒化膜の形成された結果物を熱処理し
てタングステン窒化膜内のタングステンがシリコン基板
と反応して薄いタングステンシリサイド膜からなるオー
ミック層を形成させる段階とからなることを特徴とする
請求項15に記載の半導体装置の金属配線製造方法。 - 【請求項18】 前記導電層はアルミニウム(Al)、タン
グステン(W) 、モリブデン(Mo)、コバルト(Co)、チタン
(Ti)、銅(Cu)、白金(Pt)、それらのシリサイド化合物及
びそれらの合金からなる群から選択された何れか一つか
ら形成された金属配線層であることを特徴とする請求項
15に記載の半導体装置の金属配線製造方法。 - 【請求項19】 前記導電層はP+不純物のドーピングさ
れたシリコンで形成されることを特徴とする請求項15
に記載の半導体装置の金属配線製造方法。 - 【請求項20】 前記絶縁膜はシリコン酸化膜、シリコ
ン窒化膜、又はそれらに不純物を添加した膜から形成さ
れることを特徴とする請求項15に記載の半導体装置の
金属配線製造方法。 - 【請求項21】 前記拡散防止膜を形成する段階と金属
膜を蒸着する段階は同一チャンバ内でイン−シーツに行
われることを特徴とする請求項15に記載の半導体装置
の金属配線製造方法。 - 【請求項22】 前記タングステンソースガスはWF6 又
はWCl6であることを特徴とする請求項15に記載の半導
体装置の金属配線製造方法。 - 【請求項23】 前記窒素系ガスはN2,NH3 又はメチル-
ハイドライジンを用いることを特徴とする請求項15に
記載の半導体装置の金属配線製造方法。 - 【請求項24】 前記還元剤ガスはH2,SiH4,SiH2Cl2又
はPH3を用いることを特徴とする請求項15に記載の半
導体装置の金属配線製造方法。 - 【請求項25】 前記窒素系ガス:タングステンソース
ガスのフロー率の比は0.5 乃至100であることを特
徴とする請求項15に記載の半導体装置の金属配線製造
方法。 - 【請求項26】 前記還元剤ガス:タングステンソース
ガスのフロー率の比は0乃至500であることを特徴と
する請求項15に記載の半導体装置の金属配線製造方
法。 - 【請求項27】 前記金属膜はアルミニウム(Al)、タン
グステン(W) 、モリブデン(Mo)、コバルト(Co)、チタン
(Ti)、銅(Cu)、白金(Pt)、それらのシリサイド化合物及
びそれらの合金からなる群から選択された何れか一つか
ら形成されることを特徴とする請求項15に記載の半導
体装置の金属配線製造方法。
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JP32914896A JP3868043B2 (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | タングステン窒化膜の製造方法及びこれを用いた金属配線製造方法 |
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JPH10163128A true JPH10163128A (ja) | 1998-06-19 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008536335A (ja) * | 2005-04-15 | 2008-09-04 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 適応ウェル・バイアシング、並びにパワー及び性能強化のためのハイブリッド結晶配向cmos構造体 |
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1996
- 1996-11-25 JP JP32914896A patent/JP3868043B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2008536335A (ja) * | 2005-04-15 | 2008-09-04 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 適応ウェル・バイアシング、並びにパワー及び性能強化のためのハイブリッド結晶配向cmos構造体 |
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