JPH10162681A - ボタン照明付き電子機器 - Google Patents
ボタン照明付き電子機器Info
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- JPH10162681A JPH10162681A JP31527696A JP31527696A JPH10162681A JP H10162681 A JPH10162681 A JP H10162681A JP 31527696 A JP31527696 A JP 31527696A JP 31527696 A JP31527696 A JP 31527696A JP H10162681 A JPH10162681 A JP H10162681A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/70—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/02—Constructional features of telephone sets
- H04M1/22—Illumination; Arrangements for improving the visibility of characters on dials
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- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F13/00—Illuminated signs; Luminous advertising
- G09F13/20—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
- G09F13/22—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2219/00—Legends
- H01H2219/036—Light emitting elements
- H01H2219/052—Phosphorescence
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2231/00—Applications
- H01H2231/022—Telephone handset
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バックライト等を必要とすることなく無通電
時においても暗所でボタン操作ができるとともに、操作
ボタンの機能を表示する文字等を蓄光顔料によって大き
く表示することにより当該機能表示の視認性を向上さ
せ、特に、一つの操作ボタンに複数の機能表示をする場
合でも視認性が低下することがない。 【解決手段】 フロントカバー５の表面に操作ボタン２
を備えた電子機器１において、フロントカバー５表面の
操作ボタン２近傍に、蓄光顔料を用いて当該操作ボタン
２の機能を表わす文字，記号等の機能表示３を表示した
構成としてある。
時においても暗所でボタン操作ができるとともに、操作
ボタンの機能を表示する文字等を蓄光顔料によって大き
く表示することにより当該機能表示の視認性を向上さ
せ、特に、一つの操作ボタンに複数の機能表示をする場
合でも視認性が低下することがない。 【解決手段】 フロントカバー５の表面に操作ボタン２
を備えた電子機器１において、フロントカバー５表面の
操作ボタン２近傍に、蓄光顔料を用いて当該操作ボタン
２の機能を表わす文字，記号等の機能表示３を表示した
構成としてある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作ボタン部を照
らす照明手段を備えることにより、夜間や暗所でも使用
可能な携帯電話器等の電子機器に関し、特に、操作ボタ
ンの機能を表示する文字等を蓄光顔料によって表示する
ことにより、当該機能表示の視認性を向上させることが
できるボタン照明付き電子機器。
らす照明手段を備えることにより、夜間や暗所でも使用
可能な携帯電話器等の電子機器に関し、特に、操作ボタ
ンの機能を表示する文字等を蓄光顔料によって表示する
ことにより、当該機能表示の視認性を向上させることが
できるボタン照明付き電子機器。
【０００２】
【従来の技術】携帯電話器等の小型の電子機器において
は、夜間や暗所での使用を可能とするため、操作ボタン
部に照明手段を備えた技術が提案されている。従来、こ
の種のボタン照明付き電子機器としては、実開平３−５
７８３１号公報記載の蓄光照明付スイッチ装置や、特開
平５−３１４８５５号公報に記載のバックライト付押ボ
タンの無通電時発光構造がある。
は、夜間や暗所での使用を可能とするため、操作ボタン
部に照明手段を備えた技術が提案されている。従来、こ
の種のボタン照明付き電子機器としては、実開平３−５
７８３１号公報記載の蓄光照明付スイッチ装置や、特開
平５−３１４８５５号公報に記載のバックライト付押ボ
タンの無通電時発光構造がある。
【０００３】図３は、実開平３−５７８３１号公報の蓄
光照明付スイッチ装置を示す要部断面側面図であり、図
４は、図３に示すスイッチ装置に内蔵された回路の電気
回路図である。また、図５は、図３に示す蓄光照明付ス
イッチ装置を備えた電子機器の全体を示す概略正面図で
ある。
光照明付スイッチ装置を示す要部断面側面図であり、図
４は、図３に示すスイッチ装置に内蔵された回路の電気
回路図である。また、図５は、図３に示す蓄光照明付ス
イッチ装置を備えた電子機器の全体を示す概略正面図で
ある。
【０００４】図３において、１５は電話器等の電子機器
を構成する筐体である。１１はラバー接点を有したスイ
ッチであり、１２はこのスイッチ１１を押圧する操作ボ
タンで、頂点部が筐体１５の表面に突出し、押圧操作が
可能となっている。１３は操作ボタン１２を照明する光
源で、１４は、光源１３からの光線Ｌ１を操作ボタン１
２に導く光導レンズである。
を構成する筐体である。１１はラバー接点を有したスイ
ッチであり、１２はこのスイッチ１１を押圧する操作ボ
タンで、頂点部が筐体１５の表面に突出し、押圧操作が
可能となっている。１３は操作ボタン１２を照明する光
源で、１４は、光源１３からの光線Ｌ１を操作ボタン１
２に導く光導レンズである。
【０００５】ここで、操作ボタン１２は透光性を有する
光導部２１により形成されており、この光導部２１のボ
タン頂点の裏面側には、蓄光顔料からなる蓄光部２２が
備えてある。また、光導部２１の側面は遮光部２３によ
って外部と遮光されている。さらに、光導部２１の下端
面には、光源１３からの光線Ｌ１を反射して蓄光部２２
に照射される光線Ｌ２を得るための反射面２４が備えて
ある。
光導部２１により形成されており、この光導部２１のボ
タン頂点の裏面側には、蓄光顔料からなる蓄光部２２が
備えてある。また、光導部２１の側面は遮光部２３によ
って外部と遮光されている。さらに、光導部２１の下端
面には、光源１３からの光線Ｌ１を反射して蓄光部２２
に照射される光線Ｌ２を得るための反射面２４が備えて
ある。
【０００６】このような構成からなる蓄光照明付スイッ
チ装置は、図４に示すように、照度センサ１７によっ
て、電子機器の周囲の照度が明るいときには光源１３が
消燈され、周囲が暗くなると間欠駆動回路６の発振によ
って短時間だけ光源１３が点燈されるようになってい
る。
チ装置は、図４に示すように、照度センサ１７によっ
て、電子機器の周囲の照度が明るいときには光源１３が
消燈され、周囲が暗くなると間欠駆動回路６の発振によ
って短時間だけ光源１３が点燈されるようになってい
る。
【０００７】そして、光源１３が点燈すると、光線Ｌ２
が蓄光部２２に照射されて蓄光され、この蓄光部２２に
よって、図５に示す操作ボタン１２の頂点部に表示され
た数字や機能を表わす文字等が照らされて、夜間，暗所
でも視認が可能となる。このとき、光源１３は徐々に減
少しながら発光を継続する。
が蓄光部２２に照射されて蓄光され、この蓄光部２２に
よって、図５に示す操作ボタン１２の頂点部に表示され
た数字や機能を表わす文字等が照らされて、夜間，暗所
でも視認が可能となる。このとき、光源１３は徐々に減
少しながら発光を継続する。
【０００８】このような蓄光照明付スイッチ装置によれ
ば、操作ボタン１２が蓄光部２２によって照明されて、
暗所，夜間でも電話機器の使用が可能となる。また、光
源１３は間欠駆動回路６によって間欠的に短時間しか点
燈されないので、内蔵電池１８の消耗を少なくすること
もできる。なお、照度センサ１７の代わりに手動スイッ
チ操作により、間欠駆動回路を作動させることも可能で
ある。
ば、操作ボタン１２が蓄光部２２によって照明されて、
暗所，夜間でも電話機器の使用が可能となる。また、光
源１３は間欠駆動回路６によって間欠的に短時間しか点
燈されないので、内蔵電池１８の消耗を少なくすること
もできる。なお、照度センサ１７の代わりに手動スイッ
チ操作により、間欠駆動回路を作動させることも可能で
ある。
【０００９】一方、図６は特開平５−３１４８５５号公
報のバックライト付押ボタンの無通電時発光構造を示す
要部断面側面図である。同図に示すように、このバック
ライト付押ボタンの無通電時発光構造は、基板３１に透
光性の操作ボタン３２とＬＥＤ等の発光部３３を配設す
るとともに、この基板３１上に、操作ボタン３２が貫通
する装着孔３４ａ及び３６ａを備えたカバー３４及び導
光部３６を積層した構成となっている。
報のバックライト付押ボタンの無通電時発光構造を示す
要部断面側面図である。同図に示すように、このバック
ライト付押ボタンの無通電時発光構造は、基板３１に透
光性の操作ボタン３２とＬＥＤ等の発光部３３を配設す
るとともに、この基板３１上に、操作ボタン３２が貫通
する装着孔３４ａ及び３６ａを備えたカバー３４及び導
光部３６を積層した構成となっている。
【００１０】そして、カバー３４の装着孔３４ａの周縁
上には蓄光顔料で形成した蓄光部３５が設けてある。こ
のような構成からなる特開平５−３１４８５５号のバッ
クライト付押ボタンの無通電時発光構造では、発光部３
３からの放射光Ｌｄ及び太陽光などの外部光Ｌｓによっ
て蓄光部３５を照射して蓄光させることができ、この蓄
光部３５の蓄光Ｌａによって、通電時の他、無通電時に
おいても操作ボタン３２を周囲から照らすことができ
る。
上には蓄光顔料で形成した蓄光部３５が設けてある。こ
のような構成からなる特開平５−３１４８５５号のバッ
クライト付押ボタンの無通電時発光構造では、発光部３
３からの放射光Ｌｄ及び太陽光などの外部光Ｌｓによっ
て蓄光部３５を照射して蓄光させることができ、この蓄
光部３５の蓄光Ｌａによって、通電時の他、無通電時に
おいても操作ボタン３２を周囲から照らすことができ
る。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のボタン照明付き電子機器は、まず図３に示し
た蓄光照明付スイッチ装置においては、蓄光部２２が操
作ボタン１２の光導部上端面にあったため蓄光面積を大
きくとることに限界があり、しかも、操作ボタン１２の
側壁外周は遮光部２３により遮光されているため、照明
される部分が操作ボタン１２頂部のわずかな面積のみに
限定されてしまうという問題があった。
うな従来のボタン照明付き電子機器は、まず図３に示し
た蓄光照明付スイッチ装置においては、蓄光部２２が操
作ボタン１２の光導部上端面にあったため蓄光面積を大
きくとることに限界があり、しかも、操作ボタン１２の
側壁外周は遮光部２３により遮光されているため、照明
される部分が操作ボタン１２頂部のわずかな面積のみに
限定されてしまうという問題があった。
【００１２】このため、特に、一つの操作ボタンが複数
の機能を有する場合や、当該ボタンの機能を表示する文
字等が多い場合、図５に示すように、機能表示をボタン
頂点部のみに全て表示しなければならず、各文字が小さ
くなったり、文字同士が接近し過ぎてしまい、視認性が
害されるという問題が生じた。このような場合、複数の
文字等を機能毎に色分けして表示する等の方法も考えら
れるが、コストアップの要因となってしまい実際に具体
化はされていない。
の機能を有する場合や、当該ボタンの機能を表示する文
字等が多い場合、図５に示すように、機能表示をボタン
頂点部のみに全て表示しなければならず、各文字が小さ
くなったり、文字同士が接近し過ぎてしまい、視認性が
害されるという問題が生じた。このような場合、複数の
文字等を機能毎に色分けして表示する等の方法も考えら
れるが、コストアップの要因となってしまい実際に具体
化はされていない。
【００１３】また、図５に示したバックライト付押ボタ
ンの無通電時発光構造では、操作ボタン３２の周縁に蓄
光部３５を設けることで、比較的広い蓄光面積を確保す
ることができるが、無通電時においては操作ボタン周縁
の蓄光部３５の発光のみで操作ボタン３２を照明するこ
ととなっていた。このため、夜間，暗所においては、操
作ボタン３２の位置については視認できても、操作ボタ
ン３２の頂点部に表示されている機能文字を判読するこ
とまでは困難となるという問題が生じた。
ンの無通電時発光構造では、操作ボタン３２の周縁に蓄
光部３５を設けることで、比較的広い蓄光面積を確保す
ることができるが、無通電時においては操作ボタン周縁
の蓄光部３５の発光のみで操作ボタン３２を照明するこ
ととなっていた。このため、夜間，暗所においては、操
作ボタン３２の位置については視認できても、操作ボタ
ン３２の頂点部に表示されている機能文字を判読するこ
とまでは困難となるという問題が生じた。
【００１４】また、この図５に示したバックライト付押
ボタンの無通電時発光構造においても、操作ボタン３２
の機能を表示する文字等は、表示箇所が操作ボタン３２
の頂点部のみに限られていたため、上述した図３の蓄光
照明付スイッチ装置と同様に、機能表示が視認し難いと
いう問題があった。
ボタンの無通電時発光構造においても、操作ボタン３２
の機能を表示する文字等は、表示箇所が操作ボタン３２
の頂点部のみに限られていたため、上述した図３の蓄光
照明付スイッチ装置と同様に、機能表示が視認し難いと
いう問題があった。
【００１５】本発明は、このような従来の技術が有する
問題を解決するために提案されたものであり、バックラ
イト等を必要とすることなく無通電時においても暗所で
ボタン操作ができるとともに、操作ボタンの機能を表示
する文字等を蓄光顔料によって大きく表示することによ
り当該機能表示の視認性を向上させ、特に、一つの操作
ボタンに複数の機能表示をする場合でも視認性が低下す
ることのないボタン照明付き電子機器の提供を目的とす
る。
問題を解決するために提案されたものであり、バックラ
イト等を必要とすることなく無通電時においても暗所で
ボタン操作ができるとともに、操作ボタンの機能を表示
する文字等を蓄光顔料によって大きく表示することによ
り当該機能表示の視認性を向上させ、特に、一つの操作
ボタンに複数の機能表示をする場合でも視認性が低下す
ることのないボタン照明付き電子機器の提供を目的とす
る。
【００１６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項１記載のボタン照明付き電子機器は、筐
体表面に操作ボタンを備えた電子機器において、前記筐
体表面の操作ボタン近傍に、蓄光顔料を用いて当該操作
ボタンの機能を表わす文字，記号を表示した構成として
ある。
本発明の請求項１記載のボタン照明付き電子機器は、筐
体表面に操作ボタンを備えた電子機器において、前記筐
体表面の操作ボタン近傍に、蓄光顔料を用いて当該操作
ボタンの機能を表わす文字，記号を表示した構成として
ある。
【００１７】また、請求項２記載のボタン照明付き電子
機器は、筐体表面に操作ボタンを備えた電子機器におい
て、前記筐体表面の操作ボタン近傍に蓄光顔料を一定面
積塗布して形成された蓄光部を設けるとともに、当該蓄
光部の表面に、前記操作ボタンの機能を表わす文字，記
号を表示した構成としてある。
機器は、筐体表面に操作ボタンを備えた電子機器におい
て、前記筐体表面の操作ボタン近傍に蓄光顔料を一定面
積塗布して形成された蓄光部を設けるとともに、当該蓄
光部の表面に、前記操作ボタンの機能を表わす文字，記
号を表示した構成としてある。
【００１８】さらに、請求項３記載のボタン照明付き電
子機器は、前記蓄光部の表面に表示される文字，記号
を、当該蓄光部を形成する蓄光顔料とは異なる色彩の透
過性材料を用いて表示した構成としてある。
子機器は、前記蓄光部の表面に表示される文字，記号
を、当該蓄光部を形成する蓄光顔料とは異なる色彩の透
過性材料を用いて表示した構成としてある。
【００１９】このような構成からなる本発明のボタン照
明付き電子機器によれば、蓄光顔料からなる機能表示自
体が発光するので、暗所でボタン操作する際にも、バッ
クライト等を必要とすることなく操作ボタンの位置や機
能を視認することができる。
明付き電子機器によれば、蓄光顔料からなる機能表示自
体が発光するので、暗所でボタン操作する際にも、バッ
クライト等を必要とすることなく操作ボタンの位置や機
能を視認することができる。
【００２０】また、操作ボタン近傍に機能表示を表示す
ることにより、機能表示の文字，記号等を大きく表示す
ることができるので、視認性をさらに向上させることが
でき、使い勝手の良い電子機器を得ることができる。
ることにより、機能表示の文字，記号等を大きく表示す
ることができるので、視認性をさらに向上させることが
でき、使い勝手の良い電子機器を得ることができる。
【００２１】さらに、バックライト等の手段を必要とし
ないため、電子機器の消費電流を削減できるとともに、
内部光源や光源からの光を操作ボタンに導くための導光
手段等も一切不要となり、装置の小型・薄型化に寄与で
き、部品コストの低減にもなる。
ないため、電子機器の消費電流を削減できるとともに、
内部光源や光源からの光を操作ボタンに導くための導光
手段等も一切不要となり、装置の小型・薄型化に寄与で
き、部品コストの低減にもなる。
【００２２】
【発明の実施の形態】以下、本発明のボタン照明付き電
子機器の実施の形態について、図面を参照して説明す
る。図１は本発明のボタン照明付き電子機器の一実施形
態を示す概略正面図であり、図２は同じく要部断面側面
図である。
子機器の実施の形態について、図面を参照して説明す
る。図１は本発明のボタン照明付き電子機器の一実施形
態を示す概略正面図であり、図２は同じく要部断面側面
図である。
【００２３】これらの図に示すように、本実施形態のボ
タン照明付き電子機器は、電子機器筐体を構成するフロ
ントカバー５の表面に突出する操作ボタン２を備えた電
子機器１である。
タン照明付き電子機器は、電子機器筐体を構成するフロ
ントカバー５の表面に突出する操作ボタン２を備えた電
子機器１である。
【００２４】操作ボタン２は、頂点部がフロントカバー
５のボタン孔６を介して表面に突出し、筐体内部の基板
７の図示しないスイッチ部を押圧操作できるようになっ
ている。また、フロントカバー５のボタン孔６周縁部に
は、後述する蓄光顔料からなる蓄光部４が環状に配設さ
れている。
５のボタン孔６を介して表面に突出し、筐体内部の基板
７の図示しないスイッチ部を押圧操作できるようになっ
ている。また、フロントカバー５のボタン孔６周縁部に
は、後述する蓄光顔料からなる蓄光部４が環状に配設さ
れている。
【００２５】さらに、このボタン孔６の近傍には、操作
ボタン２の各機能を表示する機能表示３が設けてある。
この機能表示３は、後述する蓄光顔料により表示されて
おり、図１に示すように、例えば「ア」や「ＡＢＣ」等
の文字，記号自体が蓄光顔料によって表示されている。
ボタン２の各機能を表示する機能表示３が設けてある。
この機能表示３は、後述する蓄光顔料により表示されて
おり、図１に示すように、例えば「ア」や「ＡＢＣ」等
の文字，記号自体が蓄光顔料によって表示されている。
【００２６】ここで、本実施形態において、機能表示３
及び蓄光部４に用いられる蓄光顔料としては、「Ｎ夜光
（根本特殊化学株式会社製：特許第２５４３８２５
号）」を使用している。この新しい蓄光顔料「Ｎ夜光」
は、従来の蓄光顔料と比べて、 ・放射性物質を含有することなく長時間光る、 ・残光輝度が１０倍明るく、残光時間も１０倍長い、 ・励起する光が強い程よく光る、 ・励起する光の波長範囲が広い、 ・耐光性に優れ、屋外でも使用できる、 ・有毒物質を含まず、地球環境に優しい、 等の優れた特徴を有している。
及び蓄光部４に用いられる蓄光顔料としては、「Ｎ夜光
（根本特殊化学株式会社製：特許第２５４３８２５
号）」を使用している。この新しい蓄光顔料「Ｎ夜光」
は、従来の蓄光顔料と比べて、 ・放射性物質を含有することなく長時間光る、 ・残光輝度が１０倍明るく、残光時間も１０倍長い、 ・励起する光が強い程よく光る、 ・励起する光の波長範囲が広い、 ・耐光性に優れ、屋外でも使用できる、 ・有毒物質を含まず、地球環境に優しい、 等の優れた特徴を有している。
【００２７】本実施形態では、この新しい蓄光顔料を機
能表示３及び蓄光部４に用いることにより、上述した従
来装置と比較して残光輝度，残光時間ともに優れたボタ
ン照明効果が得られるようにしてある。
能表示３及び蓄光部４に用いることにより、上述した従
来装置と比較して残光輝度，残光時間ともに優れたボタ
ン照明効果が得られるようにしてある。
【００２８】なお、本実施形態では、上述のように操作
ボタン２の各機能を表わす文字自体（例えば「ア」）を
蓄光顔料により表示してあるが、これ以外にも、操作ボ
タン２の近傍に蓄光顔料を一定面積塗布して蓄光部を設
け、この蓄光部に操作ボタン２の各機能を表わす文字，
記号を黒色等の顔料によって表示することもできる。
ボタン２の各機能を表わす文字自体（例えば「ア」）を
蓄光顔料により表示してあるが、これ以外にも、操作ボ
タン２の近傍に蓄光顔料を一定面積塗布して蓄光部を設
け、この蓄光部に操作ボタン２の各機能を表わす文字，
記号を黒色等の顔料によって表示することもできる。
【００２９】また、蓄光顔料を塗布して形成した蓄光部
に表示する文字，記号を、蓄光部を形成する蓄光顔料と
は異なる色彩の透過性材料を用いて表示することもでき
る。このように文字，記号を透過性材料で表示すること
によって、蓄光部からの光が文字，記号部分を透過して
蓄光部と異なった色彩で光るので、夜間，暗所における
視認性をより向上させることができる。
に表示する文字，記号を、蓄光部を形成する蓄光顔料と
は異なる色彩の透過性材料を用いて表示することもでき
る。このように文字，記号を透過性材料で表示すること
によって、蓄光部からの光が文字，記号部分を透過して
蓄光部と異なった色彩で光るので、夜間，暗所における
視認性をより向上させることができる。
【００３０】次に、このような構成からなる本実施形態
のボタン照明付き電子機器の動作について説明する。図
２に示すように、フロントカバー５の表面には機能表示
３及び蓄光部４が設けられているので、電子機器１の表
面に外部光Ｌｓが照射されることによって、機能表示３
及び蓄光部４に蓄光される。
のボタン照明付き電子機器の動作について説明する。図
２に示すように、フロントカバー５の表面には機能表示
３及び蓄光部４が設けられているので、電子機器１の表
面に外部光Ｌｓが照射されることによって、機能表示３
及び蓄光部４に蓄光される。
【００３１】これによって、操作ボタン２は、周縁に設
けられた蓄光部４の蓄光Ｌａによって照射され、暗いと
ころでもその所在位置が目視確認できるとともに、各操
作ボタン２の近傍の機能表示３も同様に発光し、操作ボ
タン２の機能を確認でき、ボタン操作が可能となる。
けられた蓄光部４の蓄光Ｌａによって照射され、暗いと
ころでもその所在位置が目視確認できるとともに、各操
作ボタン２の近傍の機能表示３も同様に発光し、操作ボ
タン２の機能を確認でき、ボタン操作が可能となる。
【００３２】また、従来は、図６に示したように、一つ
の操作ボタンの頂点部に複数のボタン機能が表示され、
文字が小さく、接近してしまい、視認性が悪くなってい
たが、本実施形態では、図１に示すように、操作ボタン
２の近傍に機能表示３を表示してあるので、機能を表示
する文字，記号等を大きくすることができ、視認性をよ
り向上させることができる。
の操作ボタンの頂点部に複数のボタン機能が表示され、
文字が小さく、接近してしまい、視認性が悪くなってい
たが、本実施形態では、図１に示すように、操作ボタン
２の近傍に機能表示３を表示してあるので、機能を表示
する文字，記号等を大きくすることができ、視認性をよ
り向上させることができる。
【００３３】なお、本実施形態では、操作ボタン２の周
縁に蓄光部４が設けてあるが、機能表示３の蓄光によっ
ても操作ボタン２の所在位置が視認できるので、蓄光部
４を省略することも可能である。
縁に蓄光部４が設けてあるが、機能表示３の蓄光によっ
ても操作ボタン２の所在位置が視認できるので、蓄光部
４を省略することも可能である。
【００３４】このように本実施形態のボタン照明付き電
子機器によれば、暗所でボタン操作する際に、バックラ
イトを用いなくても操作ボタン２の所在位置が視認で
き、かつ、当該操作ボタン２の機能表示３についても視
認できるので、暗所での操作性に優れている。
子機器によれば、暗所でボタン操作する際に、バックラ
イトを用いなくても操作ボタン２の所在位置が視認で
き、かつ、当該操作ボタン２の機能表示３についても視
認できるので、暗所での操作性に優れている。
【００３５】また、操作ボタン２の近傍に機能表示３を
表示することにより、機能表示３の文字，記号を大きく
表示することができるので、視認性をさらに向上させる
ことができ、使い勝手の良い電子機器を得ることができ
る。
表示することにより、機能表示３の文字，記号を大きく
表示することができるので、視認性をさらに向上させる
ことができ、使い勝手の良い電子機器を得ることができ
る。
【００３６】また、バックライトを必要としないため、
電子機器１の消費電流を削減することができるととも
に、内部光源やその光線を操作ボタンに導くための導光
手段等も不要となり、装置の小型・薄型化に寄与でき、
かつ、部品コストの低減にもなる。なお、電子機器１の
内部に従来の装置と同様に光源を設けることもでき、そ
の場合には蓄光量が増加して視認性をさらに向上させる
ことができる。
電子機器１の消費電流を削減することができるととも
に、内部光源やその光線を操作ボタンに導くための導光
手段等も不要となり、装置の小型・薄型化に寄与でき、
かつ、部品コストの低減にもなる。なお、電子機器１の
内部に従来の装置と同様に光源を設けることもでき、そ
の場合には蓄光量が増加して視認性をさらに向上させる
ことができる。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように本発明のボタン照明
付き電子機器によれば、バックライト等を必要とするこ
となく無通電時においても暗所でボタン操作ができると
ともに、操作ボタンの機能を表示する文字等を蓄光顔料
によって大きく表示することによって当該機能表示の視
認性を向上させ、特に、一つの操作ボタンに複数の機能
表示をする場合でも視認性が低下することがなくなる。
付き電子機器によれば、バックライト等を必要とするこ
となく無通電時においても暗所でボタン操作ができると
ともに、操作ボタンの機能を表示する文字等を蓄光顔料
によって大きく表示することによって当該機能表示の視
認性を向上させ、特に、一つの操作ボタンに複数の機能
表示をする場合でも視認性が低下することがなくなる。
【図１】本発明のボタン照明付き電子機器の一実施形態
を示す概略正面図である。
を示す概略正面図である。
【図２】本発明のボタン照明付き電子機器の一実施形態
を示す要部断面側面図である。
を示す要部断面側面図である。
【図３】従来の蓄光照明付スイッチ装置を示す要部断面
側面図である。
側面図である。
【図４】図３に示すスイッチ装置に内蔵された回路の電
気回路図である。
気回路図である。
【図５】図３に示す蓄光照明付スイッチ装置を備えた電
子機器の全体を示す概略正面図である。
子機器の全体を示す概略正面図である。
【図６】従来のバックライト付押ボタンの無通電時発光
構造を示す要部断面側面図である。
構造を示す要部断面側面図である。
１ 電子機器 ２ 操作ボタン ３ 機能表示 ４ 蓄光部 ５ フロントカバー ６ ボタン孔 ７ 基板
Claims (3)
- 【請求項１】 筐体表面に操作ボタンを備えた電子機器
において、 前記筐体表面の操作ボタン近傍に、蓄光顔料を用いて当
該操作ボタンの機能を表わす文字，記号を表示したこと
を特徴とするボタン照明付き電子機器。 - 【請求項２】 筐体表面に操作ボタンを備えた電子機器
において、 前記筐体表面の操作ボタン近傍に蓄光顔料を一定面積塗
布して形成された蓄光部を設けるとともに、 当該蓄光部の表面に、前記操作ボタンの機能を表わす文
字，記号を表示したことを特徴とするボタン照明付き電
子機器。 - 【請求項３】 前記蓄光部の表面に表示される文字，記
号を、当該蓄光部を形成する蓄光顔料とは異なる色彩の
透過性材料を用いて表示した請求項２記載のボタン照明
付き電子機器。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31527696A JPH10162681A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | ボタン照明付き電子機器 |
| AU45377/97A AU4537797A (en) | 1996-11-26 | 1997-11-25 | Apparatus with illumination function of operation elements |
| GB9725035A GB2319667A (en) | 1996-11-26 | 1997-11-26 | Indicating the function of operating elements |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31527696A JPH10162681A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | ボタン照明付き電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10162681A true JPH10162681A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18063471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31527696A Pending JPH10162681A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | ボタン照明付き電子機器 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10162681A (ja) |
| AU (1) | AU4537797A (ja) |
| GB (1) | GB2319667A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012147302A (ja) * | 2011-01-13 | 2012-08-02 | Mitsubishi Electric Corp | リモコン装置 |
| JP3194486U (ja) * | 2014-07-07 | 2014-11-27 | 滋之 小野 | 台座外装に蓄光性素材を用いたプッシュライト |
| JP2015131366A (ja) * | 2014-01-14 | 2015-07-23 | 株式会社ディスコ | ねじ回し工具 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4055116B2 (ja) | 2002-05-07 | 2008-03-05 | 日本電気株式会社 | 携帯電話機 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1030141A (en) * | 1964-03-04 | 1966-05-18 | Ericsson Telephones Ltd | Illuminated telephone dial |
| US3660919A (en) * | 1970-06-26 | 1972-05-09 | Amerace Esna Corp | Optical annunciator |
| GB2177856A (en) * | 1985-07-15 | 1987-01-28 | Liou Jiann Shyang | Face plate for an electrical fitting |
| JPH05314855A (ja) * | 1992-05-13 | 1993-11-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | バックライト付押ボタンの無通電時発光構造 |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP31527696A patent/JPH10162681A/ja active Pending
-
1997
- 1997-11-25 AU AU45377/97A patent/AU4537797A/en not_active Abandoned
- 1997-11-26 GB GB9725035A patent/GB2319667A/en not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012147302A (ja) * | 2011-01-13 | 2012-08-02 | Mitsubishi Electric Corp | リモコン装置 |
| JP2015131366A (ja) * | 2014-01-14 | 2015-07-23 | 株式会社ディスコ | ねじ回し工具 |
| JP3194486U (ja) * | 2014-07-07 | 2014-11-27 | 滋之 小野 | 台座外装に蓄光性素材を用いたプッシュライト |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU4537797A (en) | 1998-05-28 |
| GB9725035D0 (en) | 1998-01-28 |
| GB2319667A (en) | 1998-05-27 |
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