JP3333427B2 - 携帯用電子機器の操作キー照光装置 - Google Patents
携帯用電子機器の操作キー照光装置Info
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Description
携帯電話器,電卓等のような携帯用電子機器の操作キー
照光装置に関し、特に、短縮ダイヤルキー等の補助キー
を有するフリップ付の携帯用電子機器の操作キー照光装
置に関するものである。
した携帯電話器の斜視図、図4は図3の携帯電話器が備
えた操作キー照光装置の断面図である。図において、1
は携帯電話器のケース、2はそのケース1の表面部に配
列された複数のテンキー、2aはそれらのテンキー2中
の短縮ダイヤル用テンキーであり、前記各テンキー2,
2aは透光性部材から成っている。
れたフリップであり、このフリップ3は閉鎖時に前記ケ
ース1上のテンキー2,2aを覆う開閉カバーから成っ
ている。
基板、5はその回路基板4上に設けられた発光素子とし
ての発光ダイオードであり、この発光ダイオード5は、
電子機器使用に際しての電源投入時に発光して前記テン
キー2を裏側から照光するようになっている。
としての短縮ダイヤルキーであり、この短縮ダイヤルキ
ー6は、前記フリップ3を前記ケース1上に閉じた時、
該ケース1上の短縮ダイヤル用テンキー2a上に当接す
るようになっている。かかる短縮ダイヤルキー6は、前
記フリップ3を閉じたままの状態で短縮ダイヤル操作で
きるようにしたもので、非透光性部材からなっている。
レシーバー、9はマイク、10は着信ランプ、11は表
示部、12は常時表出型の操作キーである。
暗がり使用に際して、フリップ3を開き、電源スイッチ
を投入すると、発光ダイオード5が発光してテンキー2
が裏側から照光され、該テンキー2が光ることにより、
暗がりでも前記テンキー2を容易に操作できる。
の操作キー照光装置は以上のように構成されているの
で、暗がりでテンキー2を操作する際、フリップ3を開
いて電源を投入すれば、発光ダイオード5の発光により
前記テンキー2を照明することができて、該テンキー2
を容易に操作できるが、しかしながら、フリップ3上の
短縮ダイヤルキー6の暗がり使用時の照明については何
ら配慮されていないため、フリップ3を閉じたままで短
縮ダイヤルキー6を暗がり使用するに際しての視認性お
よび操作性が悪いという課題があった。
めになされたもので、ケース上にフリップを閉じたまま
の状態で、該フリップ上にある短縮ダイヤルキー等の補
助キーを暗がり使用に際して照明でき、該照明のために
格別の部品を必要とせずに、補助キーの暗がり使用時の
視認性および操作性を向上させることができる携帯用電
子機器の操作キー照光装置を得ることを目的とする。ま
た、この発明は、ケース上のテンキーを照明する発光素
子の発光によって、閉鎖状態にあるフリップ上の補助キ
ーを効率よく照明することができる携帯用電子機器の操
作キー照光装置を得ることを目的とする。さらに、この
発明は、閉鎖状態にあるフリップ上の補助キーを暗がり
使用時に一層効率よく照明できる携帯用電子機器の操作
キー照光装置を得ることを目的とする。また、この発明
は、ケース上のテンキーを照明する発光素子の発光輝度
を、フリップ開放時には弱く、且つ、フリップ閉鎖時に
は強くなるようにできて、電池等の蓄電力の無駄な消耗
を抑制できるようにした携帯用電子機器の操作キー照光
装置を得ることを目的とする。
る携帯用電子機器の操作キー照光装置は、表面にテンキ
ーを有するケースと、該ケースに開閉自在に取り付けら
れて前記テンキーを覆うフリップと、前記ケースの内部
に設けられ、電源投入時に前記テンキーを裏側から照光
する発光素子とを備え、前記フリップに補助キーが設け
られた携帯用電子機器の操作キー照光装置において、前
記フリップ上の補助キーを透光性部材で形成したもので
ある。
の操作キー照光装置は、フリップの裏側に、発光素子の
照射光を補助キーに導くための導光部材を設けたもので
ある。
の操作キー照光装置は、導光部材に、発光素子の照射光
を補助キーに集中反射させる反射斜面を形成したもので
ある。
の操作キー照光装置は、ケースまたはフリップの一方
に、フリップの開閉を検知するスイッチを設け、このス
イッチの検知信号で発光素子の照射光が、フリップ開放
時に弱で、且つ、フリップ閉鎖時には強となるよう輝度
制御するものである。
説明する。 実施の形態1.図1は請求項1記載の発明に対応した実
施の形態1による携帯用電子機器の操作キー照光装置を
示す要部断面図であり、図3および図4と同一部分には
同一符号を付して重複説明を省略する。この実施の形態
1では、フリップ3に取り付けた短縮ダイヤルキー等の
補助キー6を、透明シリコンゴム等の透明部材で形成し
たものである。
テンキー2,2aを暗がり使用する場合、フリップ3を
開いて電源スイッチ(図示せず)を投入すると、回路基
板4上の発光ダイオード(発光素子)5が発光してテン
キー2,2aを裏側から照明する。これによって、透明
な前記テンキー2,2aが光ることにより、該テンキー
2,2aを暗がりで容易に視認できるため、そのキー操
作を容易に行うことができる。
まの状態で該フリップ3上の補助キー6を暗がり使用す
るに際して、電源スイッチを投入すると、発光ダイオー
ド5の発光でテンキー2,2aを裏側から照明し、且
つ、該テンキー2,2aを透過した透過光によって、前
記フリップ3上の補助キー6が光ることにより、該補助
キー6を容易に視認でき、そのキー操作を容易に行うこ
とができる。
項2ならびに請求項3記載の発明に対応した実施の形態
2による携帯用電子機器の操作キー照光装置を示す要部
断面図であり、図1および図3,図4と同一部分には同
一符号を付して重複説明を省略する。図2において、1
3はフリップ3の裏側に設けられた板状の導光部材であ
り、この導光部材13は透明プラスチック部材から成っ
て、ケース1上にフリップ3を閉じた状態では、該フリ
ップ3とケース1上のテンキー2,2aとの間に位置す
るように設けられている。
そのフリップ3および前記導光部材13を貫通した状態
に組付けられ、前記フリップ3の閉鎖時にケース1上の
短縮ダイヤル用テンキー2a上に当接するようになって
いる。
フリップ3の裏側に導光部材13を設けて該導光部材1
3に補助キー6を貫通させたことにより、ケース1上に
フリップ3を閉じたままの状態で、該フリップ3上の補
助キー6を暗がり使用に際して、電源スイッチを投入す
ると、発光ダイオード5が発光してテンキー2,2aを
裏側から照明し、且つ、該テンキー2,2aを透過した
透過光が、前記補助キー6および導光部材13を照明す
ることにより、それらの補助キー6および導光部材13
が共に光る。この場合、導光部材13の照光が補助キー
6に伝達されて該補助キー6が一層明るく光ることとな
る。このため、フリップ3を閉じた状態での補助キー6
の暗がり使用時における該補助キー6の視認性が一層向
上し、そのキー操作を一層容易に行うことができる。
に形成された反射斜面であり、この反射斜面13aは、
フリップ3の閉鎖状態での発光ダイオード5の照射光に
よる各テンキー2,2aの透過光を補助キー6に向って
集中反射させる形状に形成されている。
13aを形成することにより、フリップ3の閉鎖状態で
該フリップ3上の補助キー6を暗がり使用する際に、該
補助キー6を更に一層鮮明に照明することができる。
4記載の発明に対応したもので、図1および図2を適用
して説明する。この実施の形態3では、図2および図3
中のケース1またはフリップ3のいずれか一方に、フリ
ップ3の開閉を検知するスイッチ(図示せず)を設け、
このスイッチの検知信号で発光ダイオード(発光素子)
5の発光輝度が、フリップ3の開放時には弱く、且つ、
フリップ3の閉鎖時には強くなるように制御するもので
ある。
スイッチを適用し、該マグネットスイッチの検知信号に
基づいて、前記発光ダイオード5の通電電流を制御すれ
ば、上述のように、発光ダイオード5の発光輝度を変化
させることができる。
素子)に置き換えてもよく、この場合、そのELの周波
数を前記マグネットスイッチの検知信号に基づいて制御
することにより、前記発光ダイオード5の場合と同様に
ELの発光輝度を変化させることができる。
とでは、発光ダイオードまたはELから成る発光素子5
の発光輝度を変化させることにより、電池等の蓄電力の
無駄な消耗を抑制できる。また、フリップ3の開放時に
は、上述のように、発光素子5の発光輝度は弱くなる
が、この場合、フリップ3が開放されているので、前記
発光素子5の発光輝度が弱であってもテンキー2の視認
性を確保でき、このため、そのキー操作上の支障はな
い。また、フリップ3を閉じたままで該フリップ3上の
補助キー6を暗がり使用する際には、発光素子5の発光
輝度が強となることにより、前記補助キー6を暗がりで
容易に視認でき、そのキー操作を容易に行うことができ
る。
て説明する。この実施の形態4では、図1および図2中
のフリップ3上に設けられた補助キー6を、自然外光ま
たは電気的外光を蓄えて暗がりで発光する蓄光部材で形
成したものである。この場合の蓄光部材としては、例え
ば、夜光塗料性物質をシリコンゴム等に混入することに
よって可能となる。
することにより、フリップ3を閉鎖した状態で前記補助
キー6を暗がり使用する際に、該補助キー6が自然発光
することにより、補助キー6の暗がり使用時の視認性お
よび操作性の点で同様の効果が得られる。
れば、フリップ上の補助キーを透光性部材で形成したの
で、ケース上にフリップを閉じたままの状態で、該フリ
ップ上にある短縮ダイヤルキー等の補助キーを暗がり使
用に際して照明でき、該照明のために格別の部品を必要
とせずに、補助キーの暗がり使用時の視認性および操作
性を向上させることができるという効果がある。
裏側に、発光素子の照射光を補助キーに導くための導光
部材を設けた構成としたことにより、ケース上のテンキ
ーを照明する発光素子からの照射光によって、閉鎖状態
にあるフリップ上の補助キーを効率よく照明することが
できるという効果がある。
に、発光素子の照射光を補助キーに集中反射させる反射
斜面を形成したことにより、閉鎖状態にあるフリップ上
の補助キーを暗がり使用時に一層効率よく照明できると
いう効果がある。
はフリップの一方に、フリップ開閉検知用のスイッチを
設け、該スイッチの検知信号により、発光素子の発光輝
度をフリップ開放時に弱で且つフリップ閉鎖時に強とな
るように制御する構成としたので、電池等の蓄電力の無
駄な消耗を抑制できるという効果がある。
による携帯用電子機器の操作キー照光装置を示す要部断
面図である。
載の発明に対応した実施の形態2による携帯用電子機器
の操作キー照光装置を示す要部断面図である。
話器の斜視図である。
の断面図である。
発光ダイオード(発光素子)、6 補助キー(短縮ダイ
ヤルキー)、13 導光部材、13a 反射斜面。
Claims (4)
- 【請求項1】 表面にテンキーを有するケースと、該ケ
ースに開閉自在に取り付けられて前記テンキーを覆うフ
リップと、前記ケースの内部に設けられ、電源投入時に
前記テンキーを裏側から照光する発光素子とを備え、前
記フリップに補助キーが設けられた携帯用電子機器の操
作キー照光装置において、前記フリップ上の補助キーを
透光性部材で形成したことを特徴とする携帯用電子機器
の操作キー照光装置。 - 【請求項2】 フリップの裏側には、発光素子の照射光
を補助キーに導くための導光部材が設けられていること
を特徴とする請求項1記載の携帯用電子機器の操作キー
照光装置。 - 【請求項3】 導光部材には、発光素子の照射光を補助
キーに集中反射させる反射斜面が形成されていることを
特徴とする請求項2記載の携帯用電子機器の操作キー照
光装置。 - 【請求項4】 ケースまたはフリップの一方には、フリ
ップの開閉を検知するスイッチが設けられ、このスイッ
チの検知信号で発光素子の照射光が、フリップ開放時に
弱で、且つ、フリップ閉鎖時には強となるよう輝度制御
されるようになっていることを特徴とする請求項1また
は請求項2記載の携帯用電子機器の操作キー照光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14068597A JP3333427B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 携帯用電子機器の操作キー照光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14068597A JP3333427B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 携帯用電子機器の操作キー照光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10333801A JPH10333801A (ja) | 1998-12-18 |
JP3333427B2 true JP3333427B2 (ja) | 2002-10-15 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14068597A Expired - Fee Related JP3333427B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 携帯用電子機器の操作キー照光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001119467A (ja) * | 1999-10-15 | 2001-04-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯電話装置 |
KR100749698B1 (ko) | 2005-02-02 | 2007-08-17 | 크루셜텍 (주) | 렌즈 일체형 조명계 구조를 이용한 광 포인팅 장치 및 개인 휴대 단말기 |
-
1997
- 1997-05-29 JP JP14068597A patent/JP3333427B2/ja not_active Expired - Fee Related
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