JPH10162364A - 光ディスク再生装置 - Google Patents
光ディスク再生装置Info
- Publication number
- JPH10162364A JPH10162364A JP31379296A JP31379296A JPH10162364A JP H10162364 A JPH10162364 A JP H10162364A JP 31379296 A JP31379296 A JP 31379296A JP 31379296 A JP31379296 A JP 31379296A JP H10162364 A JPH10162364 A JP H10162364A
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- Japan
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- circuit
- signal
- clamp
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- dropout
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ディスクの再生装置において、ディスク上
に傷や埃がある場合に再生された信号にドロップアウト
がある時に、信号を正しくクランプできる回路を提供す
ること。 【解決手段】 再生された信号をクランプ回路に入力す
る前の段階でその信号にドロップアウトが在るか否かを
検出し、ドロップアウトがあるときは、そのドロップア
ウトがクランプ回路に供給するクランプパルスの後縁近
傍にあるか否かを調べ、クランプパルスの後縁近傍にあ
る時には、クランプ回路に供給するクランプパルスの後
縁をドロップアウトが無くなる位置まで遅らせる手段を
設ける。
に傷や埃がある場合に再生された信号にドロップアウト
がある時に、信号を正しくクランプできる回路を提供す
ること。 【解決手段】 再生された信号をクランプ回路に入力す
る前の段階でその信号にドロップアウトが在るか否かを
検出し、ドロップアウトがあるときは、そのドロップア
ウトがクランプ回路に供給するクランプパルスの後縁近
傍にあるか否かを調べ、クランプパルスの後縁近傍にあ
る時には、クランプ回路に供給するクランプパルスの後
縁をドロップアウトが無くなる位置まで遅らせる手段を
設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスクの再生装
置に関し、特に、光ディスク再生装置における再生信号
のクランプを行う回路に関する。
置に関し、特に、光ディスク再生装置における再生信号
のクランプを行う回路に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク等のディスク再生装置におい
て、再生波形の直流成分を取り除く手段として、再生信
号をクランプする方法がある。本発明はこのクランプに
ついて改善をはかるものである。そこで、まず図3を参
照して、従来の光ディスク再生装置の再生系の回路及び
その動作について説明する。
て、再生波形の直流成分を取り除く手段として、再生信
号をクランプする方法がある。本発明はこのクランプに
ついて改善をはかるものである。そこで、まず図3を参
照して、従来の光ディスク再生装置の再生系の回路及び
その動作について説明する。
【0003】同図に示すように、光ディスクの再生系の
回路は、光ピックアップa、増幅器b、クランプ回路
c、イコライザd、コンパレータe、PLL回路f、デ
コーダg、システム制御回路hから成る。
回路は、光ピックアップa、増幅器b、クランプ回路
c、イコライザd、コンパレータe、PLL回路f、デ
コーダg、システム制御回路hから成る。
【0004】光ピックアップaは、ディスク上のデータ
を読み取るデバイスであり、ここで読み取られた信号は
増幅器bに送られる。
を読み取るデバイスであり、ここで読み取られた信号は
増幅器bに送られる。
【0005】増幅器bは、光ピックアップaから送られ
てきた信号を所望の振幅まで増幅して、クランプ回路c
に送る。クランプ回路cは、システム制御回路hから送
られてくるクランプパルスを受けて、増幅器から送られ
てくる信号をクランプして、読み取られたデータに含ま
れる余分な直流成分を除く動作をする。
てきた信号を所望の振幅まで増幅して、クランプ回路c
に送る。クランプ回路cは、システム制御回路hから送
られてくるクランプパルスを受けて、増幅器から送られ
てくる信号をクランプして、読み取られたデータに含ま
れる余分な直流成分を除く動作をする。
【0006】クランプ回路cの出力は、イコライザ(等
化器)dに送られ、所定の周波数特性になるように等化
される。イコライザdによって、信号波形が修正され波
形干渉を少なくされた信号がコンパレータ(比較器)e
に送られる。コンパレータeは、入力信号を基準値と比
較して信号の有無を検出し、信号があればオン、信号が
無ければオフとなる2値信号(ディジタル信号)を出力
する回路である。
化器)dに送られ、所定の周波数特性になるように等化
される。イコライザdによって、信号波形が修正され波
形干渉を少なくされた信号がコンパレータ(比較器)e
に送られる。コンパレータeは、入力信号を基準値と比
較して信号の有無を検出し、信号があればオン、信号が
無ければオフとなる2値信号(ディジタル信号)を出力
する回路である。
【0007】コンパレータeの出力は直接デコーダgに
送られるとともに、PLL回路fにも送られる。PLL
回路fはデコーダgに送る同期信号を発生する回路であ
って、公知の回路で構成される。デコーダgはコンパレ
ータeから2値信号(ディジタル信号)を復号化してデ
ータビット列を出力する。なお、デコーダgで復号化し
たディスク上のアドレス情報はシステム制御回路hに供
給される。
送られるとともに、PLL回路fにも送られる。PLL
回路fはデコーダgに送る同期信号を発生する回路であ
って、公知の回路で構成される。デコーダgはコンパレ
ータeから2値信号(ディジタル信号)を復号化してデ
ータビット列を出力する。なお、デコーダgで復号化し
たディスク上のアドレス情報はシステム制御回路hに供
給される。
【0008】ここで、光ディスクのデータフォーマット
について図4を参照して簡単に説明する。ディスク上の
領域はセクタに分けられていて、各セクタのフォーマッ
トは、最初に同期信号VFOが記録され、それに続いて
ADDRESS(アドレス)の記録領域、再びVFOが
記録されて、それに続いてDATAが記録されるように
なっている。
について図4を参照して簡単に説明する。ディスク上の
領域はセクタに分けられていて、各セクタのフォーマッ
トは、最初に同期信号VFOが記録され、それに続いて
ADDRESS(アドレス)の記録領域、再びVFOが
記録されて、それに続いてDATAが記録されるように
なっている。
【0009】VFOは、同期信号を発生するPLL回路
fに対して参照信号を与えるための信号であり、“1”
と“0”が単純に繰り返されるパターンで構成される。
アドレスADDRESS信号はディスク上のトラックの
位置を示すトラックID(照合符号)とセクタの位置を
示すセクタIDを含む。
fに対して参照信号を与えるための信号であり、“1”
と“0”が単純に繰り返されるパターンで構成される。
アドレスADDRESS信号はディスク上のトラックの
位置を示すトラックID(照合符号)とセクタの位置を
示すセクタIDを含む。
【0010】図3の回路の説明に戻ると、前述のクラン
プ回路cは、図4を参照して前述したようなフォーマッ
トの信号を受信し、その信号に含まれているVFO信号
でクランプするようになっている。
プ回路cは、図4を参照して前述したようなフォーマッ
トの信号を受信し、その信号に含まれているVFO信号
でクランプするようになっている。
【0011】クランプ回路の動作は、クランプパルスが
H(ハイレベル)のときは、再生波形の最高周波数(即
ち、VFO)で共振させ、(バンドパスフィルタ)、ク
ランプパルスの立ち下がりでその電位をホールドするよ
うになっている。
H(ハイレベル)のときは、再生波形の最高周波数(即
ち、VFO)で共振させ、(バンドパスフィルタ)、ク
ランプパルスの立ち下がりでその電位をホールドするよ
うになっている。
【0012】次に、クランプ回路cについて、図5を参
照して簡単に説明する。同図において、入力端子T1は
前述の再生増幅器から送られてくる光ピックアップで再
生した再生信号が供給される端子であり、BF1及びB
F2は信号のバッファ回路である。そうして、端子T3
は上記再生信号の出力端子であり、この再生信号は後続
の等化器に送られる。
照して簡単に説明する。同図において、入力端子T1は
前述の再生増幅器から送られてくる光ピックアップで再
生した再生信号が供給される端子であり、BF1及びB
F2は信号のバッファ回路である。そうして、端子T3
は上記再生信号の出力端子であり、この再生信号は後続
の等化器に送られる。
【0013】入力端子T1と出力端子T3の間にはバッ
ファBF1、抵抗器R、バッファBF2が直列に接続さ
れている。抵抗器Rの出力端子T3側の端aはLC共振
回路とアナログスイッチSWの直列回路を介して接地さ
れている。アナログスイッチSWの制御端子には端子T
2からクランプパルスが供給される。
ファBF1、抵抗器R、バッファBF2が直列に接続さ
れている。抵抗器Rの出力端子T3側の端aはLC共振
回路とアナログスイッチSWの直列回路を介して接地さ
れている。アナログスイッチSWの制御端子には端子T
2からクランプパルスが供給される。
【0014】クランプパルスが供給されない状態ではス
イッチSWは開(オフ)の状態にあり、従って入力端子
T1に送られてきた信号は、そのまま出力端子T3に出
力される。
イッチSWは開(オフ)の状態にあり、従って入力端子
T1に送られてきた信号は、そのまま出力端子T3に出
力される。
【0015】入力端子T2にクランプパルスが送られて
くると、スイッチSWが閉じて(オンになって)、上記
入力端子T1、バッファBF1、抵抗器R、バッファB
F2、出力端子T3で構成される信号通路上の点aとア
ース間に上記LC回路が挿入される。
くると、スイッチSWが閉じて(オンになって)、上記
入力端子T1、バッファBF1、抵抗器R、バッファB
F2、出力端子T3で構成される信号通路上の点aとア
ース間に上記LC回路が挿入される。
【0016】このLC回路は信号の高周波成分に対して
は充分に高いインピーダンスを示すが、低周波数成分に
対しては低いインピーダンスを示すようになっているの
で、低周波成分(及び直流分)によりアースとの間にク
ランプ電圧が発生し、その電圧に信号がクランプされ
る。
は充分に高いインピーダンスを示すが、低周波数成分に
対しては低いインピーダンスを示すようになっているの
で、低周波成分(及び直流分)によりアースとの間にク
ランプ電圧が発生し、その電圧に信号がクランプされ
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ディスク上
に傷があると、再生信号は図6の(a)に示すように傷
の部分で振幅と周波数が大きく変わる波形となる。従っ
て、この信号をクランプパルスによってクランプし、ク
ランプパルスの立ち下がり点でホールドすると同図
(c)に示すように不要な直流成分が生じてしまう。そ
の結果クランプされた信号の直流レベルがずれて波形に
段差ができてしまう。
に傷があると、再生信号は図6の(a)に示すように傷
の部分で振幅と周波数が大きく変わる波形となる。従っ
て、この信号をクランプパルスによってクランプし、ク
ランプパルスの立ち下がり点でホールドすると同図
(c)に示すように不要な直流成分が生じてしまう。そ
の結果クランプされた信号の直流レベルがずれて波形に
段差ができてしまう。
【0018】このように、信号波形に段差ができてしま
うと、図3の再生系において後段のコンパレータで参照
値と比較するときに正しい比較ができなくなり、その結
果、アドレス及び/又はデータを正しく読むことができ
なくなってしまうことがある。
うと、図3の再生系において後段のコンパレータで参照
値と比較するときに正しい比較ができなくなり、その結
果、アドレス及び/又はデータを正しく読むことができ
なくなってしまうことがある。
【0019】例えば、或セクターにシークした時、この
傷が原因となって、クランプが正常に行われず、アドレ
スエラーが出たとき、再びそこへシークしても、このま
まではアドレスは読めない。
傷が原因となって、クランプが正常に行われず、アドレ
スエラーが出たとき、再びそこへシークしても、このま
まではアドレスは読めない。
【0020】従って、本発明の課題は従来の光ディスク
再生装置の上記の欠点を克服してディスク上に傷がある
場合にもアドレスやデータが確実に読みとれるようにす
ることを課題とする。
再生装置の上記の欠点を克服してディスク上に傷がある
場合にもアドレスやデータが確実に読みとれるようにす
ることを課題とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、次の手段が用いられている。即
ち、ディスク上に傷があり、その傷のために再生信号中
にドロップアウトがある場合には、そのドロップアウト
部分を避けてクランプを行える様にして、クランプ後に
再生波形に段差を作らないようにする。
に、本発明においては、次の手段が用いられている。即
ち、ディスク上に傷があり、その傷のために再生信号中
にドロップアウトがある場合には、そのドロップアウト
部分を避けてクランプを行える様にして、クランプ後に
再生波形に段差を作らないようにする。
【0022】このため、本発明の一観点に従えば、光デ
ィスク再生装置は、光ディスク上に記録されたトラック
アドレス及びデータを読み取って電気信号に変換する光
ピックアップと、読み取った信号を増幅する増幅器と、
上記信号に含まれる直流成分を除くためのクランプ回路
と、直流成分が除かれた後の信号を参照値と比較してス
ライスすることにより再生ディジタル信号を得るコンパ
レータと、該再生ディジタル信号を復号するデコーダを
含む回路で構成し、上記読み取った信号中にディスク上
の傷やゴミに起因するドロップアウトがある場合に、上
記システム制御回路から上記クランプ回路に供給するク
ランプパルスの後縁近傍にあるドロップアウトを検出し
て、上記クランプパルスの後縁がドロップアウト区間に
入るのを避けるように、上記クランプ回路に供給するク
ランプパルスの後縁を後方に遅らせる回路を設ける。
ィスク再生装置は、光ディスク上に記録されたトラック
アドレス及びデータを読み取って電気信号に変換する光
ピックアップと、読み取った信号を増幅する増幅器と、
上記信号に含まれる直流成分を除くためのクランプ回路
と、直流成分が除かれた後の信号を参照値と比較してス
ライスすることにより再生ディジタル信号を得るコンパ
レータと、該再生ディジタル信号を復号するデコーダを
含む回路で構成し、上記読み取った信号中にディスク上
の傷やゴミに起因するドロップアウトがある場合に、上
記システム制御回路から上記クランプ回路に供給するク
ランプパルスの後縁近傍にあるドロップアウトを検出し
て、上記クランプパルスの後縁がドロップアウト区間に
入るのを避けるように、上記クランプ回路に供給するク
ランプパルスの後縁を後方に遅らせる回路を設ける。
【0023】また、本発明の他の観点に従えば、上記光
ディスク再生装置は、前記クランプパルスの後縁を後方
に遅らせる回路が、再生信号中のドロップアウトを検出
するドロップアウト検出回路と、該ドロップアウト検出
回路の出力のうちのクランプパルス後縁近傍にあるもの
を選別する選別回路と、該選別回路の出力によってトリ
ガされドロップアウト区間よりも長く持続するパルス出
力を出す単安定マルチバイブレータと、該単安定マルチ
バイブレータの出力をシステム制御回路から供給される
クランプパルスに付加してクランプ回路に送る回路から
なるようにする。
ディスク再生装置は、前記クランプパルスの後縁を後方
に遅らせる回路が、再生信号中のドロップアウトを検出
するドロップアウト検出回路と、該ドロップアウト検出
回路の出力のうちのクランプパルス後縁近傍にあるもの
を選別する選別回路と、該選別回路の出力によってトリ
ガされドロップアウト区間よりも長く持続するパルス出
力を出す単安定マルチバイブレータと、該単安定マルチ
バイブレータの出力をシステム制御回路から供給される
クランプパルスに付加してクランプ回路に送る回路から
なるようにする。
【0024】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照して、本発明
の一実施の形態について説明する。図1において、光ピ
ックアップa、増幅器b、クランプ回路c、イコライザ
d、コンパレータe、PLL回路f、デコーダg及びシ
ステム制御回路hは、図3を参照して前述した回路と同
じであるからここでは詳しい説明を省略する。
の一実施の形態について説明する。図1において、光ピ
ックアップa、増幅器b、クランプ回路c、イコライザ
d、コンパレータe、PLL回路f、デコーダg及びシ
ステム制御回路hは、図3を参照して前述した回路と同
じであるからここでは詳しい説明を省略する。
【0025】本実施形態の光ディスク再生装置は、増幅
器bの出力中のドロップアウトを検出して、ドロップア
ウトがあるところを避けて信号をクランプするようにな
っている。
器bの出力中のドロップアウトを検出して、ドロップア
ウトがあるところを避けて信号をクランプするようにな
っている。
【0026】この様子を更に詳しく説明すると、ディス
ク上の傷等に因り再生された信号中にドロップアウトが
あると、増幅器bの出力は図2の(1)に示す様な波形
になる。
ク上の傷等に因り再生された信号中にドロップアウトが
あると、増幅器bの出力は図2の(1)に示す様な波形
になる。
【0027】増幅器bの出力に現れるこの信号はクラン
プ回路cに送られるが、その一部がドロップアウト検出
回路iにも供給され、ここで再生した信号中にドロップ
アウトがあるか否かを監視する。もし、上記図2の
(1)に示すように再生信号中にドロップアウトがある
と、ドロップアウト検出回路iがそのドロップアウトを
検出して図2の(4)に示すような出力を出す。
プ回路cに送られるが、その一部がドロップアウト検出
回路iにも供給され、ここで再生した信号中にドロップ
アウトがあるか否かを監視する。もし、上記図2の
(1)に示すように再生信号中にドロップアウトがある
と、ドロップアウト検出回路iがそのドロップアウトを
検出して図2の(4)に示すような出力を出す。
【0028】ドロップアウト検出回路iの出力はアンド
回路jの一つの入力に印加され、同アンド回路iの他の
入力にはシステム制御回路からの図2の(3)に示すよ
うなドロップアウト・ウインドウ信号が印加される。
回路jの一つの入力に印加され、同アンド回路iの他の
入力にはシステム制御回路からの図2の(3)に示すよ
うなドロップアウト・ウインドウ信号が印加される。
【0029】このドロップアウト・ウインドウは、後述
するクランプパルスの立ち下がり部分にドロップアウト
があるかどうかを検出するために印加されるものであ
る。従って、ドロップアウトがこのウインドウの中にな
い場合はアンド回路jは出力を出さない。
するクランプパルスの立ち下がり部分にドロップアウト
があるかどうかを検出するために印加されるものであ
る。従って、ドロップアウトがこのウインドウの中にな
い場合はアンド回路jは出力を出さない。
【0030】ドロップアウト検出回路iの出力パルスが
ドロップアウト・ウインドウ内に入っていれば、アンド
回路jの2つの入力が一致するので、アンド回路jは出
力を出し、その出力パルス波形の立ち上がりで単安定マ
ルチバイブレータkをトリガする。
ドロップアウト・ウインドウ内に入っていれば、アンド
回路jの2つの入力が一致するので、アンド回路jは出
力を出し、その出力パルス波形の立ち上がりで単安定マ
ルチバイブレータkをトリガする。
【0031】単安定マルチバイブレータkは図2の
(5)に示すようにドロップアウト期間よりも充分に長
い期間持続する矩形波を出力し、この矩形波がオア回路
mの一入力に印加される。オア回路mの他の入力にはシ
ステム制御回路hから送られてくるクランプパルスが入
力し、その結果、オア回路mの出力には、このクランプ
パルスと上記単安定マルチバイブレータkから送られて
くる矩形波が加え合わされた図2の(6)のような波形
の信号が出力され、それがクランプ回路cに印加され
る。
(5)に示すようにドロップアウト期間よりも充分に長
い期間持続する矩形波を出力し、この矩形波がオア回路
mの一入力に印加される。オア回路mの他の入力にはシ
ステム制御回路hから送られてくるクランプパルスが入
力し、その結果、オア回路mの出力には、このクランプ
パルスと上記単安定マルチバイブレータkから送られて
くる矩形波が加え合わされた図2の(6)のような波形
の信号が出力され、それがクランプ回路cに印加され
る。
【0032】オア回路mの出力は、システム制御回路か
ら送られてくるクランプパルスを単安定マルチバイブレ
ータから送られてくる信号で修正した新たなクランプパ
ルスである。
ら送られてくるクランプパルスを単安定マルチバイブレ
ータから送られてくる信号で修正した新たなクランプパ
ルスである。
【0033】クランプ回路cは、オア回路mから送られ
てくるパルス波の後端で再生信号をクランプするので、
上記のような修正されたクランプパルスをクランプ回路
cの制御入力として入力するようにすれば、再生信号の
中に含まれるドロップアウト部分を避けて再生信号をク
ランプすることができる。従って、クランプ回路cの出
力は図2の(7)に示すような波形になる。
てくるパルス波の後端で再生信号をクランプするので、
上記のような修正されたクランプパルスをクランプ回路
cの制御入力として入力するようにすれば、再生信号の
中に含まれるドロップアウト部分を避けて再生信号をク
ランプすることができる。従って、クランプ回路cの出
力は図2の(7)に示すような波形になる。
【0034】
【発明の効果】本発明の光ディスク再生装置は、ディス
クから読み取った信号のクランプする位置に傷などによ
るドロップアウトがあっても、それをよけてクランプす
ることができるので、アドレスやデータの読み誤りを減
らすことができる。
クから読み取った信号のクランプする位置に傷などによ
るドロップアウトがあっても、それをよけてクランプす
ることができるので、アドレスやデータの読み誤りを減
らすことができる。
【図1】本発明の光ディスク再生装置のシステム・ブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図1の装置の動作波形図である。
【図3】従来の光ディスク再生装置のシステム・ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】光ディスクのセクタフォーマットの説明図であ
る。
る。
【図5】クランプ回路の一例を示す回路図である。
【図6】従来の光ディスク再生装置におけるクランプ回
路の動作波形図である。
路の動作波形図である。
a 光ピックアップ、b 増幅器、c クランプ回路、
d イコライザ、eコンパレータ、f PLL回路、g
デコーダ、h システム制御回路、i ドロップアウ
ト検出回路、j アンド回路、k 単安定マルチバイブ
レータ、mオア回路
d イコライザ、eコンパレータ、f PLL回路、g
デコーダ、h システム制御回路、i ドロップアウ
ト検出回路、j アンド回路、k 単安定マルチバイブ
レータ、mオア回路
Claims (2)
- 【請求項1】 光ディスク上に記録されたトラックアド
レス及びデータを読み取って電気信号に変換する光ピッ
クアップと、読み取った信号を増幅する増幅器と、上記
信号に含まれる直流成分を除くためのクランプ回路と、
直流成分が除かれた後の信号を参照値と比較してスライ
スすることにより再生ディジタル信号を得るコンパレー
タと、該再生ディジタル信号を復号するデコーダを含む
光ディスク再生装置において、 上記読み取った信号中にディスク上の傷やゴミに起因す
るドロップアウトがある場合に、上記システム制御回路
から上記クランプ回路に供給するクランプパルスの後縁
近傍にあるドロップアウトを検出して、上記クランプパ
ルスの後縁がドロップアウト区間に入るのを避けるよう
に、上記クランプ回路に供給するクランプパルスの後縁
を後方に遅らせる回路を設けたことを特徴とする光ディ
スク再生装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光ディスク再生装置に
おいて、前記クランプパルスの後縁を後方に遅らせる回
路が、再生信号中のドロップアウトを検出するドロップ
アウト検出回路と、該ドロップアウト検出回路の出力の
うちのクランプパルス後縁近傍にあるものを選別する選
別回路と、該選別回路の出力によってトリガされドロッ
プアウト区間よりも長く持続するパルス出力を出す単安
定マルチバイブレータと、該単安定マルチバイブレータ
の出力をシステム制御回路から供給されるクランプパル
スに付加してクランプ回路に送る回路である光ディスク
再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31379296A JPH10162364A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 光ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31379296A JPH10162364A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 光ディスク再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10162364A true JPH10162364A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18045591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31379296A Pending JPH10162364A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 光ディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10162364A (ja) |
-
1996
- 1996-11-25 JP JP31379296A patent/JPH10162364A/ja active Pending
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