JPH0982030A - 記録媒体再生装置 - Google Patents

記録媒体再生装置

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JPH0982030A
JPH0982030A JP7257286A JP25728695A JPH0982030A JP H0982030 A JPH0982030 A JP H0982030A JP 7257286 A JP7257286 A JP 7257286A JP 25728695 A JP25728695 A JP 25728695A JP H0982030 A JPH0982030 A JP H0982030A
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JP
Japan
Prior art keywords
clamp
circuit
signal
clamp pulse
reproducing apparatus
Prior art date
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Pending
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JP7257286A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Ozaki
敏章 尾崎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体上のクランプ位置のきず等に起因す
るアドレスエラーやデータエラーの発生を減少させるこ
とができる記録媒体再生装置を提供する。 【解決手段】 光ピックアップ部12と、再生増幅器1
3と、再生増幅器13からの増幅信号21から直流成分
を除去するためのクランプ回路14と、クランプ回路1
4からのクランプ後信号22の波形を修正する波形等化
器15と、システムコントローラ16と、システムコン
トローラ16からの判定信号23により、クランプ回路
14におけるクランプタイミングの基準となるクランプ
パルス24を出力するクランプパルス発生回路17とを
備える。クランプパルス発生回路17は異なるタイミン
グの3種類のクランプパルス24を出力する。クランプ
回路14はこれらのクランプパルス24を用いて異なる
位置で繰り返しクランプ動作を行う。これによりアドレ
スが読めないという事態が回避される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク等の記録
媒体から記録データを読み出すための記録媒体再生装置
に係り、特に再生信号波形から直流成分を除去するため
のクランプ回路を備えた記録媒体再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録媒体再生装置、例え
ば光ディスク再生装置においては、記録媒体である光デ
ィスクから再生した信号波形から直流成分を取り除くた
めにクランプという処理を行うようになっている。この
処理はいわゆるクランプ回路によって行われるが、言い
換えると、入力波形(再生波形)をそのままの形に保ち
ながら波形の基準レベルをある一定のレベルに固定して
出力するものである。クランプ回路では、その基準レベ
ルを定めるために、外部から所定のタイミング(光ディ
スク上の特定の位置に対応するタイミング)でクランプ
パルスを与え、このクランプパルスのタイミングでホー
ルド(保持)したレベルを基準とするようにしている。
従来、このようなクランプパルスは唯一与えられるよう
になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クラン
プパルスのタイミングに対応する光ディスク上の位置
(すなわち、クランプしようとする光ディスク上の位
置)に“きず”や“ごみ”が存在すると、この位置での
再生信号レベルは一般に異常に低くなっているため、こ
のレベルをホールドしてしまい、クランプ後の信号が不
要な直流成分を含んでしまうことになる。このため、こ
の位置でアドレスまたはデータの読出エラーとなる。例
えば、あるセクタをシークした場合において、きず等に
よりクランプが正常に行われずにアドレスエラーとなっ
たとすると、そのセクタを再び何回シークしてもアドレ
スを読み出すことはできないことになる。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その課題は、記録媒体上のクランプする位置に存
在するきずやごみ等に起因するアドレスエラーやデータ
エラーの発生を減少させることができる記録媒体再生装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の記録媒体
再生装置は、記録媒体から読み出した再生信号波形から
直流成分を除去するためのクランプ回路と、クランプの
基準となる異なるタイミングの複数のクランプパルスを
発生し、その1つを前記クランプ回路に選択的に供給す
るクランプパルス発生回路とを備えている。
【0006】請求項2記載の記録媒体再生装置は、さら
に、前記クランプパルス発生回路からのクランプパルス
に基づいてクランプされた再生信号からそのアドレスま
たはデータが正常に認識されたか否かを判定する判定手
段を備え、アドレスまたはデータが正常に認識されなか
ったと判定されたとき、前記クランプパルス発生回路が
他のクランプパルスをクランプ回路に供給するように構
成したものである。
【0007】請求項1記載の記録媒体再生装置では、ク
ランプパルス発生回路からクランプ回路に選択的に供給
されるクランプパルスに基づき、記録媒体から読み出し
た再生信号波形から直流成分を除去するクランプが行わ
れる。
【0008】請求項2記載の記録媒体再生装置では、ア
ドレスまたはデータが正常に認識されなかったとき、す
なわちアドレスエラーまたはデータエラーが発生したと
き、クランプパルス発生回路から他のクランプパルスが
クランプ回路に供給され、これを基にクランプが行われ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施の形態に係る記録媒
体再生装置の要部を表すものである。ここでは光ディス
ク再生装置を例に説明する。この装置は、図示しない光
ディスクに記録された情報を検出するフォトダイオード
11を備えた光ピックアップ部12と、フォトダイオー
ド11で検出された信号を増幅する再生増幅器13と、
再生増幅器13からの増幅信号21をクランプするため
のクランプ回路14と、高密度化を図るためクランプ回
路14からのクランプ後信号22の波形を修正して波形
干渉を低減する波形等化器15と、装置全体を制御する
システムコントローラ16と、システムコントローラ1
6からの判定信号23により、クランプ回路14におけ
るクランプタイミングの基準となるクランプパルス24
を出力するクランプパルス発生回路17とを備えてい
る。そのほかこの装置は、図示はしないが、波形等化器
15の出力を整形して信号の有無を表すパルス信号に変
換する整形器と、このパルス信号の基本周期に同期させ
た同期信号を作るためのPLL(Phase Locked Loop) 回
路からなる同期信号発生器と、この同期信号を基に定め
られた時間帯(検出窓)の中に再生パルス信号の有無を
検出する弁別器と、検出されたパルス信号列をデータビ
ット列に復号する復号器とを備えている。
【0011】システムコントローラ16は、上記の復号
器からの再生データ25にエラーが発生しているか否か
を判定し、クランプパルス発生回路17に判定信号23
を送出するようになっている。クランプ回路14は、シ
ステムコントローラ16からの判定信号23に応じて必
要なタイミングのクランプパルス24を出力するように
なっている。
【0012】図2は図1におけるクランプ回路14を詳
細に表すものである。この回路は、ドレインを+5V電
源に接続しソースを抵抗器51を介して−5V電源に接
続しベースをキャパシタ52の一方の極に接続したNM
OSトランジスタ53と、ソースを接地しベースを抵抗
器54およびインバータ55を介してクランプパルス入
力端子56に接続したNMOSトランジスタ57と、N
MOSトランジスタ57のドレインとNMOSトランジ
スタ53のベースとの間に並列接続されたキャパシタ5
8およびコイル59と、NMOSトランジスタ53のベ
ースと接地との間に接続された抵抗器60と、NMOS
トランジスタ57のベースと−5V電源との間に接続さ
れた抵抗器61と、キャパシタ52の他の極に接続され
た増幅信号入力端子62と、NMOSトランジスタ53
のソースに接続されたクランプ後信号出力端子63とを
備えている。
【0013】次に、以上のような構成の光ディスク再生
装置の動作を説明する。
【0014】光ピックアップ部12のフォトダイオード
11で検出された再生信号は再生増幅器13で増幅され
たのち、クランプ回路14の増幅信号入力端子61に入
力される。なお、再生増幅器13では、信号と雑音の周
波数スペクトルのうち、例えば高周波帯域を制限して出
力のSN比を高くすること、あるいは再生出力振幅を安
定化させるための自動利得制御(AGC)等が行われ
る。クランプ回路14では、増幅信号入力端子61から
入力された増幅信号21をクランプパルス24の立ち下
がり位置でクランプして、クランプ後信号出力端子62
から出力する。
【0015】図3は再生増幅器13からの増幅信号21
の波形の一例を表すもので、あるアドレスエリアにシー
クしてアドレスを読み出した場合の波形を示している。
この図で、セクタマークSMは、アドレスの始まりであ
ることを検出するためのマークである。可変周波数発振
信号VFO1〜VFO3は、上記した同期信号発生器
(図示せず)を構成するPLL回路を引き込むための基
準信号で、2周期分の“H”レベルと2周期分の“L”
レベルの繰り返しパターンである。また、ADR1〜A
DR3は、光ディスクのトラック番号とセクタ番号から
なるアドレスデータであり、信頼性の確保のため同一内
容が3回書かれている。
【0016】クランプ回路14では、クランプパルス2
4が“H”レベルの間、再生波形中の最大周波数部分
(VFO)で共振させて一種の帯域通過フィルタリング
を行うと共に、クランプパルス24の立ち下がりのタイ
ミングでその電位をホールドするようになっている。
【0017】図4は、クランプ回路14によるクランプ
の前後の再生波形の一部を簡略化して表すものである。
この図で、(a)はクランプ前の再生波形(増幅信号2
1)のエンベロープ(包絡線)を表し、(c)はクラン
プ後の再生波形(クランプ後信号22)のエンベロープ
(包絡線)を表す。また、(b)はクランプパルス24
を表す。
【0018】図4(a)に示すように、光ディスク上に
きずやごみ等が存在すると、再生波形中に異常に低いレ
ベルの部分Aが出現する。したがって、たまたまクラン
プしようとする位置、すなわちクランプパルス24の立
ち下がりの位置(b)が異常部分Aと一致したときは、
このレベルでホールドが行われ、クランプ後の波形は同
図(c)に示すように不要な直流成分を含むこととなる
ため、アドレスエラーとなる。
【0019】図5は図4に対応した実際の波形を表すも
のである。この図で、(a)はクランプ前の再生波形
(増幅信号21)、(c)はクランプ後の再生波形(ク
ランプ後信号22)、(b)はクランプパルス24を表
す。同図(a)に示すように、光ディスク上のきずまた
はごみによる異常部分Aの位置でクランプパルス24が
立ち下がってこのレベルでクランプが行われた結果、ク
ランプ後信号22の波形には同図(c)に示すような不
要な直流成分が含まれ、段差が生ずることになる。
【0020】そこで、本実施の形態では、図6に示すよ
うに3種類のクランプパルスを用意し、あるクランプパ
ルスによってクランプした結果アドレスエラーが生じた
ときは、他のクランプパルスによってクランプするよう
にしている。すなわち、クランプ回路14はまず、クラ
ンプパルス発生回路17から出力されたクランプパルス
24−1(図6(b))の立ち下がりによって増幅信号
21(同図(a))をVFO1の位置xでクランプす
る。この結果、システムコントローラ16(図1)が再
生データ25によりアドレスエラーと判定したときは、
システムコントローラ16は判定信号23によってその
旨をクランプパルス発生回路17に伝達する。これを受
けたクランプパルス発生回路17は、他のクランプパル
ス24−2(同図(c))を出力し、増幅信号21をV
FO2の位置yでクランプする。これによってもアドレ
スエラーとなったときは、クランプパルス発生回路17
はさらにクランプパルス24−3(同図(d))を出力
し、増幅信号21をVFO3の位置zでクランプする。
【0021】図7は、クランプ回路14によるクランプ
前後における再生波形の一部を簡略化して表すものであ
る。この図で、(a)はクランプ前の再生波形(増幅信
号21)のエンベロープ(包絡線)を表し、(c)はク
ランプ後の再生波形(クランプ後信号22)のエンベロ
ープ(包絡線)を表す。また、(b)はクランプパルス
24を表す。
【0022】図7(a)に示すように、光ディスク上に
きずやごみ等が存在して再生波形中に異常に低いレベル
の部分Aが出現しても、この部分を避けてエンベロープ
の中点でレベルホールドを行うことにより正常なクラン
プを行うことができる。このため、図4の場合のように
クランプ後信号22の波形中に段差が生ずることはなく
(図7(c))、アドレスを正しく読み出すことができ
る。
【0023】このように、本実施の形態では、クランプ
パルスを3種類用意してアドレス読み出しができるまで
繰り返しクランプ動作を行うようにしたので、アドレス
が読めないという事態の発生を低減することができる。
【0024】なお、以上の説明では、あるアドレスにつ
いてアドレスデータおよびVFO信号がそれぞれ3回繰
り返し書かれている場合について説明したが、これに限
るものではなく、2回あるいは4回以上繰り返し書かれ
ている場合でもよい。この場合には、それぞれのVFO
信号に対応してクランプパルスを用意することができ
る。
【0025】また、上記実施の形態においては、本発明
を光ディスク再生装置に適用した場合について説明した
が、その他、例えば磁気ディスク装置や光磁気ディスク
装置等にも適用することもできる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の記録
媒体再生装置によれば、複数種類のクランプパルスをク
ランプ回路に選択的に供給できるようにしたので、再生
信号を任意の位置でクランプすることが可能となる。
【0027】請求項2記載の記録媒体再生装置では、ア
ドレスエラーまたはデータエラーが発生するとクランプ
パルス発生回路から他のクランプパルスをクランプ回路
に供給するようにしたので、当初のクランプ位置にきず
等の障害があったとしても、他の位置でクランプのやり
直しを行うことにより、最終的にアドレスエラーの発生
を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る記録媒体再生装置
の概略構成を表す図である。
【図2】図1に示したクランプ回路の具体的構成を表す
回路図である。
【図3】再生信号波形の一例を表す図である。
【図4】クランプ前後における再生信号を表すタイミン
グ図である。
【図5】光ディスク上にきずがある場合のクランプ前後
における再生信号波形の一例を表す図である。
【図6】図1の記録媒体再生装置の動作を説明するため
のタイミング図である。
【図7】図1の記録媒体再生装置の動作を説明するため
のタイミング図である。
【符号の説明】
11 フォトダイオード 12 光ピックアップ部 13 再生増幅器 14 クランプ回路 15 波形等化器 16 システムコントローラ 17 クランプパルス発生回路 24 クランプパルス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体から読み出した再生信号波形か
    ら直流成分を除去するためのクランプ回路と、 クランプの基準となる異なるタイミングの複数のクラン
    プパルスを発生し、その1つを前記クランプ回路に選択
    的に供給するクランプパルス発生回路とを備えたことを
    特徴とする記録媒体再生装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記クランプパルス発生回路か
    らのクランプパルスに基づいてクランプされた再生信号
    からそのアドレスまたはデータが正常に認識されたか否
    かを判定する判定手段を備え、 前記クランプパルス発生回路は、アドレスまたはデータ
    が正常に認識されなかったと判定されたとき、他のクラ
    ンプパルスをクランプ回路に供給することを特徴とする
    請求項1記載の記録媒体再生装置。
JP7257286A 1995-09-11 1995-09-11 記録媒体再生装置 Pending JPH0982030A (ja)

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JP7257286A JPH0982030A (ja) 1995-09-11 1995-09-11 記録媒体再生装置

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