JP2008226363A - 記録媒体の再生装置及び再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】同期パターンを確実に検出し、フレーム同期信号の検出を向上させることが可能な記録媒体の再生装置及び再生方法を提供すること。
【解決手段】記録媒体から読み取られた信号をPRML処理によって2値化処理する第1の2値化部と、信号を所定の閾値との大小関係により2値化処理する第2の2値化部と、第1の2値化部で得られた第1の2値化データ列から同期パターンを検出する第1のフレーム同期信号検出部と、第2の2値化部で得られた第2の2値化データ列から同期パターンを検出する第2のフレーム同期信号検出部とを有し、第1のフレーム同期信号検出部で同期パターンが検出されない場合、第2のフレーム同期信号検出部で検出された同期パターンから得られる信号をフレーム同期信号として採用することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、記録媒体の再生装置及び再生方法に関する。
光ディスク、例えばコンパクトディスク、DVD、ブルーレイディスクなどの記録媒体は、記録媒体の面上にピットが形成されることでデータが記録される。ピット(又はマークともいう。)と、ピット以外のランド(又はスペースともいう。)とが繰り返し配列されることで、デジタルデータの情報が記録されている。記録媒体に記録されたデータは、一般に光ディスクドライブ装置を使用して再生される。光ディスクドライブ装置は、記録媒体のマーク及びスペースにレーザ光線を照射し、マーク及びスペースにおける反射の違いからデータを読み取る。
読み取られたデータは、図11に示すような光ディスクドライブ装置に設けられたRF処理部やFS検出・同期保護部によって信号処理されて、再生される。図11は、従来の光ディスクドライブ装置のRF処理部とフレーム同期信号(FS)検出・同期保護部を示すブロック図である。記録媒体に記録されたデータを再生する場合、まず、ピックアップ/RFアンプ部6で、記録媒体上のマーク及びスペースに基づいたデジタルデータ信号が読み取られ、RF処理部10で、デジタルデータ信号について2値化処理が行われ、FS検出・同期保護部30に再生信号が出力される。RF処理部10は、例えば、PLL12と、A/D変換部14と、PR等化・最尤復号2値化処理部16とを備える。
次に、FS検出・同期保護部30で、2値化処理された再生信号のデータ列からフレーム同期信号が検出される。FS検出・同期保護部30は、例えば、FS検出部32と、同期ステート制御・タイミングカウンタ部34と、FS同期保護設定レジスタ部36とを備える。そして、FS検出・同期保護部30で検出されたタイミング情報に基づいて、復調・ECC訂正/アドレスデコード部50で、再生信号のデータ列からデータ復調や、アドレスデコードが行われる。フレーム同期信号の検出は、通常、同期パターンとしてフォーマットで定義されているユニークパターンをパターンマッチすることで検出される。
記録媒体に記録されたデジタルデータ信号を2値化処理するためには、様々な処理方法があるが、近年では、パーシャルレスポンス・最尤復号(PRML)処理が光ディスクの再生でも行われるようになってきている。
なお、特許文献1〜3では、同期信号の検出に関する技術が開示されている。
特開2001−243727号公報 特許第3697809号明細書 特許第3377669号明細書
ところで、光ディスクにランレングスの長いマークが形成されているとき、このマークの形成状況によっては、PRML処理では正しく2値化が行われないという問題があった。例えば、デジタルデータ信号を2値化処理したとき、ランレングスの長い1つのマークを、短いマーク/スペース/マークで形成されているかのように認識してしまい、誤った信号を再生するという問題があった。
特に、フレーム同期信号の検出では、同期パターンを正確に認識する必要があるが、PRML処理の結果、長いマークを短いマークとスペースの配列であると誤認すると、同期パターンを検出することができない。その結果、再生に必要なフレームの復調タイミングと、実際の読み取りの結果のフレームの復調タイミングとがずれていまい、誤ったデータを復調するため、エラーレートが悪化し、再生性能が低下するという問題があった。
従来では、フレーム同期信号の検出を正確に行うため、同期保護のいわゆる前方保護機能を用いて、フレーム同期信号のタイミングを補間する方法が行われている。上記の特許文献では、同期パターンが一時的に得られなかった場合に、正しい同期パターンの周期に基づき、繰り返しの同期パターンがあるものとして、同期パターンを補間する方法や、正しい同期パターンのタイミングが僅かに前後にずれた場合に、そのずれを許容して、同期パターンを補間する方法が開示されている。
しかし、これらの同期信号の検出方法を行った場合でも、例えば外乱によって再生信号の位相同期回路(PLL)がサイクルスリップを起こしていた場合などには、結局、再生に必要なフレームの復調タイミングと、実際の読み取りの結果のフレームの復調タイミングとがずれてしまう。また、継続的に同期パターンを誤認し続ける場合、正しい同期パターンの周期を確認することが不可能となるため、フレーム同期信号のタイミングを補間することができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、同期パターンを確実に検出し、フレーム同期信号の検出を向上させることが可能な、新規かつ改良された記録媒体の再生装置及び再生方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、記録媒体に記録されたデータから読み取られた信号をパーシャルレスポンス・最尤復号処理によって2値化処理する第1の2値化部と、信号を所定の閾値との大小関係により2値化処理する第2の2値化部と、第1の2値化部と、第2の2値化部で処理されたデータから、フレーム同期信号を検出するフレーム同期信号検出部とを備え、フレーム同期信号検出部は、第1の2値化部で得られた第1の2値化データ列から同期パターンを検出する第1のフレーム同期信号検出部と、第2の2値化部で得られた第2の2値化データ列から同期パターンを検出する第2のフレーム同期信号検出部とを有し、第1のフレーム同期信号検出部で同期パターンが検出されない場合、第2のフレーム同期信号検出部で検出された同期パターンから得られる信号をフレーム同期信号として採用することを特徴とする記録媒体の再生装置が提供される。
かかる構成により、パーシャルレスポンス・最尤復号処理によって2値化処理されたデータから、同期パターンが検出されない場合でも、信号を所定の閾値との大小関係により2値化処理して得られたデータから同期パターンを検出するので、同期パターンを確実に検出し、フレーム同期信号の検出を向上させることができる。ここで、所定の閾値とは、例えば0(ゼロ)であり、このとき、第2の2値化部は、記録媒体から読み取られた信号のゼロ・クロスに応じて2値化処理する。
上記第1のフレーム同期信号検出部において、第1の2値化データ列が、同期パターンであるか、検出パターンであるかをパターンマッチングによって判定して、第1の2値化データ列から同期パターンが検出されず、検出パターンが検出されたとき、第2のフレーム同期信号検出部で検出された同期パターンから得られる信号をフレーム同期信号として採用してもよい。かかる構成により、例えば予め第1のフレーム同期信号検出部に記録された検出パターンに基づいて、第1のフレーム同期信号検出部で同期パターンが検出されたか否かを判断することができる。ここで、検出パターンとは、望ましい同期信号が誤認されたときの予測されうるパターンのことである。
上記第1のフレーム同期信号検出部において、第1の2値化データ列の所定のビットを除いてパターンマッチングを行ってもよい。かかる構成により、パターンマッチに予め必要な検出パターンを減少させることができるので、迅速に同期パターンの検出を行うことができる。
上記第2の2値化部は、記録媒体から読み取られた信号を高域強調処理した後に、2値化処理してもよい。かかる構成により、記録媒体に記録されたデータから読み取られた信号が増幅して、所定の閾値を確実に越えるようにすることができる。その結果、第2の2値化部において、正確に2値化処理することができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、記録媒体に記録されたデータから読み取られた信号をパーシャルレスポンス・最尤復号処理によって2値化処理する第1の2値化部と、信号を所定の閾値との大小関係により2値化処理する第2の2値化部と、第2の2値化部で得られた2値化データ列から同期パターンを検出し、同期パターンから得られる信号をフレーム同期信号として採用し、第1の2値化部で処理されたデータは、データの再生にのみ使用されることを特徴とする記録媒体の再生装置が提供される。
本発明によれば、同期パターンを確実に検出し、フレーム同期信号の検出を向上させることができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず、本発明の第1の実施形態に係る光ディスクドライブ装置の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る光ディスクドライブ装置を示すブロック図である。
光ディスクドライブ装置100は、記録媒体としての光ディスク1に記録されたデータを読取り、画像や音声データを再生する。光ディスクドライブ装置100は、光ディスク1に記録されたデータを読み取るだけの再生専用装置であってもよいし、再生装置に加えて、光ディスク1にデータを記録する記録装置を更に備えた記録/再生装置であってもよい。なお、光ディスク1は、例えば、コンパクトディスク(compact disc)、DVD(digital versatile disc)、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc)などの記録媒体である。光ディスク1は、記録媒体の面上に、ピットが形成されることでデータが記録される。ピット(又はマーク)と、ピット以外のランド(又はスペース)とが繰り返し配列されることで、デジタルデータの情報が記録されている。
光ディスクドライブ装置100は、スピンドルモータ102と、スピンドル制御部104と、ピックアップ・RFアンプ106と、ピックアップ制御部108と、RF処理部110と、FS検出・同期保護部130と、復調・ECC訂正/アドレスデコード部150と、MPU(micro processing unit)152と、ホストIFコントローラ154とを備える。
スピンドルモータ102は、光ディスク1を回転駆動させる。スピンドル制御部104は、MPU152からの信号を受けて、スピンドルモータ102の駆動を制御する。ピックアップ・RFアンプ106は、光ディスク1に記録されたデジタルデータ信号を読み取り(再生し)、更に増幅ゲインを制御する。ピックアップ制御部108は、ピックアップ・RFアンプ106のピックアップの動作を制御する。具体的には、ピックアップ制御部108は、ピックアップをフォーカス方向又はトラッキング方向へ傾けたり、光ディスクの半径方向に移動させたりするため、フォーカスモータ(図示せず。)、トラッキングモータ(図示せず。)、スレッドモータ(図示せず。)を制御する。
RF処理部110は、ピックアップ・RFアンプ106で読み取られた(再生された)信号を受けて、位相同期回路(PLL)における制御、波形等化制御、パーシャルレスポンス・最尤復号(PRML)処理を経て、2値化処理された再生信号のデータ列を出力する。ここで、2値化処理された再生信号のデータ列は、NRZI(non-return to zero inverse)データであって、以下、RFデータと呼ぶこともある。RFデータは、FS検出・同期保護部130に出力される。RF処理部110の詳細については、後述する。
FS検出・同期保護部130は、RF処理部110から入力されたRFデータからフレーム同期信号を検出し、フレーム同期信号のタイミング情報に基づいて同期保護を行う。FS検出・同期保護部130の詳細については、後述する
復調・ECC訂正/アドレスデコード部150は、FS検出・同期保護部130からRFデータと、フレーム同期信号のタイミングを受けて、復調処理を行う。その際、フレーム同期信号IDへの同期保護、アドレスの同期保護も行う。更に、復調・ECC訂正/アドレスデコード部150は、復調処理された信号に対してECC訂正を行い、デコード処理を行う。デコード処理されたデータは、ホストIFコントローラ154に出力される。そして、光ディスク1から読み取られ、上記の一連の処理を経たデータは、ホストIFコントローラ154を介して、外部のホスト156に出力される。
MPU152は、光ディスクドライブ装置100全体の制御を行う。例えば、MPU152は、スピンドル制御部104と、ピックアップ制御部108と、RF処理部110と、FS検出・同期保護部130と、復調・ECC訂正/アドレスデコード部150と、ホストIFコントローラ154とを制御する。
ホスト156は、光ディスクドライブ装置100の外部の装置であり、例えばコンピュータ装置やAV(audio-visual)システム装置である。
次に、図2を参照して、本実施形態に係るRF処理部110と、FS検出・同期保護部130について詳細な説明をする。図2は、本実施形態に係るRF処理部とFS検出・同期保護部を示すブロック図である。
RF処理部110は、上述のとおり、ピックアップ・RFアンプ106で読み取られた信号を受けて、2値化処理を行い、2値化処理された再生信号のデータ列をFS検出・同期保護部130に出力する。RF処理部110は、PLL112と、A/D変換部114と、PR等化・最尤復号2値化処理部116と、A/D変換後RFデータ2値化処理部118とを備える。
PLL112は、位相同期回路であり、PLL112は、ピックアップ・RFアンプ106からRF処理部110に入力される信号に対して、周波数制御を行う。また、PLL112は、同期クロックを生成する。A/D変換部114は、PLL112で生成された同期クロックを用いて、RF処理部110に入力された信号をアナログ信号からデジタル信号に変換(AD変換)する。
PR等化・最尤復号2値化処理部116は、A/D変換部114でAD変換された信号をパーシャルレスポンス法(PR法)と、最尤復号(ML:maximum likelihood)法(以下、PRML法と総称する場合もある。)によって、2値化処理を行う。本実施形態に係るPRML法による信号処理方式は、通常のPRML法と同一であり、詳細な説明は省略する。PRML法を採用することによって、光ディスクドライブ装置100は、記録密度の高いデータ列を再生することができ、更に再生された信号のひずみを低減させることができる。その結果、再生性能を向上させることができる。
PR等化・最尤復号2値化処理部116は、2値化処理した信号を、FS検出・同期保護部130のFS検出部132と、復調・ECC訂正/アドレスデコード部150に出力する。
A/D変換後RFデータ2値化処理部118は、A/D変換部114でAD変換された信号に対して、例えば信号がゼロ・クロスするタイミングを検出することによって、2値化処理を行う。また、2値化処理を行う前に、AD変換された信号に対して、高域強調処理を行うとしてもよい。本実施形態のように、ゼロ・クロスするタイミングを検出することで2値化処理する場合、正確な処理結果を得るためには、A/D変換後RFデータ2値化処理部118に入力される信号が望ましい位置で必ずゼロ・クロスする必要がある。しかし、チャネルクロック周期Tが短いため、光ディスク1上に短いピット又は短いスペースが形成されたとき、これを再生すると信号がゼロ・クロスしない場合がある。
そこで、図3(A)に示すように、高域強調処理部(イ)で、ピックアップ・RFアンプ106で読み取られた信号の波形(ア)に対して、高域強調処理を行うことで、所定の周波数の振幅を強調した信号を出力すること(ウ)ができる。図3は、本実施形態に係る高域強調処理を示すブロック図(A)、特性図(B)、タイミング図(C)である。高域強調処理方法は、例えば、一般的なFIRフィルタで行うことができる。FIRフィルタの詳細な説明は省略する。
高域強調処理方法に係るFIRフィルタは、例えば、図3(B)に示すような周波数特性を有しており、短いTの振幅のみを増幅することができる。その結果、図3(C)に示すように、短いTの振幅が増加するので、信号が確実にゼロ・クロスするようになる。
以上のA/D変換後RFデータ2値化処理部118の方法によれば、高域強調処理を行うので、Tが短いために、光ディスク1上に短いピット又は短いスペースが形成されたときの再生信号がゼロ・クロスしないという可能性を低減させることができる。一方、高域強調された信号は、ノイズも強調されるので、音声や画像データの再生には適さないが、後述するFS検出部132でのフレーム同期信号の検出としては有効に利用することができる。
次に、本実施形態に係るFS検出・同期保護部130について説明する。FS検出・同期保護部130は、FS検出部132と、同期ステート制御・タイミングカウンタ部134と、FS同期保護設定レジスタ部136とを備える。
FS検出部132は、PR等化・最尤復号2値化処理部116で2値化処理された再生信号のデータ列からフレーム同期信号を検出し、また、A/D変換後RFデータ2値化処理部118で2値化処理された再生信号のデータ列からもフレーム同期信号を検出する。フレーム同期信号の検出は、同期パターンとしてフォーマットで定義されているユニークパターンをパターンマッチして検出する。
例えば、ブルーレイディスクのフォーマットでは、同期パターンとして、ユニークパターンである「9T9T」が定義されている。従って、FS検出部132は、2値化処理された再生信号のNRZ形式のデータ列から「1000000001000000001」を検出することで、フレーム同期信号を検出することができる。なお、同期パターンである「9T9T」の前は必ず2Tであるため、「2T9T9T」を検出するとしてもよい。
同期ステート制御・タイミングカウンタ部134は、FS検出部132での検出結果であるフレーム同期信号のタイミング情報に基づいて同期保護を行う。そして、同期保護されたフレーム同期信号のタイミングを復調・ECC訂正/アドレスデコード部150に出力する。
次に、本実施形態に係る光ディスクドライブ装置100の動作について説明する。まず、図4〜図6を参照して、本実施形態に係るFS検出・同期保護部130での同期保護動作を説明する。
図4は、フレーム同期信号(FS)同期保護の4状態の状態遷移図及びその遷移状態を示す。図5は、オープン状態からロック状態に遷移する場合のタイミング図である。図6は、ロック状態からオープン状態に遷移する場合のタイミング図である。
オープン状態G102は、初期状態又は再生信号(RF信号)が定常的になく、フレーム同期信号が検出されない状態である。図5(A)では、RF信号が0に近い値で推移している状態である。次に、図5に示すように、オープン状態G102から後方保護状態G104を経てロック状態G106に遷移する場合について説明する。
オープン状態G102において、フレーム同期信号が検出された場合、後方保護状態G104に遷移する。後方保護状態G104は、フレーム同期信号のタイミング情報を用いてロック状態G106に遷移することができるかどうかを確認する状態である。具体的には、後方保護状態G104において、フレーム同期信号がウインドウ(窓)内でM回以上検出されると、ロック状態G106に遷移する。図5では、M=3回の例を示している。一方、後方保護状態G104において、フレーム同期信号がウインドウ内で検出されなかった場合、オープン状態G102に遷移する。
次に、図6に示すように、ロック状態G106から前方保護状態G108を経てオープン状態G102に遷移する場合について説明する。ロック状態G106において、ウインドウ内にフレーム同期信号が未検出となった場合、前方保護状態G108に遷移する。前方保護状態G108は、フレーム同期信号が継続的に検出されないことを確認する状態である。具体的には、前方保護状態G108において、フレーム同期信号がウインドウ内でN回連続して未検出となると、オープン状態G102に遷移する。図6では、N=3回の例を示している。一方、前方保護状態G108において、フレーム同期信号が検出された場合、ロック状態G106に遷移する。
次に、本実施形態に係るフレーム検出の動作について説明する。図7は、本実施形態に係るPR等化・最尤復号2値化処理部でPRML法によって2値化処理されたデータからのフレーム検出を示すタイミング図である。図8は、従来のフレーム検出を示すタイミング図である。図9A、図9Bは、本実施形態に係るPR等化・最尤復号2値化処理部及びA/D変換後RFデータ2値化処理部によって2値化処理されたデータからのフレーム検出を示すタイミング図である。図10A、図10Bは、本実施形態に係るPR等化・最尤復号2値化処理部及びA/D変換後RFデータ2値化処理部によって2値化処理されたデータからのフレーム検出を示すタイミング図である。図9と図10は、それぞれマーク及びスペースの配置順が異なる場合を示している。
まず、FS検出部132は、PR等化・最尤復号2値化処理部116で2値化処理された再生信号のデータ列からフレーム同期信号を検出する。ブルーレイディスクの場合、ブルーレイディスクのフォーマットで定義されている同期パターンの9T9Tをパターンマッチして検出する。
具体的には、光ディスクドライブ装置100は、図7に示すように光ディスク1上に形成されたマーク、スペースをピックアップによって読取る(図7(A))。そうすると、図7(B)に示すように、再生信号(RF信号)の波形を得ることができる。これを、PR等化・最尤復号2値化処理部116でPRML法によって2値化処理すると、図7(C)に示すNRZI信号、図7(D)に示すNRZI信号を変換したNRZ信号、図7(E)に示す2値化処理された再生信号のデータ列が得られる。そして、FS検出部132は、NRZ信号に基づく図7(E)の2値化データ列と、図7(F)の同期パターンとをパターンマッチする。図7は、図7(E)の2値化データ列と、図7(F)の同期パターンとが一致して、同期パターンが検出できたことを示している。
また、上記の図7の例では、図7(B)に示すように、短いTでゼロ・クロスしない波形であっても、図7(C)のNRZ信号で示すように、PRML法の2値化処理によって、正しいTを検出できることを示している。
一方、図8(A)に示すように、光ディスク1上のマークが図7(A)の場合よりも崩れて記録され、マークが不整形である場合について説明する。図8(A)の例では、マークの一部が幅広になって記録されている。この場合、図8(B)のイに示すように、マークの幅広部分に対応して、再生信号の波形の一部が窪んで検出されることがある。ところで、図11に示すような構成を有する従来例では、RF処理部10は、PRML法によってPR等化・最尤復号2値化処理部16のみで、2値化処理をする。一部が窪んで検出された再生信号の波形は、PR等化・最尤復号2値化処理部16で2値化処理されると、波形がゼロ・クロスしていないにもかかわらず、図8(C)に示すように、望ましくない誤った2値化処理の結果が得られる場合がある。
このとき、従来例のFS検出部32は、表1(A)に示す同期パターンを有している。
その結果、従来例で信号処理をすると、図8(E)の2値化データ列と、図8(F)の同期パターンとは一致しない。そのため、本来であれば9T9Tが記録されている部分であるため同期パターンが検出されるべきであるが、図8の例では、同期パターンを検出することができないこととなる。
Figure 2008226363
従来では、上記のように、従来のフレーム検出部32は、PR等化・最尤復号2値化処理部16で2値化された再生信号のデータ列のみを用いてフレーム同期信号を検出していたため、正しい同期パターンを検出できないおそれがあった。
本実施形態では、RF処理部110において、PR等化・最尤復号2値化処理部116に加えて、A/D変換後RFデータ2値化処理部118を備えている。従って、FS検出部132は、A/D変換後RFデータ2値化処理部118で2値化処理された再生信号のデータ列からもフレーム同期信号を検出することができる。
このことを以下に具体的に説明する。図9A、図9Bでは、光ディスク1に記録された9T9Tの部分が、マーク→スペースの順である場合を示している。
図9A(A)〜図9A(E)では、図8と同様に、PR等化・最尤復号2値化処理部116でPRML法によって2値化処理した場合を示している。
このとき、FS検出部132は、例えば、表2(B)に示す同期パターンを有している。即ち、期待する同期パターンは、9T9Tであるが、本実施形態に係るFS検出部132は、PRML法によって2値化処理し、誤ったデータが得られることを予測して、更にuTvTwT9T(u+v+w=9)の検出パターンを有する。このとき、例えば「u=2、v=5、w=2」、「u=3、v=4、w=2」など予測しうるデータを検出パターンとしてFS検出部132に記録しておく。
なお、uTvTwTの先頭と末尾のビットは固定しているとして、先頭と末尾のビットを除外して検出パターンを作成することができる。この場合、パターンマッチに予め必要な検出パターンのバリエーションを減少させることができる。そして、検出パターンが少なく済むため、迅速に同期パターンの検出を行うことができる。
なお、uTvTwT9T(u+v+w=9)の検出パターンは、光ディスク1に記録された9T9Tの部分が、マーク→スペースの順である場合である。データが誤認されるのは、光ディスク1上のピットの形状に起因するからである。
Figure 2008226363
従って、FS検出部132は、図9A(E)の2値化データ列と、表2の同期パターンとをパターンマッチする。その結果、図9A(E)の2値化データ列と、uTvTwT9T(u+v+w=9)の検出パターンが一致することになる。そのため、図9A(E)の2値化データ列は、期待する同期パターン9T9Tを含んでいる可能性がある。
このようにPR等化・最尤復号2値化処理部116で2値化処理されたデータにおいて、同期パターンを含む可能性がある場合、FS検出部132は、A/D変換後RFデータ2値化処理部118で2値化処理された再生信号のデータ列を照合して、フレーム同期信号の検出を行う。
図9B(G)は、光ディスク1上に形成されたマーク、スペースをピックアップによって読取った後、A/D変換後RFデータ2値化処理部118で高域強調処理を行った結果の再生信号(RF信号)の波形である。図9B(G)によると、図9A(B)に示すように短いTではゼロ・クロスしていなかった部分が、ゼロ・クロスしている。これを、A/D変換後RFデータ2値化処理部118で2値化処理すると、図9B(H)に示すNRZI信号、図9B(I)に示すNRZI信号を変換したNRZ信号、図9B(J)に示す2値化処理された再生信号のデータ列が得られる。
従って、FS検出部132は、NRZ信号に基づく図9B(J)の2値化データ列と、表2(B)の同期パターンとをパターンマッチする。図9Bは、図9(J)の2値化データ列と、図9B(K)の同期パターン(表2(B)の同期パターン)とが一致して、同期パターンが検出できたことを示している。
以上のように、PR等化・最尤復号2値化処理部116におけるPRML法によって得られる2値化処理データ列から同期パターンを検出することができない場合、A/D変換後RFデータ2値化処理部118における2値化処理によって得られるデータ列を照合することで、同期パターンの検出が可能となる。その結果、フレーム同期信号の検出について検出能力を向上させ、誤検出の少ない安定したフレーム同期信号の検出を行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、図9A、図9Bでは、光ディスク1に記録された9T9Tの部分が、マーク→スペースの順である場合を示し、このときのフレーム同期信号検出について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、図10A、図10Bに示すように、光ディスク1に記録された9T9Tの部分が、スペース→マークの順である場合についても同様にフレーム同期信号検出をすることができる。FS検出部132は、表2に示すように、予め9TuTvTwT(u+v+w=9)の検出パターンを有する。FS検出部132は、図10A(E)の2値化データ列と、表2の同期パターンとをパターンマッチする。その結果、図10A(E)の2値化データ列と、9TuTvTwT(u+v+w=9)の検出パターンが一致することになる。そのため、FS検出部132は、図10A(E)の2値化データ列が、期待する同期パターン9T9Tを含んでいる可能性があると判断する。そして、FS検出部132は、A/D変換後RFデータ2値化処理部118で2値化処理された再生信号のデータ列を照合して、フレーム同期信号の検出を行う。
また、例えば、上記実施形態では、ブルーレイディスクのフォーマットで定義された同期パターンの例について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、コンパクトディスク(CD)、DVD等の記録媒体の再生において、パーシャルレスポンス・最尤復号処理を行う場合にも適用することができる。即ち、各記録媒体のフォーマットで定義された同期パターンについても、本発明を適用することができる。
具体的には、DVDでは、同期パターンとしてフォーマットで定義されているユニークパターンは、14T4Tである。従って、表3に示す検出パターンを用いることで、フレーム同期信号検出の際の同期パターン検出性能を向上させることができる。
Figure 2008226363
また、CDでは、同期パターンとしてフォーマットで定義されているユニークパターンは、11T11Tである。従って、例えば表4に示す検出パターンを用いることで、フレーム同期信号検出の際の同期パターン検出性能を向上させることができる。
Figure 2008226363
また、上記実施形態では、ブルーレイディスクのフォーマットで、同期パターンが9T9Tであることから、同期パターンは、同期パターン以外に現われないユニークなT長(9T)のみの組合せであるが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、同期パターンは、DVDのように、ユニークなT長(DVDでは14T)と、同期パターン以外にも現われるユニークでないT長(DVDでは4T)との組合せであるとしてもよい。また、CDのように、ユニークでないT長(CDでは11T)のみの組合せであるとしてもよい。
上記実施形態では、誤認されたユニークパターンが3分割されていることをuTvTwTと表記したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、記録媒体のフォーマットに応じてランレングスが長くなるので、u、v、wの3分割に限られず、3以上に分割されるとしてもよい。
上記実施形態では、A/D変換後RFデータ2値化処理部は、信号がゼロ・クロスするタイミングを検出することによって、2値化処理を行うとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、A/D変換後RFデータ2値化処理部は、ゼロ値とRF波形の最大値の間に所定の閾値を設定して、その閾値を用いて2値化処理するとしてもよい。
上記実施形態では、PR等化・最尤復号2値化処理部で同期パターンが検出されない場合、A/D変換後RFデータ2値化処理部で検出された同期パターンから得られる信号をフレーム同期信号として採用するとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、A/D変換後RFデータ2値化処理部で得られた2値化データ列のみから同期パターンを検出し、同期パターンから得られる信号をフレーム同期信号として採用し、PR等化・最尤復号2値化処理部で処理されたデータは、同期パターンの検出には使用せず、音声データや画像データなどのデータの再生にのみ使用されるとしてもよい。このとき、光ディスクドライブ装置は、図2に示すPR等化・最尤復号2値化処理部116からFS検出部132への信号の流れは生じない。
本発明の第1の実施形態に係る光ディスクドライブ装置を示すブロック図である。 同実施形態に係るRF処理部とFS検出・同期保護部を示すブロック図である。 同実施形態に係る高域強調処理を示すブロック図(A)、特性図(B)、タイミング図(C)である。 フレーム同期信号(FS)同期保護の4状態の状態遷移図及びその遷移状態を示す。 オープン状態からロック状態に遷移する場合のタイミング図である。 ロック状態からオープン状態に遷移する場合のタイミング図である。 本発明の第1の実施形態に係るPR等化・最尤復号2値化処理部でPRML法によって2値化処理されたデータからのフレーム検出を示すタイミング図である。 従来のフレーム検出を示すタイミング図である。 本発明の第1の実施形態に係るPR等化・最尤復号2値化処理部及びA/D変換後RFデータ2値化処理部によって2値化処理されたデータからのフレーム検出を示すタイミング図である。 同実施形態に係るPR等化・最尤復号2値化処理部及びA/D変換後RFデータ2値化処理部によって2値化処理されたデータからのフレーム検出を示すタイミング図である。 同実施形態に係るPR等化・最尤復号2値化処理部及びA/D変換後RFデータ2値化処理部によって2値化処理されたデータからのフレーム検出を示すタイミング図である。 同実施形態に係るPR等化・最尤復号2値化処理部及びA/D変換後RFデータ2値化処理部によって2値化処理されたデータからのフレーム検出を示すタイミング図である。 従来の光ディスクドライブ装置のRF処理部とFS検出・同期保護部を示すブロック図である。
符号の説明
1 光ディスク
100 光ディスクドライブ装置
102 スピンドルモータ
104 スピンドル制御部
6、106 ピックアップ・RFアンプ
108 ピックアップ制御部
10、110 RF処理部
12、112 PLL
14、114 A/D変換部
16、116 PR等化・最尤復号2値化処理部
118 A/D変換後RFデータ2値化処理部
30、130 FS検出・同期保護部
32、132 FS検出部
34、134 同期ステート制御・タイミングカウンタ部
36、136 FS同期保護設定レジスタ部
50、150 復調・ECC訂正/アドレスデコード部
52、152 MPU(micro processing unit)
154 ホストIFコントローラ
156 ホスト

Claims (10)

  1. 記録媒体に記録されたデータから読み取られた信号をパーシャルレスポンス・最尤復号処理によって2値化処理する第1の2値化部と、
    前記信号を所定の閾値との大小関係により2値化処理する第2の2値化部と、
    前記第1の2値化部と、前記第2の2値化部で処理されたデータから、フレーム同期信号を検出するフレーム同期信号検出部と、
    を備え、
    前記フレーム同期信号検出部は、
    前記第1の2値化部で得られた第1の2値化データ列から同期パターンを検出する第1のフレーム同期信号検出部と、
    前記第2の2値化部で得られた第2の2値化データ列から同期パターンを検出する第2のフレーム同期信号検出部と、
    を有し、
    前記第1のフレーム同期信号検出部で前記同期パターンが検出されない場合、前記第2のフレーム同期信号検出部で検出された前記同期パターンから得られる信号を前記フレーム同期信号として採用することを特徴とする、記録媒体の再生装置。
  2. 前記第1のフレーム同期信号検出部において、前記第1の2値化データ列が、前記同期パターンであるか、検出パターンであるかをパターンマッチングによって判定して、
    前記第1の2値化データ列から前記同期パターンが検出されず、前記検出パターンが検出されたとき、
    前記第2のフレーム同期信号検出部で検出された前記同期パターンから得られる信号を前記フレーム同期信号として採用することを特徴とする、請求項1記載の記録媒体の再生装置。
  3. 前記第1のフレーム同期信号検出部において、前記第1の2値化データ列の所定のビットを除いて前記パターンマッチングを行うことを特徴とする、請求項1記載の記録媒体の再生装置。
  4. 前記第2の2値化部は、前記記録媒体から読み取られた信号を高域強調処理した後に、2値化処理することを特徴とする、請求項1記載の記録媒体の再生装置。
  5. 記録媒体に記録されたデータから読み取られた信号をパーシャルレスポンス・最尤復号処理によって2値化処理する第1の2値化部と、
    前記信号を所定の閾値との大小関係により2値化処理する第2の2値化部と、
    前記第2の2値化部で得られた2値化データ列から同期パターンを検出し、前記同期パターンから得られる信号を前記フレーム同期信号として採用し、
    前記第1の2値化部で処理されたデータは、前記データの再生にのみ使用されることを特徴とする、記録媒体の再生装置。
  6. 記録媒体に記録されたデータから読み取られた信号をパーシャルレスポンス・最尤復号処理によって2値化処理する第1の2値化ステップと、
    前記信号を所定の閾値との大小関係により2値化処理する第2の2値化ステップと、
    前記第1の2値化部と、前記第2の2値化部で処理されたデータから、フレーム同期信号を検出するステップと、
    を含み、
    前記フレーム同期信号を検出するステップは、
    前記第1の2値化ステップで得られた第1の2値化データ列から同期パターンを検出する第1のフレーム同期信号検出ステップと、
    前記第2の2値化ステップで得られた第2の2値化データ列から同期パターンを検出する第2のフレーム同期信号検出ステップと、
    を含み、
    前記第1のフレーム同期信号検出ステップで前記同期パターンが検出されない場合、前記第2のフレーム同期信号検出ステップで検出された前記同期パターンから得られる信号を前記フレーム同期信号として採用することを特徴とする、記録媒体の再生方法。
  7. 前記第1のフレーム同期信号検出ステップにおいて、
    前記第1の2値化データ列が、前記同期パターンであるか、検出パターンであるかをパターンマッチングによって判定して、
    前記第1の2値化データ列から前記同期パターンが検出されず、前記検出パターンが検出されたとき、
    前記第2のフレーム同期信号検出ステップで検出された前記同期パターンから得られる信号を前記フレーム同期信号として採用することを特徴とする、請求項6記載の記録媒体の再生方法。
  8. 前記第1のフレーム同期信号検出ステップにおいて、前記第1の2値化データ列の所定のビットを除いて前記パターンマッチングを行うことを特徴とする、請求項6記載の記録媒体の再生方法。
  9. 前記第2の2値化ステップは、前記記録媒体から読み取られた信号を高域強調処理した後に、2値化処理することを特徴とする、請求項6記載の記録媒体の再生方法。
  10. 記録媒体に記録されたデータから読み取られた信号をパーシャルレスポンス・最尤復号処理によって2値化処理する第1の2値化ステップと、
    前記信号を所定の閾値との大小関係により2値化処理する第2の2値化ステップと、
    前記第2の2値化ステップで得られた2値化データ列から同期パターンを検出し、前記同期パターンから得られる信号を前記フレーム同期信号として採用し、
    前記第1の2値化ステップで処理されたデータは、前記データの再生にのみ使用されることを特徴とする、記録媒体の再生方法。
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