JP2009032348A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

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誠二 松井
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Abstract

【課題】 光ディスクへのアクセス時間の短縮を図る光ディスク再生装置を提供する。
【解決手段】 光ディスク再生装置において、光ディスクから読み出された再生データに含まれる一定周期で出現する連続データを検出する連続データ検出部18と、光ディスクに記録されたデータを再度読み出すリトライ処理を制御するリトライ処理制御部20を備え、光ディスクの再生データに含まれる、一定周期で出現するデータの連続性を観測し、その連続性が失われたときにリトライ処理を実行することにより、光ディスクへのアクセス時間の短縮を図る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ディスクに記録されている記録データを再生する光ディスク再生装置に関するものであり、特に、光ディスク再生に伴うリトライ処理に関する。
近年、光ディスクのメディアはCD(Compact Disc)及びDVD(Digital Versatile Disc)において多様化しており、それらメディアに情報を記録する手段も多様化してきた。特にDVDは、CDに比べ記録密度が高密度であることにより、記憶容量は非常に大きく、エンターテイメントを中心としたコンテンツを記録する手段として幅広く使用されている。
さらに、DVDにはDVD−R/+R/−RW/+RW/RAMといった様々な種類のディスクフォーマットが存在し、用途や記憶容量に応じて選択されている。ここでは、特にDVD−RAMのデータ構造及び再生方法について説明する。
DVD−RAMは記録型DVD規格の1つで、物理フォーマットとしては、ウォブルランドグルーブ方式を採用しており、同心円状にトラックが形成されている。トラック上にセクタと呼ばれる領域が存在し、セクタはアドレスデータが記録されているヘッダフィールドとユーザがデータを記録できるレコーディングフィールドに分類される。
ヘッダフィールドのデータフォーマットは、ヘッダ1フィールド、ヘッダ2フィールド、ヘッダ3フィールド、ヘッダ4フィールドにより構成されており、それぞれのフィールドには実質同様のデータが記録されている。これはヘッダフィールドに記録されているアドレス情報の取得精度を向上させるためである。
また、1つのヘッダフィールドの構成としては、図34に示す様に、Variable Frequency Oscillator(以下VFO)と呼ばれる単一周期の同期コードと、Address Mark(以下AM)と呼ばれる同期コードと、Physical ID(以下PID)と呼ばれる物理アドレスIDコードと、PID Error Detection Code(以下PED)と呼ばれるアドレス情報に対する誤り検出コードと、Post Amble(以下PA)と呼ばれる特定コードにて構成されている。さらにレコーディングフィールドの構成としては、図35に示す様に、Gap Fieldと呼ばれるランダムコードと、Guard fieldと呼ばれるランダムコードと、VFOと、Pre‐synchronous Code(以下PS)と呼ばれる同期コードと、Data Fieldと呼ばれるユーザ記録領域と、PAにて構成されている。(例えば、特許文献1参照。)。
これらのデータ構造により構成されている記録データを再生する方法として周知になっているのが、セクタのヘッダフィールド及びレコーディングフィールドに存在しているVFOでのフェーズロックドループ(以下PLL)回路を用いる方法である。(例えば、特許文献2参照。)。
従来の光ディスク再生装置の構成を図36に示す。光ディスク再生装置は光ピックアップを備えた光学レーザ2から光ディスク1の記録面上にレーザ制御部13にて制御されたレーザ光が照射される。光ディスク1の記録面上から反射された反射光の強弱を検出して、光ディスクに記録されている情報(データ)を読み取り、電気信号に変換する。フロントエンドプロセッサ(Front end Processor:以下FEP)3は、読み出された再生信号を増幅し、ゲインを調整し、不要な高域ノイズ成分の除去と必要な信号帯域の強調処理を行う。電気信号に変換後、A/D変換器4により、デジタル信号に変換され、デジタルリードチャネル(Digital Read Channel:以下DRC)5に入力される。DRC5では入力デジタル信号に同期したタイミング信号を生成し、サンプリング方式を制御する。ここでいうサンプリング方式には2種類あり、1つはオフセットサンプリングであり、もう1つはピークサンプリングである。それぞれのサンプリング方式を図37及び図38に示す。図37で描写されているようにオフセットサンプリングは記録情報としての“1”に対応付けられるピットのエッジに同期したサンプリング方式である。また、図38に描写されているようにピークサンプリングは、前述したオフセットサンプリングとはサンプリングの位相が180°異なり、ディスク上に記録されている記録ピットのうち奇数パターン(例えば3T、5TなどTはチャネルサンプリングクロック)の再生波形に対するピーク値をサンプリングするサンプリング方式であり、理想センターレベルにてスライスし、2値化するためのものである。上記方式により、DRC5から再生2値化データ6が出力され、そのデータに同期した再生クロック7も出力される。次に再生2値化データ6と再生クロック7は復調回路(以下FMT)8に入力され、8−16変調規則に則って16ビットの再生データを8ビットのデータに復調する。この再生データはメモリ9に一旦蓄積され、ある処理単位のデータがたまり次第、誤り訂正回路(以下ECC)10にて誤り訂正処理を施される。また、光学レーザの位置制御や光学レーザ2から出力されるレーザ光の位置制御はサーボ制御部12にて制御され、光ディスクを回転させるモータを制御するのはモータ制御部14である。CPU11は、DRC5、FMT8、メモリ9、ECC10、サーボ制御部12、レーザ制御部13、及びモータ制御部14を制御する。
特開平11−120564号公報 特開2000−200467号公報
しかしながら、前記従来の構成では、ディスク上の傷などを検出できるか、あるいはある処理単位により誤り訂正ができなかったか、あるいはアドレス情報が取得できない場合にリトライ処理を実行していたので、ある任意のアドレスからユーザが指定したアドレスに光ピックアップから照射されたレーザ光を移動させる際、移動先のアドレスを取得し、指定アドレスであることを認識した後、トラッキングが不安定なことから隣接トラックに流れてしまう場合があり、流れた先のアドレス情報を取得できるまでリトライ処理がかけられず、光ディスクへのアクセス時間の遅延を招くという課題を有していた。
また、記録密度が高密度である光ディスクメディアを再生する場合か、あるいは高倍速で記録されたデータを読み取る場合か、あるいは高倍速にて再生する場合において、読み取る再生データの質が劣化し、信頼性を著しく損ねている場合でも、ある処理単位のデータ量を蓄積し、誤り訂正不能と判断されるまではリトライ処理が実行されず、光ディスクへのアクセス時間がその分遅延してしまうという課題も有していた。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、光ディスクへのアクセス時間を短縮することのできる光ディスク再生装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の請求項1に係る光ディスク再生装置は、光ディスクに記録されたデータを読み出し、再生する記録データ再生部と、前記記録データ再生部にて読み出された再生データに含まれる一定周期で出現する連続データを検出する連続データ検出部と、光ディスクに記録されたデータを再度読み出すリトライ処理を制御するリトライ処理制御部とを備え、前記連続データの連続性を観測し、連続性が損なわれた時点でリトライ処理をすることを特徴とする。
本構成によって、前記連続データの連続性が損なわれた時点でリトライ処理ができる。
また、本発明の請求項2に係る光ディスク再生装置は、請求項1記載の光ディスク再生装置において、前記連続データの連続回数をカウントする連続データカウンタと、任意のデータ区間を検出するデータ区間検出部を備え、ある任意のデータ区間内の前記連続データカウンタのカウント値に基づき、リトライ処理をすることを特徴とする。
本構成によって、任意のデータ区間内の前記連続データカウンタのカウント値が任意の値を取ることでリトライ処理ができる。
また、本発明の請求項3に係る光ディスク再生装置は、請求項2記載の光ディスク再生装置において、任意のデータ区間内の前記連続データカウンタのカウント値と、可変に設定できる連続データ閾値を比較する連続データ比較器を備え、前記連続データ比較器にて比較した比較結果に基づき、リトライ処理をすることを特徴とする。
本構成によって、前記連続データカウンタのカウント値と比較する前記連続データ閾値を可変に設定できる。
また、本発明の請求項4に係る光ディスク再生装置は、請求項1記載の光ディスク再生装置において、前記連続データの不連続回数をカウントする不連続データカウンタと、任意のデータ区間を検出するデータ区間検出部を備え、任意のデータ区間内の前記不連続データカウンタのカウント値に基づき、リトライ処理をすることを特徴とする。
本構成によって、任意のデータ区間内の前記不連続データカウンタのカウント値が任意の値を取ることでリトライ処理ができる。
また、本発明の請求項5に係る光ディスク再生装置は、請求項4記載の光ディスク再生装置において、任意のデータ区間内の前記不連続データカウンタのカウント値と、可変に設定できる不連続データ閾値を比較する不連続データ比較器を備え、前記不連続データ比較器にて比較した比較結果に基づき、リトライ処理をすることを特徴とする。
本構成によって、前記不連続データカウンタのカウント値と比較する前記不連続データ閾値を可変に設定できる。
また、本発明の請求項6に係る光ディスク再生装置は、光ディスクに記録されたデータを読み出し、再生する記録データ再生部と、前記記録媒体におけるユーザが記録できる領域を検出するユーザデータ領域検出部と、前記ユーザデータ領域検出部によって検出されたユーザデータ領域内に存在する一定周期で出現するユーザデータ領域内連続データを検出するユーザデータ領域内連続データ検出部と、光ディスクに記録されたデータを再度読み出すリトライ処理を制御するリトライ処理制御部とを備え、前記ユーザデータ領域内連続データの連続性を観測し、連続性が損なわれた時点でリトライ処理をすることを特徴とする。
本構成によって、前記ユーザデータ領域内連続データの連続性が損なわれた時点でリトライ処理ができる。
また、本発明の請求項7に係る光ディスク再生装置は、請求項6記載の光ディスク再生装置において、前記ユーザデータ領域内連続データの連続回数をカウントするユーザデータ領域内連続データカウンタを備え、前記ユーザデータ領域内連続データカウンタのカウント値に基づき、リトライ処理をすることを特徴とする。
本構成によって、前記ユーザデータ領域内連続データカウンタのカウント値が任意の値を取ることでリトライ処理ができる。
また、本発明の請求項8に係る光ディスク再生装置は、請求項7記載の光ディスク再生装置において、前記ユーザデータ領域内連続データカウンタのカウント値と、可変に設定できるユーザデータ領域内連続データ閾値を比較するユーザデータ領域内連続データ比較器を備え、前記ユーザデータ領域内連続データ比較器にて比較した比較結果に基づき、リトライ処理をすることを特徴とする。
本構成によって、前記ユーザデータ領域内連続データカウンタのカウント値と比較する前記ユーザデータ領域内連続データ閾値を可変に設定できる。
また、本発明の請求項9に係る光ディスク再生装置は、請求項6記載の光ディスク再生装置において、前記ユーザデータ領域内連続データの不連続回数をカウントするユーザデータ領域内不連続データカウンタを備え、前記ユーザデータ領域内不連続データカウンタのカウント値に基づき、リトライ処理をすることを特徴とする。
本構成によって、前記ユーザデータ領域内不連続データカウンタのカウント値が任意の値を取ることでリトライ処理ができる。
また、本発明の請求項10に係る光ディスク再生装置は、請求項9記載の光ディスク再生装置において、前記ユーザデータ領域内不連続データカウンタのカウント値と、可変で設定できるユーザデータ領域内不連続データ閾値を比較するユーザデータ領域内不連続データ比較器を備え、前記ユーザデータ領域内不連続データ比較器にて比較した比較結果に基づき、リトライ処理をすることを特徴とする。
本構成によって、前記ユーザデータ領域内不連続データカウンタのカウント値と比較する前記ユーザデータ領域内不連続データ閾値を可変に設定できる。
また、本発明の請求項11に係る光ディスク再生装置は、光ディスクに記録されたデータを読み出し、再生する記録データ再生部と、前記記録媒体におけるアドレスデータが記録されている領域を検出するアドレスデータ領域検出部と、前記アドレスデータ領域検出部によって検出されたアドレスデータ領域内に存在する一定周期で出現するアドレスデータ領域内連続データを検出するアドレスデータ領域内連続データ検出部と、光ディスクに記録されたデータを再度読み出すリトライ処理を制御するリトライ処理制御部とを備え、前記アドレスデータ領域内連続データの連続性を観測し、連続性が損なわれた時点でリトライ処理をすることを特徴とする。
本構成によって、前記アドレスデータ領域内連続データの連続性が損なわれた時点でリトライ処理ができる。
また、本発明の請求項12に係る光ディスク再生装置は、請求項11記載の光ディスク再生装置において、前記アドレスデータ領域内連続データの連続回数をカウントするアドレスデータ領域内連続データカウンタを備え、前記アドレスデータ領域内連続データカウンタのカウント値に基づき、リトライ処理をすることを特徴とする。
本構成によって、前記アドレスデータ領域内連続データカウンタのカウント値が任意の値を取ることでリトライ処理ができる。
また、本発明の請求項13に係る光ディスク再生装置は、請求項12記載の光ディスク再生装置において、前記アドレスデータ領域内連続データカウンタのカウント値と、可変に設定できるアドレスデータ領域内連続データ閾値を比較するアドレスデータ領域内連続データ比較器を備え、前記アドレスデータ領域内連続データ比較器にて比較した比較結果に基づき、リトライ処理をすることを特徴とする。
本構成によって、前記アドレスデータ領域内連続データカウンタのカウント値と比較する前記アドレスデータ領域内連続データ閾値を可変に設定できる。
また、本発明の請求項14に係る光ディスク再生装置は、請求項11記載の光ディスク再生装置において、前記アドレスデータ領域内連続データの不連続回数をカウントするアドレスデータ領域内不連続データカウンタを備え、前記アドレスデータ領域内不連続データカウンタのカウント値に基づき、リトライ処理をすることを特徴とする。
本構成によって、前記アドレスデータ領域内不連続データカウンタのカウント値が任意の値を取ることでリトライ処理ができる。
また、本発明の請求項15に係る光ディスク再生装置は、請求項14記載の光ディスク再生装置において、前記アドレスデータ領域内不連続データカウンタのカウント値と、可変に設定できるアドレスデータ領域内不連続データ閾値を比較するアドレスデータ領域内不連続データ比較器を備え、前記アドレスデータ領域内不連続データ比較器にて比較した比較結果に基づき、リトライ処理をすることを特徴とする。
本構成によって、前記アドレスデータ領域内不連続データカウンタのカウント値と比較する前記アドレスデータ領域内不連続データ閾値を可変に設定できる。
本発明の請求項1に係る光ディスク再生装置によれば、光ディスクに記録されたデータを読み出し、再生する記録データ再生部と、前記記録データ再生部にて読み出された再生データに含まれる一定周期で出現する連続データを検出する連続データ検出部と、光ディスクに記録されたデータを再度読み出すリトライ処理を制御するリトライ処理制御部とを備え、前記連続データの連続性を観測し、連続性が損なわれた時点でリトライ処理をするものであるので、連続データの連続性が損なわれた時点でリトライ処理ができ、データアクセス時間を短縮できる、優れた光ディスク再生装置を実現するものである。
また、本発明の請求項2に係る光ディスク再生装置によれば、請求項1記載の光ディスク再生装置において、前記連続データの連続回数をカウントする連続データカウンタと、任意のデータ区間を検出するデータ区間検出部を備え、ある任意のデータ区間内の前記連続データカウンタのカウント値に基づき、リトライ処理をするものであるので、任意のデータ区間内の前記連続データカウンタのカウント値が任意の値を取ることでリトライ処理ができる。
また、本発明の請求項3に係る光ディスク再生装置によれば、請求項2記載の光ディスク再生装置において、任意のデータ区間内の前記連続データカウンタのカウント値と、可変に設定できる連続データ閾値を比較する連続データ比較器を備え、前記連続データ比較器にて比較した比較結果に基づき、リトライ処理をするものであるので、連続データカウンタのカウント値と比較する連続データ閾値を可変に設定し、リトライ処理をするか判断する際の比較を行うことができる。
また、本発明の請求項4に係る光ディスク再生装置によれば、請求項1記載の光ディスク再生装置において、前記連続データの不連続回数をカウントする不連続データカウンタと、任意のデータ区間を検出するデータ区間検出部を備え、任意のデータ区間内の前記不連続データカウンタのカウント値に基づき、リトライ処理をするものであるので、任意のデータ区間内の不連続データカウンタのカウント値が任意の値を取ることでリトライ処理ができる。
また、本発明の請求項5に係る光ディスク再生装置によれば、請求項4記載の光ディスク再生装置において、任意のデータ区間内の前記不連続データカウンタのカウント値と、可変に設定できる不連続データ閾値を比較する不連続データ比較器を備え、前記不連続データ比較器にて比較した比較結果に基づき、リトライ処理をするものであるので、不連続データカウンタのカウント値と比較する前記不連続データ閾値を可変に設定し、リトライ処理をするか判断する際の比較を行うことができる。
また、本発明の請求項6に係る光ディスク再生装置によれば、光ディスクに記録されたデータを読み出し、再生する記録データ再生部と、前記記録媒体におけるユーザが記録できる領域を検出するユーザデータ領域検出部と、前記ユーザデータ領域検出部によって検出されたユーザデータ領域内に存在する一定周期で出現するユーザデータ領域内連続データを検出するユーザデータ領域内連続データ検出部と、光ディスクに記録されたデータを再度読み出すリトライ処理を制御するリトライ処理制御部とを備え、前記ユーザデータ領域内連続データの連続性を観測し、連続性が損なわれた時点でリトライ処理をするものであるので、ユーザデータ領域内連続データの連続性が損なわれた時点でリトライ処理ができ、データアクセス時間を短縮できる、優れた光ディスク再生装置を実現するものである。
また、本発明の請求項7に係る光ディスク再生装置によれば、請求項6記載の光ディスク再生装置において、前記ユーザデータ領域内連続データの連続回数をカウントするユーザデータ領域内連続データカウンタを備え、前記ユーザデータ領域内連続データカウンタのカウント値に基づき、リトライ処理をするものであるので、ユーザデータ領域内連続データカウンタのカウント値が任意の値を取ることでリトライ処理ができる。
また、本発明の請求項8に係る光ディスク再生装置によれば、請求項7記載の光ディスク再生装置において、前記ユーザデータ領域内連続データカウンタのカウント値と、可変に設定できるユーザデータ領域内連続データ閾値を比較するユーザデータ領域内連続データ比較器を備え、前記ユーザデータ領域内連続データ比較器にて比較した比較結果に基づき、リトライ処理をするものであるので、ユーザデータ領域内連続データカウンタのカウント値と比較する前記ユーザデータ領域内連続データ閾値を可変に設定し、リトライ処理をするか判断する際の比較を行うことができる。
また、本発明の請求項9に係る光ディスク再生装置によれば、請求項6記載の光ディスク再生装置において、前記ユーザデータ領域内連続データの不連続回数をカウントするユーザデータ領域内不連続データカウンタを備え、前記ユーザデータ領域内不連続データカウンタのカウント値に基づき、リトライ処理をするものであるので、ユーザデータ領域内不連続データカウンタのカウント値が任意の値を取ることでリトライ処理ができる。
また、本発明の請求項10に係る光ディスク再生装置によれば、請求項9記載の光ディスク再生装置において、前記ユーザデータ領域内不連続データカウンタのカウント値と、可変で設定できるユーザデータ領域内不連続データ閾値を比較するユーザデータ領域内不連続データ比較器を備え、前記ユーザデータ領域内不連続データ比較器にて比較した比較結果に基づき、リトライ処理をするものであるので、ユーザデータ領域内不連続データカウンタのカウント値と比較する前記ユーザデータ領域内不連続データ閾値を可変に設定し、リトライ処理をするか判断する際の比較を行うことができる。
また、本発明の請求項11に係る光ディスク再生装置によれば、光ディスクに記録されたデータを読み出し、再生する記録データ再生部と、前記記録媒体におけるアドレスデータが記録されている領域を検出するアドレスデータ領域検出部と、前記アドレスデータ領域検出部によって検出されたアドレスデータ領域内に存在する一定周期で出現するアドレスデータ領域内連続データを検出するアドレスデータ領域内連続データ検出部と、光ディスクに記録されたデータを再度読み出すリトライ処理を制御するリトライ処理制御部とを備え、前記アドレスデータ領域内連続データの連続性を観測し、連続性が損なわれた時点でリトライ処理をするものであるので、アドレスデータ領域内連続データの連続性が損なわれた時点でリトライ処理ができ、データアクセス時間を短縮できる、優れた光ディスク再生装置を実現するものである。
また、本発明の請求項12に係る光ディスク再生装置によれば、請求項11記載の光ディスク再生装置において、前記アドレスデータ領域内連続データの連続回数をカウントするアドレスデータ領域内連続データカウンタを備え、前記アドレスデータ領域内連続データカウンタのカウント値に基づき、リトライ処理をするものであるので、前記アドレスデータ領域内連続データカウンタのカウント値が任意の値を取ることでリトライ処理ができる。
また、本発明の請求項13に係る光ディスク再生装置によれば、請求項12記載の光ディスク再生装置において、前記アドレスデータ領域内連続データカウンタのカウント値と、可変に設定できるアドレスデータ領域内連続データ閾値を比較するアドレスデータ領域内連続データ比較器を備え、前記アドレスデータ領域内連続データ比較器にて比較した比較結果に基づき、リトライ処理をするものであるので、前記アドレスデータ領域内連続データカウンタのカウント値と比較する前記アドレスデータ領域内連続データ閾値を可変に設定し、リトライ処理をするか判断する際の比較を行うことができる。
また、本発明の請求項14に係る光ディスク再生装置によれば、請求項11記載の光ディスク再生装置において、前記アドレスデータ領域内連続データの不連続回数をカウントするアドレスデータ領域内不連続データカウンタを備え、前記アドレスデータ領域内不連続データカウンタのカウント値に基づき、リトライ処理をするものであるので、アドレスデータ領域内不連続データカウンタのカウント値が任意の値を取ることでリトライ処理ができる。
また、本発明の請求項15に係る光ディスク再生装置によれば、請求項14記載の光ディスク再生装置において、前記アドレスデータ領域内不連続データカウンタのカウント値と、可変に設定できるアドレスデータ領域内不連続データ閾値を比較するアドレスデータ領域内不連続データ比較器を備え、前記アドレスデータ領域内不連続データ比較器にて比較した比較結果に基づき、リトライ処理をするものであるので、アドレスデータ領域内不連続データカウンタのカウント値と比較する前記アドレスデータ領域内不連続データ閾値を可変に設定し、リトライ処理をするか判断する際の比較を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図11を参照して、本発明の実施の形態1にかかる光ディスク再生装置について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、光ディスク再生装置は、光ディスク1、光学レーザ2、FEP3、A/D変換器4、DRC5、FMT8、メモリ9、ECC10、CPU11、サーボ制御部12、レーザ制御部13、モータ制御部14、データ区間検出部16、連続データ検出部18、リトライ制御部20によって構成され、前記光学レーザ2によって前記光ディスク1の記録面上に照射されたレーザ光が反射され、反射光の強弱を検出して、前記光ディスク1に記録されている情報(データ)を読み取り、電気信号に変換する。前記FEP3は、読み出された再生信号を増幅し、ゲインを調整し、不要な高域ノイズ成分の除去と必要な信号帯域の強調処理を行う。強調処理を行われた再生信号は、前記A/D変換器4により、デジタル信号に変換され、前記再生波形データ15として前記DRC5に入力される。前記DRC5では再生波形データ15を2値化処理し、前記再生2値化データ6と前記再生2値化データ6に同期した前記再生クロック7を出力する。ここで前記データ区間検出部16は前記再生クロック7と前記再生波形データ15を用いてデータ区間フラグ17を生成する。前記データ区間検出部16は、前記データ区間フラグ17を生成する際に用いるカウンタを有してもよい。
本発明の実施の形態1にかかる光ディスク再生装置の再生波形データ15とデータ区間フラグ17のタイミングチャートを図2に示す。
図2において、再生波形データ15のアドレス領域及びユーザデータ領域での連続データを検出するための領域を、データ区間フラグ17がHighの領域とする場合を示す。なお、前記再生波形データ15と前記データ区間フラグ17の関係は反転していてもよい。
前記連続データ検出部18は前記データ区間フラグ17の検出区間中に前記再生波形データ15内に存在する連続データを前記再生2値化データ6によって検出し、連続データの連続性が損なわれた時点で状態が反転する連続データフラグ19を生成する。
前記連続データフラグ19の状態変化を検出し、リトライ処理を実行するためのフラグ信号であるリトライフラグ21を生成するのが、前記リトライ制御部20である。リトライフラグ21は、連続データフラグ19の状態変化に連動して、状態が変化する。例えば、リトライフラグ21は、連続データフラグ19がHighからLowに状態変化したときに、LowからHigh、またはHighからLowに状態が変化し、リトライ処理が実行される。
図1に示した本発明の実施の形態1にかかる光ディスク再生装置の、リトライフラグ生成のタイミングチャートを図3に示す。
図3において、データ区間フラグ17がHighの区間内で再生波形データ15のアドレス領域及びユーザデータ領域の連続データを検出する。再生波形データ15のアドレス領域及びユーザデータ領域は複数の連続データを有しており、決められた間隔で連続データが存在する。連続データ検出部18により、データ区間フラグ17がHighの区間内の連続データを検出し、再生波形データ15のアドレス領域及びユーザデータ領域内の連続データがあるべき箇所に存在しないとき、連続データフラグ19は、HighからLowに状態変化する。連続データフラグ19の状態変化と連動して、リトライフラグ21はLowからHighになる。
また、図4に示すように、前記連続データフラグ19の状態変化をカウントする連続データカウンタ22を有し、前記連続データカウンタ22のカウント値である連続データカウント値23がN(Nは任意の整数)回になった時点で前記リトライフラグ21の状態を変化させてもよい。
図4に示した本発明の実施の形態1にかかる光ディスク再生装置の、リトライフラグ生成のタイミングチャートを図5に示す。
図5において、データ区間フラグ17がHighの区間内で連続データを検出する。ここで、データ区間フラグ17がHighの区間内に連続データがあるべき箇所にすべて存在する場合は連続データはN+1個あるとする。また、リトライ制御部20は、連続データがN+1個あればリトライ処理を行わないよう設定されているものとする。連続データ検出部18によりデータ区間フラグ17がHighの区間内の連続データを検出し連続データフラグ19が出力され、連続データカウンタ22により、連続データカウント値23がカウントアップされる。図5に示すように、データ区間フラグ17がHighからLowになったときに連続データがあるべき箇所に存在せず連続データカウント値23がNである場合、リトライ制御部20に設定されている数値N+1より小さいため、リトライフラグ21をLowからHighに状態変化し、リトライ処理を行う。
また、図6に示すように、前記連続データカウント値23と、CPUにより可変に設定できる連続データ閾値24とを比較する連続データ比較器25を有し、比較結果によって状態が変化する連続データ比較フラグ26によって前記リトライフラグ21の状態を変化させてもよい。
図6に示した本発明の実施の形態1にかかる光ディスク再生装置の、リトライフラグ生成のタイミングチャートを図7に示す。
図7において、データ区間フラグ17がHighの区間内で連続データを検出する。ここで、連続データ閾値24は、連続データ比較器25にCPU11により設定され、変更することができる。図7では連続データ閾値24はMである場合を示す。連続データ検出部18によりデータ区間フラグ17がHighの区間内の連続データを検出し連続データフラグ19が出力され、連続データカウンタ22により、連続データカウント値23がカウントアップされる。データ区間フラグ17がHighからLowになったときに、連続データ比較器25により、連続データカウント値23と連続データ閾値24を比較する。ここで、連続データがあるべき箇所に存在せず連続データカウント値23はM−1であり、連続データ閾値24のMより小さいため、連続データ比較フラグ26はHighからLowに状態変化する。このとき、リトライフラグ21はLowからHighに状態変化し、リトライ処理を行う。
なお、連続データカウント値23が連続データ閾値24より大きいか又は等しいときは、連続データ比較フラグ26はHigh、リトライフラグ21はLowのままであり、リトライ処理を行わない。
また、図8に示すように、前記連続データ検出部18にて連続データが不連続になったときに状態が変化する不連続データフラグ27を生成し、前記不連続データフラグ27の状態変化をカウントする不連続データカウンタ28を有し、前記不連続データカウンタ28のカウント値である不連続データカウント値29がN(Nは任意の整数)回になった時点で前記リトライフラグ21の状態を変化させてもよい。
図8に示した本発明の実施の形態1にかかる光ディスク再生装置の、リトライフラグ生成のタイミングチャートを図9に示す。
図9において、データ区間フラグ17がHighの区間内で連続データの不連続を検出する。連続データ検出部18により、連続データが連続して検出されないとき、連続データの不連続が検出される。ここで、リトライ制御部20は不連続データカウント値29がNになったとき、リトライフラグ21をLowからHighに状態変化するよう設定されている。連続データ検出部18によりデータ区間フラグ17がHighの区間内の連続データが不連続であることを検出し不連続データフラグ27が出力され、不連続データカウンタ28により、不連続データカウント値29がカウントアップされる。図9に示すように、連続データがあるべき箇所に存在せず、不連続データカウント値29がNになったとき、リトライフラグ21をLowからHighに状態変化し、リトライ処理を行う。
ここで、データ区間フラグ17がHighからLowになる前に、不連続データカウント値29がNになったときは、その時点で、リトライフラグ21をLowからHighに状態変化する。
また、図10に示すように、前記不連続データカウント値29と、CPUにより可変に設定できる不連続データ閾値30とを比較する不連続データ比較器31を有し、比較結果によって状態が変化する不連続データ比較フラグ32によって前記リトライフラグ21の状態を変化させてもよい。
図10に示した本発明の実施の形態1にかかる光ディスク再生装置の、リトライフラグ生成のタイミングチャートを図11に示す。
図11において、データ区間フラグ17がHighの区間内で連続データの不連続を検出する。連続データ検出部18により、連続データが連続して検出されないとき、連続データの不連続が検出される。また、不連続データ閾値30は、不連続データ比較器31にCPU11により設定され、変更することができる。図11では不連続データ閾値30はMである場合を示す。連続データ検出部18によりデータ区間フラグ17がHighの区間内の連続データが不連続であることを検出し不連続データフラグ27が出力され、不連続データカウンタ28により、不連続データカウント値29がカウントアップされる。不連続データ比較器31により、不連続データカウント値29と不連続データ閾値30を比較する。ここで、連続データがあるべき箇所に存在せず、不連続データカウント値29がMになったとき、連続データ閾値24のMと等しいため、不連続データ比較フラグ32はLowからHighに状態変化する。このとき、リトライフラグ21はLowからHighに状態変化し、リトライ処理を行う。
ここで、データ区間フラグ17がHighからLowになる前に、不連続データカウント値29がMになった時は、その時点で、リトライフラグ21をLowからHighに状態変化する。
なお、データ区間フラグ17がHighの区間内で不連続データカウント値29が不連続データ閾値30より小さいときは、不連続データ比較フラグ32はLowのままであり、リトライ処理を行わない。
以上のように、本実施の形態によれば、光ディスク1から読み出された再生データに含まれる一定周期で出現する連続データを検出する連続データ検出部18と、光ディスク1に記録されたデータを再度読み出すリトライ処理を制御するリトライ制御部20とを備え、前記連続データの連続性を観測し、連続性が損なわれた時点でリトライ処理をするようにしたので、光ディスクへのアクセス時間の短縮を図ることができる。
(実施の形態2)
図12〜図22を参照して、本発明の実施の形態2にかかる光ディスク再生装置について説明する。
図12は、本発明の実施の形態2にかかる光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。
図12に示すように、光ディスク再生装置は、光ディスク1、光学レーザ2、FEP3、A/D変換器4、DRC5、FMT8、メモリ9、ECC10、CPU11、サーボ制御部12、レーザ制御部13、モータ制御部14、ユーザデータ領域検出部33、ユーザデータ領域内連続データ検出部35、リトライ制御部20によって構成され、前記光学レーザ2によって前記光ディスク1の記録面上に照射されたレーザ光が反射され、反射光の強弱を検出して、前記光ディスク1に記録されている情報(データ)を読み取り、電気信号に変換する。前記FEP3は、読み出された再生信号を増幅し、ゲインを調整し、不要な高域ノイズ成分の除去と必要な信号帯域の強調処理を行う。強調処理を行われた再生信号は、前記A/D変換器4により、デジタル信号に変換され、前記再生波形データ15として前記DRC5に入力される。前記DRC5では再生波形データ15を2値化処理し、前記再生2値化データ6と前記再生2値化データ6に同期した前記再生クロック7を出力する。ここで前記ユーザデータ領域検出部33は前記再生クロック7と前記再生波形データ15を用いてユーザデータ領域フラグ34を生成する。前記ユーザデータ領域検出部33は、前記ユーザデータ領域フラグ34を生成する際に用いるカウンタを有してもよい。
本発明の実施の形態2にかかる光ディスク再生装置の再生波形データ15とユーザデータ領域フラグ34のタイミングチャートを図13に示す。
図13において、再生波形データ15のユーザデータ領域をユーザデータ領域フラグ34がHighの領域とし、再生波形データ15のアドレス領域をユーザデータ領域フラグ34がLowの領域とする場合を示す。なお、前記再生波形データ15と前記ユーザデータ領域フラグ34の関係は反転していてもよい。
前記ユーザデータ領域内連続データ検出部35は前記ユーザデータ領域フラグ34の検出区間中に前記再生波形データ15内に存在する連続データを前記再生2値化データ6によって検出し、連続データの連続性が損なわれた時点で状態が反転するユーザデータ領域内連続データフラグ36を生成する。
前記ユーザデータ領域内連続データフラグ36の状態変化を検出し、リトライ処理を実行するためのフラグ信号であるリトライフラグ21を生成するのが、前記リトライ制御部20である。リトライフラグ21は、ユーザデータ領域内連続データフラグ36の状態変化に連動して、状態が変化する。例えば、リトライフラグ21は、ユーザデータ領域内連続データフラグ36がHighからLowに状態変化したときに、LowからHigh、またはHighからLowに状態が変化し、リトライ処理が実行される。
図12に示した本発明の実施の形態2にかかる光ディスク再生装置の、リトライフラグ生成のタイミングチャートを図14に示す。
図14において、ユーザデータ区間フラグ34がHighの区間内で再生波形データ15のユーザデータ領域の連続データを検出する。再生波形データ15のユーザデータ領域は複数の連続データを有しており、決められた間隔で連続データが存在する。ユーザデータ領域内連続データ検出部35により、ユーザデータ領域フラグ34がHighの区間内の連続データを検出し、再生波形データ15のユーザデータ領域内の連続データがあるべき箇所に存在しないとき、ユーザデータ領域内連続データフラグ36は、HighからLowに状態変化する。ユーザデータ領域内連続データフラグ36の状態変化と連動して、リトライフラグ21はLowからHighになる。
また、図15に示すように、前記ユーザデータ領域内連続データフラグ36の状態変化をカウントするユーザデータ領域内連続データカウンタ37を有し、前記ユーザデータ領域内連続データカウンタ37のカウント値であるユーザデータ領域内連続データカウント値38がN(Nは任意の整数)回になった時点で前記リトライフラグ21の状態を変化させてもよい。
図15に示した本発明の実施の形態2にかかる光ディスク再生装置の、リトライフラグ生成のタイミングチャートを図16に示す。
図16において、ユーザデータ領域フラグ34がHighの区間内で連続データを検出する。ここで、ユーザデータ領域フラグ34がHighの区間内に連続データがあるべき箇所にすべて存在する場合は連続データはN+1個あるとする。また、リトライ制御部20は、連続データがN+1個あればリトライ処理を行わないよう設定されているものとする。ユーザデータ領域内連続データ検出部35によりユーザデータ領域フラグ34がHighの区間内の連続データを検出しユーザデータ領域内連続データフラグ36が出力され、ユーザデータ領域内連続データカウンタ37により、ユーザデータ領域内連続データカウント値38がカウントアップされる。図16に示すように、ユーザデータ領域フラグ34がHighからLowになったときに連続データがあるべき箇所に存在せずユーザデータ領域内連続データカウント値38がNである場合、リトライ制御部20に設定されている数値のN+1より小さいため、リトライフラグ21をLowからHighに状態変化し、リトライ処理を行う。
また、図17に示すように、前記ユーザデータ領域内連続データカウント値38と、CPUにより可変に設定できるユーザデータ領域内連続データ閾値39とを比較するユーザデータ領域内連続データ比較器40を有し、比較結果によって状態が変化するユーザデータ領域内連続データ比較フラグ41によって前記リトライフラグ21の状態を変化させてもよい。
図17に示した本発明の実施の形態2にかかる光ディスク再生装置の、リトライフラグ生成のタイミングチャートを図18に示す。
図18において、ユーザデータ領域フラグ34がHighの区間内で連続データを検出する。ここで、ユーザデータ領域内連続データ閾値39は、ユーザデータ領域内連続データ比較器40にCPU11により設定され、変更することができる。図18ではユーザデータ領域内連続データ閾値39はMである場合を示す。ユーザデータ領域内連続データ検出部35によりユーザデータ領域フラグ34がHighの区間内の連続データを検出しユーザデータ領域内連続データフラグ36が出力され、ユーザデータ領域内連続データカウンタ37により、ユーザデータ領域内連続データカウント値38がカウントアップされる。ユーザデータ領域フラグ34がHighからLowになったときに、ユーザデータ領域内連続データ比較器40により、ユーザデータ領域内連続データカウント値38とユーザデータ領域内連続データ閾値39を比較する。ここで、連続データがあるべき箇所に存在せずユーザデータ領域内連続データカウント値38はM−1であり、ユーザデータ領域内連続データ閾値39のMより小さいため、ユーザデータ領域内連続データ比較フラグ41はHighからLowに状態変化する。このとき、リトライフラグ21はLowからHighに状態変化し、リトライ処理を行う。
なお、ユーザデータ領域内連続データカウント値38がユーザデータ領域内連続データ閾値39より大きいか又は等しいときは、ユーザデータ領域内連続データ比較フラグ41はHigh、リトライフラグ21はLowのままであり、リトライ処理を行わない。
また、図19に示すように、前記ユーザデータ領域内連続データ検出部35にて連続データが不連続になったときに状態が変化するユーザデータ領域内不連続データフラグ42を生成し、前記ユーザデータ領域内不連続データフラグ42の状態変化をカウントするユーザデータ領域内不連続データカウンタ43を有し、前記ユーザデータ領域内不連続データカウンタ43のカウント値であるユーザデータ領域内不連続データカウント値44がN(Nは任意の整数)回になった時点で前記リトライフラグ21の状態を変化させてもよい。
図19に示した本発明の実施の形態2にかかる光ディスク再生装置の、リトライフラグ生成のタイミングチャートを図20に示す。
図20において、ユーザデータ領域フラグ34がHighの区間内で連続データの不連続を検出する。ユーザデータ領域内連続データ検出部35により、連続データが連続して検出されないとき、連続データの不連続が検出される。ここで、リトライ制御部20はユーザデータ領域内不連続データカウント値44がNになったとき、リトライフラグ21をLowからHighに状態変化するよう設定されている。ユーザデータ領域内連続データ検出部35によりユーザデータ領域フラグ34がHighの区間内の連続データが不連続であることを検出しユーザデータ領域内不連続データフラグ42が出力され、ユーザデータ領域内不連続データカウンタ43により、ユーザデータ領域内不連続データカウント値44がカウントアップされる。図20に示すように、ユーザデータ領域内不連続データカウント値44がNになったとき、リトライフラグ21をLowからHighに状態変化し、リトライ処理を行う。
ここで、ユーザデータ領域フラグ34がHighからLowになる前に、ユーザデータ領域内不連続データカウント値44がNになったときは、その時点で、リトライフラグ21をLowからHighに状態変化する。
また、図21に示すように、前記ユーザデータ領域内不連続データカウント値44と、CPUにより可変に設定できるユーザデータ領域内不連続データ閾値45とを比較するユーザデータ領域内不連続データ比較器46を有し、比較結果によって状態が変化するユーザデータ領域内不連続データ比較フラグ47によって前記リトライフラグ21の状態を変化させてもよい。
図21に示した本発明の実施の形態2にかかる光ディスク再生装置の、リトライフラグ生成のタイミングチャートを図22に示す。
図22において、ユーザデータ領域フラグ34がHighの区間内で連続データの不連続を検出する。ユーザデータ領域内連続データ検出部35により、連続データが連続して検出されないとき、連続データの不連続が検出される。また、ユーザデータ領域内不連続データ閾値45は、ユーザデータ領域内不連続データ比較器46にCPU11により設定され、変更することができる。図22ではユーザデータ領域内不連続データ閾値45はMである場合を示す。ユーザデータ領域内連続データ検出部35によりユーザデータ領域フラグ34がHighの区間内の連続データが不連続であることを検出しユーザデータ領域内不連続データフラグ42が出力され、ユーザデータ領域内不連続データカウンタ43により、ユーザデータ領域内不連続データカウント値44がカウントアップされる。ユーザデータ領域内不連続データ比較器46により、ユーザデータ領域内不連続データカウント値44とユーザデータ領域内不連続データ閾値45を比較する。ここで、連続データがあるべき箇所に存在せず、ユーザデータ領域内不連続データカウント値44はMになったとき、ユーザデータ領域内連続データ閾値45のMと等しいため、ユーザデータ領域内不連続データ比較フラグ47はLowからHighに状態変化する。このとき、リトライフラグ21はLowからHighに状態変化し、リトライ処理を行う。
ここで、ユーザデータ領域フラグ34がHighからLowになる前に、ユーザデータ領域内不連続データカウント値44がMになった時は、その時点で、リトライフラグ21をLowからHighに状態変化する。
なお、ユーザデータ領域フラグ34がHighの区間内でユーザデータ領域内不連続データカウント値44がユーザデータ領域内不連続データ閾値45より小さいときは、ユーザデータ領域内不連続データ比較フラグ47はLowのままであり、リトライ処理を行わない。
以上のように、本実施の形態によれば、記録媒体におけるユーザが記録できる領域を検出するユーザデータ領域検出部33と、前記ユーザデータ領域検出部33によって検出されたユーザデータ領域内に存在する一定周期で出現するユーザデータ領域内連続データを検出するユーザデータ領域内連続データ検出部35と、光ディスク1に記録されたデータを再度読み出すリトライ処理を制御するリトライ制御部20とを備え、前記ユーザデータ領域内連続データの連続性を観測し、連続性が損なわれた時点でリトライ処理をするようにしたので、光ディスクへのアクセス時間を短縮することができる。
(実施の形態3)
図23〜図33を参照して、本発明の実施の形態3にかかる光ディスク再生装置について説明する。
図23は、本発明の実施の形態3にかかる光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。
図23に示すように、光ディスク再生装置は、光ディスク1、光学レーザ2、FEP3、A/D変換器4、DRC5、FMT8、メモリ9、ECC10、CPU11、サーボ制御部12、レーザ制御部13、モータ制御部14、アドレスデータ領域検出部48、アドレスデータ領域内連続データ検出部50、リトライ制御部20によって構成され、前記光学レーザ2によって前記光ディスク1の記録面上に照射されたレーザ光が反射され、反射光の強弱を検出して、前記光ディスク1に記録されている情報(データ)を読み取り、電気信号に変換する。前記FEP3は、読み出された再生信号を増幅し、ゲインを調整し、不要な高域ノイズ成分の除去と必要な信号帯域の強調処理を行う。強調処理を行われた再生信号は、前記A/D変換器4により、デジタル信号に変換され、前記再生波形データ15として前記DRC5に入力される。前記DRC5では再生波形データ15を2値化処理し、前記再生2値化データ6と前記再生2値化データ6に同期した前記再生クロック7を出力する。ここで前記アドレスデータ領域検出部48は前記再生クロック7と前記再生波形データ15を用いてアドレスデータ領域フラグ49を生成する。前記アドレスデータ領域検出部48は、前記アドレスデータ領域フラグ49を生成する際に用いるカウンタを有してもよい。
本発明の実施の形態3にかかる光ディスク再生装置の再生波形データ15とアドレスデータ領域フラグ49のタイミングチャートを図24に示す。
図24において、再生波形データ15のアドレス領域をアドレスデータ領域フラグ49がHighの領域とし、再生波形データ15のユーザデータ領域をアドレスデータ領域フラグ49がLowの領域とする場合を示す。なお、前記再生波形データ15と前記アドレスデータ領域フラグ49の関係は反転していてもよい。
前記アドレスデータ領域内連続データ検出部50は前記アドレスデータ領域フラグ49の検出区間中に前記再生波形データ15内に存在する連続データを前記再生2値化データ6によって検出し、連続データの連続性が損なわれた時点で状態が反転するアドレスデータ領域内連続データフラグ51を生成する。
前記アドレスデータ領域内連続データフラグ51の状態変化を検出し、リトライ処理を実行するためのフラグ信号であるリトライフラグ21を生成するのが、前記リトライ制御部20である。リトライフラグ21は、アドレスデータ領域内連続データフラグ51の状態変化に連動して、状態が変化する。例えば、リトライフラグ21は、アドレスデータ領域内連続データフラグ51がHighからLowに状態変化したときに、LowからHigh、またはHighからLowに状態が変化し、リトライ処理が実行される。
図23に示した本発明の実施の形態3にかかる光ディスク再生装置の、リトライフラグ生成のタイミングチャートを図25に示す。
図25において、アドレスデータ領域フラグ49がHighの区間内で再生波形データ15のアドレス領域の連続データを検出する。再生波形データ15のアドレス領域は複数の連続データを有しており、決められた間隔で連続データが存在する。アドレスデータ量域内連続データ検出部50により、アドレスデータ領域フラグ49がHighの区間内の連続データを検出し、再生波形データ15のアドレス領域内の連続データがあるべき箇所に存在しないとき、アドレスデータ領域内連続データフラグ51は、HighからLowに状態変化する。アドレスデータ領域内連続データフラグ51の状態変化と連動して、リトライフラグ21はLowからHighになる。
また、図26に示すように、前記アドレスデータ領域内連続データフラグ51の状態変化をカウントするアドレスデータ領域内連続データカウンタ52を有し、前記アドレスデータ領域内連続データカウンタ52のカウント値であるアドレスデータ領域内連続データカウント値53がN(Nは任意の整数)回になった時点で前記リトライフラグ21の状態を変化させてもよい。
図26に示した本発明の実施の形態3にかかる光ディスク再生装置の、リトライフラグ生成のタイミングチャートを図27に示す。
図27において、アドレスデータ領域フラグ49がHighの区間内で連続データを検出する。ここで、アドレスデータ領域フラグ49がHighの区間内に連続データがあるべき箇所にすべて存在する場合は連続データはN+1個あるとする。また、あらかじめ、リトライ制御部20は、連続データがN+1個あればリトライ処理を行わないように設定されているものとする。アドレスデータ領域内連続データ検出部50によりアドレスデータ領域フラグ49のHIghの区間内の連続データを検出しアドレスデータ領域内連続データフラグ51が出力され、アドレスデータ領域内連続データカウンタ52により、ユーザデータ領域内連続データカウント値53がカウントアップされる。図27に示すように、アドレスデータ領域フラグ49がHighからLowになったときに連続データがあるべき箇所に存在せずユーザデータ領域内連続データカウント値53がNである場合、リトライ制御部20に設定されている数値のN+1より小さいため、リトライフラグ21をLowからHighに状態変化し、リトライ処理を行う。
また、図28に示すように、前記アドレスデータ領域内連続データカウント値53と、CPUにより可変に設定できるアドレスデータ領域内連続データ閾値54とを比較するアドレスデータ領域内連続データ比較器55を有し、比較結果によって状態が変化するアドレスデータ領域内連続データ比較フラグ56によって前記リトライフラグ21の状態を変化させてもよい。
図28に示した本発明の実施の形態3にかかる光ディスク再生装置の、リトライフラグ生成のタイミングチャートを図29に示す。
図29において、アドレスデータ領域フラグ49がHighの区間内で連続データを検出する。ここで、アドレスデータ領域内連続データ閾値54は、アドレスデータ領域内連続データ比較器55にCPU11により設定され、変更することができる。図29ではアドレスデータ領域内連続データ閾値54はMである場合を示す。アドレスデータ領域内連続データ検出部50によりアドレスデータ領域フラグ49がHighの区間内の連続データを検出しアドレスデータ領域内連続データフラグ51が出力され、アドレスデータ領域内連続データカウンタ52により、アドレスデータ領域内連続データカウント値53がカウントアップされる。アドレスデータ領域フラグ49がHighからLowになったときに、アドレスデータ領域内連続データ比較器55により、アドレスデータ領域内連続データカウント値53とアドレスデータ領域内連続データ閾値54を比較する。ここで、連続データがあるべき箇所に存在せずアドレスデータ領域内連続データカウント値53はM−1であり、アドレスデータ領域内連続データ閾値54のMより小さいため、アドレスデータ領域内連続データ比較フラグ56はHighからLowに状態変化する。このとき、リトライフラグ21はLowからHighに状態変化し、リトライ処理を行う。
なお、アドレスデータ領域内連続データカウント値53がアドレスデータ領域内連続データ閾値54より大きいか又は等しいときは、アドレスデータ領域内連続データ比較フラグ56はHigh、リトライフラグ21はLowのままであり、リトライ処理を行わない。
また、図30に示すように、前記アドレスデータ領域内連続データ検出部50にて連続データが不連続になったときに状態が変化するアドレスデータ領域内不連続データフラグ57を生成し、前記アドレスデータ領域内不連続データフラグ57の状態変化をカウントするアドレスデータ領域内不連続データカウンタ58を有し、前記アドレスデータ領域内不連続データカウンタ58のカウント値であるアドレスデータ領域内不連続データカウント値59がN(Nは任意の整数)回になった時点で前記リトライフラグ21の状態を変化させてもよい。
図30に示した本発明の実施の形態3にかかる光ディスク再生装置の、リトライフラグ生成のタイミングチャートを図31に示す。
図31において、アドレスデータ領域フラグ49がHighの区間内で連続データの不連続を検出する。アドレスデータ領域内連続データ検出部50により、連続データが連続して検出されないとき、連続データの不連続が検出される。ここで、リトライ制御部20はアドレスデータ領域内不連続データカウント値59がNになったとき、リトライフラグ21をLowからHighに状態変化するように設定されている。アドレスデータ領域内連続データ検出部50によりアドレスデータ領域フラグ49がHighの区間内の連続データが不連続であることを検出しアドレスデータ領域内不連続データフラグ57が出力され、アドレスデータ領域内不連続データカウンタ58により、アドレスデータ領域内不連続データカウント値59がカウントアップされる。図31に示すように、アドレスデータ領域内不連続データカウント値59がNになったとき、リトライフラグ21をLowからHighに状態変化し、リトライ処理を行う。
ここで、アドレスデータ領域フラグ49がHighからLowになる前に、アドレスデータ領域内不連続データカウント値59がNになったときは、その時点で、リトライフラグ21をLowからHighに状態変化する。
また、図32に示すように、前記アドレスデータ領域内不連続データカウント値59と、CPUにより可変に設定できるアドレスデータ領域内不連続データ閾値60とを比較するアドレスデータ領域内不連続データ比較器61を有し、比較結果によって状態が変化するアドレスデータ領域内不連続データ比較フラグ62によって前記リトライフラグ21の状態を変化させてもよい。
図32に示した本発明の実施の形態3にかかる光ディスク再生装置の、リトライフラグ生成のタイミングチャートを図33に示す。
図33において、アドレスデータ領域フラグ49がHighの区間内で連続データの不連続を検出する。アドレスデータ領域内連続データ検出部50により、連続データが連続して検出されないとき、連続データの不連続が検出される。また、アドレスデータ領域内不連続データ閾値30は、アドレスデータ領域内不連続データ比較器61にCPU11により設定され、変更することができる。図33ではアドレスデータ領域内不連続データ閾値60はMである場合を示す。アドレスデータ領域内連続データ検出部50によりアドレスデータ領域フラグ49がHighの区間内の連続データが不連続であることを検出しアドレスデータ領域内不連続データフラグ57が出力され、アドレスデータ領域内不連続データカウンタ58により、アドレスデータ領域内不連続データカウント値59がカウントアップされる。アドレスデータ領域内不連続データ比較器61により、アドレスデータ領域内不連続データカウント値59とアドレスデータ領域内不連続データ閾値60を比較する。ここで、連続データがあるべき箇所に存在せず、アドレスデータ領域内不連続データカウント値59はMになったとき、アドレスデータ領域内連続データ閾値60のMと等しいため、アドレスデータ領域内不連続データ比較フラグ62はLowからHighに状態変化する。このとき、リトライフラグ21はLowからHighに状態変化し、リトライ処理を行う。
ここで、アドレスデータ領域フラグ49がHighからLowになる前に、アドレスデータ領域内不連続データカウント値59がMになった時は、その時点で、リトライフラグ21をLowからHighに状態変化する。
なお、アドレスデータ領域フラグ49がHighの区間内でアドレスデータ領域内不連続データカウント値59がアドレスデータ領域内不連続データ閾値60より小さいときは、アドレスデータ領域内不連続データ比較フラグ62はLowのままであり、リトライ処理を行わない。
なお、DVD−ROM/−R/+R/−RW/+RWはアドレスデータ領域とユーザデータ領域で各連続データの間隔が等しく、アドレスデータ領域とユーザデータ領域で区別する必要がないため、実施の形態1による光ディスク再生装置は、DVD−ROM/−R/+R/−RW/+RWの再生に適しており、DVD−RAMはアドレスデータ領域とユーザデータ領域で各連続データの間隔が異なっており、アドレスデータ領域とユーザデータ領域で区別する必要があるため、実施の形態2または3による光ディスク再生装置は、DVD−RAMの再生に適している。
以上のように、本実施の形態によれば、記録媒体におけるアドレスデータが記録されている領域を検出するアドレスデータ領域検出部48と、前記アドレスデータ領域検出部48によって検出されたアドレスデータ領域内に存在する一定周期で出現するアドレスデータ領域内連続データを検出するアドレスデータ領域内連続データ検出部50と、光ディスク1に記録されたデータを再度読み出すリトライ処理を制御するリトライ制御部20とを備え、前記アドレスデータ領域内連続データの連続性を観測し、連続性が損なわれた時点でリトライ処理をするようにしたので、光ディスクへのアクセス時間を短縮することができる。
また、本発明に係る光ディスク再生装置は、デジタル情報記録装置のリトライ処理に伴うリトライ制御部を有する光ディスク再生装置であって、リトライ処理を必要とする前記再生波形データに対し、連続コードの連続性を観測し、連続性が損なわれた時点でリトライ処理を実行することで、アクセス時間の短縮が可能となるので光ディスク再生装置等として有用である。
本発明の実施の形態1に係る光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る光ディスク再生装置に対し、データ区間フラグをより詳細に示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1に係る光ディスク再生装置に対し、再生処理データからリトライフラグ生成までをより詳細に示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1に係る光ディスク再生装置に対し、連続データカウンタを含む構成をより詳細に示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る光ディスク再生装置の連続データカウンタを含む構成に対し、再生処理データからリトライフラグ生成までをより詳細に示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1に係る光ディスク再生装置に対し、連続データ比較器及び連続データ閾値を含む構成をより詳細に示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る光ディスク再生装置の連続データ比較器及び連続データ閾値を含む構成に対し、再生処理データからリトライフラグ生成までをより詳細に示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1に係る光ディスク再生装置に対し、不連続データカウンタを含む構成をより詳細に示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る光ディスク再生装置の不連続データカウンタを含む構成に対し、再生処理データからリトライフラグ生成までをより詳細に示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1に係る光ディスク再生装置に対し、不連続データ比較器及び不連続データ閾値を含む構成をより詳細に示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る光ディスク再生装置の不連続データ比較器及び不連続データ閾値を含む構成に対し、再生処理データからリトライフラグ生成までをより詳細に示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2に係る光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る光ディスク再生装置に対し、ユーザデータ領域フラグをより詳細に示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2に係る光ディスク再生装置に対し、再生処理データからリトライフラグ生成までをより詳細に示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2に係る光ディスク再生装置に対し、ユーザデータ領域内連続データカウンタを含む構成をより詳細に示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る光ディスク再生装置のユーザデータ領域内連続データカウンタを含む構成に対し、再生処理データからリトライフラグ生成までをより詳細に示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2に係る光ディスク再生装置に対し、ユーザデータ領域内連続データ比較器及びユーザデータ領域内連続データ閾値を含む構成をより詳細に示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る光ディスク再生装置のユーザデータ領域内連続データ比較器及びユーザデータ領域内連続データ閾値を含む構成に対し、再生処理データからリトライフラグ生成までをより詳細に示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2に係る光ディスク再生装置に対し、ユーザデータ領域内不連続データカウンタを含む構成をより詳細に示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る光ディスク再生装置のユーザデータ領域内不連続データカウンタを含む構成に対し、再生処理データからリトライフラグ生成までをより詳細に示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2に係る光ディスク再生装置に対し、ユーザデータ領域内不連続データ比較器及びユーザデータ領域内不連続データ閾値を含む構成をより詳細に示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る光ディスク再生装置のユーザデータ領域内不連続データ比較器及びユーザデータ領域内不連続データ閾値を含む構成に対し、再生処理データからリトライフラグ生成までをより詳細に示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態3に係る光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る光ディスク再生装置に対し、アドレスデータ領域フラグをより詳細に示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態3に係る光ディスク再生装置に対し、再生処理データからリトライフラグ生成までをより詳細に示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態3に係る光ディスク再生装置に対し、アドレスデータ領域内連続データカウンタを含む構成をより詳細に示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る光ディスク再生装置のアドレスデータ領域内連続データカウンタを含む構成に対し、再生処理データからリトライフラグ生成までをより詳細に示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態3に係る光ディスク再生装置に対し、アドレスデータ領域内連続データ比較器及びアドレスデータ領域内連続データ閾値を含む構成をより詳細に示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る光ディスク再生装置のアドレスデータ領域内連続データ比較器及びアドレスデータ領域内連続データ閾値を含む構成に対し、再生処理データからリトライフラグ生成までをより詳細に示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態3に係る光ディスク再生装置に対し、アドレスデータ領域内不連続データカウンタを含む構成をより詳細に示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る光ディスク再生装置のアドレスデータ領域内不連続データカウンタを含む構成に対し、再生処理データからリトライフラグ生成までをより詳細に示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態3に係る光ディスク再生装置に対し、アドレスデータ領域内不連続データ比較器及びアドレスデータ領域内不連続データ閾値を含む構成をより詳細に示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る光ディスク再生装置のアドレスデータ領域内不連続データ比較器及びアドレスデータ領域内不連続データ閾値を含む構成に対し、再生処理データからリトライフラグ生成までをより詳細に示すタイミングチャートである。 ヘッダフィールドのデータ構成を示す図である。 レコーディングフィールドのデータ構成を示す図である。 従来の光ディスク再生装置の構成の例を示すブロック図である。 オフセットサンプリングの概要を示す図である。 ピークサンプリングの概要を示す図である。
符号の説明
1 光ディスク
2 光学レーザ
3 フロントエンドプロセッサ
4 A/D変換器
5 デジタルリードチャネル
6 再生2値化データ
7 再生クロック
8 復調回路
9 メモリ
10 誤り訂正回路
11 CPU
12 サーボ制御部
13 レーザ制御部
14 モータ制御部
15 再生波形データ
16 データ区間検出部
17 データ区間フラグ
18 連続データ検出部
19 連続データフラグ
20 リトライ制御部
21 リトライフラグ
22 連続データカウンタ
23 連続データカウント値
24 連続データ閾値
25 連続データ比較器
26 連続データ比較フラグ
27 不連続データフラグ
28 不連続データカウンタ
29 不連続データカウント値
30 不連続データ閾値
31 不連続データ比較器
32 不連続データ比較フラグ
33 ユーザデータ領域検出部
34 ユーザデータ領域フラグ
35 ユーザデータ領域内連続データ検出部
36 ユーザデータ領域内連続データフラグ
37 ユーザデータ領域内連続データカウンタ
38 ユーザデータ領域内連続データカウント値
39 ユーザデータ領域内連続データ閾値
40 ユーザデータ領域内連続データ比較器
41 ユーザデータ領域内連続データ比較フラグ
42 ユーザデータ領域内不連続データフラグ
43 ユーザデータ領域内不連続データカウンタ
44 ユーザデータ領域内不連続データカウント値
45 ユーザデータ領域内不連続データ閾値
46 ユーザデータ領域内不連続データ比較器
47 ユーザデータ領域内不連続データ比較フラグ
48 アドレスデータ領域検出部
49 アドレスデータ領域フラグ
50 アドレスデータ領域内連続データ検出部
51 アドレスデータ領域内連続データフラグ
52 アドレスデータ領域内連続データカウンタ
53 アドレスデータ領域内連続データカウント値
54 アドレスデータ領域内連続データ閾値
55 アドレスデータ領域内連続データ比較器
56 アドレスデータ領域内連続データ比較フラグ
57 アドレスデータ領域内不連続データフラグ
58 アドレスデータ領域内不連続データカウンタ
59 アドレスデータ領域内不連続データカウント値
60 アドレスデータ領域内不連続データ閾値
61 アドレスデータ領域内不連続データ比較器
62 アドレスデータ領域内不連続データ比較フラグ

Claims (15)

  1. 光ディスクに記録されたデータを読み出し、再生する記録データ再生部と、
    前記記録データ再生部にて読み出された再生データに含まれる一定周期で出現する連続データを検出する連続データ検出部と、
    光ディスクに記録されたデータを再度読み出すリトライ処理を制御するリトライ処理制御部とを備え、
    前記連続データの連続性を観測し、連続性が損なわれた時点でリトライ処理をする、
    ことを特徴とする光ディスク再生装置。
  2. 請求項1記載の光ディスク再生装置において、
    前記連続データの連続回数をカウントする連続データカウンタと、
    任意のデータ区間を検出するデータ区間検出部を備え、
    ある任意のデータ区間内の前記連続データカウンタのカウント値に基づき、リトライ処理をする、
    ことを特徴とする光ディスク再生装置。
  3. 請求項2記載の光ディスク再生装置において、
    任意のデータ区間内の前記連続データカウンタのカウント値と、可変に設定できる連続データ閾値を比較する連続データ比較器を備え、
    前記連続データ比較器にて比較した比較結果に基づき、リトライ処理をする、
    ことを特徴とする光ディスク再生装置。
  4. 請求項1記載の光ディスク再生装置において、
    前記連続データの不連続回数をカウントする不連続データカウンタと、
    任意のデータ区間を検出するデータ区間検出部を備え、
    任意のデータ区間内の前記不連続データカウンタのカウント値に基づき、リトライ処理をする、
    ことを特徴とする光ディスク再生装置。
  5. 請求項4記載の光ディスク再生装置において、
    任意のデータ区間内の前記不連続データカウンタのカウント値と、可変に設定できる不連続データ閾値を比較する不連続データ比較器を備え、
    前記不連続データ比較器にて比較した比較結果に基づき、リトライ処理をする、
    ことを特徴とする光ディスク再生装置。
  6. 光ディスクに記録されたデータを読み出し、再生する記録データ再生部と、
    前記記録媒体におけるユーザが記録できる領域を検出するユーザデータ領域検出部と、
    前記ユーザデータ領域検出部によって検出されたユーザデータ領域内に存在する一定周期で出現するユーザデータ領域内連続データを検出するユーザデータ領域内連続データ検出部と、
    光ディスクに記録されたデータを再度読み出すリトライ処理を制御するリトライ処理制御部とを備え、
    前記ユーザデータ領域内連続データの連続性を観測し、連続性が損なわれた時点でリトライ処理をする、
    ことを特徴とする光ディスク再生装置。
  7. 請求項6記載の光ディスク再生装置において、
    前記ユーザデータ領域内連続データの連続回数をカウントするユーザデータ領域内連続データカウンタを備え、
    前記ユーザデータ領域内連続データカウンタのカウント値に基づき、リトライ処理をする、
    ことを特徴とする光ディスク再生装置。
  8. 請求項7記載の光ディスク再生装置において、
    前記ユーザデータ領域内連続データカウンタのカウント値と、可変に設定できるユーザデータ領域内連続データ閾値を比較するユーザデータ領域内連続データ比較器を備え、
    前記ユーザデータ領域内連続データ比較器にて比較した比較結果に基づき、リトライ処理をする、
    ことを特徴とする光ディスク再生装置。
  9. 請求項6記載の光ディスク再生装置において、
    前記ユーザデータ領域内連続データの不連続回数をカウントするユーザデータ領域内不連続データカウンタを備え、
    前記ユーザデータ領域内不連続データカウンタのカウント値に基づき、リトライ処理をする、
    ことを特徴とする光ディスク再生装置。
  10. 請求項9記載の光ディスク再生装置において、
    前記ユーザデータ領域内不連続データカウンタのカウント値と、可変で設定できるユーザデータ領域内不連続データ閾値を比較するユーザデータ領域内不連続データ比較器を備え、
    前記ユーザデータ領域内不連続データ比較器にて比較した比較結果に基づき、リトライ処理をする、
    ことを特徴とする光ディスク再生装置。
  11. 光ディスクに記録されたデータを読み出し、再生する記録データ再生部と、
    前記記録媒体におけるアドレスデータが記録されている領域を検出するアドレスデータ領域検出部と、
    前記アドレスデータ領域検出部によって検出されたアドレスデータ領域内に存在する一定周期で出現するアドレスデータ領域内連続データを検出するアドレスデータ領域内連続データ検出部と、
    光ディスクに記録されたデータを再度読み出すリトライ処理を制御するリトライ処理制御部とを備え、
    前記アドレスデータ領域内連続データの連続性を観測し、連続性が損なわれた時点でリトライ処理をする、
    ことを特徴とする光ディスク再生装置。
  12. 請求項11記載の光ディスク再生装置において、
    前記アドレスデータ領域内連続データの連続回数をカウントするアドレスデータ領域内連続データカウンタを備え、
    前記アドレスデータ領域内連続データカウンタのカウント値に基づき、リトライ処理をする、
    ことを特徴とする光ディスク再生装置。
  13. 請求項12記載の光ディスク再生装置において、
    前記アドレスデータ領域内連続データカウンタのカウント値と、可変に設定できるアドレスデータ領域内連続データ閾値を比較するアドレスデータ領域内連続データ比較器を備え、
    前記アドレスデータ領域内連続データ比較器にて比較した比較結果に基づき、リトライ処理をする、
    ことを特徴とする光ディスク再生装置。
  14. 請求項11記載の光ディスク再生装置において、
    前記アドレスデータ領域内連続データの不連続回数をカウントするアドレスデータ領域内不連続データカウンタを備え、
    前記アドレスデータ領域内不連続データカウンタのカウント値に基づき、リトライ処理をする、
    ことを特徴とする光ディスク再生装置。
  15. 請求項14記載の光ディスク再生装置において、
    前記アドレスデータ領域内不連続データカウンタのカウント値と、可変に設定できるアドレスデータ領域内不連続データ閾値を比較するアドレスデータ領域内不連続データ比較器を備え、
    前記アドレスデータ領域内不連続データ比較器にて比較した比較結果に基づき、リトライ処理をする、
    ことを特徴とする光ディスク再生装置。
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